JP2013235069A - 光ファイバ把持部材、メカニカルスプライス、および光コネクタ - Google Patents

光ファイバ把持部材、メカニカルスプライス、および光コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2013235069A
JP2013235069A JP2012106321A JP2012106321A JP2013235069A JP 2013235069 A JP2013235069 A JP 2013235069A JP 2012106321 A JP2012106321 A JP 2012106321A JP 2012106321 A JP2012106321 A JP 2012106321A JP 2013235069 A JP2013235069 A JP 2013235069A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
gripping
cable
blade portions
gripping member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012106321A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5598870B2 (ja
Inventor
Koji Seo
浩司 瀬尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP2012106321A priority Critical patent/JP5598870B2/ja
Publication of JP2013235069A publication Critical patent/JP2013235069A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5598870B2 publication Critical patent/JP5598870B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Abstract

【課題】 インドアケーブルおよびドロップケーブルの両方に使用可能な把持部材等を提供する。
【解決手段】 把持部材10は、本体1と図示を省略した蓋部材とからなる。本体1には、ケーブル挿入溝が形成される。ケーブル挿入溝5は、一方の側に開口する。ケーブル挿入溝5の内側面には、互いに対向するように、刃部3a、3b、3c、3dがそれぞれ離間して形成される。第1の刃部である刃部3a、3bが形成される部位が、第1の把持部となる。また、第2の刃部である刃部3c、3dが形成される部位が、第2の把持部となる。すなわち、第1の把持部には、第1の刃部が2組形成され、第1の把持部よりも、ケーブル挿入溝5の開口側に形成される第2の把持部には、第2の刃部が2組形成される。対向する刃部3a、3bそれぞれの先端同士の間隔は、対応する刃部3c、3dそれぞれの先端同士の間隔よりも狭い。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバケーブルを把持する光ファイバ把持部材、およびこれを用いたメカニカルスプライス、光コネクタに関するものである。
光ファイバケーブル同士の接続や、光ファイバケーブルをコネクタ等に固定するために、光ファイバ把持部材が用いられる(例えば特許文献1)。光ファイバ把持部材は、光ファイバケーブルの外被を把持する部材である。
特開2002−323645号公報
光ファイバケーブルをしては、屋外用のドロップケーブルや屋内用のインドアケーブルがある。ドロップケーブルは、例えば、厚さ2mm×幅3.1mmの略矩形断面形状である。また、インドアケーブルは、例えば、厚さ1.6mm×幅2.0mmの略矩形断面形状である。すなわち、ドロップケーブルとインドアケーブルとでは、サイズが異なる。
図8は、従来の把持部材を示す平面図である。なお、図において、蓋部材の図示を省略する。図8(a)に示すように、把持部材100aは、インドアケーブル107を把持するための部材である。把持部材100aの本体101には、インドアケーブル107を挿入するためのケーブル挿入溝105が形成される。ケーブル挿入溝105の両側面には、2組の刃部103a、103bが形成される。刃部103a、103bは、それぞれ、互いに対向して一対形成される。
インドアケーブル107をケーブル挿入溝105の上方から挿入することで、刃部103a、103bがインドアケーブル107の外被に食い込み、インドアケーブル107を把持することができる。ここで、刃部103aのみでは、インドアケーブル107の引張力には耐えることができるが、繰り返しの曲げ変形が付与されると、刃部103aの把持部がずれる恐れがある。これに対し、刃部103bを設けることで、刃部103bには曲げ力は付与されるが、刃部103aは、曲げ変形の影響を受けないため、刃部103aによって、インドアケーブル107を把持し、ずれを防止することができる。したがって、少なくとも2組の刃部103a、103bが設けられる。
同様に、図8(b)に、把持部材100bは、ドロップケーブル109を把持するための部材である。ドロップケーブル109をケーブル挿入溝105の上方から挿入することで、刃部103c、103dがドロップケーブル109の外被に食い込み、ドロップケーブル109を把持することができる。ここで、繰り返しの曲げ変形が付与されても、確実にドロップケーブル109を把持し、ずれを防止するためには、少なくとも2組の刃部103c、103dでドロップケーブル109を把持することが望ましい。
把持部材100bは、把持部材100aと略同様の構成であるが、ケーブル挿入溝105の幅が異なる。前述の通り、ドロップケーブル109は、インドアケーブル107と厚さが異なる。したがって、ドロップケーブル109を確実に把持するためには、インドアケーブル107を把持する場合と比較して、刃部103a、103bの間隔を広くする必要がある。
このように、ケーブル挿入溝105の幅を、インドアケーブル107とドロップケーブル109によって変える必要がある。すなわち、インドアケーブル107用の把持部材100aと、ドロップケーブル109用の把持部材100bとは、刃部103a、103bのそれぞれの間隔を変える必要がある。したがって、インドアケーブル107用と、ドロップケーブル109用の2種類の把持部材を使い分ける必要がある。
しかし、現場においては、ドロップケーブル109とインドアケーブル107とが混在する場合がある。このような場合には、それぞれのケーブル用に、異なる把持部材100a、100bを準備する必要があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、インドアケーブルおよびドロップケーブルの両方に使用可能な把持部材等を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、第1の発明は、光ファイバケーブルの把持部材であって、相対的に細い光ファイバケーブルの被覆部を把持する第1の把持部と、相対的に太い光ファイバケーブルの被覆部を把持する第2の把持部と、を具備し、前記第1の把持部には、幅方向に対向する少なくとも1組の第1の刃部が設けられ、前記第2の把持部には、幅方向に対向する少なくとも2組の第2の刃部が設けられ、対向する互いの前記第1の刃部同士の間隔が、対向する互いの第2の刃部の間隔よりも狭いことを特徴とする光ファイバ把持部材である。
前記第1の把持部と、前記第2の把持部との間には、幅方向に対して段差が形成され、前記第1の把持部の幅が、前記第2の把持部の幅よりも狭いことが望ましい。
対向する互いの前記第1の刃部同士の間隔は、0.8mm以上1.2mm未満であり、対向する互いの前記第2の刃部同士の間隔は、1.2mm以上1.4mm未満であってもよい。
前記第1の刃部または前記第2の刃部の少なくとも一部は、光ファイバケーブルの挿入側である上方から、下方に向かって徐々に間隔が狭くなるようにテーパ形状で形成されてもよい。
前記第1の把持部または前記第2の把持部の少なくとも一方において、底部の上面または蓋部の下面に突起が形成されてもよい。
この場合、前記突起は、前記第2の把持部において、底面および蓋部の略対向する位置に少なくとも一対形成され、前記第1の把持部と前記第2の把持部との間には、上下方向に段差が形成され、前記第1の把持部の上下面間隔が、前記第2の把持部の上下面間隔よりも狭く、対向する前記突起の先端同士の間隔は、前記第1の把持部の上下面間隔よりも狭くてもよい。
第1の発明によれば、第1の刃部と第2の刃部とで、刃先の間隔が異なるため、インドアケーブルとドロップケーブルとの両方に使用することができる。
また、第1の把持部と第2の把持部とで幅方向に段差を形成することで、ドロップケーブルを挿入する際に、挿入位置を容易に把握することができる。
この際、対向する互いの第1の刃部同士の間隔は、0.8mm以上1.2mm未満であり、対向する互いの第2の刃部同士の間隔は、1.2mm以上1.4mm未満であれば、通常用いられるインドアケーブルとドロップケーブルを確実に把持することができる。
また、第1の刃部または前記第2の刃部の少なくとも一部は、光ファイバケーブルの挿入側である上方から、下方に向かって徐々に間隔が狭くなるようにテーパ形状で形成されることで、インドアケーブルまたはドロップケーブルを上下方向にも確実に把持することができる。
また、第1の把持部または第2の把持部の少なくとも一方において、底部の上面または蓋部の下面に突起が形成されることで、インドアケーブルまたはドロップケーブルを上下方向にも確実に把持することができる。
この場合、第2の把持部において、突起が底面および蓋部の略対向する位置に少なくとも一対形成され、第1の把持部と第2の把持部との間には、上下方向に段差が形成され、第1の把持部の上下面間隔が、第2の把持部の上下面間隔よりも狭く、対向する突起の先端同士の間隔を、第1の把持部の上下面間隔よりも狭くすることで、インドアケーブルおよびドロップケーブルのいずれに対しても、突起でケーブルを上下方向に把持することができる。
第2の発明は、第1の発明にかかる光ファイバ把持部材を用い、前記光ファイバ把持部材の少なくとも1組の前記第1の刃部と、少なくとも2組の前記第2の刃部により光ファイバケーブルが把持され、前記光ファイバケーブルが把持された一対の前記光ファイバ把持部材が収容され、それぞれの前記光ファイバケーブルの先端の光ファイバ心線が本体と蓋部材とで挟み込まれて把持されることを特徴とするメカニカルスプライスである。
また、第3の発明は、第1の発明にかかる光ファイバ把持部材を用い、前記光ファイバ把持部材の少なくとも1組の前記第1の刃部と、少なくとも2組の前記第2の刃部により光ファイバケーブルが把持され、一方の端部には、前記光ファイバケーブルが把持された前記光ファイバ把持部材が収容され、他方の端部に他のコネクタとの接続部を有することを特徴とする光コネクタである。
第2、第3の発明によれば、確実に光ファイバケーブルが把持されたメカニカルスプライスおよび光コネクタを提供することができる。
本発明によれば、インドアケーブルおよびドロップケーブルの両方に使用可能な把持部材等を提供することができる。
(a)は把持部材10にインドアケーブル7が把持された状態を示す平面図、(b)は把持部材10にドロップケーブル9が把持された状態を示す平面図。 (a)は把持部材10aにインドアケーブル7が把持された状態を示す平面図、(b)は把持部材10aにドロップケーブル9が把持された状態を示す平面図。 (a)は把持部材10bにインドアケーブル7が把持された状態を示す平面図、(b)は把持部材10bにドロップケーブル9が把持された状態を示す平面図。 (a)は把持部材10bにインドアケーブル7が把持された状態を示す断面図、(b)は把持部材10bにドロップケーブル9が把持された状態を示す断面図。 把持部材10bにドロップケーブル9が把持された他の状態を示す断面図。 (a)は把持部材10cにインドアケーブル7が把持された状態を示す断面図、(b)は把持部材10cにドロップケーブル9が把持された状態を示す縦断面図。 (a)はメカニカルスプライス20を示す図、(b)は光コネクタ30を示す図。 (a)は従来の把持部材100aにインドアケーブル107が把持された状態を示す平面図、(b)は把持部材100bにドロップケーブル109が把持された状態を示す平面図。
以下、本発明の実施の形態にかかる把持部材10について説明する。図1は把持部材10を示す図であり、図1(a)はインドアケーブル7を把持した状態を示す平面図、図1(b)はドロップケーブル9を把持した状態を示す平面図である。なお、以下の平面図においては、蓋部材の図示を省略する。また、本体1には、把持部材10を他の固定部等に固定するためのラッチ等が形成されるが、図示を省略する。
把持部材10は、本体1と図示を省略した蓋部材とからなる。本体1には、ケーブル挿入溝5が形成される。ケーブル挿入溝5は、一方の側に開口する。ケーブル挿入溝5の内側面には、互いに対向するように、刃部3a、3b、3c、3dがそれぞれ離間して形成される。
第1の刃部である刃部3a、3bが形成される部位が、第1の把持部となる。また、第2の刃部である刃部3c、3dが形成される部位が、第2の把持部となる。すなわち、第1の把持部には、第1の刃部が2組形成され、第1の把持部よりもケーブル挿入溝5の開口側(図中右側)に形成される第2の把持部には、第2の刃部が2組形成される。
対向する刃部3a、3bそれぞれの先端同士の間隔は、対応する刃部3c、3dそれぞれの先端同士の間隔よりも狭い。図1(a)に示すように、把持部材10にインドアケーブル7を把持させる場合には、インドアケーブル7の外被先端部近傍が、刃部3a、3bの間に配置されるように、インドアケーブル7がケーブル挿入溝5の上方から挿入される。インドアケーブル7の厚さは、刃部3a、3bの刃先端部の間隔よりも厚い。したがって、刃部3a、3bの先端が、インドアケーブル7の外被に食い込むことで、インドアケーブル7を把持することができる。
同様に、図1(b)に示すように、把持部材10にドロップケーブル9を把持させる場合には、ドロップケーブル9の外被先端部近傍が、刃部3c、3dの間に配置されるように、ドロップケーブル9がケーブル挿入溝5の上方から挿入される。ドロップケーブル9の厚さは、刃部3c、3dの刃先端部の間隔よりも厚い。したがって、刃部3c、3dの先端が、ドロップケーブル9の外被に食い込むことで、ドロップケーブル9を把持することができる。
なお、本実施形態では、インドアケーブル7を挿入した際に、刃部3c、3dの先端は、インドアケーブル7に接触してもよく、接触しなくても良い。インドアケーブル7は、少なくとも2組の刃部3a、3bで把持されるため、前述したように、繰り返しの曲げ力が付与されても、インドアケーブル7がずれることがない。同様に、ドロップケーブル9は、少なくとも2組の刃部3c、3dで把持されるため、前述したように、繰り返しの曲げ力が付与されても、ドロップケーブル9がずれることがない。
以上説明したように、本実施の形態によれば、刃部3a、3bと刃部3c、3dの先端部間隔が異なり、奥側(図中左側)の刃部3a、3bの先端部間隔を、開口部側(図中右側)の刃部3c、3dの先端部間隔よりも狭くしているため、インドアケーブル7およびドロップケーブル9の両方を把持することができる。この際、インドアケーブル7およびドロップケーブル9のいずれに対しても、少なくとも2組の刃部で把持するため、繰り返し曲げによって、インドアケーブル7およびドロップケーブル9が本体1に対してずれることがない。
次に、第2の実施の形態について説明する。図2は把持部材10aを示す図であり、図2(a)はインドアケーブル7を把持した状態を示す平面図、図2(b)はドロップケーブル9を把持した状態を示す平面図である。なお、以下の説明において、把持部材10と同様の構成については、図1と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
把持部材10aは、把持部材10と略同様の構成であるが、ケーブル挿入溝の内側面に段差11が形成される点で異なる。把持部材10aでは、刃部3a、3bの形成部におけるケーブル挿入溝5の幅が、刃部3c、3dの形成部におけるケーブル挿入溝5の幅よりも狭く設定される。すなわち、第1の把持部の幅が、第2の把持部の幅よりも狭く設定される。
ここで、刃部3a、3b、および刃部3c、3dの刃部先端間隔は、把持部材10と同様である。また、第1の把持部におけるケーブル挿入溝5の幅は、インドアケーブル7の厚さよりも広く、ドロップケーブル9の厚さよりも狭いことが望ましい。このようにすることで、ドロップケーブル9が第1の把持部に誤って挿入されることを防止することができる。
第2の実施の形態にかかる把持部材10aによれば、把持部材10と同様の効果を得ることができる。また、ドロップケーブル9を、誤って第1の把持部に挿入することを防止することができる。
次に、第3の実施の形態について説明する。図3は把持部材10bを示す図であり、図3(a)はインドアケーブル7を把持した状態を示す平面図、図3(b)はドロップケーブル9を把持した状態を示す平面図である。把持部材10bは、把持部材10aと略同様の構成であるが、第1の把持部には、刃部3aのみが形成される点で異なる。
前述のように、インドアケーブル7を刃部3aのみで把持すると、インドアケーブル7の繰り返しの曲げによって、把持部がずれる恐れがある。しかし、図3(a)に示すように、把持部材10bでは、刃部3aが確実にインドアケーブル7の外被に食い込んで把持するとともに、第2の把持部である刃部3c、3dの先端が、わずかにインドアケーブル7の外被と接触(食い込む)する。すなわち、刃部3c、3dの対向する刃先端同士の間隔は、インドアケーブル7の厚さよりもわずかに狭く設定される。
したがって、インドアケーブル7に繰り返しの曲げが付与されても、刃部3c、3dがこの動きを受け止めるため、刃部3aの把持部に、曲げ力が伝わることがない。したがって、刃部3aにおける、把持位置のずれを防止することができる。
一方、図3(b)に示すように、ドロップケーブル9を把持する際には、前述と同様に、ドロップケーブル9が、段差11によって第2の把持部に挿入され、刃部3c、3dの2組の刃によって確実に把持される。したがって、ドロップケーブル9のずれを防止することができる。
ここで、確実に外被に刃部を食い込ませて把持するためには、刃部の食い込み代は、片側0.2mm以上であることが望ましい。一方、食い込み代が片側0.4mm以上になると、ケーブルの挿入性が悪くなる。これに対し、インドアケーブル7の厚みは、通常1.6mmである。したがって、対向する互いの刃部3aの先端部の間隔は、0.8mm以上1.2mm未満であることが望ましい。刃部3aの先端部間隔が狭すぎると、インドアケーブル7の挿入抵抗が大きくなりすぎ、刃部3aの先端部間隔が広すぎると、インドアケーブル7の把持力が弱くなるためである。
また、ドロップケーブル9の厚みは、通常2.0mmである。したがって、対向する互いの刃部3c、3d先端部のそれぞれの間隔は、1.2mm以上1.6mm未満であることが望ましい。刃部3c、3dの先端部間隔が狭すぎると、ドロップケーブル9の挿入抵抗が大きくなりすぎる。また、刃部3c、3dの先端部間隔が広すぎると、ドロップケーブル9の把持力が弱くなる。さらに、刃部3c、3dの先端間隔が1.4mm未満であれば、インドアケーブル7に対しても片側0.1mm以上食い込ませることができるため、より望ましい。したがって、より確実に、インドアケーブル7の曲げ力に対する、ずれ抑制効果を得ることができる。
第3の実施の形態にかかる把持部材10bによれば、把持部材10a等と同様の効果を得ることができる。また、第1の把持部が刃部3aのみとなるため、第1の把持部の長さを短くすることができる。したがって、把持部材全体の長さを短くすることができる。
次に、本発明にかかる把持部材において、インドアケーブル7およびドロップケーブル9の上下方向の把持構造について説明する。前述の通り、把持部材の幅方向の把持構造については、第1の把持部および第2の把持部において、刃部先端間隔を変えることで、両ケーブルに共用することを可能にした。これに対し、さらに上下方向(刃部同士の対向方向に対して垂直な方向)に対しても把持構造を有することが望ましい。
図4は把持部材10bを用いた例を示す図であり、図4(a)はインドアケーブル7を把持した状態を示す断面図、図4(b)はドロップケーブル9を把持した状態を示す断面図である。なお、他の把持部材10、10aに対しても、同様に適用可能である。
把持部材10bは、本体1の上部に蓋部17が被せられて固定される。蓋部17および本体1には、第1の把持部と第2の把持部との間に、段差13が形成される。なお、段差13は、必ずしも蓋部17および本体1の両方に形成される必要はなく、少なくとも一方に形成されれば良い。
段差13によって、第1の把持部の上下面高さは、第2の把持部の上下面高さよりも狭くなる。したがって、第1の把持部においては、インドアケーブル7を本体1と蓋部17とで挟み込むことができる。また、第2の把持部の端部において、蓋部17および本体1の両方に、互いに略対向するように突起15が形成される。すなわち、突起15は、蓋部17の下面および本体1の底部の上面側に形成される。
図4(a)に示すように、突起15の先端間隔は、インドアケーブル7の幅よりも狭い。したがって、蓋部17を本体1に固定した状態で、突起15の先端が、インドアケーブル7の両側面に食い込み、把持することができる。したがって、インドアケーブル7は、把持部材10bにおいて、刃部3aおよび刃部3c、3dによって把持されるとともに、蓋部17および本体1により先端が挟み込まれて、さらに突起15によって把持される。
また、図4(b)に示すように、ドロップケーブル9を挿入した場合には、段差13によって、ドロップケーブル9の挿入位置を把握することができるとともに、上下の突起15がドロップケーブル9の両側部に食い込むことで、確実に把持することができる。すなわち、ドロップケーブル9は、刃部3c、3dおよび突起15によって確実に把持される。
なお、図5に示すように、突起15の先端がドロップケーブル9等に完全に食い込むのではなく、突起15が変形する(または潰れる)ようにしてもよい。このように突起15を変形させても、ドロップケーブル9等を上下から押さえることができる。
このような構成とすることで、インドアケーブル7およびドロップケーブル9の両者に対して、上下方向からも確実に把持することができる。したがって、インドアケーブル7またはドロップケーブル9を把持させた状態で、上下方向に繰り返し曲げを付与しても、把持部がずれることがない。
また、図6に示す把持部材10cのようにして、ドロップケーブル9等を上下方向から把持してもよい。把持部材10cでは、突起15は、蓋部17のみに形成される。すなわち、突起15は、上方からのみドロップケーブル9等を把持する。
一方、図6(b)に示すように、刃部3a、3c、3dは、インドアケーブル7およびドロップケーブル9の挿入側である上方から、下方に向かって徐々に刃先端同士の間隔が狭くなるようにテーパ形状で形成される。したがって、ドロップケーブル9等は、刃部3c、3d等の間に挿入される際、下方に行くにつれて挿入抵抗が大きくなる。すなわち、上方から蓋部17を閉じると、突起15によってドロップケーブル9等は下方に押し付けられて刃部3c、3dで把持される。したがって、ドロップケーブル9を上下方向から把持し、上下方向の曲げ時におけるずれ等を防止することができる。
なお、このような場合において、刃部の先端同士の間隔とは、刃部の下端部(最小間隔)の間隔を指すものとする。すなわち、前述した、刃部先端同士の望ましい寸法等は、刃部の最小間隔における寸法等を指すものとする。
次に、本発明にかかる把持部材の使用例について説明する。本発明にかかる把持部材は、メカニカルスプライスに用いることができる。例えば、図7(a)に示すように、把持部材10cによって把持されたインドアケーブル7同士を接続する場合には、メカニカルスプライス20が用いられる。メカニカルスプライス20の両端部には、固定部21が形成される。固定部21には、それぞれ、把持部材10cが固定される。なお、前述したように、把持部材10cは、固定部21に固定するためのラッチ等が形成される。
メカニカルスプライス20では、把持部材10cで把持された例えばインドアケーブル7の内部の光ファイバ心線を、蓋部材と本体とで挟み込んで保持することができる。例えば、本体には、軸方向に沿ってV溝が形成され、外周からばね部材によって蓋部材と本体とを挟み込むことで、光ファイバ心線が蓋部材と本体との間で保持される。光ファイバ心線の先端同士を突き合わせた状態で、蓋部材と本体との間に保持することで、両者を光接続することができる。
この際、それぞれのインドアケーブル7が、把持部材10cによって確実に把持される。このため、光ファイバ心線に過剰に力が付与されることがない。したがって、確実に光接続を行うことができる。なお、インドアケーブル7に代えて、ドロップケーブル9であっても同様である。また、把持部材10cに代えて、他の実施の形態の把持部材を用いてもよい。また、メカニカルスプライスとしては、把持部材を固定可能であり、光ファイバ心線同士を保持することができれば、形状は問わない。
また、本発明の把持部材は、光コネクタとして用いることもできる。例えば、図7(b)に示すように、一方の端部には、固定部21が設けられ、固定部21には、把持部材10cが固定される。他方の端部には、他のコネクタ等と接続可能なコネクタ31が設けられる。なお、コネクタ31内には、光ファイバ心線が固定されたフェルールが内蔵される。また、フェルールに固定された光ファイバ心線と、インドアケーブル7の光ファイバ心線とは、光コネクタ30内部に形成されるメカニカルスプライス等の構造によって互いに光接続される。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、各実施の形態にかかるそれぞれの把持部材の構成は、互いに組み合わせることもできる。
1………本体
3a、3b、3c、3d………刃部
5………ケーブル挿入溝
7………インドアケーブル
9………ドロップケーブル
10、10a、10b、10c………把持部材
11………段差
13………段差
15………突起
17………蓋部
20………メカニカルスプライス
21………固定部
30………光コネクタ
31………コネクタ

Claims (8)

  1. 光ファイバケーブルの把持部材であって、
    相対的に細い光ファイバケーブルの被覆部を把持する第1の把持部と、
    相対的に太い光ファイバケーブルの被覆部を把持する第2の把持部と、
    を具備し、
    前記第1の把持部には、幅方向に対向する少なくとも1組の第1の刃部が設けられ、
    前記第2の把持部には、幅方向に対向する少なくとも2組の第2の刃部が設けられ、
    対向する互いの前記第1の刃部同士の間隔が、対向する互いの第2の刃部の間隔よりも狭いことを特徴とする光ファイバ把持部材。
  2. 前記第1の把持部と、前記第2の把持部との間には、幅方向に対して段差が形成され、前記第1の把持部の幅が、前記第2の把持部の幅よりも狭いことを特徴とする請求項1記載の光ファイバ把持部材。
  3. 対向する互いの前記第1の刃部同士の間隔は、0.8mm以上1.2mm未満であり、
    対向する互いの前記第2の刃部同士の間隔は、1.2mm以上1.4mm未満であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光ファイバ把持部材。
  4. 前記第1の刃部または前記第2の刃部の少なくとも一部は、光ファイバケーブルの挿入側である上方から、下方に向かって徐々に間隔が狭くなるようにテーパ形状で形成されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の光ファイバ把持部材。
  5. 前記第1の把持部または前記第2の把持部の少なくとも一方において、底部の上面または蓋部の下面に突起が形成されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の光ファイバ把持部材。
  6. 前記突起は、前記第2の把持部において、底面および蓋部の対向する位置に少なくとも一対形成され、
    前記第1の把持部と前記第2の把持部との間には、上下方向に段差が形成され、前記第1の把持部の上下面間隔が、前記第2の把持部の上下面間隔よりも狭く、
    対向する前記突起の先端同士の間隔は、前記第1の把持部の上下面間隔よりも狭いことを特徴とする請求項5記載の光ファイバ把持部材。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の光ファイバ把持部材を用い、
    前記光ファイバ把持部材の少なくとも1組の前記第1の刃部と、少なくとも2組の前記第2の刃部により光ファイバケーブルが把持され、
    前記光ファイバケーブルが把持された一対の前記光ファイバ把持部材が収容され、
    それぞれの前記光ファイバケーブルの先端の光ファイバ心線が本体と蓋部材とで挟み込まれて把持されることを特徴とするメカニカルスプライス。
  8. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の光ファイバ把持部材を用い、
    前記光ファイバ把持部材の少なくとも1組の前記第1の刃部と、少なくとも2組の前記第2の刃部により光ファイバケーブルが把持され、
    一方の端部には、前記光ファイバケーブルが把持された前記光ファイバ把持部材が収容され、
    他方の端部に他のコネクタとの接続部を有することを特徴とする光コネクタ。
JP2012106321A 2012-05-07 2012-05-07 光ファイバ把持部材、メカニカルスプライス、および光コネクタ Active JP5598870B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012106321A JP5598870B2 (ja) 2012-05-07 2012-05-07 光ファイバ把持部材、メカニカルスプライス、および光コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012106321A JP5598870B2 (ja) 2012-05-07 2012-05-07 光ファイバ把持部材、メカニカルスプライス、および光コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013235069A true JP2013235069A (ja) 2013-11-21
JP5598870B2 JP5598870B2 (ja) 2014-10-01

Family

ID=49761253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012106321A Active JP5598870B2 (ja) 2012-05-07 2012-05-07 光ファイバ把持部材、メカニカルスプライス、および光コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5598870B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015133574A1 (ja) * 2014-03-05 2015-09-11 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー ケーブル把持構造体及び光ファイバコネクタ
CN105278047A (zh) * 2014-07-25 2016-01-27 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 光纤连接器
CN105445858A (zh) * 2014-07-25 2016-03-30 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 光纤固定装置
WO2016167325A1 (ja) * 2015-04-14 2016-10-20 株式会社フジクラ ケーブル外被把持部材、光ファイバ接続ユニット、光ファイバ接続ユニットキット、及び外被把持部材取り外し工具
JP2016200767A (ja) * 2015-04-14 2016-12-01 株式会社フジクラ ケーブル外被把持部材及び光ファイバ接続ユニット
JP2016200768A (ja) * 2015-04-14 2016-12-01 株式会社フジクラ 外被把持部材取り外し工具および光ファイバ接続ユニットキット
JP2017032934A (ja) * 2015-08-06 2017-02-09 古河電気工業株式会社 アタッチメント、光ファイバ心線保持構造および光コネクタ
JP2017090487A (ja) * 2015-11-02 2017-05-25 株式会社フジクラ 光コネクタ及び光コネクタ製造方法
JP6483785B1 (ja) * 2017-11-02 2019-03-13 株式会社フジクラ 把持部材

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008107602A (ja) * 2006-10-26 2008-05-08 Sankosha Corp 通信ケーブル用クロージャ
JP2010113293A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Sumitomo Electric Ind Ltd 光接続用ケーブル把持部材
JP2011095454A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Fujikura Ltd 外被把持型光コネクタ用の外被把持部材

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008107602A (ja) * 2006-10-26 2008-05-08 Sankosha Corp 通信ケーブル用クロージャ
JP2010113293A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Sumitomo Electric Ind Ltd 光接続用ケーブル把持部材
JP2011095454A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Fujikura Ltd 外被把持型光コネクタ用の外被把持部材

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015133574A1 (ja) * 2014-03-05 2015-09-11 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー ケーブル把持構造体及び光ファイバコネクタ
JP2015169729A (ja) * 2014-03-05 2015-09-28 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー ケーブル把持構造体及び光ファイバコネクタ
US10241279B2 (en) 2014-03-05 2019-03-26 Corning Research & Development Corporation Cable gripping structure and optical fiber connector
US20180196203A1 (en) * 2014-03-05 2018-07-12 3M Innovative Properties Company Cable gripping structure and optical fiber connector
US20170082807A1 (en) * 2014-03-05 2017-03-23 3M Innovative Properties Company Cable gripping device and optical fiber connector
US9448368B2 (en) 2014-07-25 2016-09-20 Hong Fu Jin Precision Industry (Shenzhen) Co., Ltd. Optical fiber connector
CN105278047A (zh) * 2014-07-25 2016-01-27 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 光纤连接器
JP2016031529A (ja) * 2014-07-25 2016-03-07 鴻富錦精密工業(深▲セン▼)有限公司 光ファイバコネクタ及びその組立方法
CN105445858B (zh) * 2014-07-25 2018-04-06 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 光纤固定装置
CN105278047B (zh) * 2014-07-25 2017-11-07 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 光纤连接器
CN105445858A (zh) * 2014-07-25 2016-03-30 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 光纤固定装置
CN107430248A (zh) * 2015-04-14 2017-12-01 株式会社藤仓 缆线外皮把持部件、光纤连接单元、光纤连接单元套件以及外皮把持部件拆卸工具
TWI612352B (zh) * 2015-04-14 2018-01-21 藤倉股份有限公司 電纜外套把持構件、光纖連接單元、光纖連接單元套組、及外套把持構件拆卸工具
JP2016200768A (ja) * 2015-04-14 2016-12-01 株式会社フジクラ 外被把持部材取り外し工具および光ファイバ接続ユニットキット
JP2016200767A (ja) * 2015-04-14 2016-12-01 株式会社フジクラ ケーブル外被把持部材及び光ファイバ接続ユニット
WO2016167325A1 (ja) * 2015-04-14 2016-10-20 株式会社フジクラ ケーブル外被把持部材、光ファイバ接続ユニット、光ファイバ接続ユニットキット、及び外被把持部材取り外し工具
CN107430248B (zh) * 2015-04-14 2019-06-11 株式会社藤仓 缆线外皮把持部件、光纤连接单元、光纤连接单元套件以及外皮把持部件拆卸工具
JP2017032934A (ja) * 2015-08-06 2017-02-09 古河電気工業株式会社 アタッチメント、光ファイバ心線保持構造および光コネクタ
JP2017090487A (ja) * 2015-11-02 2017-05-25 株式会社フジクラ 光コネクタ及び光コネクタ製造方法
JP6483785B1 (ja) * 2017-11-02 2019-03-13 株式会社フジクラ 把持部材
WO2019087583A1 (ja) * 2017-11-02 2019-05-09 株式会社フジクラ 把持部材
JP2019086574A (ja) * 2017-11-02 2019-06-06 株式会社フジクラ 把持部材

Also Published As

Publication number Publication date
JP5598870B2 (ja) 2014-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5598870B2 (ja) 光ファイバ把持部材、メカニカルスプライス、および光コネクタ
US9287643B2 (en) Electric connector
JP2017134401A (ja) 光トランシーバ
JP2015225295A (ja) コネクタ付き光ファイバユニット、光コネクタ用ブーツ
KR102076247B1 (ko) 전기 단자
US20060093277A1 (en) Combination optical fiber and electrical connecter
JP7051706B2 (ja) 光コネクターおよび光コネクターのための接触要素
JP5274635B2 (ja) コネクタ
JP2014501398A (ja) 帯状光ファイバーコネクター
JP5432647B2 (ja) コネクタ端子
TWI506319B (zh) 可彎曲之光纖連接器的尾套
JPWO2019230504A1 (ja) 弾性部材及び光コネクタ
JP6084107B2 (ja) コネクタ
KR101308613B1 (ko) 커넥터용 플러그 터미널
JP2017032934A (ja) アタッチメント、光ファイバ心線保持構造および光コネクタ
JP2008077952A (ja) コネクタ
KR100892822B1 (ko) 스냅식 터미널
CN204203505U (zh) 四通道sfp接口
JP6099826B1 (ja) 電気機器
JP2015115213A (ja) ケーブル嵌合コネクタ
JP6015235B2 (ja) 光電気複合ケーブル、光コネクタ用カバーおよび接続方法
JP2014512083A5 (ja)
JP5041452B2 (ja) 光コネクタ
JP5804805B2 (ja) 光ファイバ接続部材、光ファイバ接続方法、光ファイバ接続構造
KR102338051B1 (ko) 동축 커넥터 및 동축 케이블을 구비한 동축 커넥터

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131003

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140408

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140609

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140619

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140708

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140805

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5598870

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350