JP2013236772A - パチンコ遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】表示装置の前方に位置する作動位置P3に移動可能な第一可動役物28と、前記表示装置の周囲であって、前記第一可動役物の第一の定常位置P1よりも下方にある第二の定常位置P2に配置され、前記作動位置P3に移動可能な第二可動役物29と、を備えるものであって、前記演出情報は、少なくとも前記第一可動役物28及び第二可動役物29の動作等によって演出され、前記演出情報実行手段の実行によって前記演出情報選択手段により所定の演出情報が選択されたとき、第二可動役物29を第二の定常位置P2から作動位置P3に移動させた後、第二可動役物29を第二の定常位置P2へと移動させるのと略同時に第一可動役物28を第一の定常位置P1から作動位置P3へと移動させる。
【選択図】図3
Description
なお、以下の説明では、遊技機1を遊技者から見て、手前側を遊技機1の前側とし、奥側を遊技機1の後側として、前後方向を規定する。また、遊技機1を遊技者から見て、左手側を遊技機1の左側とし、右手側を遊技機1の右側として、左右方向を規定する。
遊技領域7内には、可変入賞装置22と、始動ゲート23と、大入賞装置24と、普通図柄表示装置25と、特別図柄表示装置26と、装飾図柄表示装置27と、第一可動役物28と、第二可動役物29と、が設けられる。
なお、本実施形態では、普通図柄40の図柄要素として、「○」及び「×」の図柄が使用される。「○」及び「×」の図柄は、LED表示部39に、交互に変動しながら表示される。そして、普通図柄遊技の当り判定の結果が当りであると、「○」の図柄で変動が停止される。一方、普通図柄遊技の当り判定の結果がハズレであると、「×」の図柄で変動が停止される。
なお、本実施形態では、特別図柄42を表示するための7セグメントLED表示部41が設けられる。特別図柄42は、7セグメントLED表示部41にて変動しながら表示される。そして、特別図柄遊技の大当り判定の結果が大当りであると、所定の当り図柄で変動が停止される。一方、特別図柄遊技の大当り判定の結果がハズレであると、所定のハズレ図柄で変動が停止される。
なお、装飾図柄44・44・44の変動が停止する順番は、リーチ演出等の特定の演出内容がない場合には、3つの変動領域のうちの左から順番に停止される。また、リーチ演出等の特定の演出内容がある場合には、3つの変動領域のうちの右から順番に停止されたり、中から順番に停止されたり、その停止される順番が変化する。
なお、本実施形態では、装飾図柄44・44・44の図柄要素として、「0」「1」「2」「3」「4」「5」「6」「7」の数字図柄が使用される。
ここで、装飾図柄遊技の当り判定の結果がハズレである場合の演出内容は、3つの変動領域に表示された装飾図柄44・44・44がそれぞれ停止する順番や、停止した組み合わせによって、「リーチハズレ」(リーチ演出あり)と「完全ハズレ」(リーチ演出なし)とに区分される。
第一可動役物28は、その動作によって演出を行う装置である。図5に示すように、第一可動役物28は、演出時以外において配置される第一の定常位置P1と、演出時において配置される作動位置P3との間を移動する。第一可動役物28の第一の定常位置P1は、装飾図柄表示装置27の周囲に設けられており、本実施形態においては、遊技領域7内の中央上部であって、装飾図柄表示装置27の取り付けられる開口部45の上方に設けられる。作動位置P3は、装飾図柄表示装置27の前方に設けられている。第一可動役物28は、前側可動役物47と、後側可動役物48と、から構成されている。
レール50は、装飾図柄表示装置27の周囲に設けられており、本実施形態においては、遊技領域7内の右側方部であって、遊技盤4の後方に設けられている。レール50の上下にはストッパ50aが設けられており、第一可動役物28及び第二可動役物29がレール50から抜けるのを防止している。
また、レール50の中途部には、図6に示すように、後述する突起47dと係合するためのレール側突起50bが設けられている。
役物本体47aは、遊技者に対して、演出を表示するために使用される部材であり、演出時以外において第一の定常位置P1に配置される。本実施形態においては、円形状に形成されている。また、役物本体47aの中心には文字が記載されており、本実施形態においては「A」の文字が記載されている。
アーム47bは、直方体状に形成されており、一端が役物本体47aに連結されており、他端が滑動部材47cに連結されている。
滑動部材47cは、レール50に係合しており、レール50に沿って上下方向へ滑動可能に構成されている。
役物本体48aは、遊技者に対して、演出を表示するために使用される部材であり、演出時以外において第一の定常位置P1に配置される。本実施形態においては、円形状に形成されている。また、役物本体48aの中心には文字が記載されており、本実施形態においては、図7(c)に示すように「B」の文字が記載されている。第一の定常位置P1に配置されている際には、前側可動役物47の役物本体47aと重なる位置に配置されているため、前側可動役物47の役物本体47aに隠された状態となっている。
アーム48bは、一端が役物本体48aに連結されており、他端が滑動部材48cに連結されている。また、アーム48bは横方向と平行な部分と、下方へ傾斜した部分とから構成されている。
滑動部材48cは、レール50に係合しており、レール50に沿って上下方向へ滑動可能に構成されている。滑動部材48cは、前側可動役物47の滑動部材47cよりも下方に配置されている。また、滑動部材48cは、前側可動役物47の滑動部材47cと同一のレール50上に配置されているため、前側可動役物47の滑動部材47cよりも上方へ移動することができないように構成されている。
役物本体29aは、遊技者に対して、演出を表示するために使用される部材であり、演出時以外において第二の定常位置P2に配置される。本実施形態においては、円形状に形成されている。
アーム29bは、一端が役物本体29aに連結されており、他端が滑動部材29cに連結されている。また、アーム29bは横方向と平行な部分と、下方へ傾斜した部分とから構成されている。
滑動部材29cは、レール50に係合しており、レール50に沿って上下方向へ滑動可能に構成されている。滑動部材29cは、後側可動役物48の滑動部材48cよりも下方に配置されている。また、滑動部材29cは、後側可動役物48の滑動部材48cと同一のレール50上に配置されているため、後側可動役物48の滑動部材48cよりも上方へ移動することができないように構成されている。
通常時、すなわち、演出情報が選択されていない状態、または、第一可動役物28及び第二可動役物29の動作が行われない演出情報が選択された場合においては、第一可動役物28及び第二可動役物29は、図5に示すように、それぞれ第一の定常位置P1及び第二の定常位置P2に配置されている。すなわち、第一可動役物用モータ129がワイヤーを巻き上げることにより、第一可動役物28の後側可動役物48が第一の定常位置P1に配置される。前側可動役物47は後側可動役物に押し上げられて第一の定常位置P1に配置される。第二可動役物29は、図示せぬワイヤーのテンションを緩めることによりレールの下端に設けられたストッパ50aと当接することにより第二の定常位置P2に配置されている。
図7(a)に示す状態においては、第一可動役物28は、通常時と同じく第一の定常位置P1に配置されている。また、第二可動役物29は、作動位置P3に配置される。すなわち、第二可動役物用モータ130を駆動して図示せぬワイヤーを巻き上げることにより、第二可動役物29を上昇させて作動位置P3まで移動させる。
第一可動役物28の前側可動役物47は、作動位置P3よりも下方に配置される。すなわち、図示せぬワイヤーのテンションを一部緩めることにより、前側可動役物47が作動位置P3よりも下方に落下させ、作動位置P3にあった前側可動役物47と第二可動役物29とを当接させる。また、第二可動役物29は、図7(b)に示す状態と同じく第二の定常位置P2に配置されている。
これらの主制御CPU55と主制御ROM59と主制御RAM58と主制御入出力回路(I/O)56とは、バスによって相互に接続されている。主制御ROM59には、制御プログラムや各種の制御処理に使用される制御データ等が予め記憶されている。主制御RAM58には、主制御CPU55による処理事項が一時的に記憶されている。そして、主制御CPU55は、主制御RAM58をワークエリアとし、主制御ROM59に予め記憶されている制御プログラムや各種の制御データ等に基づいて制御動作を実行する。また、主制御CPU55には、主制御クロック回路57が接続される。主制御クロック回路57は、クロック信号を生成し、当該クロック信号が所定周期(例えば、4ms)毎に主制御CPU55に入力される。
これらのサブ制御CPU91とサブ制御ROM95とサブ制御RAM94とサブ制御入出力回路(I/O)92とは、バスによって相互に接続されている。サブ制御ROM95には、制御プログラムや各種の制御処理に使用される制御データ等が予め記憶されている。サブ制御RAM94には、サブ制御CPU91による処理事項が一時的に記憶されている。そして、サブ制御CPU91は、サブ制御RAM94をワークエリアとし、サブ制御ROM95に予め記憶されている制御プログラムや各種の制御データ等に基づいて制御動作を実行する。サブ制御CPU91には、サブ制御クロック回路93が接続される。サブ制御クロック回路93は、クロック信号を生成し、当該クロック信号が所定周期(例えば、4ms)毎にサブ制御CPU91に入力される。
ここで、「演出パターン」とは、装飾図柄表示装置27の液晶表示部43に表示される装飾図柄44・44・44の演出内容を設定するものである。なお、「演出パターン」は、その内容に応じて、「リーチ当り」と、「リーチハズレ」と、「完全ハズレ」と、に区分される。「リーチ当り」とは、リーチ演出の後に装飾図柄遊技の当り判定の結果が当りであると報知される演出内容である。「リーチハズレ」とは、リーチ演出の後に装飾図柄遊技の当り判定の結果がハズレであると報知される演出内容である。「完全ハズレ」とは、リーチ演出がなく装飾図柄遊技の当り判定の結果がハズレであると報知される演出内容である。また、「リーチ当り」は、その内容に応じて、「ノーマルリーチ当り」と、「スーパーリーチ1当り」と、「スーパーリーチ2当り」と、に区分される。また、「リーチハズレ」は、その内容に応じて、「ノーマルリーチハズレ」と、「スーパーリーチ1ハズレ」と、「スーパーリーチ2ハズレ」と、に区分される。
これらの表示制御CPU101と表示制御ROM105と表示制御RAM104とVDP106とVROM107とVRAM108と表示制御入出力回路(I/O)102とは、バスによって相互に接続されている。表示制御ROM105には、制御プログラムや各種の制御処理に使用される制御データ等が予め記憶されている。表示制御RAM104には、表示制御CPU101による処理事項が一時的に記憶されている。VROM107には、表示プログラムや各種の表示処理に使用される表示データ等が予め記憶されている。VRAM108には、VDP106による処理事項が一時的に記憶されている。なお、表示制御CPU101には、表示制御クロック回路103が接続される。表示制御クロック回路103は、クロック信号を生成し、当該クロック信号が所定周期(例えば、4ms)毎に表示制御CPU101に入力される。
これらの動作制御CPU121と、動作制御ROM125と、動作制御RAM124と、動作制御入出力回路(I/O)122とは、バスによって相互に接続されている。動作制御ROM125には、制御プログラムや各種の制御処理に使用される制御データ等が予め記憶されている。動作制御RAM124には、動作制御CPU121による処理事項が一時的に記憶されている。
なお、装飾図柄遊技では、当り判定の結果が遊技者に報知される前に、装飾図柄遊技の当り判定の結果が当りとなって大当り遊技状態への移行を想起させるような予告演出が装飾図柄表示装置27の液晶表示部43に表示される。
主制御CPU55は、始動口30に遊技球が入賞したと判定した場合、つまり主制御CPU55が始動口センサ33の始動口入賞信号を受信した場合には、ステップS102へ移行する。
一方、主制御CPU55は、始動口30に遊技球が入賞していないと判定した場合、つまり主制御CPU55が始動口センサ33の始動口入賞信号を受信していない場合には、ステップS104へ移行する。
主制御CPU55は、特別図柄遊技の(変動)保留回数が4回以上であると判定した場合、つまり特図変動保留回数カウンタ64のカウンタ値が「4」である場合には、ステップS104へ移行する。
一方、主制御CPU55は、特別図柄遊技の(変動)保留回数が4回以上でないと判定した場合、つまり特図変動保留回数カウンタ64のカウンタ値が「4」でない場合には、ステップS103へ移行する。
主制御CPU55は、ステップS103の処理を行った後、ステップS104へ移行する。
なお、条件装置とは、役物連続作動装置が作動するための条件となる装置である。条件装置は、特別図柄42が予め設定された所定の当り図柄で停止されると作動を開始する。条件装置の作動開始によって役物連続作動装置が作動し、これによって遊技状態が大当り遊技状態へ移行する。
主制御CPU55は、条件装置が作動中である場合、つまり大当り遊技状態フラグ67がオン状態である場合には、主制御回路54の特別図柄遊技の処理を、図13のフローチャートに戻す。
一方、主制御CPU55は、条件装置が作動中でない場合、つまり大当り遊技状態フラグ67がオフ状態である場合には、ステップS105へ移行する。
主制御CPU55は、特別図柄表示装置26に表示された特別図柄42が変動中である場合、つまり特別図柄変動表示フラグ69がオン状態である場合には、ステップS112へ移行する。
一方、主制御CPU55は、特別図柄表示装置26に表示された特別図柄42が変動中でない場合、つまり特別図柄変動表示フラグ69がオフ状態である場合には、ステップS106へ移行する。
主制御CPU55は、特別図柄表示装置26に表示された特別図柄42が停止図柄表示時間中である場合、つまり特別図柄停止図柄表示フラグ70がオフ状態である場合には、ステップS116へ移行する。
一方、主制御CPU55は、特別図柄表示装置26に表示された特別図柄42が停止図柄表示時間中でない場合、つまり特別図柄停止図柄表示フラグ70がオン状態である場合には、ステップS107へ移行する。
主制御CPU55は、特別図柄遊技の(変動)保留回数が0回であると判定した場合、つまり特図変動保留回数カウンタ64のカウンタ値が「0」である場合には、主制御回路54の特別図柄遊技の処理を、図13のフローチャートに戻す。
一方、主制御CPU55は、特別図柄遊技の(変動)保留回数が0回でないと判定した場合、つまり特図変動保留回数カウンタ64のカウンタ値が「0」でない場合には、ステップS108へ移行する。
主制御CPU55は、ステップS103において適宜のカウンタ値記憶エリア66に格納された大当りカウンタ60のカウンタ値と、大当り判定テーブル記憶エリア75に記憶された大当り判定テーブル83において当該カウンタ値に対応する判定結果と、により特別図柄遊技の大当り判定の結果が大当りであるか否かを判定する。そして、特別図柄遊技の大当り判定の結果が大当りであると判定すると、大当り遊技状態フラグ67をオフ状態からオン状態に設定する。
主制御CPU55は、ステップS108の処理を行った後、ステップS109へ移行する。
なお、この変動パターンの選択についての詳細な説明は後述する。
主制御CPU55は、ステップS109の処理を行った後、ステップS110へ移行する。
主制御CPU55は、ステップS110の処理を行った後、ステップS111へ移行する。
主制御CPU55は、ステップS111の処理を行った後、主制御回路54の特別図柄遊技の処理を、図13のフローチャートに戻す。
主制御CPU55は、特別図柄42の変動時間が特別図柄変動時間を経過した場合、つまり特図用タイマカウンタ62のカウンタ値がステップS109において選択された変動パターンを経過した場合には、ステップS113へ移行する。
一方、主制御CPU55は、特別図柄42の変動時間が特別図柄変動時間を経過していない場合、つまり特図用タイマカウンタ62のカウンタ値がステップS109において選択された変動パターンを経過していない場合には、主制御回路54の特別図柄遊技の処理を、図13のフローチャートに戻す。
主制御CPU55は、ステップS113の処理を行った後、ステップS114へ移行する。
主制御CPU55は、ステップS114の処理を行った後、ステップS115へ移行する。
主制御CPU55は、ステップS115の処理を行った後、ステップS116へ移行する。
主制御CPU55は、変動を停止した特別図柄42の表示時間が特別図柄停止図柄表示時間を経過した場合、つまり特図用タイマカウンタ62のカウンタ値が、ステップS115において設定された特別図柄停止図柄表示時間を経過した場合には、ステップS117へ移行する。
一方、主制御CPU55は、変動を停止した特別図柄42の表示時間が特別図柄停止図柄表示時間を経過していない場合、つまり特図用タイマカウンタ62のカウンタ値が、ステップS115において設定された特別図柄停止図柄表示時間を経過していない場合には、特別電動役物遊技に移行する。
主制御CPU55は、変動を停止した特別図柄42の組み合わせが条件装置を作動させることとなる図柄の組み合わせである場合、つまり大当りフラグがオン状態である場合には、ステップS118へ移行する。
一方、主制御CPU55は、変動を停止した特別図柄42の組み合わせが条件装置を作動させることとなる図柄の組み合わせでない場合、つまり大当りフラグがオフ状態である場合には、主制御回路54の特別図柄遊技の処理を、図13のフローチャートに戻す。
主制御CPU55は、ステップS118の処理を行った後、ステップS119へ移行する。
役物連続作動装置は、遊技状態を大当り遊技状態とするのに必要な装置である。役物連続装置の作動が開始されると、大当り遊技状態フラグ67がオフ状態からオン状態とされ、遊技状態が大当り遊技状態へ移行する。
主制御CPU55は、ステップS119の処理を行った後、主制御回路54の特別図柄遊技の処理を、図13のフローチャートに戻す。
主制御CPU55は、大当りである場合、つまり大当り遊技状態フラグ67がオン状態である場合には、ステップS202へ移行する。
一方、主制御CPU55は、大当りでない場合、つまり大当り遊技状態フラグ67がオフ状態である場合には、ステップS203へ移行する。
主制御CPU55は、ステップS103において適宜のカウンタ値記憶エリア66に格納された変動パターン選択カウンタ61のカウンタ値と、大当り変動パターン選択テーブル記憶エリア78に記憶された大当り変動パターン選択テーブル86において当該カウンタ値に対応する判定結果と、により変動パターンを選択する。
なお、本実施形態では、上述の如く、変動パターンとして「変動パターンE」、「変動パターンF」又は「変動パターンG」が選択される(図8参照)。
主制御CPU55が、ステップS202の処理を行った後、遊技状態が大当り遊技状態である場合の変動パターンの選択は終了する。
主制御CPU55は、ステップS103において適宜のカウンタ値記憶エリア66に格納された変動パターン選択カウンタ61のカウンタ値と、ハズレ変動パターン選択テーブル記憶エリア79に記憶されたハズレ変動パターン選択テーブル87aにおいて当該カウンタ値に対応する判定結果と、により変動パターンを選択する。
なお、本実施形態では、上述の如く、変動パターンとして「変動パターンA」、「変動パターンB」、「変動パターンC」又は「変動パターンD」が選択される(図9参照)。
主制御CPU55が、ステップS203の処理を行った後、遊技状態が大当り遊技状態でない場合の変動パターンの選択は終了する。
サブ制御CPU91は、主制御回路54にて選択された変動パターンに関する信号を受信したと判定した場合には、ステップS302へ移行する。
一方、サブ制御CPU91は、主制御回路54にて選択された変動パターンに関する信号を受信していないと判定した場合には、ステップS304へ移行する。
なお、上述(図12参照)の如く、変動パターンとして「変動パターンA」が選択された場合には、演出パターンとして「演出パターンA」が選択され、演出内容として「完全ハズレ」が選択される。また、変動パターンとして「変動パターンB」が選択された場合には、演出パターンとして「演出パターンB」が選択され、演出内容として「ノーマルリーチハズレ」が選択される。また、変動パターンとして「変動パターンC」が選択された場合には、演出パターンとして「演出パターンC」選択され、演出内容として「スーパーリーチ1ハズレ」が選択される。また、変動パターンとして「変動パターンD」が選択された場合には、演出パターンとして「演出パターンD」が選択され、演出内容として「スーパーリーチ2ハズレ」が選択される。また、変動パターンとして「変動パターンE」が選択された場合には、演出パターンとして「演出パターンE」が選択され、演出内容として「ノーマルリーチ当り」が選択される。また、変動パターンとして「変動パターンF」が選択された場合には、演出パターンとして「演出パターンF」が選択され、演出内容として「スーパーリーチ1当り」が選択される。また、変動パターンとして「変動パターンG」が選択された場合には、演出パターンとして「演出パターンG」が選択され、演出内容として「スーパーリーチ2当り」が選択される。
サブ制御CPU91は、ステップS302の処理を行った後、ステップS303へ移行する。
サブ制御CPU91は、ステップS303の処理を行った後、ステップS304へ移行する。
サブ制御CPU91は、主制御回路54から確定信号を受信したと判定した場合には、ステップS305へ移行する。
一方、サブ制御CPU91は、主制御回路54から確定信号を受信していないと判定した場合には、再びステップS301へ移行する。
サブ制御CPU91は、ステップS305の処理を行った後、再びステップS301へ移行する。
表示制御CPU101は、サブ制御回路90にて選択された演出パターンに関する信号を受信したと判定した場合には、ステップS402へ移行する。
一方、表示制御CPU101は、サブ制御回路90にて選択された変動パターンに関する信号を受信していないと判定した場合には、ステップS403へ移行する。
表示制御CPU101は、サブ制御回路90から確定信号の受信に関する信号(装飾図柄44・44・44の変動の停止命令)を受信したと判定した場合には、ステップS404へ移行する。
一方、表示制御CPU101は、サブ制御回路90から確定信号の受信に関する信号(装飾図柄44・44・44の変動の停止命令)を受信していないと判定した場合には、再びステップS401へ移行する。
表示制御CPU101は、ステップS404の処理を行った後、再びステップS401へ移行する。
動作制御CPU121は、サブ制御回路90にて選択された演出パターンに関する信号を受信したと判定した場合には、ステップS412へ移行する。
一方、動作制御CPU121は、サブ制御回路90にて選択された変動パターンに関する信号を受信していないと判定した場合には、ステップS413へ移行する。
動作制御CPU121は、サブ制御回路90から確定信号の受信に関する信号を受信したと判定した場合には、ステップS414へ移行する。
一方、動作制御CPU121は、サブ制御回路90から確定信号の受信に関する信号を受信していないと判定した場合には、再びステップS411へ移行する。
動作制御CPU121は、ステップS414の処理を行った後、再びステップS411へ移行する。
演出パターンCにおける第一可動役物28及び第二可動役物29の演出内容としては、装飾図柄表示装置27が演出を行っている間に、第一に、図24(a)及び(b)に示すように、第二可動役物29を第二の定常位置P2から作動位置へと上昇させる。すなわち、第二可動役物用モータ130を駆動して図示せぬワイヤーを巻き上げることにより、第二可動役物29を上昇させる。第二に、図24(c)に示すように、作動位置P3にあった第二可動役物29を作動位置P3から第二の定常位置P2へと落下させる。すなわち、ワイヤーのテンションを緩めることにより第二可動役物29を重力によって下方へ落下させる。それと同時に、図24(c)に示すように、第一の定常位置P1にあった第一可動役物28を作動位置P3へと落下させる。すなわち、ワイヤーのテンションを緩めることにより第一可動役物28を重力によって下方へ落下させる。第一可動役物28の前側可動役物47及び後側可動役物48は正面視で重なった位置に配置されており、後側可動役物48は前側可動役物47に隠れて遊技者からは見えないように配置されている。第三に、図24(d)に示すように、第一可動役物28を作動位置P3から第一の定常位置P1へと上昇させる。すなわち、第一可動役物用モータ129を駆動して図示せぬワイヤーを巻き上げることにより、後側可動役物48を上昇させて、後側可動役物48と共に前側可動役物47も上昇させる。
演出パターンFにおける第一可動役物及び第二可動役物の演出内容は、演出パターンCにおける第一可動役物28及び第二可動役物29の演出内容と同様であるので、説明を省略する。
このように構成することにより、表示装置を見ていた遊技者に対して、第二可動役物29が表示画面の前方に移動した後、第二可動役物29から第一行動役物28に突如切り替わったかのような錯覚を与えることができ、遊技者の興趣を高めることができる。
このように構成することにより、第二可動役物29が第一可動役物28に切り替わるための時間が短くなるため、錯覚が起きやすくなり、遊技者の興趣を高めることができる。
Claims (2)
- 遊技球が転動する遊技領域を有する遊技盤と、
前記遊技領域に配置されて、遊技球が入賞可能な始動口と、
遊技球の前記始動口への入賞に基づいて、遊技者に有利となる遊技状態を付与する大当り遊技を開始するか否かの大当り判定を行う大当り判定手段と、
前記大当り判定手段による大当り判定の判定結果を遊技者に報知するための演出情報を選択する演出情報選択手段と、
前記演出情報選択手段により選択された演出情報を実行する演出情報実行手段と、
前記演出情報実行手段の実行によって前記演出情報選択手段により選択された演出情報を表示領域内に表示して前記大当り判定の判定結果を遊技者に報知する表示装置と、
前記表示装置の周囲に位置する第一の定常位置に配置され、表示装置の前方に位置する作動位置に移動可能な第一可動役物と、
前記表示装置の周囲であって、前記第一可動役物の第一の定常位置とは異なる第二の定常位置に配置され、前記作動位置に移動可能な第二可動役物と、を備えるパチンコ遊技機であって、
前記演出情報は所定の演出情報を含み、該所定の演出情報は、前記第一可動役物及び第二可動役物の動作によって演出され、
前記演出情報実行手段の実行によって前記演出情報選択手段により前記所定の演出情報が選択されたとき、前記第二可動役物を第二の定常位置から作動位置に移動させた後、前記第二可動役物を第二の定常位置へと移動させるのと略同時に第一可動役物を第一の定常位置から前記作動位置へと移動させる、
ことを特徴とする、パチンコ遊技機。 - 前記第二の定常位置は表示装置の下方周囲に位置し、前記第一の定常位置は表示装置の上方周囲に位置し、
前記第二可動役物は前記作動位置から前記第二の定常位置へ自由落下可能とし、
前記第一可動役物は前記第一の定常位置から前記作動位置へ自由落下可能とし、
前記第二可動役物を第二の定常位置から前記作動位置に移動させた後、前記第二可動役物と、第一可動役物とを略同時に自由落下させる、
ことを特徴とする、請求項1に記載のパチンコ遊技機。
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