JP2013219192A - 半導体レーザ - Google Patents

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Abstract

【課題】 半導体レーザに関し、温度制御を要することなくモードホップを抑制する。
【解決手段】 前方分布ブラッグ反射器部における回折格子の導波光に対する最大反射率とその最大反射率を有する波長を後方分布ブラッグ反射器部における回折格子の導波光に対する最大反射率とその最大反射率を有する波長と異なるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は半導体レーザに関し、例えば、高速光通信に用いられる半導体光源に用いられる分布ブラッグ反射器部と分布帰還型発振部とを備えた半導体レーザに関する。
通信サービスの多様化・多機能化に伴い、光ファイバ通信の伝送容量に対する要求は年々増加している。大容量伝送に適した送信機あるいは中継器に用いる半導体光源への市場の要求は大きい。
次世代の光通信用の半導体光源には、25Gbps〜100Gbpsの高速動作と同時に小型化・低消費電力化が要求されている。外部変調器を持たず、活性層への注入電流を直接変調することでデータ送信を行う直接変調レーザは、小型・低消費電力の観点で有利であり、これを25Gbps以上の高速動作させるための研究・開発が進められている。
直接変調レーザで高速動作を実現するには、素子容量を抑制して電気的な応答速度を向上させると共に、共振器内の光子寿命と利得とに依存する緩和振動周波数を増大して光強度変化の応答速度を向上させる必要がある。このためには、共振器長を短くしつつ発振閾値利得を下げることが求められる。
このような要請に応える半導体レーザ構造として、分布帰還型半導体レーザ(DistributedFeedback Laser:DFBレーザ)に分布ブラッグ反射器(DistributedBragg Reflector:DBR)構造を集積したDRレーザ(DistributedReflector Laser)が提案されている(例えば、特許文献1或いは特許文献2参照)。
ここで、図18乃至図20を参照して従来のDRレーザを説明する。図18は従来のDRレーザの概略的側面断面図であり、n型基板51の表面に回折格子52を形成し、この回折格子52を回折格子層53で埋め込み、その上に活性層54を形成するとともに、その両側に光導波層55を形成する。この活性層54及び光導波層55の上にp型クラッド層56を形成し、活性層54に対応する領域にp側電極57を形成するとともに、n型基板51の裏面にn側電極を形成する。また、端面には反射防止膜59,60を形成する。
このように、DRレーザは、活性層54へ電流注入し利得を持たせるDFB領域と、発振波長の光に対して透明な光導波層55を有するDBR領域とから構成される。いずれの領域にも回折格子52を設け、活性領域はDFBレーザとして、光導波層55を有する領域は分布反射鏡(DBR)として動作させる。
DRレーザ構造の最大の利点は、共振器長の小さなレーザが簡便かつ歩留まり良く作製可能な点にある。例えば、端面出射型の半導体レーザは、端面での光散乱を防ぐために、結晶面で劈開することで端面を形成する。一般に素子長が150μm以下の試料を劈開で作製するのは困難であるため、単純なDFBレーザを用いて共振器長の小さな素子を作製するのは難しい。
一方、DRレーザは回折格子52の光結合係数の調整によりDBR部の反射率を上げ、ほぼ活性領域(DFB部)のみに共振器長を設定することが出来るため、素子長自体は長く、例えば、300μm程度にしつつ、共振器長を非常に短く、例えば、10μm〜100μm程度にできるため、容易に共振器長の小さな素子を形成することができる。
また、単純なDFBレーザの場合、回折格子の端面位相ばらつきが製造歩留まりの劣化を引き起こすことが知られている。回折格子の格子間隔Λは、
Λ=m(λ/2n) ・・・(1)
で与えられる。但し、mは回折の次数、λは真空中の波長、nは導波路の有効屈折率である。
ここでは高速変調用の短共振器レーザを考えているが、短素子長で十分な回折効率を得るには1次の回折(m=1)が使われる。ごく一般的な通信用の光波長1.55μm帯レーザをInP基板上に形成する場合を考えると、nは3.2前後となるのでΛは240nm程度となる。劈開の位置精度は一般に数μm程度であり、よって素子端面に回折格子の山の部分が当たるか谷の部分が当たるかは制御不能である。
この端面位相のばらつきはDFBレーザの発振スペクトルに影響を与え、発振モードが設計と異なってしまう原因となる。この端面位相ばらつきの影響を抑制するために、端面への反射防止膜形成が行われるが、単純なDFBレーザでこれを行った場合に、特に、短い素子では共振器としてのフィードバックが不十分になり発振が難しくなる。
これに対して、DRレーザであれば、素子が元々反射鏡を備えた構造であるから端面に反射防止膜を形成しても十分なフィードバックを確保可能であり、端面位相ばらつきの影響を排除した高歩留まりの短共振器レーザが実現される。
特開平03−230808号公報 特開2001−160635号公報
上述のように、DRレーザにおいては、DFB領域の光導波層は電流注入によって導波光に利得を与える活性層であるのに対し、DBR領域の光導波層は導波光に対して透明な層構造が用いられる。このため、DFB部への電流注入量に依存して両領域間の導波路屈折率の関係が変化する。この時に起こる現象について図19を参照して説明する。
図19は、従来のDRレーザにおけるモードホップの説明図であり、横軸を波長、縦軸を強度とし、細線でDBR部の反射スペクトルを示し、太線DFB部の透過スペクトルを示している。
内部に位相シフト領域を持たず、ある程度の大きさの回折格子結合係数κと長さLとの積、例えばκ・L〜1程度を持つDBR部の反射スペクトルは、ブラッグ波長近傍の禁制帯で大きな反射率を有し、図において細線で示したようなスペクトル形状を有する。同じく内部に位相シフト領域を持たないDFB部の透過スペクトルは、ブラッグ反射帯の両近傍に2つの強い透過ピークを有し、通常のDFBレーザはこの2つのモードのいずれかで発振することになる。なお、より正確には、利得ピーク波長がこれら主モードから大きく外れていれば、別モードで発振することもあるが、通常は主モードで発振するように利得ピーク波長を設計する。
図19(a)に示すように、DRレーザの導波路構造を適切に設計し、初期状態、即ち、電流注入の無い状態ではDBR部導波路とDFB部導波路の実効屈折率が揃っており、両導波路における回折格子のブラッグ波長が揃っているとする。
図19(b)に示すように、このDRレーザのDFB部に電流注入を行うと、レーザ発振が起こるまではDFB部ではキャリア密度が増大することによるキャリアプラズマ効果によって屈折率が減少する。その結果、DFB部のスペクトルはDBR部に対して短波長側に変移する。この状態では、DFB部の主モードのうち長波側のモードがDBR部の高反射域に合致して高いフィードバックを受けるため、先にしきい値利得に到達してこちら側のモードでレーザ発振が起こる。
図19(c)に示すように、発振後さらに注入電流を増加させると、注入された電流は光出力増大に寄与してキャリア密度は発振時の値に保たれる。このため、プラズマ効果による屈折率減少はこれ以上には進まない。一方で、素子抵抗と電流の累乗積で与えられるジュール熱の発生は電流増大に伴い増加する。通信用レーザに用いられる多くの半導体では一般に温度と共に屈折率は増加するため、今度は注入電流増加に伴いDFB部の屈折率は増加し、DFB部スペクトルが長波側へ変移する。
図19(d)に示すように、出力光強度を上げるために注入電流をさらに増加させてゆくと、遂には当初のプラズマ効果の影響を凌駕し、DFB部のスペクトルが初期状態よりも長波側にずれることになる。この状態では短波側のDFB主モードの方がDBR部の高反射域と一致するために高いフィードバックが得られ、発振モードが変化してしまう。即ち、発振モードが変わるモード飛び(モードホップ)と呼ばれる現象が発生する。
光通信等における直接変調レーザは注入電流を変化させて光強度を変調する光源であるので、注入電流量によって発振モードの変化が起こることは許容されないので、このようなモードホップの発生が問題となる。
また、同根の問題ではあるが、素子温度によって発振モードが変化してしまうという問題もあるので、図20を参照して説明する。図20は、初期状態でDBR部とDFB部の波長関係のずれがある場合の問題点の説明図であり、ここでも、横軸を波長、縦軸を強度とし、細線でDBR部の反射スペクトルを示し、太線DFB部の透過スペクトルを示している。
図20(a)に示すように、初期状態でDFB部とDBR部のブラッグ波長がずれている場合について考える。DRレーザのDFB部とDBR部とは導波路層構造が異なっており、層厚や導波路幅の調整により実効屈折率を揃えるように設計したとしても、製造時の層厚ゆらぎや導波路幅ゆらぎによって、ある程度の波長ずれは発生する場合がある。
図20(b)に示すように、発振しきい値以前の電流注入では、図19(a)で説明したように、DFB部スペクトルは短波側にずれる。ところで、レーザ素子の動作雰囲気が高温になると、一般に発振しきい値電流は増大する。これは、電流注入によって発生したキャリアのエネルギー分布が温度によって変化し、高温下では発振に寄与するキャリアの割合が減少するためである。この結果、温度によって発振以前のDFB部波長変移量が異なることになる。低温では変移が小さく、このため短波側の主モードがDBR部からの高いフィードバックを受けて発振する。
ところが高温では、図20(c)に示すように、発振までにより大きな変移が発生するために長波側の主モードがDBR部のフィードバックを受けて発振する。次世代の直接変調レーザには、低消費電力化のため、温度調整機構が不要であることが要求されており、すなわち周囲温度の変化によらない、広い温度範囲での動作が要求されている。温度によって発振モードが異なるということは、周囲温度が変化した際にモード飛びが発生するということであり、これも通信用レーザとしては致命的な欠陥となる。
したがって、分布反射器型半導体レーザにおいて、温度制御を要することなくモードホップを抑制することを目的とする。
開示する一観点からは、第1導電型半導体層、活性層及び第2導電型半導体層を順次積層した分布帰還型発振部と、前記分布帰還型発振部の光軸方向の前方に配置され、第1導電型半導体層、光導波層及び第2導電型半導体層を順次積層した前方分布ブラッグ反射器部と前記分布帰還型発振部の光軸方向の後方に配置され、第1導電型半導体層、光導波層及び第2導電型半導体層を順次積層した後方分布ブラッグ反射器部とを有し、前記前方分布ブラッグ反射器部における回折格子の導波光に対する最大反射率とその最大反射率を有する波長と前記後方分布ブラッグ反射器部における回折格子の導波光に対する最大反射率とその最大反射率を有する波長とが互いに異なっていることを特徴とする半導体レーザが提供される。
開示の半導体レーザによれば、温度制御を要することなくモードホップを抑制することが可能になる。
本発明の実施の形態のDRレーザの構成説明図である。 本発明の実施の形態のDRレーザの実効反射率の説明図である。 本発明の実施例1のDRレーザの製造工程の途中までの説明図である。 本発明の実施例1のDRレーザの製造工程の図3以降の途中までの説明図である。 本発明の実施例1のDRレーザの製造工程の図4以降の途中までの説明図である。 本発明の実施例1のDRレーザの製造工程の図5以降の途中までの説明図である。 本発明の実施例1のDRレーザの製造工程の図6以降の途中までの説明図である。 本発明の実施例1のDRレーザの製造工程の図7以降の説明図である。 本発明の実施例1のDRレーザの特性の説明図である。 本発明の実施例2のDRレーザのストライプパターンの説明図である。 本発明の実施例3のDRレーザのストライプパターンの説明図である。 本発明の実施例4のDRレーザの側面断面図である。 本発明の実施例4のDRレーザの製造工程の途中までの説明図である。 本発明の実施例4のDRレーザの製造工程の図13以降の説明図である。 本発明の実施例5のDRレーザの側面断面図である。 本発明の実施例6のDRレーザの側面断面図である。 本発明の実施例6のDRレーザの途中の製造工程の説明図である。 従来のDRレーザの概略的側面断面図である。 従来のDRレーザにおけるモードホップの説明図である。 初期状態でDBR部とDFB部の波長関係のずれがある場合の問題点の説明図である。
ここで、図1及び図2を参照して、本発明の実施の形態のDRレーザを説明する。図1は本発明の実施の形態のDRレーザの構成説明図であり、図1(a)は平面図であり、図1(b)は図1(a)におけるB−B′断面図であり、図1(c)は図1(a)におけるA−A′断面図である。
このDRレーザは、DFB部(分布帰還型発振部)12と、その前後に設けられたストライプ状メサ7からなる前方DBR部(前方分布ブラッグ反射器部)13とストライプ状メサ8からなる後方DBR部(後方分布ブラッグ反射器部)14とを備えている。DFB部12は、第1導電型半導体層3、活性層4及び第2導電型半導体層6を順次積層して形成されており、前方DBR部13及び後方DBR部14は、それぞれ第1導電型半導体層3、光導波層5及び第2導電型半導体層6を順次積層して形成されている。
本発明においては、前方DBR部13における回折格子2の導波光に対する最大反射率とその最大反射率を有する波長と後方DBR部14における回折格子2の導波光に対する最大反射率とその最大反射率を有する波長とが互いに異なるように設定する。
また、前方DBR部13及び後方DBR部14の一方の回折格子の導波光に対する最大反射率を0.9以上とし、且つ、前方DBR部13及び後方DBR部14の他方の回折格子の導波光に対する最大反射率を0.8以下とする。即ち、DBR部の一方の反射率を高反射率とし他方の反射率を低反射率とし、前後のDBR部による反射特性を非対称にすることによって、全体としての実効反射率を非対称にしたものである。
一般的に半導体レーザに用いられている反射膜の種類として、高反射膜は大凡0.8以上、特に一般的には0.9以上の反射率であり、低反射膜は0.3〜0.8位の反射率を指すことが多い。但し、高反射率側のDBR部の反射率を0.8程度にすると、十分な非対称性が得られないので、0.9以上とすることが望ましい。
このような非対称性を導入するためには、前方DBR部13における光導波層5の光導波方向の長さと、後方DBR部14における光導波層5の光導波方向の長さが互いに異なるようにすれば良い。後方DBR部14の長さを前方DBR部13に比べて長くすることで、後方DBR部14の反射率を大きくかつ平坦にし、前方DBR部13は短くすることでなだらかな波長依存性を持たせることができる。
或いは、前方DBR部13における回折格子2の導波光に対する結合係数κと、後方DBR部14における回折格子2の導波光に対する結合係数κを互いに異なるように設定しても、前後のDBR部の反射率を非対称にすることができる。具体的には、前方DBR部13における回折格子2の深さと、後方DBR部14における回折格子2の深さを互いに異なるように設定すれば良い。
高反射波長帯をずらすには、前方DBR部13における回折格子2のピッチΛと、後方DBR部14における回折格子2のピッチΛを互いに異なるように設定すれば良い。例えば、前方DBR部13の反射波長を後方DBR部14に比べて長波側にずらすのであれば、前方DBR部13の回折格子2のピッチΛを後方DBR部14における回折格子2のピッチΛより大きくする。短波側にずらすのであれば前記の反対にすれば良い。
或いは、前方DBR部13における光導波層5の厚さと、後方DBR部14における光導波層5の厚さを互いに異なるように設定しても良い。例えば、前方DBR部13の反射波長を後方DBR部14に比べて長波側にずらすのであれば、前方DBR部13の光導波層5の厚さを後方DBR部14の光導波層5の厚さより厚くすれば良い。短波側にずらすのであれば前記の反対にすれば良い。
或いは、前方DBR部13における光導波層5の幅と、後方DBR部14における光導波層5の幅を互いに異なるように設定しても良い。例えば、前方DBR部13の反射波長を後方DBR部14に比べて長波側にずらすのであれば、前方DBR部13の光導波層5の幅を後方DBR部14の光導波層5の幅より太くすれば良い。短波側にずらすのであれば前記の反対にすれば良い。
図2は本発明の実施の形態のDRレーザの実効反射率の説明図であり、破線で示す後方DBR部14の反射率及び最大反射率が得られる波長と一点鎖線で示す前方DBR部13の反射率の最大反射率が得られる波長が異なるように設定している。その結果、全体の実効反射率は実線で示すように非対称になる。ここでは、長波長側が高反射率になる非対称性を採用している。
具体的には、DRレーザのDBR領域のうち、光を出射させる前方DBR部13は反射率が小さくかつなだらかな波長依存性を持たせ、後方DBR部14は反射率が高くかつ高反射帯域では平坦な波長依存性を持たせる。
このような非対称性を導入することによって、図2(b)に示すように、DFB部とDBR部の波長関係が変化しても、常にDFB部の2つの主モードの一方の受けるフィードバック量が大きくなるので、発振モードを固定させることができる。
このように、前方DBR部13の高反射波長帯が、後方DBR部の高反射波長帯に比べて長波側にずれている場合が、電流増加に従って反射率が増加して光出力が増加しやすいために好適である。但し、その逆であっても単一モード性の観点からは同様の効果が得られるので問題はない。また、高光出力を得るために、DFB部には位相シフトを含まない構造が好適である。
本発明の構造を用いると、DFB部とDBR部との波長関係が製造誤差や注入電流量変化・温度変化等によって変化しても、常に2つのDFB主モードの片方において高い利得が得られる。この結果、製造誤差の影響を受けず、広い温度範囲・広い動作電流範囲にわたって安定な単一モード発振する光源が得られる。このような特性は次世代の高速かつ低消費電力な通信用光源として好適である。
次に、図3乃至図9を参照して、本発明の実施例1のDRレーザを説明するが、まず、図3乃至図8を参照して本発明の実施例1のDRレーザの製造工程を説明する。まず、図3(a)に示すように、n型InP基板21にレジストを塗布したのち、電子ビーム装置で回折格子パターンを露光し、現像することによってレジストパターン22を形成する。次いで、レジストパターン22をマスクとしてn型InP基板21の露出部をドライエッチングして回折格子23を形成する。
次いで、図3(b)に示すように、レジストパターン22を除去したのち、有機金属成長法(MOVPE法)を用いて、厚さが100nmのn型InGaAsP層24及び厚さが60nmのn型InP層25を順次堆積する。
引き続いて、図3(c)に示すように、厚さが160nmのMQW活性層26及び厚さが100nmのp型InPクラッド層27を堆積させる。MQW活性層26は、厚さが10nmのInGaAsP障壁層と厚さが5nmのInGaAsP井戸層を交互に、障壁層が11層と井戸層が10層になるように成長させる。この時、InGaAsP井戸層はバンド間遷移波長が1550nmとなる組成とし、InGaAsP障壁層はバンド間遷移波長が1100nmとなる組成とする。
次いで、図4(d)に示すように、CVD(化学気相成長)法を用いてSiO膜を成膜し、フォトリソグラフィーによって形成したDFB部に対応するレジストのパターンをウエットエッチングでSiO膜に転写してSiOマスク28を形成する。次いで、SiOマスクを用いてエッチングによりp型InPクラッド層27及びMQW活性層26の露出部をエッチング除去する。
次いで、図4(e)に示すように、SiOマスク28をそのまま選択成長マスクとして、再び、MOVPE法により前後のDBR部に厚さが160nmのi型InGaAsPからなる光導波層29及び厚さが100nmのp型InPクラッド層30を順次成長させる。なお、前方のDBR部の長さは25μmとし、後方のDBR部の長さは125μmとする。
次いで、SiOマスク28を緩衝フッ酸溶液で除去したのち、再び、MOVPE法を用いて、厚さが1.4μmのp型InPクラッド層31及び厚さが300nmのp型InGaAsコンタクト層32を全面に成長させる。
次いで、図5(g)に示すように、CVD法によってSiO膜を形成したのち、フォトリソグラフィーによって形成したレジストのパターンをウエットエッチングによりSiO膜に転写して、ストライプ状パターンのSiOマスク33を形成する。次いで、このSiOマスク33をマスクとしてドライエッチングによりn型InP基板に達するまでメサエッチングを行う。この時のメサエッチングの深さは2.5μmとし、DFB部及び後方DBR部の幅を1.2μmとし、前方DBR部の幅を1.6μmとする。
次いで、図5(h)に示すように、SiOマスク33をそのまま選択成長マスクとして、MOVPE法により、メサの側面を半絶縁性InP埋込層34で埋め込む。次いで、図5(i)に示すように、SiOマスク33を緩衝フッ酸溶液で除去したのち、フォトリソグラフィーによりレジストパターン35を形成し、ウエットエッチングにより前後のDBR領域上のp型InGaAsコンタクト層32を除去する。
次いで、図6(j)に示すように、レジストパターン35を除去したのち、CVD法を用いて全面に厚さが500nmのSiO膜36を成膜する。次いで、図6(k)及び(k′)に示すように、再び全面にフォトレジストを塗布してフォトリソグラフィーによりDFB領域38に対応する開口部を有するレジストパターン37を形成し、SiO膜36の露出部を除去する。
次いで、図7(l)に示すように、真空蒸着法を用いて、全面にAu/Zn/Au膜39を堆積する。次いで、図7(m)に示すように、レジストパターン37を除去するリフトオフ工程によってDFB領域のみにAu/Zn/Au膜39を残存させてp側電極40とする。
次いで、図7(n)に示すように、スパッタ法を用いて全面に厚さが200nmのめっきシード層となるTiW膜41を形成する。次いで、図8(o)に示すように、フォトリソグラフィーによりレジストからなるめっきフレーム42を形成し、電解めっき法によりAu電極43を形成する。なお、Au電極43の厚さは1μmとし、幅は5μmとする。
次いで、図8(p)及び(p′)に示すように、めっきフレーム42を除去したのち、Au電極43をマスクとしてドライエッチングによりTiW膜41の露出部を除去する。次いで、素子の厚さが100μmになるまで裏面からn型InP基板21を研磨したのち、裏面全面にAuGe/Au膜44を蒸着し、続けてAuめっきによりn側電極45を形成する。最後に、劈開や切断によってパターン毎に分離して素子化する。
図9は、本発明の実施例1のDRレーザの特性の説明図である。図9(a)は前方DBR部の長さを50μmとし、後方DBR部の長さを100μmとした場合の特性図であり、図9(b)は実施例1のように前方DBR部の長さを25μmとし、後方DBR部の長さを125μmとした場合の特性図である。
実施例1の構造では、回折格子の回折効率κはおよそ200cm−1となり、また、導波路の実効屈折率nは約3.25程度である。図9(a)に示すように、前方DBR部の長さを50μmとし、後方DBR部の長さを100μmとした場合には、前方DBR部のピーク反射率は細い破線で示すように約60%となり、後方DBR部のピーク反射率は細い実線で示すように95%になる。ここでは、反射ピーク波長λ(回折格子のブラッグ波長)が、前方DBR部は1553nm、後方DBRは1550nmとなるように、回折格子の周期Λ=λ/2n を設定している。その結果、前後のDBRの実効反射率は、太い実線で示すように、長波長側にピークを有する非対称な反射スペクトルが得られる。これでもモードポッピングを抑制することは十分可能である。
一方、図9(b)に示すように、前方DBR部の長さを25μmとし、後方DBR部の長さを125μmとした場合には、前方DBR部のピーク反射率は細い破線で示すように約25%となり、後方DBR部のピーク反射率は細い実線で示すように98%になる。なお、ここでは、反射ピーク波長λが、前方DBR部は1555nm、後方DBRは1550nmとなるように、回折格子の周期Λ=λ/2n を設定している。その結果、前後のDBRの実効反射率は、太い実線で示すように、1550nmを中心として約5.5nmの幅を持つなだらかな傾斜を有する非対称なスペクトルが得られる。
AlGaInAs活性層を持つDFBレーザの発振波長は、1℃の温度変化に対して約0.9nm変化することが知られており、クーラーレス駆動の条件とされる25℃から85℃の温度範囲に対応するには、約5.4nmの波長変化に対応する必要がある。本願の実施例1の設計では、上述のように反射スペクトルは約5.5nm幅のなだらかな傾斜を持つため、波長変化に対応し、25℃から85℃の温度範囲で安定に単一モード発振することが可能になる。
次に、図10を参照して、本発明の実施例2のDRレーザを説明するが、この本発明の実施例2は、ストライプ形状が異なるだけで、基本的な製造工程は上記の実施例1と全く同様である。図10は、本発明の実施例2のDRレーザのストライプパターンの説明図であり、前方DBR部を細く形成したものであり、その結果、前後の実効反射率のピーク波長は短波側にずれることになるが、モードポッピングを抑制する効果がある。
次に、図11を参照して、本発明の実施例3のDRレーザを説明するが、この本発明の実施例3も、ストライプ形状が異なるだけで、基本的な製造工程は上記の実施例1と全く同様である。図10は、本発明の実施例3のDRレーザのストライプパターンの説明図であり、前方DBR部、DFB部及び後方DBR部の3領域のストライプ幅を全て異なる様にしたものであるが、モードポッピングを抑制する効果が得られる。
次に、図12乃至図14を参照して、本発明の実施例4のDRレーザを説明するが、前後のDBR部における光導波層の膜厚が互いに異なるだけ、他の基本的な構造は上記の実施例1と全く同様である。図12は、本発明の実施例4のDRレーザの側面断面図であり、前方DBR部の光導波層29の厚さを後方DBR部の光導波層29の厚さより厚くしたものである。
図13乃至図14は、本発明の実施例4のDRレーザの製造工程の説明図であり、まず、上記の実施例1の図3(c)までの工程と全く同様に、p型InPクラッド層27までを成長させる。次いで、図13(a)に示すように、SiO膜を成膜し、フォトリソグラフィーによって形成したレジストのパターンをウエットエッチングでSiO膜に転写して前方DBR部及びDFB部を覆うSiOマスク28を形成する。このSiOマスク28をマスクとして、p型InPクラッド層27及びMQW活性層26の露出部を順次エッチング除去する。
次いで、図14(b)に示すように、SiOマスク28をそのまま選択成長マスクとして、MOVPE法により、厚さが160nmのInGaAsPからなる光導波層29及び厚さが100nmのp型InPクラッド層30を順次成長させる。
次いで、図14(c)に示すように、SiOマスク28を緩衝フッ酸溶液で除去したのち、再び、SiO膜を成膜し、DFB部及び後方DBR部を覆うSiOマスク28を形成する。このSiOマスク28をマスクとして、p型InPクラッド層27及びMQW活性層26の露出部を順次エッチング除去する。
次いで、図14(d)に示すように、SiOマスク28をそのまま選択成長マスクとして、MOVPE法により、厚さが180nmInGaAsPからなる光導波層29及び厚さが80nmのp型InPクラッド層30を順次成長させる。以降は、再び、実施例1と全く同様の工程を行うことによって、図12に示した構造が得られる。
この実施例4では、前方DBR部の光導波層厚を後方DBR部に対して厚く形成しているので、前方DBR部の反射ピーク波長が後方DBR部の反射ピーク波長より長波長となる。この構造では、層厚の違いで反射ピークをずらすので、導波路幅は全ての領域で同一であって構わない。但し、層厚の違いに加えて導波路幅の違いの効果を持たせても構わないので、導波路幅がそれぞれの領域で異なっていても構わない。また、この実施例4とは逆に、後方DBR部の光導波層を厚くして、前方DBR部の反射ピークを短波側にずらしても構わない。
次に、図15を参照して、本発明の実施例5のDRレーザを説明するが、回折格子のピッチを前方DBR部と後方DBR部とで変えただけ、他の構造は上記の実施例1と全く同様である。図15は、本発明の実施例5のDRレーザの側面断面図である。図に示すように、上述の図3(a)における電子ビーム装置による回折格子パターンの描画工程において、前方DBR部の回折格子23のピッチをDFB部及び後方DBR部の回折格子23のピッチより大きくしたものである。その結果、前方DBR部の反射ピーク波長は後方DBRの反射ピークに対して長波側にずれることになる。或いは、逆に前方DBR部の回折格子のピッチを後方DBR部の回折格子のピッチより小さく形成しても構わない。
次に、図16及び図17を参照して、本発明の実施例6のDRレーザを説明するが、回折格子の深さを前方DBR部と後方DBR部とで変えただけ、他の構造は上記の実施例1と全く同様である。図16は、本発明の実施例6のDRレーザの側面断面図であり、後方DBR部の回折格子23の深さを前方DBR部の回折格子23の深さより深くしたものである。
図17は、本発明の実施例6のDRレーザの途中の製造工程の明図であり、まず、上述の図3(a)と同様にレジストパターン22をマスクとして全体に回折格子23を形成する。次いで、前方DBR部のみレジストパターン22と現像液の異なる新たなレジストパターン22で覆ったのち、再び露出部をエッチングすることによって、DFB部及び後方DBR部の回折格子23の深さをより深くする。
ここで、実施例1乃至実施例6を含む本発明の実施の形態に関して、以下の付記を付す。
(付記1)第1導電型半導体層、活性層及び第2導電型半導体層を順次積層した分布帰還型発振部と、前記分布帰還型発振部の光軸方向の前方に配置され、第1導電型半導体層、光導波層及び第2導電型半導体層を順次積層した前方分布ブラッグ反射器部と前記分布帰還型発振部の光軸方向の後方に配置され、第1導電型半導体層、光導波層及び第2導電型半導体層を順次積層した後方分布ブラッグ反射器部とを有し、前記前方分布ブラッグ反射器部における回折格子の導波光に対する最大反射率とその最大反射率を有する波長と前記後方分布ブラッグ反射器部における回折格子の導波光に対する最大反射率とその最大反射率を有する波長とが互いに異なっていることを特徴とする半導体レーザ。
(付記2)前記前方分布ブラッグ反射器部及び前記後方分布ブラッグ反射器部の一方の回折格子の導波光に対する最大反射率が0.9以上であり、且つ、前記前方分布ブラッグ反射器部及び前記後方分布ブラッグ反射器部の他方の回折格子の導波光に対する最大反射率が0.8以下であることを特徴とする付記1に記載の半導体レーザ。
(付記3)前記前方分布ブラッグ反射器部と前記後方分布ブラッグ反射器部とによる実効反射スペクトルが、長波長側で高い反射率を有する非対称なスペクトルであることを特徴とする付記1または付記2に記載の半導体レーザ。
(付記4)前記前方分布ブラッグ反射器部における光導波層の光導波方向の長さと、前記後方分布ブラッグ反射器部における光導波層の光導波方向の長さが互いに異なっていることを特徴とする付記1乃至付記3のいずれか1に記載の半導体レーザ。
(付記5)前記前方分布ブラッグ反射器部における回折格子の導波光に対する結合係数と、前記後方分布ブラッグ反射器部における回折格子の導波光に対する結合係数が互いに異なっていることを特徴とする付記1乃至付記3のいずれか1に記載の半導体レーザ。
(付記6)前記前方分布ブラッグ反射器部における回折格子のピッチと、前記後方分布ブラッグ反射器部における回折格子のピッチが互いに異なっていることを特徴とする付記1乃至付記3のいずれか1に記載の半導体レーザ。
(付記7)前記前方分布ブラッグ反射器部における回折格子の深さと、前記後方分布ブラッグ反射器部における回折格子の深さが互いに異なっていることを特徴とする付記1乃至付記3のいずれか1に記載の半導体レーザ。
(付記8)前記前方分布ブラッグ反射器部における光導波層の厚さと、前記後方分布ブラッグ反射器部における光導波層の厚さが互いに異なっていることを特徴とする付記1乃至付記3のいずれか1に記載の半導体レーザ。
(付記9)前記前方分布ブラッグ反射器部における光導波層の幅と、前記後方分布ブラッグ反射器部における光導波層の幅が互いに異なっていることを特徴とする付記1乃至付記3のいずれか1に記載の半導体レーザ。
1 第1導電型半導体基板
2 回折格子
3 第1導電型半導体層
4 活性層
5 光導波層
6 第2導電型半導体層
7,8 ストライプ状メサ
9 埋込層
10,11 電極
12 DFB部
13 前方DBR部
14 後方DBR部
21 n型InP基板
22,22,22 レジストパターン
23,23,23,23 回折格子
24 n型InGaAsP層
25 n型InP層
26 MQW活性層
27 p型InPクラッド層
28,28,28 SiOマスク
29,29,29 光導波層
30,30,30 p型InPクラッド層
31 p型InPクラッド層
32 p型InGaAsコンタクト層
33 SiOマスク
34 半絶縁性InP埋込層
35 レジストパターン
36 SiO
37 レジストパターン
38 DFB領域
39 Au/Zn/Au膜
40 p側電極
41 TiW膜
42 めっきフレーム
43 Au電極
44 AuGe/Au層
45 n側電極
51 n型基板
52 回折格子
53 回折格子層
54 活性層
55 光導波層
56 p型クラッド層
57 p側電極
58 n側電極
59,60 反射防止膜

Claims (5)

  1. 第1導電型半導体層、活性層及び第2導電型半導体層を順次積層した分布帰還型発振部と、
    前記分布帰還型発振部の光軸方向の前方に配置され、第1導電型半導体層、光導波層及び第2導電型半導体層を順次積層した前方分布ブラッグ反射器部と
    前記分布帰還型発振部の光軸方向の後方に配置され、第1導電型半導体層、光導波層及び第2導電型半導体層を順次積層した後方分布ブラッグ反射器部と
    を有し、
    前記前方分布ブラッグ反射器部における回折格子の導波光に対する最大反射率とその最大反射率を有する波長と前記後方分布ブラッグ反射器部における回折格子の導波光に対する最大反射率とその最大反射率を有する波長とが互いに異なっていることを特徴とする半導体レーザ。
  2. 前記前方分布ブラッグ反射器部及び前記後方分布ブラッグ反射器部の一方の回折格子の導波光に対する最大反射率が0.9以上であり、且つ、前記前方分布ブラッグ反射器部及び前記後方分布ブラッグ反射器部の他方の回折格子の導波光に対する最大反射率が0.8以下であることを特徴とする請求項1に記載の半導体レーザ。
  3. 前記前方分布ブラッグ反射器部における光導波層の光導波方向の長さと、前記後方分布ブラッグ反射器部における光導波層の光導波方向の長さが互いに異なっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体レーザ。
  4. 前記前方分布ブラッグ反射器部における回折格子の導波光に対する結合係数と、前記後方分布ブラッグ反射器部における回折格子の導波光に対する結合係数が互いに異なっていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の半導体レーザ。
  5. 前記前方分布ブラッグ反射器部における回折格子のピッチと、前記後方分布ブラッグ反射器部における回折格子のピッチが互いに異なっていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の半導体レーザ。
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