JPS6140984A - パワ−ウインドの安全装置 - Google Patents

パワ−ウインドの安全装置

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JPS6140984A
JPS6140984A JP15974584A JP15974584A JPS6140984A JP S6140984 A JPS6140984 A JP S6140984A JP 15974584 A JP15974584 A JP 15974584A JP 15974584 A JP15974584 A JP 15974584A JP S6140984 A JPS6140984 A JP S6140984A
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window
pressure
sensitive switch
power window
window glass
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JP15974584A
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裕一 村上
久敏 太田
五策 寺林
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Toyota Motor Corp
Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車、その他の車輌の車体或いはドアーの
、窓枠またはその付近に配設された感圧スイッチによっ
て、窓ガラスを自動的に開閉するパワーウィンドの閉動
動作中に、窓ガラスと窓枠との間に何かが挾まれると窓
ガラスの閉動動作を中断するパワーウィンドの安全装置
に関するものである。また、この種の安全装置はパワー
ウィンドに限らず、電動で開閉制御するサンルーフの安
全装置としても使用できるもので、特に、この種のパワ
ーウィンドの安全装置のワイヤーハーネスに関するもの
である。
[従来の技術] この種の感圧スイッチを用いたパワーウィンドの安全装
置の従来例として、特公昭48−44445号公報を挙
げることができる。
第2図は前記公報に記載されたパワーウィンドの安全装
置の制御回路である。図において、感圧スイッチSは窓
枠等に配設されたもので、押圧力が感圧スイッチSに作
用するとその電極部が接触し、押圧力を除けば直ちに原
形に復する周知の構造を有するものである。
この種の制御回路は、次の様に動作するものである。
まず、窓ガラスを開く場合には、手動スイッチ5の可動
接点5Cを固定接点5a側に接続し、電源1からモータ
3の窓ガラス開動動作側の回転用端子3aに通電し、モ
ータ3の回転によって窓ガラスを開動させる。
また、窓ガラスを閉じる場合には、手動スイッチ5の可
動接点5Cを固定接点5b側に接続し、電源1からリレ
ーRの可動接点RCN固定接点Rbを経てモータ3の窓
ガラス閉動動作側の回転用端子3bに通電し、モータ3
の回動によって窓ガラスを閉動させる。
いま、窓ガラスの閉動動作中に、窓ガラスと窓枠或いは
ルーフサイトレールとの間に、手、頭、首等が挾まれる
と、感圧スイッチSは押圧され、その電極部が接触する
。このため、常時充電されているコンデンサCは、感圧
スイッチSによって瞬時に放電され、トランジスタQは
オンとなり、リレーRの励磁コイルRLが励磁され、リ
レーRの可動接点Rcと固定接点Rbが閉じる。したが
って、lll11から手動スイッチ5の可動接点5c。
固定接点5b及びリレーRの可動接点RCと固定接点R
aを経て、モータ3の窓ガラス開動動作側の回転用端子
3aに通電し、モータ3の回転が窓ガラスの開動方向に
切換ねる。一般に、窓ガラスが開動動作中に感圧スイッ
チSは開路するが、コンデンサCは直列抵抗Rによって
充電電流を制限しているから、抵抗R及びコンデンサC
によって決定される遅延時間の経過後に、トランジスタ
Qはオフとなる。この間室ガラスは開動を継続する。
トランジスタQがオフとなると、窓ガラスは手動スイッ
チ5によって再び閉動することができる。
この間に、窓ガラスと窓枠等の間から、手等が除かれて
おれば、窓ガラスは閉動動作に入ること゛ができる。
そして、第3図は従来がら用いられているパワーウィン
ドの制御回路図である。
ドライバー席に配設されたパワーウィンドマスタースイ
ッチ部Aは、各ドアーの窓ガラスの開動動作を行う方向
に回転するパワーウィンド用モータMを回動させるダウ
ンスイッチ(以下、単にDOWN −SWと記載する)
と、各ドアーの窓ガラスの開動動作を行う方向に回転す
るパワーウィンド用モータMを、前者とは逆に開動させ
るアップスイッチ(以下、単にU P −SWと記載す
る)と、助手席側、後部左右座席側等に配設されたパワ
ーウィンドスイッチ部Bの各ドアーの両DOWN・SW
とu p −swの制御を不可能にするロックスイッチ
(以下、単にLOCK−8Wと記載する)等を有してい
る。
各ドアーのパワーウィンドスイッチ部Bには、パワーウ
ィンドマスタースイッチ部Aと同様にDOWN −SW
とLIP−8Wとを有している。
両者間には、DOWN −SWの信号を送るDOWN信
号線及びup−swの信号を送るUP信号線並びにLO
CK −SWと直列接続されたLOCK信号線からなる
ワイヤーハーネスが、相互のコネクタ記号α及びβ及び
γによって接続されている。そして、パワーウィンド用
モータMはδ端子及びε端子により、その電力が供給さ
れるように構成されている。なお、前記δ端子及びε端
子はパワーウィンドスイッチを操作しない状態では、通
常アース側に接続されている。
したがって、運転席側のパワーウィンドマスタースイッ
チ部A或いは各ドアーのパワ−1クインドスイツチ部B
から所定のドアーの窓ガラスを上昇させる場合には、u
p−swによってδ端子に電源電圧+VBを与えてパワ
ーウィンド用モータMを回動して窓の閉動を行うもので
あり、同様に、窓ガラスを下降させる場合には、DOW
N−8Wによってε端子に電源電圧+v8を与えてパワ
ーウィンド用モータMを前者とは逆方向に回動し、窓の
開動を行うものである。
そして、γ端子は通常電源電圧+VBの供給用に使用さ
れるが、パワーウィンドマスタースイッチ部AのLOC
K −SWを開くことにより、パワーウィンドスイッチ
部Bの電源電圧+VBを断ち、助手席側、後部左右座席
側等の各パワーウィンドスイッチ部Bの制御を停止させ
ることができる。
[発明が解決しようとする問題点] 従来のパワーウィンドの安全装置は、第2図の如く回路
構成されるものであり、また、パワーウ。
インドの安全装置が付加されていない従来のパワーウィ
ンドの回路は、第3図の如く回路構成されるものである
から、従来のパワーウィンドのワイヤハーネスをそのま
ま使用することができヂ、第2図のパワーウィンドの安
全装置の回路構成を用いると、少なくとも、1本〜2本
のワイヤが増加させる必要がある。
そこで、本発明は、従来のワイヤハーネスを使用して、
パワーウィンドの安全装置或いはサンルーフの安全装置
を構成できるパワーウィンド及びサンルーフの安全装置
の提供をその目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明のパワーウィンドの安全装置は、窓の開閉動作を
パワーウィンド用モータMに印加する電圧の極性切換え
によって行うと共に、窓の閉動動作中に窓付近に配設し
た公知の感圧スイッチ(一般にタッチスイッチと呼称さ
れるものも含む)Sが動作すると、前記パワーウィンド
用モータMに印加する電圧の極性を切換える各入力端子
に接続された第1の入力切換用リレーRL1の接点及び
第2の入力切換用リレーRL2の接点を有するパワーウ
ィンドの安全回路において、上記第1の入力切換用リレ
ーRL1を窓の開動時に感圧スイッチSの回路を開路し
、窓の閉動時に感圧スイッチSの動作状態を検出するよ
うに閉路する感圧スイッチS、抵抗R2、ダイオードD
3及びD4から構成される感圧スイッチ動作検出回路に
よって、感圧スイッチSの動作が検出されたとき自己保
持し、窓の閉動信号以外の信号、即ち、窓の閉動停止信
号或いは窓の開動信号のDOWN信号によって前記自己
保持を解除するように制御し、上記第2の入力切換用リ
レーRL2を前記感圧スイッチ動作検出回路によって感
圧スイッチSの動作が検出されたとき、作動し、感圧ス
イッチSの動作終了後も、任意の時間その作動状態を維
持するように制御すると共に、前記第1の入力切換用リ
レーRLI及び第2の入力切換用リレーRL2の制御用
電源+VBを、窓の開閉動作によって行うパワーウィン
ド用モータMに印加する電圧の極性切換え信号のDOW
N信号及びUP信号とは異なる電力供給線のLOCK信
号によってパワーウィンドの安全装置を構成するもので
ある。
[作用] 本発明のパワーウィンドの安全装置は、窓の開閉動作を
パワーウィンド用モータMに印加する電圧の極性切換え
によって行うと共に、窓の閉動動作中に窓付近に配設し
た感圧スイッチが動作すると、前記パワーウィンド用モ
ータMに印加する電圧の極性を切換える各入力端子に接
続された第1の入力切換用リレーRLIの接点及び第2
の入力切換用リレーRL2の接点を有するパワーウィン
ドの安全回路において、上記第1の入力切換用リレーR
LIを窓の開動時に感圧スイッチSの回路を開路し、窓
の閉動時に感圧スイッチSの動作状態を検出するように
閉路する感圧スイッチS、抵抗R2、ダイオードD3及
びD4から構成される感圧スイッチ動作検出回路によっ
て、感圧スイッチSの動作が検出されたとき自己保持し
、窓の閉動信号以外の信号、即ち、窓の閉動停止信号或
いは窓の開動信号のDOWN信号によって前記自己保持
を解除するように制御し、上記第2の入力切換用リレー
 RL2を前記感圧スイッチ動作検出回路によって感圧
スイッチSの動作が検出されたとき、作動し、感圧スイ
ッチSの動作終了後も、任意の時間その作動状態を維持
するように制御することを特徴とするものである。
[実施例] 第4図及び第5図及び第6図、第7図は、本発明の感圧
スイッチの配設例を示す説明図である。
第4図は窓枠11を有する自動車のドアー10に、窓ガ
ラス12の端縁13と当接する付近に゛感圧スイッチS
を配設した例を示すもので、第5図はドアーに窓枠11
を有する要部断面図で、ドアー側に取付けられている窓
ガラス12が閉じるとき、ドアーの窓枠11に配設され
た窓ガラス用封止ゴム21に当接するように構成されて
いる。したがって、窓ガラス12に挾まれるときとは、
窓ガラス12とその窓枠11で狭圧されることを意味す
るから、感圧スイッチSは前記封止ゴム21付近に配設
される。なお、封止ゴム22及び封止ゴム23は車体2
0とドアーの窓枠11との間を封止するものである。
第6図はハードトップタイプの窓ガラスと感圧スイッチ
との要部断面を示す説明図である。
ハードトップタイプの自動車は、ドアー側に取付【プら
れている窓ガラス31が閉じるとぎ、ドアーに窓枠がな
いから、車体30に配設された封止ゴム32に当接する
ように構成されている。したがって、窓ガラス31に挾
まれるときとは、窓ガラス31と車体30の封止ゴム3
2との間で狭圧されることを意味するから、感圧スイッ
チSは封止ゴム32付近に配設される。
そして、第7図は電動制御のサンルーフに感圧スイッチ
を取付けた例を示す。ルーフ40のルーフ開口部41は
その両側に設けられたルーフガイドレール42及び43
を電動制御によって移動する窓板44によって開閉され
る。感圧スイッチSは窓板44が閉じるときに当接する
封止ゴム45付近に配設される。
第1図は本発明の一実施例のパワーウィンドの安全装置
の構成回路図である。図中、第3図の従来例と同一記号
は従来例と同一部分を示すものであり、第1図のγ端子
及びε端子及びβ端子は、第3図のパワーウィンド用モ
ータMを除去した状態で、各々第3図のγ端子及びε端
子及びβ端子に接続されることを意味する。したがって
、パワーウィンドスイッチ部Bの手動スイッチはそのま
ま使用できることになる。また、パワーウィンだスイッ
チ部Bの手動スイッチを省略する場合、または、後述す
る第1の入力切換用リレーRLI及び第2の入力切換用
リレーRL2の接点を手動兼用操作スイッチとした場合
には、第1図のγ端子及びε端子及びβ端子は、各々第
3図のα端子及びβ端子及びβ端子に接続すればよい。
まず、窓ガラスを間くべくDOWN −SWによりε端
子にDOWN信号、即ち、電源電圧+VBを印加すると
、β端子はアース側電位にあるから、パワーウィンド用
モータMは回動し窓ガラスを下降させ窓ガラスの開動を
行う。
このとき、ダイオードD1は逆方向バイアスとなりオフ
に、ダイオードD2は順方向バイアスとなる。また、ダ
イオードD3はそのアノード側が抵抗R1によってアー
ス側電位にあるから、逆方向バイアスとなる。このとき
、感圧スイッチSの電極板間が接触するような押圧力が
加わっても、ダイオードD3及びダイオードD4が逆方
向バイアスとなり開路状態となるから、抵抗R2に電圧
降下は生じない。即ち、窓ガラスの開動時にダイオード
D3及びダイオードD4は、感圧スイッチSの作動状態
が作動状態検出抵抗R2に発生することを禁止する。
したがって、窓ガラスの開動動作中に、たとえ、感圧ス
イッチSに押圧力を加えても、パワーウィンド用モータ
は停止或いは逆回転することはない。
そして、窓ガラスを閉じるべくアップスイッチu p 
−swにより、β端子にUP倍信号即ち、電源電圧十V
Bを印加すると、ε端子はアース側電位にあるから、パ
ワーウィンド用モータMは前者とは逆方向に回動し、窓
ガラスを上昇して閉動動作を行う。
そして、ダイオードD1及びダイオードD2はオンとな
り、ダイオードD3のアノード側は抵抗R1によって順
方向バイアスに、また、ダイオードD4のカソード側は
アース側電位となり順方向バイアスとなる。
このとき、窓ガラスの閉動動作時に、窓枠と窓ガラス端
縁との間に手、頭、首等が挾まったとすると、それを感
圧スイッチSが検出し、δ端子側から抵抗R1、ダイオ
ードD3及び感圧スイッチSの電極板間を通り、感圧ス
イッチSの作動状態検出抵抗R2、ダイオードD4方向
に電流が流”れる。作動状態検出抵抗R2の電圧降下は
、トランジスタQ1をオンとし、ダイオードD5及びダ
イオードD7をオンとする。ダイオードD5は抵抗R3
によってトランジスタQ2がオンとし、トランジスタQ
2がオンとなると、抵抗R5により、トランジスタQ3
のベース電流が流れ、トランジスタQ3はオンとなり、
第1の入力切換用リレーRLIが作動する。トランジス
タQ3がオンして第1の入力切換用リレーRL1に電圧
が印加されると、その電圧は抵抗R7及び抵抗R3によ
ってトランジスタQ2のベースに導かれており、第1の
入力切換用リレーRLIは自己保持する。
第1の入力切換用リレーRL1がオンするとパワーウィ
ンド用モータMの入力が常閉接点1bと可動接点1Cと
の接続が断たれ、常開接点1aと可動接点1Cとの接続
に切換えられる。なお、コンデンサC1は電源電圧+V
Bの変動に伴う誤動作を防止するものであり、抵抗R4
及び抵抗R6はバイアス設定用抵抗である。また、ダイ
オードD8は第1の入力切換用リレーRLIがオフにな
るときのサージ吸収用である。
また、トランジスタQ1のオンと同時に、ダイオードD
7、抵抗R8を介してトランジスタQ4、のベース電流
が流れ、トランジスタQ4をオンにする。トランジスタ
Q4がオンとなると抵抗R10によりトランジスタQ5
のベース電流が流れ、第2の入力切換用リレーRL2が
作動する。同時に、ダイオードD7は抵抗R12及びコ
ンデンサC2の時定数回路の充電を行い、感圧スイッチ
Sの瞬時動作に対しても、第2の入力切換用リレーRL
2の動作が任意の時限をもって切換ねる。
第2の入力切換用リレーRL2がオンすると、パワーウ
ィンド用モータMの入力が常閉接点2bと可動接点2C
との接続が断たれ、常開接点2aと可動接点2Cとの接
続に切換えられる。なお、抵抗R9及び抵抗R11はバ
イアス設定用抵抗であるまた、ダイオードD9は第2の
入力切換用リレーRL2がオフになるときのサージ吸収
用である。
即ち、感圧スイッチSが押圧されると、パワーウィンド
用モータMは第1の入力切換用リレー−RLI及び第2
の入力切換用リレーRL2の接点の切換えにより逆回転
し、それまで上昇していた窓ガラスが、下降に切換ねり
、窓ガラスの開動動作となる。たとえ、感圧スイッチS
の作動が瞬時であっても、第1の入力切換用リレーRL
Iは自己保持し、第2の入力切換用リレーRL2は抵抗
R,12、コンデンサC2で決まる時定数によって、そ
の作動が任意の時間継続するから、この場合には、それ
まで上昇していた窓ガラスが、任意の時間だけ下降する
窓ガラスの開動動作となる。
感圧スイッチSの押圧力が解かれても、第1の入力切換
用リレーRLIは自己保持しているが、第2の入力切換
用リレーRL2は任意の時間継続した後、非作動状態と
なり、その接点は常閉接点2bと可動接点2Cとの接続
となる。即ち、パワーウィンド用モータMの両人力は、
アース電位に落とされ、停止状態のまま維持される。し
たがって、この状態で再度、窓ガラスを閉じるべくアッ
プスイッチup−swによってろ端子にUP信号の電源
電圧子VBを継続して印加していても、第1の入力切換
用リレーRLIの自己保持は継続する。
再度窓ガラスを閉動動作に入れるには、一旦、up−s
wによってδ端子側をアース電位に落す。
それによって、ダイオードD6はオンとなり、トランジ
スタQ2のベースをアース電位に引込み、トランジスタ
Q2及びトランジスタQ3をオフとして、第1の入力切
換用リレーRLIの自己保持を解除して非作動状態とす
る。
爾後、窓ガラスを上昇させて閉動動作を行うには、u 
p −swによってδ端子に電源電圧+VBを印加すれ
ば、前者と同様に窓ガラスの閉動動作を行うことができ
る。
この様に、u p −swによる窓ガラスの閉動動作中
に、感圧スイッチSが動作して窓ガラスを開動させた場
合には、意図しない窓ガラスの閉動指示、例えば、窓際
の作業或いは荷崩れ等によりドアーに荷物が凭り掛った
場合、人体の一部の荷重が加わった場合等が存在するこ
とを想定して、Up−swの切換えをそのキャンセルス
イッチとして使用したもので、たとえ、連続してu p
 −swによって窓ガラスの閉動指示がでていても、そ
れに従わないようにしたものである。
第8図は第1図に示した本発明のパワーウィンドの安全
@置の構成回路の他の実施例である。
図中、第1図と同一符号は同一部分を示すものである。
特に、第1図の回路構成との相違点のみを述べると、ダ
イオードD4のカソード側から、抵抗R13及び抵抗R
14を接続することによって、トランジスタQ6のスイ
ッチング回路を構成し、第1の入力切換用リレーRLI
の自己保持を、一旦、DOWN −SWを操作して、D
OWN信号を十VBにすることで、トランジスタQ6を
オンとし、ダイオードD4によって第1の入力切換用リ
レーRLIの自己保持を解除するものである。
この様な回路構成とすることによって、感圧スイッチS
が動作した場合には、DOWN−8Wを一旦操作しなけ
れば、再び窓ガラスの閉動動作が不能となり、窓ガラス
がハンチングを起すことなく閉動動作させることができ
安全である。
以上の実施例ではパワーウィンドの安全装置について説
明したが、パワーウィンド用モータをサンルーフ用モー
タとし、第7図に示す感圧スイッチSを窓板44が閉じ
るとき当接する封止ゴム45付近に配設すれば電動で開
閉制御するサンルーフの安全装置を構成でき、その動作
は前記実施例と相違するところがないので、その説明を
省略する。
以上の第1図及び第8図に記載した本実施例のパワーウ
ィンドの安全装置の構成回路は、γ端子とダイオードD
1及びダイオードD2の接続点とが接続されているが、
特に、第8図の実施例においては窓ガラスの開動信号に
よって、第1の入力切換用リレーRL1の自己保持を解
除するものであるから、窓ガラスの閉動信号が断たれて
も、その状態を維持する必要があるが、第1図の実施例
のパワーウィンドの安全装置の構成回路では、それを省
略してもよい。この場合の第1の入力切換用リレーの自
己保持の解除は、閉動信号を断つことによって行われる
本発明を実施するにあたって、感圧スイッチの一実施例
として、電極板を有し、その電極板相互が押圧力によっ
て接触するものについて説明したが、本発明は前記事例
に限定されるものでなく、トランジスタQ1の比較機能
を利用すればアナログ的に変化する感圧スイッチ或いは
タッチスイッチと呼称される公知のスイッチの使用がで
きることはいうまでもない。また、積極的にアナログ的
に変化する感圧スイッチを使用する場合は、感圧スイッ
チ動作検出回路の出力を比較回路を介して、その出力に
よって第1の入力切換用リレーRLI、第2の入力切換
用リレーRL2を作動させるように構成すればよい。
感圧スイッチSの配設場所においても、自動車用ドアー
の窓枠に限定されるものではなく、ハードトップタイプ
の自動車ドアーの場合には、車体のドアーとの当接部付
近に、サンルーフの場合においても、前者と同様にルー
フの開口部付近に、感圧スイッチSを配設することがで
きる。
[発明の効果] 以上の様に本発明のパワーウィンドの安全装置は、窓の
開閉動作をパワーウィンド用モータに印加された電圧の
極性切換えをUP信号及びDOWN信号によって行うと
共に、窓の閉動動作中に窓付近に配設した感圧スイッチ
が動作すると、前記パワーウィンド用モータに印加する
電圧の極性を切換える各入力端子に接続された第1の入
力切換用リレーの接点及び第2の入力切換用リレーの接
点を有するパワーウィンドの安全装置において、上記第
1の入力切換用リレーの制御及び上記第2の入力切換用
リレーの制御を、窓の開閉動作によって行うパワーウィ
ンド用モータの印加された電圧の極性切換え信号のUP
信号及びDOWN信号とは異なるLOCK信号線によっ
て電力供給を行うものであるから、パワーウィンドの安
全装置を従来の3本のワイヤハーネスを使用して構成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のパワーウィンドの安全装置
の構成回路図、第2図は従来例のパワ−ウィンドの安全
装置の制御回路図、第3図は従来例のパワーウィンド制
御回路図、第4図は窓枠を有するドアーに配設した感圧
スイッチの説明図、第5図は窓枠を有するドアーに配設
した感圧スイッチの要部断面を示す説明図、第6図はハ
ードトップタイプの自動車に感圧スイッチを配設した要
部の断面を示す説明図、第7図はサンルーフに配設した
感圧スイッチの説明図、第8図は本発明の他の実施例の
パワーウィンドの安全装置の構成回路図である。 図において、 S・・・感圧スイッチ、 M・・・パワーウィンド用モータ、 RLI・・・第1の入力切換用リレー、RL2・・・第
2の入力切換用リレー、D1〜D9・・・ダイオード、 R1−R14・・・抵抗、 01〜Q6・・・トランジスタ、 CI 、C2・・・コンデンサ、 である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は、同一または相当
部分を示す。 特許出願人 アイシン精機株式会社 (外1名)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)窓ガラスの開動時に感圧スイッチの回路を開路し
    、閉動時に感圧スイッチの動作状態を検出するように閉
    路する感圧スイッチ動作検出回路と、前記感圧スイッチ
    動作検出回路の出力によって自己保持し、窓ガラスの閉
    動信号以外の信号によって前記自己保持を解除する入力
    電圧切換用リレーと、前記感圧スイッチ動作検出回路の
    出力によって作動し、感圧スイッチの動作終了後遅延復
    帰する入力電圧切換用リレーによって、パワーウインド
    用モータに印加する入力電圧の極性を切換えるパワーウ
    インドの安全装置において、上記入力電圧を窓ガラスの
    閉動信号線及び開動信号線及び各ドアーのパワーウイン
    ドスイッチ動作を拘束するロック信号線で供給すること
    を特徴とするパワーウインドの安全装置。
  2. (2)前記感圧スイッチ動作検出回路を、感圧スイッチ
    、抵抗、ダイオードからなる直列回路によって形成した
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のパワー
    ウインドの安全装置。
  3. (3)前記窓ガラスの閉動信号以外の信号を、窓ガラス
    の開動信号としたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載のパワーウインドの安全装置。
  4. (4)前記窓ガラスの閉動信号以外の信号を、窓ガラス
    の閉動停止信号としたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載のパワーウインドの安全装置。
  5. (5)前記感圧スイッチの配設箇所を、窓枠としたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のパワーウイ
    ンドの安全装置。
  6. (6)前記感圧スイッチの配設箇所を、車体としたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のパワーウイ
    ンドの安全装置。
JP15974584A 1984-07-05 1984-08-02 パワ−ウインドの安全装置 Pending JPS6140984A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15974584A JPS6140984A (ja) 1984-08-02 1984-08-02 パワ−ウインドの安全装置
US06/751,920 US4621223A (en) 1984-07-05 1985-07-05 Load drive control system for a motor vehicle window

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JP15974584A JPS6140984A (ja) 1984-08-02 1984-08-02 パワ−ウインドの安全装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013224526A (ja) * 2012-04-20 2013-10-31 Omron Automotive Electronics Co Ltd パワーウインドウ装置

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JP2013224526A (ja) * 2012-04-20 2013-10-31 Omron Automotive Electronics Co Ltd パワーウインドウ装置

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