JP2013221247A - マンホール開口部の落下物防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成を有し、それによって、持ち運びが容易で、設定設置作業も効率的で迅速容易に実行でき、強固で然も汎用性に富むマンホール開口部の落下物防止装置を提供する。
【解決手段】マンホール設置枠体部上端面から所定の長さだけ降下した当該マンホール内の適宜の部位に当該マンホールの中心軸線を芯出しするための第1の部材と、当該第1の部材により芯出しされた中心軸線に一致させて配置される中央本体部と当該中央本体部から放射状に延展され、適宜の半径を有するマンホール内壁面と係合しうる複数個の支持梁部とからなる第2の部材と、当該第2の部材の当該支持梁部の当接部と当該マンホール内壁面との接合状態を調整する第3の部材と、当該マンホール内に配置された当該支持梁部上に配置される平板状の基材からなる第4の部材とから構成されるマンホール開口部の落下物防止装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、マンホール開口部の落下物防止装置装に関するものであり、特に詳しくは、当該マンホールの作業中の各種の安全や事故防止を達成しうるマンホール開口部の落下物防止装置に関するものである。
更に詳しくは、本発明は、例えば、マンホール補修工事の鉄枠の撤去作業工程の際に生じる、破砕塊、当該マンホール内壁の切断時に使用する冷却水等の落下防止を目的とする装置に関するものである。
処で、マンホール内で所定の作業が実行されている場合に、当該作業中は、当該マンホールの蓋が取り外されており、当該マンホールは、開放されたままになっているので、その間に瓦礫や、ゴミ、石、砂、水等が当該マンホールの開口部から落下して、当該マンホール内を汚染したり、或いは、道路、通路を通行中の人や、自転車、バイク、車いす等を含む車両等が、誤って、当該マンホールの開口中の穴に転落したり、はまり込んだりして、怪我をしたり通行の安全が阻害されることも多く散見されるところであり、更には、当該マンホール内で作業する作業員に当該落下物が当たり、当該作業員が怪我をするといった、作業の安全性が阻害されるという問題があった。
係る問題点を解決する方法として、従来から様々な方法が提案されてきている。
例えば、特開2009−263911号公報(特許文献1)には、作業中で開放されているマンホール開口部に布地のない骨だけの状態の傘を逆向きにして当該マンホールの開口部に載置し、その傘部の柄に相当する部分の頂部に作業中というメッセージを記載したフラグを取り付けて、歩行者や車両による通行者の注意を喚起させ、当該マンホールの開口部内への転落とはまり込みという危険を防止し、同時に石、煉瓦、ブロック、その他工事用器具、水、土砂、枯れ木、枯葉等のゴミ類の当該マンホール開口部内への落下を防止するという技術が開示されている。
然しながら、上記した技術構成では、簡便で軽量で折りたたみ構造であるから、移動が可能であり、設置及び取り外し作業も容易ではるが、風に弱く、強風時には、不安定で、逆に通行人に危害を及ぼす可能性を含み、且つ当該作業中のマンホール開口部から外方に突出する部分が多いので、その近傍と通過する通行人或いは車両と接触して、当該安全装置が転倒したり、それによって、通行人が怪我をするという別の問題が発生していた。
一方、特開2005−213834号公報(特許文献2)には、開口されたマンホール内に横バー状の水平補部材を設け、当該水平補部材の一端部に当該マンホール内壁部に設けられた梯子部に係合する係合部と当該水平補部材の略中央下端面部から旋回自在に取り付けられ、その先端部が当該マンホールの内壁面に当接する様に構成された回動支持脚部を設けると共に、当該水平補部材の状面に所定の面積を有する円形の網状の落下防止部を取り付ける同時に、当該落下防止部の周縁部に複数個の棒状の補助支持部を旋回自在に設けたマンホール内への落下物防止装置が開示されている。
当該特許文献2では、上記した複数個の補助支持部を旋回させることにより、マンホールの内径と当該落下防止部の外径との差を補完するようになっており、そのために、汎用性があるという特徴を有するものであるが、取り付け構造が不安定であるため、その上に作業員が乗って作業するには危険が伴い、又、取り付け操作が複雑で、然も、マンホール内の任意の高さ位置で固定させることが困難であるという問題を含んでいる。
又、特開2000−3255757号公報(特許文献3)には、開口されているマンホールの開口縁部取り付けられる環状枠体と当該環状枠体の内部に適宜の吊り具を介して落下物収納部が吊下げされてとり、当該落下物収納部が当該マンホールの内部に吊下られる構造の落下物防止用具が示されている。
当該特許文献3に於いては、当該環状枠体が、枯葉、紙くず、土砂、石等の瓦礫が当該マンホールの内部に侵入することを防止し、それによって止められなかった瓦礫が当該マンホール内に入った場合に、当該落下物収納部でそれらを受け止める様に構成された落下防止用具が開示されているものである。
然しながら、係る構成では、単に、当該落下防止用具を開口されているマンホールの開口端部に置くだけであり、従って安定性がなく、容易にずれたり外れたりするという問題があった。
特開2009−263911号公報 特開2005−213834号公報 特開2000−3255757号公報
従って本発明の目的は、上記した従来技術の欠陥を改良し、簡易な構成を有し、それによって、持ち運びが容易で、設定設置作業も効率的で迅速容易に実行でき、強固で然も汎用性に富むマンホール開口部の落下物防止装置を提供する事にある。
本発明は、上記のような目的を達成するため、基本的には、以下に示す様な技術構成を採用するものである。
即ち、本発明に係るマンホール開口部の落下物防止装置は、所定の長さと所定の内径を有する中空筒状体を含み、当該中空筒状体の一方の端部若しくはその近傍部には、当該中空筒状体を、その長手方向軸が略垂直に維持された状態で、上下に可動させるに適した構成を持つ握り把持部が設けられており、且つ当該中空筒状体の他方の端部には、当該端縁部の一部から、当該中空筒状体の本体部の方向に屈折状若しくは屈曲状に切り込まれた一対の係合溝部が、当該中空筒状体の直径方向に相互に対向する様に設けられており、然も、当該中空筒状体の当該係合溝部と当該握り把持部との間に、当該中空筒状体の中心から互いに等角度で、放射状に外方に延展せしめられた複数個の枝部材が設けられており、当該枝部材の外方端部にはマンホールのマンホール設置枠部材の上縁部に当接しうる当て金部が設けられていると同時に当該枝部材の当該中空筒状体近傍部と当該枝部材の外方端部との間にタンバックルが介在されている第1の部材と、中央本体部を含み、当該中央本体部は、所定の長さと所定の外形太さを有し、当該中央本体部には、その長手中心軸方向に形成された連通孔が設けられており、且つ当該中央本体部の一部には、当該連通孔の中心軸線と直交する方向で当該中央本体部の外表面から左右方向に外方に突出している一対の、当該中空筒状体の当該係合溝部と嵌合する固定ピン部が設けられており、且つ、当該中央本体部の別の部分には、当該中央本体部から、互いに等角度で放射状に外方に延展せしめられ、その外方先端部には、マンホールの内壁面と着脱自在に当接固定可能な当接部が設けられている、相互に同一の長さを持った複数個の支持梁部が設けられており、然も、当該中央本体部の当該連通孔には、回転調整部が旋回自在に挿入されており、当該支持梁部の当該外方先端部に於ける当該当接部と当該マンホールの内壁部との当接/離反が、当該回転調整部の旋回運動により制御される様に構成されている第2の部材と、当該中空筒状体の中空状内部に挿入される棒状体部から構成された操作部材からなる第3の部材であって、当該第3の部材は、当該棒状体部の一方の端部には操作把持部が設けられていると同時に、当該中空筒状体の当該握り把持部が設けられている部分の近傍に位置する端部から当該中空筒状体内部に挿入される側の端部には、当該回転調整部の一部と嵌合する嵌合部が設けられている第3の部材と、当該マンホール内の内壁の一部に固定配置された支持梁部の上面に配置される平板状で、当該マンホール内の断面積の少なくとも一部を被覆する面積を有する基材からなる第4の部材と、から構成されている事を特徴とするマンホール開口部の落下物防止装置である。
本発明は、上記した様な構成を採用することによって、簡易な構成を有し、それによって、持ち運びが容易で、設定設置作業も効率的で迅速容易に実行でき、強固で然も汎用性に富むマンホール開口部の落下物防止装置を提供するものである。
図1は、本発明に係るマンホール開口部の落下物防止装置の一具体例の構成の概要を示す図である。 図2は、本発明に於いて使用される第4の部材の一具体例の構成の概要を示す図である。 図3は、本発明に於いて使用される第1の部材の一具体例の構成の概要を示す図である。 図4は、本発明に於いて使用される第1の部材の一具体例の構成の概要を示す図である。 図5(A)は、本発明の第1の部材で使用される握り把持部の一具体例の構成の概要を示す図であり、図5(B)は、本発明の第1の部材が、折り畳まれた状態を示す図である。 図6(A)及び図6(B)は、本発明の第1の部材で使用される当て金の一具体例の構成の概要を示す図である。 図7は、本発明で使用される第2の部材の一具体例の構成の概要を示す図である。 図8は、本発明で使用される第2の部材の一具体例の構成の概要を示す図である。 図9(A)は、本発明の第2の部材で使用される本体中央部の一具体例の構成の概要を示す側図であり、図9(B)は、本発明の第2の部材で使用される本体中央部の一具体例の構成の概要を示す底面図である。 図10は、本発明で使用される第3の部材の構成の一例を示す図である。 図11は、本発明で使用される第1の部材及び第2の部材がマンホール内に設置されている状況を示す斜視図である。 図12は、本発明で使用される第2の部材がマンホール内に設置されている状況を示す斜視図である。 図13は、本発明で使用される第4の部材がマンホール内に設置されている第2の部材上に配置されている状況を示す側面図である。
以下に、本発明にかかる当該マンホール開口部126の落下物防止装置の一具体例の構成の概要を、図面を参照しながら詳細に説明する。
即ち、図1及び図2は、本発明に係るマンホール開口部の落下物防止装置100の一具体例の構成の概要を示す図であって、図中、所定の長さと所定の内径を有する中空筒状体11を含み、当該中空筒状体11の一方の端部12若しくはその近傍部には、当該中空筒状体11を、その長手方向軸13が略垂直に維持された状態で、上下に可動させるに適した構成を持つ握り把持部14が設けられており、且つ当該中空筒状体11の他方の端部15には、当該端縁部15の一部から、当該中空筒状体11の本体部16の方向に屈折状若しくは屈曲状に切り込まれた一対の係合溝部17が、当該中空筒状体11の直径方向に相互に対向する様に設けられており、然も、当該中空筒状体11の当該係合溝部17と当該握り把持部14との間Sに、当該中空筒状体11の中心13から互いに等角度で、放射状に外方に延展せしめられた複数個の枝部材18が設けられており、当該枝部材18の外方端部19にはマンホール120のマンホール設置枠部材121の上縁部122に当接しうる当て金部123が設けられていると同時に当該枝部材18の当該中空筒状体11近傍部124と当該枝部材18の外方端部19との間にタンバックル125が介在されている第1の部材1と、
中央本体部21を含み、当該中央本体部21は、所定の長さと所定の外形太さを有し、当該中央本体部21には、その長手中心軸22方向に形成された連通孔23が設けられており、且つ当該中央本体部21の一部には、当該連通孔23の中心軸線22と直交する方向で当該中央本体部21の外表面から左右方向に外方に突出している一対の、当該中空筒状体11の当該係合溝部17と嵌合する固定ピン部24が設けられており、且つ、当該中央本体部21の別の部分26には、当該中央本体部21から、互いに等角度で放射状に外方に延展せしめられ、その外方先端部27には、マンホール120の内壁面28と着脱自在に当接固定可能な当接部29が設けられている、相互に同一の長さを持った複数個の支持梁部201が設けられており、然も、当該中央本体部21の当該連通孔23には、回転調整部202が旋回自在に挿入されており、当該支持梁部201の当該外方先端部27に於ける当該当接部29と当該マンホール120の内壁部28との当接/離反が、当該回転調整部202の旋回運動により制御される様に構成されている第2の部材2と、
当該中空筒状体11の中空状内部に挿入される棒状体部31から構成された操作部材からなる第3の部材3であって、当該第3の部材3は、当該棒状体部31の一方の端部33には操作把持部32が設けられていると同時に、当該中空筒状体11の当該握り把持部14が設けられている部分の近傍に位置する端部12から当該中空筒状体11内部に挿入される側の端部34には、当該回転調整部202の一部と嵌合する嵌合部35が設けられている第3の部材3と、
当該マンホール120内の内壁28の一部に固定配置された支持梁部201の上面に配置される平板状で、当該マンホール120内の断面積の少なくとも一部を被覆する面積を有する基材41からなる第4の部材4と、
から構成されているマンホール120の開口部126の落下物防止装置100が示されている。
即ち、本発明に係る当該マンホール開口部の落下物防止装置100は、上記した通り、マンホール120内部の円筒状空間内130の適宜の部位、つまり当該マンホール開口部126の上端部から任意の深さを持つ位置に固定して取り付けられ、作業員がその上に乗っても安定して固定されている第2の部材2と、当該第2の部材を着脱自在にその長手方向に接合し、当該第2の部材2を当該マンホール内の適宜の部位迄当該マンホール120のマンホール開口部126上端部から吊下げ状に降下させると共に、当該第2の部材2が所定の位置まで降下してその場所に固定設置しようとする場合に、当該マンホール120のマンホール設置枠部材21の上端部122と係合し、当該第2の部材2の設置の為の中心位置を設定する為の芯出しを実行すると同時に、当該第2の部材2を当該マンホール内に接合固着させるための操作を実行する為の第1の部材1と、当該マンホール120の内部空間130内に当該第1の部材1により仮止めされている当該第2の部材2を実質的に当該マンホール120の内周壁部に当接固着させる為に、当該第1の部材1を貫通して当該第2の部材の調整部と係合し、当該第2の部材の当該マンホール内壁部に対する押圧力を調整する機能を有する第3の部材3と、当該第2の部材2が当該マンホール120内部の任意の内部空間部130内に固定された場合に、当該第2の部材上に配置され、当該マンホール120の当該開口部126から落下してくる土砂、石、ブロック、塵埃等を含む落下物を補足して、その下部にまで落下しない様に機能する平板、シート41とそれらに対して併用される、柔軟性を有する被覆シート43或いは、当該平板、シート41と当該マンホール120内壁面との間の隙間を塞ぐ機能を有する柔軟性材料からなる帯状、ベルト状のテープ類42等からなる第4の部材4とが組み合わされた装置である。
此処で、先ず、当該第1の部材の具体的な構成に付いて更に詳細に説明する。
即ち、当該第1の部材1の基本的な構成の概略は、上記し且つ図1に示されている通りであり、具体的には、所定の長さと所定の内径を有する中空筒状体11を含み、当該中空筒状体11の一方の端部12若しくはその近傍部には、当該中空筒状体11を、その長手方向軸13が略垂直に維持された状態で、上下に可動させるに適した構成を持つ握り把持部14が設けられており、且つ当該中空筒状体11の他方の端部15には、当該端縁部15の一部から、当該中空筒状体11の本体部16の方向に屈折状若しくは屈曲状に切り込まれた一対の係合溝部17が、当該中空筒状体11の直径方向に相互に対向する様に設けられており、然も、当該中空筒状体11の当該係合溝部17と当該握り把持部14との間Sに、当該中空筒状体11の中心13から互いに等角度で、放射状に外方に延展せしめられた複数個の枝部材18が設けられており、当該枝部材18の外方端部19にはマンホール120のマンホール設置枠部材121の上縁部122に当接しうる当て金部123が設けられていると同時に当該枝部材18の当該中空筒状体11近傍部124と当該枝部材18の外方端部19との間にタンバックル125が介在されていると言う基本的な構成を有するものである。
本発明に於ける当該第1の部材に使用される当該中空筒状体11の直径、内径、及びその長手方向の長さは、特に限定されるものではなく、任意に決定されるものであるが、対象となるマンホールの大きさ、深さ等を勘案して決定する事が可能である。
次に、当該第1の部材1に於いては、後述する様に、当該第1部材は、第2の部材2をその長尺方向に一時的に連結し、当該第2の部材を所定のマンホール120の内部円筒形空間部130内に当該マンホール開口部126から略垂直な状態に保ちながら徐徐に降下させて、予め定められた、当該マンホール120の内部空間の所定の位置まで吊下げた状態で一時的に保持するものである。
その為、当該第1の部材1は、作業者が当該第1と第2の部材1と2とが連結された状態のままで、当該マンホール120のマンホール開口部126の上方で、略垂直な状態に一旦保持して静止させ、その後、その位置から垂直に当該マンホール内部130内に吊下げ状態で降下させるものである。
従って、当該第1の部材1の当該中空筒状体11の一方の端部12、つまり、当該中空筒状体11が垂直状に配置された際の上端部、若しくはその近傍部には、当該中空筒状体11を、その長手方向軸13が略垂直に維持された状態で、上下に可動させるに適した構成を持つ握り把持部14が設けられている。
本発明に於ける当該握り把持部14の構成は、特に限定されるものではないが、例えば、図5(A)に示す様に、当該中空筒状体11の上端部12から当該中空筒状体11の中心軸線13の方向に沿って見た場合の断面形状が、当該中空筒状体11の直径方向に対向した部位に2個のやや扁平化した一対の楕円形環状体9、9’が対象的に配備されているものであっても良い。
一方、本発明に於ける当該第1の部材1の他の端部15には、図3及び図4に示す様に、当該端縁部15の一部から、当該中空筒状体11の本体部16の方向に屈折状若しくは屈曲状に切り込まれた一対の係合溝部17が、当該中空筒状体11の直径方向に相互に対向する様に設けられている。
当該係合溝部17は、後述する様に、当該第2の部材の当該中央本体部21に設けられた突起部或いは棒状体部24が着脱自在に一時的に嵌合して、当該第1の部材1と当該第2の部材2とを一時的に連結保持すると共に、当該連結を解消する時も容易に連結が解消出来る様に構成されている連結手段の一例を示すものである。
従って、当該係合溝部17の形状も特に限定されるものではなく、任意の形状に設定する事が可能であるが、少なくとも、当該突起部或いは棒状体部24が嵌入する為の開口溝部171と、当該突起部或いは棒状体部24を当該係合溝部17のストップ位置(静止位置)173に誘導する為の誘導溝172とから形成されている事が望ましい。
更に、本発明に於ける当該第1の部材1にあっては、当該中空筒状体11の当該係合溝部17と当該握り把持部14との間Sに、当該中空筒状体11の中心軸線13から互いに等角度で、放射状に外方に延展せしめられた複数個の枝部材18が設けられているものであり、当該枝部材18の外方端部19にはマンホール120のマンホール設置枠部材121の上縁部122に当接しうる当て金部123が設けられていると同時に当該枝部材18の当該中空筒状体11近傍部124と当該枝部材18の外方端部19との間に当該枝部材18の長さ調整を可能とするタンバックル125が介在されていると言う基本的な構成を有するものである。
本発明に於ける当該枝部材18の個数は特に限定されるものではないが、好ましくは、少なくとも3個であり、場合によっては、図4に示す様に4個であっても良い。
更に、本発明に於いては、当該それぞれの枝部材18は、当該中空筒状体11の外表面に嵌合して、その外表面を摺動出来且つ適宜の固定手段7によって当該中空筒状体11の外表面の任意の位置に固定される適宜のカップリング部材6、即ち固定環6にその一方の端部124が取り付けられている。
本発明の具体例では、当該枝部材18の当該一方の端部124は、当該カップリング部である当該固定環6の外表面から外方に突起して設けられている複数個の適宜の旋回軸受部8介して、旋回自在に取り付けられている。
一方、当該枝部材18の外方端部19にはマンホール120のマンホール設置枠部材121の上縁部122に当接しうる当て金部123が設けられていると同時に当該枝部材18の当該中空筒状体11近傍部124と当該枝部材18の外方端部19との間にタンバックル125等の当該枝部材18の長さ調整部材が介在されているものである。
処で、上記した当該当て金部123は、その構造は特に限定されるものではないが、例えば、図6に示されている様に、当該当て金部123が当該枝部材18の外方の先端部19に於いて、適宜の旋回軸受部8’を介して旋回自在に接合されている事が望ましい。
更に、本発明に於いては、当該当て金部123は、当該マンホール設置枠部材21の内側周縁上部122に当接せしめられるものであって、当該マンホール設置枠部材21の縦方向に近似する方向に配置される縦向き部材123−2と当該マンホール設置枠部材21の上端部122で略水平方向に近似する方向に配置される横向き部材123−1とが一体的に構成されており、且つ当該縦向き部材123−2と当該横向き部材123−1とは、相互に90度以上の角度を有する様に配置されている事が望ましい。
本発明に於ける当該第1の部材1の他の好ましい具体例としては、図5(B)に示す様に、適宜の形状に折り畳まれ、外観形状が縮小され、搬送作業が容易になる様に構成されているものである。
上記した通り、本発明に於ける当該第1の部材1は、後述する当該第2の部材2を当該マンホール120の内部空間部130内の所定の部位に設定する為のセット用工具としての機能を有するものである。
具体的には、当該第2の部材2と当該第1の部材とを一時的に接続して、当該マンホール120の内部につり下ろし、上記した3乃至4本の枝部材25の先端部に設けられている当該当て金123をマンホール設置枠部材21の上端縁部122に係合させ、当該タンパックル125を適宜の方向に回転させて中心軸線を決定し、固定する機能を有するものである。
次に、本発明に於いて使用される第2の部材2の構成の一例に付いて詳細に説明する。
即ち、本発明に於いて使用される第2の部材2の基本的な構成の一具体例としては、上記した通り、図1及び図7乃至図9に示す様に、所定の長さと所定の外形太さを有する中央本体部21を含み、当該中央本体部21は、その長手中心軸22方向に形成された連通孔23が設けられており、且つ当該中央本体部21の一部には、当該連通孔23の中心軸線22と直交する方向で当該中央本体部21の外表面から左右方向に外方に突出している一対の、当該中空筒状体11の当該係合溝部17と嵌合する固定ピン部24が、当該中央本体部21の当該中心軸線22に対して対称的に設けられている。
当該固定ピン部24の長さ及び太さ或いは形状は特に限定されるものではないが、上記した第1の部材1に於ける当該中空筒状体11の下端部15に形成されている当該係合溝部17に確実に嵌合でき、且つ当該誘導溝172内を容易に摺動で出来る様な構成を有している
事が望ましい。
一方、本発明に於ける当該第2の部材2に於いては、当該中央本体部21の外表面の適宜の部位26に、複数個の適宜の構成を有する旋回軸受部250が外方に突起した状態で設けられている。
そして、本発明の当該第2の部材2に於いては、当該部分26の当該旋回軸受部250のそれぞれには、当該中央本体部21から、互いに等角度で放射状に外方に延展せしめられ、その外方先端部27には、マンホール120の内壁面28と着脱自在に当接固定可能な当接部29が設けられている、相互に同一の長さを持った複数個の支持梁部201が旋回自在に設けられている。
本発明に於ける当該支持梁部201の個数は特に限定されるものではないが、好ましくは、少なくとも3個であり、場合によっては、図8に示す様に4個であっても良い。
又、本発明に於ける当該支持梁部201の長さは特に限定されるものではなく、任意の長さに設定する事が可能である。
一方、当該当接部29の構成も特に限定されるものではないが、例えば、ゴム材、軟質性或いは硬質性、若しくは弾発性を有する合成樹脂材等で構成されるものであって、その形状、大きさ、厚み等は特に限定されるものでなく、当該マンホール120の内壁面28との摩擦特性の良好なものであれば、使用可能である。
更に、支持梁部201の外方先端部27に設けられている当該当接部29は、適宜の旋回軸受251を介して当該支持梁部201と旋回自在に接合されている事が望ましい。
又、本発明に於ける当該連通孔23の内部側壁部には、適宜のネジ部260が形成されており、当該連通孔23には、別途用意された回転調整部202が旋回自在に挿入されている。
当該回転調整部202は、後述する当該第3の部材3の一方の端部34に設けられている当該嵌合部35と嵌合しうる外径を有する頭部200と当該頭部200の外径よりも小さな外径を有し、当該頭部200の一方の端部から一体的に延展せしめられている、その表面にネジ部261が形成されているロッド部262とから構成されている。
本発明に於ける当該ロッド部262は、当該中央本体部21の当該連通孔23の上端部から挿入され、当該ロッド部262の下端部の少なくとも先端部270が当該連通孔23の下端部から下方に突出するに十分な長さを有している必要がある。
一方、当該それぞれの支持梁部201は、当該当接部29が設けられている端部27とは反対側の端部27’に於いて、当該中央本体部21と適宜の旋回軸受250を介して旋回自在に個別に接合せしめられており、且つ当該当接部29も当該中央本体部と適宜の旋回軸受251を介して旋回自在に個別に接合せしめられている。
そして、本発明に於ける当該第2の部材2に於いては、当該支持梁部201の当該外方先端部27に於ける当該当接部29と当該マンホール120の内壁部28との当接/離反が、当該回転調整部202の旋回運動により制御される様に構成されているものである。
係る本発明に於ける当該回転調整部202の旋回運動による、当該当接部29と当該マンホール120の内壁部28との当接/離反制御機構は、特に限定されるものではないが、その一具体例としては、例えば、図7に示す様に、当該それぞれの支持梁部201は、その一端部271が当該各支持梁部201の一部に旋回自在に軸支され、その他端部272が、当該回転調整部202に於ける当該ロッド部262の一部と適宜の開口部でその内面にネジ部が設けられている嵌合穴部256と螺合せしめられている調整板部280であって、当該ロッド部262の旋回によりその配置位置が変化しうる調整板部280の端縁部に適宜の旋回軸受255を介して旋回自在に個別に接合せしめられている補助支持梁部264を含んでいる制御リンク機構を使用することものぞましい。
係る具体例にあっては、当該回転調整部202に於ける当該ロッド部262を適宜の回転角度で旋回させることによって、当該ロッド部262と螺合している当該調整板部280の配置位置が上下に変化するので、その変化が当該支持梁部201と当該補助支持梁部264とで形成されるリンク機構に伝達され、その結果、当該支持梁部201の先端部に位置する複数個の当該当接部29により形成される仮想円の外径が変化し、それによって、適宜の内径を有するマンホールの内壁面との接触・接合が可能となる。
即ち、本発明の当該第2の部材によって、複数種の内径を有するマンホールに取り付ける事が可能となるので、本発明の汎用性が高まる事になる。
つまり、本発明に係る当該第2の部材2は、当該部材2の中心部から3乃至4本の支持梁部201を、当該マンホール120の内壁面130に向けて張り出して、当該第2の部材2をその位置に固定させる機能を有するものである。
従って、当該第2の部材2は、作業者の安全を第1に考えて設計されており、例えば400Kgの加重に耐えられる様に設計されている。
次ぎに、本発明に於ける当該第3の部材3の具体例の構成の概要について説明する。
即ち、当該第3の部材3の基本的な構成の一例としては、図1及び図10に示されている様に、当該中空筒状体11の中空状内部に挿入される棒状体部31から構成された操作部材からなる第3の部材3であって、当該第3の部材3は、当該棒状体部31の一方の端部33には操作把持部32が設けられていると同時に、当該中空筒状体11の当該握り把持部14が設けられている部分の近傍に位置する端部12から当該中空筒状体11内部に挿入される側の端部34には、当該回転調整部202の一部と嵌合する嵌合部35が設けられているものである。
更に、当該第3の部材3に於ける当該棒状体部31の一方の端部33に設けられている当該操作把持部32は、当該棒状体部31の長手方向中心軸線に対して直交する方向に延展された部材で構成されたものであり、当該棒状体部31の他方の端部34に設けられている当該嵌合部35は、その開放端部に、当該回転調整部202の当該頭部200の外形形状と略近似する形状を持った凹陥部290が設けられている。
本発明に於ける当該第3の部材3は、図1及び図11に示される様に、当該第1及び第2の部材1,2が一時的に直列に連結され、適宜のマンホール120の内部空間部130内に一時的に配置、設定された時点で、当該第1の部材1に於ける当該中空円筒体11の上端開口部から、その下端部34を下向けにして挿入し、その下端部34に設けられた当該嵌合部35の凹陥部290を当該第2の部材2に於ける当該回転調整部202の頭部200と嵌合させ、当該部操作把持部32を旋回操作して、当該回転調整部202の頭部200を旋回させて、当該と嵌合させ、当該当接部29が、強固に当該マンホール120の内壁面28に当接する様に操作が行われる事になる。
次に、本発明に於いて使用される当該第4の部材4の具体的な構成について以下に説明する。
即ち、本発明に於いて使用される当該第4の部材4は、主として、例えば、当該マンホール120内の内壁28の一部に固定配置された支持梁部201の上面に配置される平板状で、当該マンホール120内の断面積の少なくとも一部を被覆する面積を有する基材41から構成されるものである。
当該基材4は、例えば、金属製又は、合成樹脂製或いは木製等の材料で形成された硬性材料からなる平板状で、且つ当該マンホール120の内側の円形断面積部分の少なくとも一部を被覆するに十分な面積を有する部材であって、当該マンホール120内に設置された当該支持梁部201の上表面に配置され、当該支持梁部201間に形成された空間部から、当該マンホール120の開口部126から落下してきた、各種の廃材、土砂、石、ブロック、塵挨類、破砕塊、作業用工具、器具、治具、部品等が、当該マンホールの底部迄落下して、作業員に損傷を与えたり、当該マンホール底部に上記した当該各種の廃材、土砂、石、ブロック、塵挨類、破砕塊、作業用工具、器具、治具、部品等が蓄積されて、その後の清掃作業に関するコストの増大を防止する為に、当該基材41で、それらを受け止め保持する機能を有するものである。
当該基材41は、図2に示す様に、平面形状は、略円形である事が望ましく、さらには、その略中央部に例えば、当該第2の部材の略中央部に設けられた当該回転調整部202の当該頭部200が貫通出来る穴部44が設けられている事も好ましい。
当該基材41は、例えば、当該支持梁部201設置位置で、作業員が必要な作業を行う際に、当該作業員がその場所で安全に作業する事を可能にする程度の保持強度を有する材料で且つそれに必要な厚みを有している事も必要である。
更に、当該基材41は、完全な平板でなくとも、例えば、図1或いは図7に示される様に、当該複数個の支持梁部201群で形成される、当該穴部44を頂点とする山形状の平面を形成したものであっても良い。
又、当該第4の部材4には、当該基材41の他に、作業員が必要な作業を行う際に安全性と安定性を確保するために、又、当該落下物の落下衝撃を吸収緩和する為に、図2に示す様に、高摩擦特定を有し、弾発性、クッション性或いは防水性を有する、当該基材41の表面を被覆するゴム製、プラスチック製、発泡樹脂製或いは布帛製等の柔軟性を有するシート材料43を併用することも望ましい具体例である。
又、当該シート材料43の略中央部にも、当該回転調整部202の当該頭部200が貫通出来る穴部45が設けられている事も好ましい。
又、本発明に於いては、当該基材41及び/又は当該シート材料43の周縁部と当該マンホール120の内壁面28との間に形成される隙間から、例えば、マンホール120の内壁28の一部を切断する際に、同時に使用される冷却水等の液体、土砂、細かい塵挨等が更に当該マンホール120の底部に落下する事を防止する為に、図2に示す様に、ゴム製、プラスチック製或いは布帛製材料から構成された。当該マンホール120の内側壁面28の内周全面に係止せしめられ、当該隙間を塞ぐ機能を有する、所定の幅を有する帯状体部42を当該基材41及び/又は当該シート材料43と併せて使用する事が好ましい。
次に、本発明に係る当該マンホール開口部の落下物防止装置100の使用方法について以下に詳細に説明する。
即ち、所望のマンホール120の内部空間130の所定の高さ位置に当該第2の部材2を固定設置しようとする場合に、先ず、図1に示す様に、当該第1の部材1の当該中空筒状体11の下端部15に形成された係合溝部17に、当該第2の部材2に設けられている当該中央本体部21に設けられている当該固定ピン部24を嵌合させて、当該第1の部材1と当該第2の部材2とを、それぞれの中心軸が一致する様にその長尺方向に一時的に連結接続させる。
次に、当該連結された当該第1の部材1と当該第2の部材2とを所定のマンホール120の開口端部126の上方に適宜の吊下げ手段或いは作業員が当該第1の部材1の当該中空筒状体11に設けられている当該握り把持部14を把持しながら、当該中心軸が当該マンホール120の軸線方向と一致する様に略垂直状に保持する。
その後、一時的に連結接続された該第1の部材1と当該第2の部材2とを徐々に降下させ、先ず当該第1の部材1に設けられた当該複数個の枝部材25の先端部に設けられている当該当て金123を、当該マンホール120の上部に配置されているマンホール設置枠部材21の上端縁部122に係合させる。
次いで、当該枝部材25のそれぞれに設けられている当該タンパックル125を適宜の方向に回転させて、当該枝部材25のそれぞれの長さを調整しながら、当該マンホール120の中心軸線を見出して決定し、その位置で一時的に固定配置する。
図11には、当該連結状態にある当該第1及び第2の部材1及び2が当該マンホール120内に固定配置された状態を示している。
この際、当該第3の部材3を、当該第3の部材3の下端部34を垂直方向の下方に向けた状態で、当該第1の部材1の当該中空筒状体11の中空状空間部内に挿入しておいても良い。
その後、当該第3の部材3を、当該第3の部材3の下端部34を垂直方向の下方に向けた状態で、当該第1の部材1の当該中空筒状体11の中空状空間部内に挿入して、或いは、既に当該中空筒状体11の中空状空間部内に挿入されている当該第3の部材3の当該下端部に設けられた嵌合部35の凹陥部290内に、当該第2の部材2に於ける当該回転調整部202の当該頭部200を確実に嵌合させて後、当該第3の部材の操作把持部32を作業員が旋回操作して、当該第2の部材2に於ける支持梁部201の最大外径の直径長さを調節して変化させ、当該各支持梁部201の先端部に設けられている当該当接部29を当該マンホール120の内壁面28に強く当接させ、当該第2の部材2をその位置に強固に固定する。
次いで、当該第1の部材1に於ける当該タンパックル125を逆回転させて、当該枝部材125の先端部に設けられている当該当て金123を、当該マンホール120の上部に配置されているマンホール設置枠部材21の上端縁部122から離脱させ、その後、当該第1の部材1の当該中空筒状体11の当該係合溝部17から当該第2の部材2に於ける当該回転調整部に設けられている当該中央本体部21に設けられている、当該固定ピン部24を離脱させて、両者を分離し、当該第1の部材1を当該マンホール120の上部空間部から取り除き、当該第2の部材2のみを当該マンホール120の内部空間部130内に残存させる。
係る状態を図12に示す。
本発明に係る当該マンホール開口部の落下物防止装置100は、上記した構成を採用しているので、従来のマンホール開口部の落下物防止装置に比べて、取付設置作業が簡便で作業効率が高く、安全性にも優れている。
更に、本発明に於いては、予め任意の当該落下防止装置の配置位置を地上で決定し、適宜の補助装置を使用してマンホール内に吊下げ、反力装置を締め付けて固定することにより設置操作が完了出来るので作業が迅速に実行され、その為、作業効率が高く、安全である。
又、本発明に於ける当該マンホール開口部の落下物防止装置100に於いては、上記した落下物を略完全に防止する事が可能であり、更には、反力装置の骨組みを頑丈に作る事が出来、更には、水や土砂等の落下防止も別途用意された各種のシート等により落下防止効果が向上している。
1. 第1の部材
2. 第2の部材
3. 第3の部材
4. 第4の部材
6. カップリング部材、固定環
7. 固定手段
8、8‘. 旋回軸受部
9、9‘. 楕円形環状体
11. 中空筒状体
12. 一方の端部
13. 長手方向軸
14. 握り把持部
15. 他方の端部
16. 本体部
17. 係合溝部
18. 枝部材部
19. 外方端部
21. 中央本体部
22. 長手中心軸
23. 連通孔
24. 固定ピン部、突起部、棒状体部
26. 別の部分
27. 外方先端部
27’. 反対側の端部
28. マンホール内壁面
29. 当接部
31. 棒状体部
32. 操作把時部
33. 一方の端部
34. 他方の端部
35. 嵌合部
41. 基材
42. テープ類
43. 被覆シート
100. マンホール開口部の落下物防止装置
121. マンホール設置枠部材
122. 上縁部
123. 当て金部
123−2. 縦向き部材
123−1. 横向き部材
124. 一方の端部
125. タンバックル
126. マンホール開口部
130. マンホールの円筒状空間
171. 開口溝部
172. 誘導溝
173. ストップ位置
200. 頭部
201. 支持梁部
202. 回転調整部
250. 旋回軸受部
256. 嵌合穴部
261. ネジ部
262. ロッド部
270. 先端部
272. その他端部
280. 調整板部
255. 旋回軸受
264. 補助支持梁部
290. 凹陥部

Claims (12)

  1. 所定の長さと所定の内径を有する中空筒状体を含み、当該中空筒状体の一方の端部若しくはその近傍部には、当該中空筒状体を、その長手方向軸が略垂直に維持された状態で、上下に可動させるに適した構成を持つ握り把持部が設けられており、且つ当該中空筒状体の他方の端部には、当該端縁部の一部から、当該中空筒状体の本体部の方向に屈折状若しくは屈曲状に切り込まれた一対の係合溝部が、当該中空筒状体の直径方向に相互に対向する様に設けられており、然も、当該中空筒状体の当該係合溝部と当該握り把持部との間に、当該中空筒状体の中心から互いに等角度で、放射状に外方に延展せしめられた複数個の枝部材が設けられており、当該枝部材の外方端部にはマンホールのマンホール設置枠部材の上縁部に当接しうる当て金部が設けられていると同時に当該枝部材の当該中空筒状体近傍部と当該枝部材の外方端部との間にタンバックルが介在されている第1の部材と、
    中央本体部を含み、当該中央本体部は、所定の長さと所定の外形太さを有し、当該中央本体部には、その長手中心軸方向に形成された連通孔が設けられており、且つ当該中央本体部の一部には、当該連通孔の中心軸線と直交する方向で当該中央本体部の外表面から左右方向に外方に突出している一対の、当該中空筒状体の当該係合溝部と嵌合する固定ピン部が設けられており、且つ、当該中央本体部の別の部分には、当該中央本体部から、互いに等角度で放射状に外方に延展せしめられ、その外方先端部には、マンホールの内壁面と着脱自在に当接固定可能な当接部が設けられている、相互に同一の長さを持った複数個の支持梁部が設けられており、然も、当該中央本体部の当該連通孔には、回転調整部が旋回自在に挿入されており、当該支持梁部の当該外方先端部に於ける当該当接部と当該マンホールの内壁部との当接/離反が、当該回転調整部の旋回運動により制御される様に構成されている第2の部材と、
    当該中空筒状体の中空状内部に挿入される棒状体部から構成された操作部材からなる第3の部材であって、当該第3の部材は、当該棒状体部の一方の端部には操作把持部が設けられていると同時に、当該中空筒状体の当該握り把持部が設けられている部分の近傍に位置する端部から当該中空筒状体内部に挿入される側の端部には、当該回転調整部の一部と嵌合する嵌合部が設けられている第3の部材と、
    当該マンホール内の内壁の一部に固定配置された支持梁部の上面に配置される平板状で、当該マンホール内の断面積の少なくとも一部を被覆する面積を有する基材からなる第4の部材と、
    から構成されている事を特徴とするマンホール開口部の落下物防止装置。
  2. 当該第1の部材に於ける当該枝部材は3個或いは4個である特徴とする請求項1に記載のマンホール開口部の落下物防止装置。
  3. 当該枝部材は、当該中空筒状体の中心軸線方向に摺動可能で且つ任意の位置に固定しうる固定環を介して当該中空筒状体に接合されている特徴とする請求項1又は2に記載のマンホール開口部の落下物防止装置。
  4. 当該枝部材は、その一方の端部が当該中空筒状体と当該固定環を介して接合せしめられている特徴とする請求項3に記載のマンホール開口部の落下物防止装置。
  5. 当該枝部材は、当該固定環に旋回自在に接合されている特徴とする請求項4に記載のマンホール開口部の落下物防止装置。
  6. 当該当て金部が当該枝部材の外方の先端部に旋回自在に接合されている特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のマンホール開口部の落下物防止装置。
  7. 当該当て金部は、当該マンホール設置枠部材の内側周縁上部に当接せしめられるものであって、当該マンホール設置枠部材の縦方向に近似する方向に配置される縦向き部材と当該マンホール設置枠部材の上端部で略水平方向に近似する方向に配置される横向き部材とが一体的に構成されており、且つ当該縦向き部材と当該横向き部材とは、相互に90度以上の角度を有する様に配置されている特徴とする請求項1に記載のマンホール開口部の落下物防止装置。
  8. 当該第2の部材に於ける当該中央本体部に旋回自在に嵌合挿入される当該回転調整部は、当該第3の部材の一方の端部に設けられている当該嵌合部と嵌合しうる外径を有する頭部と当該頭部の外径よりも小さな外径を有し、当該頭部の一方の端部から一体的に延展せしめられている、その表面にネジ部が形成されているロッド部とから構成されている事を特徴とする請求項1に記載のマンホール開口部の落下物防止装置。
  9. 当該それぞれの支持梁部は、当該当接部が設けられている端部とは反対側の端部に於いて、当該中央本体部と適宜の旋回軸受を介して旋回自在に個別に接合せしめられており、且つ当該当接部も当該中央本体部と適宜の旋回軸受を介して旋回自在に個別に接合せしめられている事を特徴とする請求項1に記載のマンホール開口部の落下物防止装置。
  10. 当該支持梁部のそれぞれは、その一端部が当該各支持梁部の一部に旋回自在に軸支され、その他端部が、当該回転調整部に於ける当該ロッド部の一部と螺合せしめられている調整板部であって、当該ロッド部の旋回によりその配置位置が変化しうる調整板部の端縁部に適宜の旋回軸受を介して旋回自在に個別に接合せしめられている補助支持梁部を含んでいる事を特徴とする請求項8に記載のマンホール開口部の落下物防止装置。
  11. 当該第3の部材に於ける当該棒状体部の一方の端部に設けられている当該操作把持部は、当該棒状体部の長手方向中心軸線に対して直交する方向に延展された部材で構成されたものであり、当該棒状体部の他方の端部に設けられている当該嵌合部は、その開放端部に、当該回転調整部の当該頭部の外形形状と略近似する形状を持った凹陥部が設けられている事を特徴とする請求項1に記載のマンホール開口部の落下物防止装置。
  12. 当該第4の部材は、金属製あるは合成樹脂製の硬性材料からなる平板状で、且つ当該マンホールの内側の円形断面積部分の少なくとも一部を被覆するに十分な面積を有する基材と、当該基材表面を被覆するゴム製、プラスチック製或いは布帛製の柔軟性を有するシート材料及びゴム製、プラスチック製或いは布帛製材料から構成された当該マンホールの内側壁面の内周全面に係止せしめられる所定の幅を有する帯状体部のすくなくとも何れかとから構成されている事を特徴とする請求項1に記載のマンホール開口部の落下物防止装置。
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