JP2013232512A - 基板処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体ウエハなどの基板を支持する基板支持ピンがこの基板との接触により磨耗したとき、基板支持ピンの基板との接触部分のみを部分的に交換することができ、これにより大量の基板の洗浄などを行う生産設備における消耗部品の交換を経済的なものとする。
【解決手段】基板を載置して支持する基板支持ピン120を複数有するスピンチャックを備え、基板を回転させた状態で基板の洗浄を行う基板洗浄装置において、基板支持ピン120を、支持ピン本体121と、支持ピン本体121の上面121aに形成された部品挿入穴121bに交換可能に挿入された支持ピン交換部品123とを含み、支持ピン交換部品123の先端が基板の裏面と当接して基板を支持するよう構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、基板処理装置に関し、特に、半導体ウエハ等の基板に対する洗浄などの処理を行う基板処理装置に関するものである。
従来から半導体装置の製造プロセスでは、半導体ウエハ等の基板の洗浄に基板洗浄装置が用いられている。
この基板洗浄装置は、複数個の支持ピンを備え、これらの支持ピンにより半導体ウエハ等の基板を支持するスピンチャックを有し、基板をこのスピンチャックに支持して回転させた状態で洗浄液と洗浄ブラシにより基板の表面を洗浄するものである。
つまり、この基板洗浄装置では、スピンチャックに支持された基板はスピンチャックの回転によりこの基板の主面を含む平面内で回転し、スピンチャックに支持されて回転する基板に洗浄液供給ノズルから洗浄液が供給されて基板の表面上に所定の厚みの液膜が形成される。この状態で、その基板の表面に対する押圧力が調整された洗浄ブラシが基板の表面上に形成された洗浄液の液膜に沿って移動することにより、基板表面のパーティクルが洗浄除去される。
このような基板洗浄装置で用いられるスピンチャックには、従来から、基板の下面を吸着保持する吸着方式のスピンチャックが採用されているが、このような吸着方式のスピンチャックを使用して基板を保持する基板洗浄装置では、基板下面における吸着方式のスピンチャックと当接した部分でウエハ表面傷やパーティクルが発生するという問題がある。
また、特許文献1には、基板を洗浄液で洗浄する基板洗浄装置などの回転式の基板処理装置が開示されており、この回転式の基板処理装置では、スピンチャックとして、複数の支持ピンを半導体ウエハの端面とその下面の周縁部とに当接させて半導体ウエハを支持するものが用いられている。
図15から図17は、この特許文献1に開示の基板処理装置を説明する図であり、図15は、この基板処理装置の全体構成を示し、図16は、この基板処理装置における基板を保持する部分(基板回転保持具)の構造を示し、図17は、この基板回転保持部を構成する基板保持部材の構造を示している。
この基板処理装置210は、半導体ウエハ(以下、基板という。)Wを保持する回転可能な基板回転保持具205と、この基板回転保持部205を回転させるモータ206と、基板Wの上面に洗浄液などの各種処理液を供給する処理液供給ノズル207と、基板Wの側方および下方を囲むよう配置され、基板Wの周囲に飛散する処理液を回収する処理液回収カップ208と、この処理液回収カップ208を、処理液を回収する上方位置と、基板を基板回転保持具205に対して出し入れする下方位置との間で移動させる昇降駆動源209とを具備している。
ここで、基板回転保持具205は、モータ206の回転により水平面内で軸芯Aを回転中心として回転する円板状の回転台201と、この回転台201にその外周縁に沿って位置するよう固定され、基板Wを支持する複数の基板支持部材(支持ピン)220と、この回転台201の外周縁に配置され、基板側面を押圧する基板押圧機構(図16参照)211とを有している。
この基板支持部材220は、図17に示すように、基板Wの周縁部下面と当接して基板Wを支持する基板支持部221と、該基板支持部221の上面221aに突出するよう形成され、該基板の外周側面と当接して基板の水平面内での位置を規制する水平位置規制部222とを有している。基板支持部221の上面221aの、水平位置規制部222の周囲の領域が基板載置面となっており、また、水平位置規制部222の側面222aが基板の外周側面と当接する押圧面となっている。
また、基板押圧機構211は、回転台201の外周縁部に取り付けられた軸受け部材211aと、この軸受け部材211aに回動可能に取り付けられ、一端側端面が基板の側端面と当接して基板を押圧する基板押圧部材211bとを有している。この基板押圧部材211bは、永久磁石の表面を樹脂で被覆した構造となっており、基板押圧部材211bの重心Gは、軸受け部材211aが有する支点に対して回転台201のより外側にある。
また、処理液回収カップ208には、基板Wの外周縁部に沿って位置するよう環状形状に形成したリング状磁石202が取り付けられている。
基板押圧機構211は、処理液回収カップ208の上昇によりリング状磁石202が基板押圧部材211bの外側端に近接することで、磁石の反発力により基板押圧部材211bの外側端が浮き上がって基板押圧部材211bの内側端面が基板の側端部と当接して、他の基板支持部材220とともに基板Wを保持し、処理液回収カップ208の降下によりリング状磁石202が基板押圧部材211bの外側端から離間することで、基板押圧部材211bの外側端が最下端位置まで下がって基板押圧部材211bの内側端面が基板の側端部から離れて基板Wが解放されるよう構成されている。
このような基板処理装置210では、処理液回収カップ208を降下させた状態で、回転台201上に基板Wを搬入して基板支持部材220上に載置し、処理液回収カップ208を上昇させることで、基板押圧部材211bが回動してその内側端が基板Wの端面を押圧して基板Wが回転台201上に保持される。
この状態で、モータ206により回転台201を回転させると、基板Wが回転台201とともに回転し、この状態で、例えば洗浄液を基板上に供給することで基板の洗浄処理が行われる。その後は、処理液回収カップ208を降下させることで、基板Wを回転台201から取り出し可能となる。
また、特許文献1に開示の基板処理装置210で用いている基板回転保持具(スピンチャック)205には、基板と基板保持部材(支持ピン)との面接触を防止するために、支持ピンの基板を載置する面を傾斜面としたものがある(例えば、特許文献2)。
この特許文献2には、被処理体を保持して回転させながら種々の処理を行う回転処理装置が開示されている。
図18は、この特許文献2に開示の回転処理装置における支持ピンの構造を説明する図であり、図18(a)は支持ピンの斜視図、図18(b)は支持ピンの平面図である。
この支持ピン230は、基板を載置する円柱状本体231と、円柱状本体231の上面部231aに突出するよう形成され、基板の端面と当接して基板の位置を規制する位置規制部232とを有し、円柱状本体231は、その上面231aの、基板の端部と接する部分231bが、円柱状本体231の上面231aに対して傾斜した構造となっている。
このような構造の支持ピンでは、この支持ピンと基板との接触部分が小さくなっている。
ところが、支持ピンにおける基板と接する部分が傾斜面となっていると、支持ピンにより支持された基板が傾斜して正確に水平状態にならない場合があり、洗浄ブラシが不適切な押圧力を持って基板を洗浄してしまうという理由から、スピンチャックの支持ピンには、その基板を載置する部分を基板の当接面と平行にする構成のものも依然として用いられている(例えば、特許文献3)。
特開平6−291030号公報 特開2000−100768号公報 特開2002−313766号公報
以上説明したように、従来の基板洗浄装置などの基板処理装置では、洗浄などの対象となる被処理体(基板)と、基板を支持する基板支持部材(支持ピン)との接触面積を小さくすることで、基板との接触により発生する傷やパーティクルを最小限に抑制する試みもなされているが、基板を支持するための支持ピンは一体型構造となっているため、支持ピンにおける基板との接触部分が消耗した場合、支持ピン全体を新たなものに交換しなければならず、このような基板処理装置を用いて基板を大量に洗浄するような生産設備では、支持ピンの基板と接触する部分の消耗が非常に激しく、交換頻度は著しく多くなってしまい、支持ピンの交換を支持ピンの一部分が磨耗しただけで行うのは極めて不経済であるという問題がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、半導体ウエハなどの被処理基板を支持する基板支持部材がこの被処理基板との接触により磨耗しても、部品交換の際の交換部品の小型化により、基板支持部材の被処理基板との接触部分のみを部分的に交換することが可能となり、これにより大量の被処理基板の洗浄などを行う生産設備における基板支持部材の磨耗による部品交換を経済的なものとすることができる基板処理装置を得ることを目的とする。
本発明に係る基板処理装置は、被処理基板を保持する基板保持部材を有し、該基板保持部材が該被処理基板を保持した状態で該被処理基板とともに回転するように構成された基板処理装置であって、該基板保持部材は、該被処理基板を支持する基板支持体を含み、該基板支持体は、支持体本体と、該支持体本体の上面に形成された部品挿入穴に交換可能に挿入された支持体交換部品とを含み、該部品挿入穴に挿入された該支持体交換部品の先端が該被処理基板の裏面に当接するように構成されており、そのことにより上記目的が達成される。
前記支持体本体は、該支持体本体の上面上に形成された位置規制部であって、前記被処理基板の側端面に当接することにより該被処理基板の水平方向の位置を規制する位置規制部を有することが好ましい。
前記部品挿入穴の開口の端部が前記位置規制部の端部に接するよう配置されており、該位置規制部の端部は前記被処理基板の側端面に当接する部分であることが好ましい。
前記位置規制部の端部であって、前記被処理基板の側端面に当接する端部から、前記基板支持体の上面の端部であって、前記基板保持部材の回転中心側の端部までの距離は、1.0mm〜5.0mmであることが好ましい。
前記部品挿入穴の深さは、前記位置規制部の端部であって、前記被処理基板の側端面に当接する端部から、前記基板支持体の上面の端部であって、前記基板保持部材の回転中心側の端部までの距離の3倍であることが好ましい。
前記支持体交換部品の外形形状は円柱形状あるいは角柱形状であり、前記部品挿入穴は、該支持体交換部品が該部品挿入穴と嵌合するように円柱形状あるいは角柱形状の空間を形成していることが好ましい。
前記支持体交換部品の上端側の端面は、前記基板保持部材により水平に保持される前記被処理基板の下面に対して傾斜していることが好ましい。
前記部品挿入穴が延びる方向は、前記基板保持部材により水平に保持される前記被処理基板の法線方向に対して、該部品挿入穴に挿入した前記支持体交換部品の上端がその下端よりも該被処理基板の回転中心に近くなるよう傾斜していることが好ましい。
前記部品挿入穴の深さは、3.0mm〜15.0mmの範囲であることが好ましい。
前記部品挿入穴に挿入された前記支持体交換部品の先端が前記支持体本体の上面から突出する部分の長さは1.0mm〜3.0mmであることが好ましい。
前記基板保持部材は、回転可能にかつその回転面が水平になるよう支持された円板状の回転基台を有し、前記基板支持体が該回転基台の周縁に沿って該回転基台上に複数配置されており、前記被処理基板の周縁部が該支持体交換部品の先端に当接して該被処理基板が各基板支持体上に載置されるように構成されていることが好ましい。
前記円板状の回転基台に配置された前記複数の基板支持体のうちの少なくとも1つは、該回転基台上をその半径方向に沿って移動可能に構成された可動基板支持体であり、前記基板保持部材は、該可動基板支持体を該回転基台の回転中心に向かう方向に付勢する付勢機構を有していることが好ましい。
前記可動基板支持体は永久磁石を含んでおり、前記付勢機構は、前記円板状の回転基台の下側に該回転基台の外周部に沿って対向するように配置された環状の永久磁石を含み、該環状の永久磁石と該可動基板支持体の永久磁石との反発力あるいは吸引力により、該可動基板支持体を該回転基台の回転中心に向く方向に付勢することが好ましい。
前記基板処理装置は、前記基板保持部材により保持された前記被処理基板に洗浄液を供給する洗浄液供給ノズルと、該洗浄液供給ノズルより該洗浄液が供給された該被処理基板の表面を洗浄する洗浄ブラシと、該洗浄ブラシを該基板保持部材に保持された該被処理基板の表面に沿って移動させる移動機構と、該基板保持部材に保持された該被処理基板の表面に対する該洗浄ブラシの押圧力を調整する押圧力調整機構とを有することが好ましい。
前記支持体本体の上面からの前記位置規制部の高さは、前記被処理基板の洗浄時に前記洗浄液供給ノズルから供給された洗浄液が該位置規制部を乗り越えて該回転する該被処理基板の外側に流出する寸法に設定されていることが好ましい。
次に作用について説明する。
本発明においては、被処理基板を保持する基板保持部材を有し、該基板保持部材が該被処理基板を保持した状態で該被処理基板とともに回転するように構成された基板処理装置において、基板保持部材に設けられ、被処理基板を載置する基板支持体を備え、この基板支持体を、支持体本体と、支持体本体の上面に形成された部品挿入穴に交換可能に挿入された支持体交換部品とを含み、支持体交換部品の先端が基板の裏面と当接するよう構成したので、被処理基板を支持する基板支持体の該被処理基板との接触部分が磨耗しても、支持体本体の部品挿入穴に交換可能に挿入されている支持体交換部品のみを交換することができ、部品交換の際の交換部品の小型化により消耗部品量を著しく低減することができる。この結果、大量の基板の洗浄などを行う生産設備における消耗部品の交換を経済的なものとすることができる。
また、支持体本体では、部品挿入穴の端部を位置規制部の端部に接するよう配置しているので、部品挿入穴に挿入した支持体交換部品の先端が磨耗して被処理基板と面接触する状態でも、支持体交換部品の先端と被処理基板とが接触する部分を被処理基板のより外周側にすることができる。
また、前記位置規制部の端部であって、前記被処理基板の側端面に当接する端部から、前記基板支持体の上面の端部であって、前記基板保持部材の回転中心側の端部までの距離を、1.0mm〜5.0mmとしているので、つまり、被処理基板を基板支持体の上に置いたときの位置精度以上で、かつ、被処理基板の周縁部にて被処理基板と基板支持体とが接触することが可能な幅、言い換えると、被処理基板内の保証領域外の領域の幅よりも小さくしているので、基板保持部材の基板支持体上に被処理基板を載置したとき、基板支持体から被処理基板が外れたり基板支持体が被処理基板の保証領域と当接したりするのを回避することができる。
また、基板支持体を構成する支持体交換部品の外形形状を角柱形状とし、また支持体本体の部品挿入穴の形状を支持体交換部品の外形形状に合わせた四角形形状としたので、支持体本体の部品挿入穴に支持体交換部品を挿入するとき支持体交換部品が回転するのを回避できる。
また、支持体本体の部品挿入穴の延びる方向を、支持体本体の部品挿入穴に支持体交換部品を挿入したとき、支持体交換部品の上端側がその下端側より回転基台の回転中心に近くなるように鉛直方向に対して傾斜させているので、基板保持部材を回転させたとき、支持体交換部品は遠心力により部品挿入穴の底側に付勢されることとなり、基板保持部材の回転によりこの支持体交換部品が部品挿入穴から抜けにくくなる。このため、部品挿入穴の深さを浅くして支持体交換部品の長さを短くし、交換部品のさらなる小型化を図ることができる。
また、部品挿入穴の深さを、前記位置規制部の端部であって、前記被処理基板の側端面に当接する端部から、前記基板支持体の上面の端部であって、前記基板保持部材の回転中心側の端部までの距離の3倍、例えば、3.0mm〜15.0mmとしているので、支持体交換部品を必要以上に長くすることなく、支持体交換部品を支持体本体に対して安定的に固定することができる。
さらに、支持体交換部品が支持体本体の部品挿入穴から出ている部分の長さを1.0mm〜3.0mmとしているので、支持体交換部品を交換するときにこれを挟んで抜くために必要な最小限の長さを確保しつつ、支持体交換部品の、部品挿入穴から出ている部分の長さが長くなりすぎて強度不足となるのを回避できる。
以上のように、本発明によれば、半導体ウエハなどの被処理基板を支持する基板支持部材がこの被処理基板との接触により磨耗しても、部品交換の際の交換部品の小型化により、支持部材の被処理基板との接触部分のみを部分的に交換することが可能となり、これにより大量の基板の洗浄などを行う生産設備における基板支持部材の磨耗による部品交換を経済的なものとすることができる基板処理装置を実現することができる。
図1は、本発明の実施形態1による基板処理装置として基板洗浄装置を説明する図であり、図1(a)および図1(b)はそれぞれ、この基板洗浄装置の全体構成を概略的に示す一部破断側面図および平面図である。 図2は、本発明の実施形態1による基板処理装置におけるスピンチャックを説明する図であり、図2(a)および図2(b)は、このスピンチャックに基板を載置した状態を示す平面図および斜視図である。 図3は、本発明の実施形態1による基板処理装置におけるスピンチャックを説明する図であり、図3(a)は、このスピンチャックの基板支持ピンを拡大して示す斜視図、図3(b)は、図3(a)に示す基板支持ピンから支持ピン交換部品を取り外した状態を示す斜視図である。 図4は、本発明の実施形態1による基板処理装置におけるスピンチャックを説明する図であり、図4(b)は、このスピンチャックの基板支持ピンを示す平面図、図4(a)は、図4(b)のB4−B4’線断面の構造を示す断面図である。 図5は、本発明の実施形態1による基板処理装置におけるスピンチャックを説明する図であり、図5(b)は、このスピンチャックの基板支持ピンから支持ピン交換部品を取り外した状態を示す平面図、図5(a)は、図5(b)のC5−C5’線断面の構造を示す断面図である。 図6は、本発明の実施形態1による基板処理装置におけるスピンチャックを説明する図であり、図6(a)は、このスピンチャックにおける基板支持ピンの支持ピン交換部品を示す側面図、図6(b)は、図6(a)のD6−D6’線断面の構造を示す断面図である。 図7は、本発明の実施形態1の基板処理装置を構成する支持アームの構成を説明する図である。 図8は、本発明の実施形態1の基板処理装置における主要な電気回路の構成を示すブロック図である。 図9は、本発明の実施形態2による基板処理装置におけるスピンチャックを説明する図であり、図9(a)は、このスピンチャックの基板支持ピンを示す斜視図、図9(b)は、図9(a)に示す基板支持ピンから支持ピン交換部品を取り外した状態を示す斜視図である。 図10は、本発明の実施形態2による基板処理装置におけるスピンチャックを説明する図であり、図10(b)は、このスピンチャックの基板支持ピンを示す平面図、図10(a)は、図10(b)のE10−E10’線断面の構造を示す断面図である。 図11は、本発明の実施形態2による基板処理装置におけるスピンチャックを説明する図であり、図11(b)は、このスピンチャックの基板支持ピンから支持ピン交換部品を取り外した状態を示す平面図、図11(a)は、図11(b)のF11−F11’線断面の構造を示す断面図である。 図12は、本発明の実施形態3による基板処理装置におけるスピンチャックを説明する図であり、図12(a)は、このスピンチャックの基板支持ピンを示す斜視図、図12(b)は、このスピンチャックの基板支持ピンから支持ピン交換部品を取り外した状態を示す斜視図である。 図13は、本発明の実施形態3による基板処理装置におけるスピンチャックを説明する図であり、図13(b)は、このスピンチャックの基板支持ピンを示す平面図、図13(a)は、図13(b)のG13−G13’線断面の構造を示す断面図である。 図14は、本発明の実施形態2による基板処理装置におけるスピンチャックを説明する図であり、図14(b)は、このスピンチャックの基板支持ピンから支持ピン交換部品を取り外した状態を示す平面図、図14(a)は、図14(b)のH14−H14’線断面の構造を示す断面図である。 図15は、特許文献1に開示の基板処理装置を説明する図であり、この基板処理装置の全体構成を示している。 図16は、特許文献1に開示の基板処理装置を説明する図であり、この基板処理装置における基板を保持する部分(基板回転保持部)の構造を示している。 図17は、特許文献1に開示の基板処理装置を説明する図であり、この基板処理装置における基板を保持する部分(基板回転保持部)を構成する基板支持部材(支持ピン)の構造を示している。 図18は、特許文献2に開示の回転処理装置における支持ピンの構造を説明する図であり、図18(a)は支持ピンの斜視図、図18(b)は支持ピンの平面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1による基板処理装置として基板洗浄装置を説明する図であり、図1(a)および図1(b)は、この基板洗浄装置の全体構成を概略的に示す一部破断側面図および平面図である。
この基板洗浄装置100は、半導体ウエハなどの被処理基板(以下、単に基板ともいう。)Wを洗浄し乾燥させる枚葉式の基板洗浄装置であり、基板Wを保持し、その状態で基板Wとともに水平面内で回転するよう構成されたスピンチャック(基板保持部材)11と、このスピンチャック11を回転させるモータ21と、このスピンチャック11に支持された基板Wの周囲に昇降可能に配設された洗浄液の飛散防止用カップ12と、スピンチャック11に支持された基板Wの表面に洗浄液を供給する表面側洗浄液供給ノズル13と、スピンチャック11に支持された基板Wの下面に洗浄液を供給する裏面側洗浄液供給ノズル14とを備えている。
また、基板洗浄装置100は、表面側洗浄液供給ノズル13より洗浄液が供給された基板Wの表面を洗浄する洗浄ブラシ15と、洗浄ブラシ15を軸芯P2の周りに回転可能に支持する支持アーム17と、この支持アーム17を支軸部材37により回転可能に支持し、洗浄ブラシ15が移動するよう支軸部材37の軸芯P1を回転軸として支持アーム17を回転させるアーム回転機構16とを有している。
ここで、アーム回転機構16は、モータ38を備え、洗浄ブラシ15がスピンチャック11に支持された基板Wの表面に沿って移動するよう支持アーム17を軸芯P1の周りに回転させる動作と、該洗浄ブラシ15がスピンチャック11上側の領域とスピンチャック11の上側の領域以外の領域との間で移動するよう支持アーム17を軸芯P1の周りに回転させる動作とを行うよう構成されている。
また、支持アーム17は、スピンチャック11に支持された基板Wの表面に対する洗浄ブラシ15の押圧力を調整する押圧力調整機構18(図7参照)を有している。
以下、スピンチャック11の構成について詳しく説明する。
図2〜図6は、本発明の実施形態1による基板洗浄装置におけるスピンチャックを説明する図であり、図2は、このスピンチャック11に基板を載置した状態を示す平面図(図2(a))および斜視図(図2(b))である。図3は、スピンチャックを構成する基板支持ピン(基板支持体)を拡大して示す斜視図(図3(a))、および図3(a)に示す基板支持ピンから支持ピン交換部品を取り外した状態を示す斜視図(図3(b))である。図4は、この基板支持ピンを示す平面図(図4(b))、および図4(b)のB4−B4’線断面の構造を示す断面図(図4(a))である。図5は、この基板支持ピンから支持ピン交換部品を取り外した状態を示す平面図(図5(b))、および図5(b)のC5−C5’断面の構造を示す断面図(図5(a))である。図6は、支持ピン交換部品を示す側面図(図6(b))および図6(b)のD5−D5’断面の構造を示す断面図(図6(a))である。
このスピンチャック(基板保持部材)11は、回転可能にかつその回転面が水平になるようモータ21の回転軸に支持された円板状の回転基台20と、この回転基台20上にその周縁に沿って複数配置され、基板Wを支持する基板支持ピン(基板支持体)120および120aとを有している。
ここでは、回転基台20上には6個の基板支持ピン120および120aが取り付けられており、このうちの4つの基板支持ピン120は回転基台20に固定された固定基板支持ピンであり、残りの2つの基板支持ピン120aは、回転基台20に対してその半径方向に沿って移動するよう取り付けられた可動基板支持ピンである。
なお、可動基板支持ピン120aは、固定基板支持ピン120とは可動機構を有する点で異なるが、基板を支持する部分の構成は同一であるので、以下、固定基板支持ピン(単に、基板支持ピンという。)120の構造を具体的に説明する。
基板支持ピン120は、基板Wを載置する基板載置面124を有し、基板載置面124上で基板Wを支持する構造となっている。
つまり、基板支持ピン120は、基板載置面124を形成する上面121aを有する支持ピン本体121と、基板載置面124の一部が突出するよう、支持ピン本体121の上面121aに形成された部品挿入穴121bに交換可能に挿入された支持ピン交換部品123とを含み、支持ピン本体121に挿入された支持ピン交換部品123の先端が基板載置面124の一部として突出し、基板載置面124に載置された基板Wの裏面に当接するよう構成されている。
また、基板支持ピン120は、支持ピン本体121の上面に形成され、基板Wの側端面に当接してこの基板Wの水平方向の位置を規制する位置規制部122を有している。なお、この支持ピン本体121の上面からの位置規制部122の高さは、基板の洗浄時に表面側洗浄液供給ノズル13から供給された洗浄液が位置規制部122を乗り越えて、回転する基板の外側に流出する寸法に設定されている。
ここでは、基板支持ピン120を構成する支持ピン本体121は、部品挿入穴121bを、その開口端部が位置規制部122の、基板Wの側端面に当接する端部122aに接するよう配置している。
また、位置規制部122の、基板Wの側端面に当接する端部122aから、基板支持ピン120の、回転基台20の回転中心側の端部までの距離L1は1.0mm〜5.0mmとしている。
また、部品挿入穴121bの深さDは、位置規制部122の端部122aから基板支持ピン120の端部までの距離L1の3倍を目安として、3.0mm〜15.0mmの範囲に設定している。
さらに、基板支持ピン120を構成する支持ピン交換部品123は、側面123aの外形形状を円柱形状としたものであり、基板支持ピン120を構成する支持ピン本体121の上面121aに形成された部品挿入穴121bには、支持ピン交換部品123が部品挿入穴121bと嵌合するよう円柱形状の空間を形成されている。
また、ここでは、支持ピン交換部品123は、その上端側の端面123bを、スピンチャック11により水平に保持される基板Wの下面に対して傾斜させた傾斜面としている。また、支持ピン本体121に挿入された支持ピン交換部品123の先端が、支持ピン本体121の上面121aから突出する部分の長さL2を1.0mm〜3.0mmとしている。
また、可動基板支持ピン120aは、支持ピン本体121の下端部に永久磁石を含んでいる点でのみ、上記基板支持ピン(固定基板支持ピン)120の構成と異なっている。
また、この基板洗浄装置100は、この可動基板支持ピン120aを回転基台20の回転中心に向かう方向に付勢する付勢機構を有している。
つまり、この基板洗浄装置100では、上述した飛散防止用カップ12は環状の永久磁石26を含み、この飛散防止用カップ12を、スピンチャック11を囲むよう上昇させたとき、環状の永久磁石26が円板状の回転基台20の外周部の下面に対向するよう位置し、この飛散防止用カップ12をスピンチャック11の周囲から退避するよう下降させたとき、環状の永久磁石26が円板状の回転基台20から離れるよう構成されている。
そして、この基板洗浄装置100では、この飛散防止用カップ12が上昇したとき、環状の永久磁石26と可動基板支持ピン120aを構成する永久磁石との間の反発力あるいは吸引力により、可動基板支持ピン120aを回転基台20の回転中心に向く方向に付勢し、この飛散防止用カップ12が下降したとき、環状の永久磁石26と可動基板支持ピン120aの永久磁石との間の反発力あるいは吸引力が実質的に消失するようになっている。
次に、支持アームの構成について詳しく説明する。
図7は、この実施形態1の基板洗浄装置を構成する支持アームの構成を説明する断面図である。
支持アーム17の先端部には、洗浄ブラシ15が鉛直方向の軸芯P2(図1参照)を中心に回転可能な状態で支持されている。この洗浄ブラシ15のブラシ部分には、ナイロン、スポンジ、フェルト、プラスチック製のものが使用される。
支持アーム17の基端部は、支軸部材37の上端にこれと一体に回転可能な状態に連結されている。支持アーム17は軸芯P1の周りに回転するものであり、その回転は、移動機構16における正逆回転可能なモータ38の駆動によって支軸部材37を介して行われるようになっている。これにより、洗浄ブラシ15は飛散防止用カップ12の側方の待機位置と、スピンチャック11に保持された基板Wの表面上での稼動位置との間で水平移動するとともに、基板Wの洗浄時は、洗浄ブラシ15を基板Wの表面上に形成される洗浄液の液膜に沿わせて水平移動できるようになっている。
また、支持アーム17内には、洗浄ブラシ15が基板Wの表面を押圧する押圧力を調整する押圧力調整機構18が設けられている。
図7には、この押圧力調整機構18が洗浄ブラシ15の回転駆動機構とともに示されている。
支持アーム17の筐体17aには、上下一対のベアリング40により回転体41が軸芯P2の周りに回転可能に支持されており、この回転体41にはこれと一体に回転可能にプーリー42が取り付けられ、このプーリー42は、タイミングベルト44を介してモータ43にこのモータ43と連動するよう連結されている。
また、回転体41には、プーリー42の上側に位置するよう一対のガイドローラ45が設けられ、またプーリー42の下側に位置するようもう一対のガイドローラ45が設けられ、回転体41内には、洗浄ブラシ15を支持する洗浄ブラシ支持体46が挿通し、これらのガイドローラ45が洗浄ブラシ支持体46の中間部分を構成するスプライン部46aと係合しており、これにより、洗浄ブラシ支持体46が回転体41と一体となって回転しながら昇降する機構が形成されている。
また、洗浄ブラシ支持体46にはこれと一体となって回転するようバネ座47が取り付けられ、回転体41にはバネ座48が取り付けられており、洗浄ブラシ支持体46に取り付けたバネ座47と回転体41に取り付けたバネ座48との間に圧縮コイルスプリング49が設けられている。これにより、洗浄ブラシ15および洗浄ブラシ支持体46の重量に釣り合って、洗浄ブラシ15を支持アーム17に対して所定高さに維持させる重量均衡機構50が構成されている。
また、洗浄ブラシ支持体46の上端には、当接部材52がベアリング51を介して洗浄ブラシ支持体46に対する相対的な回転が可能となるよう取り付けられており、この当接部材52の上端には操作ロッド53が連結されている。この操作ロッド53は、リニアアクチュエータ54を構成するコイル55内に貫通され、リニアアクチュエータ54により洗浄ブラシ支持体46の回転軸方向に昇降するようになっている。
図8は、押圧力調整機構18を含む基板洗浄装置100の主要な電気的構成を示すブロック図である。
この図に示すように、リニアアクチュエータ54のコイル55は電源装置56と接続されている。この電源装置56は、電源57と可変抵抗器58とから構成されており、可変抵抗器58の抵抗値を調整することによりコイル55に流す電流値が変化し、リニアアクチュエータ54の電磁力が調節されることにより、操作ロッド53が直線的に昇降してその高さ位置を調節する構成となっている。
これにより、操作ロッド53の昇降により洗浄ブラシ支持体46が上下方向に移動して洗浄ブラシ15の高さ位置が調整され、洗浄ブラシ15の高さ位置に応じた押圧力で洗浄ブラシ15を基板Wの表面に押圧させることができるようになっている。
電源装置56内の可変抵抗器58の抵抗値は、制御手段としての制御部70によって調節されるようになっている。この制御部70は、上述したモータ21、38、43や、洗浄液供給ノズル13、14に洗浄液を供給する洗浄液供給部61の動作を制御するようになっている。また、制御部70には押圧荷重設定器60も接続されている。
この押圧荷重設定器60は、基板Wの洗浄処理を行う際に、基板W上に形成された膜などの種類や、基板Wに付着している汚染物の性質、種類などに応じて、それに対応する洗浄時の押圧力を設定するものである。
これにより、基板Wの洗浄時には、制御部70が電源装置56を制御してリニアアクチュエータ54の電磁力を調節し、操作ロッド53の高さ位置を調節することにより、洗浄ブラシ支持体46を介して洗浄ブラシ15を昇降してその高さ位置を調節し、スピンチャック11に支持された基板Wの表面に対して予め設定した押圧力で洗浄ブラシ15を基板Wの表面に作用させ、その洗浄が行われる。
次に動作について説明する。
このような構成の本実施形態の基板洗浄装置100では、まず、スピンチャック11に基板Wを保持させる。
つまり、飛散防止用カップ12を下降させた状態で、搬送機構(図示せず)により基板Wをスピンチャック11上に載置する。基板Wは6個の基板支持ピン120および120aの基板載置面124上に支持される。
この状態において、飛散防止用カップ12を上昇させると、磁力の作用により、位置決め機構の役割を備えている基板支持ピン6個の内2個の基板支持ピン(可動基板支持ピン)120aは基板端部を中心に向けて押圧する。このため、基板Wの端面は6個の基板支持ピン120および120aにおける各位置規制部122と当接することになり、基板Wに対して水平方向の位置決めがなされる。
その後、基板洗浄装置により基板Wを洗浄する。
つまり、モータ21の駆動によりスピンチャック11を回転させるとともに、表面側洗浄液供給ノズル13から基板Wの表面に洗浄液を供給する。また、モータ38の駆動により洗浄アーム17を軸芯P1の周りに回転させ、洗浄ブラシ15を待機位置から基板Wの回転中心上に水平移動させ、その後、可変抵抗器58の抵抗値を調節して、洗浄ブラシ15を予め設定された押圧力で基板Wの表面に接触させる。
この状態において、モータ43の駆動により洗浄ブラシ15を軸芯P2の周りに回転しつつ、電動モータ38を駆動して洗浄ブラシ15を基板Wの表面上に形成される洗浄液の液膜に沿わせて一定速度で水平移動させて基板Wの洗浄を行う。また、このときに、洗浄によって汚染された洗浄液が基板Wの下面側に回り込むことを防止するために、裏面側洗浄液供給ノズル14から基板Wの下面に洗浄液を供給する。このとき基板Wは6個の基板支持ピン120および120aにより水平状態で支持されていることから、洗浄液が基板の全面に均等に供給され、基板外周部で洗浄が不十分となることはない。なお、洗浄後は基板を乾燥させる。
次に、本発明の作用効果について説明する。
このように本実施形態1では、基板Wを保持するスピンチャック11を有し、スピンチャック11が基板Wを保持した状態で基板Wとともに回転するよう構成した基板洗浄装置100において、スピンチャック11に設けられ、基板Wを載置する基板支持ピン120および120aを備え、この基板支持ピン120および102aを、支持ピン本体121と、支持ピン本体121の上面に形成された部品挿入穴121bに交換可能に挿入された支持ピン交換部品123とを含み、支持ピン交換部品の先端が基板Wの裏面と当接するよう構成したので、基板Wを支持する基板支持ピンの基板との接触部分が磨耗しても、基板支持ピンの支持ピン交換部品123のみを交換することができ、これにより部品交換の際の交換部品の小型化を図ることができる。この結果、大量の基板の洗浄などを行う生産設備における基板支持ピンの磨耗による部品交換を経済的なものとすることができる。
また、支持ピン本体121では、その部品挿入穴121bの開口端部を位置規制部122の端部122aに接するよう配置しているので、部品挿入穴121bに挿入した支持ピン交換部品123の先端が磨耗して基板Wと面接触する状態でも、支持ピン交換部品123の先端と基板Wとの接触部分を基板のより外周側にすることができる。
また、位置規制部122の端部122aから支持ピン本体121の端部までの距離L1を、1.0mm〜5.0mmとしている。つまり、基板Wを基板支持ピン121の上に置いたときの位置精度以上で、かつ、基板Wの周縁部における基板Wと基板支持ピン121と接触することが可能な幅、言い換えると、基板W内の保証領域外の幅よりも小さくしている。このため、この基板洗浄装置11では、スピンチャック11の基板支持ピン120および120a上に基板Wを載置したとき、基板支持ピンから基板Wが外れたり基板支持ピンが基板Wの保証領域と当接したりするのを回避することができる。
また、部品挿入穴121bの深さを、位置規制部122の端部122aから基板載置面124の端部(支持ピン本体121の上面の端部)までの距離L1の3倍を目安として、3.0mm〜15.0mmとしているので、支持ピン交換部品123を必要以上に長くすることなく、支持ピン交換部品123を支持ピン本体121に対して安定的に固定することができる。
さらに、支持ピン交換部品123が支持ピン本体121の部品挿入穴121bから出ている部分の長さを1.0mm〜3.0mmとしているので、支持ピン交換部品を交換するときにこれを挟んで抜くために必要な最小限の長さを確保しつつ、支持ピン交換部品の、部品挿入穴121bから出ている部分の長さが長くなりすぎて強度不足となるのを回避できる。
(実施形態2)
図9は、本発明の実施形態2による基板処理装置として基板洗浄装置を説明する図であり、この基板洗浄装置のスピンチャックにおける基板支持ピン(基板支持体)を示す斜視図(図9(a))、および図9(a)に示す基板支持ピンから支持ピン交換部品を取り外した状態を示す斜視図(図9(b))である。図10は、この基板支持ピンを示す平面図(図10(b))、および図10(b)のE10−E10’線断面の構造を示す断面図(図10(a))である。図11は、この基板支持ピンから支持ピン交換部品を取り外した状態を示す平面図(図11(b))、および図11(b)のF11−F11’線断面の構造を示す断面図(図11(a))である。
この実施形態2による基板処理装置は、実施形態1の基板処理装置における基板支持ピン120に代えて、この基板支持ピン120とは支持ピン交換部品およびその部品挿入穴の形状が異なる基板支持ピン130を用いたものである。
つまり、この実施形態2の基板処理装置におけるスピンチャックに設けられている基板支持ピン(固定基板支持ピン)130は、基板載置面134を形成する上面131aを有する支持ピン本体131と、基板載置面134の一部が突出するよう、支持ピン本体131の上面131aに形成された部品挿入穴131bに交換可能に挿入された支持ピン交換部品133とを含み、支持ピン本体131に挿入された支持ピン交換部品133の先端が基板載置面134の一部として突出し、基板載置面134に載置された基板Wの裏面に当接するよう構成されている。
また、基板支持ピン130は、支持ピン本体131の上面131aに形成された位置規制部132を有しており、この位置規制部132は、その側面132aが基板Wの側端面に当接してこの基板Wの水平方向の位置を規制するものである。
この基板支持ピン130を構成する支持ピン本体131は、部品挿入穴131bを、その開口端部が位置規制部132の、基板Wの側端面に当接する端部132aに接するよう配置している。
この基板支持ピン130を構成する支持ピン交換部品133は、外形形状を四角柱形状としたものであり、基板支持ピン130を構成する支持ピン本体131の上面131aに形成された部品挿入穴131bには、支持ピン交換部品133が部品挿入穴131bと嵌合するよう四角柱形状の空間が形成されている。支持ピン交換部品133の上面133aは、スピンチャックに載置された基板Wの中心側が低くなるよう傾斜した傾斜面となっている。
なお、この実施形態2の基板処理装置におけるスピンチャックに設けられている可動基板支持ピン(図示せず)は、上述した固定基板支持ピン130とは可動機構を有する点で異なるのみであり、基板を支持する部分の構成は同一である。
このような構成の本実施形態2の基板洗浄装置では、基板支持ピン130を構成する支持ピン交換部品133の外形形状を角柱形状とし、また支持ピン本体131の部品挿入穴131bの形状を支持ピン交換部品133の外形形状に合わせた角柱形状としたので、実施形態1の基板洗浄装置の効果に加えて、支持ピン本体131の部品挿入穴131bに支持ピン交換部品133を挿入するとき支持ピン交換部品133が回転するのを回避できる効果がある。
(実施形態3)
図12は、本発明の実施形態3による基板処理装置を説明する図であり、この基板処理装置のスピンチャックにおける基板支持ピン(基板支持体)を示す斜視図(図12(a))、および図12(a)に示す基板支持ピンから支持ピン交換部品を取り外した状態を示す斜視図(図12(b))である。図13は、この基板支持ピンを示す平面図(図13(b))、および図13(b)のG13−G13’線断面の構造を示す断面図(図13(a))である。図14は、この基板支持ピンから支持ピン交換部品を取り外した状態を示す平面図(図14(b))、および図14(b)のH14−H14’断面の構造を示す断面図(図14(a))である。
この実施形態3による基板処理装置は、実施形態1の基板処理装置における基板支持ピン120に代えて、この基板支持ピン120とは、支持ピン交換部品の上端部の形状、およびこの支持ピン交換部品を挿入する部品挿入穴の延びる方向が異なる基板支持ピン140を用いたものである。
つまり、この実施形態3の基板処理装置における基板支持ピン(固定基板支持ピン)140は、実施形態1で説明した固定基板支持ピン120と同様に、基板載置面144を形成する上面141aを有する支持ピン本体141と、基板載置面144の一部が突出するよう、支持ピン本体141の上面141aに形成された部品挿入穴141bに交換可能に挿入された支持ピン交換部品143とを含み、支持ピン本体141に挿入された支持ピン交換部品143の先端が基板載置面144の一部として突出し、基板載置面144に載置された基板Wの裏面に当接するよう構成されている。
また、基板支持ピン140はそれぞれ、支持ピン本体141の上面141aに形成された位置規制部142を有しており、この位置規制部142はその側面142aが基板Wの側端面に当接してこの基板Wの水平方向の位置を規制するものである。
ここでは、基板支持ピン140を構成する支持ピン交換部品143は、外形形状を円柱形状としたものであり、基板支持ピン140を構成する支持ピン本体141の上面141aに形成された部品挿入穴141bには、支持ピン交換部品143が部品挿入穴141bと嵌合するよう円柱形状の空間が形成されている。
この基板支持ピン140を構成する支持ピン本体141は、部品挿入穴141bの開口を、その端部が位置規制部142における基板Wの側端面に当接する側面142aに接するよう配置している。また、この部品挿入穴141bの延びる方向は、基板支持ピン140を円板状の回転基台20(図2参照)に取り付けたときに、この円板状の回転基台20に垂直な方向に対して傾斜した方向となるように設定している。つまり、部品挿入穴141bの延びる方向は、支持ピン本体141の部品挿入穴141bに支持ピン交換部品143を挿入したとき、支持ピン交換部品143の上端側がその下端側より回転基台20の回転中心に近くなるように、鉛直方向に対して傾斜させている。
また、この実施形態3の基板処理装置における可動基板支持ピン(図示せず)も、実施形態1の可動基板支持ピン120aにおける支持ピン交換部品の外形形状を、固定基板支持ピン140と同様に円柱形状とし、その部品挿入穴の延びる方向を鉛直方向に対して傾斜させたものとしている。
なお、この実施形態3の基板処理装置におけるスピンチャックに設けられている可動基板支持ピン(図示せず)は、上述した固定基板支持ピン140とは可動機構を有する点で異なるのみであり、基板を支持する部分の構成は同一である。
そして、この実施形態3の基板処理装置におけるその他の構成は、実施形態1のものと同一である。
このような構成の本実施形態3の基板洗浄装置では、基板支持ピン140を構成する支持ピン交換部品143の外形形状を円柱形状とし、また支持ピン本体141の部品挿入穴141bの延びる方向を、支持ピン本体141の部品挿入穴141bに支持ピン交換部品143を挿入したとき、支持ピン交換部品143の上端側がその下端側より回転基台20の回転中心に近くなるように鉛直方向に対して傾斜させているので、実施形態1の基板洗浄装置の効果に加えて、スピンチャックを回転させたとき、支持ピン交換部品143は遠心力により部品挿入穴141bの底側に付勢されることとなり、スピンチャックの回転によりこの支持ピン交換部品143が部品挿入穴141bから抜けにくくなる。このため、部品挿入穴141bの深さを浅くして支持ピン交換部品143の長さを短くし、交換部品のさらなる小型化を図ることができる効果がある。
なお、上記実施形態では、支持ピン交換部品として、その基板に当接する先端側の端面が平面形状であるものを示したが、支持ピン交換部品は、その基板に当接する先端側の端面の形状を半球の表面形状などの凸状に出っ張った曲面形状としてもよい。
また、上記実施形態では、本発明の基板処理装置として基板洗浄装置を挙げているが、本発明は、半導体ウエハなどの被処理基板を保持して回転する基板保持部材(スピンチャック)を有し、基板を回転させながら種々の処理を行うものでれば適用可能であり、本発明の基板処理装置は上記実施形態で説明した基板洗浄装置に限定されるものではない。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、基板処理装置の分野において、半導体ウエハなどの被処理基板を支持する基板支持部材がこの被処理基板との接触により磨耗しても、部品交換の際の交換部品の小型化により、基板支持部材の被処理基板との接触部分のみを部分的に交換することが可能となり、これにより大量の基板の洗浄などを行う生産設備における支持部材の磨耗による部品交換を経済的なものとすることができる基板処理装置を実現することができる。
11 スピンチャック(基板保持部材)
12 飛散防止用カップ
13 表面側洗浄液供給ノズル
14 裏面側洗浄液供給ノズル
15 洗浄ブラシ
16 移動機構
17 支持アーム
18 押圧力調整機構
20 回転基台
21、38、43 モータ
37 支軸部材
40、51 ベアリング
41 回転体
42 プーリー
44 タイミングベルト
45 ガイドローラ
46 洗浄ブラシ支持体
46a スプライン部
47、48 バネ座
49 圧縮コイルスプリング
50 重量均衡機構
52 当接部材
53 操作ロッド
54 リニアアクチュエータ
55 コイル
56 電源装置
57 電源
58 可変抵抗器
60 押圧荷重設定器
61 洗浄液供給部
70 制御部
100 基板洗浄装置
120、130、140 基板支持ピン(基板支持体)
120a、130a、140a 可動基板支持ピン(可動基板支持体)
121、131、141 支持ピン本体(支持体本体)
121a、131a、141a 上面
121b、131b、141b 部品挿入穴
122、132、142 位置規制部
122a、132a、142a 側面(端面)
123、133、143 支持ピン交換部品(支持体交換部品)
123a、133a、143a 側面
123b、133b、143b 上端面
124、134、144 基板載置面
P1 軸芯
P2 軸芯
W 基板

Claims (15)

  1. 被処理基板を保持する基板保持部材を有し、該基板保持部材が該被処理基板を保持した状態で該被処理基板とともに回転するように構成された基板処理装置であって、
    該基板保持部材は、
    該被処理基板を支持する基板支持体を含み、
    該基板支持体は、
    支持体本体と、
    該支持体本体の上面に形成された部品挿入穴に交換可能に挿入された支持体交換部品とを含み、
    該部品挿入穴に挿入された該支持体交換部品の先端が該被処理基板の裏面に当接するように構成されている、基板処理装置。
  2. 前記支持体本体は、
    該支持体本体の上面上に形成された位置規制部であって、前記被処理基板の側端面に当接することにより該被処理基板の水平方向の位置を規制する位置規制部を有する、請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 前記部品挿入穴の開口の端部が前記位置規制部の端部に接するよう配置されており、該位置規制部の端部は前記被処理基板の側端面に当接する部分である、請求項2に記載の基板処理装置。
  4. 前記位置規制部の端部であって、前記被処理基板の側端面に当接する端部から、前記基板支持体の上面の端部であって、前記基板保持部材の回転中心側の端部までの距離は、1.0mm〜5.0mmである、請求項2に記載の基板処理装置。
  5. 前記部品挿入穴の深さは、前記位置規制部の端部であって、前記被処理基板の側端面に当接する端部から、前記基板支持体の上面の端部であって、前記基板保持部材の回転中心側の端部までの距離の3倍である、請求項2に記載の基板処理装置。
  6. 前記支持体交換部品の外形形状は円柱形状あるいは角柱形状であり、
    前記部品挿入穴は、該支持体交換部品が該部品挿入穴と嵌合するように円柱形状あるいは角柱形状の空間を形成している、請求項1に記載の基板処理装置。
  7. 前記支持体交換部品の上端側の端面は、前記基板保持部材により水平に保持される前記被処理基板の下面に対して傾斜している、請求項1に記載の基板処理装置。
  8. 前記部品挿入穴が延びる方向は、前記基板保持部材により水平に保持される前記被処理基板の法線方向に対して、該部品挿入穴に挿入した前記支持体交換部品の上端がその下端よりも該被処理基板の回転中心に近くなるよう傾斜している、請求項1に記載の基板処理装置。
  9. 前記部品挿入穴の深さは、3.0mm〜15.0mmの範囲である、請求項1に記載の基板処理装置。
  10. 前記部品挿入穴に挿入された前記支持体交換部品の先端が前記支持体本体の上面から突出する部分の長さは1.0mm〜3.0mmである、請求項1に記載の基板処理装置。
  11. 前記基板保持部材は、
    回転可能にかつその回転面が水平になるよう支持された円板状の回転基台を有し、前記基板支持体が該回転基台の周縁に沿って該回転基台上に複数配置されており、前記被処理基板の周縁部が該支持体交換部品の先端に当接して該被処理基板が各基板支持体上に載置されるように構成されている、請求項1に記載の基板処理装置。
  12. 前記円板状の回転基台に配置された前記複数の基板支持体のうちの少なくとも1つは、該回転基台上をその半径方向に沿って移動可能に構成された可動基板支持体であり、
    前記基板保持部材は、該可動基板支持体を該回転基台の回転中心に向かう方向に付勢する付勢機構を有している、請求項11に記載の基板処理装置。
  13. 前記可動基板支持体は永久磁石を含んでおり、
    前記付勢機構は、
    前記円板状の回転基台の下側に該回転基台の外周部に沿って対向するように配置された環状の永久磁石を含み、
    該環状の永久磁石と該可動基板支持体の永久磁石との反発力あるいは吸引力により、該可動基板支持体を該回転基台の回転中心に向く方向に付勢する、請求項12に記載の基板処理装置。
  14. 前記基板保持部材により保持された前記被処理基板に洗浄液を供給する洗浄液供給ノズルと、
    該洗浄液供給ノズルより該洗浄液が供給された該被処理基板の表面を洗浄する洗浄ブラシと、
    該洗浄ブラシを該基板保持部材に保持された該被処理基板の表面に沿って移動させる移動機構と、
    該基板保持部材に保持された該被処理基板の表面に対する該洗浄ブラシの押圧力を調整する押圧力調整機構とを有する、請求項1に記載の基板処理装置。
  15. 前記支持体本体の上面からの前記位置規制部の高さは、前記被処理基板の洗浄時に前記洗浄液供給ノズルから供給された洗浄液が該位置規制部を乗り越えて該回転する該被処理基板の外側に流出する寸法に設定されている、請求項14に記載の基板処理装置。
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