JP2013217553A - 汚泥混合投入方法および汚泥混合投入装置 - Google Patents

汚泥混合投入方法および汚泥混合投入装置 Download PDF

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Abstract

【課題】臭気漏洩防止と省エネルギー化とを図りつつ、汚泥を焼却炉若しくは熱分解炉などの汚泥処理炉内に圧送することができる汚泥混合投入方法および汚泥混合投入装置を提供すること。
【解決手段】焼却炉11で燃焼される脱水汚泥の一部を乾燥機によって乾燥させ、該乾燥させた乾燥汚泥C3を脱水汚泥C1に混合させて補助燃料を低減できる若しくは必要としない混合汚泥C4に変換して焼却炉11に投入する混合投入装置3であって、乾燥汚泥C3の粒状状態を維持させて脱水汚泥C1に乾燥汚泥C3を分散混合して混合汚泥C4を生成する混合機5と、混合機5から排出される混合汚泥C4を密閉状態で焼却炉11に圧送する圧送ポンプ6と、を備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、焼却炉若しくは熱分解炉などの汚泥処理炉内で燃焼される脱水汚泥の一部を乾燥装置によって乾燥させ、該乾燥させた乾燥汚泥を前記脱水汚泥に混合させて補助燃料を低減できる若しくは必要としない混合汚泥に変換して前記汚泥処理炉に投入する汚泥混合投入方法および汚泥混合投入装置に関する。
下水処理場などから発生する汚泥などを焼却する汚泥焼却炉は、COやNOなどの温室効果ガスの排出源となっていることから、温室効果ガスの低減によって環境負荷を低減することが要望されている。特に、N0は、COの310倍の温室効果があるとされ、その削減が強く要望されている。一方、汚泥焼却炉の省エネルギー化を図る必要もあり、補助燃料使用量の低減が要望されている。
特許文献1には、脱水機装置の入口側で含水率を測定し、この測定結果をもとに脱水装置によって脱水される汚泥の含水率が自燃含水率となるように制御するものが記載されている。
一方、焼却炉に投入すべき汚泥は、脱水機によって脱水されるが、この脱水汚泥に対してさらに乾燥機を用いて乾燥処理するものがある。例えば、特許文献2には、乾燥機によって乾燥処理された汚泥を、一部を塊状の汚泥粒子の状態で、循環流動層炉内の流動媒体として循環させるとともに、乾燥しない残りの汚泥を循環流動層炉内に直接投入し、乾燥汚泥と乾燥していない汚泥とを同時に燃焼処理するものが記載されている。
また、特許文献3には、脱水汚泥を造粒乾燥機で水分10%以下まで乾燥した乾燥汚泥粒に、乾燥前の水分75%以上の脱水汚泥を混合し、流動床式焼却炉に投入する汚泥粒の水分を50から70%に調整するものが記載されている。これによれば、乾燥汚泥粒の水分を調整するための水が必要とならず、その費用が不要となる。
特許第4142788号公報 特開2009−204282号公報 特開平11−316013号公報
ところで、焼却炉若しくは熱分解炉などに汚泥を搬送する場合、汚泥の臭気の漏洩防止のため、圧送ポンプを用いて焼却炉内に圧送することが好ましい。一方、焼却炉若しくは熱分解炉などに搬送すべき汚泥は、焼却炉内に投入すべき補助燃料を低減するため、例えば含水率が77%程度の含水率であることが好ましい。しかし、この汚泥は、半流動性で粘度が高く、圧送ポンプを用いて汚泥を焼却炉若しくは熱分解炉内などに圧送する場合、配管圧力損失が大きくなり、圧送が困難になる場合や圧送にかかる消費エネルギーが大きくなるという問題点があった。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、臭気漏洩防止と省エネルギー化とを図りつつ、汚泥を焼却炉若しくは熱分解炉などの汚泥処理炉内に圧送することができる汚泥混合投入方法および汚泥混合投入装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、この発明にかかる汚泥混合投入方法は、焼却炉若しくは熱分解炉などの汚泥処理炉内で燃焼される脱水汚泥の一部を乾燥装置によって乾燥させ、該乾燥させた乾燥汚泥を前記脱水汚泥に混合させて補助燃料を低減できる若しくは必要としない混合汚泥に変換して前記汚泥処理炉に投入する汚泥混合投入方法であって、前記乾燥汚泥の粒状状態を維持させて前記脱水汚泥に前記乾燥汚泥を分散混合して前記混合汚泥を生成する混合ステップと、前記混合ステップによって生成された混合汚泥を密閉状態で前記汚泥処理炉に圧送する圧送ステップと、を含むことを特徴とする。
また、この発明にかかる汚泥混合投入方法は、上記の発明において、前記乾燥汚泥の平均粒径は、2〜50mmであることを特徴とする。
また、この発明にかかる汚泥混合投入装置は、焼却炉若しくは熱分解炉などの汚泥処理炉内で燃焼される脱水汚泥の一部を乾燥装置によって乾燥させ、該乾燥させた乾燥汚泥を前記脱水汚泥に混合させて補助燃料を低減できる若しくは必要としない混合汚泥に変換して前記汚泥処理炉に投入する汚泥混合投入装置であって、前記乾燥汚泥の粒状状態を維持させて前記脱水汚泥に前記乾燥汚泥を分散混合して前記混合汚泥を生成する混合機と、前記混合機から排出される混合汚泥を密閉状態で前記汚泥処理炉に圧送する圧送ポンプと、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる汚泥混合投入装置は、上記の発明において、前記圧送ポンプは、ねじポンプ若しくはピストンポンプであることを特徴とする。
また、この発明にかかる汚泥混合投入装置は、上記の発明において、前記乾燥装置は、乾燥機と循環ブロワと乾燥機用熱交換器とが順次接続された循環路を形成し、前記汚泥処理炉を含む汚泥処理システム内の白煙防止空気熱交換器から一部の熱エネルギーを前記乾燥機用熱交換器に取り込み、該乾燥機用熱交換器が前記循環路内を流れる流体の温度を上昇させ、一部の前記脱水汚泥を前記乾燥機によって所望の含水率まで乾燥した前記乾燥汚泥を生成して前記混合機に送出することを特徴とする。
また、この発明にかかる汚泥混合投入装置は、上記の発明において、前記乾燥装置は、乾燥機と循環ブロワと乾燥機用熱交換器とが順次接続された循環路を形成するとともに、熱風発生炉を設け、前記熱風発生炉の排ガス熱エネルギーを前記乾燥機用熱交換器に取り込み、あるいは前記循環路上に直接取り込み、循環路内を流れる流体の温度を上昇させ、一部の前記脱水汚泥を前記乾燥機によって所望の含水率まで乾燥した乾燥汚泥を生成して前記混合機に送出することを特徴とする。
また、この発明にかかる汚泥混合投入装置は、上記の発明において、前記汚泥処理炉の廃ガス熱を利用した廃熱ボイラを設け、前記乾燥装置は、乾燥機と循環ブロワとが順次接続された循環路を形成するとともに、前記廃熱ボイラの発生蒸気エネルギーを前記乾燥機のジャケット内に取り込み、前記発生蒸気エネルギーを用いて前記乾燥機内の前記脱水汚泥を攪拌しながら間接加熱させて所望の含水率まで乾燥した乾燥汚泥を生成して前記混合機に送出することを特徴とする。
この発明によれば、混合機が乾燥汚泥の粒状状態を維持させて脱水汚泥に前記乾燥汚泥を分散混合して混合汚泥を生成し、圧送ポンプが前記混合汚泥を密閉状態で焼却炉若しくは熱分解炉などの汚泥処理炉に圧送するようにしているので、臭気漏洩防止と省エネルギー化とを図りつつ、汚泥を汚泥処理炉内に圧送することができる。
図1は、この発明の実施の形態にかかる混合投入装置を含む汚泥焼却炉システムの構成を示すブロック図である。 図2は、図1に示した混合投入装置の構成を示す模式図である。 図3は、汚泥焼却炉システムに流入する脱水汚泥から混合汚泥を生成して圧送する概要工程を示すフロー図である。 図4は、混合機によって混合された混合汚泥の状態を示す模式図である。 図5は、従来の混合汚泥の状態を示す模式図である。 図6は、乾燥機によって乾燥される乾燥汚泥の含水率の乾燥機出口温度依存性を示す図である。 図7は、乾燥装置の変形例1の構成を示すブロック図である。 図8は、乾燥装置の変形例2の構成を示すブロック図である。 図9は、乾燥装置の変形例3の構成を示すブロック図である。
以下、添付図面を参照してこの発明を実施するための形態について説明する。
図1は、この発明の実施の形態にかかる混合投入装置を含む汚泥焼却炉システムの構成を示すブロック図である。また、図2は、混合投入装置の構成を示す模式図である。この汚泥焼却炉システムは、汚泥焼却装置1と、乾燥装置2と、混合投入装置3とを有する。乾燥装置2と混合投入装置3とは、補助燃料を低減できる若しくは必要としない含水率をもつ混合汚泥を生成する。なお、この実施の形態では、汚泥処理炉の一例として焼却炉を有した汚泥焼却装置1を示して説明するが、汚泥処理炉は、焼却炉に限らず、熱分解炉を含む。
汚泥焼却装置1では、流入した混合汚泥を、補助燃料を削減若しくは用いずに、焼却炉11で焼却する。この焼却炉11は、流動焼却炉や循環焼却炉などの各種の焼却炉で実現される。焼却炉11からの排ガスは、温室効果ガスを低減するため、約850℃の高温ガスとして流動空気熱交換器12に入力される。
流動空気熱交換器12を経由した排ガスは、520〜550℃に下がり、白煙防止空気熱交換器13に流入する。白煙防止空気熱交換器13は、白煙防止空気ファン14によって供給される外部の常温空気と熱交換して、300℃の白煙防止空気として、白煙防止を行う排ガス処理部15に出力する。
排ガス処理部15は、白煙防止空気熱交換器13から流入した白煙防止空気を用いて白煙防止処理を行い、この白煙防止処理が施された排ガスを外部に出力する。
一方、乾燥装置2は、白煙防止空気熱交換器13から得られた低温ガスを用いて、脱水汚泥を所望の含水率まで乾燥させる装置である。この乾燥装置2は、乾燥機用熱交換器21、乾燥機22、循環ブロア23が順次接続された循環路を形成する。
乾燥機用熱交換器21は、白煙防止空気熱交換器13から流入した白煙防止空気から熱エネルギーをもらい、循環ブロア23から供給される180〜220℃の循環ガスA2を約300〜350℃の循環ガスA1に昇温させる。また、循環ガスA1に熱エネルギーを与えた排ガスは、300℃に降温されて排ガス処理部15に出力される。
乾燥機22は、乾燥機用熱交換器21側から流入する循環ガスA1を用いて、含水率78〜82%の脱水汚泥C2を乾燥させ、含水率30%以下の乾燥汚泥C3を生成する。この乾燥機22に流入した循環ガスA1は、乾燥のために熱エネルギーが奪われ、降温した180〜220℃の循環ガスA2として循環ブロア23側に出力される。循環ブロア23は、循環ガスA2を乾燥機用熱交換器21側に出力するとともに、循環ガスA2の一部をスクラバー26を介して冷却洗浄した乾燥ガスを焼却炉11に出力する。
混合投入装置3は、図2に示すように、混合調整部4、混合機5、圧送ポンプ6を有する。混合機5は、入力される含水率78〜82%の脱水汚泥C1と乾燥機22によって乾燥された含水率30%以下で粒状の乾燥汚泥C3とを、乾燥汚泥C3の粒状状態を維持して混合し、含水率77%の混合汚泥C4を生成する。この乾燥汚泥C3は、平均粒径が2〜50mmである。混合機5としては、例えば、水平に配置された2つのシャフトにパドルが取り付けられ、それぞれが反対方向に回転して対象物の混合と搬送とを同時に行う2軸式パドル混合機を用いている。一端の上部には、脱水汚泥C1が装入される装入管5aおよび乾燥汚泥C3が装入される装入管5bを有し、他端の下部には、混合された混合汚泥C4が排出される排出管5cを有する。なお、脱水汚泥C1は、圧送ポンプで供給され、乾燥汚泥C3は、スクリューコンベアで供給される。
混合調整部4は、脱水汚泥C1の含水率および装入量を監視するとともに、乾燥汚泥C3の含水率を監視し、混合後の混合汚泥C4が含水率77%となるように、乾燥汚泥C3の装入量を調整する。すなわち、混合調整部4は、脱水汚泥C1と乾燥汚泥C3との混合量を調整する。ここで、脱水汚泥C1の装入量が一定であり、乾燥汚泥C3の含水率が例えば30%で一定である場合、混合調整部4は、脱水汚泥C1の含水率の変動に応じて、含水率が77%となるように乾燥汚泥C3の装入量を決定する調整制御を行う。
圧送ポンプ6は、混合機5と焼却炉11との間を密閉状態で結合された、ねじポンプである。したがって、混合汚泥C4の圧送は、密閉された状態で焼却炉11に送り込まれるため、汚泥の臭気発散を抑えることができる。なお、圧送ポンプ6は、含水率73〜74%以上の混合汚泥を搬送することが可能である。また、圧送ポンプ6は、ねじポンプに限らず、ピストンポンプであってもよい。
ここで、図3に示すように、汚泥焼却炉システムに流入する脱水汚泥C0は、含水率78〜82%であり、その約8割は、脱水汚泥C1として混合機5に流入する。また、その約2割の脱水汚泥C2は、乾燥機22に送られて、含水率30%以下の乾燥汚泥C3として乾燥され、この乾燥汚泥C3は、混合機5に流入する。そして、混合機5は、含水率78〜82%の脱水汚泥C1と含水率30%以下の乾燥汚泥C3とを、乾燥汚泥C3の粒状状態を維持して混合し、混合汚泥C4を生成する。圧送ポンプ6は、この混合汚泥C4を焼却炉11に圧送する。この結果、焼却炉11は、補助燃料を必要とせずに、混合汚泥C4を燃焼させることができる。すなわち、補助燃料を必要としない分、エネルギー効率を向上させることができる。
図4は、図2の混合機5によって生成される混合汚泥C4の混合状態を示す図である。図4に示すように、混合機5は、含水率78〜82%の脱水汚泥C1内に粒状(平均粒径2〜50mm)の乾燥汚泥C3が分散した混合状態となっており、乾燥汚泥C3の粒状状態が維持されている。すなわち、脱水汚泥C1の水が乾燥汚泥C3に極度に染み込まない状態で分散混合される。この結果、圧送ポンプ6は、含水率78〜82%のケーキ汚泥の圧送とほぼ同じ配管抵抗(ポンプ配管内壁との間の摩擦抵抗)となり、この配管抵抗を減じるための水添加が不要となり、しかも、省エネルギー化を図ることができる。これは、乾燥汚泥C3の間隙に流動性の良い脱水汚泥が存在して潤滑剤として機能するからである。
これに対して、図5に示した従来の混合汚泥は、下水汚泥を脱水機で低含水脱水した脱水汚泥であり、含水率77%となる一体の汚泥となっている。このため、圧送ポンプは、高い粘性流体の汚泥を、高い配管抵抗に抗して圧送せざるを得ず、高いエネルギーを必要とし、場合によっては圧送が困難となり、水の添加が必要となり、結果的に混合汚泥を焼却炉11に供給することができない。なお、図4に示した混合汚泥C4は、焼却炉11内では、図5に示した従来の混合汚泥と同様に安定燃焼する。
ここで、図1に示した乾燥機22によって脱水汚泥C2を含水率30%以下の所望の含水率に乾燥させる制御は、乾燥機用熱交換器21に流入する白煙防止空気熱交換機13からの低温ガスの熱エネルギーが変動するため、高い精度と安定性が要求される。一方、図6に示すように、乾燥汚泥ケーキC3の含水率変化は、乾燥機22に流入する循環ガスの熱風温度の温度変化(L2)に比して、乾燥機22の出口温度の温度変化(L1)の方が急峻である。この結果、たとえば、含水率30%に制御する場合、乾燥機22の出口温度を検出してフィードバック制御すると、迅速かつ安定して30%の含水率に調整することができる。そこで、乾燥装置2の制御部Cは、乾燥機22の出口に配置された温度センサー27が検出した出口温度をもとに、乾燥汚泥ケーキC3が含水率30%以下の所望の含水率となるように循環路内の熱交換量を制御する。
この実施の形態では、焼却炉11若しくは熱分解炉などの汚泥処理炉内で燃焼される脱水汚泥C0の一部の脱水汚泥C2を乾燥機22によって乾燥させ、該乾燥させた乾燥汚泥C3を脱水汚泥C1に、乾燥汚泥C3の粒状状態を維持させて混合させて補助燃料を低減できる若しくは必要としない混合汚泥C4を生成し、この混合汚泥C4を密閉状態の圧送ポンプ6で焼却炉11若しくは熱分解炉などの汚泥処理炉に圧送するようにしたので、全体として高い粘性の自燃汚泥であるにもかかわらず、配管抵抗が脱水汚泥C0に近い値となり、圧送のための水添加が不要となり、圧送ポンプ6の動力エネルギーも少なくて済む。しかも、この混合汚泥は、焼却炉11若しくは熱分解炉などの汚泥処理炉内での安定燃焼性が維持される。
また、白煙防止空気熱交換器13から得られた熱エネルギーをそのまま白煙防止を行う排ガス処理部15に供給せずに、排ガス処理部15において白煙防止に必要なエネルギーは少量で済むことに着目し、汚泥焼却装置1に隣接配置される乾燥装置2が使用する熱風生成のエネルギーに利用し、残余のエネルギーを排ガス処理部15が使用するエネルギーとして供給するようにしているので、汚泥焼却炉システム全体のエネルギー効率を向上させることができる。
さらに、焼却炉11若しくは熱分解炉などの汚泥処理炉内に供給される混合汚泥C4は、焼却炉11若しくは熱分解炉などの汚泥処理炉内には補助燃料11が不要若しくは削減でき、汚泥焼却炉システム全体のエネルギー効率を高めることができるとともに、焼却炉11若しくは熱分解炉などの汚泥処理炉は、850℃という高温焼却を行っているため、温室効果ガスの低減も達成できる。
また、制御部Cが、乾燥機22の出口に配置された温度センサー27が検出した出口温度をもとに、乾燥汚泥C3が含水率30%以下の所望の含水率となるように循環路内の熱交換量を制御するようにしているので、乾燥機用熱交換器21に流入する白煙防止空気熱交換機13から白煙防止空気の熱エネルギーが変動しても、所望の含水率をもつ乾燥汚泥C3を安定かつ高い精度で得ることができる。
なお、上述した混合汚泥C4の含水率を77%としたが、これは汚泥性状、及び焼却炉11若しくは熱分解炉などの汚泥処理炉の設定状態によって変化するものであり、一例を示したものに過ぎない。
また、上述した実施の形態では、前記汚泥処理炉を含む汚泥処理システム(汚泥焼却装置1)内の白煙防止空気熱交換器から一部の熱エネルギーを乾燥機用熱交換器21に取り込んで、循環路内を流れる流体の温度を上昇させていたが、これに限らず、例えば、焼却炉11などの汚泥処理炉の廃ガス熱を利用した廃熱ボイラ100の発生蒸気エネルギーで乾燥機22を間接加熱して汚泥を乾燥してもよい。具体的には、図7に示すように、乾燥装置102の構成を乾燥機22のみとし、乾燥機22の周囲を環状に包むジャケット22a内に、廃熱ボイラ100が生成する蒸気A100を蒸気ヘッダなどを介してジャケット22a内に流入させる。乾燥機22は、乾燥機22内に装入される脱水汚泥C2を攪拌しつつ、ジャケット22a内に流入した蒸気熱で間接的に加熱し、乾燥させた乾燥汚泥C3として出力する。
また、図8に示すように、独立した熱風発生炉200を別に設け、熱風発生炉200の排ガス熱エネルギーを循環路上の乾燥機用熱交換器21に取り込んで、循環路内を流れる流体の温度を上昇させ、乾燥機22で脱水汚泥C2を乾燥させ、乾燥汚泥C3として出力する乾燥装置202としてもよい。
あるいは、図9に示すように、熱風発生炉200を循環路上に直接配置し、循環路内を流れる流体の温度を直接上昇させ、乾燥機22で脱水汚泥C2を乾燥させ、乾燥汚泥C3として出力する乾燥装置302としてもよい。
1 汚泥焼却装置
2,102,202,302 乾燥装置
3 混合投入装置
4 混合調整部
5 混合機
5a,5b 装入管
5c 排出管
6 圧送ポンプ
11 焼却炉
12 流動空気熱交換器
13 白煙防止空気熱交換器
14 白煙防止空気ファン
15 排ガス処理部
21 乾燥機用熱交換器
22 乾燥機
22a ジャケット
23 循環ブロア
24 スクラバー
27 温度センサー
100 廃熱ボイラ
200 熱風発生炉
C0,C1,C2 脱水汚泥
C3 乾燥汚泥
C4 混合汚泥

Claims (8)

  1. 焼却炉若しくは熱分解炉などの汚泥処理炉内で燃焼される脱水汚泥の一部を乾燥装置によって乾燥させ、該乾燥させた乾燥汚泥を前記脱水汚泥に混合させて補助燃料を低減できる若しくは必要としない混合汚泥に変換して前記汚泥処理炉に投入する汚泥混合投入方法であって、
    前記乾燥汚泥の粒状状態を維持させて前記脱水汚泥に前記乾燥汚泥を分散混合して前記混合汚泥を生成する混合ステップと、
    前記混合ステップによって生成された混合汚泥を密閉状態で前記汚泥処理炉に圧送する圧送ステップと、
    を含むことを特徴とする汚泥混合投入方法。
  2. 前記乾燥汚泥の平均粒径は、2〜50mmであることを特徴とする請求項1に記載の汚泥混合投入方法。
  3. 焼却炉若しくは熱分解炉などの汚泥処理炉内で燃焼される脱水汚泥の一部を乾燥装置によって乾燥させ、該乾燥させた乾燥汚泥を前記脱水汚泥に混合させて補助燃料を低減できる若しくは必要としない混合汚泥に変換して前記汚泥処理炉に投入する汚泥混合投入装置であって、
    前記乾燥汚泥の粒状状態を維持させて前記脱水汚泥に前記乾燥汚泥を分散混合して前記混合汚泥を生成する混合機と、
    前記混合機から排出される混合汚泥を密閉状態で前記汚泥処理炉に圧送する圧送ポンプと、
    を備えたことを特徴とする汚泥混合投入装置。
  4. 前記乾燥汚泥の平均粒径は、2〜50mmであることを特徴とする請求項3記載の汚泥混合投入装置。
  5. 前記圧送ポンプは、ねじポンプ若しくはピストンポンプであることを特徴とする請求項3または4に記載の汚泥混合投入装置。
  6. 前記乾燥装置は、乾燥機と循環ブロワと乾燥機用熱交換器とが順次接続された循環路を形成し、前記汚泥処理炉を含む汚泥処理システム内の白煙防止空気熱交換器から一部の熱エネルギーを前記乾燥機用熱交換器に取り込み、該乾燥機用熱交換器が前記循環路内を流れる流体の温度を上昇させ、一部の前記脱水汚泥を前記乾燥機によって所望の含水率まで乾燥した前記乾燥汚泥を生成して前記混合機に送出することを特徴とする請求項3〜5のいずれか一つに記載の汚泥混合投入装置。
  7. 前記乾燥装置は、乾燥機と循環ブロワと乾燥機用熱交換器とが順次接続された循環路を形成するとともに、熱風発生炉を設け、前記熱風発生炉の排ガス熱エネルギーを前記乾燥機用熱交換器に取り込み、あるいは前記循環路上に直接取り込み、循環路内を流れる流体の温度を上昇させ、一部の前記脱水汚泥を前記乾燥機によって所望の含水率まで乾燥した乾燥汚泥を生成して前記混合機に送出することを特徴とする請求項3〜5のいずれか一つに記載の汚泥混合投入装置。
  8. 前記汚泥処理炉の廃ガス熱を利用した廃熱ボイラを設け、
    前記乾燥装置は、乾燥機と循環ブロワとが順次接続された循環路を形成するとともに、前記廃熱ボイラの発生蒸気エネルギーを前記乾燥機のジャケット内に取り込み、前記発生蒸気エネルギーを用いて前記乾燥機内の前記脱水汚泥を攪拌しながら間接加熱させて所望の含水率まで乾燥した乾燥汚泥を生成して前記混合機に送出することを特徴とする請求項3〜5のいずれか一つに記載の汚泥混合投入装置。
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