JP2013228263A - 白色干渉計、画像処理方法及び画像処理プログラム - Google Patents
白色干渉計、画像処理方法及び画像処理プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013228263A JP2013228263A JP2012100033A JP2012100033A JP2013228263A JP 2013228263 A JP2013228263 A JP 2013228263A JP 2012100033 A JP2012100033 A JP 2012100033A JP 2012100033 A JP2012100033 A JP 2012100033A JP 2013228263 A JP2013228263 A JP 2013228263A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light intensity
- measurement
- interference light
- path length
- optical path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Abstract
【解決手段】白色干渉計は、広帯域スペクトルを有する光源と、この光源からの光を被測定対象と参照面とに導くと共に、被測定対象及び参照面から反射された光を合成し、これらの光路長差によって変化する被測定対象の測定面内の各測定位置に対応した干渉光強度を示す画像を生成する光学系と、光学系から出力される画像の各測定位置における干渉光強度を示す干渉光強度情報からなる干渉光強度列に基づいて測定対象の各測定位置における光軸方向の位置を求める演算手段とを備える。演算手段は、干渉光強度列のピーク値を含む所定範囲の干渉光強度情報から平均的輝度情報を算出し、算出された平均的輝度情報を測定面内の全ての測定位置について求めて測定画像情報を生成する。
【選択図】図4
Description
次に、本発明の第1実施形態に係る白色干渉計、画像処理プログラム及び画像処理方法について詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る白色干渉計の構成を示す図である。なお、ここでは、マイケルソン型の干渉計を示すが、ミラウ型等、他の等光路干渉計を用いることもできる。また、画像測定装置等、他の光学測定装置と併用したものでも良い。
光源1からの白色光は、ワーク4の測定面と参照板5の参照面で反射され、ビームスプリッタ3で合成される。そのときの干渉強度は、光源1からワーク4までの第1の光路長と、光源1から参照板5までの第2の光路長との光路長差によって決まる。第1及び第2の光路長が等しいときは、最も干渉光強度が大きくなる。干渉光強度は、参照板5をピエゾ素子6で光軸方向に移動走査することにより変化する。可干渉性の少ない白色光を使用することで、干渉縞の発生する範囲を狭くすることができる。後に詳細に説明するが、図4に示すように、参照面の移動走査により発生する測定面の各位置での干渉光強度の変化は、測定面の高さ(z方向位置)に応じた位相で発生する。干渉光強度列の変化のピーク値がフォーカス位置zfとなる。従って、干渉光強度列のピーク値が観測される参照面の走査位置を、測定面の対応する部位の高さとして求めることができる。この高さを測定面の全ての位置で求めることにより、ワーク4の表面の変位測定を行うことができる。
次に、本実施形態に係る白色干渉計のキャリブレーションや画像計測に適した画像処理方法及び画像処理プログラムについて説明する。図2は本実施形態に係る画像処理方法を実現する演算処理部10の構成を示すブロック図、図3は本実施形態に係る画像生成方法を説明するためのフローチャートである。図2の演算処理部10は、コンピュータで実行される画像処理プログラムによっても実現することができる。尚、図2中、干渉光強度列(xi,yj)は、測定面内の座標(xi,yj)における干渉光強度列を示している。同様に、座標(xi,yj)における種々の値、情報等を、用語の後ろに(xi,yj)を付して示す事がある。
次に、上記画像処理の各ステップにおける動作について詳細に説明する。以下、干渉光強度列(xi,yj)を構成する各点を干渉光強度情報(xi,yj,zk)、干渉光強度情報(xi,yj,zk)における干渉光強度を干渉光強度L[xi,yj,zk]とする。
次に、本発明の第2実施形態に係る白色干渉計、画像処理プログラム及び画像処理方法について説明する。第1実施形態においては積算画像情報を光学系によって生じる画像の歪み等を補正するために使用していたが、本実施形態においては積算画像情報を用いて座標測定、幾何形状測定、寸法測定等の画像測定を行う。従って、本実施形態に係る白色干渉計は、画像測定用の別系統の光学系やカメラを搭載することなく、同時に画像測定機として使用することも可能である。
Claims (6)
- 広帯域スペクトルを有する光源と、
この光源からの光を被測定対象と参照面とに導くと共に、前記被測定対象及び参照面から反射された光を合成し、前記光源から前記被測定対象までの第1光路長と前記光源から前記参照面までの第2光路長との光路長差によって変化する前記被測定対象の測定面内の各測定位置に対応した干渉光強度を示す干渉光強度分布画像を生成する光学系と、
前記光学系から出力される前記干渉光強度分布画像を撮像する撮像手段と、
前記第1光路長と第2光路長の光路長差を変化させる光路長差変更手段と、
前記撮像手段で撮像され前記光路長差の変化に伴って変化する干渉光強度分布画像を順次記憶する画像記憶手段と、
前記画像記憶手段に記憶された前記干渉光強度分布画像の各測定位置における前記光路長差の変化に伴う干渉光強度を示す干渉光強度情報からなる干渉光強度列に基づいて前記測定対象の各測定位置における光軸方向の位置を求める演算手段と
を備えた白色干渉計において、
前記演算手段は、前記測定面内の各測定位置で得られた前記干渉光強度列のピーク値を含む所定範囲の干渉光強度情報から平均的輝度情報を算出し、算出された平均的輝度情報を前記測定面内の全ての測定位置について求めることにより測定画像情報を生成する
ことを特徴とする白色干渉計。 - 前記平均的輝度情報は、前記所定範囲の干渉光強度情報の積算値、平均値、中央値、重心、又は前記干渉強度列の回帰曲線のピーク値である
ことを特徴とする請求項1記載の白色干渉計。 - 前記所定範囲は、前記光路長差の変化に伴う前記干渉光強度情報の変化の周期の少なくとも1周期分の前記干渉光強度情報を含む範囲である
ことを特徴とする請求項1又は2記載の白色干渉計。 - 前記所定範囲は、前記光路長差の変化に伴う前記干渉光強度情報の変化の周期の整数倍に設定されることを特徴とする請求項3記載の画像処理プログラム。
- 広帯域スペクトルを有する光源と、この光源からの光を被測定対象と参照面とに導くと共に、前記被測定対象及び参照面から反射された光を合成し、前記光源から前記被測定対象までの第1光路長と前記光源から前記参照面までの第2光路長との光路長差によって変化する前記被測定対象の測定面内の各測定位置に対応した干渉光強度を示す干渉光強度分布画像を生成する光学系と、前記光学系から出力される前記干渉光強度分布画像を撮像する撮像手段と、前記第1光路長と第2光路長の光路長差を変化させる光路長差変更手段と、前記撮像手段で撮像され前記光路長差の変化に伴って変化する干渉光強度分布画像を順次記憶する画像記憶手段と、前記画像記憶手段に記憶された前記干渉光強度分布画像の各測定位置における前記光路長差の変化に伴う干渉光強度を示す干渉光強度情報からなる干渉光強度列に基づいて前記測定対象の各測定位置における光軸方向の位置を求める演算手段とを備えた白色干渉計に使用される画像処理方法であって、
前記測定面内の各測定位置で得られた前記干渉光強度列のピーク値を含む所定範囲の前記干渉光強度情報から平均的輝度情報を算出し、
算出された平均的輝度情報を前記測定面内の全ての測定位置について求めることにより測定画像情報を生成する
ことを特徴する画像処理方法。 - 広帯域スペクトルを有する光源と、この光源からの光を被測定対象と参照面とに導くと共に、前記被測定対象及び参照面から反射された光を合成し、前記光源から前記被測定対象までの第1光路長と前記光源から前記参照面までの第2光路長との光路長差によって変化する前記被測定対象の測定面内の各測定位置に対応した干渉光強度を示す干渉光強度分布画像を生成する光学系と、前記光学系から出力される前記干渉光強度分布画像を撮像する撮像手段と、前記第1光路長と第2光路長の光路長差を変化させる光路長差変更手段と、前記撮像手段で撮像され前記光路長差の変化に伴って変化する干渉光強度分布画像を順次記憶する画像記憶手段と、前記画像記憶手段に記憶された前記干渉光強度分布画像の各測定位置における前記光路長差の変化に伴う干渉光強度を示す干渉光強度情報からなる干渉光強度列に基づいて前記測定対象の各測定位置における光軸方向の位置を求める演算手段とを備えた白色干渉計に使用される画像処理プログラムであって、
前記測定面内の各測定位置で得られた前記干渉光強度列のピーク値を含む所定範囲の前記干渉光強度情報から平均的輝度情報を算出する処理と、
算出された平均的輝度情報を前記測定面内の全ての測定位置について求めることにより測定画像情報を生成する処理と
を前記演算手段に実行させる画像処理プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012100033A JP6047764B2 (ja) | 2012-04-25 | 2012-04-25 | 白色干渉計、画像処理方法及び画像処理プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012100033A JP6047764B2 (ja) | 2012-04-25 | 2012-04-25 | 白色干渉計、画像処理方法及び画像処理プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013228263A true JP2013228263A (ja) | 2013-11-07 |
JP6047764B2 JP6047764B2 (ja) | 2016-12-21 |
Family
ID=49676032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012100033A Active JP6047764B2 (ja) | 2012-04-25 | 2012-04-25 | 白色干渉計、画像処理方法及び画像処理プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6047764B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102069647B1 (ko) * | 2018-10-10 | 2020-01-23 | 휴멘 주식회사 | 광 간섭 시스템 |
CN111536878A (zh) * | 2019-02-07 | 2020-08-14 | 赫克斯冈技术中心 | 通过将测量结果分类成有效或无效来估测表面的方法 |
CN112179268A (zh) * | 2019-07-03 | 2021-01-05 | 株式会社三丰 | 测量装置、测量系统及存储介质 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005189069A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Sony Corp | 表面形状測定方法及び表面形状測定装置 |
JP2007033217A (ja) * | 2005-07-26 | 2007-02-08 | Keyence Corp | 干渉計測装置及び干渉計測方法 |
JP2008002909A (ja) * | 2006-06-21 | 2008-01-10 | Olympus Corp | 3次元形状測定方法及び装置 |
-
2012
- 2012-04-25 JP JP2012100033A patent/JP6047764B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005189069A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Sony Corp | 表面形状測定方法及び表面形状測定装置 |
JP2007033217A (ja) * | 2005-07-26 | 2007-02-08 | Keyence Corp | 干渉計測装置及び干渉計測方法 |
JP2008002909A (ja) * | 2006-06-21 | 2008-01-10 | Olympus Corp | 3次元形状測定方法及び装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102069647B1 (ko) * | 2018-10-10 | 2020-01-23 | 휴멘 주식회사 | 광 간섭 시스템 |
CN111536878A (zh) * | 2019-02-07 | 2020-08-14 | 赫克斯冈技术中心 | 通过将测量结果分类成有效或无效来估测表面的方法 |
CN111536878B (zh) * | 2019-02-07 | 2021-12-31 | 赫克斯冈技术中心 | 用于测量表面的方法、干涉测量装置、机器可读介质 |
CN112179268A (zh) * | 2019-07-03 | 2021-01-05 | 株式会社三丰 | 测量装置、测量系统及存储介质 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6047764B2 (ja) | 2016-12-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI405949B (zh) | 表面形狀之測定方法及使用該方法之裝置 | |
JP5663758B2 (ja) | 形状測定方法及び形状測定装置 | |
JP4939304B2 (ja) | 透明膜の膜厚測定方法およびその装置 | |
JP6202762B2 (ja) | 面形状計測方法およびその装置 | |
US8810799B2 (en) | Height-measuring method and height-measuring device | |
JP7093915B2 (ja) | 表面形状測定方法 | |
JP2018087732A (ja) | ワイヤロープ計測装置及び方法 | |
JP6047764B2 (ja) | 白色干渉計、画像処理方法及び画像処理プログラム | |
JP5147065B2 (ja) | 三次元形状検査装置 | |
JP2011089897A (ja) | 形状測定装置及び形状データの位置合わせ方法 | |
JP2012237613A (ja) | 形状計測装置及び形状計測方法 | |
JP5493152B2 (ja) | 形状測定装置 | |
JP2023176026A (ja) | 走査範囲決定方法 | |
JP6750813B2 (ja) | 透明板の形状測定方法および形状測定装置 | |
TWI428568B (zh) | 測距方法、測距系統與其處理軟體 | |
JP2018116032A (ja) | 被計測物の形状を計測する計測装置 | |
JP6820516B2 (ja) | 表面形状測定方法 | |
JP6880396B2 (ja) | 形状測定装置および形状測定方法 | |
JP6457846B2 (ja) | 透明板の形状測定方法および形状測定装置 | |
JP5585804B2 (ja) | 表面形状測定方法 | |
JP5953539B2 (ja) | 高さ位置測定装置 | |
KR20120016419A (ko) | 3d 검사기를 이용한 시료의 너비측정방법 | |
US20230196605A1 (en) | Measurement apparatus, storage medium, system and method of manufacturing article | |
WO2014109146A1 (ja) | 3次元計測装置 | |
Tao et al. | Calibration and image enhancement algorithm of portable structured light 3D gauge system for improving accuracy |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150306 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160105 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160307 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20160816 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160901 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20160908 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161004 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161004 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161025 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161025 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6047764 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |