JP2019087041A - 料金設定装置および料金設定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気自動車のカーシェアリングにおいて、満充電に近い車両の貸出を希望するユーザに対しても、蓄電量が所定範囲内にある車両の利用を促進する。【解決手段】料金設定装置は、ユーザが車両の予約を行なうために通信端末から入力した出発予定時刻などの予約情報を管理装置から取得し(S110)、出発予定時刻に推奨車両があるかを判定する(S120)。料金設定装置は、推奨車両があれば推奨車両を通信端末に提示する。料金設定装置は、推奨車両がユーザによって選択され、かつ、推奨車両の返却時のSOCが推奨範囲内であれば、基準料金よりも低額の利用料金を設定する(S160、175)。【選択図】図8

Description

本開示は、蓄電装置に蓄えられた電力を用いて走行する電気自動車のカーシェアリング料金の設定に関する。
複数のユーザが1台の車両を共同で使用するカーシェアリングが普及してきている。カーシェアリングとは、ユーザは自ら車両を所有せずに、カーシェアリングの事業者の会員となり、事業者の所有する車両を適宜利用するというものである。近年では、電気自動車の普及に伴って、カーシェアリングにおいても電気自動車が用いられるようになってきている。
これに伴って、電気自動車のカーシェアリング(以下「EVカーシェアリング」ともいう)の普及を促進するために、EVカーシェアリングにおける利用料金の設定に関する提案がなされている。
たとえば、特開2013−232129号公報(特許文献1)には、車両の貸出時あるいは返却時の蓄電装置の充電状態(以下、SOC「State Of Charge」ともいう)に応じてEVカーシェアリングの利用料金を設定する料金設定装置が開示されている。
特開2013−232129号公報
一般に、電気自動車に搭載される蓄電装置に含まれる二次電池は、その使用態様によって劣化の度合いが異なる。たとえば、二次電池の蓄電量が所定範囲以上の高充電容量の状態が連続している場合や、二次電池の蓄電量が所定範囲以下の低充電容量の状態まで使用された場合などに二次電池の劣化が早まる。
そのため、EVカーシェアリングにおいては、EVカーシェアリングに用いられる電気自動車(以下、単に「車両」ともいう)の蓄電装置の蓄電量が所定範囲内で充放電がなされるような使用態様が望まれている。
特許文献1に開示された料金設定装置は、貸出時あるいは返却時の車両のSOCが所定範囲内である場合にEVカーシェアリングの利用料金を減額することによって、ユーザに所定範囲内のSOCでの使用を促進させている。
しかしながら、一般に、内燃機関で走行駆動するガソリン車などと比べて電気自動車の航続可能距離は短い。そのため、EVカーシェアリングにおいて、ユーザは、比較的短距離の移動であっても、満充電あるいは満充電に近い車両の貸出を希望することも少なくない。
そこで、特許文献1のような所定範囲内のSOCでの車両の利用を促進する料金設定の仕組みに加えて、さらに所定範囲内のSOCでの車両の利用を促進する手段が望まれている。
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、電気自動車のカーシェアリングにおいて、満充電に近い車両の貸出を希望するユーザに対しても、蓄電量が所定範囲内にある車両の利用を促進することである。
本開示に係る料金設定装置は、電気自動車のシェアリングの利用料金を設定する料金設定装置である。この料金設定装置は、シェアリングに利用される車両から、車両に搭載された蓄電装置の蓄電量の情報を取得する情報取得部と、車両の貸出時における蓄電装置の蓄電量が所定範囲に含まれる車両を、推奨車両として設定し利用者に提示する車両設定部と、利用料金を設定する料金設定部とを備える。車両の貸出時における蓄電装置の蓄電量は、情報取得部により取得された蓄電装置の蓄電量から推定される。料金設定部は、推奨車両が利用された場合において、車両の返却時における蓄電装置の蓄電量である終了蓄電量が所定範囲に含まれるときは、利用料金の基準料金よりも低額の利用料金を設定する。
本開示の他の局面に係る料金設定方法は、電気自動車のシェアリングの利用料金を設定する料金設定方法である。この料金設定方法は、シェアリングに利用される車両から、車両に搭載された蓄電装置の蓄電量の情報を取得するステップと、車両の貸出時における蓄電装置の蓄電量が所定範囲に含まれる車両を、推奨車両として設定し利用者に提示するステップと、利用料金を設定するステップとを含む。車両の貸出時における蓄電装置の蓄電量は、取得された蓄電装置の蓄電量から推定される。利用料金を設定するステップは、推奨車両が利用された場合において、車両の返却時における蓄電装置の蓄電量である終了蓄電量が所定範囲に含まれるときは、利用料金の基準料金よりも低額の利用料金を設定するステップを含む。
上記構成によれば、料金設定装置は、蓄電装置の蓄電量が所定範囲内の車両を推奨車両として設定し利用者に提示する。これによって、推奨されている推奨車両を利用者に認識させることができ、推奨車両が利用される可能性を高めることができる。そして、推奨車両が利用された場合は、車両の利用終了時(返却時)における終了蓄電量が所定範囲内であれば、基準料金よりも低額の利用料金が設定されることによって、終了蓄電量が所定範囲内となるような利用が促進される。推奨車両が所定範囲内の蓄電量で返却されれば、推奨車両の利用中においても、所定範囲内で利用されたことが推測される。すなわち、車両が所定範囲内で利用されることが促進される。たとえば、所定範囲を、車両の蓄電装置の劣化を早めない範囲に設定することにより、蓄電装置の劣化を抑制した利用を促進することができる。
好ましくは、料金設定部は、推奨車両が利用された場合において、終了蓄電量が所定範囲外であった場合、基準料金を利用料金として設定する。
上記構成によれば、推奨車両を所定範囲内の終了蓄電量で返却すれば金銭的なメリットが得られるため、所定範囲内の終了蓄電量で推奨車両を返却することが促進される。すなわち、車両が所定範囲内で利用されることが促進される。
好ましくは、料金設定部は、推奨車両が利用された場合において、終了蓄電量が、所定範囲に含まれ、かつ、所定範囲内の値である基準値以上であったときに、基準料金よりも低額の利用料金を設定する。
上記構成によれば、車両が基準値以上の蓄電量で返却されることが促進される。車両が基準値以上の蓄電量で返却されることにより、車両の返却後にすぐに次のユーザが車両を利用可能となりEVカーシェアリングの利用効率が高められる。
好ましくは、料金設定部は、推奨車両よりも蓄電装置の蓄電量が多い車両が選択された場合、基準料金よりも高額の利用料金を設定する。
上記構成によれば、推奨車両よりも蓄電装置の蓄電量が多い車両を選択することが抑制される。それによって、推奨車両の利用が促進される。
好ましくは、利用料金は、単位期間毎の料金が一定の固定料金部分と、車両の利用によって利用した電力量によって料金が変動する従量料金部分とを含む。料金設定部は、蓄電装置の蓄電量を用いて従量料金部分を設定する推奨プランを適用する場合、推奨プランの適用をしない場合よりも低額の固定料金部分を設定する。
上記構成によれば、推奨プランを適用することにより低額の固定料金部分が設定されるため、推奨プランの利用が促進される。推奨プランは、車両の蓄電装置の蓄電量を用いて従量料金部分が設定されるため、所定範囲内での車両の利用が促進される。
本開示によると、電気自動車のカーシェアリングにおいて、電気自動車に搭載された蓄電装置の劣化を早めない利用を促進することができる。
実施の形態1に係るシェアリングシステムの全体構成を概略的に示す図である。 実施の形態1に係る電気自動車の充電に関する構成の詳細の一例を示す図である。 実施の形態1に係る料金設定装置の制御部の構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態1に係る料金設定装置に記憶される車両情報リストの構成の一例を示す図である。 実施の形態1に係る通信端末に表示される表示リストの一例を示す図である。 実施の形態1に係る料金設定装置に記憶される料金リストの構成の一例を示す図である。 実施の形態1に係る料金設定装置に記憶されるユーザリストの構成の一例を示す図である。 実施の形態1に係る料金設定装置で実行される処理を示すフロー図である。 実施の形態1に係る料金設定装置で実行される通常利用における処理を示すフロー図である。 実施の形態1に係る料金設定装置で実行される推奨利用における処理を示すフロー図である。 実施の形態2に係る料金設定装置に記憶される料金リストの構成の一例を示す図である。 実施の形態2に係る料金設定装置に記憶されるユーザリストの構成の一例を示す図である。 実施の形態2に係る料金設定装置で実行される固定料金を設定するための処理を示すフロー図である。 実施の形態2に係る料金設定装置で実行される従量料金を設定するための処理を示すフロー図である。 実施の形態2に係る料金設定装置で実行される通常利用における処理を示すフロー図である。 実施の形態2の構成を適用した実施例を説明するための図である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<実施の形態1>
(シェアリングシステムの構成について)
図1は、実施の形態1に係るシェアリングシステム1の全体構成を概略的に示す図である。図1に示すように、実施の形態1に係るシェアリングシステム1は、管理装置50と、料金設定装置100と、通信端末200と、電気自動車である車両300とを備える。なお、図1においては、1台の車両300を示しているが、車両300は複数台あってもよい。
管理装置50は、シェアリングシステム1を用いたEVカーシェアリングを管理する。たとえば、管理装置50は、EVカーシェアリングに用いられる車両の予約管理や、車両の貸出および返却などの状況を管理する。
通信端末200は、実施の形態1に係るシェアリングシステム1を利用するユーザが使用する通信端末であり、たとえば、スマートフォンやパーソナルコンピュータなどである。ユーザは、通信端末200を用いて、管理装置50と通信し、シェアリングシステム1を用いたEVカーシェアリングの会員登録を行なったり、EVカーシェアリングの車両の予約を行なったり、車両の選択をしたりする。なお、実施の形態1においては、管理装置50および料金設定装置100がそれぞれ設けられた例を示すが、管理装置50および料金設定装置100は、これらの機能を備えた1つの装置であってもよい。
料金設定装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを含む。各構成は、通信バス140によって通信可能に接続されている。
通信部110は、たとえば、通信端末200の通信部210や車両300の通信部301や管理装置50との通信が可能となるように構成される。通信部110と、通信部210や通信部301や管理装置50との通信は、インターネットまたは電話回線などの通信ネットワーク600を介して互いに行なわれる。
記憶部120は、たとえば、ハードディスクまたはソリッドステートドライブ等の大容量の記憶装置とを含む。記憶部120には、EVカーシェアリングに会員登録しているユーザの情報などが記憶されている。また、記憶部120には、車両の車両情報や、SOCの情報などを記憶した車両情報リスト500が記憶されている。また、記憶部120には、料金レートなどを定めた料金リスト550が記憶されている、さらに、記憶部120には、各ユーザのEVカーシェアリングの利用に関する種々の情報が登録されたユーザリスト700が記憶されている。なお、車両情報リスト500、料金リスト550およびユーザリスト700の詳細については後述する。
制御部130は、CPU(Central Processing Unit)130aと、メモリ(ROMおよびRAM)130bと、各種信号を入出力するための入出力ポート(図示せず)などを含む。制御部130は、記憶部120に記憶された情報や通信端末200や車両300から通信部110を経由して受信する情報に基づいて所定の演算処理を実行するように構成される。制御部130の詳細については後述する。
通信端末200は、通信部210と、記憶部220と、制御部230と、入力部240と表示部250とを含む。各部は、通信バス280によって通信可能に接続されている。
通信部210は、料金設定装置100の通信部110や管理装置50との通信が可能となるように構成される。通信部210と、通信部110や管理装置50との通信は、通信ネットワーク600を介して互いに行なわれる。
記憶部220は、たとえば、フラッシュメモリ、ハードディスクあるいはソリッドステートドライブ等の大容量の記憶装置とを含む。
制御部230は、たとえば、記憶部220に記憶された情報や料金設定装置100から通信部210を経由して受信する情報に基づいて所定の演算処理を実行するように構成される。
入力部240は、通信端末200における入力装置である。入力部240は、キーボード、マウス、タッチパネルなどで構成され、キーボード、マウス、タッチパネルなどに対する入力操作を受け付ける。
表示部250は、制御部230の制御に従って画像を表示する表示装置である。表示部250は例えば液晶パネルなどで実現される。
車両300は、通信部301と、記憶部302と、制御部303と、位置情報取得部304とを含む。各部は、通信バス360によって通信可能に接続されている。
通信部301は、料金設定装置100の通信部110や管理装置50との通信が可能となるように構成される。通信部301と、通信部110や管理装置50との通信は、通信ネットワーク600を介して互いに行なわれる。
記憶部302は、たとえば、不揮発性メモリ、ハードディスクまたはソリッドステートドライブ等を含む記憶装置である。記憶部302は、たとえば、車両300に搭載される蓄電装置のSOCの情報や車両300の位置に関する情報などを記憶する。
制御部303は、たとえば、CPUと、メモリ(ROMおよびRAM)と、各種信号を入出力するための入出力ポート等を含む(いずれも図示せず)。制御部303は、記憶部302に記憶された情報に基づいて所定の演算処理を実行するように構成される。
また、制御部303は、車両300に搭載された蓄電装置の状態を監視する。制御部303は、たとえば、蓄電装置の電圧、電流および温度を検出し、これらの値を用いてOCV(Open Circuit Voltage)を推定し、蓄電装置のSOCを算出する。また、制御部303は、充放電量の積算などから蓄電装置のSOCを算出してもよい。SOCの算出には、周知の技術が用いられればよく、その詳細な説明は行なわない。
また、制御部303は、たとえば、車両300がREADY−OFF状態からREADY−ON状態に移行した場合に、車両300の利用を開始することを通知する利用開始情報とともに、車両300を特定するための情報である車両情報を通信部301を介して料金設定装置100に送信する。制御部303は、車両300がREADY−ON状態からREADY−OFF状態に移行した場合に、車両300の利用を終了することを通知する利用終了情報を料金設定装置100に送信する。なお、READY−ON状態とは、車両が走行可能な状態をいい、READY−OFF状態とは、車両が走行不能な状態をいう。
位置情報取得部304は、車両300の現在位置を取得するように構成される。位置情報取得部304は、たとえば、GPS(Global Positioning System)を用いて車両300の現在位置を取得する。位置情報取得部304は、取得した車両300の現在位置を示す位置情報を制御部303に送信する。
制御部303は、算出したSOCの情報や位置情報取得部304から受信した位置情報を記憶部302に記憶させる。制御部303は、車両300がREADY−ON状態および蓄電装置の充電中においては、算出したSOCの情報および位置情報取得部304によって取得された位置情報を定期的に料金設定装置100に送信する。また、制御部303は、料金設定装置100からの要求に応じて、車両300のSOCの情報および位置情報を通信部301を介して料金設定装置100に送信する。さらに、制御部303は、車両300がREADY−ON状態からREADY−OFF状態に移行したときに、車両300のSOCの情報および位置情報を通信部301を介して料金設定装置100に送信する。
図2は、実施の形態1に係る電気自動車の充電に関する構成の詳細の一例を示す図である。なお、図2においては、図1で示した通信部301や制御部303等は図示していない。
図2に示すように、車両300は、充電器305と、蓄電装置307と、インバータ308と、モータジェネレータ309と、インレット311とをさらに含む。
充電器305は、インレット311に充電スタンド900の充電コネクタ902が取り付けられた場合に、外部の電源800から供給される電力を用いて蓄電装置307を充電する。
蓄電装置307は、たとえば、ニッケル水素電池あるいはリチウムイオン電池等の二次電池を用いて構成される。蓄電装置307は、電力を貯蔵できる蓄電装置であればよく、たとえば、蓄電装置307に代えて大容量のキャパシタが用いられてもよい。
インバータ308は、交流電力と直流電力との間で電力を変換する電力変換装置である。インバータ308は、たとえば、蓄電装置307の直流電力を交流電力に変換してモータジェネレータ309に供給する。また、インバータ308は、たとえば、モータジェネレータ309からの交流電力(回生電力)を直流電力に変換して蓄電装置307に供給して、蓄電装置307を充電する。
モータジェネレータ309は、インバータ308からの電力供給を受けて駆動輪312に回転力を与える。駆動輪312は、モータジェネレータ309によって与えられた回転力によって回転し、車両300を走行させる。
インレット311は、車両300の外装部分にリッド等のカバー(図示せず)とともに設けられる。インレット311は、充電コネクタ902が取り付け可能な形状を有する。インレット311および充電コネクタ902の双方には接点が内蔵されており、インレット311に充電コネクタ902が取り付けられると接点同士が接触して、インレット311と充電コネクタ902とが電気的に接続される。
充電スタンド900は、車両300の外部に設置され、充電ケーブル904を経由して充電コネクタ902に接続される。充電スタンド900は、電源800と電気的に接続されており、インレット311に充電コネクタ902が取り付けられた場合に、電源800の電力が充電スタンド900、充電ケーブル904および充電コネクタ902を経由して車両300に供給される。
図3は、実施の形態1に係る料金設定装置100の制御部130の構成を示す機能ブロック図である。制御部130は、情報取得部131と、SOC推定部132と、車両設定部135と、料金設定部139とを含む。
情報取得部131は、車両300から利用開始情報、利用終了情報、車両情報、SOCの情報、位置情報などを通信部110を介して取得する。また、情報取得部131は、車両300のSOCの情報や位置情報を通信部110を介して車両300へ要求する。なお、利用開始情報および利用終了情報については、車両300から取得することに限られるものではなく、たとえば、車両300の利用開始情報および利用終了情報を管理装置50が管理している場合は、管理装置50から取得してもよい。また、情報取得部131は、ユーザIDなどのユーザに関する情報や、通信端末200から入力された車両300の予約情報などを管理装置50から取得する。
SOC推定部132は、返却されて充電が行なわれる車両300について、予め定められた複数の時間帯のそれぞれにおいて推定される車両300のSOC(以下「推定SOC」ともいう)を算出する。詳細については、図4において説明する。
車両設定部135は、後述の車両情報リスト500を参照して、ユーザの出発予定時刻における各車両の推定SOCを取得する。車両設定部135は、ユーザの出発予定時刻において、取得した推定SOCが推奨範囲内である車両を推奨車両として設定する。車両設定部135は、設定した推奨車両の情報を通信部110を介して通信端末200に送信する。
推奨範囲とは、蓄電装置に含まれる二次電池の劣化を抑制して使用することができる蓄電量の範囲である。実施の形態1においては、SOCを用いて推奨範囲が定められる。推奨範囲は、二次電池の種類によって異なり得る。そのため、二次電池の種類によって適宜設定されればよい。なお、推奨範囲は、本開示における「所定範囲」に相当する。
料金設定部139は、車両300を利用したユーザに課金するEVカーシェアリングの利用料金を設定する。料金設定部139は、後述する固定料金や従量料金を後述の方法により設定する。また、料金設定部139は、ユーザが車両300を貸出あるいは、返却した際における車両300のSOCなどに基づいてEVカーシェアリングの利用料金を設定する。
(EVカーシェアリングについて)
実施の形態1においては、ユーザが通信端末200を用いて、車両300の予約を行なうために出発予定時刻などの入力を行なうと、通信端末200の表示部250に予約可能な車両が表示される(後述の通信端末の表示リスト270)。料金設定装置100は、出発予定時刻などの予約情報を取得した際に、出発予定時刻に推定SOCが推奨範囲内である車両(以下「推奨車両」ともいう)があるかを判定する。推奨車両を用意可能な場合には、予約可能な車両の情報とともに、表示リスト270に推奨車両であること示す情報を通信端末200に送信する。
これによって、推奨されている推奨車両をユーザに認識させることができ、推奨車両が選択される可能性を高めることができる。
ここで、実施の形態1におけるEVカーシェアリングにおいては、EVカーシェアリングにユーザ登録を行なったユーザは、単位期間毎に、その単位期間における利用料金が課金される。利用料金は、固定料金と従量料金とが設定される。固定料金とは、EVカーシェアリングの会員となると単位期間毎に固定額で発生する料金である。固定料金は、複数の単位期間によって構成される所定期間毎に変動する。従量料金とは、単位期間においてユーザが実際に車両300を利用したことによって利用した電力量に応じて発生する料金である。実施の形態1においては、従量料金は、利用した電力量に応じた従量制の車両の使用料金である。たとえば、従量料金は、利用した電力量と電力単価との積から算出される。電力単価は、たとえば、商用電源の電気料金に応じてEVカーシェアリングの事業者によって任意に設定される。
なお、固定料金は、本開示に係る「固定料金部分」に相当する。従量料金は、本開示に係る「従量料金部分」に相当する。また、実施の形態1においては、電力単価を従量料金レートとして設定する例について説明する。つまり、従量料金は、利用した電力量と従量料金レートとの積から算出される。なお、従量料金は、利用した電力量に応じて発生する使用料金に限られるものではなく、たとえば、利用時間や利用距離などに応じて発生する使用料金であってもよい。また、単位期間とは、たとえば、半月や1か月であり、所定期間とは、たとえば、半年や1年である。単位期間および所定期間は任意に設定することができる。
ユーザが通信端末200を操作して推奨車両を選択すると、EVカーシェアリングの従量料金レートの基準のレートである基準レートまたは基準レートよりも低額のレートである第1レートが従量料金レートとして設定される。従量料金レートとして基準レートが設定されるか、第1レートが設定されるかは、車両300の利用終了時のSOC(以下「返却SOC」ともいう)が推奨範囲内であるか否かで判定される。車両300の返却時のSOCが推奨範囲内であれば、従量料金レートとして第1レートが設定され、車両300の返却時のSOCが推奨範囲外であれば従量料金レートとして基準レートが設定される。なお、返却SOCは、本開示に係る「終了蓄電量」に相当する。
このように、ユーザが推奨車両を選択した場合は、車両300の返却SOCによって従量料金レートが基準レートまたは第1レートに設定される。推奨車両を選択することで、利用料金が基準料金よりも低額に設定される可能性がある。そして、車両300の返却時のSOCが推奨範囲内であり、かつ返却SOCが基準値以上であった場合に、従量料金レートとして第1レートに設定される。つまり、車両300の出発時および返却時のSOCが推奨範囲内であった場合に、従量料金レートとして第1レートが設定される。これによって、推奨範囲内での車両300の利用が促進され、蓄電装置の劣化が抑制される。また、車両が基準値以上の蓄電量で返却されることが促進され、車両の返却後にすぐに次のユーザが車両を利用可能となりEVカーシェアリングの利用効率が高められる。
なお、実施の形態1においては、推奨範囲はSOCが30%〜70%である例について説明する。
(車両情報リスト500について)
図4は、実施の形態1に係る料金設定装置100に記憶される車両情報リスト500の構成の一例を示す図である。図4に示すように、実施の形態1においては、車両情報リスト500には、「車両情報」によって特定される各車両について、「現在のSOC」と、「各時間帯別の推定SOC」とが登録されている。
車両情報は、車両300を特定するための情報であり、たとえば、車体番号やEVカーシェアリングの事業者が個別に割り当てた識別番号などである。実施の形態1においては、車両情報として、車両情報300Aや車両情報300Bなどの識別番号が割り当てられている。
現在のSOCは、各車両から取得された現在のSOCが登録される。上述したように、料金設定装置100は、車両300から定期的にSOCの情報を取得し、取得したSOCの情報を現在のSOCとして、車両情報リスト500に登録する。
各時間帯別の推定SOCは、1時間毎に時間帯が区切られて各時間帯における推定SOCが算出されて登録されている。推定SOCとは、返却後の充電によって、現在のSOCから推定される各時間帯におけるSOCである。たとえば、車両情報300Aの車両であれば、現在のSOC40%であり、0〜1時の時間帯においてはSOC50%であり、1〜2時の時間帯においてはSOC60%である。また、車両情報300Bの車両であれば、現在のSOC80%であり、0〜1時の時間帯においてはSOC90%であり、1〜2時の時間帯においてはSOC100%である。なお、実施の形態1においては、説明の容易化のため、すべての車両の蓄電容量は同一であり、充電は1時間毎に10%のSOCが増加するものとする。
また、車両情報300Cの車両であれば、現在のSOC50%であり、0〜1時の時間帯および1〜2時の時間帯には「−」が登録されている。これは、車両情報300Cの車両は、現在、他のユーザが使用中であるため、推定SOCの算出がなされないことを示している。
車両情報リスト500は、たとえば、料金設定装置100が車両300からSOCの情報を取得する毎に更新されてもよいし、所定の時間間隔で更新されてもよい。
なお、実施の形態1に係る車両情報リスト500は、上記のように1時間毎に時間帯が区切られたが、1時間毎に時間帯が区切られることに限定されるものではない。たとえば、2時間毎に時間帯が区切られてもよいし、30分毎に時間帯が区切られてもよい。また、時間帯を設けずに、任意の時間の推定SOCを算出して登録してもよい。
(通信端末の表示リスト270)
図5は、実施の形態1に係る通信端末200に表示される表示リスト270の一例を示す図である。図5に示すように、表示リスト270には、「車両情報」と、「予定時刻の推定SOC」と、推奨車両であるか否かを示す「推奨」とが表示される。
推奨の欄は、推奨車両に設定されている車両の欄には「○」が登録される。推奨車両に設定されていない車両の欄は空欄とされる。
ユーザが通信端末200を用いて管理装置50と通信して車両の予約を行なうと、ユーザによって入力された予約情報が管理装置50から料金設定装置100に送信される。料金設定装置100は、予約情報に含まれる出発予定時刻に予約可能な車両を特定して、その中から推奨車両の設定を行なう。料金設定装置100は、推奨車両を設定すると、出発予定時刻に予約可能な車両の車両情報と、出発予定時刻に予約可能な車両の出発予定時刻における推定SOCの情報と、出発予定時刻に予約可能な車両が推奨車両であるか否かの情報(以下、総称して「推奨情報等」ともいう)とを通信端末200に送信する。通信端末200は、取得した推奨情報等を用いて表示部250に表示リスト270を表示する。なお、料金設定装置100は、管理装置50を介して、推奨情報等を通信端末200に送信してもよい。
具体的には、料金設定装置100は、記憶部120に記憶されている図示しない各車両の予約状況の情報を参照して、出発予定時刻に予約可能な車両を特定する。料金設定装置100は、記憶部120から読み出した車両情報リスト500を参照して、予約可能な車両の出発予定時刻における推定SOCを取得する。料金設定装置100は、取得した推定SOCが推奨範囲内にあるか否かを判定し、推定SOCが推奨範囲内にある車両を推奨車両に設定する。料金設定装置100は、予約可能な車両の車両情報と、予約可能な車両の出発時刻における推定SOCと、推奨車両であるか否かの情報とを通信端末200に送信する。なお、料金設定装置100は、管理装置50から各車両の予約状況の情報を一定周期で取得し、記憶部120に記憶する。また、料金設定装置100は、予約情報とともに予約状況の情報を管理装置50から取得してもよい。
一例として、車両情報300Aの車両は、出発予定時刻の推定SOCが推奨範囲内である70%である。よって、推奨の欄に「○」が登録されている。
(料金リスト550について)
図6は、実施の形態1に係る料金設定装置100に記憶される料金リスト550の構成の一例を示す図である。図6に示すように、実施の形態1においては、料金リスト550には、推奨車両の選択の有無および返却SOCに応じた従量料金レートが示されている。
実施の形態1においては、返却SOCが推奨範囲内の値である基準値以上であるか否かが判定される。基準値は、蓄電装置の劣化を抑制することのできる推奨範囲内の値であり、かつ、車両の返却後に次のユーザがすぐに車両を使用できる程度のSOCが設定される。実施の形態1においては、一例として、基準値は40%に設定される。
推奨車両が選択され、かつ、返却SOCが基準値以上であれば、基準料金よりも低額のレートである第1レートが従量料金レートとして設定される。推奨車両が選択され、かつ、返却SOCが基準値未満であれば、基準レートが従量料金レートとして設定される。推奨車両が選択されなかった場合、基準レートが従量料金レートとして設定される。
(ユーザリスト700について)
図7は、実施の形態1に係る料金設定装置100に記憶されるユーザリスト700の構成の一例を示す図である。図7に示すように、実施の形態1においては、ユーザリスト700には、各ユーザIDについて、「推奨車両の選択」と、「出発SOC」と、「返却SOC」と、「従量料金レート」とが登録されている。
ユーザIDは、EVカーシェアリングの利用登録が完了すると、管理装置50によってユーザに対して設定され、ユーザを特定するために用いられる。料金設定装置100は、管理装置50からユーザIDを取得して、ユーザリスト700に登録する。
推奨車両の選択は、推奨車両を選択したユーザの場合は「○」、推奨車両以外の車両を選択したユーザの場合は「×」が登録されている。
出発SOCは、車両の利用開始時における車両のSOCが登録される。返却SOCは、車両の返却が行われた際の車両のSOCが登録される。
従量料金レートは、返却SOCと料金リスト550とを照合させて設定された従量料金レートが登録される。
一例として、ユーザID:001のユーザは、推奨車両を選択しており、返却SOCが50%である。返却SOCは基準値以上であるから、返却SOCと料金リスト550とを照合すると、従量料金レートは第1レートが設定されてユーザリスト700に登録される。
(利用料金の設定方法について)
図8は、実施の形態1に係る料金設定装置100で実行される処理を示すフロー図である。この処理は、シェアリングシステム1において、ユーザがEVカーシェアリングの利用を行なう毎に実行される。なお、図8に示すフローチャートに示される各ステップは、料金設定装置100によるソフトウェア処理によって実現されるが、その一部が料金設定装置100内に作製されたハードウェア(電気回路)によって実現されてもよい。図13、図14に示すフローチャートに示される各ステップも同様である。
制御部130は、ユーザが通信端末200から入力された出発地、目的地および出発予定時刻の情報(予約情報)を管理装置50から取得する(ステップ110、以下ステップを「S」と略す)。制御部130は、記憶部120から車両情報リスト500を読み出す(S115)。
制御部130は、S110で取得した出発予定時刻において予約可能な車両のうち、出発予定時刻における車両の推定SOCが推奨範囲内である車両があるかを判定する(S120)。
制御部130は、出発予定時刻における車両の推定SOCが推奨範囲内である車両があると判定した場合(S120においてYES)、推奨車両を設定する(S140)。
制御部130は、推奨車両がユーザによって選択された場合(S150においてYES)、推奨利用を選択し後述の処理を実行する(S160)。推奨利用とは、制御部130によって設定された推奨車両を利用したEVカーシェアリングの利用である。
制御部130は、S120において出発時刻における車両の推定SOCが推奨範囲内である車両がないと判定した場合(S120においてNO)、およびS150において推奨車両が選択されなかった場合(S150においてNO)、通常利用を選択し後述の処理を実行する(S130)。通常利用とは、制御部130によって推奨車両が設定されなかった場合における車両を利用したEVカーシェアリングの利用である。具体的には、制御部130が、S120において出発時刻における車両の推定SOCが推奨範囲内である車両がないと判定した場合(S120においてNO)をいう。なお、実施の形態1においては、制御部130によって推奨車両が設定されたにも関わらず、推奨車両以外の車両を利用したEVカーシェアリングの利用も含む。
制御部130は、後述する通常利用(S130)または推奨利用(S160)における処理を実行し、設定された従量料金レートと、利用された電力量との積によって利用料金を設定する(S175)。
(通常利用について)
図9は、実施の形態1に係る料金設定装置100で実行される通常利用における処理を示すフロー図である。
制御部130は、車両300から車両300の利用が開始されたことを通知する利用開始情報を取得すると(S131)、車両300から利用開始時のSOC情報(出発SOC)を取得し、出発SOCとしてユーザリスト700に登録する(S133)。
制御部130は、車両300の利用が終了されたことを通知する利用終了情報を取得すると、(S135)、車両300からSOC情報を取得し、返却SOCとしてユーザリスト700に登録する(S137)。
制御部130は、従量料金レートに基準レートを適用して、ユーザリスト700に登録する(S139)。
(推奨利用について)
図10は、実施の形態1に係る料金設定装置100で実行される推奨利用における処理を示すフロー図である。なお、S161〜S167に示す処理は、それぞれ上述した通常利用におけるS131〜S137と同様であるため、繰り返し説明しない。
制御部130は、S167において取得された返却SOCが基準値以上であるか否かを判定する(S168)。制御部130は、返却SOCが基準値以上であると判定すると(S168においてYES)、従量料金レートに第1レートを適用して、ユーザリスト700に登録する(S169)。制御部130は、返却SOCが基準値未満であると判定すると(S168においてNO)、従量料金レートに基準レートを適用して、ユーザリスト700に登録する(S169)。
以上のように、実施の形態1においては、料金設定装置100は、通信端末200から予約された出発予定時刻において、予約可能な車両のうちから、出発時における推定SOCが推奨範囲内にある推奨車両を設定する。そして、料金設定装置100は、予約可能な車両の情報や推奨車両などの情報を通信端末200に送信して、通信端末200に表示させる。
これによって、予約可能な車両のうち推奨されている推奨車両をユーザに明確に認識させることができ、推奨車両が選択される可能性を高めることができる。
そして、ユーザが通信端末200を操作して推奨車両を選択すると、基準レートまたは第1レートが従量料金レートとして設定される。従量料金レートとして基準レートが設定されるか、第1レートが設定されるかは、車両300の返却SOCが推奨範囲内であるか否かで判定される。車両300の返却時のSOCが推奨範囲内であれば、従量料金レートとして第1レートが設定され、車両300の返却時のSOCが推奨範囲外であれば従量料金レートとして基準レートが設定される。
このように、ユーザが推奨車両を選択した場合は、車両300の使用態様によって従量料金レートが基準レートまたは第1レートに設定される。推奨車両を選択することで、利用料金が基準料金よりも低額に設定される可能性がある。そして、車両300の出発時および返却時のSOCが推奨範囲内であり、かつ返却SOCが基準値以上であった場合に、従量料金レートとして第1レートが設定される。これによって、推奨範囲内での車両300の利用が促進され、蓄電装置の劣化が抑制される。また、車両が基準値以上の蓄電量で返却されることが促進され、車両の返却後にすぐに次のユーザが車両を利用可能となりEVカーシェアリングの利用効率が高められる。
なお、実施の形態1においては、選択された車両300が推奨車両であるか否かあるいは車両300の返却SOCが基準値以上であるか否かによって、従量料金を設定するための従量料金レートが設定された。選択された車両300が推奨車両であるか否かあるいは車両300の返却SOCが基準値以上であるか否かによって設定されるのは、従量料金に限られるものではなく、固定料金を設定するものであってもよい。
また、実施の形態1においては、返却SOCを判定する基準として推奨範囲内の値である基準値を用いた。この基準値は、推奨範囲内において任意に設定すればよい。
<実施の形態2>
実施の形態1に係るEVカーシェアリングのシェアリングシステム1においては、EVカーシェアリングに利用登録したユーザに対して適用されるものであったが、たとえば、EVカーシェアリングの利用登録時に、ユーザが複数のプランを選択できるような形態であってもよい。たとえば、実施の形態1のシェアリングシステム1のように車両300のSOCによって従量料金レートが変動するプラン(以下「SOC変動プラン」ともいう)と、車両300のSOCなどに関係なく一定の料金レートで利用できる通常プランとを選択できる形態であってもよい。実施の形態2においては、SOC変動プランと通常プランとを、EVカーシェアリングの利用登録時にユーザが選択可能な例について説明する。なお、SOC変動プランは、本開示における「推奨プラン」に相当する。
なお、実施の形態2に係るシェアリングシステムは、実施の形態1に係るシェアリングシステム1の構成と同様であるため、繰り返し説明しない。また、車両情報リスト500および通信端末の表示リスト270についても同様であるため、繰り返し説明しない。
実施の形態2におけるEVカーシェアリングにおいても、実施の形態1と同様に、EVカーシェアリングにユーザ登録を行なったユーザは、単位期間毎に、その単位期間における利用料金が課金される。利用料金は、固定料金と従量料金とが設定される。
実施の形態2においては、管理装置50は、EVカーシェアリングの利用登録時にSOC変動プランか通常プランかをユーザに選択させる。料金設定装置100は、ユーザによって選択されたプランを示す情報を管理装置50から取得する。料金設定装置100は、SOC変動プランが選択された場合は、通常プランが選択された場合よりも低額の固定料金を設定する。これによって、SOC変動プランの選択が促進される。
従量料金については、通常プランが選択されている場合は、推奨車両を選択するか否かに関わらず、車両の利用によって利用した電力量と基準レートとの積によって算出される。SOC変動プランが選択されている場合は、推奨車両が選択されたときは、実施の形態1と同様に返却SOCが基準値以上か否かで従量料金レートが決定される。返却SOCが基準値以上であれば従量料金レートとして第1レートが適用され、返却SOCが基準値未満であれば従量料金レートとして基準レートが適用される。推奨車両が選択されなかった場合は、従量料金レートとして基準レートよりも高額の第2レートが適用される。
これによって、SOC変動プランが選択されている場合において、推奨車両以外の車両を使用すると、基準レートよりも高額の第2レートが適用されるため、推奨車両を利用することが促進される。また、推奨車両を使用している場合においても、返却SOCが基準値以上の状態で返却すれば、基準レートよりも低額の第1レートが適用されるため、基準値以上の返却SOCで返却することが促進される。このように、車両のSOCが、蓄電装置の劣化を抑制することのできる推奨範囲内での使用が促進される。
(料金リスト550Aについて)
図11は、実施の形態2に係る料金設定装置100に記憶される料金リスト550Aの構成の一例を示す図である。図6に示すように、料金リスト550Aには、「SOC変動」と、「固定料金」と、「従量料金レート」とが登録されている。
SOC変動は、SOC変動プランの適用があるか否かを示している。「×」はSOC変動プランの適用がない場合(通常プラン)であり、「○」はSOC変動プランの適用がある場合を示している。
SOC変動プランの適用がない場合、固定料金は固定料金Aに設定され、従量料金レートは、基準レートが設定される。
SOC変動プランの適用がある場合、固定料金は固定料金Aよりも低額な固定料金Bに設定される。従量料金レートは、推奨車両が選択された場合であり、かつ、返却SOCが基準値以上の場合は、第1レートが設定される。従量料金レートは、推奨車両が選択された場合であり、かつ、返却SOCが基準値未満の場合は、基準レートが設定される。従量料金レートは、推奨車両以外が選択された場合は、第2レートが設定される。
(ユーザリスト700Aについて)
図12は、実施の形態2に係る料金設定装置100に記憶されるユーザリスト700Aの構成の一例を示す図である。図12に示すように、実施の形態2においては、ユーザリスト700Aには、各ユーザIDについて、「SOC変動」と、「固定料金」と、「推奨車両の選択」と、「出発SOC」と、「返却SOC」と、「従量料金レート」とが登録されている。
ユーザIDは、EVカーシェアリングの利用登録が完了すると、管理装置50によってユーザに対して設定され、ユーザを特定するために用いられる。料金設定装置100は、管理装置50からユーザIDを取得して、ユーザリスト700Aに登録する。
SOC変動は、ユーザがEVカーシェアリングの利用登録時に行なった選択に応じて「○」または「×」が登録される。具体的には、ユーザがSOC変動プランを選択すると「○」が登録され、通常プランが選択されると「×」が登録される。
固定料金は、SOC変動の欄の登録情報を料金リスト550Aに照合させて設定される。具体的には、SOC変動が「×」であれば、料金リスト550Aに照合して、固定料金Aが登録される。SOC変動が「○」であれば、料金リスト550Aに照合して、固定料金Bが登録される。
推奨車両の選択は、推奨車両を選択したユーザの場合は「○」、推奨車両以外の車両を選択したユーザの場合は「×」が登録されている。
出発SOCは、車両の利用開始時における車両のSOCが登録される。返却SOCは、車両の返却が行われた際の車両のSOCが登録される。
従量料金レートは、返却SOCと料金リスト550Aとを照合させて設定された従量料金レートが登録される。詳細については、後述する。
(固定料金の設定方法について)
図13は、実施の形態2に係る料金設定装置100で実行される固定料金を設定するための処理を示すフロー図である。この処理は、シェアリングシステム1において、ユーザがEVカーシェアリングの利用登録を行なう際に実行される。
制御部130は、ユーザが通信端末200から入力された情報を管理装置50から取得し、通常プランおよびSOC変動プランのいずれが選択されたかを判定する(S200)。制御部130は、通常プランが選択されたと判定すると(S200においてNO)、料金リスト550を参照して、固定料金Aを設定する(S220)。
制御部130は、SOC変動プランが選択されたと判定すると(S200においてYES)、ユーザリスト700AのSOC変動の欄に「○」を登録して、SOC変動プランの適用を設定する(S210)。そして、制御部130は、料金リスト550を参照して、固定料金Bを設定する(S220)。
(従量料金の設定方法について)
図14は、実施の形態2に係る料金設定装置100で実行される従量料金を設定するための処理を示すフロー図である。この処理は、シェアリングシステム1において、ユーザがEVカーシェアリングの利用を行なう毎に実行される。なお、図14における処理は、実施の形態1に係る図8の処理のS150で推奨車両が選択されなかった場合の処理を除いて同様である。そのため、以下の説明においては、図8の処理と異なる処理であるS150A、S175A、S310の処理を除き、繰り返し説明しない。なお、実施の形態2における通常利用とは、制御部130によって推奨車両が設定されなかった場合における車両を利用したEVカーシェアリングの利用である。
制御部130は、S150Aにおいて、推奨車両が選択されなかった場合(S150AにおいてNO)、推奨外利用を選択し後述の処理を実行する(S310)。推奨外利用とは、制御部130によって推奨車両が設定されたにも関わらず、推奨車両以外の車両を利用したEVカーシェアリングの利用である。
制御部130は、通常利用(S130)、推奨利用(S160)あるいは推奨外利用(S310)のいずれかの処理を実行し、設定された従量料金レートと、利用された電力量との積によって利用料金を設定する(S175)。
(推奨外利用について)
図15は、実施の形態2に係る料金設定装置100で実行される通常利用における処理を示すフロー図である。
制御部130は、車両300から車両300の利用が開始されたことを通知する利用開始情報を取得すると(S311)、車両300から利用開始時のSOC情報(出発SOC)を読み出し、出発SOCとしてユーザリスト700Aに登録する(S313)。
制御部130は、車両300の利用が終了されたことを通知する利用終了情報を取得すると、(S315)、車両300からSOC情報を読み出し、返却SOCとしてユーザリスト700Aに登録する(S317)。
制御部130は、従量料金レートに第2レートを適用して、ユーザリスト700Aに登録する(S319)。
(実施例について)
以下、実施の形態2を実施例を用いて説明する。図16は、実施の形態2の構成を適用した実施例を説明するための図である。以下の説明においては、説明を平易にするために、車両に搭載されている蓄電装置の蓄電容量および蓄電装置の劣化状態などはすべての車両において同程度であるとして説明を行なう。また、出発地から目的地までの移動に要する利用電力は一律に6kWhとし、基準レートである電力単価は50円であるものとする。第1レートである電力単価は25円、第2レートである電力単価は100円であるものとする。また、推奨範囲は、SOC30%〜70%、基準値はSOC40%に設定されるものとする。
通常プランの場合、利用電力が6kWh、電力単価が50円であるため、利用料金は300円となる。
SOC変動プランの場合において、出発SOCが50%であり返却SOCが20%であった場合、出発SOCが50%であるので推奨車両が選択されている。しかし、返却SOCが20%であるので、従量料金レートは基準レートが設定される。よって、利用電力が6kWh、電力単価が50円であるため、利用料金は300円となる。
SOC変動プランの場合において、出発SOCが70%であり返却SOCが40%であった場合、出発SOCが70%であるので推奨車両が選択されている。そして、返却SOCが40%であるので、従量料金レートは第1レートが設定される。よって、利用電力が6kWh、電力単価が25円であるため、利用料金は150円となる。
SOC変動プランの場合において、出発SOCが80%であり返却SOCが50%であった場合、出発SOCが80%であるので推奨車両以外の車両が選択されている。そのため、従量料金レートは第2レートが設定される。よって、利用電力が6kWh、電力単価が100円であるため、利用料金は600円となる。
以上のように、実施の形態2においては、SOC変動プランを選択した場合、通常プランを選択するよりも固定料金が低額に設定される。そして、SOC変動プランを選択した場合、車両のSOCが蓄電装置の劣化を抑制することができる推奨範囲での車両300の利用を行なった場合は、従量料金も通常プランよりも低額に設定される。
一方、SOC変動プランを選択した場合、推奨車両があるにも関わらず、推奨車両を選択しなかった場合は、通常プランよりも高額の従量料金が設定される。
このように、SOC変動プランを選択することで通常プラン選択時よりも固定料金を低額にして、SOC変動プランが選択されることを促進し、従量料金の設定のしくみによって推奨範囲での車両の利用を促進する。つまり、電気自動車のカーシェアリングにおいて、電気自動車に搭載された蓄電装置の劣化を早めない利用を促進することができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 シェアリングシステム、50 管理装置、100 料金設定装置、110 通信部、120 記憶部、130 制御部、130a CPU、130b メモリ、131 情報取得部、132 SOC推定部、135 車両設定部、139 料金設定部、140 通信バス、200 通信端末、210 通信部、220 記憶部、230 制御部、240 入力部、250 表示部、270 表示リスト、280 通信バス、300 車両、301 通信部、302 記憶部、303 制御部、304 位置情報取得部、305 充電器、306 通信バス、307 蓄電装置、308 インバータ、309 モータジェネレータ、311 インレット、312 駆動輪、360 通信バス、500 車両情報リスト、550,550A 料金リスト、600 通信ネットワーク、700,700A ユーザリスト、800 電源、900 充電スタンド、902 充電コネクタ、904 充電ケーブル。

Claims (6)

  1. 電気自動車のシェアリングの利用料金を設定する料金設定装置であって、
    前記シェアリングに利用される車両から、前記車両に搭載された蓄電装置の蓄電量の情報を取得する情報取得部と、
    前記車両の貸出時における前記蓄電装置の蓄電量が所定範囲に含まれる前記車両を、推奨車両として設定し利用者に提示する車両設定部と、
    前記利用料金を設定する料金設定部とを備え、
    前記車両の貸出時における前記蓄電装置の蓄電量は、前記情報取得部により取得された前記蓄電装置の蓄電量から推定され、
    前記料金設定部は、前記推奨車両が利用された場合において、前記車両の返却時における前記蓄電装置の蓄電量である終了蓄電量が前記所定範囲に含まれるときは、前記利用料金の基準料金よりも低額の前記利用料金を設定する、料金設定装置。
  2. 前記料金設定部は、前記推奨車両が利用された場合において、前記終了蓄電量が前記所定範囲外であった場合、前記基準料金を前記利用料金として設定する、請求項1に記載の料金設定装置。
  3. 前記料金設定部は、前記推奨車両が利用された場合において、前記終了蓄電量が、前記所定範囲に含まれ、かつ、前記所定範囲内の値である基準値以上であったときに、前記基準料金よりも低額の前記利用料金を設定する、請求項1または請求項2に記載の料金設定装置。
  4. 前記料金設定部は、前記推奨車両よりも前記蓄電装置の蓄電量が多い前記車両が利用された場合、前記基準料金よりも高額の前記利用料金を設定する、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の料金設定装置。
  5. 前記利用料金は、単位期間毎の料金が一定の固定料金部分と、前記車両の利用によって利用した電力量によって料金が変動する従量料金部分とを含み、
    前記料金設定部は、前記蓄電装置の蓄電量を用いて前記従量料金部分を設定する推奨プランを適用する場合、前記推奨プランの適用をしない場合よりも低額の前記固定料金部分を設定する、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の料金設定装置。
  6. 電気自動車のシェアリングの利用料金を設定する料金設定方法であって、
    前記シェアリングに利用される車両から、前記車両に搭載された蓄電装置の蓄電量の情報を取得するステップと、
    前記車両の貸出時における前記蓄電装置の蓄電量が所定範囲に含まれる前記車両を、推奨車両として設定し利用者に提示するステップと、
    前記利用料金を設定するステップとを含み、
    前記車両の貸出時における前記蓄電装置の蓄電量は、取得された前記蓄電装置の蓄電量から推定され、
    前記利用料金を設定するステップは、前記推奨車両が利用された場合において、前記車両の返却時における前記蓄電装置の蓄電量である終了蓄電量が前記所定範囲に含まれるときは、前記利用料金の基準料金よりも低額の前記利用料金を設定するステップを含む、料金設定方法。
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