JP2013214431A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作方法の説明を行う動作説明モードを有する加熱調理器において、操作方法の説明を行っている途中で、意図しない操作により、操作方法の説明が中断したり終了してしまうことを解決すること。
【解決手段】主電源のオンオフを入力する主電源スイッチ15と、加熱コイルを含むインバータ部を制御する制御部8と、動作状態を設定する操作部4と、設定状態を表示する表示部12と、設定状態を音声にて報知する報知部13と、表示部12と報知部13のいずれかまたは両方で操作方法の説明を行う動作説明モードに移行するための音声スイッチ16とを備え、動作説明モードに移行し操作方法の説明を行っている間は、操作部4への入力を無効とすることにより、作方法の説明を行っている途中で、意図しない操作により、操作方法の説明が中断したり終了してしまうこと防ぎ、使用者の使い勝手を向上することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般家庭及び業務用として使用される加熱調理器に関するものである。
従来、この種の加熱調理器は、直火を使わない安全な加熱装置として普及しつつあり、視覚障害者や高齢者にも安全な加熱装置として認識されている。また、便利性を向上させるため、操作スイッチに連動して音声を発生させるものが種々提案されている。
例えば、誘導加熱調理器は、現在の動作状態を確認する確認スイッチを備え、確認スイッチの操作で現在の動作状態を音声報知手段により報知している。例えば「湯沸かし動作中です。」、「湯沸かし後保温中です。」、「揚げ物動作中です。」など、行われている加熱動作の現在の状態を簡潔に表現する内容にしてある(例えば、特許文献1参照)。
使用者が加熱開始手段を操作すると、その操作内容を音声報知手段で確認することによって、誤認による誤操作を低減させる方法も考案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−078303号公報 特開2007−194010号公報
しかしながら、前記従来の構成では、多くの機能や多くの操作スイッチをもつ加熱調理器において、使用者が動作説明モードに移行させたいと意図していなくても操作する度に現在の動作状態や操作スイッチ名称を説明してしまうので、使用者が煩わしいと感じてしまうという課題を有していた。
また、現在の動作状態や操作スイッチ名称を説明する確認スイッチがそれぞれ必要になり、それらを構成する部品が増加し、また、操作部におけるスペースが減少するという課題も有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、機器の操作方法を使用者に説明することができるだけでなく、使用者が動作説明モードに移行させて操作方法の説明が行われている間は、操作部への入力を全て無効とすることにより、意図しない操作によって、操作方法の説明が中断されたり終了してしまうことを防ぎ、確実に操作方法の説明を聞くことを可能とし、使用者の使い勝手を向上することができる誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
主電源のオンオフを入力する主電源スイッチと、加熱コイルを含むインバータ部を制御する制御部と、動作状態を設定する操作部と、設定状態を表示する表示部と、設定状態を音声にて報知する報知部と、前記表示部と前記報知部のいずれかまたは両方で操作方法の説明を行う動作説明モードに移行するためのモード移行部とを備え、前記動作説明モードに移行し操作方法の説明を行っている間は、前記操作部への入力を無効としたものである。
これによって、動作説明モードにて操作方法の説明を行っている間に、操作部への入力があっても、操作方法の説明を確実に聞くことが可能となり、使用者の使い勝手を向上することが出来る加熱調理器を提供することを目的とする。
また動作説明モードに移行し操作方法の説明を行っている間も、モード移行部への入力があると、動作説明モードを終了することにより、操作方法の説明を確実に聞くことが出来るとともに、説明を終了したい場合にも、容易に終了することが可能となる。
さらに、操作方法の説明が終了し、操作が可能になっていることを知らせることにより、使用者が次の操作へスムーズに移行することができ、使い勝手を更に向上することもできる。
本発明の加熱調理器は、操作方法を説明している途中での意図せぬ操作により、操作方法の説明が中断されることを防ぎ、確実に操作方法を聞くことを可能とし、調理器の機能やスイッチに対する理解度を高め、使い勝手を向上することが出来る。
本発明の実施の形態1、2における加熱調理器のブロック図 本発明の実施の形態1におけるトッププレート1の上面図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の動作フローチャート 発明の第1の実施の形態における動作説明モードの動作フローチャート 本発明の実施の形態1における動作説明モードの表示部を示す図 本発明の実施の形態1における動作説明モードの表示部を示す図 本発明の実施の形態1における動作説明モードの表示部を示す図 本発明の実施の形態1における動作説明モードの表示部を示す図 本発明の実施の形態1における動作説明モードの表示部を示す図 本発明の実施の形態1における動作説明モードの表示部を示す図 本発明の実施の形態1における動作説明モードの表示部を示す図
第1の発明は、主電源のオンオフを入力する主電源スイッチと、加熱コイルを含むインバータ部を制御する制御部と、動作状態を設定する操作部と、設定状態を表示する表示部と、設定状態を音声にて報知する報知部と、前記表示部と前記報知部のいずれかまたは両方で操作方法の説明を行う動作説明モードに移行するためのモード移行部とを備え、前記動作説明モードに移行し操作方法の説明を行っている間は、前記操作部への入力を無効とすることにより、操作方法の説明を中断したり途中で終了することなく、操作方法の説明を最後まで確実に聞くことが可能となり、使用者の使い勝手を向上することが出来る。
第2の発明は、特に第1の発明において、前記動作説明モードに移行し操作方法の説明を行っている間も、前記モード移行部への入力があると、前記動作説明モードを終了する構成とすることにより、操作方法の説明を最後まで確実に聞くことが可能となるだけでなく、動作説明モードを終了したい場合にも、容易に終了することが可能となり、使用者の使い勝手を更に向上することが出来る。
第3の発明は、特に第1または第2の発明において、前記動作説明モードにて操作方法の説明を終了すると、前記操作部による操作を受け付け可能な状態にするとともに、前記操作部への操作が有効であることを前記表示部または前記報知部にて知らせる構成とすることにより、使用者が次の操作へスムーズに移行することができ、使用者の使い勝手を更
に向上することが出来る。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における加熱調理器のブロック図を示すものである。
図2は、本発明の第1の実施の形態におけるトッププレート1の上面図を示すものである。
図3は、本発明の第1の実施の形態における加熱調理器の動作フロー図を示すものである。
図1において本発明の実施形態の誘導加熱調理器は、機器上面に設けられたトッププレート1と、高周波磁界を発生させることによって、トッププレート1上の被加熱物10を誘導加熱する加熱コイル2(外コイル2a及び内コイル2b)と、を備える。トッププレート1は、ガラスなどの電気絶縁物からなり、赤外線を透過する。加熱コイル2は、トッププレート1の下方に設けられている。加熱コイル2は、同心円状に2分割されて外コイル2aと内コイル2bを形成している。外コイル2aと内コイル2bの間に、隙間が設けられている。被加熱物10は、加熱コイル2の高周波磁界により発生した渦電流によって、発熱する。
トッププレート1の使用者側には、主電源のオンオフを入力する主電源スイッチ15と、加熱の開始/停止や火力の調整および調理終了までの時間を設定するタイマーなどを使用者が指示できる操作部4が設けられている。また、最終操作したスイッチの名称を説明したり、動作説明モードに移行したりするためのモード移行部となる音声スイッチ16がある。また、操作部4と被加熱物10との間に加熱モードや火力やタイマーの残時間などの状態を表示する表示部12が設けられている。操作部4及び表示部12の下方には、操作部4及び表示部12を照射するための光源14が設けられている。尚、光源は1つに限るものではなく、操作部4を照らすものと表示部12を照らすものに分けられていてもよく、更には、表示する色も、それぞれ個別となっていても良いし、複数の色を使い分けることも可能である。特に表示部12を照らすものにおいて、文字を光らせる場合などは、光源14から白色で照射し、使用者が見やすい構成とすることもできる。
赤外線センサ3は、外コイル2aと内コイル2bとの間の隙間の下方に設けられる。この位置は、加熱コイル2の高周波磁界が強いため、被加熱物10の底面の略最高温度を検出することができる。被加熱物10の底面から放射された、被加熱物10の底面温度に基づく赤外線は、トッププレート1を通って入射し、外コイル2aと内コイル2bとの間の隙間を通って、赤外線センサ3により受光される。赤外線センサ3は、受光した赤外線を検出し、検出した赤外線量に基づいた赤外線検出信号を出力する。
加熱コイル2の下方には、商用電源5から供給される交流電圧を直流電圧に変換する整流平滑部6と、整流平滑部6から供給される直流電圧から高周波電流を生成し、生成した高周波電流を加熱コイル2に出力するインバータ回路7とが設けられる。また、商用電源5と整流平滑部6との間に、商用電源5から整流平滑部6に流れる入力電流を検出するための入力電流検出部9が設けられている。操作部4から送信される信号及び赤外線センサ3が検出した温度に基づいて、制御部8によりインバータ回路7のスイッチング素子のオン/オフを制御し、インバータ回路7から加熱コイル2に供給される高周波電流を制御す
る。特に操作部4からの信号では、火力の設定や加熱のオンオフの操作に基づいて動作したり、揚げ物や焼き物といった調理メニューの操作に基づいた動作を行う。揚げ物や焼き物といった調理メニューにおいては、被加熱物10の温度を一定に保つように火力を制御する必要があり、まさに赤外線センサ3にて検出した温度に基づいて制御部8にて制御することにより精度の高い温調制御が実現可能となる。
また、報知部13を有し、最終操作したスイッチの名称を説明したり、動作説明モードなど各設定状態に合わせた音声データを出力するためのスピーカー等で構成される。尚、スピーカーでなく圧電ブザー等でも実現することは可能であるが、音質が悪くなるため、スピーカー等で構成することが望ましい。
図2に、トッププレート1の上面図を示す。トッププレート1には、被加熱物10の載置場所を示す、少なくとも1つ以上(本実施形態では、加熱部11aと加熱部11bの2つ)が印刷により表示されている。加熱コイル2は、加熱部11a、加熱部11bの下方にそれぞれ配置される。加熱部11a、加熱部11bの手前側(使用者側)に、表示部12が設けられる。表示部12は、加熱コイル2の出力の大きさ、タイマの残り時間、動作モードを識別するための文字などを表示する。動作モードとは、インバータ回路7の制御による加熱動作の種類であり、例えば、炒めものをするのに適した予熱を行う予熱モード、通常の加熱を行う加熱モード、揚げ物をするのに適した油温調整を行う揚げ物モード、焼き物をするのに適した予熱を行い、引き続き温度調整を行う焼き物モードがある。また、本実施例では動作モードに主電源スイッチ15押下後、引き続き音声スイッチ16を操作することによって移行する動作説明モードも含む。また、表示部12には動作説明モードに移行した後、移行したことを案内する動作説明モード表示部12aを含む。
なお、加熱部は第1と第2の2つに限るものではなく、3つ以上有していてもよく、また誘導加熱による加熱部に限る必要はなく、例えばラジエントヒーターやシーズヒーター等による加熱部としても良い。
操作部4Aと4Bからなる操作部4は、表示部12の手前側(使用者側)に設けられる。操作部4は、複数の静電容量式のスイッチである切/入キー4a〜−キー4fを含む。スイッチである切/入キー4a〜+キー4eは、調理に関する指示を入力するためのスイッチであって、加熱部11a、加熱部11bの数に対応させて設けられている。加熱部11aは操作部4Aに対応する。加熱部11bは操作部4Bに対応する。また、動作説明モードに移行するための音声スイッチ16も表示部12の手前に設けられている。
各スイッチである切/入キー4a〜−キー4fには、それぞれ特定の機能が割り当てられている。例えば、切/入キー4aは、調理の開始及び終了を制御する機能が割り当てられたスイッチである。
メニューキー4bは、「加熱」「予熱」「揚げ物」「焼き物」の調理メニューに適した動作モードに切り換える機能が割り当てられたスイッチである。メニューキー4bを押下することによって、「加熱」「予熱」「揚げ物」「焼き物」の順に文字やイラストが点滅し、動作モードの選択が切り換えられる。「加熱」「予熱」「揚げ物」「焼き物」の動作モードが選択されているときに、切/入キー4aが操作されると、選択されている動作モードが決定され、決定された動作モードに対応する表示が点灯し、決定されなかった動作モードに対応する表示が消灯する。
アップキー4cは、火力を上げる機能が割り当てられた火力設定スイッチである。ダウンキー4dは、火力を下げる機能が割り当てられた火力設定スイッチである。
なお、操作部4は静電容量式のスイッチとしたが、これに限るものではなくタクトスイッチや抵抗膜式、画像認識式、赤外遮光式などのタッチパネルで構成してもよい。
図3に、本発明の第1の実施の形態における動作フロー図を示す。
本実施の形態においては、前述した図1、2のように構成された加熱調理器について、図3の動作フロー図により説明をする。
図3において、主電源スイッチ15をオンすると、機器に電源が供給され、step1へ移行する。step1では、動作説明モードに移行可能であることを表示部12や報知部13にて案内する。
その後、step1aに移行し、操作部4へのスイッチの入力が有るか無いかの確認を行う。入力があれば通常モードであるstepAへ移行し、入力がなければstep2へ移行する。
step2では、音声スイッチ16が押されたかどうかを判定する。もし音声スイッチ16が押されると動作説明モードへ移行し、押されてなければstep1aに戻り、入力の確認を繰り返し行う。
動作説明モード移行後の詳細については図4を用いて後述する。
また、step1aで操作部4への入力があるとstepAへ移行するが、stepAは、前記入力に対応する動作説明モード以外のメニュー選択や加熱調理などの通常モード動作を行う。
stepBでは、音声スイッチ16の操作があるかどうかの判定を行う。もし、音声スイッチ16の操作があればstepCへ移行し、なければそのまま通常モード動作を継続する。
stepCで、通常モード動作時の音声スイッチ16による入力では、動作説明モード以外の動作を行う。例えば、一度操作し、説明したスイッチの名称を報知部13にて使用者に聞き直しのため再度説明する動作などがある。なお、本実施の形態で通常モード動作時の音声スイッチ16の動作を聞き直し動作としたが、音声出力の音量切り替えや音声入り切りなど音声に関わる報知内容もしくは関連動作としてもよい。
stepCでの各スイッチの名称説明が終了すると、stepDへ移行する。
stepDは、主電源スイッチ15がオフされたかどうかを判定する。オフされたのであれば誘導加熱調理器の動作を終了し、オフされていないのであればstepBへ移行する。
図4に、本発明の第1の実施の形態における動作説明モードの動作フロー図を示す。
本実施の形態においては、前述した図1、2のように構成された加熱調理器の図3における特に、動作説明モード中の動作について、図4のフロー図により説明をする。
図4において、動作説明モード移行後、step3にて機器の操作方法を説明する動作説明モードに移行したことを表示部12や報知部13にて使用者に報知する。
なお、動作説明モード移行の表示部12を設ける構成としたが、これに限るものではなく、通常使用している表示を利用して、点滅表示や組み合わせの表示にて実現することも可能であるし、さらには、音声のみで移行したことを説明し、動作説明モードに移行したことを表示部で敢えて表示することを避ける構成としてもよい。
次にstep3aに移行し、操作部4Aへのスイッチの入力が有るか無いかの確認を行う。操作部4Aへ入力があればstep4aに移行し加熱部11aの操作方法の説明を行う。操作部4Aへ入力がなければstep3bに移行する。
step3bは、操作部4Bへのスイッチの入力が有るか無いかの確認を行う。操作部4Bへ入力があればstep4bに移行し加熱部11bの操作方法の説明を行う。操作部4Bへ入力がなければstep3cに移行する。
step3cは、主電源スイッチ15への入力が有るか無いかの確認を行う。主電源スイッチ15へ入力があれば主電源オフモードへ移行する。主電源スイッチ15へ入力がなければstep3dに移行する。主電源オフモードとは電源切の状態であり、再度、主電源スイッチ15へ入力を与えると通常モードへ移行するものである。
step3dは、その他のスイッチへ入力があればstep4dに移行し、その他のスイッチへの入力を無効とする。その他のスイッチへ入力がなければ動作説明モードの先頭に戻る。
このような構成にすることにより、機器の操作方法を使用者に説明することができるだけでなく、使用者が聞きたい加熱部の操作方法を選択することができる。特に、step3aとstep3bが重要で、操作部4Aもしくは操作部4Bのどちらかを選択して押すことにより、それに対応した加熱部の操作方法の説明を聞くことが可能になる。
step4a、step4bは操作方法の説明を1度だけ行った後、動作説明モードの先頭へ戻る構成となっている。これにより、step3aもしくはstep3bにて操作部4Aもしくは操作部4Bへの入力を行うことにより、引き続き操作方法の説明を聞くことが出来る。
図5A〜図5Gに、本発明の実施の形態1における動作説明モードの表示部を示す。
図5Aは全点灯状態を示す。図5Bは左右ヒータのメニューキー4b、動作説明モード表示部12aの点灯状態を示す。
動作説明モードに移行すると、左右ヒーターのメニューキー4b、動作説明モード表示部12aが点滅し(図5C)、報知部13にて「操作方法の説明をはじめます。左のヒーターについて説明を聞くときは、左の点滅しているメニューボタンを押してください。右のヒーターについて説明を聞くときは、右の点滅しているメニューボタンを押してください。説明時間は、全体で約8分です。説明を終了したいときは、音声ボタンを押してください。」と報知する。
なお、従来の誘導加熱調理器では魚を焼くグリルヒーターやラジエントヒーターなどを有する構成も存在しており、グリルヒーターやラジエントヒーターの操作方法を選択できる構成にしてもよい。
左ヒーターのメニューキー4bを押下し、左ヒーターの動作説明を選択すると、左ヒーターのメニューキー4b、切/入キー4aが点灯し、動作説明モード表示部12aが点滅
し(図5D)、「左のヒーターについて説明します。調理をはじめる時は、トッププレート上に点灯しているメニューボタンを押します。メニューボタンを押すと、調理メニューの文字が点灯します。」と報知部13にて報知する。引き続き、左ヒーターのメニューキー4bを実際に押下したかのような表示を行い、メニューを順次選択できることを知らせ、「メニューボタンを押すごとに、文字の点滅する位置が変わり、調理したいメニューを選択できます。」と報知部13にて報知する。
引き続き、メニューキー4bを押下したかのような表示を行い(図5F)、加熱の文字が点滅している状態で切/入キー4aを押下したかのような表示を行う。これにより、+キー4e、−キー4f、アップキー4c、ダウンキー4d、切/入キー4a、火力バーである火力表示部12b、選択されていないメニュー表示部12cが点灯し、選択されているメニュー表示部(ここでは加熱)12c、動作説明モード表示部12aは点滅し(図5E)、「通常の加熱調理を行うときはメニューボタンを押して、加熱の文字が点滅している状態にします。その状態で、スタートボタンを押すと、加熱を始めます。調理を終了するときは、切ボタンを押し、加熱を停止します。」と報知部13にて報知する。
次に、アップキー4cを押下したかのような表示を行い、火力バーである火力表示部12bを「火力9」まで変化させると同時に「加熱中、△ボタンを押すと、火力を変更できます。」と報知する。
次に、タイマの+キー4eを押下したかのような表示を行い、タイマ表示部12dを例えば「0:05」と表示し、「また、タイマーボタンを押すと、タイマを設定でき、残り時間が表示されます。時間が経過し表示された残り時間がゼロになると、自動的に加熱を停止します。」と報知部13にて報知する。
なお、タイマ表示部12dにてタイマ残り時間を表示した後、タイマカウントダウン表示を行ってもよい。
そして左ヒーターの操作方法の説明が終了すると、最後に、左右ヒーターのメニューキー4b、動作説明モード表示部12aが点灯し(図5G)、「詳しい説明については、取り扱い説明書をご確認ください。」と報知部13にて報知する。そして、再度各動作説明モードの選択状態になる。
このような一連の表示と報知の連動した動作により、あたかも実際に操作しているかのような感覚で操作方法を理解することができる。
ここで重要なのが、図4のstep3aにて左ヒーターのメニューキー4bを押下し、左ヒーターの操作方法の説明を開始してから、図5Gの表示に移り左ヒーターの操作方法の説明を終了するまでの間、操作部4への入力があっても全て無効とすることである。
例えば、左ヒーターの操作方法を説明している間に、右ヒーターを聞きたくなった場合に右ヒーターに対応したメニューキー4bを押すことにより、左ヒーターの説明の途中であっても、右ヒーターの説明を開始することも可能であるが、本発明では説明中の操作部4への入力を全て無効としている。これは、操作方法の説明を表示と音声で仮想的に説明することに対応したものであり、あたかも操作がなされているように表示と音声が移り変わるため、使用者が操作部4を意図せず不意に押してしまう可能性があるためである。
以上のように、構成された誘導加熱調理器においては前記動作説明モード移行後、前記複数のスイッチの内、操作方法の説明が開始可能な所定スイッチを押下すると、表示部12と報知部13の少なくともいずれかで前記所定スイッチの指定する加熱部11aもしく
は加熱部11bの操作方法の説明を開始するとともに、操作方法の説明中に操作部4への入力があっても無効とすることにより、使用者が聞きたい機能や操作スイッチの説明を選択することができるとともに、機器の操作方法を使用者に確実に説明することができ、機能やスイッチに対する理解度を高めることが出来、使い勝手を向上させることが可能となる。
尚、本実施の形態では、モード移行部を音声スイッチ16にて構成し、音声スイッチ16は音声の音量を変更したりする機能と兼ねる構成としたが、これに限るものではなく、例えば、動作説明モードに移行するための専用キーを設けてモード移行部とすることにより、より使用者に動作説明モードへの移行や終了のための操作を分かりやすくすることが可能である。
また、図4のstep3aにて左ヒーターのメニューキー4bを押下し、左ヒーターの操作方法の説明を開始してから、図5Gの表示に移り左ヒーターの操作方法の説明を終了するまでの間、モード移行部である音声スイッチ16への入力があった場合のみ、操作方法の説明の途中でも操作方法の説明を中止し、動作説明モードを抜ける構成とすることにより、使用者が操作方法を理解し、すぐに機器を使用したい場合にも速やかに使用することが可能となり、使い勝手を向上することができる。また、動作説明モードへ移行するときに使用するモード移行部である音声スイッチ16にて、同様に動作説明モードから抜ける構成とすることにより、使用者が動作説明モードを終了するための操作を迷わずに行うことが可能となる。さらには、操作方法の説明の途中でも、主電源スイッチ15が押されると、機器の電源をオフする構成として、常に主電源スイッチ15への操作が有効であることにより、使用者が電源を切りたいときはいつでも切ることができ、使い勝手を向上させることも可能である。
また、前述した図5Gの表示に移り、操作方法の説明を終了したあと、図5Cの表示に戻り、点滅表示にて、操作部4への入力が可能である旨を知らせる構成とすることにより、更に使い勝手を向上することができる。このとき、報知部13にて操作部4への操作が可能である旨を知らせることにより、更に分かりやすくすることも可能である。また、操作方法の説明を終了してから操作部4への操作が所定時間以上無い場合には、再度、報知部13にて、操作部4への操作が可能である旨を知らせる構成として、操作部4の操作可能状態を認識しやすくし、より使い勝手を向上することも可能である。
以上のように、本発明にかかる加熱調理器は、動作説明モードに移行して操作方法の説明を行っている間は、操作部への入力を無効とすることにより、操作方法の説明が意図せず中断したり終了することを防ぐことが出来、使用者の使い勝手を向上することができるため、例えば、AV機器や他の生活家電の用途にも適用できる。
1 トッププレート
2 加熱コイル
3 赤外線センサ
4、4A、4B 操作部
4a 切/入キー
4b メニューキー
4c アップキー
4d ダウンキー
4e +キー
4f −キー
5 商用電源
6 整流平滑部
7 インバータ回路
8 制御部
9 入力電流検出部
10 被加熱物
11、11a、11b 加熱部
12 表示部
12a 動作説明モード表示部
12b 火力表示部
12c メニュー表示部
12d タイマ表示部
13 報知部
14 光源
15 主電源スイッチ
16 音声スイッチ

Claims (3)

  1. 主電源のオンオフを入力する主電源スイッチと、加熱コイルを含むインバータ部を制御する制御部と、動作状態を設定する操作部と、設定状態を表示する表示部と、設定状態を音声にて報知する報知部と、前記表示部と前記報知部のいずれかまたは両方で操作方法の説明を行う動作説明モードに移行するためのモード移行部とを備え、前記動作説明モードに移行し操作方法の説明を行っている間は、前記操作部への入力を無効とする誘導加熱調理器。
  2. 前記動作説明モードに移行し操作方法の説明を行っている間も、前記モード移行部への入力があると、前記動作説明モードを終了する構成とした請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記動作説明モードにて操作方法の説明を終了すると、前記操作部による操作を受け付け可能な状態にするとともに、前記操作部への操作が有効であることを前記表示部または前記報知部にて知らせる構成とした請求項1または2に記載の誘導加熱調理器。
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