JP2013224526A - パワーウインドウ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】窓ロックスイッチにより他席の窓の開閉操作を禁止した場合でも、運転席からは他席の窓を開閉操作可能にする。
【解決手段】他席用窓閉スイッチ2uの一端を、電動モータ20の一端に接続し、他端を、非閉操作時にグランド側接点2ugに、閉操作時に電源側接点2ubに接続されるように切り替える。他席用窓開スイッチ2dの一端を、電動モータ20の他端に接続し、他端を、非開操作時にグランド側接点2dgに、開操作時に電源側接点2dbに接続されるように切り替える。運転席用窓閉スイッチ12uの一端を、グランド側接点2ugに接続し、他端を、非閉操作時にグランド側接点12ugに、閉操作時に電源側接点12ubに接続されるように切り替える。運転席用窓開スイッチ12dの一端を、グランド側接点2dgに接続し、他端を、非開操作時にグランド側接点12dgに、開操作時に電源側接点12dbに接続されるように切り替える。
【選択図】図11

Description

本発明は、車両の運転席から他席の窓の開閉を操作したり、該操作を禁止したりするパワーウインドウ装置に関する。
車両用のパワーウインドウ装置として、たとえば特許文献1〜3に開示されている装置がある。これらには、運転席から他席(助手席や後部座席)の窓を開閉操作する運転席用窓開閉スイッチ、他席でその席の窓を開閉操作する他席用窓開閉スイッチ、および他席用窓開閉スイッチによる他席の窓の開閉操作を運転席から禁止する窓ロックスイッチなどが備わっている。他席用窓開閉スイッチは他席に設けられ、運転席用窓開閉スイッチと窓ロックスイッチは運転席に設けられている。
しなしながら、従来は、窓ロックスイッチにより、他席用窓開閉スイッチによる当該他席の窓の開閉操作を禁止した場合、運転席用窓開閉スイッチでも他席の窓を開閉操作することができなかった。
特開平8−189253号公報 特開平8−254073号公報 特開2000−352268号公報
本発明の課題は、窓ロックスイッチにより他席の窓の開閉操作を禁止した場合でも、運転席からは他席の窓を開閉操作することができるパワーウインドウ装置を提供することである。
本発明のパワーウインドウ装置は、車両の運転席に設けられ、他席の窓を開閉操作する運転席用窓閉スイッチおよび運転席用窓開スイッチと、他席に設けられ、当該他席の窓を開閉操作する他席用窓閉スイッチおよび他席用窓開スイッチと、運転席に設けられ、ロック操作により、他席用窓閉スイッチおよび他席用窓開スイッチによる他席の窓の開閉操作を禁止する窓ロックスイッチとを備える。他席用窓閉スイッチの一端は、他席の窓を開閉させる電動モータの一端に接続され、他端は、非閉操作時に運転席用窓閉スイッチを介してグランドに接続され、閉操作時に窓ロックスイッチを介して電源に接続されるように切り替わる。他席用窓開スイッチの一端は、電動モータの他端に接続され、他端は、非開操作時に運転席用窓開スイッチを介してグランドに接続され、開操作時に窓ロックスイッチを介して電源に接続されるように切り替わる。運転席用窓閉スイッチの一端は、非閉操作状態の他席用窓閉スイッチを介して電動モータの一端に接続され、他端は、非閉操作時にグランドに接続され、閉操作時に電源に接続されるように切り替わる。運転席用窓開スイッチの一端は、非開操作状態の他席用窓開スイッチを介して電動モータの他端に接続され、他端は、非開操作時にグランドに接続され、開操作時に電源に接続されるように切り替わる。
上記によると、窓ロックスイッチにより、他席用窓閉スイッチおよび他席用窓開スイッチと電源とを切断することができる。このロック状態では、電源から窓ロックスイッチを経て、電動モータへ至る電流経路が形成されない。また、そのロック状態において、運転席用窓閉スイッチおよび運転席用窓開スイッチが開閉操作されない状態(グランドに接続された状態)では、電源からこれらのスイッチを経て、電動モータへ至る電流経路も形成されない。このため、他席用窓閉スイッチや他席用窓開スイッチを開閉操作しても電動モータに電流が流れず、電動モータは駆動しない。
つまり、窓ロックスイッチをロック状態にすることにより、他席用窓閉スイッチや他席用窓開スイッチによる他席の窓の開閉操作を禁止することができる。
一方、上記ロック状態において、他席用窓閉スイッチおよび他席用窓開スイッチが開閉操作されない状態のまま、運転席用窓閉スイッチまたは運転席用窓開スイッチを開閉操作して電源側に切り替えると、電動モータへ通電が行われる。すなわち、他席用窓閉スイッチと他席用窓開スイッチのうち、一方のスイッチと電源とが、運転席用窓閉スイッチまたは運転席用窓開スイッチを介して接続され、他方のスイッチとグランドとが、運転席用窓閉スイッチまたは運転席用窓開スイッチを介して接続される。このため、電動モータに電流が流れて、電動モータが駆動する。
よって、窓ロックスイッチにより、他席での、他席用窓閉スイッチや他席用窓開スイッチによる他席の窓の開閉操作を禁止した場合でも、運転席からは、運転席用窓閉スイッチや運転席用窓開スイッチにより、他席の窓を開閉操作することができる。
本発明では、上記パワーウインドウ装置において、窓ロックスイッチは、他席用窓閉スイッチの他端が閉操作時に接触する電源側接点および他席用窓開スイッチの他端が開操作時に接触する電源側接点と、電源との間に設けられ、電源と各電源側接点とを、ロック操作時に切断し、アンロック操作時に接続するようにしてもよい。
本発明では、上記パワーウインドウ装置において、窓ロックスイッチがロック操作された状態で、運転席用窓閉スイッチだけが閉操作された場合に、電源から運転席用窓閉スイッチ、他席用窓閉スイッチ、電動モータ、他席用窓開スイッチ、および運転席用窓開スイッチを経てグランドに電流が流れ、電動モータが正転して他席の窓が閉じるようにしてもよい。
本発明では、上記パワーウインドウ装置において、窓ロックスイッチがロック操作された状態で、運転席用窓開スイッチだけが開操作された場合に、電源から運転席用窓開スイッチ、他席用窓開スイッチ、電動モータ、他席用窓閉スイッチ、および運転席用窓閉スイッチを経てグランドに電流が流れ、電動モータが逆転して他席の窓が開くようにしてもよい。
本発明によれば、窓ロックスイッチにより他席の窓の開閉操作を禁止した場合でも、運転席からは他席の窓を開閉操作できるパワーウインドウ装置を提供することが可能となる。
本発明の実施形態によるパワーウインドウ装置の構成図である。 同パワーウインドウ装置の各モジュールを示した図である。 同パワーウインドウ装置の動作を説明する回路図である。 同パワーウインドウ装置の動作を説明する回路図である。 同パワーウインドウ装置の動作を説明する回路図である。 同パワーウインドウ装置の動作を説明する回路図である。 同パワーウインドウ装置の動作を説明する回路図である。 同パワーウインドウ装置の動作を説明する回路図である。 同パワーウインドウ装置の動作を説明する回路図である。 同パワーウインドウ装置の動作を説明する回路図である。 同パワーウインドウ装置の動作を説明する回路図である。 同パワーウインドウ装置の動作を説明する回路図である。 同パワーウインドウ装置の動作を説明する回路図である。 同パワーウインドウ装置の動作を説明する回路図である。 同パワーウインドウ装置の動作を説明する回路図である。 同パワーウインドウ装置の動作を説明する回路図である。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。各図において、同一の部分または対応する部分には、同一符号を付してある。
まず、本発明の実施形態によるパワーウインドウ装置100の構成を、図1および図2を参照しながら説明する。
パワーウインドウ装置100は、図2に示す自動車200に実装され、運転席、助手席、および左右後部座席といった、各席の窓(図示省略)を、電動モータ20、30、40の駆動力により開閉させる。パワーウインドウ装置100には、マスターモジュール1とサブモジュール2、3、4が備わっている。
マスターモジュール1は、運転席に設置されている。サブモジュール2は、助手席に設置されている。サブモジュール3は、左後部座席に設置されている。サブモジュール4は、右後部座席に設置されている。
図1に示す電源7は、バッテリから成る。電源7の負極は、グランド10に接続されている。電源7の正極は、リレー5のコイル5aの一端および接点5bの一端に接続されている。
リレー5のコイル5aの他端は、ECU(電子制御ユニット)6と接続されている。リレー5の接点5bの他端は、マスターモジュール1と接続されている。ECU6がリレー5のコイル5aに通電させることにより、リレー5の接点5bがON状態になって、電源7からマスターモジュール1に通電される。
マスターモジュール1には、窓ロックスイッチ11、運転席用窓閉スイッチ12u、13u、14u、および運転席用窓開スイッチ12d、13d、14dが設けられている。サブモジュール2には、助手席用窓閉スイッチ2uおよび助手席用窓開スイッチ2dが設けられている。サブモジュール3には、左後部座席用窓閉スイッチ3uおよび左後部座席用窓開スイッチ3dが設けられている。サブモジュール4には、右後部座席用窓閉スイッチ4uおよび右後部座席用窓開スイッチ4dが設けられている。
助手席用窓開閉スイッチ2u、2dは、助手席で助手席の窓を開閉操作するためのスイッチである。図2に示す、サブモジュール2に設けられた操作ノブ2aの操作に応じて、助手席用窓開閉スイッチ2u、2dは切り替わる。
図1に示すように、助手席用窓閉スイッチ2uの一端は、電動モータ20の一端に接続されている。助手席用窓閉スイッチ2uの他端は、操作ノブ2aの非閉操作時に、グランド側接点2ugに接触して(OFF状態)、運転席用窓閉スイッチ12uを介してグランド9に接続されている。また、助手席用窓閉スイッチ2uの他端は、操作ノブ2aの閉操作時に、電源側接点2ubに接触して(ON状態)、窓ロックスイッチ11を介して電源7に接続されるように切り替えられる(図4など参照)。
助手席用窓開スイッチ2dの一端は、電動モータ20の他端に接続されている。助手席用窓開スイッチ2dの他端は、操作ノブ2aの非開操作時に、グランド側接点2dgに接触して(OFF状態)、運転席用窓開スイッチ12dを介してグランド9に接続されている。また、助手席用窓開スイッチ2dの他端は、操作ノブ2aの開操作時に、電源側接点2dbに接触して(ON状態)、窓ロックスイッチ11を介して電源7に接続されるように切り替えられる(図5など参照)。
電動モータ20は、助手席の窓を開閉させる駆動源である。電動モータ20が正転または逆転することにより、助手席の窓が開閉する。
左後部座席用窓開閉スイッチ3u、3dは、左後部座席で左後部座席の窓を開閉操作するためのスイッチである。図2に示す、サブモジュール3に設けられた操作ノブ3aの操作に応じて、左後部座席用窓開閉スイッチ3u、3dは切り替わる。
図1に示すように、左後部座席用窓閉スイッチ3uの一端は、電動モータ30の一端に接続されている。左後部座席用窓閉スイッチ3uの他端は、操作ノブ3aの非閉操作時に、グランド側接点3ugに接触して(OFF状態)、運転席用窓閉スイッチ13uを介してグランド9に接続されている。また、左後部座席用窓閉スイッチ3uの他端は、操作ノブ3aの閉操作時に、電源側接点3ubに接触して(ON状態)、窓ロックスイッチ11を介して電源7に接続されるように切り替えられる。
左後部座席用窓開スイッチ3dの一端は、電動モータ30の他端に接続されている。左後部座席用窓開スイッチ3dの他端は、操作ノブ3aの非開操作時に、グランド側接点3dgに接触して(OFF状態)、運転席用窓開スイッチ13dを介してグランド9に接続されている。また、左後部座席用窓開スイッチ3dの他端は、操作ノブ3aの開操作時に、電源側接点3dbに接触して(ON状態)、窓ロックスイッチ11を介して電源7に接続されるように切り替えられる。
電動モータ30は、左後部座席の窓を開閉させる駆動源である。電動モータ30が正転または逆転することにより、左後部座席の窓が開閉する。
右後部座席用窓開閉スイッチ4u、4dは、右後部座席で右後部座席の窓を開閉操作するためのスイッチである。図2に示す、サブモジュール4に設けられた操作ノブ4aの操作に応じて、右後部座席用窓開閉スイッチ4u、4dは切り替わる。
図1に示すように、右後部座席用窓閉スイッチ4uの一端は、電動モータ40の一端に接続されている。右後部座席用窓閉スイッチ4uの他端は、操作ノブ4aの非閉操作時に、グランド側接点4ugに接触して(OFF状態)、運転席用窓閉スイッチ14uを介してグランド9に接続されている。また、右後部座席用窓閉スイッチ4uの他端は、操作ノブ4aの閉操作時に、電源側接点4ubに接触して(ON状態)、窓ロックスイッチ11を介して電源7に接続されるように切り替えられる。
右後部座席用窓開スイッチ4dの一端は、電動モータ40の他端に接続されている。右後部座席用窓開スイッチ4dの他端は、操作ノブ4aの非開操作時に、グランド側接点4dgに接触して(OFF状態)、運転席用窓開スイッチ14dを介してグランド9に接続されている。また、右後部座席用窓開スイッチ4dの他端は、操作ノブ4aの開操作時に、電源側接点4dbに接触して(ON状態)、窓ロックスイッチ11を介して電源7に接続されるように切り替えられる。
電動モータ40は、右後部座席の窓を開閉させる駆動源である。電動モータ40が正転または逆転することにより、右後部座席の窓が開閉する。
窓ロックスイッチ11は、運転席から、他席用窓開閉スイッチ2u、2d、3u、3d、4u、4dによる他席(助手席および左右後部座席)の窓の開閉操作を禁止するためのスイッチである。窓ロックスイッチ11は、他席用窓開閉スイッチ2u、2d、3u、3d、4u、4dの電源側接点2ub、2db、3ub、3db、4ub、4dbと電源7との間に設けられている。
詳しくは、電源7からリレー5の接点5bを経た通電ラインが、マスターモジュール内1で分岐されて、その一方の通電ラインに窓ロックスイッチ11の一端が接続されている。窓ロックスイッチ11の他端は、各ヒューズ8a、8b、8cを介して、各他席用窓開閉スイッチ2u、2d、3u、3d、4u、4dの電源側接点2ub、2db、3ub、3db、4ub、4dbと接続されている。
図2に示す、マスターモジュール1に設けられた操作ノブ11aの操作に応じて、窓ロックスイッチ11は切り替わる。詳しくは、操作ノブ11aのアンロック操作時に、窓ロックスイッチ11は、図1に示すように、他席用窓開閉スイッチ2u、2d、3u、3d、4u、4dの電源側接点2ub、2db、3ub、3db、4ub、4dbと電源7とを接続する(ON状態)。また、操作ノブ11aのロック操作時に、窓ロックスイッチ11は、他席用窓開閉スイッチ2u、2d、3u、3d、4u、4dの電源側接点2ub、2db、3ub、3db、4ub、4dbと電源7とを切断する(OFF状態、図9など参照)。
運転席用窓開閉スイッチ12u、12dは、運転席から助手席の窓を開閉操作するためのスイッチである。図2に示す、マスターモジュール1に設けられた操作ノブ12aの操作に応じて、運転席用窓開閉スイッチ12u、12dは切り替わる。
図1に示すように、運転席用窓閉スイッチ12uの一端は、助手席用窓閉スイッチ2uのグランド側接点2ugに接続されており、非閉操作状態の助手席用窓閉スイッチ2uを介して、電動モータ20の一端に接続されている。運転席用窓閉スイッチ12uの他端は、操作ノブ12aの非閉操作時に、グランド側接点12ugに接触して(OFF状態)、グランド9に接続されている。また、運転席用窓閉スイッチ12uの他端は、操作ノブ12aの閉操作時に、電源側接点12ubに接触して(ON状態)、電源7に接続されるように切り替えられる(図3など参照)。
運転席用窓開スイッチ12dの一端は、助手席用窓開スイッチ2dのグランド側接点2dgに接続されており、非開操作状態の助手席用窓開スイッチ2dを介して、電動モータ20の他端に接続されている。運転席用窓開スイッチ12dの他端は、操作ノブ12aの非開操作に、グランド側接点12dgに接触して(OFF状態)、グランド9に接続されている。また、運転席用窓開スイッチ12dの他端は、操作ノブ12aの開操作時に、電源側接点12dbに接触して(ON状態)、電源7に接続されるように切り替えられる(図6など参照)。
運転席用窓開閉スイッチ13u、13dは、運転席から左後部座席の窓を開閉操作するためのスイッチである。図2に示す、マスターモジュール1に設けられた操作ノブ13aの操作に応じて、運転席用窓開閉スイッチ13u、13dは切り替わる。
図1に示すように、運転席用窓閉スイッチ13uの一端は、左後部座席用窓閉スイッチ3uのグランド側接点3ugに接続されており、非閉操作状態の左後部座席用窓閉スイッチ3uを介して、電動モータ30の一端に接続されている。運転席用窓閉スイッチ13uの他端は、操作ノブ13aの非閉操作時に、グランド側接点13ugに接触して(OFF状態)、グランド9に接続されている。また、運転席用窓閉スイッチ13uの他端は、操作ノブ13aの閉操作時に、電源側接点13ubに接触して(ON状態)、電源7に接続されるように切り替えられる。
運転席用窓開スイッチ13dの一端は、左後部座席用窓開スイッチ3dのグランド側接点3dgに接続されており、非開操作状態の左後部座席用窓開スイッチ3dを介して、電動モータ30の他端に接続されている。運転席用窓開スイッチ13dの他端は、操作ノブ13aの非開操作時に、グランド側接点13dgに接触して(OFF状態)、グランド9に接続されている。また、運転席用窓開スイッチ13dの他端は、操作ノブ13aの開操作時に、電源側接点13dbに接触して(ON状態)、電源7に接続されるように切り替えられる。
運転席用窓開閉スイッチ14u、14dは、運転席から右後部座席の窓を開閉操作するためのスイッチである。図2に示す、マスターモジュール1に設けられた操作ノブ14aの操作に応じて、運転席用窓開閉スイッチ14u、14dは切り替わる。
図1に示すように、運転席用窓閉スイッチ14uの一端は、右後部座席用窓閉スイッチ4uのグランド側接点4ugに接続されており、非閉操作状態の右後部座席用窓閉スイッチ4uを介して、電動モータ40の一端に接続されている。運転席用窓閉スイッチ14uの他端は、操作ノブ14aの非閉操作時に、グランド側接点14ugに接触して(OFF状態)、グランド9に接続されている。また、運転席用窓閉スイッチ14uの他端は、操作ノブ14aの閉操作時に、電源側接点14ubに接触して(ON状態)、電源7に接続されるように切り替えられる。
運転席用窓開スイッチ14dの一端は、右後部座席用窓開スイッチ4dのグランド側接点4dgに接続されており、非開操作状態の右後部座席用窓開スイッチ4dを介して、電動モータ40の他端に接続されている。運転席用窓開スイッチ14dの他端は、操作ノブ14aの非開操作時に、グランド側接点14dgに接触して(OFF状態)、グランド9に接続されている。また、運転席用窓開スイッチ14dの他端は、操作ノブ14aの開操作時に、電源側接点14dbに接触して(ON状態)、電源7に接続されるように切り替えられる。
各運転席用窓開閉スイッチ12u、12d、13u、13d、14u、14dのグランド側接点12ug、12dg、13ug、13dg、14ug、14dgは、グランド9に接続されている。電源側接点12ub、12db、13ub、13db、14ub、14dbは、リレー5の接点5bを介して、電源7に接続されている。
マスターモジュール1には、上記以外にも、運転席のパワーウインドウを開閉操作するための窓開閉スイッチ(図示省略)や回路などが設けられている。その窓開閉スイッチは、運転席の窓を開閉させる駆動源である電動モータ(図示省略)や電源7と接続されていて、図2に示す、マスターモジュール1に設けられた操作ノブ1aの操作に応じて切り替わる。
次に、パワーウインドウ装置100の動作を、図3〜図16を参照しながら説明する。ここでは、「助手席」を運転席に対する「他席」として、窓開閉スイッチ2u、2d、12u、12dと電動モータ20により、他席(助手席)の窓の開閉を操作したり該操作を禁止したりする例を説明するが、左右後部座席を他席とした場合の窓の開閉操作についても同様である。
パワーウインドウ装置100の起動中、ECU6は、リレー5のコイル5aに通電して、図3〜図16に示すように、リレー5の接点5bをON状態にする。
マスターモジュール1の操作ノブ11a(図2)のアンロック操作時は、図3〜図8に示すように、窓ロックスイッチ11がON状態にあって、他席用窓開閉スイッチ2u、2dの電源側接点2ub、2dbと電源7とが接続される。
窓ロックスイッチ11のON状態において、マスターモジュール1の操作ノブ12a(図2)だけが閉操作されると、図3に示すように、運転席用窓閉スイッチ12uがON状態になり、かつ、運転席用窓開スイッチ12dおよび他席用窓開閉スイッチ2u、2dがOFF状態となる。この場合、二点鎖線で示すように、電動モータ20に電流が流れる。
すなわち、電流が電源7から、リレー5の接点5b、運転席用窓閉スイッチ12u、および他席用窓閉スイッチ2uを順に通って、電動モータ20に正方向に流れて、他席用窓開スイッチ2dおよび運転席用窓開スイッチ12dを順に通って、グランド9に流れる。このため、電動モータ20が正転して、図示しない窓昇降部材を上昇させる結果、他席の窓が閉じる。
また、マスターモジュール1の操作ノブ12a(図2)と、サブモジュール2の操作ノブ2a(図2)とが同時に閉操作されると、図4に示すように、運転席用窓閉スイッチ12uおよび他席用窓閉スイッチ2uがON状態になり、かつ、運転席用窓開スイッチ12dおよび他席用窓開スイッチ2dがOFF状態となる。この場合、操作ノブ2a、12aの操作(共に閉操作)が一致するため、二点鎖線で示すように、電動モータ20に電流が流れる。
すなわち、電流が電源7から、リレー5の接点5b、窓ロックスイッチ11、ヒューズ8a、および他席用窓閉スイッチ2uを順に通って、電動モータ20に正方向に流れて、他席用窓開スイッチ2dおよび運転席用窓開スイッチ12dを順に通って、グランド9に流れる。このため、図3の場合と同様に、電動モータ20が正転して、他席の窓が閉じる。
また、マスターモジュール1の操作ノブ12aが閉操作され、かつ、サブモジュール2の操作ノブ2aが開操作されると、図5に示すように、運転席用窓閉スイッチ12uおよび他席用窓開スイッチ2dがON状態になり、かつ、運転席用窓開スイッチ12dおよび他席用窓閉スイッチ2uがOFF状態となる。この場合、操作ノブ2a、12aの操作(一方は開操作、他方は閉操作)が対立するため、電動モータ20に電流が流れない。
すなわち、電源7から、リレー5の接点5b、窓ロックスイッチ11、ヒューズ8a、他席用窓開スイッチ2d、電動モータ20、および他席用窓閉スイッチ2uを経由して、グランド9に至る電流経路が、運転席用窓閉スイッチ12uで切断される。また、電源7から、リレー5の接点5b、運転席用窓閉スイッチ12u、他席用窓閉スイッチ2u、および電動モータ20を経由して、グランド9に至る電流経路が、他席用窓開スイッチ2dで切断される。このため、電動モータ20が駆動せず、他席の窓の開閉が行われない。
また、マスターモジュール1の操作ノブ12aだけが開操作されると、図6に示すように、運転席用窓開スイッチ12dがON状態になり、かつ、運転席用窓閉スイッチ12uおよび他席用窓開閉スイッチ2u、2dがOFF状態となる。この場合、二点鎖線で示すように、電動モータ20に電流が流れる。
すなわち、電流が電源7から、リレー5の接点5b、運転席用窓開スイッチ12d、および他席用窓開スイッチ2dを順に通って、電動モータ20に逆方向に流れて、他席用窓閉スイッチ2uおよび運転席用窓閉スイッチ12uを順に通って、グランド9に流れる。このため、電動モータ20が逆転して、図示しない窓昇降部材を下降させる結果、他席の窓が開く。
また、マスターモジュール1の操作ノブ12aが開操作され、かつ、サブモジュール2の操作ノブ2aが閉操作されると、図7に示すように、運転席用窓開スイッチ12dおよび他席用窓閉スイッチ2uがON状態になり、かつ、運転席用窓閉スイッチ12uおよび他席用窓開スイッチ2dがOFF状態となる。この場合、操作ノブ2a、12aの操作(一方は閉操作、他方は開操作)が対立するため、電動モータ20に電流が流れない。
すなわち、電源7から、リレー5の接点5b、窓ロックスイッチ11、ヒューズ8a、他席用窓閉スイッチ2u、電動モータ20、および他席用窓開スイッチ2dを経由して、グランド9に至る電流経路が、運転席用窓開スイッチ12dで切断される。また、電源7から、リレー5の接点5b、運転席用窓開スイッチ12d、他席用窓開スイッチ2d、および電動モータ20を経由して、グランド9に至る電流経路が、他席用窓閉スイッチ2uで切断される。このため、電動モータ20が駆動せず、他席の窓の開閉が行われない。
また、マスターモジュール1の操作ノブ12aと、サブモジュール2の操作ノブ2aとが同時に開操作されると、図8に示すように、運転席用窓開スイッチ12dおよび他席用窓開スイッチ2dがON状態になり、かつ、運転席用窓閉スイッチ12uおよび他席用窓閉スイッチ2uがOFF状態となる。この場合、操作ノブ2a、12aの操作(共に開操作)が一致するため、二点鎖線で示すように、電動モータ20に電流が流れる。
すなわち、電流が電源7から、リレー5の接点5b、窓ロックスイッチ11、ヒューズ8a、および他席用窓開スイッチ2dを順に通って、電動モータ20に逆方向に流れて、他席用窓閉スイッチ2uおよび運転席用窓閉スイッチ12uを順に通って、グランド9に流れる。このため、電動モータ20が逆転して、他席の窓が開く。
一方、マスターモジュール1の操作ノブ11aのロック操作時は、図9〜図16に示すように、窓ロックスイッチ11がOFF状態となって、他席用窓開閉スイッチ2u、2dの電源側接点2ub、2dbと電源7とが切断される。
窓ロックスイッチ11のOFF状態において、サブモジュール2の操作ノブ2aが閉操作されると、図9に示すように、他席用窓閉スイッチ2uがON状態となり、かつ、運転席用窓開閉スイッチ12u、12dおよび他席用窓開スイッチ2dがOFF状態となる。この場合、電動モータ20に電流が流れない。
すなわち、他席用窓閉スイッチ2uの電源側接点2ubと電源7が窓ロックスイッチ11により切断され、他席用窓開スイッチ2dのグランド側接点2dgと電源7とが、運転席用窓開スイッチ12dにより切断される。このため、電動モータ20が駆動せず、他席の窓の開閉が行われない。
また、サブモジュール2の操作ノブ2aが開操作されると、図10に示すように、他席用窓開スイッチ2dがON状態になり、かつ、運転席用窓開閉スイッチ12u、12dおよび他席用窓閉スイッチ2uがOFF状態となる。この場合、電動モータ20に電流が流れない。
すなわち、他席用窓開スイッチ2dの電源側接点2dbと電源7が窓ロックスイッチ11により切断され、他席用窓閉スイッチ2uのグランド側接点2ugと電源7とが、運転席用窓閉スイッチ12uにより切断される。このため、電動モータ20が駆動せず、他席の窓の開閉が行われない。
また、マスターモジュール1の操作ノブ12aだけが閉操作されると、図11に示すように、運転席用窓閉スイッチ12uがON状態になり、かつ、運転席用窓開スイッチ12dおよび他席用窓開閉スイッチ2u、2dがOFF状態となる。この場合、二点鎖線で示すように、電動モータ20に電流が流れる。この図11の状態は、本発明の特徴をなすものである。
すなわち、電流が電源7から、リレー5の接点5b、運転席用窓閉スイッチ12u、および他席用窓閉スイッチ2uを順に通って、電動モータ20に正方向に流れて、他席用窓開スイッチ2dおよび運転席用窓開スイッチ12dを順に通って、グランド9に流れる。このため、電動モータ20が正転して、他席の窓が閉じる。したがって、窓ロックスイッチ11により、他席での、他席用窓閉スイッチ2uによる他席の窓の閉操作を禁止した場合でも、運転席からは、運転席用窓閉スイッチ12uにより、他席の窓を閉操作することができる。
また、マスターモジュール1の操作ノブ12aと、サブモジュール2の操作ノブ2aとが同時に閉操作されると、図12に示すように、運転席用窓閉スイッチ12uおよび他席用窓閉スイッチ2uがON状態になり、かつ、運転席用窓開スイッチ12dおよび他席用窓開スイッチ2dがOFF状態となる。この場合、電動モータ20に電流が流れない。
すなわち、電動モータ20と電源7とが、他席用窓閉スイッチ2uにより切断される。このため、電動モータ20が駆動せず、他席の窓の開閉が行われない。
また、マスターモジュール1の操作ノブ12aが閉操作され、かつ、サブモジュール2の操作ノブ2aが開操作されると、図13に示すように、運転席用窓閉スイッチ12uおよび他席用窓開スイッチ2dがON状態になり、かつ、運転席用窓開スイッチ12dおよび他席用窓閉スイッチ2uがOFF状態となる。この場合、電動モータ20に電流が流れない。
すなわち、電動モータ20とグランド9とが、他席用窓開スイッチ2dにより切断される。このため、電動モータ20が駆動せず、他席の窓の開閉が行われない。
また、マスターモジュール1の操作ノブ12aだけが開操作されると、図14に示すように、運転席用窓開スイッチ12dがON状態になり、かつ、運転席用窓閉スイッチ12uおよび他席用窓開閉スイッチ2u、2dがOFF状態となる。この場合、二点鎖線で示すように、電動モータ20に電流が流れる。この図14の状態も、本発明の特徴をなすものである。
すなわち、電流が電源7から、リレー5の接点5b、運転席用窓開スイッチ12d、および他席用窓開スイッチ2dを順に通って、電動モータ20に逆方向に流れて、他席用窓閉スイッチ2uおよび運転席用窓閉スイッチ12uを順に通って、グランド9に流れる。このため、電動モータ20が逆転して、他席の窓が開く。したがって、窓ロックスイッチ11により、他席での、他席用窓開スイッチ2dによる他席の窓の開操作を禁止した場合でも、運転席からは、運転席用窓開スイッチ12dにより、他席の窓を開操作することができる。
また、マスターモジュール1の操作ノブ12aが開操作され、かつ、サブモジュール2の操作ノブ2aが閉操作されると、図15に示すように、運転席用窓開スイッチ12dおよび他席用窓閉スイッチ2uがON状態になり、かつ、運転席用窓閉スイッチ12uおよび他席用窓開スイッチ2dがOFF状態となる。この場合、電動モータ20に電流が流れない。
すなわち、電動モータ20とグランド9とが、他席用窓閉スイッチ2uにより切断される。このため、電動モータ20が駆動せず、他席の窓の開閉が行われない。
また、マスターモジュール1の操作ノブ12aと、サブモジュール2の操作ノブ2aとが同時に開操作されると、図16に示すように、運転席用窓開スイッチ12dおよび他席用窓開スイッチ2dがON状態になり、かつ、運転席用窓閉スイッチ12uおよび他席用窓閉スイッチ2uがOFF状態となる。この場合、電動モータ20に電流が流れない。
すなわち、電動モータ20と電源7とが、他席用窓開スイッチ2dにより切断される。このため、電動モータ20が駆動せず、他席の窓の開閉が行われない。
上記実施形態によると、窓ロックスイッチ11をOFF状態(ロック状態)に切り替えることにより、他席用窓開閉スイッチ2u、2d、3u、3d、4u、4dの電源側接点2ub、2db、3ub、3db、4ub、4dbと電源7とを切断することができる。
この状態では、電源7から窓ロックスイッチ11を経て、電動モータ20、30、40へ至る電流経路が形成されない。また、窓ロックスイッチ11のOFF状態において、運転席用窓開閉スイッチ12u、12d、13u、13d、14u、14dが非開閉操作状態(OFF状態)にある場合は、電源7からこれらの運転席用窓開閉スイッチを経て、電動モータ20、30、40へ至る電流経路も形成されない。このため、他席用窓閉スイッチ2u、3u、4uや他席用窓開スイッチ2d、3d、4dを開閉操作しても、対応する電動モータ20、30、40に電流が流れず、該電動モータ20、30、40は駆動しない。
つまり、窓ロックスイッチ11をOFF状態にすることにより、他席用窓開閉スイッチ2u、2d、3u、3d、4u、4dによる他席の窓の開閉操作を禁止することができる。
一方、窓ロックスイッチ11のOFF状態において、他席用窓開閉スイッチ2u、2d、3u、3d、4u、4dを非開閉操作状態(OFF状態)にしたまま、運転席用窓閉スイッチ12u、13u、14uまたは運転席用窓開スイッチ12d、13d、14dを開閉操作して電源7側に切り替えると(ON状態)、電動モータ20、30、40へ通電が行われる。すなわち、他席用窓閉スイッチ2u、3u、4uと他席用窓開スイッチ2d、3d、4dのうち、一方のスイッチのグランド側接点2ug、3ug、4ugまたは2dg、3dg、4dgと電源7とが、運転席用窓閉スイッチ12u、13u、14uまたは運転席用窓開スイッチ12d、13d、14dを介して接続される。また、他方のスイッチのグランド側接点2ug、3ug、4ugまたは2dg、3dg、4dgとグランド9とが、運転席用窓閉スイッチ12u、13u、14uまたは運転席用窓開スイッチ12d、13d、14dを介して接続される。このため、対応する電動モータ20、30、40に電流が流れて、該電動モータ20、30、40が駆動する。
よって、窓ロックスイッチ11により、他席での、他席用窓開閉スイッチ2u、2d、3u、3d、4u、4dによる他席の窓の開閉操作を禁止した場合でも、運転席からは、運転席用窓開閉スイッチ12u、12d、13u、13d、14u、14dにより、他席の窓を開閉操作することができる。
本発明は、上述した以外にも種々の実施形態を採用することができる。たとえば、上記実施形態では、助手席と左右後部座席の三つの席を、運転席に対する他席として、該他席の窓の開閉を操作する窓開閉スイッチ12u、12d、13u、13d、14u、14d、2u、2d、3u、3d、4u、4dと電動モータ20、30、40を設けた例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、たとえば、助手席だけまたは運転席以外の4席以上を、他席として、該他席の窓の開閉を操作する窓開閉スイッチと電動モータを必要な数だけ設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、自動車200用のパワーウインドウ装置100に、本発明を適用した例を示したが、その他の車両用のパワーウインドウ装置にも、本発明は適用することができる。
2d 助手席(他席)用窓開スイッチ
2db 助手席用窓開スイッチの電源側接点
2dg 助手席用窓開スイッチのグランド側接点
2u 助手席(他席)用窓閉スイッチ
2ub 助手席用窓閉スイッチの電源側接点
2ug 助手席用窓閉スイッチのグランド側接点
3d 左後部座席(他席)用窓開スイッチ
3db 左後部座席用窓開スイッチの電源側接点
3dg 左後部座席用窓開スイッチのグランド側接点
3u 左後部座席(他席)用窓閉スイッチ
3ub 左後部座席用窓閉スイッチの電源側接点
3ug 左後部座席用窓閉スイッチのグランド側接点
4d 右後部座席(他席)用窓開スイッチ
4db 右後部座席用窓開スイッチの電源側接点
4dg 右後部座席用窓開スイッチのグランド側接点
4u 右後部座席(他席)用窓閉スイッチ
4ub 右後部座席用窓閉スイッチの電源側接点
4ug 右後部座席用窓閉スイッチのグランド側接点
7 電源
9 グランド
11 窓ロックスイッチ
12d、13d、14d 運転席用窓開スイッチ
12u、13u、14u 運転席用窓閉スイッチ
20、30、40 電動モータ
100 パワーウインドウ装置

Claims (4)

  1. 車両の運転席に設けられ、他席の窓を開閉操作する運転席用窓閉スイッチおよび運転席用窓開スイッチと、
    他席に設けられ、当該他席の窓を開閉操作する他席用窓閉スイッチおよび他席用窓開スイッチと、
    運転席に設けられ、ロック操作により、前記他席用窓閉スイッチおよび前記他席用窓開スイッチによる他席の窓の開閉操作を禁止する窓ロックスイッチと、を備えたパワーウインドウ装置において、
    前記他席用窓閉スイッチの一端は、前記他席の窓を開閉させる電動モータの一端に接続され、他端は、非閉操作時に前記運転席用窓閉スイッチを介してグランドに接続され、閉操作時に前記窓ロックスイッチを介して電源に接続されるように切り替わり、
    前記他席用窓開スイッチの一端は、前記電動モータの他端に接続され、他端は、非開操作時に前記運転席用窓開スイッチを介してグランドに接続され、開操作時に前記窓ロックスイッチを介して前記電源に接続されるように切り替わり、
    前記運転席用窓閉スイッチの一端は、非閉操作状態の前記他席用窓閉スイッチを介して前記電動モータの一端に接続され、他端は、非閉操作時にグランドに接続され、閉操作時に前記電源に接続されるように切り替わり、
    前記運転席用窓開スイッチの一端は、非開操作状態の前記他席用窓開スイッチを介して前記電動モータの他端に接続され、他端は、非開操作時にグランドに接続され、開操作時に前記電源に接続されるように切り替わる、ことを特徴とするパワーウインドウ装置。
  2. 請求項1に記載のパワーウインドウ装置において、
    前記窓ロックスイッチは、前記他席用窓閉スイッチの他端が閉操作時に接触する電源側接点および前記他席用窓開スイッチの他端が開操作時に接触する電源側接点と、前記電源との間に設けられ、前記電源と前記各電源側接点とを、ロック操作時に切断し、アンロック操作時に接続する、ことを特徴とするパワーウインドウ装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のパワーウインドウ装置において、
    前記窓ロックスイッチがロック操作された状態で、前記運転席用窓閉スイッチだけが閉操作された場合に、前記電源から前記運転席用窓閉スイッチ、前記他席用窓閉スイッチ、前記電動モータ、前記他席用窓開スイッチ、および前記運転席用窓開スイッチを経てグランドに電流が流れ、前記電動モータが正転して他席の窓が閉じる、ことを特徴とするパワーウインドウ装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載のパワーウインドウ装置において、
    前記窓ロックスイッチがロック操作された状態で、前記運転席用窓開スイッチだけが開操作された場合に、前記電源から前記運転席用窓開スイッチ、前記他席用窓開スイッチ、前記電動モータ、前記他席用窓閉スイッチ、および前記運転席用窓閉スイッチを経てグランドに電流が流れ、前記電動モータが逆転して他席の窓が開く、ことを特徴とするパワーウインドウ装置。
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