JP2013221234A - めっき繊維製造装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】1本又は複数本の繊維束をめっき処理するにあたり、めっき膜厚の均一化を図ることが可能なめっき繊維製造装置及び方法を提供する。
【解決手段】めっき繊維製造装置1は、3本の繊維束を長手方向に移動させながら、繊維束をめっき槽20内のめっき液に浸すことによりめっき処理を施してめっき繊維を得るものであって、めっき液に浸される繊維束を張る動作と弛ませる動作とを交互に繰り返すリール11a〜11cの中心軸11a1〜11c1、ピンチローラ12a〜12c及び制御部90を備え、繊維束の送り出し側と巻き取り側との少なくとも一方の速度を変化させることにより、繊維束を張る動作と弛ませる動作とを交互に繰り返す。
【選択図】図1

Description

本発明は、めっき繊維製造装置及び方法に関する。
近年、高強度化、軽量化、及び耐屈曲化等の目的で、アラミド繊維、PBO(poly(p-phenylenebenzobisoxazole))繊維、及びポリアリレート繊維などの繊維にめっき処理を施して導体として用いる電線等が提案されている。ここで、めっき処理を施しためっき繊維を導体として用いる場合、めっき繊維の導体抵抗がある基準を満たす必要があり、この基準を満たすようにめっきの膜厚を目標とする値に収める必要がある。
また、繊維束をめっき液で満たされるめっき槽に供給するにあたり、繊維束を張る動作と弛ませる動作とを交互に繰り返すめっき繊維製造装置及び方法が提案されている。この装置及び方法によれば、繊維束を張る動作と弛ませる動作とを交互繰り返すため、繊維束が弛んだときに、繊維束を構成する繊維のうち、接触している繊維同士が離れることとなりめっき液が繊維束の内側まで行きわたることとなる。これにより、繊維束を構成する各繊維それぞれがめっきにより被覆され易くなり、例えば繊維束の内側にめっきが行きわたらずめっき膜厚が不均一になってしまう可能性を低減することができる(例えば特許文献1参照)。
特開2003−183886号公報
ここで、特許文献1に記載の装置及び方法では、めっき槽内に可動ローラを有し、多数の可動ローラを周期的に移動させることにより、繊維束を張る動作と弛ませる動作とを交互に繰り返している。しかし、特許文献1に記載の装置及び方法では、多数の可動ローラを有していることから、繊維束が断線してしまう可能性があった。また、特許文献1に記載の装置及び方法では、可動ローラを周期的に移動させるため、繊維束が断線したり、繊維束が可動ローラから外れてしまう可能性があった。
具体的に説明すると、特許文献1に記載の装置及び方法では、多数の可動ローラを介して繊維束を配策しているため、可動ローラと繊維束との接触が多くなり、接触による毛羽が発生しやすく、断線を引き起こしてしまう可能性があった。また、めっき槽ではめっき液の成分に隔たりが生じないようにめっき液を循環させており、可動ローラを周期的に移動させると、循環流量の影響を受けて繊維束が意図しない方向に移動し、可動ローラの軸部に巻込まれるなど断線の可能性があった。さらには、循環流量の影響を受けて繊維束が意図しない方向に移動すると、可動ローラ自体から外れてしまう可能性もあった。
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、1本又は複数本の繊維束をめっき処理するにあたり、めっき膜厚の均一化を図りつつも、断線等の可能性を低減させることが可能なめっき繊維製造装置及び方法を提供することにある。
本発明のめっき繊維製造装置は、1本又は複数本の繊維束を長手方向に移動させながら、繊維束をめっき槽内のめっき液に浸すことによりめっき処理を施してめっき繊維を得るめっき繊維製造装置であって、めっき液に浸される繊維束を張る動作と弛ませる動作とを交互に繰り返す張力調整手段を備え、張力調整手段は、繊維束の送り出し側と巻き取り側との少なくとも一方の速度を変化させることにより、繊維束を張る動作と弛ませる動作とを交互に繰り返すことを特徴とする。
本発明のめっき繊維製造装置によれば、繊維束の送り出し側と巻き取り側との少なくとも一方の速度を変化させることにより、繊維束を張る動作と弛ませる動作とを交互に繰り返すため、そもそもめっき槽内に可動ローラを有さず、めっき液の循環流量の影響も受けない。このため、めっき膜厚の均一化を図りつつも、断線等の可能性を低減させることができる。
また、本発明のめっき繊維製造装置は、張力調整手段により調整される繊維束の張力を測定する張力測定手段をさらに備えることが好ましい。
このめっき繊維製造装置によれば、繊維束の張力を測定する張力測定手段をさらに備えるため、例えば多数本の繊維束を同時にめっき処理するにあたり繊維束同士が絡まるなどにより張力異常が発生したとしても、これを検出することができる。
また、本発明のめっき繊維製造装置は、めっき槽を通過してめっき処理されためっき繊維の導体抵抗を測定する導体抵抗測定手段をさらに備え、張力調整手段は、導体抵抗測定手段により測定された導体抵抗が上昇しためっき繊維があった場合に、繊維束の線速を低下させる第1機能と、導体抵抗測定手段により測定された導体抵抗が下降しためっき繊維があった場合に、繊維束の線速を上昇させる第2機能との少なくとも一方を有することが好ましい。
このめっき繊維製造装置によれば、導体抵抗が上昇しためっき繊維があった場合に、めっき液に浸される繊維束の線速を低下させる。このため、長期に亘るめっき繊維の製造にあたり、めっき液の成分に変化が生じてめっき膜厚が減少するような事態が発生したとしても、繊維束の線速を低下させることにより繊維束がめっき液に長く浸されることとなり、めっき膜厚を確保することに寄与することができる。又は、導体抵抗が下降しためっき繊維があった場合に、めっき液に浸される繊維束の線速を上昇させる。このため、逆にめっき膜厚が増加するような事態が発生したとしても、繊維束の線速を上昇させることにより繊維束がめっき液に短く浸されることとなり、めっき膜厚を減少させることに寄与することができる。
また、本発明のめっき繊維製造装置は、めっき槽を通過してめっき処理され導体抵抗測定手段に導体抵抗が測定される前のめっき繊維を乾燥させる乾燥手段をさらに備えることが好ましい。
このめっき繊維製造装置によれば、めっき槽を通過してめっき処理され導体抵抗が測定される前のめっき繊維を乾燥させる乾燥手段をさらに備えるため、液体の付着により誤った導体抵抗値を測定してしまう事態を防止することができる。
また、本発明のめっき繊維製造装置は、めっき槽内のめっき液の成分を分析する分析手段と、分析手段による分析結果に応じて、一定のめっき液成分とするために、めっき槽に不足しためっき液成分を補充するめっき液制御手段と、をさらに備えることが好ましい。
このめっき繊維製造装置によれば、一定のめっき液成分とするために、不足しためっき液成分を補充する。このため、長期に亘るめっき繊維の製造にあたり、めっき液の成分に変化が生じてめっき膜厚が減少するような事態が発生したとしても、不足しためっき液成分の補充によりめっき液の成分変化に対応することができ、めっき膜厚を確保することに寄与することができる。
また、本発明のめっき繊維製造方法は、1本又は複数本の繊維束を長手方向に移動させながら、繊維束をめっき槽内のめっき液に浸すことによりめっき処理を施してめっき繊維を得るめっき繊維製造方法であって、めっき液に浸される繊維束を張る動作と弛ませる動作とを交互に繰り返す張力調整工程を有し、張力調整工程では、繊維束の送り出し側と巻き取り側との少なくとも一方の速度を変化させることにより、繊維束を張る動作と弛ませる動作とを交互に繰り返すことを特徴とすることを特徴とする。
このめっき繊維製造方法によれば、繊維束の送り出し側と巻き取り側との少なくとも一方の速度を変化させることにより、繊維束を張る動作と弛ませる動作とを交互に繰り返すため、そもそもめっき槽内に可動ローラを有さず、めっき液の循環流量の影響も受けない。このため、めっき膜厚の均一化を図りつつも、断線等の可能性を低減させることができる。
本発明によれば、1本又は複数本の繊維束をめっき処理するにあたり、めっき膜厚の均一化を図りつつも、断線等の可能性を低減させることが可能なめっき繊維製造装置及び方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係るめっき繊維製造装置を示す概略構成図である。 図1に示した送り出し装置の概略構成図である。 図1に示した導体抵抗測定装置の概略構成図である。 図3に示した導体抵抗測定装置の動作を示す概略図であり、(a)は初期位置状態を示し、(b)は移動後の位置を示している。 本実施形態に係るめっき繊維製造方法を示すフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態に係るめっき繊維製造装置を示す概略構成図である。同図に示すようにめっき繊維製造装置1は、複数本の繊維束を長手方向に移動させながら、それら繊維束をめっき槽内のめっき液に浸すことにより金属によるめっき処理を施してめっき繊維を得るものである。ここで、繊維束を構成する繊維には、例えばアラミド繊維、ポリアリレート繊維、及びPBO繊維などの高強度繊維が用いられ、金属めっきには、例えば銅やスズなどが用いられる。なお、図1では3本(複数本)の繊維束にめっき処理を施すめっき繊維製造装置1を図示しているが、特に複数本に限らず、1本の繊維束に対してめっき処理を施すものであってもよい。
このようなめっき繊維製造装置1は、図1に示すように、送り出し装置10と、めっき槽20と、分析装置(分析手段)30と、補充器40と、水洗装置50と、乾燥器(乾燥手段)60と、導体抵抗測定装置(導体抵抗測定手段)70と、巻き取り装置80と、制御部(張力調整手段)90とから構成されている。
送り出し装置10は、後段に設けられるめっき槽20に複数本の繊維束を供給するものである。めっき槽20は、めっき液で満たされる容器であり、複数本の繊維束はめっき槽20内のめっき液に浸されることによりめっき処理が施されることとなる。分析装置30は、めっき槽20内のめっき液の成分を分析するものである。
補充器40は、各めっき液成分を有しており、めっき槽20内のめっき液について一定のめっき液成分とするために、めっき槽20に不足しためっき液成分を補充するものである。ここで、めっき液成分は、ホルマリン、硫酸銅、水酸化ナトリウム等である。水洗装置50は、めっき槽20の後段に設けられ、めっき処理が施された複数本の繊維束(すなわち複数本のめっき繊維)を水洗いするものである。
乾燥器60は、水洗装置50により水洗いされた複数本のめっき繊維を乾燥させるものであり、温風や加熱等が利用される。導体抵抗測定装置70は、複数本のめっき繊維それぞれの導体抵抗値を測定するものである。巻き取り装置80は、導体抵抗測定装置70により導体抵抗が測定されためっき繊維をリール等に巻き取るものである。
次に、各部について詳細に説明する。図2は、図1に示した送り出し装置10の概略構成図である。図2に示すように、送り出し装置10は、3つのリール11a〜11cと、3つのピンチローラ(張力調整手段)12a〜12cと、3つのダンサー(張力測定手段)13a〜13cと、3つのセンサ(張力測定手段)14a〜14cとを備えている。これらのうち、リール11a、ピンチローラ12a、ダンサー13a及びセンサ14aにより第1の系が構成されている。同様に、リール11b、ピンチローラ12b、ダンサー13b及びセンサ14bにより第2の系が構成され、リール11c、ピンチローラ12c、ダンサー13c及びセンサ14cにより第3の系が構成される。なお、図2では3つの系を示しているが、特に3つに限らず、1つ、2つ又は4つ以上であってもよい。
リール11a〜11cは繊維が巻き付けられているものである。このリール11a〜11cの中心軸(張力調整手段)11a1〜11c1は制御部90によって回転数が制御されるようになっている。ピンチローラ12a〜12cは、リール11a〜11cから繊維束を引き出すものであり、可動ローラ12a1〜12c1と自由ローラ12a2〜12c2とによって構成されている。可動ローラ12a1〜12c1は、モータにより駆動されるものである。自由ローラ12a2〜12c2は、モータ等を有さず軸を中心に自由回転する構成となっている。また、可動ローラ12a1〜12c1は、空気圧がかけられて自由ローラ12a2〜12c2側に付勢されている。このため、可動ローラ12a1〜12c1が回転すると、自由ローラ12a2〜12c2もこれに合わせて回転することとなる。また、両ローラ12a1〜12c1,12a2〜12c2間には繊維束が配索されており、可動ローラ12a1〜12c1が回転することで(図2では反時計回りに回転することで)、リール11a〜11cから繊維束が引き出されることとなる。
ダンサー13a〜13cは、ピンチローラ12a〜12cにて引き出された繊維束それぞれに対して設けられ、めっき槽に浸される前に各繊維束の張力に応じて動作するものである。このダンサー13a〜13cは、軸部13a1〜13c1と、張力受け部13a2〜13c2と、重りWとから構成されており、張力受け部13a2〜13c2と重りWとは、軸部13a1〜13c1に対してヤジロベエ状に取り付けられている。また、軸部13a1〜13c1と張力受け部13a2〜13c2とはローラ機能を有しており、繊維束の配索に寄与する構成となっている。
このようなダンサー13a〜13cでは繊維束の張力に応じて重りWの位置が変化する構成となっている。例えば張力が通常の状態である場合、第1ダンサー13aのように重りWが位置しているとする。この状態から繊維束の張力が高まったとすると、その張力によって張力受け部13a2〜13c2が引き上げられて重りWは第3ダンサー13cに示すように位置する。逆に、繊維束の張力が低下したとすると、張力受け部13a2〜13c2の自重によって重りWは第3ダンサー13cに示すように位置する。
また、センサ14a〜14cは、ダンサー13a〜13cの状態(特に重りWの位置)を監視するものである。また、図1に示すように各センサ14a〜14cは、制御部90に接続されており、重りWの位置信号(すなわち張力信号)を制御部90に送信する構成となっている。
再度図1を参照する。図1に示すようにめっき槽20は上面が開放された略直方体形状となった容器であり、内部がめっき液で満たされている。また、めっき槽20は、繊維束の導入口となる複数の入口側切込20aと、めっき繊維の排出口となる複数の出口側切込20bとを備えている。これら切込20a,20bは上部から下部に向かって切り込まれており、繊維束は入口側切込20aを伝ってめっき液内に浸されてめっき処理が施され、めっき繊維は出口側切込20bを伝って排出される。
分析装置30は、めっき槽20内のめっき液を一部取り出して、その成分を評価分析するものである。一般に適正なめっきを行うためには、例えば無電解めっきにおいてCu成分、NaOH成分、及びHCHO成分等が含有されている必要がある。分析装置30は、めっき液を一部取り出し、試薬であるCu成分、NaOH成分、及びHCHO成分等を吸光度測定や滴定分析することにより、その成分を分析する。また、分析装置30は、その分析結果を制御部90に送信する構成となっている。
図3は、図1に示した導体抵抗測定装置70の概略構成図である。なお、図3では1本のめっき繊維を例に説明するが、導体抵抗測定装置70は、複数本全てのめっき繊維について導体抵抗を測定するものである。
図3に示す導体抵抗測定装置70は、めっき繊維の導体抵抗を測定するものであって、第1〜第4電極71a〜71dと、定電流電源72と、電圧計73とから構成されている。
第1電極71aと第3電極71c、及び、第2電極71bと第4電極71dは、互いにめっき繊維を挟み込む形状に構成されている。また、第1及び第2電極71a,71bは定電流電源72に接続されている。このため、めっき繊維のうち、4つの電極71a〜71dに挟まれる部位には定電流電源72と導体抵抗とに応じた電圧が生じることとなる。また、第3及び第4電極71c,71dは電圧計73に接続されている。このため、電圧計73は、4つの電極71a〜71dに挟まれる部位の電圧値を計測することとなり、導体抵抗測定装置70は、この電圧値と予め既知となる定電流電源72の電流値とから導体抵抗を求めることとなる。導体抵抗測定装置70は、導体抵抗を測定するとその情報を制御部90に送信することとなる。なお、導体抵抗測定装置70のうち導体抵抗の演算については制御部90に行わせるようにしてもよい。
ここで、導体抵抗測定装置70は、めっき繊維の流れを止めないようにするために、移動機構を備えている。図4は、図3に示した導体抵抗測定装置70の動作を示す概略図であり、(a)は初期位置状態を示し、(b)は移動後の位置を示している。図4(a)に示すように、まず各電極71a〜71dは、めっき繊維を挟み込む。このとき、導体抵抗測定装置70は図3に示す初期位置にてめっき繊維を挟み込み、その後図4(b)に示すようにめっき繊維の線速に合わせて移動する。そして、測定が完了すると各電極71a〜71dは挟み込みを解除し、図3に示す初期位置に移動する。これを繰り返すことにより、導体抵抗測定装置70は、めっき繊維の流れを止めず、導体抵抗の測定を行うことができる。
なお、上記導体抵抗測定装置70は、めっき繊維の流れを止めない構成となっているが、これに限らず、測定開始から完了までの期間、導体抵抗測定装置70の内部のみにおいてめっき繊維の流れを止めて導体抵抗を測定する構成となっていてもよい。また、上記電極71a〜71dに代えて、電極機能を備えるローラを用いてめっき繊維の流れを止めずに導体抵抗を測定する構成となっていてもよい。すなわち、導体抵抗測定装置70は、導体抵抗を測定できれば、その構成は図3及び図4に示すものに限定されるものではない。
巻き取り装置80は、送り出し装置10と同様のピンチローラとリールとを備えており、導体抵抗測定装置70から送られてくるめっき繊維を、ピンチローラを介してリールにて巻き取る構造となっている。
再度図1を参照する。制御部90は、めっき繊維製造装置1の全体を制御するものである。特に、本実施形態において制御部90は、めっき液に浸される繊維束を張る動作と弛ませる動作とを交互に繰り返す処理を実行する。具体的に制御部90は、リール11a〜11cの中心軸11a1〜11c1の回転数を制御することにより、繊維束を張る動作と弛ませる動作とを交互に繰り返す。巻き取り装置80におけるリールの回転数が一定であるとした場合、繊維束を張るときには中心軸11a1〜11c1の回転数を低下させ、繊維束を緩めるときには中心軸11a1〜11c1の回転数を上昇させる。これにより、めっき液に浸される繊維束は、張りと弛みとを繰り返すこととなる。特に繊維束が弛んだ場合には、繊維束を構成する各繊維が離れることとなり、各繊維に対してめっき液が行きわたり易くなる。これにより、各繊維を適切にめっき処理し易くなる。
なお、繊維束を張る動作と弛ませる動作とについては、上記に限らず、例えば巻き取り装置80側のリールの回転数を制御することによって行われてもよいし、送り出し装置10及び巻き取り装置80の双方で行うようにしてもよい。さらには、送り出し装置10のピンチローラ12a〜12cの回転数によって行うようにしてもよい。加えて、巻き取り装置80側にピンチローラを備える場合には、巻き取り装置80側のピンチローラで繊維束を張る動作と弛ませる動作とを行ってもよいし、双方のピンチローラで行うようにしてもよい。
また、制御部90は、線速制御部(線速制御手段)91及びめっき液制御部(めっき液制御手段)92を備えている。線速制御部91は、繊維束(めっき繊維)の線速を制御するものである。特に、本実施形態において線速制御部91は、導体抵抗測定装置70により測定された導体抵抗が上昇しためっき繊維があった場合に、リール11a〜11cの中心軸11a1〜11c1やピンチローラ12a〜12cを制御して、繊維束の線速を低下させる制御を実行する。ここで、長期に亘るめっき繊維の製造を行うと、めっき液の成分に変化が生じてめっき膜厚が減少するような事態が発生し得る。このような場合に、線速制御部91は、繊維束の線速を低下させることで、繊維束をめっき液に長く浸してめっき膜厚を確保するようにしている。
なお、線速制御部91は、導体抵抗測定装置70により測定された導体抵抗が上昇しためっき繊維があった場合、導体抵抗が上昇しためっき繊維に該当する系のみについて線速を低下させるようにしてもよいし、全ての系について線速を低下させるようにしてもよい。前者であれば、個別に調整を行うことができ、充分なめっき膜厚を有するものについては線速を遅くすることなく、製造効率が低下してしまう事態を防止することができる。また、後者であれば、めっき液の成分が変化しているが推察されることから、現時点で充分なめっき膜厚を有するめっき繊維であっても、このままの線速で製造し続けて、しばらくするとめっき膜厚は不充分となってしまうといえ、これを防止することができる。
めっき液制御部92は、分析装置30からの分析結果に基づいて、めっき槽20に不足しためっき液成分を補充するものである。例えば長期に亘るめっき繊維の製造が行われた場合、めっき液の成分に変化が生じてめっき膜厚が減少するような事態が発生することがある。このような場合、線速制御部91により線速を遅くすることにより対応可能であるが、線速を遅くした程度では対応できないほどめっき液の成分が変化してしまうことがある。このような場合には、もはや不足しためっき液成分を補充するしかなく、めっき液制御部92は、補充器40内のめっき液成分をめっき槽20に補充する。これにより、めっき液の成分変化に対応することができ、めっき膜厚を確保するようにしている。
次に、本実施形態に係るめっき繊維製造方法を説明する。まず、本実施形態において制御部90は、めっき液に浸される繊維束を張る動作と弛ませる動作とを交互に実行している。この際、制御部90は、繊維束の送り出し側と巻き取り側との少なくとも一方の速度を変化させることにより、繊維束を張る動作と弛ませる動作とを交互に繰り返す。これにより、繊維束の内側までめっき液を行きわたらせるようにしている。そして、本実施形態では、この状態において図5に示すフローチャートの処理が実行される。
図5は、本実施形態に係るめっき繊維製造方法を示すフローチャートである。図5に示すように、まず制御部90は、所定時間経過したか否かを判断する(S11)。所定時間経過していないと判断した場合(S11:NO)、処理はステップS15に移行する。
一方、所定時間経過したと判断した場合(S11:YES)、制御部90は、分析装置30を制御して、めっき液の分析を行う(S12)。その後、制御部90は、分析装置30から送信される分析結果に基づいて、めっき液の成分が正常範囲内であるか否かを判断する(S13)。正常範囲内でないと判断した場合(S13:NO)、めっき液制御部92は、補充器40内のめっき液成分をめっき槽20に補充する(S14)。そして、処理はステップS15に移行する。なお、ステップS14においてはめっき液成分の補充量を変化させるようにしてもよい。すなわち、めっき液の成分が正常範囲から外れる度合いに応じて、めっき液成分の補充量を増減させるようにしてもよい。
一方、めっき液の成分が正常範囲内であると判断した場合(S13:YES)、制御部90は、センサ14a〜14cからの信号に基づいて、張力が当初予定していた範囲内を維持しているか否かを判断する(S15)。より詳細に本実施形態では繊維束を張ったり弛ませたりする。このため、張ったときの張力、及び、弛ませたときの張力のそれぞれが当初予定していた範囲内を維持しているか否かを判断することとなる。
張力が当初予定していた範囲内を維持していないと判断した場合(S15:NO)、制御部90は、繊維束の搬送を停止させるなどする(S16)。例えば張力が当初予定していた範囲内を維持していない場合とは、繊維束同士が絡まったり、繊維束が搬送過程において引っ掛かったりしたことが考えられる。このため、ステップS15においてNOと判断された場合、制御部90は、繊維束の搬送を停止させるなどする。そして、処理はステップS1に移行する。なお、この場合において制御部90は、張力異常が発生した系のみ停止させてもよいし、全体を停止させるようにしてもよい。さらに制御部90は、警報を発するようにしてもよい。
張力が当初予定していた範囲内を維持していると判断した場合(S15:YES)、線速制御部91は、導体抵抗測定装置70を制御して、めっき繊維の導体抵抗を測定する(S17)。次いで、制御部90は、導体抵抗が所定値以上上昇したか否かを判断する(S18)。
導体抵抗が所定値以上上昇したと判断した場合(S18:YES)、線速制御部91は、繊維束の線速を低下させる(S19)。これにより、繊維をめっき液に長く浸すようにし、めっきの膜厚を確保して導体抵抗の減少を図る。そして、処理はステップS1に移行する。
一方、導体抵抗が所定値以上上昇していないと判断した場合(S18:NO)、制御部90は電源がオフされたか否かを判断する(S20)。電源がオフされていないと判断した場合(S20:NO)、処理はステップS1に移行する。電源がオフされたと判断した場合(S20:YES)、図5に示す処理は終了する。なお、線速の低下は、例えば送り出し装置10及び巻き取り装置80のリール11a〜11cの回転数を共に低下させることで実現される。
このようにして、本実施形態に係るめっき繊維製造装置1及び方法によれば、繊維束の送り出し側と巻き取り側との少なくとも一方の速度を変化させることにより、繊維束を張る動作と弛ませる動作とを交互に繰り返すため、そもそもめっき槽20内に可動ローラを有さず、めっき液の循環流量の影響も受けない。このため、めっき膜厚の均一化を図りつつも、断線等の可能性を低減させることができる。
また、繊維束の張力を測定するダンサー13a〜13c及びセンサ14a〜14cをさらに備えるため、例えば多数本の繊維束を同時にめっき処理するにあたり繊維束同士が絡まるなどにより張力異常が発生したとしても、これを検出することができる。
また、導体抵抗が上昇しためっき繊維があった場合に、めっき液に浸される繊維束の線速を低下させる。このため、長期に亘るめっき繊維の製造にあたり、めっき液の成分に変化が生じてめっき膜厚が減少するような事態が発生したとしても、繊維束の線速を低下させることにより繊維束がめっき液に長く浸されることとなり、めっき膜厚を確保することに寄与することができる。
なお、導体抵抗が下降しためっき繊維があった場合に、めっき液に浸される繊維束の線速を上昇させるようにしてもよい。この場合、逆にめっき膜厚が増加するような事態が発生したとしても、繊維束の線速を上昇させることにより繊維束がめっき液に短く浸されることとなり、めっき膜厚を減少させることに寄与することができるからである。
また、めっき槽を通過してめっき処理され導体抵抗が測定される前のめっき繊維を乾燥させる乾燥器60をさらに備えるため、液体の付着により誤った導体抵抗値を測定してしまう事態を防止することができる。
また、一定のめっき液成分とするために、不足しためっき液成分を補充する。このため、長期に亘るめっき繊維の製造にあたり、めっき液の成分に変化が生じてめっき膜厚が減少するような事態が発生したとしても、不足しためっき液成分の補充によりめっき液の成分変化に対応することができ、めっき膜厚を確保することに寄与することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。
例えば、本実施形態では繊維の一例として高強度繊維を例示しているが、特に繊維はこれに限られるものではない。また、高強度繊維としてアラミド繊維、ポリアリレート繊維、及びPBO繊維を示しているが、これに限らず、更なる技術開発によりこれらと同様の耐屈曲性や強度の繊維が開発された場合には、その繊維であっても適用可能である。
また、各種構成については図示したものに限られない。例えば、上記ではダンサー13a〜13c及びセンサ14a〜14cを張力測定手段の一例として説明したが、張力の測定はダンサー13a〜13c及びセンサ14a〜14cに限られるものではない。また、張力調整手段についても図示したものに限られない。
また、上記実施形態では3本の繊維束に一括してめっき処理を施す例を説明したが、これに限らず、1本、2本又は4本以上の繊維束に一括してめっき処理を施す装置及び方法であってもよい。
1…めっき繊維製造装置
10…送り出し装置
11a〜11c…リール
11a1〜11c1…中心軸(張力調整手段)
12a〜12c…ピンチローラ(張力調整手段)
12a1〜12c1…可動ローラ
12a2〜12c2…自由ローラ
13a〜13c…ダンサー(張力測定手段)
13a1〜13c1…軸部
13a2〜13c2…張力受け部
14a〜14c…センサ(張力測定手段)
20…めっき槽
20a…入口側切込
20b…出口側切込
30…分析装置
40…補充器
50…水洗装置
60…乾燥器
70…導体抵抗測定装置(導体抵抗測定手段)
71a〜71d…電極
72…電源電圧
73…電流計
80…巻き取り装置
90…制御部(張力調整手段)
91…線速制御部(線速制御手段)
92…めっき液制御部(めっき液制御手段)
W…重り

Claims (6)

  1. 1本又は複数本の繊維束を長手方向に移動させながら、前記繊維束をめっき槽内のめっき液に浸すことによりめっき処理を施してめっき繊維を得るめっき繊維製造装置であって、
    めっき液に浸される繊維束を張る動作と弛ませる動作とを交互に繰り返す張力調整手段を備え、
    前記張力調整手段は、繊維束の送り出し側と巻き取り側との少なくとも一方の速度を変化させることにより、繊維束を張る動作と弛ませる動作とを交互に繰り返す
    ことを特徴とするめっき繊維製造装置。
  2. 前記張力調整手段により調整される繊維束の張力を測定する張力測定手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のめっき繊維製造装置。
  3. 前記めっき槽を通過してめっき処理されためっき繊維の導体抵抗を測定する導体抵抗測定手段をさらに備え、
    前記張力調整手段は、前記導体抵抗測定手段により測定された導体抵抗が上昇しためっき繊維があった場合に、繊維束の線速を低下させる機能と、前記導体抵抗測定手段により測定された導体抵抗が下降しためっき繊維があった場合に、繊維束の線速を上昇させる機能との少なくとも一方を有する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のめっき繊維製造装置。
  4. 前記めっき槽を通過してめっき処理され前記導体抵抗測定手段に導体抵抗が測定される前のめっき繊維を乾燥させる乾燥手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項3に記載のめっき繊維製造装置。
  5. 前記めっき槽内のめっき液の成分を分析する分析手段と、
    前記分析手段による分析結果に応じて、一定のめっき液成分とするために、前記めっき槽に不足しためっき液成分を補充するめっき液制御手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のめっき繊維製造装置。
  6. 1本又は複数本の繊維束を長手方向に移動させながら、前記繊維束をめっき槽内のめっき液に浸すことによりめっき処理を施してめっき繊維を得るめっき繊維製造方法であって、
    めっき液に浸される繊維束を張る動作と弛ませる動作とを交互に繰り返す張力調整工程を有し、
    前記張力調整工程では、繊維束の送り出し側と巻き取り側との少なくとも一方の速度を変化させることにより、繊維束を張る動作と弛ませる動作とを交互に繰り返す
    ことを特徴とするめっき繊維製造方法。
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