JP2013222454A

JP2013222454A - タクシー配車システム

Info

Publication number: JP2013222454A
Application number: JP2012107987A
Authority: JP
Inventors: Kimiyoshi Yamamoto; 公義山本
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2012-04-17
Filing date: 2012-04-17
Publication date: 2013-10-28

Abstract

【課題】タクシーに乗車するためには、タクシー乗場で待つか、路上で空車のタクシーを探すか、或いは電話で配車してもらう方法が取られていた。しかし、これらは場合によっては時間をとり、結果として長時間待たなければならないことも多々あった。更に、タクシー強盗等タクシー犯罪は多く、防犯という事も課題とされていた。
【解決手段】本発明はタクシー利用者側からは、タクシーの配車を手持ちの携帯電話で簡単に行えるものであり、タクシー側からはタクシー利用者を獲得するため、無意味に走行する必要のないものとした。また、コンピュータ上或いはタクシー会社のコンピュータ端末に画像情報が残るため、事件等に巻き込まれる可能性が低くなるようにできた。
【選択図】図１

Description

発明の詳細な説明

本発明は、タクシー利用者が携帯電話等を用いコンピュータを経由してタクシーの配車を行うシステムに関するものである。

産業上の利用分野

本発明は、タクシー利用者が携帯電話の通信機能を用い、本人が特定できる情報として携帯電話番号と顔写真を送りＧＰＳ機能を利用して、タクシー利用者にとって最適な配車を行うものであり、タクシー利用者及びタクシーの現在地を的確につかめる配車システムであり、車内カメラ及び車外カメラの情報がタクシー会社及び警備会社で管理することで犯罪或いは事故対応が迅速に出来るものである。

特許第３９５０８１６号

特許非文献

実用新案登録願２０１２−０００４（山本工業株式会社整理番号）

従来、タクシーの配車はタクシー会社のコールセンターに電話をすることにより配車されてきた。近年、人件費の削減のためコールセンターを合理化する方向がみられた。更に電話ではなく、店舗などに設置された通信端末によって、所定の場所にタクシーを誘導する動きもみられてきた（特許第３９５０８１６号）

発明が解決しようとする課題

従来の技術では通信端末のある場所でしか、タクシーの配車を付けることができなかった。タクシーの往来が少ない場所での配車をおこなうことが必要と考えた。また、昨今、タクシー犯罪も多く、これらの防止という面にも着目した。

課題を解決する為の手段

上記課題を解決する為には、携帯電話を用い電話番号と顔写真、登録番号すなわちインターネット電話の電話番号を配車システムのコンピュータに送信することでタクシー利用者を特定して、ＧＰＳでタクシー利用者の位置と最適なタクシーの位置を特定することで配車を行うことができた。

この通信機能を用いタクシー利用者の目的地を電話番号検索で誘導し、また、タクシー利用者が送信した目的地の画像によって場所の特定し誘導することができた。

本発明は、タクシーに対してのセキュリティ或いはタクシー利用者に対してのセキュリティについても考慮した。タクシー利用者を特定する場合の携帯番号及び顔写真はサーバー上並びにタクシー会社のコンピュータ端末にも情報が保存出来る。更に、車内カメラ及び車外カメラの情報も同様である。その上、これら情報は警備会社とも連動し、何らかの事件が発生した場合は警備会社での対応も可能とした。タクシー利用者の場合も同様で、乗車中の内容はモニターされ事件性がある場合は警備会社による対応を可能とした。但し、一定期間後に上書きされ情報は消去される。

運転上の安全面として、音声認識による操作を導入し、インターネット電話などによるタクシー会社とのやり取りも行えるようにした。これにより、従来行なっていた無線通信での連絡に近いやり取りも可能となった。

図１はタクシー利用者（Ａ）がコンピュータ（Ｂ）にタクシーの配車を携帯電話のインターネット回線で依頼し、コンピュータ（Ｂ）は近隣の最適なタクシー（Ｃ）を選び出し配車の指示を与える。そしてコンピュータ（Ｂ）は選び出したタクシー（Ｃ）の情報をタクシー利用者（Ａ）に送信する。更に、コンピュータ（Ｂ）は、その位置情報等をタクシー会社（Ｄ）に送信し、それがタクシーの日報作成の為の情報となる。図２は事件等のトラブル時の流れである。タクシー（Ｃ）からの情報を、警備会社（Ｅ）とタクシー会社（Ｄ）に送信する。これによって、警備会社（Ｅ）がコンピュータの情報から位置を特定して対応する。

このように、本発明は従来の操作、例えばタクシーメーターの空車ボタン等を押すことで、同時にインターネット回線につながり配車等の受けられる状態となる。つまりタクシー乗務員は従来の操作と同一の事をすることで、配車等を受けることができる状態となる。

本発明においては、タクシー会社単位でのシステムの導入というよりは、多くのタクシー会社が同一システムを利用することで、客の奪い合いや長時間の流し運転を行わなくても、この配車システムを導入している限りは、効率よく収益を上げる事のできるものである。これはタクシー業界にとっては大きなコストダウンとなり、経営の安定かという面からも画期的なシステムである。

Ａは、タクシー利用者である。
Ｂは、コンピュータである。
Ｃはタクシーである。
Ｄは、タクシー会社である。
Ｅは、警備会社である。

Claims

タクシー利用者の現在位置を確認し、タクシー利用者がコンピュータに自分の顔写真や電話番号を送信することで個人を特定することによってタクシーを配車するタクシーの配車システム。
タクシー利用者の位置情報とタクシーの位置情報をコンピュータで確認して、最適な配車を可能にする請求項１のタクシーの配車システム。
タクシー利用者とタクシー会社がタクシー乗務員に電話もしくはインターネット電話で、直接話せる請求項１のタクシー配車システム。
タクシー利用者がコンピュータを経由してタクシーの端末に、目的地の電話番号を送信することや目的地の画像等の位置情報を送信する事或いは従来の位置情報で、行き先の検索を可能とする請求項１のタクシーの配車システム。
上記項目に置いての音声認識を利用し、コンピュータ端末等に指示出来る請求項１のタクシーの配車システム。
タクシー乗務員とタクシー会社等との情報伝達手段として、音声通信等を用いて相互に行うことのできる請求項１のタクシーの配車システム。
タクシーに搭載された車内カメラ及び車外カメラ等の情報、タクシーの乗客情報等がサーバーを経由してタクシーの所属する会社に送信される事を可能とする請求項１のタクシーの配車システム。
タクシーの搭載カメラの情報が、コンピュータ経由或いは直接、警備会社と連動した請求項７のタクシー配車システム。