JPS6070622A - 車上電動設備の開閉駆動装置 - Google Patents
車上電動設備の開閉駆動装置Info
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- JPS6070622A JPS6070622A JP17758183A JP17758183A JPS6070622A JP S6070622 A JPS6070622 A JP S6070622A JP 17758183 A JP17758183 A JP 17758183A JP 17758183 A JP17758183 A JP 17758183A JP S6070622 A JPS6070622 A JP S6070622A
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- JP
- Japan
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- drive device
- electrode
- vehicle
- opening
- electric equipment
- Prior art date
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- Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
本発明は、パワーウィンドウ(電動窓駆動装置)、ルー
フパネル駆動装置等電気ヱネルギーを用いて各種開開機
構を駆動する装置に関し、特に安全装置に関する。
フパネル駆動装置等電気ヱネルギーを用いて各種開開機
構を駆動する装置に関し、特に安全装置に関する。
[従来技術]
最近の車輌では、窓、ルーフパネル等の各種開閉機構を
電気モータを用いて簡単なスイッチ操作で開閉できるも
のが多い。この燐の装置を装着した場合に注意しなけれ
ばならないのは、rJHrA機構に挟まれないように、
窓ガラス等の移動範四内に手や顔を出した状態で閉動作
を行なわないことである。通常であれば、もし手等を挾
んだ場合でも、ドライバ等スイッチの機能を知っている
者が、大きな事故が生ずる前に装置を停止させたり逆転
させたりして危険を回避できる。
電気モータを用いて簡単なスイッチ操作で開閉できるも
のが多い。この燐の装置を装着した場合に注意しなけれ
ばならないのは、rJHrA機構に挟まれないように、
窓ガラス等の移動範四内に手や顔を出した状態で閉動作
を行なわないことである。通常であれば、もし手等を挾
んだ場合でも、ドライバ等スイッチの機能を知っている
者が、大きな事故が生ずる前に装置を停止させたり逆転
させたりして危険を回避できる。
しかしながら、新聞等でも報道さ肛ているように、幼児
が1人で車内に残された状態で、誤まってスイッチ操作
を行ない1首を挾まれて死亡するという事故が生じてい
る。この種の車輌ではドライバが車輌を離れる場合には
装置が作動しないような安全装置が備わっているが、ド
ライバがエンジンを停止させなかったり、所定のスイッ
チ操作を行なわなかったような場合には、安全装置が作
動しない。
が1人で車内に残された状態で、誤まってスイッチ操作
を行ない1首を挾まれて死亡するという事故が生じてい
る。この種の車輌ではドライバが車輌を離れる場合には
装置が作動しないような安全装置が備わっているが、ド
ライバがエンジンを停止させなかったり、所定のスイッ
チ操作を行なわなかったような場合には、安全装置が作
動しない。
またこのような事故を防止するため、従来より、1度ス
イッチを操作すると全閉位置より手前の所定位置まで閉
動作して停止し、もう1度スイッチ操作すると全閉位置
まで移動する、いわゆるダブルアクションタイプのもの
(例えば実開昭57−17372号)が提案されている
。しかし、この種のものはスイッチ操作が煩わしいし、
こJtにおいても最終的にはスイッチ操作者の判断によ
り装置が動作するので確実に事故が起きないという保障
はない。
イッチを操作すると全閉位置より手前の所定位置まで閉
動作して停止し、もう1度スイッチ操作すると全閉位置
まで移動する、いわゆるダブルアクションタイプのもの
(例えば実開昭57−17372号)が提案されている
。しかし、この種のものはスイッチ操作が煩わしいし、
こJtにおいても最終的にはスイッチ操作者の判断によ
り装置が動作するので確実に事故が起きないという保障
はない。
[目的]
本発明は、人間がスイッチを誤操作した場合でも、開閉
機構の動作による人体等の挾み込み事故を確実に防止す
ることを目的とする。
機構の動作による人体等の挾み込み事故を確実に防止す
ることを目的とする。
[a成]
上記のような事故をなくするには、開閉動作部において
人体等異物の有無を検出し、異物がある場合には装置を
停止もしくは逆転(開方向動作)させればよい。異物を
検出する手段としては、マイクロスイッチ、超音波セン
サ、光学センサ等様々なものが存在するが、例えば車輌
の窓ガラスのように大きなものにおいてどの位置でも検
出できるようにするためには、短い間隔で多数のセンサ
を配列しなければならず構成が非常に複雑になる。
人体等異物の有無を検出し、異物がある場合には装置を
停止もしくは逆転(開方向動作)させればよい。異物を
検出する手段としては、マイクロスイッチ、超音波セン
サ、光学センサ等様々なものが存在するが、例えば車輌
の窓ガラスのように大きなものにおいてどの位置でも検
出できるようにするためには、短い間隔で多数のセンサ
を配列しなければならず構成が非常に複雑になる。
他の1つの検出方式として静電容量検出がある。
すなわち、被検出部を介して2つの電極を対向させ、両
者の間の静電容量の変化を異物の有無として検出する方
式である。しかし、静電容量検出では電極の大きさ、形
状、電極を配置する位置2周囲温度等に応じて静電容量
が変化するので、難しい調整や温度補償が必要である。
者の間の静電容量の変化を異物の有無として検出する方
式である。しかし、静電容量検出では電極の大きさ、形
状、電極を配置する位置2周囲温度等に応じて静電容量
が変化するので、難しい調整や温度補償が必要である。
精密に調整や温度補償が行なわれないと誤動作が生ずる
。
。
そこで、本発明においては電極の数を増やして互いに近
接した位置に少なくとも2つの静電容量を形成してその
一方の静電容量が異物の有無に応じて変化する構成とし
、両者の特性変化を差動的に検出する。これによれば異
物の有無以外の要因による静電容量変化はそれぞJtの
静電容量に列して同様に作用するから、両者の差、比率
等を検出することにより、it、い回路調整および取付
位置調整や温度補償が不要になる。
接した位置に少なくとも2つの静電容量を形成してその
一方の静電容量が異物の有無に応じて変化する構成とし
、両者の特性変化を差動的に検出する。これによれば異
物の有無以外の要因による静電容量変化はそれぞJtの
静電容量に列して同様に作用するから、両者の差、比率
等を検出することにより、it、い回路調整および取付
位置調整や温度補償が不要になる。
「実施例」
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1a図に、自動車の助手席ドアIの、窓ガラス2を昇
降駆動する電動機構を示し、第1b図にその要部を拡大
して示す。窓ガラス2に固着されている上、下ガイドレ
ールのそれぞれに、リンクアーム3at 3bの一端の
ピンが結合しており。
降駆動する電動機構を示し、第1b図にその要部を拡大
して示す。窓ガラス2に固着されている上、下ガイドレ
ールのそれぞれに、リンクアーム3at 3bの一端の
ピンが結合しており。
リンクアーム3bの他端に係合する昇降アームを、それ
に結合した扇形歯車4が昇降駆動する。扇形歯車°4は
、図示しないウオームホイール組体を介して電気モータ
Maに結合している。これにより、モータMaが正回転
すると扇形歯車4が第1a図で時計方向に回転してガラ
ス2を上方に押し上げ、モータMaが逆回転すると扇形
歯車4が反時計方向に回転してガラス2を下降させる。
に結合した扇形歯車4が昇降駆動する。扇形歯車°4は
、図示しないウオームホイール組体を介して電気モータ
Maに結合している。これにより、モータMaが正回転
すると扇形歯車4が第1a図で時計方向に回転してガラ
ス2を上方に押し上げ、モータMaが逆回転すると扇形
歯車4が反時計方向に回転してガラス2を下降させる。
モータMaと扇形歯車4とを結合するウオームホイール
組体に、ガラス位置検出用のポテンショメ−タPTMが
結合している。これにより、モータMaが回動してガラ
ス2が昇降すると、それとともにポテンショメータPT
Mの摺動子が移動し。
組体に、ガラス位置検出用のポテンショメ−タPTMが
結合している。これにより、モータMaが回動してガラ
ス2が昇降すると、それとともにポテンショメータPT
Mの摺動子が移動し。
ガラス2の位置に応じた電気信号を出力する。電気モ〜
りMaとポテンショメータPTMは、後述する電気回路
に接続されている。第1a図を参照すると、助手席ドア
フレームlaのガラス全開位置近傍には、ガラス2の上
部に沿うような形で異物検出器5が固着されている。な
お、ここでは助手席ドア1のみを示したが、他のドアに
も同様の機構が備わっている。
りMaとポテンショメータPTMは、後述する電気回路
に接続されている。第1a図を参照すると、助手席ドア
フレームlaのガラス全開位置近傍には、ガラス2の上
部に沿うような形で異物検出器5が固着されている。な
お、ここでは助手席ドア1のみを示したが、他のドアに
も同様の機構が備わっている。
第1a図のII −II線断面を、第2図に示ず。第2
@を参照すると、異物検出器5はドアフレームlaに固
着されガラス2通路の内側に配置さ41ている。異物検
出器5は、可撓性で絶縁性の樹脂でできたケースとその
内部に配置した2つの板状電極TMIおよび1M2でな
っている。電極TMIおよび1M2は、水平に並べて配
置してあり、異物検出器5の全体にわたって、すなわち
全閉時のガラス2上部に沿うように配置されている。な
お、この例では電[iTMlおよび1M2の上方に、そ
れぞれ空隙5aおよび5bを設けである。ドアフレーム
1aはアースされており、このドアフレーム1aと電極
TMIおよびドアフレーム1aと1M2とで、それぞれ
静電容量を形成する。通常の状態では、電極TMIとド
アフレーム1aとの間に形成される静電容量と電極TM
2とドアフレーム1aとの間に形成さオする静電容量と
は所定の関係にあるが、例えばガラス2の通路上に人の
手が出されると、電@TM2の静電容量が電極TMIに
対して大きくなる。この変化を識別することにより、異
物の有無を判別する。
@を参照すると、異物検出器5はドアフレームlaに固
着されガラス2通路の内側に配置さ41ている。異物検
出器5は、可撓性で絶縁性の樹脂でできたケースとその
内部に配置した2つの板状電極TMIおよび1M2でな
っている。電極TMIおよび1M2は、水平に並べて配
置してあり、異物検出器5の全体にわたって、すなわち
全閉時のガラス2上部に沿うように配置されている。な
お、この例では電[iTMlおよび1M2の上方に、そ
れぞれ空隙5aおよび5bを設けである。ドアフレーム
1aはアースされており、このドアフレーム1aと電極
TMIおよびドアフレーム1aと1M2とで、それぞれ
静電容量を形成する。通常の状態では、電極TMIとド
アフレーム1aとの間に形成される静電容量と電極TM
2とドアフレーム1aとの間に形成さオする静電容量と
は所定の関係にあるが、例えばガラス2の通路上に人の
手が出されると、電@TM2の静電容量が電極TMIに
対して大きくなる。この変化を識別することにより、異
物の有無を判別する。
第3図に、第1a図の電気モータMaを付勢する電気回
路を示す。なお、実際には全てのドアにそAしぞれ設け
られた電気モータを制御する電気回路が備わっているが
、他の電気モータを制御する回路もこれと同−購成のた
め、他の回路は説明を省略する。まずスイッチを説明す
ると、SWlはM私産に備わった、全てのドアの窓ガラ
スを同時に制御するためのメインキー、SW2は各々の
ドアに1つずつ備わったそれぞれのドアの窓ガラスを制
御するためのサブキー、SW3は窓ガラスの駆動を停止
させるためのストップキーである。メインキーSWIお
よびサブキーSW2は、通常は中立位置であり、力を加
えること7.により上昇又は下降を指示する接点が閉と
なる。この電気回路の電源は、イグニッションキースイ
ッチIGSを介して車載バッテリーから供給さjcる。
路を示す。なお、実際には全てのドアにそAしぞれ設け
られた電気モータを制御する電気回路が備わっているが
、他の電気モータを制御する回路もこれと同−購成のた
め、他の回路は説明を省略する。まずスイッチを説明す
ると、SWlはM私産に備わった、全てのドアの窓ガラ
スを同時に制御するためのメインキー、SW2は各々の
ドアに1つずつ備わったそれぞれのドアの窓ガラスを制
御するためのサブキー、SW3は窓ガラスの駆動を停止
させるためのストップキーである。メインキーSWIお
よびサブキーSW2は、通常は中立位置であり、力を加
えること7.により上昇又は下降を指示する接点が閉と
なる。この電気回路の電源は、イグニッションキースイ
ッチIGSを介して車載バッテリーから供給さjcる。
電気モータMaの各端子は、そ]しぞれリレーRL1お
よびRL2の共通端子に接続さJしている。リレーRL
IおよびRL2は、それぞれトランジスタQ2およびQ
3に接続されており、Q2およびQ3のオン/オフに応
じて電気モータMaの各端子に電源電圧又は接地電圧を
印加する。この例では、トランジスタQ2がオンしてQ
3がオフすると、モータMaが正回転してガラス2を上
昇させ、Q2がオフしてQ3がオンするとモータMaが
逆転してガラス2を下降させる。
よびRL2の共通端子に接続さJしている。リレーRL
IおよびRL2は、それぞれトランジスタQ2およびQ
3に接続されており、Q2およびQ3のオン/オフに応
じて電気モータMaの各端子に電源電圧又は接地電圧を
印加する。この例では、トランジスタQ2がオンしてQ
3がオフすると、モータMaが正回転してガラス2を上
昇させ、Q2がオフしてQ3がオンするとモータMaが
逆転してガラス2を下降させる。
トランジスタQ2およびQ3は、それぞれインバータI
NIおよびIN2を介してRSフリップフロップFFI
およびFF2に接続されている。RSフリッププロップ
FFIおよびFF2は、それぞれキースイッチSWl又
はSW2による上昇。
NIおよびIN2を介してRSフリップフロップFFI
およびFF2に接続されている。RSフリッププロップ
FFIおよびFF2は、それぞれキースイッチSWl又
はSW2による上昇。
下降指示を記憶するための回路である。
すなわち、メインキーSWIを一時的に上昇側に接続す
ると、フリッププロップFFIのセット入力@Sに低レ
ベルLが印加されてFFIの出力端が低レベルL(Q2
オン)にセットされ、同様に下降側に接続すると、ブリ
ッププロップFF2のセット入力端Sに低レベルLが印
加されてFF2の出力端が低レベルL(Q3オン)にセ
ットされる。なお、上昇指示の際には上記動作と同時に
フリップフロップFF2のリセット端子RK低レベルL
が印加されて下降指示がクリアされ、下降指示の際には
フリッププロップFFIのリセット端子Rに低レベルL
が印加されて上昇指示がクリアされる。また、ストップ
キースイッチSW3がオンすると、フリッププロップF
FIおよびFF2が共にリセットされて、上昇指示およ
び下降指示がクリアされる。
ると、フリッププロップFFIのセット入力@Sに低レ
ベルLが印加されてFFIの出力端が低レベルL(Q2
オン)にセットされ、同様に下降側に接続すると、ブリ
ッププロップFF2のセット入力端Sに低レベルLが印
加されてFF2の出力端が低レベルL(Q3オン)にセ
ットされる。なお、上昇指示の際には上記動作と同時に
フリップフロップFF2のリセット端子RK低レベルL
が印加されて下降指示がクリアされ、下降指示の際には
フリッププロップFFIのリセット端子Rに低レベルL
が印加されて上昇指示がクリアされる。また、ストップ
キースイッチSW3がオンすると、フリッププロップF
FIおよびFF2が共にリセットされて、上昇指示およ
び下降指示がクリアされる。
演算増幅器optおよびOF2は、それぞれ基準電圧v
1およびv2とポテンショメータPTMの出力電圧VD
とを比較して上限位置および下限位置を判別するアナロ
グ比較器である。ガラス2が上限位置に達すると、VD
≧V、1となって演算増m*opiの出力端がLとなり
、フリッププロップFFIがリセットされ、上昇指示の
保持はクリアされる。またガラス2が下限位置に達する
と。
1およびv2とポテンショメータPTMの出力電圧VD
とを比較して上限位置および下限位置を判別するアナロ
グ比較器である。ガラス2が上限位置に達すると、VD
≧V、1となって演算増m*opiの出力端がLとなり
、フリッププロップFFIがリセットされ、上昇指示の
保持はクリアされる。またガラス2が下限位置に達する
と。
VD≦v2となって演算増幅器OP2の出力端がLとな
り、ブリップフロップFF2がリセットされ、下降指示
の保持はクリアされる。
り、ブリップフロップFF2がリセットされ、下降指示
の保持はクリアされる。
次に異物を検出する回路を説明する。この回路は、概略
でいうとパルス発生回路OSC,電極TMIを含む位相
変調回路MODA、電極TM2を含む位相変調回路MO
DB、アナログ比較器OP3゜OF2.位相比較@PC
等でなっている。電極TM1とアース(車体)の間には
コンデンサCaが形成され、電極TM2とアースの間に
はコンデンサcbが形成されている。
でいうとパルス発生回路OSC,電極TMIを含む位相
変調回路MODA、電極TM2を含む位相変調回路MO
DB、アナログ比較器OP3゜OF2.位相比較@PC
等でなっている。電極TM1とアース(車体)の間には
コンデンサCaが形成され、電極TM2とアースの間に
はコンデンサcbが形成されている。
したがって抵抗器RaとコンデンサCa、および抵抗器
Rhとコンデンサcbは、そオLぞれ積分回路を構成し
ている。ここでは、異物がない状態でCaとRaの時定
数が、cbとRhの時定数よりも大きくなるようにしで
ある。したがって積分による位相遅九は、MODBより
もMODAが大きくなり、位相比較器PC(Dタイププ
リップフロップ)は、クロック入力端CLKの立ち上が
りエツジでD端子のレベルを記憶するから、低レベルL
(非検出)が記憶される。異物がガラス通路に現われる
と、コンデンサcbの容置が大きくなって、位相変調回
路MODBの位相遅れがMODAよりも大きくなり、位
相比較器PCの出力端にはH(異物検出)が記憶される
。
Rhとコンデンサcbは、そオLぞれ積分回路を構成し
ている。ここでは、異物がない状態でCaとRaの時定
数が、cbとRhの時定数よりも大きくなるようにしで
ある。したがって積分による位相遅九は、MODBより
もMODAが大きくなり、位相比較器PC(Dタイププ
リップフロップ)は、クロック入力端CLKの立ち上が
りエツジでD端子のレベルを記憶するから、低レベルL
(非検出)が記憶される。異物がガラス通路に現われる
と、コンデンサcbの容置が大きくなって、位相変調回
路MODBの位相遅れがMODAよりも大きくなり、位
相比較器PCの出力端にはH(異物検出)が記憶される
。
第4図に、ガラス上昇時の装置動作タイミングの一例を
示す。第4図を参照して説明する。メインキースイッチ
SWIを上昇側にセットすると、フリップフロップF
I? 1がセラ1−さJしてその出力端にLが記憶さh
、フリッププロップFF2がリセッ1−さオtてFF2
の出力端にHが記憶される。
示す。第4図を参照して説明する。メインキースイッチ
SWIを上昇側にセットすると、フリップフロップF
I? 1がセラ1−さJしてその出力端にLが記憶さh
、フリッププロップFF2がリセッ1−さオtてFF2
の出力端にHが記憶される。
これによってトランジスタQ2がオンし1てリレーRL
Iがオンし、Q3がオフしてリレーRL2がオフし、電
気モータMaが正方向に付勢さ肛、窓ガラス2が上昇す
る。
Iがオンし、Q3がオフしてリレーRL2がオフし、電
気モータMaが正方向に付勢さ肛、窓ガラス2が上昇す
る。
ここで、例えば人が手を窓から出すと異物検出器5が異
常(異物あり)を検出する。すなわち、位相変調回路M
OD ’Bの時定数が大きくなって信号VBの遅れが
大きくなり、これをパルス波形に整形した信号vbの立
ち上がり時において、同様に信号VAを整形した信号V
aのレベルがLからHに変化する。したがって位相比較
器pcのQ出力端にはHがセットされる。このとき、上
昇モードでありブリップフロップFFIの出力端がして
インバータINIの出力端にHがセットされているから
、ナントゲートNAIの出力端がLとなる。
常(異物あり)を検出する。すなわち、位相変調回路M
OD ’Bの時定数が大きくなって信号VBの遅れが
大きくなり、これをパルス波形に整形した信号vbの立
ち上がり時において、同様に信号VAを整形した信号V
aのレベルがLからHに変化する。したがって位相比較
器pcのQ出力端にはHがセットされる。このとき、上
昇モードでありブリップフロップFFIの出力端がして
インバータINIの出力端にHがセットされているから
、ナントゲートNAIの出力端がLとなる。
したがって、ダイオードD5を介してブリップフロップ
FF2がセットされると同時にダイオードD2を介して
ブリッププロップFFIがリセットされ、下降指定とな
る。
FF2がセットされると同時にダイオードD2を介して
ブリッププロップFFIがリセットされ、下降指定とな
る。
これによってトランジスタQ2がオフ、Q3がオンにそ
れぞれ反転し、リレーRLIがオフ、RL2がオンして
電気モータMaが逆転付勢される。
れぞれ反転し、リレーRLIがオフ、RL2がオンして
電気モータMaが逆転付勢される。
窓ガラスが再び下降して下限位置に達すると、演算増幅
器OP2の出力端がLとなり、ブリップフロップFFI
にリセットがかかり電気モータMaは停止する。
器OP2の出力端がLとなり、ブリップフロップFFI
にリセットがかかり電気モータMaは停止する。
下降動作が指定された場合、ブリップフロップFF2が
セットされFFIがリセットされて、トランジスタQ2
がオフ、Q3がオンにそれぞれセラ1−され、電気モー
タMaは逆転する。この場合、位相比較器pcの出力信
号はフリッププロップFF2の状態に影響を及ぼさない
。つまり、下降の場合には窓ガラスに手を挟むことはな
し)から、窓から手を出しても電気モータMaを停止さ
せる必要はない。
セットされFFIがリセットされて、トランジスタQ2
がオフ、Q3がオンにそれぞれセラ1−され、電気モー
タMaは逆転する。この場合、位相比較器pcの出力信
号はフリッププロップFF2の状態に影響を及ぼさない
。つまり、下降の場合には窓ガラスに手を挟むことはな
し)から、窓から手を出しても電気モータMaを停止さ
せる必要はない。
第5図に5本発明のもう1つの実施例を示す。
第5図を参照すると、この例では窓ガラス2の内部に共
通電極T’M3を配置し、2つの電@TM1および1M
2を窓ガラス2の移動方向に並べである。またこの実施
例では、電極1゛M1とTM3との距離と電(iTM2
とTM3との距離が異なるので、異物非検出時の2組の
コンデンサの静電容量を略等しくするため、電極TM2
をTMIよりも大きくしである。電極TMIとTM2は
、ドアフレーム1aに備わったウェザ−ストリップ6内
に互いに絶縁して装着しである。電気回路および駆動装
置の構成は、前記実施例と同一である。
通電極T’M3を配置し、2つの電@TM1および1M
2を窓ガラス2の移動方向に並べである。またこの実施
例では、電極1゛M1とTM3との距離と電(iTM2
とTM3との距離が異なるので、異物非検出時の2組の
コンデンサの静電容量を略等しくするため、電極TM2
をTMIよりも大きくしである。電極TMIとTM2は
、ドアフレーム1aに備わったウェザ−ストリップ6内
に互いに絶縁して装着しである。電気回路および駆動装
置の構成は、前記実施例と同一である。
なお、上記実施例においてはドアにフレームのある車輌
について説明したが、フレームレス構造のドアを有する
車輌においても、同様に車体に異物検出用の電極を設け
ることによって本発明を実施しうる。また、実施例では
異物を検出するとモータを逆転させる構成としたが、手
等が窓ガラスに挟まれる前にその存在を検出できる場合
には。
について説明したが、フレームレス構造のドアを有する
車輌においても、同様に車体に異物検出用の電極を設け
ることによって本発明を実施しうる。また、実施例では
異物を検出するとモータを逆転させる構成としたが、手
等が窓ガラスに挟まれる前にその存在を検出できる場合
には。
単にモータを停止させるだけでよい。
また、実施例ではドアの窓ガラスを開閉駆動する装置に
ついて説明したが、同様に、人の手、灯等を挟む恐れの
ある部分、例えば電動ルーフパネル(サンルーフ)、ド
ア開閉装置等にも本発明を実施しうる。
ついて説明したが、同様に、人の手、灯等を挟む恐れの
ある部分、例えば電動ルーフパネル(サンルーフ)、ド
ア開閉装置等にも本発明を実施しうる。
[構成]
以上説明した実施例によれば、異物の有無を検出するこ
とにより確実に事故を防止でき、特に、窓ガラスのよう
に広い範囲にわたって手等を挟む恐れのある装置でも、
1つの検出器で全ての領域を監視しうるから装置構成が
簡単になる。
とにより確実に事故を防止でき、特に、窓ガラスのよう
に広い範囲にわたって手等を挟む恐れのある装置でも、
1つの検出器で全ての領域を監視しうるから装置構成が
簡単になる。
第1a図は車輌の助手席ドアの窓ガラス駆動機構を示す
正面図、第1b図は第1a図の要部を示す拡大斜視図で
ある。 第2図は、第1a図のII −II線から見た断面図で
ある。 第3図は、第1a図の窓ガラス駆動機構を制御する電気
回路を示す電気回路図である。 第4図は、第3図の電気回路の動作の一例を示すタイミ
ングチャートである。 第5図は、本発明のもう1つの実施例を示すドアフレー
ムの断面図である。 1:助手席ドア la:ドアフレーム(共通電極) 2:窓ガラス(可動物体) 3a、3b:リンクアーム 4:扇形歯車 5:異物検出器 6:ウェザ−ストリップ Ma:電気モータ(駆動手段) TMI:電極(第1の検出電極) TM2二電極(第2の検出電極) T’M3:電t@(共通電極) PC:位相比較器 FFI、FF2:RSフリッププロップMODA、MO
DB :位相変調回路 osc:パルス発生器 SWI :メインキースイッチ SW2 :サブキースイッチ SW3 ニストップキースイッチ RLI、RL2:リレー PTM:ポテンショメータ IGS:イグニッションキースイッチ 軍2図 第5図 a
正面図、第1b図は第1a図の要部を示す拡大斜視図で
ある。 第2図は、第1a図のII −II線から見た断面図で
ある。 第3図は、第1a図の窓ガラス駆動機構を制御する電気
回路を示す電気回路図である。 第4図は、第3図の電気回路の動作の一例を示すタイミ
ングチャートである。 第5図は、本発明のもう1つの実施例を示すドアフレー
ムの断面図である。 1:助手席ドア la:ドアフレーム(共通電極) 2:窓ガラス(可動物体) 3a、3b:リンクアーム 4:扇形歯車 5:異物検出器 6:ウェザ−ストリップ Ma:電気モータ(駆動手段) TMI:電極(第1の検出電極) TM2二電極(第2の検出電極) T’M3:電t@(共通電極) PC:位相比較器 FFI、FF2:RSフリッププロップMODA、MO
DB :位相変調回路 osc:パルス発生器 SWI :メインキースイッチ SW2 :サブキースイッチ SW3 ニストップキースイッチ RLI、RL2:リレー PTM:ポテンショメータ IGS:イグニッションキースイッチ 軍2図 第5図 a
Claims (5)
- (1)所定位置で往復移動する可、動物体;前記可動物
体を駆動し、該可動物体を車体上の開位置および閉位置
番;位置決めする駆動手段;互いに近接して、前記車体
上の閉位置近傍に配置された、第1および第2の検出電
極;少なくとも前記可動物体が車体上の閉位置にある状
態で、前記検出電極と対向する位置に配置された共通電
極;および 所定のスイッチ操作に応じて前記駆動手段を付勢すると
ともに、前記第1の検出電極と共通電極の間の静電容量
、および第2の検出電極と共通電極の間の静電容量に応
じて、少なくとも2つの状態を判別し、所定の状態を判
別すると前記駆動手段を消勢もしくは逆方向(=J勢す
る、電子制御手段; を備える、車上電動装備の開閉駆動装置。 - (2)第1および第2の共通電極を車体から絶縁して車
上固定部材に配置し、車体を共通電極とした。漏記特許
請求の範囲第(1)項記載6車上電動装備の開閉駆動装
置。 - (3)共通電極を可動物体に装備し、第1および第2の
検出電極を車体固定側に配置した、前記特許請求の範囲
第(1)項記載の車上電動装備の開閉駆動装置。 - (4)第1の検出電極と第2の検出電極とを異なる大き
さとした、前記特許請求の範囲第(1)項記載の車上電
動装備の開閉駆動装置。 - (5)第1の検出電極および第2の検出電極の少なくと
も一方は、可撓性部材に固着された、前記特許請求の範
囲第(1)項、第(2)項、第(3)項又は第(45項
記載の車上電動装備の開閉駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17758183A JPS6070622A (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 車上電動設備の開閉駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17758183A JPS6070622A (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 車上電動設備の開閉駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6070622A true JPS6070622A (ja) | 1985-04-22 |
Family
ID=16033472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17758183A Pending JPS6070622A (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 車上電動設備の開閉駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6070622A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999063192A1 (fr) * | 1998-06-01 | 1999-12-09 | Ks Techno Co., Ltd. | Dispositif de commande d'un element fermant/ouvrant de vehicule |
EP1785569A2 (en) | 2005-11-14 | 2007-05-16 | Nippon Sheet Glass Company, Limited | Window glass, window glass electrode leading-out device, window glass conductivity-adding method, and a window glass electrode leading-out method |
-
1983
- 1983-09-26 JP JP17758183A patent/JPS6070622A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999063192A1 (fr) * | 1998-06-01 | 1999-12-09 | Ks Techno Co., Ltd. | Dispositif de commande d'un element fermant/ouvrant de vehicule |
EP1785569A2 (en) | 2005-11-14 | 2007-05-16 | Nippon Sheet Glass Company, Limited | Window glass, window glass electrode leading-out device, window glass conductivity-adding method, and a window glass electrode leading-out method |
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