JP2013233629A - バイト切削装置 - Google Patents

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政良 藤本
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Abstract

【課題】 従来に比べて切削液の供給量を抑えることが可能な経済的なバイト切削装置を提供することである。
【解決手段】 バイト切削装置であって、被加工物を保持するチャックテーブルと、スピンドルと、該スピンドルを回転させるモータと、該スピンドルの先端に装着されて該チャックテーブルで保持された被加工物を切削する切刃を含むバイトホイールと、を有するバイト切削手段と、を具備し、該スピンドルは、中央に切削液供給源に接続された第1切削液供給路を有し、該バイトホイールは、該スピンドルの先端に装着されたホイール基台と、該ホイール基台に取り付けられた切刃を含むバイトシャンク、を有し、該ホイール基台の内部には、一端が該スピンドルの中央に配設された該第1切削液供給路に接続され他端が該切刃に向かって切削液を噴出する噴出口に繋がる第2切削液供給路が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、ウエーハ等の被加工物をバイトで旋回切削するバイト切削装置に関する。
半導体デバイスの軽薄短小化を実現するための技術には様々なものがある。一例として、半導体ウエーハに形成されたデバイス表面に10〜100μm程度の高さのバンプと呼ばれる金属突起物を複数形成し、これらのバンプを配線基板に形成された電極に相対させて直接接合するフリップチップボンディングと呼ばれる実装技術が実用化されている。
半導体ウエーハのデバイス表面に形成されるバンプは、メッキやスタッドバンプといった方法により形成される。このため個々のバンプの高さは不均一であり、そのままでは複数のバンプを配線基板の電極に全て一様に接合するのは困難である。
また、高密度配線を実現するために、バンプと配線基板との間に異方性導電性フィルム(ACF)を挟んで接合する集積回路実装技術がある。この実装技術の場合には、バンプの高さが不足すると接合不良を招くため、一定以上のバンプ高さが必要となる。
そこで、半導体ウエーハの表面に形成された複数のバンプを所望の高さへ切削することが望まれている。バンプを所望の高さへ切削する方法として、バイトホイールを用いてバンプを削り取る方法が例えば特開2004−319697号公報で提案されている。
バイトホイールは、ホイール基台と、ホイール基台に配設された切刃を含むバイトシャンクとを備え、バイトホイールを回転させつつ、切刃を被加工物へ当接した状態でバイトホイールと被加工物とを摺動させることにより切削を遂行する。
バイト切削装置では、切刃と被加工物とが当接する加工点を冷却して切削品質を向上させるとともに切刃の過度な磨耗を防止するために、切削中には切刃に純水等の切削液を供給しながら切削を実施している。
具体的には、特開2010−005721号公報に開示されるように、チャックテーブルの外周側から切刃に向かって切削液を供給しながら被加工物の切削を遂行している。
特開2004−319697号公報 特開2010−005721号公報
しかし、スピンドルの回転に伴って切刃は旋回移動するため、特許文献2に開示されたようにチャックテーブルの外周側から切刃に向かって切削液を供給しても切刃が切削液供給ノズルから離反すると切削液が切刃に届きにくい。そこで、多量の切削液を供給する必要があり、非常に非経済的であるという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、従来に比べて切削液の供給量を抑えることが可能な経済的なバイト切削装置を提供することである。
本発明によると、バイト切削装置であって、被加工物を保持するチャックテーブルと、スピンドルと、該スピンドルを回転させるモータと、該スピンドルの先端に装着されて該チャックテーブルで保持された被加工物を切削する切刃を含むバイトホイールと、を有するバイト切削手段と、を具備し、該スピンドルは、中央に切削液供給源に接続された第1切削液供給路を有し、該バイトホイールは、該スピンドルの先端に装着されたホイール基台と、該ホイール基台に取り付けられた切刃を含むバイトシャンク、を有し、該ホイール基台の内部には、一端が該スピンドルの中央に配設された該第1切削液供給路に接続され他端が該切刃に向かって切削液を噴出する噴出口に繋がる第2切削液供給路が形成されていることを特徴とするバイト切削装置が提供される。
好ましくは、噴出口は、前切刃に対してバイトホイールの半径方向中心側且つ切刃の回転方向先頭側に形成されている。
本発明によると、スピンドルの中央に配設された第1切削液供給路とホイール基台に形成された第2切削液供給路を介してホイール基台の噴出口から切刃に向かって切削液が供給されるため、バイトホイールが旋回移動しても常に切削液は切刃に向かって噴出される。よって、従来に比べて切削液の供給量を抑えることが可能となり、経済的なバイト切削装置を提供することができる。
バイト切削装置の斜視図である。 バイト切削ユニットの縦断面図である。 切削液の噴出口と切刃との関係を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1を参照すると、本発明実施形態に係るバイト切削装置2の斜視図が示されている。4はバイト切削装置2のベース(ハウジング)であり、ベース4の後方にはコラム6が立設されている。コラム6には、上下方向に伸びる一対のガイドレール(一本のみ図示)8が固定されている。
この一対のガイドレール8に沿ってバイト切削ユニット10が上下方向に移動可能に装着されている。バイト切削ユニット10は、そのハウジング20が一対のガイドレール8に沿って上下方向に移動する移動基台12に取り付けられている。
バイト切削ユニット10は、ハウジング20と、ハウジング20中に回転可能に収容されたスピンドル22(図2参照)と、スピンドル22を回転するモータ23と、スピンドル22の先端に装着されたバイトホイール24とを含んでいる。バイトホイール24には先端に切刃を有するバイトシャンク26が着脱可能に取り付けられている。
バイト切削ユニット10は、バイト切削ユニット10を一対の案内レール8に沿って上下方向に移動するボールねじ14とパルスモータ16とから構成されるバイト切削ユニット送り機構18を備えている。パルスモータ16を駆動すると、ボールねじ14が回転し、移動基台12が上下方向に移動される。
ベース4の中間部分にはチャックテーブル30を有するチャックテーブル機構28が配設されており、チャックテーブル機構28は図示しないチャックテーブル移動機構によりY軸方向に移動される。33は蛇腹であり、チャックテーブル機構28をカバーする。
ベース4の前側部分には、第1のウエーハカセット32と、第2のウエーハカセット34と、ウエーハ搬送用ロボット36と、複数の位置決めピン40を有する位置決め機構38と、ウエーハ搬入機構(ローディングアーム)42と、ウエーハ搬出機構(アンローディングアーム)44と、スピンナ洗浄ユニット46が配設されている。
また、ベース4の概略中央部には、チャックテーブル30を洗浄する洗浄水噴射ノズル48が設けられている。この洗浄水噴射ノズル48は、チャックテーブル30が装置手前側のウエーハ搬入・搬出領域に位置づけられた状態において、チャックテーブル30に向かって洗浄水を噴射する。
次に、図2を参照して、バイト切削ユニット10の詳細構造について説明する。ハウジング20中に回転可能に収容されたスピンドル22は、軸方向に離間した一対の大径部22a,22bを有している。
50はモータ23のステーターコイルであり、モータ23のロータはスピンドル22から構成される。54は圧縮エア導入口であり、圧縮エア導入口54から導入された圧縮エアは、供給路56を介してラジアルエアベアリング58及びスラストエアベアリング60に供給され、ハウジング20中でスピンドル22を回転可能に保持する。
スピンドル22の中心には貫通穴31が形成されており、この貫通穴31中に第1切削液供給路を構成するチューブ62が挿入されている。チューブ62はその一端が純水等の切削液を供給する切削液供給源64に接続されている。
ハウジング20の上端には、キャップ部材66が装着されている。バイトホイール24は、スピンドル22の先端に装着されたホイール基台25と、ホイール基台25に着脱可能に固定された先端に切刃26aを有するバイトシャンク26と、ホイール基台25の回転中心に対してバイトシャンク26と点対称位置に配設されたバイトシャンク26と略同一重量のカウンターバランス27とから構成される。
ホイール基台25の内部には、一端がスピンドル22内に配設された第1切削液供給路を構成するチューブ62に接続され、他端がバイトシャンク26の切刃26aに向かって切削液を噴出する噴出口70に繋がる第2切削液供給路68が形成されている。
チャックテーブル30に保持された被加工物11を切削する際には、図1において、チャックテーブル移動機構を駆動してチャックテーブル30をY軸方向で奥側(右側)まで移動した後、バイト切削ユニット送り機構18を駆動してバイトシャンク26の切刃26aを被加工物11に所定深さ切り込ませる。
そして、図2に示すように、噴出口70から切刃26aに向かって切削液を噴出しながら、チャックテーブル30を矢印Y1方向に、即ち図1でY軸方向手前側に移動するとともに、バイトホイール24を図3で矢印A方向に回転することにより、チャックテーブル30に保持された被加工物11の旋回切削を実施する。
図3に示すように、切削液の噴出口70はバイトシャンク26の先端に固定された切刃26aに対してバイトホイール24の半径方向中心側且つ切刃26aの回転方向先頭側に形成されている。
噴出口70を切刃26aに対してこのような位置関係で配設することにより、噴出口70から噴出される切削液はバイトホイールの回転に伴って図3で符号72で示すように扇形に噴出される。図3で符号74は切刃26aの回転軌跡を示している。
切削液が扇形に噴出されることで、線状に比べ一度に広範囲を洗浄でき、被加工物11上から切削屑を効率よく除去できるとともに被加工物11上に付着した切削屑を切刃26aがかみ込み被加工物11を傷つけてしまうことが防止できる。
切削屑は切刃26aの回転方向の上流側で発生し、切刃26aの回転方向上流側の側面部分に溜まる。切削液を切刃26aの回転方向上流側からこの側面に向かって供給することでここに溜まる切削屑を洗い流せる。
上述した実施形態では、スピンドル22の内部に配設された第1切削液供給路としてのチューブ62とホイール基台25に形成された第2切削液供給路68を介して、ホイール基台25の噴出口75から切刃26aに向かって切削液が噴出されるため、バイトホイール24が旋回移動しても常に切削液が切刃26aに向かって噴出される。よって、従来に比べて切削液の供給量を抑えることが可能となり、経済的なバイト切削装置が提供される。
また、噴出口70は切刃26aに対してバイトホイール24の半径方向中心側且つ切刃26aの回転方向先頭側に形成されているため、切刃26aの回転方向側に溜まる切削屑を切削液で洗い流すことができる。
2 バイト切削装置
10 バイト切削ユニット
11 被加工物
22 スピンドル
24 バイトホイール
26 バイトシャンク
26a 切刃
30 チャックテーブル
62 第1切削液供給路を構成するチューブ
64 切削液供給源
68 第2切削液供給路
70 噴出口

Claims (2)

  1. バイト切削装置であって、
    被加工物を保持するチャックテーブルと、
    スピンドルと、該スピンドルを回転させるモータと、該スピンドルの先端に装着されて該チャックテーブルで保持された被加工物を切削する切刃を含むバイトホイールと、を有するバイト切削手段と、を具備し、
    該スピンドルは、中央に切削液供給源に接続された第1切削液供給路を有し、
    該バイトホイールは、該スピンドルの先端に装着されたホイール基台と、該ホイール基台に取り付けられた切刃を含むバイトシャンク、を有し、
    該ホイール基台の内部には、一端が該スピンドルの中央に配設された該第1切削液供給路に接続され他端が該切刃に向かって切削液を噴出する噴出口に繋がる第2切削液供給路が形成されていることを特徴とするバイト切削装置。
  2. 前記噴出口は、前記切刃に対して前記バイトホイールの半径方向中心側且つ該切刃の回転方向先頭側に形成されている請求項1記載のバイト切削装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004237401A (ja) * 2003-02-06 2004-08-26 Tungaloy Corp アーバおよび回転工具
JP2012030290A (ja) * 2010-07-28 2012-02-16 Disco Corp 加工装置

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