JP2013232129A - 使用料設定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電動車両の使用料金を適正に設定する。
【解決手段】 店舗端末200は、車両貸出時におけるバッテリ20の充電率を取得し、充電率に応じて料金単価を設定する。料金単価は、充電率がバッテリ20の劣化を早める非推奨充電率範囲に入る場合は、充電率が非推奨充電率範囲よりも劣化を早めない推奨充電率範囲に入る場合に比べて、高い値に設定される。また、店舗端末200は、車両却時におけるバッテリ20の充電率を取得し、その充電率が推奨充電率範囲に入る場合は高いサービスポイントを付与し、充電率が推奨充電率範囲から離れるほどサービスポイントを低くする。
【選択図】 図7

Description

本発明は、二次電池あるいは二次電池を搭載した装置の使用料を設定する使用料設定装置に関する。
従来から、電気機器の電源として使用される二次電池をレンタルし、そのレンタル料金を設定するシステムが知られている。例えば、特許文献1に提案された電池パックの課金システムにおいては、コードレスクリーナーやパソコンの電源として使用する二次電池(電池パック)をユーザに貸与し、レンタル会社において、電池パックの使用を管理してレンタル料金を設定する。このシステムにおいては、電池パックの充放電回数をカウントし、そのカウント値(充放電回数)に使用単価を乗算した使用料と、レンタル日数から設定される日数料との合計にてレンタル料が設定される。この場合、充放電回数が多くなるにしたがって使用単価が減額されるようになっている。また、中古の電池パックを貸与した場合には、新品の電池パックを貸与した場合に比べて、使用単価のスタート値が低く設定されている。従って、新品に比べて中古の電池パックのレンタル料金が安価に設定されるため、中古の電池パックの利用を推進することができる。
特開2003−288539号公報
二次電池には寿命があり、その寿命の長さは充電率によって変わってくる。このため、二次電池を使用する場合、充電率が適正範囲内に維持されるように充電を管理して電気機器を使えば二次電池の寿命を縮めないようにすることができるが、充電率が適正範囲外となる状態が長時間続くような使い方をすると寿命を縮めてしまう。
特許文献1に提案された電池パックの課金システムにおいては、二次電池の寿命に影響を与える充電率がレンタル料金の設定に反映されていない。このため、電池パックの貸し出し中に、充電率が適正範囲外となる状態が長時間続くような使い方がされた場合には、二次電池の寿命が短くなってしまい、寿命到来までに二次電池のコストに見合った料金を回収できない可能性がある。また、そうした使い方を見越して二次電池の寿命を短く見積もってレンタル料金を高額に設定した場合には、充電率が適正範囲内に維持されるように使用したユーザにとっては不公平となる料金設定となってしまう。
特に、二次電池の出力により走行する電動車両の場合には、車両価格に対する二次電池の価格比が大きく、二次電池の寿命によってランニングコストが大きく変化する。しかも、ユーザの車両の使い方によって二次電池の充電状態が大きく変化する。例えば、長距離走行をする場合には、充電率の使用範囲を満充電から下限値まで広く使うことがある。この場合、充電率が適正範囲から外れてしまう期間が長くなって、二次電池の寿命を縮めてしまう。
従って、特に、電動車両を複数のユーザに貸し出すシステムにおいては(カーレンタルあるいはカーシェアリング等)、適正な使用料の設定が必要となる。
本発明は、上記問題に対処するためになされたもので、二次電池あるいは二次電池を搭載した装置の使用料を適正に設定することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の特徴は、二次電池(20)あるいは二次電池を搭載した装置(10)の使用料を設定する使用料定装置において、前記二次電池の充電率を取得する充電率取得手段(221,S43)と、前記取得した充電率に基づいて、前記充電率が前記二次電池の劣化を早める非推奨充電率範囲に入る場合は、前記充電率が前記非推奨充電率範囲よりも前記二次電池の劣化を早めない推奨充電率範囲に入る場合に比べて、高い使用料を設定する使用料設定手段(S44)とを備えたことにある。
本発明においては、充電率取得手段が二次電池の充電率を取得する。そして、使用料設定手段が、充電率が二次電池の劣化を早める非推奨充電率範囲に入る場合は、充電率が非推奨充電率範囲よりも二次電池の劣化を早めない推奨充電率範囲に入る場合に比べて、高い使用料を設定する。これにより、二次電池の寿命に影響を与える要因を反映させた適正な使用料を設定することができる。従って、二次電池あるいは二次電池を搭載した装置を貸し出す側においては、二次電池の劣化(寿命の低下)に見合った使用料を徴収できる。また、ユーザに対して公平な使用料を設定することができる。
この場合、例えば、使用料は、二次電池の充電率が推奨充電率範囲から離れるにしたがって高くなるように設定するようにしてもよい。また、使用料が設定される基準となる充電率は、ユーザが使用を開始したとき(貸出開始時)の充電率であってもよいし、ユーザが使用を終了したとき(返却時)の充電率であってもよい。また、貸出中において推移する充電率を使って使用料を設定することもできる。
尚、使用料設定手段が設定する使用料は、ユーザの経済的負担の度合であって、金額に限るものではなく、例えば、金額とサービスポイントとを組み合わせたものを使用料としてもよい。従って、サービスポイントを使って使用料の高低を調整することもできる。例えば、サービスポイントを高く設定することによりユーザの経済的負担の度合である使用料を低くし、逆に、サービスポイントを低く設定することにより使用料を高く設定することができる。また、使用料は、例えば、単位時間あたりの使用料(使用料単価)、1回の使用期間における使用料など、任意に設定できるものである。
また、推奨充電率範囲は、二次電池の劣化を抑えて使用できる充電率の適正範囲であって、二次電池の種類によって異なるため、使用する二次電池の種類に応じて設定すればよい。また、非推奨充電率範囲とは、推奨充電率範囲とは異なる充電率の範囲をいう。
本発明の他の特徴は、使用料の設定対象は、外部電源により充電可能な二次電池を搭載し前記二次電池の出力を使って走行する車両(10)であって、前記使用料設定手段は、前記車両の使用料を設定することにある。
本発明においては、外部電源により充電可能な二次電池を搭載し、この二次電池の出力を使って走行する車両の使用料が設定される。この車両としては、電気自動車、プラグイン式ハイブリッド車両、電動バイク、電動アシスト自転車などの電動車両が該当する。本発明によれば、二次電池の寿命に影響を与える要因を反映させた適正な車両の使用料を設定することができる。これにより、車両を貸し出す側は、二次電池の劣化(寿命の低下)に見合った車両の使用料を徴収できる。また、ユーザに対して公平な車両の使用料を設定することができる。
本発明の他の特徴は、前記充電率取得手段は、前記車両の使用開始時における前記二次電池の充電率を取得し(S43)、前記使用料設定手段は、前記車両の使用開始時における前記充電率に基づいて前記使用料を設定する(S44)ことにある。
本発明においては、車両の使用開始時(貸出時)における二次電池の充電率に基づいて使用料が設定される。これによれば、使用料を簡単に設定することができる。特に、カーシェアリングシステムにおいては、車両の貸出時の充電率を一定に管理しておくことが難しいため、本発明を有効に適用することができる。尚、車両の使用開始時における二次電池の充電率とは、車両の使用開始時に検出した充電率に限るものではなく、車両の直前回の使用終了から今回の使用開始までの間に検出した充電率、つまり、車両の使用開始時に検出した充電率に相当する充電率であればよい。
本発明の他の特徴は、前記充電率取得手段は、前記車両の使用開始時、および、前記車両の使用終了時における前記二次電池の充電率を取得し(S43,S53)、前記使用料設定手段は、前記車両の使用開始時における前記充電率に基づいて前記使用料を設定する(S44)とともに、前記車両の使用終了時における前記充電率に基づいて前記使用料の調整を行う(S54)ことにある。
本発明においては、車両の使用開始時(貸出時)における充電率に基づいて使用料が設定され、車両の使用終了時(返却時)における充電率に基づいて使用料が調整される。車両の使用開始時における二次電池の充電率に対して、車両の使用終了時における二次電池の充電率が想定以上に低下していることもあれば、逆に低下していない場合もある。つまり、車両の使用終了時における充電率が推奨充電率範囲に入っている場合もあれば、推奨充電率範囲から大きく外れている場合もある。そこで、本発明においては、車両の使用終了時における充電率に基づいて使用料を調整する。つまり、二次電池の寿命を縮めるような使い方をしたユーザに対しては、そうでないユーザに比べて使用料が高くなるように調整する。換言すれば、二次電池の寿命を縮めないような使い方をしたユーザに対しては、そうでないユーザに比べて使用料が低くなるように調整する。例えば、車両の使用終了時における充電率が非推奨充電率範囲に入っている場合には、前記充電率が推奨充電率範囲に入っている場合に比べて、使用料が高くなるように調整する。これにより、一層、適正な使用料を設定することができる。また、ユーザに対して適正な充電率での使用を促すことができる。
本発明の他の特徴は、前記使用料の調整は、サービスポイントの付与により行うことにある。
本発明においては、車両の使用終了時における充電率に基づいて、サービスポイントが付与される。例えば、車両の使用終了時における充電率が推奨充電率範囲に入っている場合には、推奨充電率に入っていない場合(つまり、非推奨充電率範囲に入っている場合)に比べて高いサービスポイントを付与する。これによれば、料金の追加徴収あるいは料金の返金といった処理を行わなくてもよく、使用料の調整を簡単に行うことができる。
本発明の他の特徴は、複数の車両の中からユーザが使用する車両を選択するための支援情報をユーザに提示する選択支援情報提示手段(S45)を備え、前記支援情報には、前記車両の使用開始時における充電率、および、前記充電率に基づいて設定された使用料を表す情報が含まれていることにある。
例えば、カーシェアリングシステムにおいては、車両の貸出時における二次電池の充電率を常に一定にしておくことは難しい。従って、車両の貸出時には、利用可能な車両毎の充電率をユーザに知らせる必要がある。充電率に応じて使用料が設定される場合には、ユーザに対して充電率だけを知らせても、ユーザは希望にそった車両を選択することができない。そこで、本発明においては、選択支援情報提示手段が、複数の使用可能な車両の中からユーザが使用する車両を選択するための支援情報として、充電率、および、充電率に基づいて設定された使用料を表す情報をユーザに提示する。これにより、ユーザは、充電率と使用料とに基づいて、自身の希望にそった車両を簡単に選択することができる。例えば、長距離走行を予定しているユーザにおいては、充電率を優先して車両を選択し、長距離走行する必要がないユーザにおいては、使用料を優先して車両を選択することができる。
本発明の他の特徴は、前記充電率取得手段は、前記車両の使用終了時における前記二次電池の充電率を取得し、前記使用料設定手段は、前記車両の使用終了時における前記充電率に基づいて前記使用料を設定することにある。
本発明においては、車両の使用終了時における二次電池の充電率に基づいて使用料が設定される。従って、二次電池の寿命を縮めるような使い方をしたユーザに対しては、そうでないユーザに比べて使用料を高く設定することができる。換言すれば、二次電池の寿命を縮めないような使い方をしたユーザに対しては、そうでないユーザに比べて使用料を低く設定することができる。例えば、車両の使用終了時における充電率が非推奨充電率範囲に入っている場合には、前記充電率が推奨充電率範囲に入っている場合に比べて、高い使用料を設定する。これにより、一層、適正な使用料を設定することができる。また、ユーザに対して適正な充電率での使用を促すことができる。また、使用料を簡単に設定することができるため、例えば、車両の貸出時における充電率を常に一定に管理できるようにしたカーレンタルシステム等において特に有効となる。
本発明の他の特徴は、前記充電率取得手段は、前記車両の使用開始から使用終了までのあいだ、前記二次電池の充電率を所定の周期でサンプリングし、前記使用料設定手段は、前記サンプリングした充電率に基づいて前記使用料を設定することにある。
本発明においては、車両の使用開始から使用終了にかけて二次電池の充電率をサンプリングし、サンプリングした充電率に基づいて使用料が設定される。これにより、車両使用中(貸出中)における充電率の推移に応じた使用料を設定することができるため、一層適切な使用料を設定することができる。この場合、充電率の時間的変動要素を使用料に反映させることができるため、例えば、充電率が推奨充電率範囲に入っている時間割合が長いほど低い使用料を設定し、逆に、充電率が非推奨充電率範囲に入っている時間割合が長いほど高い使用料を設定することができる。また、車両貸出中において二次電池の充電が行われた場合であっても、充電による充電率の変化を使用料に反映させることができる。
尚、サンプリングした充電率から使用料を設定する場合には、サンプリングした個々の充電率によって使用料に重み付けがされる構成であればよい。例えば、充電率の平均値を計算して、その平均値に基づいて使用料を設定する構成を採用することができる。また、サンプリングした各充電率毎にサンプリング周期あたりのサンプリング周期使用料を計算し、そのサンプリング周期使用料の合計を計算して使用料を設定する構成を採用することもできる。
尚、上記説明においては、発明の理解を助けるために、実施形態に対応する発明の構成に対して、実施形態で用いた符号を括弧書きで添えているが、発明の各構成要件は前記符号によって規定される実施形態に限定されるものではない。
本実施形態の使用料設定装置が適用される車両情報通信システムの概略構成図である。 店舗端末の概略構成図である。 第1充電率取得ルーチンを表すフローチャートである。 第2充電率取得ルーチンを表すフローチャートである。 第3充電率取得ルーチンを表すフローチャートである。 貸出処理ルーチンを表すフローチャートである。 車両貸出時に設定される料金単価と推奨充電率範囲を表すグラフである。 車両返却時に設定されるサービスポイントと推奨充電率範囲を表すグラフである。 車両選択画面である。 返却処理ルーチンを表すフローチャートである。 変形例としての車両返却時に設定されるサービスポイントと推奨充電率範囲を表すグラフである。 変形例としての車両返却時に設定されるサービスポイントを表すグラフである。 貸出予約処理ルーチンを表すフローチャートである。 変形例としての車両貸出時に設定される料金単価と推奨充電率範囲を表すグラフである。 変形例としての車両返却時に設定される料金単価追加分と推奨充電率範囲を表すグラフである。 変形例としての料金単価と推奨充電率範囲を表すグラフである。
以下、本発明の一実施形態に係る使用料設定装置について図面を用いて説明する。図1は、車両情報通信システムを表す。この車両情報通信システムは、車両から取得した車両情報および外部から取得した外部情報に基づいて、車両ユーザに有益なサービス情報を車両ユーザに提供するシステムである。本実施形態においては、この車両情報通信システムをカーシェアリングやカーレンタルに利用する。本実施形態の使用料設定装置は、カーシェアリングにおける車両の使用料、あるいは、カーレンタルにおける車両の使用料を設定するものである。また、使用料の設定対象となる車両は、バッテリの電力で走行用モータを駆動する電気自動車(EV)としている。尚、車両は、電気自動車(EV)に限らず、バッテリを外部電源により充電可能なプラグイン式車両であればよい。例えば、バッテリとガソリン燃料との両方を車両駆動用のエネルギー源としたプラグイン式ハイブリッド車両(PHV)にも適用することができる。また、電動バイク、電動アシスト自転車等の電動二輪車両においても適用することができる。
車両情報通信システムは、車両10に設けられる車載端末30と、車両情報センターに設けられるセンターサーバー100と、カーシェアリング店舗あるいはカーレンタル店舗に設けられる店舗端末200と、ユーザの使用する携帯端末やパソコンなどの通信端末装置であるユーザ端末300と、車載端末30,センターサーバー100,店舗端末200,ユーザ端末300を相互に通信可能に接続するインターネット等の通信回線網400とを備えている。通信回線網400には、無線基地局410が接続され、車載端末30やユーザ端末300は、この無線基地局410を介して通信回線網400に接続される。以下、ユーザ端末300については、スマートフォン等の携帯端末として説明する。
本実施形態における車両10は、カーシェアリング店舗あるいはカーレンタル店舗(以下、これらを単に店舗と呼ぶ)の所有する車両である。車両10は、車両駆動用のエネルギー源となる車載バッテリ20(以下、バッテリ20と呼ぶ)を備えている。車両10は、バッテリ20を充電するための構成として、充電用ケーブル110の接続プラグ111の接続口である受電口50と、受電口50に供給される電力をバッテリ20の充電用電力に変換してバッテリ20を充電する充電器60と、充電器60によるバッテリ20への充電を制御する充電ECU40とを備えている。
バッテリ20には、バッテリ20の充電状態を示す値であるSOC(State Of Charge)を検出するSOC検出器70が設けられる。SOC検出器70は、SOCとしてバッテリ20の充電率X(%)を表す信号を、CAN(Controller Area Network)通信システムのCAN通信ライン80に所定の周期で出力する。充電ECU40は、マイクロコンピュータを主要部として備え、バッテリ20の充電時においては、SOC検出器70により検出される充電率X(%)をCAN通信ライン80から取得し、充電率Xがユーザの設定した目標値(例えば、80%)に達するまで充電器60を作動させてバッテリ20を充電する。
車両10は、走行駆動系の構成として、バッテリ20から出力される直流電力を三相交流電力に変換するモータドライバ(例えば、インバータ)90と、モータドライバ90から出力される三相交流電力により駆動されて車輪Wを回転させる走行用のモータ91と、運転者の運転操作に応じてモータドライバ90の出力を制御するモータ制御ユニット92(以下、モータECU92と呼ぶ)とを備えている。
車両10には、車両状態を制御する図示しない複数の電子制御装置(以下、車両ECUと呼ぶ)が設けられる。充電ECU40やモータECU92を含む各車両ECUおよびSOC検出器70は、CAN通信ライン80に接続され、各種の車両情報(例えば、走行距離情報、SOC情報、車両診断情報、各種要求情報等)をCAN通信ライン80に送信する。従って、各車両ECUは、CAN通信ライン80を介して車両情報を共有できるように構成されている。
車載端末30は、マイクロコンピュータを主要部として備え、無線基地局410を介して外部と交信するための無線通信機能、車室内のユーザに各種の情報を知らせる表示アナウンス機能、ユーザが各種の設定操作を行うための入力機能、自車両の現在位置を検出する機能、自車両を目的地に案内するナビゲーション機能等を備えている。また、車載端末30は、CAN通信ライン80に接続され、CAN通信ライン80に送信された車両情報(走行距離情報、SOC情報、車両診断情報、各種要求情報等)を所定の手順にしたがってセンターサーバー100に送信する。センターサーバー100は、車載端末30から送信された車両情報および外部から取得した外部情報に基づいて、ユーザに有益なサービス情報を車載端末30に送信する。例えば、センターサーバー100は、SOC情報に基づいて充電率が閾値よりも低下したことを検出した場合には、当該車両近傍の充電ステーションを検索して、利用可能な充電ステーションをユーザに紹介することによりバッテリ充電を勧める。
センターサーバー100は、マイクロコンピュータおよび大容量記憶装置を主要部として備え、図1に示すように、通信回線網400と接続して通信制御を行う通信制御部101と、登録されている車両10の車両情報を管理する車両情報管理部102と、カーシェアリング店舗およびカーレンタル店舗に関する情報(店舗情報と呼ぶ)を管理する店舗情報管理部103とを備えている。
店舗端末200は、マイクロコンピュータを主要部として備え、各店舗毎に設けられる。各店舗は、複数の車両10を所有しており、ユーザの希望に応じた車両10を貸し出す。店舗端末200は、車両10の貸し出し状況を管理するとともに、バッテリ20の充電率に応じた使用料(単位時間あたりの料金単価、および、サービスポイント)を設定する。以下、バッテリ20の充電率を、バッテリ充電率、あるいは、単に充電率と呼ぶ。
店舗端末200は、図2に示すように、通信回線網400と接続して通信制御を行う通信制御部210と、車両の貸出に関する処理を行う主制御部220と、貸出車両の選択など各種の入力操作を行うための表示操作部230とを備えている。主制御部220は、その機能に着目すると、車両毎のバッテリ充電率を取得する充電率取得部221と、バッテリ充電率に基づいて車両10の使用料を設定する使用料設定部222と、車両毎の充電率と使用料とを表示操作部230を介してユーザに提示する情報提示部223と、車両の貸出状況を管理する貸出管理部224とを備えている。主制御部220を構成する各機能部は、マイクロコンピュータの制御プログラムの実行により実現されるものである。表示操作部230は、例えば、音声アナウンス機能付きタッチパネル式液晶ディスプレイ等が採用される。
本実施形態においては、バッテリ充電率に応じて車両使用に係る料金単価(単位時間あたりの車両使用料金)とサービスポイントが設定される。サービスポイントは、会員カードに記憶されて、次回以降の車両使用時における費用の一部として利用することができ、ユーザの経済的負担を軽減する。
料金単価は、車両10の使用開始時、つまり、車両10を貸出するときのバッテリ20の充電率に応じて設定される。従って、店舗端末200は、車両10を貸し出す前に、当該車両10のバッテリ充電率を取得して記憶する。バッテリ充電率を取得する方法については、種々の形態を採用することができる。例えば、店舗端末200が車載端末30と交信してバッテリ充電率を取得する形態(形態1)、店舗端末200がセンターサーバー100と交信してバッテリ充電率を取得する形態(形態2)、店舗端末200がセンターサーバー100を介して車載端末30からバッテリ充電率を取得する形態(形態3)等を挙げることができる。また、店員が車両10の計器パネルに表示されたバッテリ充電率を目視で読み取り、その値を店舗端末200に入力するようにすることで、店舗端末200がバッテリ充電率を取得する形態であってもよい。
図3は、形態1の充電率取得処理である第1充電率取得ルーチンを表す。第1充電率取得ルーチンにおいては、店舗端末200が、ステップS11において、車載端末30に対して充電率の要求指令を送信する。この要求指令は、通信回線網400を介して車載端末30に送信される。車載端末30は、この要求指令を受信すると、ステップS12において、SOC検出器70で検出される充電率Xを読み込み、ステップS13において、充電率Xを表す情報を店舗端末200に送信する。店舗端末200は、ステップS14において、充電率を受信すると、充電率と当該車両10を特定する車両IDとを対応付けて記憶して第1充電率取得ルーチンを終了する。
尚、第1充電率取得ルーチンにおいては、通信回線網400を介して店舗端末200と車載端末30とが交信する構成であるが、必ずしも通信回線網400を使用する必要はない。例えば、店舗端末200と車載端末30との両方に近距離無線通信(例えば、Bluetooth(登録商標)、Wi-Fiなど)を行う通信装置を設け、店舗において、店舗端末200と車載端末30とが近距離無線通信により交信するようにしてもよい。また、電力線搬送通信(PLC:Power Line Communication)により店舗端末200と車載端末30とが交信するようにすることもできる。この場合、バッテリ20に電力供給するための給電装置(図示略)と車載端末30との両方に電力線搬送通信装置を設け、給電装置が、バッテリ20の充電時に充電用ケーブル110を介して車載端末30から充電率を取得して、取得した充電率を店舗端末200に転送する。あるいは、店舗端末200と車載端末30との両方に有線送通信装置を設け、両者を通信ケーブルで接続することにより、店舗端末200が車載端末30から充電率を取得する構成であってもよい。
図4は、形態2の充電率取得処理である第2充電率取得ルーチンを表す。第2充電率取得ルーチンにおいては、店舗端末200が、ステップS21において、センターサーバー100に対して充電率の要求指令を送信する。この場合、車両10を特定する車両IDを同時に送信する。また、車両10が複数台であれば、それらに対応する全ての車両IDを送信する。センターサーバー100は、通信回線網400を介して要求指令を受信すると、ステップS22において、車両IDにより特定される車両10の充電率を読み込み、ステップS23において、車両IDに対応させて充電率を表す情報を店舗端末200に送信する。店舗端末200は、ステップS24において、充電率を受信すると、充電率と車両IDとを対応付けて記憶して第2充電率取得ルーチンを終了する。
車載端末30は、定期的にSOC検出器70により検出された充電率Xをセンターサーバー100に送信しているため、センターサーバー100の車両情報管理部102においては、車両IDごとに最新の充電率を記憶している。また、センターサーバー100は、店舗情報管理部103により、予め登録された店舗端末200と車両IDとを関連付けて記憶しているため、店舗端末200からの要求指令に対して、適正に回答することができる。従って、店舗端末200は、車両情報通信システムを使って、車両10の貸出時における充電率を取得することができる。
図5は、形態3の充電率取得処理である第3充電率取得ルーチンを表す。上述した第2充電率取得ルーチンを採用する場合には、センターサーバー100に最新の充電率が記憶されていることが前提となるが、センターサーバー100に記憶されている充電率が実際の充電率と相違している可能性があるシステムにおいては、この第3充電率取得ルーチンを採用するとよい。第3充電率取得ルーチンにおいては、店舗端末200が、ステップS31において、センターサーバー100に対して充電率の要求指令を車両IDと合わせて送信する。センターサーバー100は、要求指令を受信すると、ステップS32において、車両IDで特定される車両10の車載端末30に対して充電率の要求指令を送信する。車載端末30は、要求指令を受信すると、ステップS33において、SOC検出器70で検出される充電率Xを読み込み、ステップS34において、充電率Xを表す情報を車両IDと合わせてセンターサーバー100に送信する。センターサーバー100は、充電率を受信すると、ステップS35において、充電率と車両IDを店舗端末200に送信する。店舗端末200は、ステップS36において、充電率を受信すると、充電率と車両IDとを対応付けて記憶して第3充電率取得ルーチンを終了する。
尚、第1〜第3充電率取得ルーチンを行うタイミングは、車両10をユーザに貸し出す時点(直前)に限らず、直前回における車両の使用終了時以降であればいつでもよい。つまり、車両の貸出時から遡ってバッテリ20の充電率が変化していないと推定できる期間内であればよい。
次に、カーシェアリング店舗で車両を貸出するときの店舗端末200の行う処理について説明する。図6は、店舗端末200の実行する貸出処理ルーチンを表す。車両10を使用しようとするユーザが、会員カードをカードリーダー(図示略)に挿入することにより、店舗端末200の表示操作部230に選択メニューが表示される。貸出処理ルーチンは、ユーザが選択メニューから貸出処理を選択することにより起動する。尚、店舗は、無人店舗、有人店舗のいずれであってもよく、有人店舗であれば、店員がユーザに代わって店舗端末200を操作してもよい。
貸出処理ルーチンが起動すると、店舗端末200は、ステップS41において、表示操作部230に車両使用に関する料金体系説明画面を表示する。この料金体系説明画面においては、車両貸出時におけるバッテリ充電率に応じて料金単価が設定されること、車両返却時におけるバッテリ充電率に応じてサービスポイントが設定されることを知らせる案内が表示される。また、バッテリ充電率に対する料金単価とサービスポイントを表す表が表示される。
図7は、車両貸出時におけるバッテリ充電率に応じて設定される料金単価と、バッテリの推奨充電率範囲を表す。図中において、グレーで塗りつぶした範囲(40%〜80%)が推奨充電率範囲を表し、実線がバッテリ充電率に応じて設定される料金単価を表す。本実施形態においては、バッテリ充電率が60%以上となる車両10を貸し出し対象とするため、料金単価は、バッテリ充電率が60%〜100%までの範囲において設定される。この料金単価は、単位時間あたりの使用料金を表す。また、推奨充電率範囲を除く範囲が非推奨充電率範囲に相当する。
二次電池は、充電率の状態が寿命に影響を及ぼす。二次電池は、その種類毎に寿命を長く維持できる推奨充電率範囲があり、その推奨充電範囲から外れた充電率となっている期間が長いほど、また、充電率が推奨充電範囲から外れている程度が大きいほど、劣化が早まって寿命が短くなる。本実施形態の車両10に搭載されるバッテリ20は、ニッケル水素電池が使用されるが、このニッケル水素電池の場合には、推奨充電率範囲が40%〜80%といわれている。従って、充電率が推奨充電率範囲に維持されるように車両10を取り扱うとバッテリ20を長期にわたって使用することができ、結果としてランニングコストを抑えることができる。
こうしたことから、料金単価は、図7に示すように、充電率が推奨充電率範囲に入っている車両10を借りる場合には安価に設定され、逆に、充電率が推奨充電率範囲から外れている(この場合には、推奨充電率範囲より高い)車両10を借りる場合には高めに設定される。また、充電率が推奨充電率範囲から外れている程度が大きいほど高めに設定される。
また、車両10を返却したときの充電率に応じてサービスポイントが設定される。サービスポイントは、例えば、次回以降の車両使用時における使用料の割引等、ユーザの経済的負担を低減するために利用される。サービスポイントは、図8に示すように、車両返却時に充電率が推奨充電率範囲に入っている場合には高い値に設定され、推奨充電率範囲から低い方に外れている程度が大きいほど低い値に設定される。カーシェアリングの場合、車両の使用時間(貸出時間)に比例して料金が課金されるため、利用時間を無駄にしないように、通常、途中でバッテリ充電を行わない。このため、車両返却時に充電率が推奨充電率範囲に入っている場合は、バッテリ20の劣化を早めないような使い方であったと推定できる。従って、高いサービスポイントが設定される。一方、車両返却時に充電率が推奨充電率範囲から低く外れている場合には、推奨充電率範囲から外れている程度が大きいほどバッテリ20の劣化を早めてしまったと推定できる。従って、この場合には、サービスポイントが低い値に設定される。
尚、図8においては、充電率が80%を超える場合のサービスポイントを記載していないが、この場合については、車両10をほとんど使用していないケースであり、バッテリ20の劣化に影響を与えていない程度の使用であること、次の車両貸出までにバッテリ充電の必要がないこと等の理由から、サービスポイントを必ずしも低い値に設定しなくてもよく、例えば、推奨充電率範囲におけるサービスポイントと同じにする。また、本実施形態における車両10は、バッテリ20の充電率が予め設定されている閾値を下回っているときには走行を禁止するようにシステム設計されているため、充電率が閾値以下となる範囲のサービスポイントは設定されていない。
店舗端末200は、ステップS41において、この図7に示す料金単価および図8に示すサービスポイントを、充電率に対応した表にして表示する。
続いて、店舗端末200は、ステップS42において、現時点の利用可能車両を抽出し、続くステップS43において、全ての利用可能車両ごとに充電率を読み込む。このステップS43の処理は、上述した充電率取得ルーチンにて記憶した充電率を読み込む処理となる。充電率取得ルーチンは、この時点で行っても良いし、事前に行っておいてもよい。続いて、店舗端末200は、ステップS44において、各車両ごとに料金単価を設定する。店舗端末200は、図7に示す充電率と料金単価との関係を表したマップを記憶しており、このマップを参照して充電率に応じた料金単価を設定する。
続いて、店舗端末200は、ステップS45において、表示操作部230に車両選択画面を表示する。例えば、図9に示すように、車両選択画面Gには、車両10を特定する車両番号と、各車両に対応した充電率および料金単価が表示される。この例では、15分あたりの料金単価が表示される。車両選択画面Gには、各車両ごとに選択ボタンアイコンBが表示される。尚、複数の車種を扱う店舗においては、車種ごとに車両選択画面Gを表示するようにしてもよい。この場合には、車種選択画面を上位階層にして表示するようにするとよい。
店舗端末200は、ステップS46において、ユーザにより車両が選択されるまで待機し、選択ボタンアイコンBがタッチ操作されることにより車両が選択されると、ステップS47において、選択された車両番号、料金単価、充電率、会員番号、貸出時刻等を表す貸出データを記憶する。続いて、ステップS48において、車両の貸出処理を行う。例えば、貸出車両の管理データを変更するとともに、車両キー(ICカード等)の引き渡し、車両10への案内アナウンス等を行う。尚、ステップS48の貸出処理に関しては、店舗において店員が行うようにしてもよい。
店舗端末200は、ステップS48の貸出処理が完了すると貸出処理ルーチンを終了する。
次に、車両返却時における店舗端末200の行う処理について説明する。図10は、店舗端末200の実行する返却処理ルーチンを表す。ユーザが会員カードをカードリーダーに挿入することにより、店舗端末200の表示操作部230に選択メニューが表示される。返却処理ルーチンは、車両10および車両キーが所定位置に戻されている状態で、ユーザが選択メニュー画面から返却処理を選択することにより起動する。返却処理ルーチンが起動すると、店舗端末200は、ステップS51において、車両10の貸出時に記憶した貸出データを読み込む。続いて、ステップS52において、貸出データに基づいて、貸出時に設定した料金単価に使用時間を乗算して使用料金を計算し、その使用料金にて課金処理を行う。続いて、店舗端末200は、ステップS53において、当該車両10の返却時の充電率を取得する。ここでは、上述した充電率取得ルーチンの実行により充電率を取得する。
続いて、店舗端末200は、ステップS54において、返却時の充電率に基づいてサービスポイントを計算し、計算したサービスポイントを会員カードに付与する。店舗端末200は、図8に示すポイント設定マップを記憶しており、このマップを参照して返却時の充電率に応じたサービスポイントを計算する。これにより、会員カードに記憶されているポイント数が、今回の車両利用によるポイント数だけ増加する。サービスポイントは、図8に示すように、車両返却時に充電率が推奨充電率範囲に入っている場合には高い値に設定され、推奨充電率範囲から外れている程度が大きいほど低い値に設定される。これは、バッテリの寿命が低下するような使われ方を想定して料金設定をした場合に、バッテリの寿命が延びるような使い方をしたユーザに対して使用料金を還元するものである。この場合、キャッシュバックに代えてサービスポイントの付与を行うため、還元処理が簡単となっている。
続いて、店舗端末200は、ステップS55において、車両の返却処理を行う。例えば、貸出車両の管理データを変更する。店舗端末200は、車両の返却処理を完了すると返却処理ルーチンを終了する。
上述した図8に示すポイント設定特性は、車両貸出時における充電率に関係なく設定されるが、車両貸出時における充電率は一定ではない。そこで、サービスポイントの設定にあたっては、車両貸出時における充電率に応じてポイント設定特性を変更するようにしてもよい。例えば、車両貸出時における充電率Xaから車両返却時における充電率Xbを引いた値(Xa−Xb:バッテリ使用分と呼ぶ)が閾値(この例では40%)を超えない場合には、サービスポイントを最大値とする。そして、充電率が推奨充電率範囲を下回っている場合に、バッテリ使用分が閾値を超えるほどサービスポイントを低下させるようにするとよい。例えば、図11に示す例では、バッテリ充電率が80%の車両を借りた場合と、バッテリ充電率が60%の車両を借りた場合とにおけるポイント設定特性を表している。バッテリ充電率が60%の車両を借りた場合には、車両返却時の充電率が20%(60%−40%)を下回ると、それに応じてサービスポイントが低下するように設定される。これによれば、車両貸出時における充電率を考慮してサービスポイントを設定するため、サービスポイントを一層公平に付与することができる。
また、バッテリ使用分(Xa−Xb)を計算し、バッテリ使用分が少ないほど高いサービスポイントを付与するようにしてもよい。例えば、図12に示す例においては、バッテリ使用分が0%〜40%の範囲において、バッテリ使用分が少ないほど高いサービスポイントが設定されている。この場合においても、サービスポイントをユーザに公平に付与することができる。
次に、車両予約の処理について説明する。ユーザは、予め車両10の貸出を予約しておくことができる。ユーザは、車両10の貸出予約にあたって、車両10を利用できる店舗について、センターサーバー100に問い合わせることができる。センターサーバー100は、各店舗における利用状況等を含んだ店舗情報をリアルタイムで取得しており、ユーザ端末300からの要求に応えて、最新の店舗情報をユーザ端末300に送信する。ユーザは、その店舗情報に基づいて、希望する店舗を選択し、ユーザ端末300を使って希望する店舗のwebサイトにアクセスして車両10の貸出を予約する。図13は、ユーザ端末300と店舗端末200とにより実行される貸出予約処理ルーチンを表す。
ユーザが、ユーザ端末300に表示された予約設定画面において、予約希望日時、会員IDを入力することにより貸出予約処理ルーチンが起動する。貸出予約処理ルーチンが起動すると、ユーザ端末300は、ステップS61において、店舗端末200に対して、予約日時および会員IDを含んだ予約要求信号を送信する。店舗端末200は、予約要求信号を受信すると、ステップS62において、料金体系情報をユーザ端末300に送信する。料金体系情報には、車両貸出時のバッテリ充電率ごとの料金単価、車両返却時のバッテリ充電率ごとのサービスポイントを表す情報が含まれている。ユーザ端末300は、料金体系情報を受信すると、ステップS63において、料金体系の説明画面を表示し、続くステップS64において、バッテリ充電率ごとに料金単価を示した料金単価表を表示する。この料金単価表には、選択ボタンアイコンが表示され、料金単価、つまり、貸出時における充電率を選択できるようになっている。
ユーザ端末300は、ステップS65において、ユーザにより料金単価が選択されるまで待機し、料金単価が選択されると、ステップS66において、その選択情報を店舗端末200に送信する。
店舗端末200は、選択情報を受信すると、ステップS67において、選択情報に基づいて予約処理を行う。この場合、選択情報を記憶するとともに、予約当日において、ユーザの選択した充電率に最も近い充電率となる車両10がユーザに貸し出されるように貸出処理データが作成される。続いて、店舗端末200は、ステップS68において、予約完了情報を送信して貸出予約処理ルーチンを終了する。ユーザ端末300は、予約完了情報を受信すると、ステップS69において、予約が完了した旨を表示して貸出予約処理ルーチンを終了する。
このようにして車両10の貸出予約した場合には、貸出当日、上述した車両貸出ルーチン(図6)において、車両10の選択等を行う必要がない。
また、車両10を使用する当日において貸出予約をする場合には、実際に利用できる車両10に関する情報をユーザに提示して、ユーザが希望する車両を選択できるようにするとよい。この場合、店舗端末200は、ステップS62において、上述した車両貸出ルーチンにおけるステップS42〜S44と同様の処理を実施した後、利用可能な車両の車両番号、充電率、料金単価を表す情報をユーザ端末300に送信する。そして、ユーザ端末300は、ステップS64において、上述した車両貸出ルーチンにおけるステップS45と同様の処理を行って、図9に示す車両選択画面Gを表示して、ユーザに車両10を選択させるようにする。
以上説明した本実施形態の使用料設定装置によれば、車両貸出時におけるバッテリ充電率がバッテリ20の劣化を早める非推奨充電率範囲に入る場合は、非推奨充電率範囲よりも劣化を早めない推奨充電率範囲に入る場合に比べて、高い料金単価を設定する。従って、バッテリ充電率を使って、バッテリ20の寿命に影響を与える要因を反映させた適正な使用料金を設定することができる。また、図7に示すように、バッテリ充電率が推奨充電率範囲から離れるにしたがって高くなるように料金単価を設定しているため、一層、バッテリ20の寿命に影響を与える要因に応じた料金体系にすることができる。
この結果、車両10を貸し出す店舗側においては、バッテリ20の寿命変動によってランニングコストが大きく変化しても、バッテリ20の寿命変動に見合った料金を回収することができる。また、ユーザに対して公平な使用料金を設定することができる。
また、車両貸出時における充電率により料金単価が設定されるため、ユーザは、車両10の使用前において料金単価を知ることができる。また、ユーザは、車両10を借りるにあたって、利用可能な車両10の充電率と料金単価を表す情報が提示されるため、充電率と使用料とに基づいて、自身の希望にそった車両10を簡単に選択することができる。例えば、長距離走行を予定しているユーザにおいては、充電率を優先して車両10を選択し、長距離走行する必要がないユーザにおいては、使用料を優先して車両10を選択することができる。
また、車両10の貸出時における充電率により料金単価を設定するため、車両10の充電状態を貸出時に一定の充電率にしておく必要がない。従って、店舗側にとっては、バッテリ充電の管理が容易になり、特に、カーシェアリングシステムにおいては、本実施形態の使用料設定装置を有効に利用することができる。また、バッテリ20の充電回数を減らすことができる。
また、本実施形態においては、車両返却時の充電率が推奨充電率範囲に入っている場合には、高いサービスポイントを付与する。つまり、バッテリ20の寿命が低下するような使われ方を想定して料金単価を設定し、バッテリ20の寿命が延びるような使い方をしたユーザに対しては使用料金を還元できるようにサービスポイントを付与する。従って、バッテリ20の寿命が延びるような使い方をしたユーザにメリットを与えることができ、結果として、ユーザに対して、公平な扱いをすることができる。また、ユーザに対して適正な充電率での使用を促すことができる。また、使用料金の追加徴収あるいは使用料金の一部返金といった処理を行わなくてもよく、使用料の調整を簡単に行うことができる。また、ユーザから使用料金の追加徴収を行わないため、ユーザに対して心証がよい。
また、バッテリ20の充電率は、車載端末30が備えている車両情報送信機能を利用して店舗端末200に取得される。従って、充電率の取得を簡単に行うことができる。また、正確な充電率を取得することができる。また、センターサーバー100が記憶している車両情報に含まれる充電率を利用する場合には、店舗端末200は、各車両10の車載端末30と交信しなくても、一括して複数車両の充電率を取得することができる。
尚、本実施形態における店舗端末200が本発明の使用料設定装置に相当する。また、本実施形態における料金単価およびサービスポイントが本発明の使用料に相当する。この場合、使用料は、料金単価が高いほど高くなり、サービスポイントが高いほど低くなる。また、サービスポイントを設定しない料金体系とすれば、料金単価が本発明の使用料に相当する。
以上、本実施形態の使用料設定装置について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態においては、料金単価が、車両貸出時における充電率が推奨充電率範囲から離れるにしたがって二次曲線状に増加するように設定されているが、例えば、図14に示すように、一次直線状に増加するように設定されるものでもよい。また、同図に示すように、充電率が推奨充電率範囲に入っている場合でも、料金単価を変更するようにしてもよい。この変形例においても、充電率が推奨充電率範囲に入っていない場合は、充電率が推奨充電率範囲に入っている場合に比べて高い料金単価を設定する。また、単に、充電率が推奨充電率範囲に入っているか否かによって、2通りに料金単価を設定するものであってもよい。
また、本実施形態においては、車両返却時における充電率に基づいてサービスポイントを設定しているが、サービスポイントに代えてキャッシュバックなど料金の精算を行うようにしてもよい。
また、本実施形態においては、バッテリ20の寿命が低下するような使われ方を想定して料金単価を設定し、バッテリ20の寿命が延びるような使い方をしたユーザに対しては使用料金を還元できるようにサービスポイントを付与したが、それに代えて、充電率が推奨充電率範囲に入るような使われ方を想定して料金単価を設定し、バッテリ20の寿命が縮むような使い方をしたユーザに対しては料金単価を増額するように設定してもよい。この場合には、例えば、図15に示すように、車両返却時における充電率に基づいて、料金単価の追加分を計算するとよい。この例においては、車両貸出時における充電率Xaから車両返却時における充電率Xbを引いたバッテリ使用分(Xa−Xb)が閾値(この例では40%)を超えない場合には、料金単価を増加させないが、バッテリ使用分が閾値よりも大きい場合には、閾値を超えた範囲において充電率が推奨充電率範囲から離れるほど料金単価が増えるように設定されている。この図15の例は、充電率が80%の車両10を借りた場合(実線)と、充電率が60%の車両10を借りた場合(破線)とにおける料金単価追加分特性を表している。この変形例においては、店舗端末200は、ステップS52において使用料金を計算する場合、車両貸出時に設定した料金単価(基本料金単価)に、図15で設定される料金単価追加分を加算した修正料金単価を計算し、その修正料金単価に使用時間を乗算して使用料金を計算すればよい。尚、この場合、ステップS54のサービスポイントに関する処理は削除する。
また、本実施形態においては、車両貸出時に充電率に応じた料金単価を設定する構成であるが、必ずしも車両の貸出時に行う必要はなく、例えば、車両返却時に設定してもよい。この場合、車両返却時の充電率が推奨充電率範囲から外れている場合には、推奨充電率範囲に入っている場合に比べて高い料金単価を設定すればよい。例えば、車両貸出時においては、一定の料金単価を設定し、車両返却時における充電率に基づいて、図15に示すような、料金単価追加分を設定するようにしてもよい。この場合、バッテリ20の寿命を縮めるような使い方をしたユーザに対しては、そうでないユーザに比べて使用料を高く設定することができる。逆に、バッテリ20の寿命を縮めないような使い方をしたユーザに対しては、使用料を減額するようにすることもできる。従って、ユーザに対して公平な料金を設定することができる。また、ユーザに対して適正な充電率での使用を促すことができる。また、車両の貸出時における充電率を常に一定に管理できるようにしたカーレンタルシステムにおいて特に有効となる。このように車両10の使用終了時における充電率に基づいて料金単価を設定する構成においても、バッテリ20の寿命変化に見合った料金を回収することができる。
また、他の変形例として、車両貸出中(車両10の使用開始時から使用終了時までのあいだ)における充電率を所定周期でサンプリングして記憶し、充電率の推移を表すサンプリングデータを使って料金単価を設定するようにしてもよい。例えば、車載端末30が充電率を所定の周期でサンプリングし、サンプリングした充電率の推移を表すサンプリングデータを蓄積する。このサンプリングデータは、車載端末30に蓄積してもよいし、センターサーバー100あるいは店舗端末200に蓄積してもよい。そして、車両返却時において、店舗端末200がサンプリングデータを読み込んで、それぞれの充電率Xm(m=1,2,3,・・,n)に対する料金単価Tmを求める。この例では、n個の充電率にかかるサンプリングデータを記憶しているものとする。料金単価は、例えば、図16に示すように、充電率が推奨充電率範囲に入る場合には一定の低額に設定され、充電率が推奨充電率範囲から離れるほど高額に設定される。また、この料金単価は、充電率のサンプリング周期における料金単価とする。店舗端末200は、この料金単価マップを記憶し、この料金単価マップを参照して、n個の充電率Xmに対応する料金単価Tmを計算する。そして、料金単価Tmの合計値(ΣTm)を計算し、この計算結果を車両10の使用料金に設定する。
この変形例によれば、車両貸出中における充電率の推移に応じた使用料金が設定されるため、一層適切な使用料金を設定することができる。従って、充電率が推奨充電率範囲に入っている時間割合が長いほど低い使用料金が設定され、逆に、充電率が非推奨充電率範囲に入っている時間割合が長いほど高い使用料金が設定される。また、車両貸出中においてバッテリ20の充電が行われた場合であっても、そのバッテリ20の充電による充電率の変化を使用料金に反映させることができる。
また、上記の変形例においては、サンプリングした充電率ごとに料金単価を設定したが、それに代えて、サンプリングした充電率の平均値を計算し、充電率の平均値に料金単価を乗算して使用料金を計算するようにしてもよい。この場合においても、料金単価は、図16に示すような特性に設定する。この変形例においても、上記と同様に、車両貸出中における充電率の推移に応じた使用料金が設定されるため、一層適切な使用料金を設定することができる。また、車両貸出中においてバッテリ20の充電が行われた場合であっても、そのバッテリ20の充電による充電率の変化を使用料金に反映させることができる。
尚、この変形例においては、店舗端末200で使用料金を計算することに代えて、車載端末30あるいはセンターサーバー100において使用料金を計算することができる。この場合、料金単価マップを車載端末30あるいはセンターサーバー100に記憶しておけばよい。店舗端末200は、車両返却時において、車載端末30あるいはセンターサーバー100で計算した使用料金を読み込むようにすればよい。従って、この場合には、車載端末30あるいはセンターサーバー100が、本発明の使用料設定装置を構成することになる。
また、本実施形態においては、使用料設定装置を、電動車両の貸出システムに適用しているが、本発明の使用料設定装置は、使用料の設定対象(貸出の対象)を電動車両に限定するものではなく、二次電池を搭載した装置であれば他にも適用することができる。例えば、電動機器、電子機器の貸出システムに適用してもよい。また、二次電池そのものを貸出の対象として、二次電池の使用料(貸出料)を設定するものであってもよい。例えば、バッテリが着脱可能な電動車両、電動機器のバッテリ貸出システムに適用することもできる。
また、本実施形態においては、返却時の充電率を使用料に反映させているが、返却時の充電率を使用料に反映させずに貸出時の充電率のみで使用料を設定する構成であってもよい。また、サービスポイントを使用しないシステムにおいても適用することができる。
10…車両、20…バッテリ、30…車載端末、70…SOC検出器、80…CAN通信ライン、100…センターサーバー、101…通信制御部、102…車両情報管理部、103…店舗情報管理部、200…店舗端末、210…通信制御部、220…主制御部、221…充電率取得部、222…使用料設定部、223…情報提示部、224…貸出管理部、230…表示操作部、300…ユーザ端末、400…通信回線網。

Claims (8)

  1. 二次電池あるいは二次電池を搭載した装置の使用料を設定する使用料定装置において、
    前記二次電池の充電率を取得する充電率取得手段と、
    前記取得した充電率に基づいて、前記充電率が前記二次電池の劣化を早める非推奨充電率範囲に入る場合は、前記充電率が前記非推奨充電率範囲よりも前記二次電池の劣化を早めない推奨充電率範囲に入る場合に比べて、高い使用料を設定する使用料設定手段と
    を備えたことを特徴とする使用料設定装置。
  2. 使用料の設定対象は、外部電源により充電可能な二次電池を搭載し前記二次電池の出力を使って走行する車両であって、前記使用料設定手段は、前記車両の使用料を設定することを特徴とする請求項1記載の使用料設定装置。
  3. 前記充電率取得手段は、前記車両の使用開始時における前記二次電池の充電率を取得し、
    前記使用料設定手段は、前記車両の使用開始時における前記充電率に基づいて前記使用料を設定することを特徴とする請求項2記載の使用料設定装置。
  4. 前記充電率取得手段は、前記車両の使用開始時、および、前記車両の使用終了時における前記二次電池の充電率を取得し、
    前記使用料設定手段は、前記車両の使用開始時における前記充電率に基づいて前記使用料を設定するとともに、前記車両の使用終了時における前記充電率に基づいて前記使用料の調整を行うことを特徴とする請求項3記載の使用料設定装置。
  5. 前記使用料の調整は、サービスポイントの付与により行うことを特徴とする請求項4記載の使用料設定装置。
  6. 複数の車両の中からユーザが使用する車両を選択するための支援情報をユーザに提示する選択支援情報提示手段を備え、
    前記支援情報には、前記車両の使用開始時における充電率、および、前記充電率に基づいて設定された使用料を表す情報が含まれていることを特徴とする請求項3ないし請求項5の何れか一項記載の使用料設定装置。
  7. 前記充電率取得手段は、前記車両の使用終了時における前記二次電池の充電率を取得し、
    前記使用料設定手段は、前記車両の使用終了時における前記充電率に基づいて前記使用料を設定することを特徴とする請求項2記載の使用料設定装置。
  8. 前記充電率取得手段は、前記車両の使用開始から使用終了までのあいだ、前記二次電池の充電率を所定の周期でサンプリングし、
    前記使用料設定手段は、前記サンプリングした充電率に基づいて前記使用料を設定することを特徴とする請求項2記載の使用料設定装置。
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