JP2013234486A - 建設機械のフィルタ取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来よりも簡易な構造で、しかも従来よりも作業性に優れた建設機械のフィルタ取付構造を提供すること。
【解決手段】フィルタ枠5の側面5aに固定された取っ手6は、フィルタ枠5の側面5aに固定される固定部8と、固定部8から延在し、スリット7に係合する突起形状の係合部9と、係合部9から延在し、フィルタ枠5の側面5aと係合部9側の部分10bとの間に隙間Sが設けられてなる把持部10と、を備えている。フレーム3にフィルタ1を取り付ける際は、取っ手6の弾性回復力により、当該取っ手6の係合部9をスリット7に係合させる。フレーム3からフィルタ1を取り外す際は、取っ手6の固定部8を支点にして弾性回復力に抗して把持部10をフィルタ1側に回動することで、取っ手6の係合部9とスリット7との係合を解除する。
【選択図】図5

Description

本発明は、建設機械の所定の箇所に設けられたフィルタ取付部にフィルタを着脱自在に取り付けるためのフィルタ取付構造に関する。
建設機械のフィルタ取付構造に関する技術として、例えば特許文献1に記載されたものがある。特許文献1に記載のフィルタ取付構造は、フィルタの一端部側面に板バネからなる弾性体を配置するとともに、フィルタの他端部側面にへの字形の係合爪を固定している。また、この係合爪が係合する係合穴をフィルタ取付部に設けている。
フィルタ取付時、まず、板バネからなる弾性体にフィルタの端部を当て、当該弾性体を弾性変形させながらフィルタ取付部の幅方向にフィルタを押し込んでいく。その後、弾性体の弾性力(復元力)に抗しながらフィルタ取付部の厚み方向にフィルタを押し、フィルタの他端部側面に固定されている係合爪を、フィルタ取付部に設けられている係合穴に係合させる(特許文献1の例えば図2〜4参照)。
この構造によると、蝶ボルトなどの締結具を用いる取付構造と比較して、面倒な締結操作や位置合わせが不要となるとともに、締結具の紛失もなくなる。
特開2008−208551号公報
本発明は、特許文献1に記載のフィルタ取付構造をさらに改良したものである。前記したように、特許文献1に記載のフィルタ取付構造では、フィルタの一端部側面に弾性体を配置し、且つ、フィルタの他端部側面に係合爪を固定している。すなわち、フィルタの両側にフィルタ取付用の部材を配置している。また、フィルタ取付作業においては、フィルタ取付部の幅方向および厚み方向に、これらいずれの方向においても弾性体の弾性力(復元力)に抗しながらフィルタを押し込む必要がある。
なお、特許文献1の図7に示された実施形態では、フィルタの一端部側面のみに弾性体が配置されているのみである。しかしながら、この実施形態では、フィルタの他端部側面に係合爪が設けられていないため、フィルタ取付時、フィルタの最終の位置合わせ(微調整)が必要となっている。フィルタ取付作業においては、特許文献1に記載の他の実施形態と同様に、フィルタ取付部の幅方向および厚み方向に、これらいずれの方向においても弾性体の弾性力(復元力)に抗しながらフィルタを押し込んでいる。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、従来よりも簡易な構造で、しかも従来よりも作業性に優れた建設機械のフィルタ取付構造を提供することである。
本発明は、建設機械の所定の箇所に設けられたフィルタ取付部にフィルタを着脱自在に取り付けるためのフィルタ取付構造である。弾性を有する取っ手が前記フィルタの側面に固定されており、前記フィルタ取付部のうちの前記フィルタの側面と対向する面には、前記取っ手が係合する被係合部が設けられている。前記取っ手は、前記フィルタの側面に固定される固定部と、前記固定部から延在し、前記被係合部に係合する突起形状の係合部と、前記係合部から延在し、前記フィルタの側面と前記係合部側の部分との間に隙間が設けられてなる把持部と、を備えている。前記フィルタ取付部に前記フィルタを取り付ける際は、前記取っ手の弾性回復力により、前記係合部を前記被係合部に係合させる。前記フィルタ取付部から前記フィルタを取り外す際は、前記固定部を支点にして前記弾性回復力に抗して前記把持部をフィルタ側に回動することで、前記係合部と前記被係合部との係合を解除する。
本発明によると、従来よりも簡易で、且つ作業性にも優れた、建設機械のフィルタ取付構造とすることができる。
フィルタの出し入れ状況を示すための、油圧ショベルのカウンタウェイトまわりを示す斜視図である。 フィルタがダクトに取り付けられた状態を示す斜視図である。 フィルタの斜視図である。 フィルタの上面図(図4(a))および正面図(図4(b))である。 図4(a)のフィルタに取っ手が取り付けられた部分の拡大図である。 ダクトの斜視図である。 フィルタの取り付け手順を示す説明図である。 フィルタの取り外し手順を示す説明図である。
本発明は、各種の建設機械のうち例えば油圧ショベルに適用される。また、本発明におけるフィルタは、例えば、油圧ショベルのエンジンルームに設置されたラジエータなどの冷却器の前面側(吸い込み空気流の上流側)に防塵・防虫用として取り付けられるものである。油圧ショベルの概要、油圧ショベルにおけるフィルタの取り付け位置などに関しては、特許文献1(特開2008−208551号公報)の例えば段落0003〜0022を参照されたい。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、例えば、油圧ショベルの上部旋回体の後部に取り付けられたエンジンルーム形成用の外装体を兼ねるカウンタウェイト21に、左右のメンテナンス口22・23と、これらを開閉するメンテナンスパネル24・25(図1中、26は左側メンテナンスパネル24の開閉支点となるヒンジである)が設けられ、このうち左側メンテナンス口22からフィルタ1が出し入れされる。
すなわち、本実施形態におけるフィルタ1は、例えば、油圧ショベルのエンジンルーム内に着脱自在に設置されるフィルタであって、ラジエータなどの冷却器・エンジンに供給される冷却用空気に含まれる塵などを除去するためのものである。
図2〜6を参照しつつ本実施形態のフィルタ取付構造について説明する。なお、本実施形態では、冷却用空気をラジエータなどの冷却器に導くためのダクト2の先端にフィルタ1を取り付けているが、フィルタ1を取り付ける場所はダクト2の先端に限定されることはない。
(フィルタ)
フィルタ1は、フィルタ本体4の周囲にフィルタ枠5が取り付けられてなるものである。フィルタ本体4は、その表面積を大きくするために、例えば本実施形態のようにジグザグ状に形成される。また、フィルタ本体4およびフィルタ枠5は、例えば矩形とされる。このフィルタ枠5の側面5a(フィルタ1の側面)に、弾性を有する取っ手6が固定されている。なお、取っ手6が固定された側とは反対側のフィルタ枠5(フィルタ1)の側面には何も取り付けられていない。
取っ手6は、フィルタ枠5の側面5aの中央に固定されている。なお、フィルタ枠5の側面5aの上部または下部に取っ手6を固定してもよいし、上部および下部の両方に取っ手6を固定してもよい。さらには、取っ手6を、フィルタ枠5(フィルタ1)の幅方向の側面5aではなく、上下方向の側面のうちのいずれか一方に固定してもよい。
(取っ手の詳細)
図5を参照しつつ取っ手6の詳細構造について説明する。図5に示したように、取っ手6は、フィルタ枠5の側面5aに固定される固定部8と、固定部8から延在する山形状の係合部9と、係合部9から延在する把持部10とから構成される。
取っ手6は、例えば金属の板を折り曲げて形成されるものである。人の力で弾性変形するように適宜、その板厚が選択される。なお、取っ手6の材質は樹脂であってもよい。この場合、射出成形などによって取っ手6は製作される。また、取っ手6の形状は、本実施形態のような板形状ではなく、棒形状であってもよい。
固定部8は、例えばリベット12によりフィルタ枠5の側面5aに固定される。
係合部9は、その固定部8側の部分9aが、固定部8側から当該係合部9側へ向かう方向においてフィルタ枠5の側面5a(フィルタ1の側面)から離れる方向に斜めに傾斜するように折り曲げられて形成されている。
また、係合部9は、その把持部10側の部分9bが、当該係合部9側から把持部10側へ向かう方向においてフィルタ枠5の側面5a(フィルタ1の側面)に近づく方向に斜めに傾斜するように折り曲げられて形成されている。
なお、係合部9は、フィルタ枠5の側面5aから離れる方向に突出する凸の形状(突起形状)であればよく、本実施形態の形状に限定されることはない。
把持部10は、その係合部9側の部分10bが、フィルタ枠5の側面5aから所定距離、離間されている。すなわち、把持部10の係合部9側の部分10bとフィルタ枠5の側面5aとの間に隙間Sが設けられている。この隙間Sは、フィルタ枠5の側面5a側に係合部9を引っ込めるために設けられたものである。
なお、図5に示したように、本実施形態では、係合部9と把持部10との境界部分Pが、フィルタ枠5の厚み内に位置する(フィルタ枠5の端面5eから突出していない)が、係合部9と把持部10との境界部分Pが、フィルタ枠5の端面5eから突出していてもよい。すなわち、係合部9と把持部10との境界部分Pが、フィルタ枠5の端面5e(フィルタ1の端面)から突出する態様で、把持部10の係合部9側の部分10bとフィルタ枠5の側面5aとの間に隙間Sが設けられていてもよい。
また、把持部10の先端部10aは、係合部9側から当該把持部10側へ向かう方向においてフィルタ枠5(フィルタ1)から離れる方向に斜めに延ばされている。なお、把持部10の先端部10aの向きは、本実施形態に限定されることはない。例えば、把持部10の係合部9側の部分10bからそのまままっすぐ延ばされていてもよい。
(ダクト)
ダクト2の先端には、フィルタ1を取り付けるためのフレーム3(フィルタ取付部)が設けられている。このフレーム3にフィルタ1が取り付けられた状態において、フレーム3のうちのフィルタ枠5の側面5aと対向する面3aには、取っ手6の係合部9が係合するスリット7(被係合部)が設けられている。スリット7は、細長い矩形の孔である。なお、取っ手6の係合部9が係合する被係合部は、この形状に限られることはない。例えば細長い楕円の孔であってもよい。さらには、係合部9が係合する被係合部は、貫通する細長い孔でなくてもよく、有底の凹部(例えば細長いくぼみ)であってもよい。
フレーム3には、空気流の上流側を向くフィルタ当接面3bが全周に設けられている。フィルタ当接面3bは、主として、空気流によってフィルタ1が外れないようにするためのものであって、フレーム3にフィルタ1が取り付けられた状態において、フィルタ当接面3bにフィルタ1が必ずしも当接することはない。なお、フィルタ当接面3bは、フィルタ1をフレーム3内に押し込む際、ガイドの役割を果たす。
また、フレーム3の面3aとは反対側の側板部には、フィルタ1の引っ掛け部11が設けられている。引っ掛け部11は、例えば、フレーム3の側板部を90°折り曲げて形成される。引っ掛け部11が設けられていることで、フレーム3にフィルタ1が取り付けられた状態において、フィルタ1がフレーム3から外れにくくなる。
次に、図7、8を参照しつつフィルタ1の取り付け・取り外し手順について説明する。図7は、フィルタ1の取り付け手順を示す説明図であり、図8は、フィルタ1の取り外し手順を示す説明図である。
(取り付け手順)
ダクト2に設けられたフレーム3(フィルタ取付部)にフィルタ1を取り付ける際は、まず、フレーム3の幅方向に略沿って、取っ手6が固定された側とは反対側の端部からフィルタ1をフレーム3内に押し込む(図7(a))。
フィルタ1の端部がフレーム3の内面に当接したら、取っ手6の把持部10の先端部10aを押して、取っ手6の有する弾性回復力に抗して把持部10の係合部9側の部分10bを回動させてフィルタ1のフィルタ枠5に当てる(取っ手6の固定部8を支点にして弾性回復力に抗して把持部10をフィルタ側に回動させる)(図7(b))。(これにより、次の操作で係合部9がフレーム3の側板に当たらなくなる。)
その後、フレーム3の厚み方向奥側に把持部10を押して、取っ手6が固定された側のフィルタ1の端部をフレーム3内に押し込んだ後、把持部10から手を離す。これにより、取っ手6の弾性回復力により、取っ手6の係合部9をスリット7に係合させる(図7(c))。弾性回復力に抗して把持部10をフィルタ側に回動させる回動操作と、フレーム3の厚み方向奥側へのフィルタ1の押し込み操作とは、ほぼ同時並行で行われる。これら操作により、フレーム3(フィルタ取付部)にフィルタ1が取り付けられる。
なお、フレーム3の厚み方向奥側へのフィルタ1の押し込み操作を行うとき、把持部10をフィルタ側に回動させる回動操作は、必ずしも必要でない。取っ手6に設けられた係合部9は、その固定部8側の部分9aが、固定部8側から当該係合部9側へ向かう方向においてフィルタ1の側面から離れる方向に斜めに傾斜しているため、フレーム3の厚み方向へフィルタ1を押し込むと、係合部9の固定部8側の部分9aがフレーム3の側板に当たり、その後、弾性変形により自然に、係合部9の頂部はフィルタ1側に引っ込んでいく(これは、本実施形態のフィルタ取付構造の作用・効果の一つである)。そして、係合部9がスリット7の位置に達したら、弾性回復力により係合部9はスリット7に嵌り込む。
(取り外し手順)
ダクト2に設けられたフレーム3(フィルタ取付部)からフィルタ1を取り外す際は、まず、取っ手6の固定部8を支点にして弾性回復力に抗して把持部10をフィルタ1側に回動させることで、取っ手6の係合部9とスリット7との係合を解除する(図8(b))。
その後、フレーム3の厚み方向手前に把持部10を引いて、取っ手6が固定された側のフィルタ1の端部をフレーム3内から引き出す(図8(c))。なお、弾性回復力に抗して把持部10をフィルタ側に回動させる回動操作と、フレーム3の厚み方向手前側へのフィルタ1の引き出し操作とは、ほぼ同時並行で行われる。その後、フレーム3の幅方向に略沿って、フィルタ1をフレーム3内から全て引き出す。これら操作により、フレーム3(フィルタ取付部)からフィルタ1は取り外される。
(作用・効果)
本実施形態のフィルタ取付構造は、フィルタ枠5の一側面5a(フィルタ1の一側面)のみに弾性を有する取っ手6を取り付けるだけで、フィルタの着脱を可能にしている。これに対して、特許文献1(特開2008−208551号公報)記載のフィルタ取付構造は、前記したように、フィルタの一端部側面に弾性体を配置し、且つ、フィルタの他端部側面に係合爪を固定している。すなわち、本実施形態のフィルタ取付構造によると、フィルタ着脱のための部品点数を減らすことができ、すなわち、従来よりも簡易な取付構造とすることができる。これによりコストダウンを図れる。
また、本実施形態のフィルタ取付構造によると、フィルタ1の取り付け・取り外し作業(着脱作業)において、フレーム3(フィルタ取付部)の厚み方向にフィルタ1を移動させる(押し込みまたは引き出し)ときのみ弾性力(弾性回復力)に抗しながらフィルタ1を移動させればよい。フレーム3の幅方向にフィルタ1を移動させる(押し込みまたは引き出し)ときは、弾性力(弾性回復力)による抵抗は働かない。これに対して、特許文献1(特開2008−208551号公報)記載のフィルタ取付構造によると、フィルタ取付部の幅方向および厚み方向に、これらいずれの方向においても弾性体の弾性力(弾性回復力)に抗しながらフィルタを移動させる(押し込みまたは引き出し)必要がある。すなわち、本実施形態のフィルタ取付構造は、簡易な取付構造というだけでなくフィルタの着脱作業性においても、特許文献1(特開2008−208551号公報)記載の構造よりも優れている。
また、本実施形態では、取っ手6の把持部10の先端部10aが、係合部9側から当該把持部10側へ向かう方向においてフィルタ枠5(フィルタ1)から離れる方向に斜めに延ばされている。例えばフィルタ1の取り外し作業において、作業員は、把持部10の先端部10aを握って、取っ手6が固定された側のフィルタ1の端部を手前に引き出す。このとき、把持部10の先端部10aが、係合部9側から当該把持部10側へ向かう方向においてフィルタ枠5(フィルタ1)から離れる方向に斜めに延ばされていることで、作業員は、把持部10をフィルタ1側に回動させやすい(自然と回動させることができる)。引き出そうとする力の分力が、把持部10をフィルタ1側に回動させる方向に作用するからである。
さらに、本実施形態では、取っ手6に設けられた係合部9は、その把持部10側の部分9bが、当該係合部9側から把持部10側へ向かう方向においてフィルタ枠5の側面5a(フィルタ1の側面)に近づく方向に斜めに傾斜させられている。この構造によると、把持部10の先端部10aを握って取っ手6が固定された側のフィルタ1の端部を作業員が手前に引き出す際、スリット7(被係合部)に係合部9が引っ掛かりにくい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々に変更して実施することができるものである。
1:フィルタ
2:ダクト
3:フレーム(フィルタ取付部)
4:フィルタ本体
5:フィルタ枠
5a:フィルタ枠の側面(フィルタの側面)
6:取っ手
7:スリット(被係合部)
8:固定部
9:係合部
10:把持部
10a:先端部
S:隙間

Claims (4)

  1. 建設機械の所定の箇所に設けられたフィルタ取付部にフィルタを着脱自在に取り付けるためのフィルタ取付構造において、
    弾性を有する取っ手が前記フィルタの側面に固定されており、
    前記フィルタ取付部のうちの前記フィルタの側面と対向する面には、前記取っ手が係合する被係合部が設けられており、
    前記取っ手は、
    前記フィルタの側面に固定される固定部と、
    前記固定部から延在し、前記被係合部に係合する突起形状の係合部と、
    前記係合部から延在し、前記フィルタの側面と前記係合部側の部分との間に隙間が設けられてなる把持部と、を備えており、
    前記フィルタ取付部に前記フィルタを取り付ける際は、前記取っ手の弾性回復力により、前記係合部を前記被係合部に係合させ、
    前記フィルタ取付部から前記フィルタを取り外す際は、前記固定部を支点にして前記弾性回復力に抗して前記把持部をフィルタ側に回動することで、前記係合部と前記被係合部との係合を解除することを特徴とする、建設機械のフィルタ取付構造。
  2. 請求項1に記載の建設機械のフィルタ取付構造において、
    前記把持部の先端部が、前記係合部側から当該把持部側へ向かう方向において前記フィルタから離れる方向に斜めに延びていることを特徴とする、建設機械のフィルタ取付構造。
  3. 請求項1または2に記載の建設機械のフィルタ取付構造において、
    前記係合部の前記固定部側の部分が、前記固定部側から当該係合部側へ向かう方向において前記フィルタから離れる方向に斜めに傾斜していることを特徴とする、建設機械のフィルタ取付構造。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の建設機械のフィルタ取付構造において、
    前記係合部の前記把持部側の部分が、当該係合部側から前記把持部側へ向かう方向において前記フィルタに近づく方向に斜めに傾斜していることを特徴とする、建設機械のフィルタ取付構造。
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