JP5804805B2 - 光ファイバ接続部材、光ファイバ接続方法、光ファイバ接続構造 - Google Patents

光ファイバ接続部材、光ファイバ接続方法、光ファイバ接続構造 Download PDF

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Description

本発明は、メカニカルスプライスを用いた光ファイバの接続部材等に関するものである。
従来、光ファイバ同士を接続する技術として、メカニカルスプライスによる接続が知られている。メカニカルスプライスは、押さえプレートとベースプレートとが、例えば、断面コ字状のクランプばね等によって挟み込まれる。この状態で、押さえプレートとベースプレートとの隙間を広げるように、くさびが挿入される。ベースプレートの上面に形成された保持部であるV溝には、光ファイバ心線を両側から挿入されて突き合わされる。光ファイバ心線同士が突き合わさった状態で、くさびを抜き取ることで、押さえプレートとベースプレートとで光ファイバ心線を挟み込み、保持することができる。
このようなメカニカルスプライスは、これまで多くのものが開発されており、高い精度で光ファイバ心線を接続することが可能である(例えば特許文献1、特許文献2)。
特開平10−123348号公報 特開2000−241660号公報
しかし、特許文献1や特許文献2のような従来の方法は、前述した押さえプレートとベースプレート等とを広げた状態で保持するためのくさび部材を用いる必要がある。通常、光ファイバ心線同士の接続に際しては、くさび部材をあらかじめ挿入しておき、両端から光ファイバ心線を挿入して突き合わせた状態で、当該くさび部材が引き抜かれる。
このため、引き抜かれた後のくさび部材は、廃材となり、作業現場での廃材の処理が問題となる。また、光ファイバ心線同士を挿入する作業が非常に細かな作業であるため、メカニカルスプライスの両端から確実に光ファイバ心線同士を突き合わせた状態でくさび部材を引き抜く作業がやり難いという問題がある。
また、光ファイバ心線の先端同士がメカニカルスプライスの内部で確実に突き合わさったかどうかを確認するため、通常、メカニカルスプライスの上部において、光ファイバ心線のたわみを確認する必要がある。しかし、光ファイバ心線のたわみを確認するために形成される空間には、接続後、異物等の浸入の恐れがある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、作業性に優れ、接続作業後における廃材の発生を抑制し、さらに、接続作業後の長期信頼性にも優れる光ファイバの接続部材等を提供することを目的とする。
前述した目的を達するために第1の発明は、光ファイバ心線を保持可能な保持部を有するメカニカルスプライスと、前記メカニカルスプライスを内蔵する本体部材と、を具備し、前記本体部材には、少なくとも一方の側から外被把持部材で把持された光ファイバ心線を挿入可能であり、前記本体部材の少なくとも一方の端部には、前記外被把持部材を固定可能な固定部を有し、前記メカニカルスプライスは、押さえプレートと、ベースプレートと、前記押さえプレートを前記ベースプレートに対して押し付けるばねと、を具備し、前記押さえプレートと前記ベースプレートで、光ファイバ心線を挟み込んで保持可能であり、前記メカニカルスプライスは、くさび挿入部を有し、前記くさび挿入部に挿入され、前記保持部を広げるためのくさびを有するくさび部材を、さらに具備し、前記くさび挿入部は、前記本体部材の側方に向けて形成され、前記くさびを前記くさび挿入部に挿入した状態で、前記くさび部材は前記本体部材の側方に固定され、前記くさびを前記くさび挿入部から抜いた状態で、前記くさび部材を前記本体部材の上方に固定することが可能であり、前記本体部材の上方には、接続される光ファイバ心線を視認可能なファイバ確認部が形成され、前記くさび部材が前記本体部材の上方に固定される際に、前記くさび部材によって前記ファイバ確認部を覆うことが可能であることを特徴とする光ファイバ接続部材である。
また、上記光ファイバ接続部材を用い、先端部の外被が除去され、さらに所定長さのファイバ被覆が除去された光ファイバ心線が、前記メカニカルスプライスの両側から挿入されて、前記メカニカルスプライスの内部で突き合わさることを特徴とする光ファイバ接続構造である。
前記固定部は、前記外被把持部材と係合可能な係合部を有し、前記外被把持部材を前記固定部に挿入することで、前記外被把持部材を前記固定部に固定可能であってもよい。
前記係合部は、前記外被把持部材の両側面の外方に向けて突出する弾性変形可能な係止爪と、前記固定部の両側面に形成された孔であり、前記係止爪が前記孔に嵌りこむことで前記固定部と前記外被把持部材とが固定されてもよい。
前記固定部は、前記本体部材の両端部に形成され、前記本体部材の両端から外被把持部材で保持された光ファイバ心線を挿入可能であり、前記本体部材の両端部で、それぞれの前記外被把持部材を固定可能であってもよく、前記本体部材の一方の端部には、外被把持部材で把持された光ファイバ心線を挿入可能であり、前記本体部材の他方の端部には、あらかじめコネクタが接続されたピグテイルが接合されていてもよく、前記本体部材の一方の端部には、外被把持部材で把持された光ファイバ心線を挿入可能であり、前記本体部材の他方の端部側は、他のコネクタと接続可能なコネクタ部であってもよい。
第1の発明によれば、メカニカルスプライスに対してくさびが挿入された状態であっても、抜かれた状態であっても、いずれにおいてもメカニカルスプライスに対してくさび部材を固定可能な係止構造が形成される。このため、光ファイバ心線の挿入までは、くさびを挿入した状態でくさび部材をメカニカルスプライスに対して固定しておき、光ファイバ心線の挿入後は、くさびを抜いた状態で、くさび部材をメカニカルスプライスに対して固定することができる。したがって、くさび部材が廃材となることがない。
なお、本発明のメカニカルスプライスは、両方向から光ファイバ心線を挿入可能なものに限られず、上下の部材の間にV溝等の保持部が形成され、当該保持部に配置された光ファイバ心線を挟み込むことが可能であるとともに、上下部材の隙間をくさびの抜き差しによって変化させることが可能であるもの全てを含むものとする。
また、メカニカルスプライスが本体部材に内蔵され、くさびを挿入する際には、本体部材の側方にくさび部材を固定し、くさびを抜いた後にくさび部材を本体部材の上方に固定することで、光ファイバ心線の挿入時には、上方が開口するため、光ファイバ心線のたわみ等を容易に視認することができるとともに、光ファイバ心線を挟みこんだ後は、くさび部材を本体部材の上方に固定することで、くさび部材によって蓋がなされ、光ファイバ心線が外方に露出することがない。このため、光ファイバ心線にゴミや水滴が侵入することがない。したがって、長期信頼性に優れる光ファイバ接続が可能である。
ここで、本発明において、メカニカルスプライスに対してくさび部材を固定するとは、当該メカニカルスプライスが内蔵された本体部材に対してくさび部材を固定することを含むものである。
また、本体部材の少なくとも一方の端部に、光ファイバ心線を把持する外被把持部材を固定可能な固定部が形成されることで、光ファイバ心線をメカニカルスプライスに挿入した状態で容易に保持することができる。このため、作業性に優れる。
なお、光ファイバ心線を、本体部の両側端から挿入可能とし、一対の光ファイバ心線同士を接続可能とすることもでき、または、一方の端部にはあらかじめピグテイルを接合しておき、他方の端部から光ファイバ心線を接続することで、コネクタとして使用することもでき、さらに、本体部材の内部で、メカニカルスプライスに直接接続されたコネクタを本体部材に設けてもよい。
また、本体部材の側端部にガイド部を形成することで、前述した外被把持部材をガイドに沿って本体部材に取り付けることができる。このため、光ファイバ心線の挿入作業が容易である。
第2の発明は、光ファイバ心線を保持可能な保持部を有するメカニカルスプライスと、前記メカニカルスプライスを内蔵する本体部材と、を具備し、前記本体部材の少なくとも一方の端部には、外被把持部材を固定可能な固定部を有し、少なくとも一方の端部から前記外被把持部材で保持された光ファイバ心線を挿入し、前記保持部で、光ファイバ心線を保持し、前記メカニカルスプライスのくさび挿入部に挿入され、前記保持部を広げるためのくさびを有するくさび部材をさらに具備し、前記くさび挿入部は、前記本体部材の側方に向けて形成され、前記くさび部材を前記本体部材の側方に固定して、前記くさびが前記くさび挿入部に挿入された状態で、少なくとも一方の端部から前記外被把持部材で保持された光ファイバ心線を挿入し、前記本体部材の上方から、前記光ファイバ心線のたわみを確認した後、前記くさび部材を前記本体部材の側方から取り外すことで、前記くさびを前記くさび挿入部から抜きとり、前記くさび部材を、前記本体部材の上方に固定して、前記光ファイバ心線を保護することを特徴とする光ファイバ接続方法である。
第2の発明によれば、くさび部材が廃材となることがなく、使用後は接続部材の蓋として使用することができ、作業性にも優れる光ファイバ接続方法を得ることができる。
本発明によれば、作業性に優れ、接続作業後における廃材の発生を抑制し、さらに、接続作業後の長期信頼性にも優れる光ファイバの接続部材等を提供することができる。
本体部材1を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側方図。 くさび部材10を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は側方図。 くさび部材10を本体部材1に取り付ける状態を示す図で、(a)、(b)は側方図、(c)は平面図。 光ファイバ心線25を挿入する状態を示す図で、(a)は部分平面図、(b)は固定部13近傍の拡大図、(c)は(b)のH−H線断面図。 光ファイバ心線25を挿入する状態を示す図で、(a)は部分平面図、(b)は両端に光ファイバ心線を固定した状態を示す図。 くさび部材10を抜き取り、光ファイバ心線をメカニカルスプライスによって保持する状態を示す図。 くさび部材10を本体部材1の上方に取り付けた状態を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)はガイド部を撤去した状態を示す正面図。 他の実施形態にかかる本体部材1aにくさび部材10を固定した状態を示す図。 他の実施形態にかかる本体部材1bにくさび部材10aを固定した状態を示す図。 他の実施形態にかかるメカニカルスプライス3bにくさび部材10bを固定した状態を示す図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明のファイバ接続部材の構成である本体部材1を示す図であり、図1(a)は平面図、図1(b)は正面図であって、図1(a)のA矢視図、図1(c)は側方図であって、図1(a)のB矢視図である。
本体部材1は、内部にメカニカルスプライス3を内蔵する部材である。本体部材1は例えばポリブチルテレフタレート等の樹脂製である。メカニカルスプライス3は、側方にくさび挿入部9を有し、上下の押さえプレートおよびベースプレート(図示省略)の隙間にくさびが挿入されると、ばね部材(図示省略)に対抗して押さえプレートおよびベースプレートの隙間が広げられる。ベースプレートには、長手方向にファイバ心線の保持部であるV溝(図示省略)が形成されており、V溝に光ファイバ心線を保持可能である。
すなわち、くさびが挿入された状態では、押さえプレートおよびベースプレートの隙間が広げられており、容易に光ファイバ心線をV溝に挿入することができるが、くさびを抜き取ることで、ばねによって押さえプレートがベースプレートに対して押し付けられ、光ファイバ心線が両部材で挟み込まれて固定される。なお、本発明では、上述の機能を奏する部材を総称してメカニカルスプライスと称する。
本体部材1の長手方向(図1(a)の左右方向であって、光ファイバ心線の接続方向)のメカニカルスプライス3の両側には、ファイバ確認部15が形成される。ファイバ確認部15は上方に開口した部位であり、光ファイバ心線を挿入した際に、そのたわみの大きさなどを確認することができる。
ファイバ確認部15には、必要に応じて、Y字ガイド5が形成される。Y字ガイド5は、略Y字状に上方に向かって拡径するようなテーパ形状を有し、略中央部に溝が形成される。また、Y字ガイド5の端面側(光ファイバ心線の挿入側)にも、溝の幅が大きくなるようなテーパ形状が形成される。
Y字ガイド5は、光ファイバ心線の挿入時のガイド機能を奏する。すなわち、上方から光ファイバ心線を挿入する際、Y字ガイド5上方のテーパ部によって、光ファイバ心線の位置を、本体部材1の幅方向の略中央に誘導することができる。また、光ファイバ心線を側端部から挿入する際には、溝部に形成されたテーパ部によって、光ファイバ心線の先端を本体部材1の幅方向の略中央に誘導することができる。また、光ファイバ心線を挿入して、光ファイバ心線をたわませた際に、Y字ガイド5によって、光ファイバ心線が上方に撓むように誘導することができる。
ファイバ確認部15の両側には、固定部13が形成される。固定部13は、光ファイバの外被を把持するための把持部材を固定する部位である。すなわち、把持部材に形成された突起や孔と係合可能な係合部(図示省略)が形成され、把持部材を固定部13に挿入することで、把持部材を固定部13に固定することができる。なお、把持部材等については後述する。
本体部材1の最端部には、必要に応じて、ガイド部7が形成される。ガイド部7は、前述した把持部材を固定部13に対してまっすぐに誘導するものである。すなわち、ガイド部7に沿って把持部材を挿入することで、光ファイバ心線をまっすぐに本体部材1(メカニカルスプライス3)の中心に挿入することができる。なお、ガイド部7の基部には、破断部である溝が形成される。したがって、ガイド部7は、容易に破断して撤去することができる。
図1(b)に示すように、本体部材1の側面(正面)には、くさび挿入部11が露出する。したがって、くさび挿入部11からくさびを挿入することで、メカニカルスプライス3の上下部材の隙間を広げることができる。
また、本体部材1の両側面(正面および背面)には、係止構造である係止突起9が形成される。係止突起9は、正面に2箇所、背面に2箇所形成される。係止突起9は、後述するくさび部材と係合する部位である。また、本体部材1の上面の、本体部材1の長手方向に対する係止突起9と略同様の位置には、上方に突出する一対の係止部11が形成される。係止構造である係止部11は、本体部材1の背面側(図1(b)の紙面奥側の側面)に形成される。係止部11は後述するくさび部材と係合する部位である。なお、係止構造(係止突起9および係止部11)の形態は、図示した例に限られず、後述するくさび部材と係合可能であれば、その態様は問わない。
次に、くさび部材10について説明する。図2は、本発明のファイバ接続部材の構成であるくさび部材10を示す図であり、図2(a)は平面図、図2(b)は正面図であって、図2(a)のC矢視図、図2(c)は底面図であって、図2(b)のD矢視図、図2(d)は側方図であって、図2(a)のE矢視図である。
くさび部材10は、前述の本体部材1(メカニカルスプライス3)に対して固定される部材である。くさび部材10の上面は蓋部17となる。蓋部17の下面側には、複数のくさび21が形成される。くさび21は前述したくさび挿入部11に挿入される部位である。
図2(c)に示すように、くさび21の両側部(長手方向に垂直な方向)には、係止爪19および保持片23が形成される。係止構造である係止爪19は、前述した本体部材1の係止突起9や係止部11と係合する部位である。保持片23は、くさび部材10が本体部材1に固定された際に、本体部材1を挟み込むように一対形成される。なお、本体部材1(メカニカルスプライス3)と、くさび部材10とを合わせて、光ファイバの接続部材と称する。
次に、本発明のファイバ接続部材を用いたファイバの接続方法を説明する。まず、図3(a)に示すように、本体部材1のくさび挿入部11が設けられる側から、くさび部材10を取り付ける(図中矢印F方向)。
図3(b)は、くさび部材10が本体部材1に取り付けられた状態を示す側方図、図3(c)は平面図である。くさび部材10が本体部材1に固定される際には、くさび21はくさび挿入部11に挿入される。すなわち、この状態では、メカニカルスプライス3の上下部材の隙間(保持部)は広げられた状態となる。
また、この状態において、くさび部材10の係止爪19は、本体部材1の底面側と上面側(図示を省略した係止部11)に係合して固定される。また、保持片23によって、本体部材1の上下面を挟み込む。したがって、くさび部材10の位置がずれ、くさび21がくさび挿入部11から意図せず抜け落ちることがない。
なお、図3(c)に示すように、本体部材1の側方からくさび部材10が固定された状態において、ファイバ確認部15は本体部材1の上方に露出する。すなわち、くさび部材10によって、ファイバ確認部15が覆われることがない。なお、あらかじめ、工場等で本体部材1の側方にくさび部材10が固定しておくことで、作業現場においてすぐに光ファイバの接続作業を行うことができる。
次に、図4(a)に示すように、光ファイバ心線25を本体部材1(光ファイバ接続部材)に挿入する(図中矢印G方向)。光ファイバ心線25は、外被によって被覆される。光ファイバ心線25の先端部は、外被が除去され、さらに所定長さのファイバ被覆が除去される。
光ファイバ心線25の外被には、外被把持部材27が固定される。外被把持部材27は、外被を挟み込んで光ファイバ心線に固定される部材である。
図4(b)は、ファイバ確認部15近傍の拡大図である。ファイバ確認部15の底面には、必要に応じて、光ファイバ心線端部のストリップ長や切断長を確認できるように、マーク14が形成される。光ファイバ心線25の先端をマーク14の所定位置に合わせることで、光ファイバ心線のストリップ長等が適切であるかどうかを確認することができる。
図4(c)は、図4(b)のH−H線断面図である。前述した通り、Y字ガイド5は、上方に拡径するようなテーパ形状を有する。光ファイバ心線25を本体部材1に挿入する際、例えば、Y字ガイド5の上方から光ファイバ心線25を挿入することで(図中矢印I方向)、光ファイバ心線25を、本体部材1の幅方向の所定位置に誘導することができる。
次に、図5(a)に示すように、外被把持部材27を固定部13に挿入する(図中矢印G方向)。外被把持部材27には、図示を省略した、固定部13との係合機構を有する。例えば、外被把持部材の両側面に外方に向けて突出する弾性変形可能な係止爪を形成しておき、外被把持部材27が固定部13に挿入されると、固定部13の両側面の孔に当該係止爪が嵌り込むようにすればよい。
図5(b)に示すように、本体部材1の両側端から光ファイバ心線25を挿入し、それぞれの外被把持部材27を固定部13で固定することで、光ファイバ心線25が本体部材1に仮固定される。
この際、ファイバ確認部15において、光ファイバ心線25の状態を確認する。光ファイバ心線25同士が、メカニカルスプライス3内部で突き当たると、それぞれの光ファイバ確認部15において、上方に向けて、光ファイバ心線25のたわみが生じる。このたわみの有無や大きさのバランスを確認することで、光ファイバ心線25同士が確実にメカニカルスプライス3内部で突き合わさっていることを確認することができる。
次に、図6に示すように、本体部材1からくさび部材10を取り外す(図中矢印J方向)。すなわち、メカニカルスプライス3に挿入されていたくさび21を抜き取る。くさび部材10を取り外すことで、メカニカルスプライス3の上下部材が、ばねにより互いに押し付けられて、保持部に挿入されていた光ファイバ心線25が挟み込まれる。したがって、メカニカルスプライス3によって光ファイバ心線25同士が確実に固定されて接続される。
次に、図7(a)に示すように、くさび部材10を本体部材1の上方から被せるように取り付ける(図中矢印K方向)。すなわち、くさび21がメカニカルスプライス3に挿入された状態とは異なる方向から、本体部材1に対してくさび部材10を固定する。
この際、図7(b)に示すように、くさび部材10の係止爪19は、本体部材1の係止突起9に係合する。また、保持片23で本体部材1の両側面を挟み込む。すなわち、くさび部材10は、本体部材1の側方から固定する場合と同様に、本体部材1の上方からも固定することができる。なお、本実施形態においては、係止爪19によって、本体部材1の側方および上方の二方向から固定可能であるとしたが、本発明はこれに限られない。例えば、くさび部材10に、係止部11および係止突起9にそれぞれ係止可能な複数の係止構造を設け、一方の係止構造によって、くさび部材10を本体部材1の側方に(くさび21がメカニカルスプライス3に挿入された状態で)固定可能とし、他方の係止構造によって、くさび部材10を本体部材1の上方に固定可能であるとしてもよい。
また、くさび部材10を本体部材1の上方から取り付けると、くさび部材10の蓋部17によって、本体部材1の大部分が覆われる。すなわち、光ファイバ確認部15がくさび部材10によって覆われる。したがって、接続後の光ファイバ心線25が蓋部17で覆われて、外部に露出することがない。なお、くさび部材10(蓋部17)を透明にすることで、くさび部材10を本体部材1の上方に固定して、光ファイバ確認部15をくさび部材10で覆った後も、光ファイバ確認部15における光ファイバのたわみ等を確認することができる。
以上により、光ファイバの接続が完了する。なお、ガイド部7を形成した場合には、必要に応じて、図7(c)に示すように、ガイド部7の基部における破断部で、ガイド部7を破断させてもよい(図中矢印L方向)。このようにすることで、設置スペースに制限があるような場所でも、光ファイバ接続部材をコンパクトに設置することができる。
なお、上述の方法で接続が完了した光ファイバ接続部材(接続構造)は、複数積層して配置することもできる。また、この際、光ファイバ接続部材を積層ケースに収容してもよい。積層ケースには、あらかじめネジ孔等が形成され、収容されるキャビネット等に光ファイバ接合部材(積層ケース)を積層した状態で固定することもできる。
以上説明したように、本発明によれば、くさび21をメカニカルスプライス3に挿入した状態で、くさび部材10が本体部材1に固定されるため、別途冶具等を用いる必要がない。また、くさび21を抜いた後に、くさび部材10を本体部材1の蓋部材として利用するため、くさび部材10が廃材となることがない。
すなわち、くさび部材10が、本体材部材1の側方および上方の少なくとも2方向から固定することができるため、用途に応じてくさび部材10の固定位置を変えることができる。
また、くさび部材10を蓋部材として固定すると、本体部材1のファイバ確認部15を覆うことができる。したがって、接続後の光ファイバ心線を保護することができる。このため、長期信頼性にも優れる光ファイバ接続構造を得ることができる。
また、本体部材1の両端部に固定部13を設けることで、外被把持部材27で把持された光ファイバ心線25を本体部材1に仮固定することができる。このため、作業性に優れる。なお、完全に光ファイバ心線25を固定するためには、くさび21を抜いてメカニカルスプライス3で光ファイバ心線25を完全に固定すればよい。
また、Y字ガイド5を設けることで、容易に光ファイバイ心線25を挿入することができる。また、ガイド部7を設けることで、光ファイバ心線25を所定の位置に真っすぐに挿入することが可能である。したがって、作業性にすぐれる。さらに、ガイド部7を容易に破断させることが可能であれば、コンパクトな光ファイバ接続構造を得ることができる。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述の実施形態では、本体部材の両端から光ファイバ心線を挿入して、光ファイバ心線同士を接続するものを示したが、本発明はこれに限られない。
例えば、図8に示すように、一方の端部に、あらかじめピグテイル31を接続しておいてもよい。前述の通り、あらかじめ工場等において本体部材1aに対してくさび部材10が取り付けられる。この際、一方の端部には、コネクタ29が接続されたファイバ心線(ピグテイル31)が取りつけられる。ピグテイル31のファイバ心線の外被には、外被把持部材27aが取り付けられ、外被把持部材27aが固定部13に固定される。
なお、この状態では、メカニカルスプラスにはくさびが挿入されるため、ピグテイル31のファイバ心線はメカニカルスプライス3によって固定されていない。このため、固定部13において、外被把持部材27aを接着等で接合することが望ましい。このような状態の接合部材を作業現場において使用し、他方の側から、接続対象となる光ファイバ心線25を前述と同様の手順で接続すればよい。すなわち、現場において、光ファイバ心線25とピグテイル31とを容易に接続することができる。この際、くさび部材10が廃材となることがない。
また、図9に示すように、本体部材1bの一方の端部に直接コネクタ29aを接続してもよい。この場合、本体部材1bにおいては、一方の側がコネクタ29aであり、コネクタ29a内部のファイバ心線が、メカニカルスプライス3aの内部に挿入されている。他方の側から接続対象の光ファイバ心線25を前述と同様の手順で接続することで、容易に光ファイバ心線とコネクタとを接続することができる。この際、くさび部材10aが廃材となることがない。
また、本発明では、必ずしも本体部材を用いなくてもよい。例えば図10は、本体部材を用いない場合の実施例を示す図である。この場合、まず、図10(a)に示すように、メカニカルスプライス3bにくさび部材10bを固定する。この際、くさび21がメカニカルスプライスに3bに挿入されている。なお、くさび部材10bは、例えば、メカニカルスプライス3bの背面側に係止爪19を係合させて固定される。この状態で、メカニカルスプライス3bの両端部より光ファイバ心線25を挿入する。
次に、光ファイバ心線25が両端から確実に挿入され、メカニカルスプライス3b内部で突き合わさったことを確認した後、図10(b)に示すように、くさび部材10bをメカニカルスプライス3bより取り外す(図中矢印M方向)。この際、光ファイバ心線25は、メカニカルスプライス3bによって固定される。
次に、図10(c)に示すように、くさび部材10bをメカニカルスプライス3bの例えば上面側に固定する。この際、くさび部材10bは、例えば、メカニカルスプライス3bの底面側に係止爪19が係合されて固定される。
以上のように、本発明では、くさび部材が、メカニカルスプライス(またはメカニカルスプライスを内蔵する本体部材)に対して、接続前後のそれぞれの状態のいずれにおいても固定することができる。すなわち、接続作業の前後においてくさび部材をメカニカルスプライスに固定しておくことができる。したがって、作業時に、くさび部材が廃材となることがない。
1、1a、1b………本体部材
3、3a、3b………メカニカルスプライス
5………Y字ガイド
7………ガイド部
9………係止突起
10、10a、10b………くさび部材
11………係止部
13………固定部
14………マーク
15………ファイバ確認部
17………蓋部
19………係止爪
21………くさび
23………保持片
25………光ファイバ心線
27、27a………外被把持部
29、29a………コネクタ
31………ピグテイル

Claims (9)

  1. 光ファイバ心線を保持可能な保持部を有するメカニカルスプライスと、
    前記メカニカルスプライスを内蔵する本体部材と、
    を具備し、
    前記本体部材には、少なくとも一方の側から外被把持部材で把持された光ファイバ心線を挿入可能であり、前記本体部材の少なくとも一方の端部には、前記外被把持部材を固定可能な固定部を有し、
    前記メカニカルスプライスは、
    押さえプレートと、
    ベースプレートと、
    前記押さえプレートを前記ベースプレートに対して押し付けるばねと、
    を具備し、
    前記押さえプレートと前記ベースプレートで、光ファイバ心線を挟み込んで保持可能であり、
    前記メカニカルスプライスは、くさび挿入部を有し、
    前記くさび挿入部に挿入され、前記保持部を広げるためのくさびを有するくさび部材を、さらに具備し、
    前記くさび挿入部は、前記本体部材の側方に向けて形成され、
    前記くさびを前記くさび挿入部に挿入した状態で、前記くさび部材は前記本体部材の側方に固定され、
    前記くさびを前記くさび挿入部から抜いた状態で、前記くさび部材を前記本体部材の上方に固定することが可能であり、
    前記本体部材の上方には、接続される光ファイバ心線を視認可能なファイバ確認部が形成され、
    前記くさび部材が前記本体部材の上方に固定される際に、前記くさび部材によって前記ファイバ確認部を覆うことが可能であることを特徴とする光ファイバ接続部材。
  2. 前記固定部は、前記外被把持部材と係合可能な係合部を有し、前記外被把持部材を前記固定部に挿入することで、前記外被把持部材を前記固定部に固定可能であることを特徴とする請求項記載の光ファイバ接続部材。
  3. 前記係合部は、
    前記外被把持部材の両側面の外方に向けて突出する弾性変形可能な係止爪と、
    前記固定部の両側面に形成された孔であり、
    前記係止爪が前記孔に嵌りこむことで前記固定部と前記外被把持部材とが固定されることを特徴とする請求項記載の光ファイバ接続部材。
  4. 前記固定部は、前記本体部材の両端部に形成され、前記本体部材の両端から前記外被把持部材で把持された光ファイバ心線を挿入可能であり、前記本体部材の両端部で、それぞれの前記外被把持部材を固定可能であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の光ファイバ接続部材。
  5. 前記本体部材の一方の端部には、前記外被把持部材で把持された光ファイバ心線を挿入可能であり、前記本体部材の他方の端部には、あらかじめコネクタが接続されたピグテイルが接合されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の光ファイバ接続部材。
  6. 前記本体部材の一方の端部には、前記外被把持部材で把持された光ファイバ心線を挿入可能であり、前記本体部材の他方の端部側は、他のコネクタと接続可能なコネクタ部が形成されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の光ファイバ接続部材。
  7. 前記本体部材の少なくとも一方の端部の下端には、ガイド部が形成され、
    前記ガイド部は、前記外被把持部材で把持された光ファイバ心線を前記本体部材の側端部から挿入する際に、前記外被把持部材のガイド機能を発揮し、
    前記外被把持部材を挿入後は、前記ガイド部の基部に形成された破断部で破断することが可能であることを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の光ファイバ接続部材。
  8. 光ファイバ心線を保持可能な保持部を有するメカニカルスプライスと、
    前記メカニカルスプライスを内蔵する本体部材と、
    を具備し、
    前記本体部材の少なくとも一方の端部には、外被把持部材を固定可能な固定部を有し、少なくとも一方の端部から前記外被把持部材で保持された光ファイバ心線を挿入し、前記保持部で、光ファイバ心線を保持し、
    前記メカニカルスプライスのくさび挿入部に挿入され、前記保持部を広げるためのくさびを有するくさび部材をさらに具備し、
    前記くさび挿入部は、前記本体部材の側方に向けて形成され、
    前記くさび部材を前記本体部材の側方に固定して、前記くさびが前記くさび挿入部に挿入された状態で、少なくとも一方の端部から前記外被把持部材で保持された光ファイバ心線を挿入し、
    前記本体部材の上方から、前記光ファイバ心線のたわみを確認した後、
    前記くさび部材を前記本体部材の側方から取り外すことで、前記くさびを前記くさび挿入部から抜きとり、
    前記くさび部材を、前記本体部材の上方に固定して、前記光ファイバ心線を保護することを特徴とする光ファイバ接続方法。
  9. 請求項1から請求項のいずれかに記載の光ファイバ接続部材を用い、
    先端部の外被が除去され、さらに所定長さのファイバ被覆が除去された光ファイバ心線が、前記メカニカルスプライスの両側からそれぞれ挿入されて、前記メカニカルスプライスの内部で突き合わさることを特徴とする光ファイバ接続構造。
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