JP2006211149A - 親子通信機、親機端末、子機端末及びプログラム - Google Patents

親子通信機、親機端末、子機端末及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 子機端末の使用が子機デモンストレーションのために邪魔されることを防止する
【解決手段】 親機と子機を備える親子電話機において、子機は、子機の特徴を示す表示や効果音の出力などを行う子機デモンストレーション(以降、子機デモと称す)を実行する。しかし、子機が充電台に載置されていない場合(S1010)と、子機がバッテリー駆動中である場合(S1020)と、子機・操作起因処理を実行中である場合(S1030)と、子機が内線通話中状態である場合(S1040)と、子機が外線通話中状態である場合(S1050)と、子機アラームを実行中である場合(S1060)には(これらの5つの場合を、まとめて使用中状態と称す)、子機デモの実行を禁止する(S1080)。つまり、上記使用中状態には子機デモが開始されることがない。また、子機デモ実行中に上記使用中状態になった場合には、子機デモは終了する。
【選択図】図12

Description

本発明は、互いに通信可能な親機端末と子機端末を備えた親子通信機に関する。
親機端末と、この親機端末との間で通信回線を介して接続される子機端末とからなる親子通信機(たとえば、コードレス親子電話機)が広く利用されている。そして、このような親子通信機が店頭に展示される際に、この親子通信機の特徴や使い方、その他販売店が店頭に示したい事柄などをディスプレイ表示や効果音等によりお客に宣伝するためのデモンストレーションを親機端末側で行うものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平5−130176号公報
しかしながら、子機端末において、宣伝すべき新規の特徴(例えばディスプレイ表示方法など)や事柄がある場合に、この特徴や事柄を親機端末側でデモンストレーションしても、お客に十分に宣伝できないという問題があった。
そこで、子機端末の特徴や事柄を宣伝するためのデモンストレーション(以降、子機デモと称す)を子機端末側で行うことにより、子機端末の特徴や事柄をお客に分かり易く宣伝できるようにすることが考えられる。
しかし、店頭に展示されている子機端末を実際に操作するなどしてお客が使用しようとする際に、子機デモが実行されていると、子機デモの表示や効果音等により、お客による子機端末の使用が阻害されてしまうという問題があった。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、子機端末の使用が子機デモのために邪魔されることを防止する親子通信機、親機端末、子機端末及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた第1発明は、親機端末と、通信回線を介して親機端末との間で通信を行う子機端末とを備えた親子通信機であって、子機端末は、当該子機端末の機能を用いた子機デモンストレーションを実行する子機デモ実行手段を備え、予め設定された子機デモ開始条件が成立すると、子機デモ実行手段に子機デモンストレーションを開始させる子機デモ開始手段と、子機端末が使用者により使用されている使用状態にあるか否かを判断する子機使用判断手段と、子機端末が使用状態にあると子機使用判断手段が判断した場合に、子機デモ開始手段の動作を禁止するデモ開始禁止手段とを備えることを特徴とする。
このように構成された親子通信機では、子機デモ開始手段は、子機デモ開始条件が成立すると、子機デモ実行手段に子機デモンストレーションを開始させる。また子機使用判断手段は、子機端末が使用状態にあるか否かを判断する。そしてデモ開始禁止手段は、子機端末が使用状態にあると子機使用判断手段が判断した場合に、子機デモ開始手段の動作を禁止する。
即ち、子機端末が使用状態にある場合には、子機デモ開始条件が成立しても子機デモンストレーションが開始されることはない。
このため、子機デモンストレーションに邪魔されることなく、店頭に展示された子機端末を使用することができる。
例えば、お客が子機端末を使用している最中に子機デモンストレーションが開始し、子機デモンストレーションによる表示や音声が邪魔になって、お客が試してみたいと考えている子機端末の機能を確認できなくなるということを防止できる。
また第1発明の親子通信機において、子機端末が使用状態にあるか否かを判断するために、具体的には、子機端末が載置されているか否かを判断する載置判断手段を備え、子機使用判断手段は、子機端末が載置されていないと載置判断手段が判断した場合に、子機端末が使用状態にあると判断するようにするとよい。
なお第1発明の親子通信機において、上記の「子機端末が載置されている」ということは、任意の場所の上に置かれている、つまり子機端末が静止している状態を示す。このため、周知の振動センサ,傾斜センサまたは加速度センサを子機端末に設け、これらのセンサの検出結果に基づいて、子機端末が載置されているか否かを判断するようにしてもよい。
一方、子機端末を着脱可能に載置するとともに、子機端末が載置されると子機端末に内蔵されている充電池である子機充電池を充電する充電手段を備えている場合には、載置判断手段は、子機端末が載置されているか否かを判断するために、子機端末が充電手段に載置されていると判断すると、子機端末が載置されていると判断するようにするとよい。
尚、子機端末が充電手段に載置されていると判断するために、具体的には、子機端末は、子機充電池を充電するための充電用端子を備え、充電用端子への電圧印加を検出する端子電圧印加検出手段を備え、載置判断手段は、充電用端子への電圧印加を端子電圧印加検出手段が検出すると、子機端末が充電手段に載置されていると判断するようにするとよい。
更に第1発明の親子通信機において、子機端末が使用状態にあるか否かを判断するために、具体的には、子機端末に内蔵されている子機充電池により子機端末が駆動中である充電池駆動状態にあるか否かを判断する充電池駆動判断手段を備え、子機使用判断手段は、子機端末が充電池駆動状態にあると充電池駆動判断手段が判断した場合に、子機端末が使用状態にあると判断するようにするとよい。
そして第1発明の親子通信機において、子機端末が充電池駆動状態にあるか否かを判断するために、具体的には、子機端末は、子機充電池を充電するための充電用端子を備え、充電用端子への電圧印加を検出する端子電圧印加検出手段を備え、充電池駆動判断手段は、充電用端子への電圧印加を端子電圧印加検出手段が未検出の場合に、子機端末が充電池駆動状態にあると判断するようにするとよい。
更に第1発明の親子通信機において、子機端末が使用状態にあるか否かを判断するために、具体的には、予め設定された所定処理を実行中である非待機状態に子機端末があるか否かを判断する待機判断手段を備え、子機使用判断手段は、子機端末が非待機状態にあると待機判断手段が判断した場合に、子機端末が使用状態にあると判断するようにするとよい。
そして第1発明の親子通信機において、非待機状態に子機端末があるか否かを判断するために、具体的には、子機端末は、使用者が各種情報を入力するための操作部を備え、所定処理は、使用者が操作部を操作することにより子機端末において開始される処理である操作部起因処理であるようにするとよい。
また所定処理は、当該親子通信機が備える他の子機端末或いは親機端末からの指示に起因して子機端末において開始される処理である内線起因処理であるようにするとよい。
また親機端末が、外部通信回線を介して相手側通信端末との間で通信を行うように構成されている場合には、所定処理は、相手側通信端末からの着信に起因して子機端末において開始される処理である外線起因処理であるようにするとよい。
また所定処理は、予め設定された設定時間が経過したことに起因して子機端末において開始される処理である時間経過起因処理であるようにするとよい。
また第1発明の親子通信機においては、親機端末は、当該親機端末の機能を用いた親機デモンストレーションを実行する親機デモ実行手段と、親機デモンストレーションの実行中に、子機端末に子機デモンストレーションを開始させるための子機デモ開始指令を、通信回線を介して送信するデモ開始指令送信手段とを備え、子機デモ開始手段は、子機端末が子機デモ開始指令を受信した場合に、子機デモ開始条件が成立したものとするようにするとよい。
このように構成された親子通信機では、デモ開始指令送信手段は、親機デモンストレーションの実行中に、子機デモ開始指令を、通信回線を介して送信する。そして、子機デモ開始手段は、子機端末が子機デモ開始指令を受信した場合に、子機デモ実行手段に子機デモンストレーションを開始させる。
つまり、親機端末で親機デモンストレーションが実行されると子機端末でも子機デモンストレーションが実行されるように構成される。
尚、上記の子機デモ開始指令は、子機端末に子機デモンストレーションの開始を指示する旨を示すものであってもよいし、親機デモンストレーションの実行中である旨を示すものであってもよい。
また第2発明の親子通信機は、親機端末と、通信回線を介して親機端末との間で通信を行う子機端末とを備えた親子通信機であって、子機端末は、当該子機端末の機能を用いた子機デモンストレーションを実行する子機デモ実行手段を備え、子機端末が使用者により使用されている使用状態にあるか否かを判断する子機使用判断手段と、子機端末が使用状態にあると子機使用判断手段が判断した場合に、子機デモ実行手段に子機デモンストレーションを終了させる子機デモ終了手段とを備えることを特徴とする。
このように構成された親子通信機では、子機使用判断手段は、子機端末が使用状態にあるか否かを判断する。そして子機デモ終了手段は、子機端末が使用状態にあると子機使用判断手段が判断した場合に、子機デモ実行手段に子機デモンストレーションを終了させる。
即ち、子機デモンストレーションの実行中に子機端末が使用状態になると、子機デモンストレーションは終了する。
このため、子機デモンストレーションに邪魔されることなく、店頭に展示された子機端末を使用することができる。
例えば、子機デモンストレーション実行中にお客が子機端末の使用を開始しても子機デモンストレーションが実行され続け、子機デモンストレーションによる表示や音声が邪魔になって、お客が試してみたいと考えている子機端末の機能を確認できなくなるということを防止できる。
また第2発明の親子通信機において、子機端末が使用状態にあるか否かを判断するために、具体的には、子機端末が載置されているか否かを判断する載置判断手段を備え、子機使用判断手段は、子機端末が載置されていないと載置判断手段が判断した場合に、子機端末が使用状態にあると判断するようにするとよい。
なお第2発明の親子通信機において、第1発明と同様に、周知の振動センサ,傾斜センサまたは加速度センサを子機端末に設け、これらのセンサの検出結果に基づいて、子機端末が載置されているか否かを判断するようにしてもよい。
一方、第2発明の親子通信機において、子機端末を着脱可能に載置するとともに、子機端末が載置されると子機端末に内蔵されている充電池である子機充電池を充電する充電手段を備えている場合には、載置判断手段は、子機端末が載置されているか否かを判断するために、子機端末が充電手段に載置されていると判断すると、子機端末が載置されていると判断するようにするとよい。
尚、子機端末が充電手段に載置されていると判断するために、具体的には、子機端末は、子機充電池を充電するための充電用端子を備え、充電用端子への電圧印加を検出する端子電圧印加検出手段を備え、載置判断手段は、充電用端子への電圧印加を端子電圧印加検出手段が検出すると、子機端末が充電手段に載置されていると判断するようにするとよい。
更に第2発明の親子通信機において、子機端末が使用状態にあるか否かを判断するために、具体的には、子機端末に内蔵されている子機充電池により子機端末が駆動中である充電池駆動状態にあるか否かを判断する充電池駆動判断手段を備え、子機使用判断手段は、子機端末が充電池駆動状態にあると充電池駆動判断手段が判断した場合に、子機端末が使用状態にあると判断するようにするとよい。
そして第2発明の親子通信機において、子機端末が充電池駆動状態にあるか否かを判断するために、具体的には、子機端末は、子機充電池を充電するための充電用端子を備え、充電用端子への電圧印加を検出する端子電圧印加検出手段を備え、充電池駆動判断手段は、充電用端子への電圧印加を端子電圧印加検出手段が未検出の場合に、子機端末が充電池駆動状態にあると判断するようにするとよい。
更に第2発明の親子通信機において、子機端末が使用状態にあるか否かを判断するために、具体的には、予め設定された所定処理を実行中である非待機状態に子機端末があるか否かを判断する待機判断手段を備え、子機使用判断手段は、子機端末が非待機状態にあると待機判断手段が判断した場合に、子機端末が使用状態にあると判断するようにするとよい。
そして第2発明の親子通信機において、非待機状態に子機端末があるか否かを判断するために、具体的には、子機端末は、使用者が各種情報を入力するための操作部を備え、所定処理は、使用者が操作部を操作することにより子機端末において開始される処理である操作部起因処理のうち予め設定された第1所定操作部起因処理であるようにするとよい。
また第2発明の親子通信機において、子機デモ実行手段が子機デモンストレーションを実行中である場合に、操作部起因処理のうち予め設定された第2所定操作部起因処理の実行を禁止する操作部起因処理禁止手段を備えるようにするとよい。
このように構成された親子通信機では、子機デモンストレーション実行中に第2所定操作部起因処理を開始するための操作が行われた場合でも、第2所定操作部起因処理が開始されることはない。従って子機デモンストレーションは継続される。
このため、子機デモンストレーション実行中にお客が不用意に操作部を操作して、子機デモンストレーションが終了してしまうという事態の発生を抑制できる。
また第2発明の親子通信機において、非待機状態に子機端末があるか否かを判断するために、具体的には、所定処理は、当該親子通信機が備える他の子機端末或いは親機端末からの指示に起因して子機端末において開始される処理である内線起因処理であるようにするとよい。
また親機端末が、外部通信回線を介して相手側通信端末との間で通信を行うように構成されている場合には、所定処理は、相手側通信端末からの着信に起因して子機端末において開始される処理である外線起因処理であるようにするとよい。
また所定処理は、予め設定された設定時間が経過したことに起因して子機端末において開始される処理である時間経過起因処理のうち予め設定された第1所定時間経過起因処理であるようにするとよい。
また第2発明の親子通信機において、子機デモ実行手段が子機デモンストレーションを実行中である場合に、時間経過起因処理のうち予め設定された第2所定時間経過起因処理の実行を禁止する時間経過起因処理禁止手段を備えるようにするとよい。
このように構成された親子通信機では、子機デモンストレーション実行中において、第2所定時間経過起因処理が開始されるべき設定時間が経過した場合でも、第2所定時間経過起因処理が開始されることはない。従って子機デモンストレーションは継続される。
このため、子機デモンストレーションを終了させてまで開始させる必要がない時間経過起因処理のために子機デモンストレーションが終了してしまうという事態の発生を防止できる。
また第2発明の親子通信機において、親機端末は、当該親機端末の機能を用いた親機デモンストレーションを実行する親機デモ実行手段を備え、子機端末は、子機デモンストレーションが終了した時点で、子機デモンストレーションが終了した旨を示す子機デモ終了情報を、通信回線を介して親機端末に送信する子機デモ終了情報送信手段を備え、親機端末が子機デモ終了情報を受信した場合に、親機デモ実行手段による親機デモンストレーションを終了させる親機デモ終了手段を備えるようにしてもよい。
このように構成された親子通信機では、子機デモ終了情報送信手段は、子機デモンストレーションが終了した時点で、子機デモ終了情報を、通信回線を介して親機端末に送信する。そして親機デモ終了手段は、親機端末が子機デモ終了情報を受信した場合に、親機デモ実行手段による親機デモンストレーションを終了させる。
つまり、子機端末で子機デモンストレーションが終了すると親機端末でも親機デモンストレーションが終了するように構成される。
このため、子機デモンストレーションが終了したにもかかわらず、親機端末において親機デモンストレーションの実行が継続されているという事態の発生を抑制できる。
また第2発明の親子通信機において、子機端末は、子機デモンストレーションが終了した時点で、子機デモンストレーションが終了した旨を示す子機デモ終了情報を、通信回線を介して親機端末に送信する子機デモ終了情報送信手段を備え、親機端末が子機デモ終了情報を受信した場合に、子機デモンストレーションが終了した旨を報知する報知手段を備えるようにしてもよい。
このように構成された親子通信機では、子機デモ終了情報送信手段は、子機デモンストレーションが終了した時点で、子機デモ終了情報を、通信回線を介して親機端末に送信する。そして報知手段は、親機端末が子機デモ終了情報を受信した場合に、子機デモンストレーションが終了した旨を報知する。
このため、子機デモンストレーションが終了したことを、親機端末側で知ることができる。
また第1発明(第2発明)の親子通信機において、親機端末及び子機端末の機能としての音声出力や画像表示を用いて、親機デモンストレーション及び子機デモンストレーションを実行するようにするとよい。
なお、上記の子機デモ開始手段,子機使用判断手段,デモ開始禁止手段,載置判断手段,端子電圧印加検出手段,充電池駆動判断手段,待機判断手段,子機デモ終了手段,操作部起因処理禁止手段,時間経過起因処理禁止手段及び親機デモ終了手段は、親機端末及び子機端末の何れに備えられるようにしてもよいし、親機端末及び子機端末と通信可能に構成された装置を第1発明(第2発明)の親子通信機が備え、この装置に備えられるようにしてもよい。
また第1発明(第2発明)の親子通信機における親機端末及び子機端末は、第1発明(第2発明)の親子通信機を実現するためのものであり、第1発明(第2発明)の親子通信機と同様の効果を得ることができる。
また第1発明(第2発明)のプログラムは、第1発明(第2発明)の親子通信機の親機端末が備える各手段としての機能をコンピュータに実現させることを特徴とする。
このようなプログラムによって制御されるコンピュータシステムは、第1発明(第2発明)の親子通信機の親機端末の一部を構成することができ、同親機端末と同様の作用・効果を得ることができる。
また第1発明(第2発明)のプログラムは、第1発明(第2発明)の親子通信機の子機端末が備える各手段としての機能をコンピュータに実現させることを特徴とする。
このようなプログラムによって制御されるコンピュータシステムは、第1発明(第2発明)の親子通信機の子機端末の一部を構成することができ、同子機端末と同様の作用・効果を得ることができる。
尚、このような親機端末及び子機端末が備える各手段をコンピュータにて実現する機能は、例えば、コンピュータ側で起動するプログラムとして備えられる。このようなプログラムの場合、例えば、フレキシブルディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,DVD−ROM,ハードディスク,ROM,RAM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータにロードして起動することにより用いることができ、また、ネットワークを介してロードして起動することにより用いることができる。
(第1実施形態)
以下に本発明の第1実施形態を図面とともに説明する。
図1はコードレス親子電話機1の斜視図、図2(a)は子機50の背面を示す斜視図、図2(b)は充電台80の斜視図、図3はコードレス親子電話機1の電気的構成を表すブロック図である。
コードレス親子電話機1は、図1に示すように、電話回線網100(図3参照)に接続される親機10と、無線回線で親機10と通信を行う子機50と、図示しない外部電源に接続され(図3参照)、子機50を着脱可能に載置し、載置された子機50を所定の電圧で充電するための充電台80とから構成されている。
これらのうち親機10は、その親機本体ケース11の側部に、親機10本体から取り外した状態で使用する送受話器であるハンドセット(H/S)12が取り付けられている。さらに、親機本体ケース11の上面には、各種機能に関連する情報を表示するための表示パネル13と、相手側の電話番号を入力するためのダイヤルボタン14a,留守電メッセージ等を再生するときに操作される再生ボタン14b,留守電メッセージ等を消去するときに操作される消去ボタン14c,操作を途中で終了するときに操作される停止ボタン14d,表示パネル13に表示されるメニュー画面等で選択するときに操作される選択ボタン14eなどの各種操作ボタン14が備えられている。
尚、表示パネル13は、表示画面を背面から照明するバックライト付の液晶ディスプレイ(LCD)である。
また子機50には、ハンドセットの形状をした子機本体ケース51の表面上に、各種機能に関連する情報を表示するための表示パネル53と、相手側の電話番号を入力するためのダイヤルボタン54a,外線通話を開始するときに操作される外線通話ボタン54b,通話を終了するときに操作される切ボタン54c,表示パネル53に表示されるメニュー画面等で選択するときに操作される選択ボタン54dなどの各種操作ボタン54と、子機50全体に電源を供給する電池71(図3参照)を充電台80から充電するための充電用端子55(図2(a)参照)とが備えられている。
尚、表示パネル53は、表示画面を背面から照明するバックライト付の液晶ディスプレイ(LCD)である。
また充電台80は、図2(b)に示すように、子機50を着脱可能に載置する載置用凹部81aが形成された充電台本体81と、載置用凹部81a内に設けられ、子機50が載置用凹部81a内に載置されると充電用端子55に接触する充電用端子82とから構成される。
次に、コードレス親子電話機1の電気的構成について説明する。
図3に示すように、親機10は、親機10全体の動作を制御する制御部21,ハンドセット12,表示パネル13および操作ボタン14からなるユーザインターフェース部(以降、ユーザI/Fとする)15,音声信号を入力および出力する音声入出力部23,予め記憶された各種音声信号に基づく音声を再生する再生部25、子機50との間で音声信号を含めた各種信号を無線通信により送受信する無線通信部27,電話回線網100経由で伝送される音声信号を入出力するNCU(network control unit)29,親機10内部における音声信号の伝送経路を切り換える経路切換部31などを備えている。
これらのうち制御部21は、種々のデータを格納するRAM21aと、電力が供給されない状態でも記憶されたデータを保持可能なEEPROM21bを備えている。
これらのうちRAM21aには、親機10がデモンストレーションを実行中であることを示す親機デモ実行フラグF1と、親機10がデモンストレーションの開始可能状態にあることを示す親機デモ開始可能フラグF2と、親機10にデモンストレーションを開始させるための指示があったことを示す親機デモ開始指示フラグF3、親機10がデモンストレーションの継続可能状態にあることを示す親機デモ継続可能フラグF4とが設けられている。尚、以下の説明において、フラグをセットするとは、そのフラグの値を1にすることを示し、フラグをクリアするとは、そのフラグの値を0にすることを示す。
更にRAM21aには、所定時間毎(例えば10ms毎)に自動的にインクリメントされる送信判定タイマT1が設けられている。この送信判定タイマT1は、ある時点でその値が0に設定(リセット)されると、その時点で再び0からインクリメントされるタイマである。
またEEPROM21bには、相手先の名前と電話番号とが親機10側で登録される親機電話帳を記憶するための記憶領域や、親機10側でのアラーム設定時刻を記憶するための記憶領域が設けられている。
また音声入出力部23は、スピーカ23a、マイク23bおよびこれらを駆動する駆動回路23cを備え、スピーカ23aから音声信号に基づく音声を出力する以外に、スピーカ23aおよびマイク23bを送受話器として、いわゆるハンズフリー通話を行えるように構成されている。
また再生部25は、着信を受けた際に利用される呼出音、音声通話を保留する際に利用される保留音、設定された時刻になった旨を報知するためのアラーム音などの音声信号を記憶し、制御部21からの指令を受けて、記憶されている音声信号を再生する。再生された音声信号はスピーカ23aから出力される。
また無線通信部27は、子機50との間で音声信号を含めた各種信号を無線通信により送受信する。
また経路切換部31は、通話を開始するための操作が行われた場合に、親機10外部との音声信号の入出力に利用する伝送経路をハンドセット12,音声入出力部23,無線通信部27のいずれかに切り換える。具体的には、ハンドセット12が親機10本体から取り外された場合は、伝送経路をハンドセット12に切り換え、ユーザI/F15の操作ボタン14によりハンズフリー通話を開始するための操作が行われた場合は、伝送経路を音声入出力部23に切り換え、子機50により通話を開始するための操作(後述の操作ボタン54による)が行われた場合には、伝送経路を無線通信部27に切り換える。
このように構成された親機10の制御部21は、親機10にデモンストレーションを実行させるか否かの判断を行う親機デモ実行判断処理と、親機デモ実行判断処理による判断結果に基づいて親機10にデモンストレーションを実行させる親機デモ実行処理と、子機50がデモンストレーションを終了すると報知する親機側デモ報知処理とをそれぞれ独立に実行する。
次に子機50は、子機50全体の動作を制御する制御部61と、スピーカとマイクおよびこれらを駆動する駆動回路からなる送受話部63と、表示パネル53および操作ボタン54からなるユーザI/F57と、予め記憶された各種音声信号に基づく音声を再生する再生部65と、再生部65により再生された音声を出力するスピーカおよびスピーカを駆動する駆動回路からなるスピーカ部67と、親機10(の無線通信部27)との間で音声信号を含めた各種信号を無線通信により送受信する無線通信部69と、子機50全体に電源を供給する電池71と、充電用端子82と電気的に接続するための充電用端子55と、充電用端子55への電圧印加を検出するとともに、充電用端子55を介して充電台80から供給される電源電圧により電池71を充電する充電回路75と備えている。
なお制御部61は、種々のデータを格納するRAM61aと、電力が供給されない状態でも記憶されたデータを保持可能なEEPROM61bを備えている。
そしてRAM61aには、子機50がデモンストレーションを実行中であることを示す子機デモ実行フラグF11と、子機50がデモンストレーションの開始可能状態にあることを示す子機デモ開始可能フラグF12と、子機50がデモンストレーションの継続可能状態にあることを示す子機デモ継続可能フラグF14とが設けられている。
更にRAM61aには、所定時間毎(例えば10ms毎)に自動的にインクリメントされる終了判定タイマT11が設けられている。この終了判定タイマT11は、ある時点でその値が0に設定(リセット)されると、その時点で再び0からインクリメントされるタイマである。
またEEPROM61bには、相手先の名前と電話番号とが子機50側で登録される子機電話帳を記憶するための記憶領域や、子機50側でのアラーム設定時刻を記憶するための記憶領域が設けられている。
また再生部65は、着信を受けた際に利用される呼出音、音声通話を保留する際に利用される保留音、設定された時刻になった旨を報知するためのアラーム音などの音声信号が記憶されている。
このように構成された子機50の制御部61は、子機50にデモンストレーションを実行させるか否かの判断を行う子機デモ実行判断処理と、子機デモ実行判断処理による判断結果に基づいて子機50にデモンストレーションを実行させる子機デモ実行処理と、子機50のデモンストレーション実行中に、子機50で行われる所定の操作を無効にするデモ中操作無効処理とをそれぞれ独立に実行する。
また充電台80は、上述の充電用端子82を備え、外部電源に接続される。
このように構成されたコードレス親子電話機1において、親機10は、電話回線網100を介して外部の相手側通信端末との間で外線通話が可能であるとともに、子機50との間で内線通話が可能である。
また利用者が、親機10の有する各機能を選択するためのメニュー画面を表示するための操作を操作ボタン14から行うと、制御部21は、相手先の名前と電話番号とを登録するための「1.親機電話帳」や、アラーム設定時刻を登録するための「2.親機アラーム」などの文字列が示される親機メニュー画面を表示パネル13に表示させる。
そして、親機メニュー画面が表示されている状態(以降、親機メニュー表示状態と称す)において、利用者が、例えば「1.親機電話帳」を選択するための操作を操作ボタン14から行うと、制御部21は、相手先の名前と電話番号を入力するための親機電話帳登録画面を表示パネル13に表示させる。その後、入力した名前と電話番号を登録するための操作が操作ボタン14を介して行われると、制御部21は、EEPROM21b内に設けられた親機電話帳に、この名前と電話番号を登録する。
一方、親機メニュー表示状態において、利用者が、「2.親機アラーム」を選択するための操作を操作ボタン14から行うと、制御部21は、アラーム設定時刻を入力するための親機アラーム設定画面を表示パネル13に表示させる。その後、入力したアラーム設定時刻を登録するための操作が操作ボタン14を介して行われると、制御部21は、このアラーム設定時刻をEEPROM21bに記憶する。
そして現在時刻がアラーム設定時刻に達した時に、制御部21は、例えば「親機アラーム1」の文字が点滅する親機アラーム画面を表示パネル13に表示させるとともに、アラーム音をスピーカ23aに出力させる。
次に子機50は、親機10を介して、外部の相手側通信端末との間で外線通話が可能であるとともに、親機10との間で内線通話が可能である。
また親機10と同様に、利用者が、子機50の有する各機能を選択するためのメニュー画面を表示するための操作を操作ボタン54から行うと、制御部61は、相手先の名前と電話番号とを登録するための「1.子機電話帳」や、アラーム設定時刻を登録するための「2.子機アラーム」などの文字列が示される子機メニュー画面を表示パネル53に表示させる。
そして、子機メニュー画面が表示されている状態(以降、子機メニュー表示状態と称す)において、利用者が、例えば「1.子機電話帳」を選択するための操作を操作ボタン54から行うと、制御部61は、相手先の名前と電話番号を入力するための子機電話帳登録画面を表示パネル53に表示させる。その後、入力した名前と電話番号を登録するための操作が操作ボタン54を介して行われると、制御部61は、EEPROM61b内に設けられた子機電話帳に、この名前と電話番号を登録する。
一方、子機メニュー表示状態において、利用者が、「2.子機アラーム」を選択するための操作を操作ボタン54から行うと、制御部61は、アラーム設定時刻を入力するためのアラーム設定画面を表示パネル53に表示させる。その後、入力したアラーム設定時刻を登録するための操作が操作ボタン54を介して行われると、制御部61は、このアラーム設定時刻をEEPROM61bに記憶する。
そして現在時刻がアラーム設定時刻に達した時に、制御部61は、例えば「子機アラーム1」の文字が点滅する子機アラーム画面を表示パネル53に表示させるとともに、アラーム音をスピーカ部67に出力させる。
更に、子機50が充電用端子55を介して充電台80に接続されると、充電台80を介して外部電源からの電圧が電池71に供給される。
まず以下に、親機10の制御部21が実行する親機デモ実行判断処理の手順を、図4を用いて説明する。図4は、親機デモ実行判断処理を表すフローチャートである。尚、この親機デモ実行判断処理は、制御部21が起動(電源オン)している間に繰り返し実行される処理である。
この親機デモ実行判断処理が実行されると、制御部21は、まずS10にて、親機デモ実行フラグF1がセットされているか否かを判断する。ここで、親機デモ実行フラグF1がセットされていない場合には(S10:NO)、S20にて、親機10がデモンストレーションを開始可能であるか否かを判断する親機デモ開始可能状態判断処理(後述)を行う。
そしてS20の処理が終了すると、S30にて、親機デモ開始可能フラグF2がセットされているか否かを判断する。ここで、親機デモ開始可能フラグF2がセットされていない場合には(S30:NO)、親機デモ実行判断処理を終了する。
一方、親機デモ開始可能フラグF2がセットされている場合には(S30:YES)、S40にて、親機10にデモンストレーションを開始させる指示があるか否かを判断する親機デモ開始指示判断処理(後述)を行う。
そしてS40の処理が終了すると、S50にて、親機デモ開始指示フラグF3がセットされているか否かを判断する。ここで、親機デモ開始指示フラグF3がセットされていない場合には(S50:NO)、親機デモ実行判断処理を終了する。
一方、親機デモ開始指示フラグF3がセットされている場合には(S50:YES)、S60にて、親機デモ実行フラグF1をセットする。その後S70にて、子機50にデモンストレーションを開始させるための子機デモ開始コマンドを子機50に送信する。更にS80にて、送信判定タイマT1をリセットして、親機デモ実行判断処理を終了する。
またS10に戻り、親機デモ実行フラグF1がセットされている場合には(S10:YES)、S90にて、親機10がデモンストレーションを継続可能であるか否かを判断する親機デモ継続可能状態判断処理(後述)を行う。
そしてS90の処理が終了すると、S100にて、親機デモ継続可能フラグF4がセットされているか否かを判断する。ここで、親機デモ継続可能フラグF4がセットされている場合には(S100:YES)、S110にて、親機10にデモンストレーションを終了させるために予め設定された操作(以降、親機デモ終了操作と称す)が行われたか否かを判断する。尚、本実施形態では、この親機デモ終了操作は、停止ボタン14dが押下されることである。
ここで、親機デモ終了操作が行われた場合には(S110:YES)、S150に移行する。
また親機デモ終了操作が行われていない場合には(S110:NO)、S120にて、送信判定タイマT1の値(以降、送信判定タイマ値と称す)が所定送信タイマ値(例えば、1分に相当する値)を超えているか否かを判断する。ここで、送信判定タイマ値が所定送信タイマ値を超えていない場合には(S120:NO)、親機デモ実行判断処理を終了する。
一方、送信判定タイマ値が所定送信タイマ値を超えている場合には(S120:YES)、S130にて、親機10がデモンストレーションを実行中であることを示す親機デモ実行中情報を子機50へ送信し、更にS140にて送信判定タイマT1をリセットして、親機デモ実行判断処理を終了する。
また、S100にて、親機デモ継続可能フラグF4がセットされていない場合には(S100:NO)、S150に移行する。
そしてS150に移行すると、子機50にデモンストレーションを終了させるための子機デモ終了コマンドを子機50に送信し、更にS160にて、親機デモ実行フラグF1をクリアして、親機デモ実行判断処理を終了する。
次に、S20において行われる親機デモ開始可能状態判断処理の手順を、図5を用いて説明する。図5は、親機デモ開始可能状態判断処理を表すフローチャートである。
この親機デモ開始可能状態判断処理が実行されると、制御部21は、まずS310にて、親機・操作起因処理を実行中であるか否かを判断する。尚、この親機・操作起因処理は、操作ボタン14が操作されることにより親機10において制御部21が実行する処理であり、例えば、上述の親機メニュー画面,親機電話帳登録画面及び親機アラーム設定画面を表示パネル13に表示させる処理である。
そして親機・操作起因処理を実行中である場合には(S310:YES)、S360に移行する。一方、親機・操作起因処理を実行中でない場合には(S310:NO)、S320にて、親機10において子機50と内線通話中である内線通話中状態であるか否かを判断する。
ここで、内線通話中状態である場合には(S320:YES)、S360に移行する。一方、内線通話中状態でない場合には(S320:NO)、S330にて、親機10において、外部の相手側通信端末と外線通話中である外線通話中状態であるか否かを判断する。
ここで、外線通話中状態である場合には(S330:YES)、S360に移行する。一方、外線通話中状態でない場合には(S330:NO)、S340にて、親機アラームを実行中であるか否かを判断する。
ここで、親機アラームを実行中である場合には(S340:YES)、S360に移行する。一方、親機アラームを実行中でない場合には(S340:NO)、S350にて、親機デモ開始可能フラグF2をセットして、親機デモ開始可能状態判断処理を終了する。
またS360に移行すると、親機デモ開始可能フラグF2をクリアして、親機デモ開始可能状態判断処理を終了する。
次に、S40において行われる親機デモ開始指示判断処理の手順を、図6を用いて説明する。図6は、親機デモ開始指示判断処理を表すフローチャートである。
この親機デモ開始指示判断処理が実行されると、制御部21は、まずS410にて、回線種別設定が完了しているか否かを判断する。この回線種別設定は、コードレス親子電話機1がユーザに購入されて電話回線網100に初めて接続された場合に行われ、接続された電話回線網100の回線種別(周知のプッシュトーン方式またはダイヤルパルス方式)をチェックして設定する処理である。尚、回線種別設定を見るかわりに、電話線が接続されているか否かを判断してもよい。
そして回線種別設定が完了していない場合には(S410:NO)、S440に移行する。一方、回線種別設定が完了している場合には(S410:YES)、S420にて、親機10にデモンストレーションを開始させるために予め設定された操作(以降、親機デモ開始操作と称す)が行われたか否かを判断する。尚、本実施形態では、この親機デモ開始操作は、再生ボタン14bと消去ボタン14cとが同時に押下されることである。
ここで、親機デモ開始操作が行われた場合には(S420:YES)、S440に移行する。一方、親機デモ開始操作が行われていない場合には(S420:NO)、S430にて、親機デモ開始指示フラグF3をクリアして、親機デモ開始指示判断処理を終了する。
そしてS440に移行すると、親機デモ開始指示フラグF3をセットして、親機デモ開始指示判断処理を終了する。
次に、S90において行われる親機デモ開始継続状態判断処理の手順を、図7を用いて説明する。図7は、親機デモ開始継続状態判断処理を表すフローチャートである。
この親機デモ開始継続状態判断処理を実行すると、制御部21は、まずS510にて、S310と同様にして親機・操作起因処理を実行中であるか否かを判断する。ここで、親機・操作起因処理を実行中である場合には(S510:YES)、S570に移行する。一方、親機・操作起因処理を実行中でない場合には(S510:NO)、S520にて、S320と同様にして、親機10において子機50と内線通話中状態であるか否かを判断する。
ここで、内線通話中状態である場合には(S520:YES)、S570に移行する。一方、内線通話中状態でない場合には(S520:NO)、S530にて、S330と同様にして、親機10において外線通話中状態であるか否かを判断する。
ここで、外線通話中状態である場合には(S530:YES)、S570に移行する。一方、外線通話中状態でない場合には(S530:NO)、S540にて、S340と同様にして、親機アラームを実行中であるか否かを判断する。
ここで、親機アラームを実行中である場合には(S540:YES)、S570に移行する。一方、親機アラームを実行中でない場合には(S540:NO)、S550にて、子機50から子機デモ終了情報(後述)を受信したか否かを判断する。
ここで、子機デモ終了情報を受信した場合には(S550:YES)、S570に移行する。一方、子機デモ終了情報を受信していない場合には(S550:NO)、S560にて、親機デモ継続可能フラグF4をセットして、親機デモ開始継続状態判断処理を終了する。
そしてS570に移行すると、親機デモ継続可能フラグF4をクリアして、親機デモ開始継続状態判断処理を終了する。
次に、親機10の制御部21が実行する親機デモ実行処理の手順を、図8を用いて説明する。図8は、親機デモ実行処理を表すフローチャートである。尚、この親機デモ実行処理は、制御部21が起動(電源オン)している間に繰り返し実行される処理である。
この親機デモ実行処理が実行されると、制御部21は、まずS610にて、親機デモ実行フラグF1がセットされているか否かを判断する。ここで、親機デモ実行フラグF1がセットされていない場合には(S610:NO)、親機デモ実行処理を終了する。
一方、親機デモ実行フラグF1がセットされている場合には(S610:YES)、S620にて、親機10のデモンストレーション(以降、親機デモとも称す)を実行する。即ち、コードレス親子電話機の特徴を示すデモ親機画面(例えば、図15(a)参照)を表示パネル13に表示させたり、親機デモ画面に連動して効果音やメロディをスピーカ23aに出力させたりする。その後、親機デモ実行処理を終了する。
また、親機10の制御部21が実行する親機側デモ報知処理の手順を、図9を用いて説明する。図9は、親機側デモ報知処理を表すフローチャートである。尚、この親機側デモ報知処理は、制御部21が起動(電源オン)している間に繰り返し実行される処理である。
この親機側デモ報知処理が実行されると、制御部21は、まずS710にて、子機50から子機デモ終了情報(後述)を受信したか否かを判断する。ここで、子機デモ終了情報を受信していない場合には(S710:NO)、親機側デモ報知処理を終了する。
一方、子機デモ終了情報を受信した場合には(S710:YES)、S720にて、子機50においてデモンストレーションが終了した旨を、予め設定された所定表示時間(例えば10秒)の間、表示パネル13に表示させて、親機側デモ報知処理を終了する。
次に、子機50の制御部61が実行する子機デモ実行判断処理の手順を、図10を用いて説明する。図10は、子機デモ実行判断処理を表すフローチャートである。尚、この子機デモ実行判断処理は、制御部61が起動(電源オン)している間に繰り返し実行される処理である。
この子機デモ実行判断処理が実行されると、制御部61は、まずS810にて、子機デモ実行フラグF11がセットされているか否かを判断する。ここで、子機デモ実行フラグF11がセットされていない場合には(S810:NO)、S820にて、子機50がデモンストレーションを開始可能であるか否かを判断する子機デモ開始可能状態判断処理(後述)を行う。
そしてS820の処理が終了すると、S830にて、子機デモ開始可能フラグF12がセットされているか否かを判断する。ここで、子機デモ開始可能フラグF12がセットされていない場合には(S830:NO)、子機デモ実行判断処理を終了する。
一方、子機デモ開始可能フラグF12がセットされている場合には(S830:YES)、S840にて、親機10から子機デモ開始コマンドまたは親機デモ実行中情報を受信したか否かを判断する。ここで、子機デモ開始コマンド及び親機デモ実行中情報を受信していない場合には(S840:NO)、子機デモ実行判断処理を終了する。
また、子機デモ開始コマンドまたは親機デモ実行中情報を受信した場合には(S840:YES)、S850にて、子機デモ実行フラグF11をセットする。更にS860にて、終了判定タイマT11をリセットして、子機デモ実行判断処理を終了する。
またS810に戻り、子機デモ実行フラグF11がセットされている場合には(S810:YES)、S870にて、子機50がデモンストレーションを継続可能であるか否かを判断する子機デモ継続可能状態判断処理を行う。
そしてS870の処理が終了すると、S880にて、子機デモ継続可能フラグF14がセットされているか否かを判断する。ここで、子機デモ継続可能フラグF14がセットされていない場合には(S880:NO)、S930に移行する。
一方、子機デモ継続可能フラグF14がセットされている場合には(S880:YES)、S890にて、親機10から子機デモ終了コマンドを受信したか否かを判断する。ここで、子機デモ終了コマンドを受信した場合には(S890:YES)、S930に移行する。
また子機デモ終了コマンドを受信していない場合には(S890:NO)、S900にて、親機10から親機デモ実行中情報を受信したか否かを判断する。ここで、親機デモ実行中情報を受信した場合には(S900:YES)、S910にて、終了判定タイマT11をリセットして、S920に移行する。一方、親機デモ実行中情報を受信していない場合には(S900:NO)、S920に移行する。
そしてS920に移行すると、終了判定タイマT11の値(以降、終了判定タイマ値と称す)が所定終了タイマ値(例えば、3分に相当する値)を超えているか否かを判断する。ここで、終了判定タイマ値が所定終了タイマ値を超えていない場合には(S920:NO)、子機デモ実行判断処理を終了する。一方、終了判定タイマ値が所定終了タイマ値を超えている場合には(S920:YES)、S930に移行する。
そしてS930に移行すると、子機50においてデモンストレーションを終了する旨を示す子機デモ終了情報を親機10に送信し、更にS940にて、子機デモ実行フラグF11をクリアして、子機デモ実行判断処理を終了する。
次に、S820において行われる子機デモ開始可能状態判断処理の手順を、図11を用いて説明する。図11は、子機デモ開始可能状態判断処理を表すフローチャートである。
この子機デモ開始可能状態判断処理が実行されると、制御部61は、まずS1010にて、子機50が載置されているか否かを判断する。即ち、充電回路75による検出結果に基づき、充電用端子55へ電圧が印加されている場合には、子機50が載置されていると判断し、充電用端子55へ電圧が印加されていない場合には、子機50が載置されていないと判断する。つまり、子機50が充電台80に載置されると、子機50が載置されていると判断する。なお、充電回路による検出結果のかわりに、子機50の底面に接触センサを付けて、このセンサの検出結果により判断してもよいし、子機50に振動センサ,加速度センサ,傾きセンサなどを付けて判断してもよい。
そして子機50が載置されていない場合には(S1010:NO)、S1080に移行する。一方、子機50が載置されている場合には(S1010:YES)、S1020にて、子機50が電池71により駆動中(以降、バッテリー駆動中と称す)であるか否かを判断する。即ち、充電回路75による検出結果に基づき、充電用端子55へ電圧が印加されている場合には、外部電源により駆動しているために、バッテリー駆動中でないと判断し、充電用端子55へ電圧が印加されていない場合には、バッテリー駆動中と判断する。
そして子機50がバッテリー駆動中である場合には(S1020:YES)、S1080に移行する。一方、バッテリー駆動中でない場合には(S1020:NO)、S1030にて、子機・操作起因処理を実行中であるか否かを判断する。尚、この子機・操作起因処理は、操作ボタン54が操作されることにより子機50において制御部61が実行する処理であり、例えば、上述の子機メニュー画面,子機電話帳登録画面及び子機アラーム設定画面を表示パネル53に表示させる処理である。
そして子機・操作起因処理を実行中である場合には(S1030:YES)、S1080に移行する。一方、子機・操作起因処理を実行中でない場合には(S1030:NO)、S1040にて、子機50において親機10と内線通話中である内線通話中状態であるか否かを判断する。
ここで、内線通話中状態である場合には(S1040:YES)、S1080に移行する。一方、内線通話中状態でない場合には(S1040:NO)、S1050にて、子機50において、外部の相手側通信端末と外線通話中である外線通話中状態であるか否かを判断する。
ここで、外線通話中状態である場合には(S1050:YES)、S1080に移行する。一方、外線通話中状態でない場合には(S1050:NO)、S1060にて、子機アラームを実行中であるか否かを判断する。
ここで、子機アラームを実行中である場合には(S1060:YES)、S1080に移行する。一方、子機アラームを実行中でない場合には(S1060:NO)、S1070にて、子機デモ開始可能フラグF12をセットして、子機デモ開始可能状態判断処理を終了する。
またS1080に移行すると、子機デモ開始可能フラグF12をクリアして、子機デモ開始可能状態判断処理を終了する。
次に、S870において行われる子機デモ継続可能状態判断処理の手順を、図12を用いて説明する。図12は、子機デモ継続可能状態判断処理を表すフローチャートである。
この子機デモ継続可能状態判断処理が実行されると、制御部61は、まずS1210にて、S1010と同様にして、子機50が載置されているか否かを判断する。
ここで、子機50が載置されていない場合には(S1210:NO)、S1290に移行する。一方、子機50が載置されている場合には(S1210:YES)、S1220にて、S1020と同様にして、子機50がバッテリー駆動中であるか否かを判断する。
そして子機50がバッテリー駆動中である場合には(S1220:YES)、S1290に移行する。一方、バッテリー駆動中でない場合には(S1220:NO)、S1230にて、子機50にデモンストレーションを終了させるために予め設定された操作(以降、子機デモ終了操作と称す)が行われたか否かを判断する。尚、本実施形態では、この子機デモ終了操作は、切ボタン54cが押下されることである。
ここで、子機デモ終了操作が行われた場合には(S1230:YES)、S1290に移行する。一方、子機デモ終了操作が行われていない場合には(S1230:NO)、S1240にて、S1030と同様にして、子機・操作起因処理を実行中であるか否かを判断する。
ここで、子機・操作起因処理を実行中である場合には(S1240:YES)、S1290に移行する。一方、子機・操作起因処理を実行中でない場合には(S1240:NO)、S1250にて、S1040と同様にして、子機50において親機10と内線通話中状態であるか否かを判断する。
そして、内線通話中状態である場合には(S1250:YES)、S1290に移行する。一方、内線通話中状態でない場合には(S1250:NO)、S1260にて、S1050と同様にして、子機50において外線通話中状態であるか否かを判断する。
ここで、外線通話中状態である場合には(S1260:YES)、S1290に移行する。一方、外線通話中状態でない場合には(S1260:NO)、S1270にて、S1060と同様にして、子機アラームを実行中であるか否かを判断する。
ここで、子機アラームを実行中である場合には(S1270:YES)、S1290に移行する。一方、子機アラームを実行中でない場合には(S1270:NO)、S1280にて、子機デモ継続可能フラグF14をセットして、子機デモ継続可能状態判断処理を終了する。
またS1290に移行すると、子機デモ継続可能フラグF14をクリアして、子機デモ継続可能状態判断処理を終了する。
次に、子機50の制御部61が実行する子機デモ実行処理の手順を、図13を用いて説明する。図13は、子機デモ実行処理を表すフローチャートである。尚、この子機デモ実行処理は、制御部61が起動(電源オン)している間に繰り返し実行される処理である。
この子機デモ実行処理が実行されると、制御部61は、まずS1410にて、子機デモ実行フラグF11がセットされているか否かを判断する。ここで、子機デモ実行フラグF11がセットされていない場合には(S1410:NO)、子機デモ実行処理を終了する。
一方、子機デモ実行フラグF11がセットされている場合には(S1410:YES)、S1420にて、子機50のデモンストレーション(以降、子機デモとも称す)を実行する。即ち、子機50の特徴を示す子機デモ画面(例えば、図15(b)参照)を表示パネル53に表示させたり、バックライトの点灯または点滅を表示パネル53に実行させたり、バックライトの点灯/点滅や子機デモ画面に連動して効果音やメロディをスピーカ部67に出力させたりする。その後、子機デモ実行処理を終了する。
次に、子機50の制御部61が実行するデモ中操作無効処理の手順を、図14を用いて説明する。図14は、デモ中操作無効処理を表すフローチャートである。尚、このデモ中操作無効処理は、制御部61が起動(電源オン)している間に繰り返し実行される処理である。
このデモ中操作無効処理が実行されると、制御部61は、まずS1510にて、子機デモ実行フラグF11がセットされているか否かを判断する。ここで、子機デモ実行フラグF11がセットされている場合には(S1510:YES)、S1520にて、操作ボタン54のうち切ボタン54c及び選択ボタン54d以外の操作を無効にして、デモ中操作無効処理を終了する。一方、子機デモ実行フラグF11がセットされていない場合には(S1510:NO)、S1530にて、S1520における切ボタン54c及び選択ボタン54d以外の操作の無効を解除して、デモ中操作無効処理を終了する。
このように構成されたコードレス親子電話機1では、親機10側において、回線種別設定が完了していない場合か、親機デモ開始操作が行われた場合に、親機デモを実行する(S620)とともに、親機デモの実行中に、子機デモ開始コマンド及び親機デモ実行中情報を送信する(S70,S130)。そして、子機50側において、親機10から子機デモ開始コマンドまたは親機デモ実行中情報を受信した場合に、子機デモを実行する(S1420)。つまり、親機デモは親機10側で行われ、子機デモは子機50側で行われる。
従って、子機50側で子機50の機能を用いることによって子機50の特徴や使い方などを宣伝することができる。換言すると、子機50の特徴を宣伝するためのデモンストレーションは子機50自身が行う。
このため、親機10側で親機10の機能を用いることにより子機50の特徴や使い方などを宣伝する場合(つまり、子機50の特徴を宣伝するためのデモンストレーションを親機10がする場合)よりも、更にお客に分かり易く、子機50の特徴や使い方などを宣伝することができる。
更に、親機10で親機デモが実行されると子機50でも子機デモが実行されるようにされている。このため、子機50側で特別な操作を行うことなく、子機デモを実行させることができる。
そして親機10は、親機デモの終了時に、子機50に子機デモ終了コマンドを送信する。更に子機50は、子機デモ終了コマンドを受信すると、子機デモを終了する。つまり、親機デモの終了と同時に、子機デモが終了するようにされている。
このため、親機デモが終了したにもかかわらず、子機50において子機デモの実行が継続されているという事態の発生を抑制できる。
また親機10は親機デモの実行中に、親機デモ実行中情報複数回送信する。そして子機50では、所定終了タイマ値により示される時間(本実施形態では3分)以上の間、子機デモ開始コマンド及び親機デモ実行中情報の未受信状態が継続した場合に、子機デモが終了する。
つまり子機50において、親機10との通信不能状態(例えば、子機50と親機10との間の距離が、無線通信可能な距離を越えた場合)や、親機10において子機デモ開始コマンド及び親機デモ実行中情報の未送信状態(すなわち、親機デモが実行されていない状態)が継続すると、子機デモンストレーションは終了する。
このため、何らかの原因により子機50が子機デモ開始コマンド及び親機デモ実行中情報の受信に失敗することに起因して、親機10で親機デモを実行しているにも関わらず、子機50で子機デモが実行されていないという事態の発生を抑制できる。
また、子機50が充電台80に載置されていない場合(S1010,S1210)と、子機50がバッテリー駆動中である場合(S1020,S1220)と、子機・操作起因処理を実行中である場合(S1030,S1240)と、内線通話中状態である場合(S1040,S1250)と、外線通話中状態である場合(S1050,S1260)と、子機アラームを実行中である場合(S1060,S1270)には(これらの5つの場合を、まとめて使用中状態と称す)、親機10から子機デモ開始コマンドまたは親機デモ実行中情報を受信した場合でも子機デモは開始されることはない。また、子機デモ実行中に上記使用中状態になった場合には、子機デモは終了する。
このため、子機デモに邪魔されることなく、店頭に展示された子機50を使用することができる。
例えば、お客が子機50を使用している最中に子機デモが開始したり、子機デモ実行中にお客が子機50の使用を開始しても子機デモが実行され続けたりすることにより、子機デモによる表示や音声が邪魔になって、お客が試してみたいと考えている子機50の機能を確認できなくなるということを防止できる。
また、子機50は、子機デモの終了時に、親機10に子機デモ終了情報を送信する。更に親機10は、子機デモ終了情報を受信すると、親機デモを終了する。つまり、子機デモの終了と同時に、親機デモが終了するようにされている。このため、子機デモが終了したにもかかわらず、親機10において親機デモの実行が継続されているという事態の発生を抑制できる。
また親機10は、子機デモ終了情報を受信すると、子機デモが終了した旨を報知する。このため、子機デモが終了したことを、親機10側で知ることができる。
また、子機デモ実行中に、操作ボタン54のうち切ボタン54c及び選択ボタン54d以外の操作が行われた場合には、この操作に起因した処理は開始されることはない。従って子機デモは継続される。
つまり、このようにボタン操作を制限することで、お客がボタンに偶然触れたり、適当にボタンを操作しただけで、子機デモが中断してしまうということを防止できる。また、選択ボタンを有効にすることで、電話帳の操作やメロディ設定の操作をお客が試すことができるようになる。また、切ボタンを有効にすることで、子機50側で明示的に子機デモを終了させることができる。
以上説明した実施形態において、コードレス親子電話機1は本発明における親子通信機、親機10は本発明における親機端末、子機50は本発明における子機端末、充電台80は本発明における充電手段、充電用端子55は本発明における充電用端子、充電回路75は本発明における端子電圧印加検出手段、電池71は本発明における子機充電池、操作ボタン54は本発明における操作部、電話回線網100は本発明における外部通信回線である。
また、親機デモ実行処理は本発明における親機デモ実行手段、S840,S850の処理は本発明における子機デモ開始手段、子機デモ実行処理は本発明における子機デモ実行手段、子機デモ開始可能状態判断処理及び子機デモ継続可能状態判断処理は本発明における子機使用判断手段、S830の処理は本発明におけるデモ開始禁止手段、S840の処理で示される条件は本発明における子機デモ開始条件である。
また、S1010,S1210の処理は本発明における載置判断手段、S1020,S1220の処理は本発明における充電池駆動判断手段、S1030〜S1060及びS1240〜S1270の処理は本発明における待機判断手段、子機・操作起因処理は本発明における操作部起因処理及び第1所定操作部起因処理、子機50を内線通話中状態にする処理は本発明における内線起因処理、子機50を外線通話中状態にする処理は本発明における外線起因処理、子機アラームを実行する処理は本発明における時間経過起因処理である。
また、S70及びS130の処理は本発明におけるデモ開始指令送信手段、子機デモ開始コマンド及び親機デモ実行中情報は本発明における子機デモ開始指令、S880の処理は本発明における子機デモ終了手段、デモ中操作無効処理は本発明における操作部起因処理禁止手段、切ボタン54c及び選択ボタン54dの操作により開始される処理以外の処理は本発明における第2所定操作部起因処理である。
また、S930の処理は本発明における子機デモ終了情報送信手段、S550の処理は本発明における親機デモ終了手段、親機側デモ報知処理は本発明における報知手段である。
(第2実施形態)
以下に本発明の第2実施形態を図面とともに説明する。尚、第2実施形態では、第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
まず、第2実施形態におけるコードレス親子電話機1の構成を説明する。
第2実施形態のコードレス親子電話機1は、親機10と、複数(本実施形態では、例えば3機)の子機50と、複数の子機50のそれぞれに対応した複数(3機)の充電台80とから構成されている。
そして、それぞれの子機50のEEPROM61bには、複数の子機50を区別するために予め設定された子機識別番号(本実施形態では例えば、「1」,「2」,「3」の何れか)が記憶されている。
また子機50は、複数(本実施形態では、3個)のアラーム設定時刻での子機アラーム1,2,3を行うことが可能に構成されている。そして、この3個の子機アラーム1,子機アラーム2,子機アラーム3にはそれぞれ高・中・小の優先度が設定されている。
すなわち、優先度が高いアラームが実行中の場合には、優先度の低いアラームの実行が禁止されるように構成されている。例えば、アラーム1(高優先度)の実行中に、アラーム2(中優先度)またはアラーム3(低優先度)のアラーム時刻になっても、アラーム2またはアラーム3は実行されない。あるいは、アラーム3(低優先度)の実行中にアラーム1(高優先度)またはアラーム2(中優先度)のアラーム時刻になると、アラーム3が終了して、アラーム1またはアラーム2が開始される。
また、それぞれの子機50のRAM61aには、所定時間毎(例えば10ms毎)に自動的にインクリメントされる受信判定タイマT12が設けられている。この受信判定タイマT12は、ある時点でその値がリセットされると、その時点で再び0からインクリメントされるタイマである。
さらにRAM61aには、親機デモ実行中情報の未受信回数を示す未受信回数カウンタC11が設けられている。
次に、親機10の制御部21が実行する処理を説明する。尚、第1実施形態と異なる部分は、親機デモ実行判断処理である。
更に第2実施形態の親機デモ実行判断処理において第1実施形態と異なるのは、S70とS130である。
即ちS70にて、複数の子機50のうちデモンストレーションを実行させる子機50の子機識別番号を示す予め設定された子機識別情報を子機デモ開始コマンドとともに送信する。
またS130にて、上記子機識別情報を親機デモ実行中情報とともに送信する。
次に、子機50の制御部61が実行する処理を説明する。尚、第1実施形態と異なるのは、子機デモ実行判断処理及び子機デモ継続可能状態判断処理が変更されている点と、優先度の低い子機アラームの実行を禁止する低優先アラーム禁止処理が追加される点である。
そこで、まず第2実施形態の子機デモ実行判断処理を、図16を用いて説明する。図16は、子機デモ実行判断処理を表すフローチャートである。
図16に示すように、第2実施形態の子機デモ実行判断処理において第1実施形態と異なるのは、S860,S900,S910及びS920の処理が省略されて、S845,S860a,S895,S910a,S915,S917,S919,S920a及びS945の処理が追加される点である。
即ちS840にて、子機デモ開始コマンドまたは親機デモ実行中情報を受信した場合には(S840:YES)、S845にて、子機デモ開始コマンドまたは親機デモ実行中情報とともに送信された子機識別情報により示される子機識別番号が、EEPROM61bに記憶されている子機識別番号と一致しているか否かを判断する。ここで、子機識別番号が一致している場合には(S845:YES)、S850に移行する。一方、子機識別番号が一致していない場合には(S845:NO)、子機デモ実行判断処理を終了する。
またS840に戻り、子機デモ開始コマンド及び親機デモ実行中情報を受信していない場合には(S840:NO)、子機デモ実行判断処理を終了する。
またS850の処理を終了すると、S860aにて、受信判定タイマT12をリセットして、子機デモ実行判断処理を終了する。
またS890にて、子機デモ終了コマンドを受信していない場合には(S890:NO)、S895にて、受信判定タイマT12の値(以降、受信判定タイマ値と称す)が所定受信タイマ値(例えば、1分に相当する値)を超えているか否かを判断する。ここで、受信判定タイマ値が所定受信タイマ値を超えていない場合には(S895:NO)、S920aに移行する。
一方、受信判定タイマ値が所定受信タイマ値を超えている場合には(S895:YES)、S910aにて、受信判定タイマT12をリセットして、さらにS915にて、直近で受信判定タイマT12がリセットされてから現時点までの間に親機デモ実行中情報を受信したか否かを判断する。
ここで、親機デモ実行中情報を受信していない場合には(S915:NO)、S917にて、未受信回数カウンタC11をインクリメント(1加算)し、S920aに移行する。一方、親機デモ実行中情報を受信した場合には(S915:YES)、S919にて、未受信回数カウンタC11の値を0にして、S920aに移行する。
そしてS920aに移行すると、未受信回数カウンタC11の値(以降、未受信回数値と称す)が所定終了回数値(例えば、2)を超えているか否かを判断する。ここで、未受信回数値が所定終了回数値を超えていない場合には(S920a:NO)、子機デモ実行判断処理を終了する。一方、未受信回数値が所定終了回数値を超えている場合には(S920a:YES)、S930に移行する。
またS940の処理が終了すると、S945にて、未受信回数カウンタC11の値を0にして、子機デモ実行判断処理を終了する。
次に第2実施形態の子機デモ継続可能状態判断処理を、図17を用いて説明する。図17は、子機デモ継続可能状態判断処理を表すフローチャートである。
図17に示すように、第2実施形態の子機デモ継続可能状態判断処理において第1実施形態と異なるのは、S1270の処理に代わって、S1270aの処理が行われる点である。
即ち、アラーム1(高優先度)またはアラーム2(中優先度)を実行中であるか否かを判断する。ここで、アラーム1,2を実行中でない場合には(S1270a:NO)、S1280に移行する。一方、アラーム1,2を実行中である場合には(S1270a:YES)、S1290に移行する。
次に第2実施形態の低優先アラーム禁止処理を、図18を用いて説明する。図18は、低優先アラーム禁止処理を表すフローチャートである。尚、この低優先アラーム禁止処理は、制御部61が起動(電源オン)している間に繰り返し実行される処理である。
この低優先アラーム禁止処理が実行されると、制御部61は、まずS1610にて、子機デモ実行フラグF11がセットされているか否かを判断する。ここで、子機デモ実行フラグF11がセットされている場合には(S1610:YES)、S1620にて、アラーム3(低優先度)の実行を禁止して、低優先アラーム禁止処理を終了する。一方、子機デモ実行フラグF11がセットされていない場合には(S1610:NO)、S1630にて、アラーム3(低優先度)の実行禁止を解除して、低優先アラーム禁止処理を終了する。
このように構成されたコードレス親子電話機1では、複数の子機50のうち予め設定された子機識別番号に対応する子機50のみが子機デモを実行する。
また子機50では、所定受信タイマ値と所定終了回数値により決定される時間(本実施形態では3分)以上の間、子機デモ開始コマンド及び親機デモ実行中情報の未受信状態が継続した場合に、子機デモが終了する。
このため、親機デモが終了したにもかかわらず、子機50において子機デモの実行が継続されているという事態の発生を抑制できる。
また、子機デモ実行中にアラーム1(高優先度)またはアラーム2(中優先度)のアラーム時刻になって、アラーム1またはアラーム2が実行されると、子機デモは終了する。一方、子機デモ実行中にアラーム3(低優先度)のアラーム時刻になっても、アラーム3は実行されず、子機デモは継続される。
このため、子機デモを終了させてまで開始させる必要がないアラームのために子機デモが終了してしまうという事態の発生を防止できる。
以上説明した実施形態において、アラーム1,2を実行するための処理は本発明における第1所定時間経過起因処理、アラーム3を実行するための処理は本発明における第2所定時間経過起因処理、低優先アラーム禁止処理は本発明における時間経過起因処理禁止手段である。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採ることができる。
例えば上記実施形態では、コードレス親子電話機1に本発明の親子通信機としての構成を適用したものを例示した。しかし、本発明の親子通信機としての構成を適用する装置は、親機と子機で通信を行う機能を有していれば、コードレス親子電話機1以外の装置、例えば親機と子機を有するファクシミリ装置,複合機,親子インターホン,親子内線通話機であってもよい。
また上記実施形態では、親機と子機との間で無線通信するものを示したが、親機と子機とが有線で接続されたものであってもよい。
また上記実施形態では、予め設定された所定時間毎に定期的に親機10が親機デモ実行中情報を送信するものを示した。しかし、上記所定時間が経過する毎に、この所定時間が経過してから更に上記所定時間が経過するまでの間であればいつでも親機デモ実行中情報を送信するようにしてもよい。
また上記第2実施形態では、複数の子機50のそれぞれに、子機50を区別するための子機識別番号が予め付与され、親機10は、子機デモを実行させる子機50に対応した子機識別番号を示す子機識別情報を子機デモ開始コマンド及び親機デモ実行中情報とともに送信し、子機端末は、受信した子機識別情報により示される子機識別番号が、自身の子機識別番号と一致している場合に、子機デモを開始するものを示した。しかし、複数の子機50のうち予め選択された子機50のみが、子機デモを実行するための手段(図14の子機デモ実行処理)を備えるようにしてもよい。
また上記実施形態では、子機デモ実行中に、切ボタン54c及び選択ボタン54dのみの操作を有効にしたものを示した。しかし、切ボタン54cのみを有効にしておき、切ボタン54cが押された後に、選択ボタン54dを含む各ボタン操作を有効にし、お客が子機50の機能を試すことができるようにしてもよい。つまり、切ボタン54cのみを有効にしたことで、操作ボタン54が偶然操作されたことによるデモの中断をより防止できる。
コードレス親子電話機1の斜視図。 子機50及び充電台80の斜視図。 コードレス親子電話機1の構成を表すブロック図。 親機デモ実行判断処理手順を表すフローチャート。 親機デモ開始可能状態判断処理手順を表すフローチャート。 親機デモ開始指示判断処理手順を表すフローチャート。 親機デモ開始継続状態判断処理手順を表すフローチャート。 親機デモ実行処理手順を表すフローチャート。 親機側デモ報知処理手順を表すフローチャート。 子機デモ実行判断処理手順を表すフローチャート。 子機デモ開始可能状態判断処理手順を表すフローチャート。 子機デモ継続可能状態判断処理手順を表すフローチャート。 子機デモ実行処理手順を表すフローチャート。 デモ中操作無効処理手順を表すフローチャート。 親機デモ画面及び子機デモ画面を表す図。 子機デモ実行判断処理手順を表すフローチャート。 子機デモ継続可能状態判断処理手順を表すフローチャート。 低優先アラーム禁止処理手順を表すフローチャート。
符号の説明
1…コードレス親子電話機、10…親機、11…親機本体ケース、12…ハンドセット、13…表示パネル、14…操作ボタン、14a…ダイヤルボタン、14b…再生ボタン、14c…消去ボタン、14d…停止ボタン、14e…選択ボタン、15…ユーザI/F、21…制御部、23…音声入出力部、23a…スピーカ、23b…マイク、23c…駆動回路、25…再生部、27…無線通信部、31…経路切換部、50…子機、51…子機本体ケース、53…表示パネル、54…操作ボタン、54a…ダイヤルボタン、54b…外線通話ボタン、54c…切ボタン、54d…選択ボタン、55…充電用端子、57…ユーザI/F、61…制御部、63…送受話部、65…再生部、67…スピーカ部、69…無線通信部、71…電池、75…充電回路、80…充電台、81…充電台本体、81a…載置用凹部、82…充電用端子、100…電話回線網。

Claims (33)

  1. 親機端末と、通信回線を介して前記親機端末との間で通信を行う子機端末とを備えた親子通信機であって、
    前記子機端末は、当該子機端末の機能を用いた子機デモンストレーションを実行する子機デモ実行手段を備え、
    予め設定された子機デモ開始条件が成立すると、前記子機デモ実行手段に前記子機デモンストレーションを開始させる子機デモ開始手段と、
    前記子機端末が使用者により使用されている使用状態にあるか否かを判断する子機使用判断手段と、
    前記子機端末が前記使用状態にあると前記子機使用判断手段が判断した場合に、前記子機デモ開始手段の動作を禁止するデモ開始禁止手段と、
    を備えることを特徴とする親子通信機。
  2. 前記子機端末が載置されているか否かを判断する載置判断手段を備え、
    前記子機使用判断手段は、
    前記子機端末が載置されていないと前記載置判断手段が判断した場合に、前記子機端末が前記使用状態にあると判断する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の親子通信機。
  3. 前記子機端末を着脱可能に載置するとともに、前記子機端末が載置されると前記子機端末に内蔵されている充電池である子機充電池を充電する充電手段を備え、
    前記載置判断手段は、
    前記子機端末が前記充電手段に載置されていると判断すると、前記子機端末が載置されていると判断する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の親子通信機。
  4. 前記子機端末は、前記子機充電池を充電するための充電用端子を備え、
    前記充電用端子への電圧印加を検出する端子電圧印加検出手段を備え、
    前記載置判断手段は、
    前記充電用端子への電圧印加を前記端子電圧印加検出手段が検出すると、前記子機端末が前記充電手段に載置されていると判断する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の親子通信機。
  5. 前記子機端末に内蔵されている子機充電池により前記子機端末が駆動中である充電池駆動状態にあるか否かを判断する充電池駆動判断手段を備え、
    前記子機使用判断手段は、
    前記子機端末が前記充電池駆動状態にあると前記充電池駆動判断手段が判断した場合に、前記子機端末が前記使用状態にあると判断する、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の親子通信機。
  6. 前記子機端末は、前記子機充電池を充電するための充電用端子を備え、
    前記充電用端子への電圧印加を検出する端子電圧印加検出手段を備え、
    前記充電池駆動判断手段は、
    前記充電用端子への電圧印加を前記端子電圧印加検出手段が未検出の場合に、前記子機端末が前記充電池駆動状態にあると判断する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の親子通信機。
  7. 予め設定された所定処理を実行中である非待機状態に前記子機端末があるか否かを判断する待機判断手段を備え、
    前記子機使用判断手段は、
    前記子機端末が前記非待機状態にあると前記待機判断手段が判断した場合に、前記子機端末が前記使用状態にあると判断する、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項6の何れかに記載の親子通信機。
  8. 前記子機端末は、使用者が各種情報を入力するための操作部を備え、
    前記所定処理は、
    使用者が前記操作部を操作することにより前記子機端末において開始される処理である操作部起因処理である、
    ことを特徴とする請求項7に記載の親子通信機。
  9. 前記所定処理は、
    当該親子通信機が備える他の子機端末或いは前記親機端末からの指示に起因して前記子機端末において開始される処理である内線起因処理である、
    ことを特徴とする請求項7または請求項8に記載の親子通信機。
  10. 前記親機端末は、外部通信回線を介して相手側通信端末との間で通信を行うように構成され、
    前記所定処理は、
    前記相手側通信端末からの着信に起因して前記子機端末において開始される処理である外線起因処理である、
    ことを特徴とする請求項7〜請求項9の何れかに記載の親子通信機。
  11. 前記所定処理は、
    予め設定された設定時間が経過したことに起因して前記子機端末において開始される処理である時間経過起因処理である、
    ことを特徴とする請求項7〜請求項10の何れかに記載の親子通信機。
  12. 前記親機端末は、
    当該親機端末の機能を用いた親機デモンストレーションを実行する親機デモ実行手段と、
    前記親機デモンストレーションの実行中に、前記子機端末に前記子機デモンストレーションを開始させるための子機デモ開始指令を、前記通信回線を介して送信するデモ開始指令送信手段と、を備え、
    前記子機デモ開始手段は、
    前記子機端末が前記子機デモ開始指令を受信した場合に、前記子機デモ開始条件が成立したものとする、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項11の何れかに記載の親子通信機。
  13. 親機端末と、通信回線を介して前記親機端末との間で通信を行う子機端末とを備えた親子通信機であって、
    前記子機端末は、当該子機端末の機能を用いた子機デモンストレーションを実行する子機デモ実行手段を備え、
    前記子機端末が使用者により使用されている使用状態にあるか否かを判断する子機使用判断手段と、
    前記子機端末が前記使用状態にあると前記子機使用判断手段が判断した場合に、前記子機デモ実行手段に前記子機デモンストレーションを終了させる子機デモ終了手段と、
    を備えることを特徴とする親子通信機。
  14. 前記子機端末が載置されているか否かを判断する載置判断手段を備え、
    前記子機使用判断手段は、
    前記子機端末が載置されていないと前記載置判断手段が判断した場合に、前記子機端末が前記使用状態にあると判断する、
    ことを特徴とする請求項13に記載の親子通信機。
  15. 前記子機端末を着脱可能に載置するとともに、前記子機端末が載置されると前記子機端末に内蔵されている充電池である子機充電池を充電する充電手段を備え、
    前記載置判断手段は、
    前記子機端末が前記充電手段に載置されていると判断すると、前記子機端末が載置されていると判断する、
    ことを特徴とする請求項14に記載の親子通信機。
  16. 前記子機端末は、前記子機充電池を充電するための充電用端子を備え、
    前記充電用端子への電圧印加を検出する端子電圧印加検出手段を備え、
    前記載置判断手段は、
    前記充電用端子への電圧印加を前記端子電圧印加検出手段が検出すると、前記子機端末が前記充電手段に載置されていると判断する、
    ことを特徴とする請求項15に記載の親子通信機。
  17. 前記子機端末に内蔵されている子機充電池により前記子機端末が駆動中である充電池駆動状態にあるか否かを判断する充電池駆動判断手段を備え、
    前記子機使用判断手段は、
    前記子機端末が前記充電池駆動状態にあると前記充電池駆動判断手段が判断した場合に、前記子機端末が前記使用状態にあると判断する、
    ことを特徴とする請求項13〜請求項16の何れかに記載の親子通信機。
  18. 前記子機端末は、前記子機充電池を充電するための充電用端子を備え、
    前記充電用端子への電圧印加を検出する端子電圧印加検出手段を備え、
    前記充電池駆動判断手段は、
    前記充電用端子への電圧印加を前記端子電圧印加検出手段が未検出の場合に、前記子機端末が前記充電池駆動状態にあると判断する、
    ことを特徴とする請求項17に記載の親子通信機。
  19. 予め設定された所定処理を実行中である非待機状態に前記子機端末があるか否かを判断する待機判断手段を備え、
    前記子機使用判断手段は、
    前記子機端末が前記非待機状態にあると前記待機判断手段が判断した場合に、前記子機端末が前記使用状態にあると判断する、
    ことを特徴とする請求項13〜請求項18の何れかに記載の親子通信機。
  20. 前記子機端末は、使用者が各種情報を入力するための操作部を備え、
    前記所定処理は、
    使用者が前記操作部を操作することにより前記子機端末において開始される処理である操作部起因処理のうち予め設定された第1所定操作部起因処理である、
    ことを特徴とする請求項19に記載の親子通信機。
  21. 前記子機デモ実行手段が前記子機デモンストレーションを実行中である場合に、前記操作部起因処理のうち予め設定された第2所定操作部起因処理の実行を禁止する操作部起因処理禁止手段を備える、
    ことを特徴とする請求項20に記載の親子通信機。
  22. 前記所定処理は、
    当該親子通信機が備える他の子機端末或いは前記親機端末からの指示に起因して前記子機端末において開始される処理である内線起因処理である、
    ことを特徴とする請求項19〜請求項21の何れかに記載の親子通信機。
  23. 前記親機端末は、外部通信回線を介して相手側通信端末との間で通信を行うように構成され、
    前記所定処理は、
    前記相手側通信端末からの着信に起因して前記子機端末において開始される処理である外線起因処理である、
    ことを特徴とする請求項19〜請求項22の何れかに記載の親子通信機。
  24. 前記所定処理は、
    予め設定された設定時間が経過したことに起因して前記子機端末において開始される処理である時間経過起因処理のうち予め設定された第1所定時間経過起因処理である、
    ことを特徴とする請求項19〜請求項23の何れかに記載の親子通信機。
  25. 前記子機デモ実行手段が前記子機デモンストレーションを実行中である場合に、前記時間経過起因処理のうち予め設定された第2所定時間経過起因処理の実行を禁止する時間経過起因処理禁止手段を備える、
    ことを特徴とする請求項24に記載の親子通信機。
  26. 前記親機端末は、当該親機端末の機能を用いた親機デモンストレーションを実行する親機デモ実行手段を備え、
    前記子機端末は、前記子機デモンストレーションが終了した時点で、前記子機デモンストレーションが終了した旨を示す子機デモ終了情報を、前記通信回線を介して前記親機端末に送信する子機デモ終了情報送信手段を備え、
    前記親機端末が前記子機デモ終了情報を受信した場合に、前記親機デモ実行手段による前記親機デモンストレーションを終了させる親機デモ終了手段を備える、
    ことを特徴とする請求項13〜請求項25の何れかに記載の親子通信機。
  27. 前記子機端末は、前記子機デモンストレーションが終了した時点で、前記子機デモンストレーションが終了した旨を示す子機デモ終了情報を、前記通信回線を介して前記親機端末に送信する子機デモ終了情報送信手段を備え、
    前記親機端末が前記子機デモ終了情報を受信した場合に、前記子機デモンストレーションが終了した旨を報知する報知手段を備える、
    ことを特徴とする請求項13〜請求項25の何れかに記載の親子通信機。
  28. 前記機能は、音声を出力することである、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項27の何れかに記載の親子通信機。
  29. 前記機能は、画像を表示することである、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項28の何れかに記載の親子通信機。
  30. 請求項1〜請求項29の何れかに記載される親子通信機の親機端末。
  31. 請求項1〜請求項29の何れかに記載される親子通信機の子機端末。
  32. 請求項30に記載の親機端末が備える前記各手段としての機能をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  33. 請求項31に記載の子機端末が備える前記各手段としての機能をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010045713A (ja) * 2008-08-18 2010-02-25 Sharp Corp 通信装置および通信装置の制御方法
JP2010171647A (ja) * 2009-01-21 2010-08-05 Sony Corp 電子機器、電子機器の制御方法及び制御プログラム
JP2013214431A (ja) * 2012-04-03 2013-10-17 Panasonic Corp 加熱調理器

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