JP7310428B2 - 動力工具 - Google Patents

動力工具 Download PDF

Info

Publication number
JP7310428B2
JP7310428B2 JP2019147208A JP2019147208A JP7310428B2 JP 7310428 B2 JP7310428 B2 JP 7310428B2 JP 2019147208 A JP2019147208 A JP 2019147208A JP 2019147208 A JP2019147208 A JP 2019147208A JP 7310428 B2 JP7310428 B2 JP 7310428B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
saw
power tool
motor
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019147208A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021028093A (ja
Inventor
五史 小川
正寛 藤原
智洋 江尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Koki Holdings Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koki Holdings Co Ltd filed Critical Koki Holdings Co Ltd
Priority to JP2019147208A priority Critical patent/JP7310428B2/ja
Publication of JP2021028093A publication Critical patent/JP2021028093A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7310428B2 publication Critical patent/JP7310428B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sawing (AREA)

Description

本発明は、携帯型の動力工具を吊り下げるためのフックに関し、特に、収納式のフックを少ない部品点数で実現した動力工具に関する。
携帯型の動力工具を腰ベルトや、ラック等に吊り下げ可能とするために、携帯型の動力工具にフックを設けることが広く行われている。フックは吊り下げ時にだけ用いられるものであり、作業者が把持しながら作業を行う際には、フックは用いられない。従って、非使用時のフックが作業者による動力工具の使用に支障の無いように、収納式又は折り曲げ式にしたフック付きの動力工具が知られている。このようなフックの設けられた動力工具は、例えば特許文献1に開示されている。
特開2009-220272号公報
特許文献1の動力工具のフックは、ハウジングに固定される揺動軸を中心に、約90度揺動可能としたフックとすることで、非使用時はフックを電池パックに隣接するように位置づけ、使用時には電池パックの後方付近から上方に延在する位置に揺動させて、フックとして使用可能としている。特許文献1のフックの支持部は、分割式の合成樹脂製ハウジングを組み合わせることで形成されているため、複数あるハウジング分割片の少なくとも1つの耐久性が低下すると、フックからの荷重に耐えられない可能性がある。また、フックの支持部は樹脂製のハウジングの一部であるため、変形・破損が生じる可能性が高い。さらに、利便性の観点からフックのハウジングに対する相対的な位置関係が変更可能なようにしているため、複数部品からなる複雑な構成となり、耐久性の低下が生じやすい。従って、特許文献1の可動式のフックにおいては上記課題を十分解消するような製品設計が必要となり、製造コストの上昇に繋がってしまう。
本発明は上記背景に鑑みてなされたもので、その目的は、使いやすくて耐久性の高いフック支持構造を有する動力工具の提供することにある。
本発明の他の目的は、部品点数を減らして、製造コストの上昇を抑制した可変フックを有する動力工具を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、フックの非使用時にはハウジングに隣接するように待避させて、工具を用いた作業に支障が無いようにした動力工具を提供することにある。
本願において開示される発明のうち代表的な特徴を説明すれば次のとおりである。
本発明の一つの特徴によれば、モータと、モータを収容するハウジングを有し、ハウジングは、金属製の収容部を有し、収容部には、収容部と一体的に構成され、収容部に対する相対的な位置関係が変更可能なようにフックを支持するフック支持部が設けられ、フックによって吊り下げ可能なようにした。また、フックには鍔部が設けられ、フック支持部は、フックに付勢力を与える弾性体が接続され、鍔部は、フックのフック支持部からの脱落を規制するとともに、弾性体の付勢力を受ける受部として機能する。
本発明の他の特徴によれば、フック支持部は、フックの外周を覆うカバー部と、取り付けられたフックの外周を露出される開放部を有し、弾性体の少なくとも一部は、開放部内に配置される。また、フック支持部は開放部を挟むようにしてフックの一部を通す孔が形成され、鍔部が開放部に位置するように取り付けられる。さらに、ハウジングはモータを収容して支持するモータ支持部を有し、収容部とモータ支持部が分割可能であり、収容部とモータ支持部との組み付けにはネジが使用されるとともに、ネジの螺合方向がフックのフック支持部への挿通方向と同方向に構成される。
本発明のさらに他の特徴によれば、カバー部のそれぞれにフックの一端側を貫通させる貫通孔が形成される。弾性体はコイルバネであって、開放部にて露出するフックがコイルバネを貫通するように取り付けられ、コイルバネの一方がカバー部に当接し、他方がフックの顎部に当接する。さらに、フックは、金属製の一体品であって、略U字状又は略J字状に曲げられた部材である。顎部は、フックを径方向に貫通するピン又はネジで構成すると良い。
本発明のさらに他の特徴によれば、動力工具はバンドソーであって、モータの回転力によって回転され2つの鋸車間に張架された帯鋸と、第一鋸車ベースと第二鋸車ベースを離間配置して帯鋸の一部を露出させるための開口部を有し、フック支持部は、走行する帯鋸により確定される空間(作業領域)からみて上側、作業者が把持する面からみて反対側(裏側)に位置するように取り付けられる。
本発明によれば、ハウジングのうち金属製の部分(ギヤケース収容部)に、フックを取付けるフック支持部を形成し、収容部に対する相対的な位置関係を変更可能なようにフックを取り付けるので、フックの耐荷重性、耐久性を確保しつつ可動式の使いやすいフック機構を実現できた。また、フックの非稼働状態を安定的に保持するためのバネの受け部と抜け止め部を同一部材で行うので、従来のフック構造に比較して部品点数を削減することが可能となった。さらに、フック支持部は、フックを貫通させる2つのカバー部と開放部を有し、開放部内でバネを受けるようにしたので、バネ受け部品を別途設ける必要がなくなり、可動式フック機構の実現のための部品点数を削減できた。さらに、バネを受けるための鍔部をフック本体と別体式として、開放部内に配置するようにしたので、フック取付部が大きくなることを抑制できた。
本発明の実施例に係るバンドソー1の背面図である。 本発明の実施例に係るバンドソー1の正面図である。 本発明の実施例に係るバンドソー1の右側面図である。 図2のフック支持部40の部分拡大図である。 図4のA-A部の断面図である。 図2のフック支持部40とフック50の部分拡大図であって、フック50の動きを説明するための図である。 図5のB-B部の断面図である。 本発明の第二の実施例に係る丸のこ101の正面図である。 図8のフック支持部140とフック150の部分拡大図である。 図9のC-C部の断面図である。 従来のフック支持部240とフック250の部分拡大図である。 図11のD-D部の断面図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。本実施例では動力工具の例として、フック付きのバンドソー1(図1~図7)と、丸のこ101(図8~図10)を用いて説明する。尚、以下の図において、前後左右、上下の方向は図中に示す方向であるとして説明する。
図1は本発明の実施例に係るバンドソー1の背面図である。バンドソー1は、図示しない電源コードによって供給されるAC電源によって図示しないモータを回転させ、モータによって駆動される先端工具たる帯鋸20で被切断材を切断する動力工具である。図示しない電源コードがコンセントに差し込まれている状態で、作業者がハンドル部7とフロントハンドル10を把持し、オフロック解除ボタン18を押しながらトリガスイッチ17を操作すると、ハウジング2のモータ収容部5(モータ支持部)内に配置された図示しないモータが回転する。バンドソー1の一方側には、駆動鋸車13(点線で記載)を収容するための第一鋸車ベース(駆動側鋸車ベース)3が設けられ、他方側には従動鋸車14(点線記載)を収容するための第二鋸車ベース(従動側鋸車ベース)4が設けられる。第一鋸車ベース3と第二鋸車ベース4は鋸車を軸支するためのフレームの役目をする。バンドソー1のハウジング2(筐体)は、モータ収容部5と、第一鋸車ベース3と、第一保護カバー15と、第二鋸車ベース4と、第二保護カバー16と、鋸カバー6で構成される。
第一鋸車ベース3と第二鋸車ベース4は、所定の距離を離すように離間して配置され、それらの間が開口部11となる。開口部11の上側にはモータ収容部5が位置し、ネジ及びボルトにて第一鋸車ベース3と第二鋸車ベース4がモータ収容部5に接続される。つまりモータ収容部5は、図示しないモータの収容ケースとして機能すると共に、第一鋸車ベース3と第二鋸車ベース4の連結用の固定部材となる。また、第一鋸車ベース3は、図示しないギヤを用いた伝達機構の収納ケース(ギヤケース)として機能する。ここでは、モータ収容部5は高分子樹脂の成形品で製造される。第一鋸車ベース3はネジ22やそのほかのネジ等によってモータ収容部5に固定される。第二鋸車ベース4も同様に、図示しないネジやボルトによってモータ収容部5に固定される。モータ収容部5には、第一鋸車ベース3をモータ収容部5にネジ止めするためのネジ用ボス部12aが形成され、第二鋸車ベース4をネジ止めするためのネジ用ボス部12bが形成される。このネジ止めの際、モータ収容部5とモータ支持部たる第一鋸車ベース3が分割可能であり、図示しないネジの螺合方向が図中左右方向、即ち、フック50(図2参照)のフック支持部40(図2参照)への挿通方向と同方向になる。第一鋸車ベース3と第二鋸車ベース4は、アルミニウム合金等の軽金属により製造されるが、これらを高分子樹脂の成形品によって製造するようにしても良い。
開口部11は正面視で略正方形の形状とされ、開口部11における帯鋸20の露出する部分が切断作業を行うことが可能な部分(切断長)となる。第一鋸車ベース3側には回転軸13aを中心にして回転する点線で示す駆動鋸車(第一鋸車)13が設けられる。駆動鋸車13は外周側が円筒面となり、円筒面の軸方向両端部が径方向外側に延在するように滑車状に形成されたものであり、円筒面に帯鋸20が架け渡たされる。駆動鋸車13は、例えば合成樹脂の一体成形により製造される。駆動鋸車13の回転軸(図では見えない)は、駆動源となるモータ(図示せず)の回転軸に直接又は図示しない減速機構等の動力伝達機構を介して接続される。同様にして第二鋸車ベース4側には回転軸回転軸保持部14aを中心にして回転する従動鋸車(第二鋸車)14が設けられる。従動鋸車15は駆動鋸車13とほぼ同じ構造、形状であって、外周面には環状の帯鋸20が架け渡される。従動鋸車15には動力源は接続されず、駆動鋸車13の回転によって走行される帯鋸20に従属して従動鋸車15が回転する。
駆動鋸車13の背面は第一保護カバー15にて覆われ、従動鋸車14の背面は第二保護カバー16にて覆われる。第一保護カバー15と第二保護カバー16は金属製または合成樹脂製の着脱可能なものであって、第一保護カバー15は2つのラッチ部8a、8bにより第一鋸車ベース3に位置決めされ、第二保護カバー16は2つのラッチ部8c、8dにより第二鋸車ベース4に位置決めされる。第一保護カバー15の中心であって、駆動鋸車13の回転軸の先端は、回転軸保持部13aによって保持される。同様にして、第二保護カバー16の中心であって、従動鋸車14の回転軸の先端は、回転軸保持部14aによって保持される。
帯鋸20は駆動鋸車13と従動鋸車14との間に架け渡され、その経路の一方側(従動鋸車14から駆動鋸車13への途中)において、外部に露出するようにして開口部11を通り、経路の他方側(駆動鋸車13から従動鋸車14への途中)においてモータ収容部5と鋸カバー6の内側空間を通る。開口部11の右側には、パイプ等の被切断材を押しつけるためのガイドプレート21が設けられる。
第一鋸車ベース3の上側に離間するように延在し、一方の端部がモータ収容部5に接続されるようにしてハンドル部7が形成される。ハンドル部7の下側には、トリガスイッチ17が設けられる。また、ハンドル部7の背面側であって、トリガスイッチ17の近傍にはオフロック解除ボタン18が設けられる。オフロック解除ボタン18はトリガスイッチ17を操作可能にするためのボタンであり、オフロック解除ボタン18を押しこむことによってトリガスイッチ17の引き操作が可能となる。また、オフロック解除ボタン18を押しこんでいない状態では、トリガスイッチ17の引き操作ができない。第二鋸車ベース4には、ハンドルアーム9がネジ29によって固定され、ハンドルアーム9の先端には作業者が把持する把持部となるフロントハンドル10が設けられる。
第一鋸車ベース3の一部であって、左右方向におけるモータ収容部5とトリガスイッチ17の間にあるギヤケース3dは、可動式のフック50が設けられる。フック50は金属製の一体品であって、略U字状に曲げられた金属の丸棒の一端側を、フック支持部40にて揺動可能なように支持する。図1の状態は、フック50を使用しない時、例えば、帯鋸20にて切断作業を行うときの位置を示している。U字状に曲げられたフック50の掛止側直柱部53は、第一鋸車ベース3の駆動鋸車13の外周面を径方向外側に投影した範囲内であって、第一鋸車ベース3による収容空間内の帯鋸20と平行になる位置にて保持される。
フック50の取付側直柱部51は、フック支持部40にて保持される。フック支持部40は第一鋸車ベース3と一体に形成された取付部材である。フック支持部40は、フック50の取付側直柱部51の端部付近を収容する2つのカバー部41、44により軸支される。カバー部41、44は開放部43を隔てて離間して配置される。フック支持部40の詳細構造は、図4~図7にて後述する。
図2は本発明の実施例に係るバンドソー1の正面図である。モータ収容部5の右側には金属製の第一鋸車ベース3が接続され、モータ収容部5の左側には金属製の第二鋸車ベース4が接続され、これらはネジやボルトにて固定される。作業者が切断作業を行う際には、作業者は図2の面と対向するようにして、右手でハンドル部7を把持し、左手でフロントハンドル10を把持する。金属製または樹脂製のモータ収容部5の内部には図示しないモータが収容され、金属製の第一鋸車ベース3の内部には図示しない動力伝達機構が収納され、合成樹脂製のハンドル部7は第一鋸車ベース3がモータ収容部5にネジ止めされる。モータ収容部5の正面側には、ブランド名、製品形名を示す製品ラベル28が貼りつけられる。なお、図2においてはフック52を視認しにくいため、敢えて図2ではフック52を図示しない。
バンドソー1で被切断材を切断する際は、帯鋸20が矢印で示す回転方向に回転し、この回転によって被切断材料が回転方向と同方向に押されるため、ガイドプレート21を被切断材料に当接させながら作業を行う。開口部11で露出する帯鋸20の周回方向の上流側には、第二鋸車の外周ガイド面に対して所定の角度を有するように捻るように帯鋸20を保持するための第二ガイドローラ機構32が設けられる。また、開口部11で露出する帯鋸20の周回方向の下流側には、第二ガイドローラ機構と同じ角度に帯鋸20を保持する第一ガイドローラ機構31が設けられる。第二ガイドローラ機構32は、ボルト33を緩めることによって帯鋸20の走行方向と平行に移動可能であり、任意の位置で固定できる。
バンドソー1においては適正なテンションを掛けて張った状態で帯鋸20を駆動する。そのため帯鋸20を案内する2つの鋸車のうち、モータによって駆動されない従動鋸車14側には、テンションの付与を調整する機構、即ち、テンションレバー23が設けられる。テンションレバー23は、従動鋸車14の駆動鋸車13との間隔を調整することにより帯鋸20の取付け又は取り外したり、帯鋸20の張り具合を調整するために用いられる。テンションレバー23は揺動可能とされ、テンションレバー23が図示の状態でテンションをかけた状態、図示の状態からテンションレバー23を約180度時計回りに回転させるとテンションを緩めた状態となる。
バンドソー1で被切断材を切断しないときには、作業者はバンドソー1を床や作業台等の上に載置するか、工事現場の単管/吊下げ用パイプ/吊下げ用フック等に吊り下げる。この工事現場の単管/吊下げ用パイプ/吊下げ用フック等吊り下げる際に用いられるのが図1で示したフック50である。図2から理解できるように、フック50はバンドソー1のハンドル部7のモータ収容部5への付け根付近の裏側に設けられるため、フック50が切断作業の邪魔になることもない。
ハンドルアーム9の第二鋸車ベース4への固定部分の近くには、ライトスイッチ26が設けられる。ライトスイッチ26の下側には、照明装置たるLED27が設けられ、開口部11内、特に帯鋸20及びその周辺を照射する。尚、照明装置としてはその種類は限定されず、LEDだけでなく他の照明手段でも良い。
図1に示した合成樹脂製または金属製のカバー(図1の第一保護カバー15と第二保護カバー16)は、正面からは視認できない。わずかに、第一鋸車ベース3の下端部に第一保護カバー15のラッチ部8bが視認でき、第二鋸車ベース4の下端部に保護カバー16のラッチ部8dが視認できる程度である。
図3は本発明の実施例に係るバンドソー1の右側面図である。第一鋸車ベース3は、ネジ22やボルトによってモータ収容部5(図1参照)に固定される。第一鋸車ベース3の駆動鋸車13の回転面がハンドル部7の把持部分の長手方向(図中の鉛直方向)に対して約40度の角度をなすように取り付けられる。第一鋸車ベース3(ギヤケース3d)上部のフック支持部40にフック50が軸支される。フック50は矢印59のように約90度回動できるように構成される。実線で示すフック50の位置は、フック50を使用しない収納状態であり、点線で示すフック50’は、フック50を使用する時の状態、つまり展開状態である。ここでは、フック50は回転角にして約90度回転した2カ所においてロックがかかるように構成される。
フック50は、実線で示す収容時に矢印24に示すハウジング2の後方側突出部分、即ち第一鋸車ベース3のギヤケース3dの後方上端角部と、ラッチ部8aの突出部分とを結ぶ仮想線25よりも内側部分(ハンドル部7に近い側)にとどまるように配置される。このように収容することによって、フック50を使用しない時に、フック50が切断作業の妨げとならないように構成できる。また、点線で示すフック50’のような展開位置は、仮想線25より略直交方向に大きく突出するので、足場等の横方向パイプにバンドソー1を引っかける場合に、使い勝手がたいへん良い。また、詳細は後述するが、フック50’で示す展開位置では、フック50’が揺動しないようにロックがかかるため、フック50’が固定式のフックと同様に機能する。
図4は図2のフック支持部40の部分拡大図である。フック支持部40は第一鋸車ベース3の一部に形成され、フック50(図3参照)を取り付けるための基台部となるものである。本実施例では、ハウジングの分割構造の関係からフック支持部40を第一鋸車ベース3の鋸車収容部3aと鉛直取付面3bの間の部分に配置したが、ハウジング2における金属部分となる第一鋸車ベース3、第二鋸車ベース4のいずれかの位置にフック支持部40を取り付けるかは任意であり、本願発明の目的を達成するには、本実施例で示すフックの取付位置には限定されない。
フック機構は、フック50と、フック50(図3参照)を貫通、又は、非貫通状態で挿入させてフック50の外周面の一部を覆うようにしたフック支持部40によって主に構成される。フック支持部40は、2つのカバー部41、44と、2つのカバー部41、44の間に形成された開放部43によって構成される。開放部43によって、そこに貫通されるフック50の外周面の一部が露出するので、カバー部41、44に挟まれる領域において後述するスプリング57(後述の図6参照)を配置できる。カバー部41、44は第一鋸車ベース3と同じ金属の一体成形で製造できる。ここではアルミニウム合金製であるが、合成樹脂の一体成形で製造することも可能である。カバー部41、44は円筒状に形成された部分で、カバー部41、44の軸線と直交する側面のうち、お互い向かい合う壁面のいずれか一方側に、フック50の回転角を制限するための顎受け部46b、46dが形成される。顎受け部46は壁面に形成された4つの凹部(詳細は後述の図5参照)であって、フック50に装着されたピン56(後述する図6、図7参照)と顎受け部46a~46dのいずれかが係合することで、フック50の軸線を中心とした回転の複数箇所(ここでは2カ所)にて安定してフックの回転がロックされる。
フック支持部40の下側には、バンドソー1を図示しない定置式スタンドに取り付けるための取付部47が形成され、そこにねじ穴48aが形成される。バンドソー1は第一鋸車ベース3に形成された位置決めピン用穴49(図3参照)とねじ穴48a、さらには、ねじ穴48b(図2参照)を用いて図示しない定置式スタンドに固定される。取付部47は第一鋸車ベース3のモータ収容部5との接合面に形成される鉛直取付面3bとハンドル取付面3cに渡って固定される略直方体状の部材である。取付部47は第一鋸車ベース3と同じ金属の一体成形で製造されるため、強度的にも十分高い。フック支持部40の2つのカバー部41、44は、第一鋸車ベース3の鉛直取付面3bとハンドル取付面3cと取付部47に三面を接するようにして形成される。
図5は図4のA-A部の断面図である。カバー部44には、フック50を貫通させる貫通孔45が設けられ、カバー部41と対向する壁面には4カ所の顎受け部46a~46dが形成される。顎受け部46a~46dは、径方向に向けて放射状に形成される略V字状の凹部である。フック50には径方向穴55が形成され、そこにピン56(後述する図6参照)が圧入される。ピン56はフック50の外径よりもわずかに長く形成され、フック50の外周面の両側にて一定量の突出部分が確保され、その外周面から径方向外側に突出する部分が、顎受け部46aと46cか、又は、顎受け部46bと46dのいずれか一組の位置に係合する顎部を形成することで、フック50のロック位置が2カ所に制限される。つまり、ピン56が顎受け部46a及び46cと係合する位置がフック50の収納位置となり、ピン56が顎受け部46b及び46dと係合する位置がフック50の展開位置となる。このようにして、ピン56を用いて径方向外側に向けて突出する顎部をフック50に形成した。
図6は図2のフック支持部40とフック50の部分拡大図であって、フック50の動きを説明するための図である。カバー部41には、フック50の端部を挿入させる非貫通孔42が形成される。まだ、カバー部44はフック50を挿入させる貫通孔45が形成される。開放部43で露出するフック50に外周面には、スプリング57が設けられる。スプリング57は圧縮コイルバネであって、一方側がカバー部41の側面に当接し、他方側がピン56に当接する。ピン56は例えばロールピンであって、フック50に形成された径方向穴55に貫通させたもので、ピン56の長さがフック50の直径よりも長くなるように選択して、顎受け部46a~46dの凹部とピン56の両端突出部分が良好に接触するような長さとすることで、スプリング57の端部が、ピン56の顎受け部46a~46dとは反対側において接触するようにも構成できるので、スプリング57の端部を保持することができる。このようにフック50を貫通させた状態でスプリング57を設けたことにより、フック50が貫通孔45と非貫通孔42から矢印61の方向に移動するように付勢される。また、フック50を径方向に貫通するピン56の両端付近がフック50から外部に突出する状態にあるので、ピン56がフック50自体のカバー部44からの顎部を構成し抜け防止手段としても機能する。さらに、フック50を用いてバンドソー1を吊り下げる場合は、顎部たるピン56がバンドソー1の重量を受けとめることになる。
図7は図5のB-B部の断面図である。この断面図から明白なように、カバー部41には非貫通孔42が形成され、カバー部44には貫通孔45が形成される。フック50の取付側直柱部51の先端部は、貫通孔45の軸方向の途中に位置するような位置関係とする。このようにすることで、フック50を図7の状態からスプリング57を圧縮させながら矢印62の方向に押圧して移動させることができる。するとピン56がカバー部44の内側側壁44bと離れる方向に移動するので、フック50を図6の実線の位置から、点線で示すフック50’の位置まで作業者がフック50を約90度回転させることができる。作業者がフック50の矢印62の方向の移動を解除することで、スプリング57の付勢力によってフック50は矢印61の方向に移動し、カバー部44の顎受け部46a~46dのいずれか2つと、ピン56が当接する状態になるので、フック50は安定して保持される。
以上説明したように、本実施例のフック機構は、U字状に曲げられた金属の丸棒(フック50)に径方向穴55を形成し、径方向穴55に圧入されるピン56と、スプリング57によってフック50を保持するので、従来の折りたたみ式のフック機構に比べて少ない部品点数で同等のフック機構を実現できる。
図8は本発明の第二の実施例に係る丸のこ101の正面図である。本発明で改良したフック機構は、第一の実施例で示したバンドソー1だけに限られずに、任意の携帯型又は小型の動力工具に適用できる。図8では電池パック80で稼働するコードレス式の丸のこ101である。丸のこ101は、ベース110と、本体ハウジング102とを備える。ベース110は、金属製の略長方形の板材であって、被削材との摺動面となる。本体ハウジング102は、ベース110に前後2箇所で連結され、内部に図示しないモータと、丸のこ刃108を駆動する動力伝達機構が収容される。本体ハウジング102の上方にはハンドル部103が形成される。ハンドル部103の前方下方には、図示しないモータをオンにするトリガスイッチ117が設けられる。本体ハウジング102は、例えば樹脂製であり、丸のこ刃108よりも後方下側には電池パック装着部104が形成される。
回転する丸のこ刃108の上側にはソーカバー106が設けられ、丸のこ刃108の下側には揺動可能な保護カバー107が設けられる。切断作業を行っていない状態では、保護カバー107は、丸のこ刃108の下半分(ベース110の底面から下方に突出した部分)を、前方の一部を除いて覆う。電池パック装着部104には、電池パック80(蓄電池)が、後方からスライドさせることで着脱自在に装着される。図8に示すように、電池パック装着部104に装着された電池パック80の左側面と、本体ハウジング102の左側面は、連続するような形状とされる。
本体ハウジング102には、ブラシレスモータ109と丸のこ刃108との間の回転伝達機構を内蔵する。回転伝達機構は周知の減速機構等からなる。ハンドル部103の前端側は、下方向に延在して、本体ハウジング102のギヤカバー部分(図では見えない)と接続される。ここでは、ハンドル部103の前方側側面に収納式のフック150設けた。フック150は、金属製の丸棒を略U字状に折り曲げて、その一端側をハンドル部103の先端に取り付けたフック支持部140にて保持する。フック支持部140は合成樹脂の一体部品であって、本体ハウジングに図示しないボルトによって着脱可能に構成される。丸のこ101にフック機構が不要なユーザは、フック150及びフック支持部140の組み立て体を装着せずに、図示しないカバー部材で、フック機構取付部115を覆うようにすれば良い。
フック機構取付部115は本体ハウジング102の一部に形成される。図8の丸のこ101では、ハンドル部103の前方側付け根付近の前面に、フック機構取付部115が設けられるが、フック機構取付部115をどこに設けて、どのようにしてフック150を取付かは動力工具毎に任意である。図8で示すフック150は、揺動軸心B1を中心にして、フック端部154が図8の状態から右方向に約90度、又は、左方向に約90度揺動できるように構成した。また、図8のフック150の位置の軸線B1に対する揺動角を0度とすると、右90度、0度、左90度の3カ所において、フック150がロックされるように、フック50の揺動角のロック機能が設けられる。
フック150の形状は、図6及び図7で示した第一の実施例のフック50の形状と近い。ここでは、金属の丸棒をU字状よりもわずかに強く曲げて、フック端部154と対向するフック支持部140側のフック端部が近づくようにしている。また、フック端部154の近くには、フックの一部分につぶし加工を施して凸状となる爪部153aを形成することによって、図示しないパイプ等に丸のこ101を掛止させた際に、フック150が掛止させた対象から外れにくくしている。
図9は図8のフック支持部140とフック150の部分拡大図であって、一部を透視図にて図示している。フック150は、折り曲げた形状が第一の実施例のフック50(図6参照)よりも強く曲げた略U字状とされ、取付側直柱部151と、掛止側直柱部153と、これらを接続する反転部152により構成される。取付側直柱部151におけるフック支持部140への取付構造は、第一の実施例のフック支持部40での取付構造と同一である。
フック支持部140はフック150を取り付けるための基台部となるもので、合成樹脂又は金属製であり、フック機構取付部115(図8参照)にネジやボルト等で取り付けられる。フック支持部140はその一部に、フック150を貫通、又は、非貫通状態で挿入してフック150の外周面の一部を覆うようにした2つのカバー部141、144と、2つのカバー部141、144の間に空間として形成された開放部143によって構成される。開放部143によって、そこに貫通されるフック150の外周面の一部が露出するので、カバー部141、144に挟まれる領域においてスプリング157が配置される。カバー部141、144の向かい合う壁面のうちいずれか一方側の壁面には、フック150の回転角を制限するための顎受け部(図10で後述)が形成される。ここではフック150によって丸のこ101の吊り下げ荷重を支持するために、顎受け部をカバー部144側に形成して、カバー部144側とピン156が当接するようにした。顎受け部146は壁面に形成された径方向に窪み最深部が延びるように形成された凹部であって、図5にて前述した第一の実施例の顎受け部46a~46dと同形状に構成できる。フック150に装着されたピン156と凹部たる顎受け部が係合することで、フック150が揺動方向の複数箇所(ここでは3カ所)にて安定して保持される。
図10は図9のC-C部の断面図である。カバー部141には軸線B1に沿って形成される貫通孔142が形成され、同様に、カバー部144には軸線B1に沿って形成される貫通孔145が形成される。2つの貫通孔142、145は図示しないドリルによる穿孔にて一度に加工できる。スプリング157は、一端側(下端側)がカバー部141の上側側面141aと当接し、他端側(上側)がピン156の側面に当接する。ピン156はフック150を軸線B1方向に直交方向に貫通する径方向穴155に圧入されるもので、例えば公知のロールピンを用いることができる。尚、径方向穴155をネジ穴として加工して、ピン156として雌ねじが形成されたネジとナット部材、または、同様の螺合手段で実現してピン156をネジ締めするように構成しても良い。また、フック150の先端部151aが貫通孔142よりも下方に突出するような形状としても良い。
ここで比較のために、従来例における丸のこのフック機構の構造を図11及び図12を用いて説明する。図11は従来の丸のこのフック支持部240とフック250の部分拡大図である。フック支持部240は、丸のこ101のフック機構取付部115に取付け可能なものである。フック250の形状は、図9で示したフック150とほぼ同様であり、特に、掛止側直柱部253と反転部252の形状、及び、爪部253aの形状は同一である。取付側直柱部251の軸線方向の長さは、フック支持部240の形状に合わせて長く形成される。また、フック250には2カ所の径方向穴255、258が形成され、それぞれにピン256、259が圧入される。ピン256、259はロールピンであって、それぞれの端部がフック250の外周面の両側よりも外側に突出するような長さとされる。
図12は図11のD-D部の断面図である。ここでは、フック支持部240には軸線B1方向に貫通する貫通孔が形成されるが、貫通孔は、上から太径部242aと、中径部242bと、細径部242cが形成される。細径部242cはフック250の外径とほぼ同じサイズの内径を有する。フック250の先端のフック端部254付近には、径方向穴258が形成されて、径方向穴258にピン259が圧入されることでフック250がフック支持部240から上方向に抜けないように保持される。フック250を用いた丸のこ101の掛止時には、ピン259がその吊り下げ荷重を受けることになる。フック250は矢印261に示す下方向の力に抗するようにスプリング257が設けられる。スプリング257の下側端部は、中径部242bと細径部242cの間の段差部分によって保持され、上側端部は円筒形のスリーブ248によって保持される。スリーブ248の上部は、ピン256の下側に当接することで、フック250がフック支持部240から上方向に移動するように付勢する。ピン256は、フック250に形成された径方向穴255に圧入されたロールピンである。
図11及び図12に示した従来例のフック機構では、フック250、フック支持部140、ピン256、259、スリーブ248、スプリング257の6点で実現された。しかしながら、図9及び図10で示した実施例のフック機構では、フック150、ピン156、フック支持部140、スプリング157の4点で実現できるので、部品点数を2点減らして、それら2点の部品のための機械加工や組み立て工程も省略できるので、製造コスト及び組み立てコストの低減が実現できた。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例えば、フックとフック支持部によって構成されるフック機構が取り付けられる動力工具は任意であり、作業者が手で持った状態で運搬できる任意の電動工具、エアー工具、その他の携帯型作業機器でも良い。また、フック機構の実現に動力源の種類は問わないので、動力源がAC電源、電池パック、高圧エアー等の任意の作業機器に適用できる。
1 バンドソー 2 ハウジング 3 第一鋸車ベース
3a 鋸車収容部 3b 鉛直取付面 3c ハンドル取付面
3d ギヤケース(収容部) 4 第二鋸車ベース 5 モータ収容部
6 鋸カバー 7 ハンドル部 8a~8d ラッチ部
9 ハンドルアーム 10 フロントハンドル 11 開口部
12a、12b ネジ用ボス部 13 駆動鋸車 13a 回転軸保持部
14 従動鋸車 14a 回転軸保持部 15 第一保護カバー
16 第二保護カバー 17 トリガスイッチ 18 オフロック解除ボタン
19 LEDライト 20 帯鋸 21 ガイドプレート
22、24 ネジ 23 テンションレバー 25 仮想線
26 ライトスイッチ 27 LED 28 製品ラベル 29 ネジ
31 第一ガイドローラ機構 32 第二ガイドローラ機構 33 ボルト
40 フック支持部 41 カバー部 42 非貫通孔
43 開放部 44 カバー部 44b 内側側壁 45 貫通孔
46a~46d 顎受け部 47 取付部 48 ねじ穴
48a、48b ねじ穴 49 位置決めピン用穴 50 フック
51 取付側直柱部 52 反転部 53 掛止側直柱部
53a 爪部 54 フック端部 55 径方向穴 56 ピン
57 スプリング 80 電池パック 102 本体ハウジング
103 ハンドル部 104 電池パック装着部 106 ソーカバー
107 保護カバー 108 丸のこ刃 109 ブラシレスモータ
110 ベース 115 フック機構取付部 117 トリガスイッチ
140 フック支持部 141 カバー部(フック支持部)
141a 上側側面 142 貫通孔 143 開放部
144 カバー部(フック支持部) 145 貫通孔
146a~146d 顎受け部 147 ねじ穴 150、250 フック
151、251 取付側直柱部 152、252 反転部
153、253 掛止側直柱部 153a、253a 爪部
154、254 フック端部 155、255、258 径方向穴
156、256、259 ピン 157、257 スプリング
240 フック支持部 242a (貫通孔の)太径部
242b (貫通孔の)中径部 242c (貫通孔の)細径部
246 顎受け部 248 スリーブ 250 フック
251 取付側直柱部 252 反転部 253 掛止側直柱部
253a 爪部 254 フック端部 255、258 径方向穴
256、259 ピン 257 スプリング

Claims (7)

  1. モータと、
    前記モータを収容するハウジングを有し、
    前記ハウジングは、金属製の収容部を有し、
    前記収容部には、前記収容部と一体的に構成され、前記収容部に対する相対的な位置関係が変更可能なようにフックを支持するフック支持部が設けられ、前記フックによって吊り下げ可能なようにした動力工具であって、
    前記フック支持部は、前記フックの外周を覆うカバー部と、取り付けられた前記フックの外周を露出される開放部を有し、
    前記フック支持部には、前記フックに付勢力を与える弾性体が接続され、
    前記フックには、前記フックの前記フック支持部からの脱落を規制するとともに、前記弾性体の付勢力を受ける受部として機能する鍔部が設けられ、
    前記弾性体の少なくとも一部は、前記開放部に配置されることを特徴とする動力工具。
  2. 前記フック支持部は、前記開放部を挟むようにして前記フックの一部を通す孔が形成され、
    前記鍔部が前記開放部に位置するように取り付けられることを特徴とする請求項に記載の動力工具。
  3. 前記ハウジングは、前記モータを収容して指示するモータ支持部を有し、
    前記ハウジングは、前記収容部と前記モータ支持部が分割可能であり、
    前記収容部と前記モータ支持部との組み付けには、ネジが使用されるとともに、前記ネジの螺合方向が前記フックの前記フック支持部への挿通方向と同方向であることを特徴とする請求項に記載の動力工具。
  4. 前記カバー部のそれぞれに、前記フックの一端側を貫通させる貫通孔が形成され、
    前記弾性体はコイルバネであって、前記開放部にて露出する前記フックが前記コイルバネを貫通するように取り付けられ、
    前記コイルバネの一方が前記カバー部に当接し、他方が前記フックの顎部に当接することを特徴とする請求項に記載の動力工具。
  5. 前記顎部は、前記フックを径方向に貫通するピン又はネジであることを特徴とする請求項に記載の動力工具。
  6. 前記フックは、金属製の一体品であって、略U字状又は略J字状に曲げられた部材であることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の動力工具。
  7. 前記動力工具はバンドソーであって、
    前記モータの回転力によって2つの鋸車間に張架された帯鋸と、
    2つの前記鋸車を離間配置して前記帯鋸の一部を露出させるための開口部を有し、
    前記フック支持部は、帯鋸が走行する作業領域の反対側に位置することを特徴とする請求項からのいずれか一項に記載の動力工具。
JP2019147208A 2019-08-09 2019-08-09 動力工具 Active JP7310428B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019147208A JP7310428B2 (ja) 2019-08-09 2019-08-09 動力工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019147208A JP7310428B2 (ja) 2019-08-09 2019-08-09 動力工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021028093A JP2021028093A (ja) 2021-02-25
JP7310428B2 true JP7310428B2 (ja) 2023-07-19

Family

ID=74667356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019147208A Active JP7310428B2 (ja) 2019-08-09 2019-08-09 動力工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7310428B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004351538A (ja) 2003-05-27 2004-12-16 Matsushita Electric Works Ltd フック付き可搬式電動工具
JP2005028572A (ja) 2004-10-25 2005-02-03 Hitachi Koki Co Ltd 電動工具
JP2009166212A (ja) 2008-01-18 2009-07-30 Hitachi Koki Co Ltd 携帯用帯鋸機

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004351538A (ja) 2003-05-27 2004-12-16 Matsushita Electric Works Ltd フック付き可搬式電動工具
JP2005028572A (ja) 2004-10-25 2005-02-03 Hitachi Koki Co Ltd 電動工具
JP2009166212A (ja) 2008-01-18 2009-07-30 Hitachi Koki Co Ltd 携帯用帯鋸機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021028093A (ja) 2021-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8770072B2 (en) Hand-held band saw
US9486934B2 (en) Accessory clamping mechanism and power tool having the same
US20120292472A1 (en) Multi-position utility hook assembly for a tool
JP2009515712A (ja) ハンドヘルド型電動操作帯鋸を支持するためのスタンド
US20190275598A1 (en) Shoe accessory for a saw
JP7310428B2 (ja) 動力工具
US8495940B2 (en) Tool units for cutting devices
JP2017189824A (ja) 回転工具
US20120067931A1 (en) Apparatus for carrying a power tool
US11684985B2 (en) Portable cutting machine
US4823666A (en) Stand for portable band saw
JP5360345B2 (ja) 動力工具
EP2678137B1 (en) Tool supporting apparatus
EP2687336B1 (en) Universal accessories for oscillating power tools
CN101396822A (zh) 可当作打链器握把的工具组合
CN1705539A (zh) 备有挂钩的移动式电动工具
JP2008062345A (ja) 動力工具
JPH1190901A (ja) 卓上切断機
US20100031518A1 (en) Hand held power saw apparatus and method
JP7443457B2 (ja) 携帯用切断機
CN212497952U (zh) 一种pvc腕带冲裁装置
JP3444076B2 (ja) チェーンバイス装置
CN210024013U (zh) 线切割拆丝装置
CN202088075U (zh) 切割机
CN217308399U (zh) 一种园林锯

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230606

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230619

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7310428

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150