JP2013212900A - ワークの搬送方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】先行ワークと後続ワークとの搬送時の移動速度を低下させることなく搬送路の下流端部で確実に後続のワークを位置決めすることができるワークの搬送方法を提供する。
【解決手段】複数個積み上げられた複数種のワークW1,W2のうち最上位置の各ワークW1,W2を個別に保持し、先行ワークW1を搬送路3に受け渡した後、予め設定された所定の遅れ時間をもって、後続ワークW2を搬送路3に受け渡す。搬送路3の下流端部に搬送された先行ワークW1を位置決め手段15で位置決めした直後に、位置決め手段16を後続ワークW2の搬送軌道上に移動させて後続ワークW2を待受ける。その後、搬送路3の下流端部に搬送された後続ワークW2を位置決め手段16に当接させて位置決めする。
【選択図】図1
【解決手段】複数個積み上げられた複数種のワークW1,W2のうち最上位置の各ワークW1,W2を個別に保持し、先行ワークW1を搬送路3に受け渡した後、予め設定された所定の遅れ時間をもって、後続ワークW2を搬送路3に受け渡す。搬送路3の下流端部に搬送された先行ワークW1を位置決め手段15で位置決めした直後に、位置決め手段16を後続ワークW2の搬送軌道上に移動させて後続ワークW2を待受ける。その後、搬送路3の下流端部に搬送された後続ワークW2を位置決め手段16に当接させて位置決めする。
【選択図】図1
Description
本発明は、ワークの搬送方法に関する。
従来、パレット上に複数積み上げられたブランク材等のワークをプレス機に投入するときには、積み上げられたワークのうち最上位置のワークをバキュームカップにより吸着して上昇させ、上昇位置に設けられている吸着コンベヤに受け渡して下流に搬送することが行われている(例えば、特許文献1参照)。
また、吸着コンベヤに受け渡されたワークは、搬送路の中途位置に設けた洗浄装置による洗浄を行った後に、プレス機に投入される場合がある。この場合、洗浄装置から払い出されたワークは、下流に向かって下降するように傾斜をつけたローラコンベヤにより搬送される。そして、ローラコンベヤの下流端部においては、洗浄後のワークをプレス機に投入するのに適した姿勢に位置決めすることが行われる。
ところで、近年では、プレス機による一挙動の加工で少なくとも2つのワークに同時にプレス加工を施すことが行われている。この場合には、例えば、第1のワークと第2のワークとを所定の位置関係に配置してこれを一組とし、この位置関係を維持して一組ずつプレス機に投入する必要がある。
そこで、単一のパレット上に第1のワークと第2のワークとを夫々の位置で複数個積み上げた状態とし、最上位置にある第1のワークと第2のワークとを共に前記バキュームカップにより吸着して前記吸着コンベヤに受け渡すことが考えられる。こうすることで、第1のワークと第2のワークとがパレット上の位置関係を維持して連続して洗浄装置を通過し、ローラコンベヤに払い出される。そして、ローラコンベヤの下流端部で、第1のワークと第2のワークとを所定の位置関係に位置決めすることにより、第1のワークと第2のワークとのプレス機への投入を容易とすることができる。
ところで、ローラコンベヤの下流端部において、例えば、同一の搬送軌道に沿って搬送される第1のワークと第2のワークとを位置決めする場合には、先行する第1のワークを位置決めする第1の位置決め部材と、後続の第2のワークを位置決めする第2の位置決め部材とを設けることが挙げられる。第1の位置決め部材は、ローラコンベヤから突出して第1のワークの搬送方向の前端縁に当接して第1のワークを位置決めする。第2の位置決め部材は、その上方を第1のワークが通過した後にローラコンベヤから突出し、第2のワークの搬送方向の前端縁に当接して第2のワークを位置決めする。
しかし、第2の位置決め部材は、第2のワークの到達に先立って第1のワークと第2のワークとの間に突出させる必要があるが、両ワークの搬送時の移動速度が比較的速い場合には、先行する第1のワークの通過直後に第2の位置決め部材を突出させても、その突出動作が後続の第2のワークの到達に間に合わず、後続の第2のワークの位置決めが困難となる不都合がある。
上記の点に鑑み、本発明は、先行ワークと後続ワークとの搬送時の移動速度を低下させることなく搬送路の下流端部で確実に各ワークを位置決めすることができるワークの搬送方法を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明によるワークの搬送方法は、複数種のワークが互いに隣接し、夫々の位置で複数個積み上げられた状態から、最上位置の各ワークを一組としてその一組ずつを取り上げ搬送路に向かって移送するワーク移送工程と、該ワーク移送工程により移送した各ワークを搬送路に受け渡すワーク受渡し工程と、該搬送路に沿って各ワークを所定速度で搬送する搬送工程と、該搬送路の下流端部で一組のワークを各ワークが所定の位置関係となるように位置決めするワーク位置決め工程とを備え、前記ワーク移送工程は、最上位置の各ワークをワーク保持手段により個別に保持するワーク保持工程を備え、前記ワーク受渡し工程は、前記ワーク保持手段により保持したワークのうち先行して搬送させる先行ワークの保持を解除して該先行ワークを前記搬送路に受け渡す先行ワーク受渡し工程と、該先行ワーク受渡し工程による先行ワークの受け渡し時から予め設定された所定の遅れ時間をもって、前記ワーク保持手段により保持したワークのうち前記先行ワークに続いて搬送させる後続ワークの保持を解除して該後続ワークを前記搬送路に受け渡す後続ワーク受渡し工程とを備え、前記ワーク位置決め工程は、前記搬送路の下流端部に搬送された先行ワークを先行ワーク位置決め部材に当接させて位置決めする先行ワーク位置決め工程と、該先行ワーク位置決め工程の直後に前記先行ワーク位置決め部材よりも上流側に設けた後続ワーク位置決め部材を後続ワークの搬送軌道上に移動させて後続ワークを待受ける後続ワーク待受け工程と、該搬送路の下流端部に搬送された後続ワークを後続ワーク位置決め部材に当接させて、先行ワークとの前記所定の位置関係となる位置に後続ワークを位置決めする後続ワーク位置決め工程とを備え、前記後続ワーク受渡し工程における前記遅れ時間は、前記後続ワーク待受け工程の所要時間に基づいて設定されることを特徴とする。
本発明によれば、先ず、ワーク移送工程により、複数個積み上げられているうちの最上位置にある各ワークを取り上げて搬送路に移送する。このとき、ワーク保持工程により各ワークを個別に保持する。次いで、先行ワーク受渡し工程により、先行して搬送させる先行ワークを搬送路に受け渡す。これにより、先行ワークが搬送方向に沿って所定速度で搬送される。次いで、後続ワーク受渡し工程により、先行ワークに続く後続ワークを搬送路に受け渡す。これにより、後続ワークが搬送方向に沿って所定速度で搬送される。
このとき、後続ワーク受渡し工程による後続ワークの受け渡しは、先行ワークの受け渡し時から予め設定された所定の遅れ時間を介して行われる。これにより、搬送路における先行ワークと後続ワークとの間に、遅れ時間に対応する間隔距離が設けられる。
次いで、先行ワーク位置決め工程により、搬送路の下流端部に搬送された先行ワークを先行ワーク位置決め部材に当接させて位置決めする。その直後に後続ワーク待受け工程により後続ワーク位置決め部材を後続ワークの搬送軌道上に移動させる。
そして、後続ワーク位置決め工程により後続ワーク位置決め部材に当接させ、先行ワークに対して所定の位置関係となる位置で後続ワークを位置決めする。これにより、後続ワーク受渡し工程における所定の遅れ時間により広がっていた先行ワークと後続ワークとの間隔距離が狭まり、先行ワークと後続ワークとを所定の位置関係として確実に位置決めすることができる。
このように、本発明によれば、後続ワーク受渡し工程における所定の遅れ時間により、先行ワークと後続ワークとの間に十分な間隔距離を設けることができるので、搬送路における各ワークの搬送速度が比較的速くても、後続ワークを確実に位置決めすることができる。よって、先行ワークと後続ワークとの搬送時の移動速度を低下させることなく搬送路の下流端部で確実に各ワークを位置決めすることができる。
また、本発明において、前記後続ワーク受渡し工程における前記遅れ時間は、前記後続ワーク待受け工程の所要時間に基づいて設定されることが好ましい。
これによれば、前記後続ワーク受渡し工程において、前記後続ワーク待受け工程の所要時間に基づいて設定された遅れ時間に対応する間隔距離が、先行ワークと後続ワークとの間に設けられているので、搬送路の下流端部への後続ワークの到達に先立って確実に後続ワーク位置決め部材を後続ワークの搬送軌道上(先行ワークと後続ワークとの間)に移動させることができる。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1に概略を示す装置は、図外のプレス機にブランク材W1,W2(ワーク)を供給するブランク供給装置である。プレス機は、形状の異なる2つのブランク材W1,W2に同時にプレス成形を施すものである。
ブランク供給装置は、ブランク材W1,W2を載置する載置部1と、載置部1のブランク材W1,W2を保持して持ち上げるブランク保持手段2(ワーク保持手段)と、ブランク材W1,W2を搬送する搬送路3とを備えている。搬送路3は、第1コンベヤ4と、第1コンベヤ4の下流に延びる第2コンベヤ5とによって構成されている。第2コンベヤ5の下流端部には、ブランク材W1,W2を位置決めする位置決め部6が設けられている。また、第1コンベヤ4と第2コンベヤ5との間には、ブランク材W1,W2の表面に付着する油等の汚れを洗浄する洗浄装置7が設けられている。
載置部1には、パレット8が載置される。パレット8には、形状の異なる2つのブランク材W1,W2が夫々の位置で積み上げられている。ブランク材W1,W2は、プレス機への投入姿勢と等しい位置関係で、第1の間隔距離aを存して単一のパレット8上に配置されている。ブランク材W1,W2を搭載したパレット8は 搬入手段9より搬送されて、載置部1の所定位置に載置される。
なお、本実施形態による搬送形態においては、パレット8上の2つのブランク材W1,W2のうち、形状が大きく、搬送方向に対して下流側に位置しているものが、先行ブランク材W1(先行ワーク)となり、形状が小さく、搬送方向に対して上流側に位置しているものが、後続ブランク材W2(後続ワーク)となる。
第1コンベヤ4は、載置部1の上方に設けられている。第1コンベヤ4は、下側を往路とし上側を復路とする複数の無端ベルト10を備える磁力吸着式のコンベヤである。各無端ベルト10は同一の速度で回動し、この回動速度に応じた搬送速度でブランク材W1,W2を搬送する。第1コンベヤ4に吸着されたブランク材W1,W2は、洗浄装置7に投入される。
ブランク保持手段2は、図2及び図3に示すように、シリンダ11と、シリンダ11により下方に向けて進退駆動されるピストンロッド12と、ピストンロッド12の先端(下端)に設けられたバキュームカップ13とを備えている。ブランク保持手段2のバキュームカップ13は、第1コンベヤ4の無端ベルト10間を介して下降し、パレット8上の最上位置の各ブランク材W1,W2を吸着して上昇する。
これにより、バキュームカップ13は、パレット8上に積み上げられている最上位置の各ブランク材W1,W2を持ち上げて、上方にある第1コンベヤ4まで移送する。即ち、バキュームカップ13に吸着した状態でバキュームカップ13と共に上昇する各ブランク材W1,W2は、バキュームカップ13が第1コンベヤ4の無端ベルト10間を通過する際に、無端ベルト10の往路に当接する。これにより、各ブランク材W1,W2は、バキュームカップ13による保持が解除されると同時に、第1コンベヤ4に吸着される。
なお、ブランク保持手段2は、本発明の要旨にかかる一部のものを除き図示を省略したが、各種形状のブランク材を確実に保持することができるように多数設けられている。
洗浄装置7は、図示しないが、第1コンベヤ4により搬送されたブランク材W1,W2を上下から挟んで搬送する多数の圧接ローラを備えており、各圧接ローラによりブランク材W1,W2を搬送しつつブランク材W1,W2を洗浄するようになっている。そして、洗浄装置7を通過する2つのブランク材W1,W2は、その間隔(後述する第2の間隔距離b)を維持して第2コンベヤ5上に払い出される。
第2コンベヤ5は、図1に示すように、平行して搬送方向に延びる多数のローラコンベヤ14により構成されている。各ローラコンベヤ14は、図4に示すように、下流に向かって次第に下降するように傾斜して設けられている。これにより、洗浄装置7から払い出されたブランク材W1,W2は、洗浄装置7の払い出し動作に伴う勢いとブランク材W1,W2の自重とにより、第2コンベヤ5上を円滑に移動し下流側に向かって搬送される。
位置決め部6は、図1に示すように、第2コンベヤ5の下流端部の各ローラコンベヤ14間に配設された位置決め手段(第1位置決め手段15及び第2位置決め手段16)を備えている。第1位置決め手段15は、先行ブランク材W1に当接して位置決めし、第2位置決め手段16は、第1位置決め手段15よりも上流側にあって、後続ブランク材W2に当接して位置決めするものである。
図4に示すように、第1位置決め手段15は、先行ブランク材W1に当接する第1当接部材17(先行ワーク位置決め部材)と、第1当接部材17を第2コンベヤ5の上下に突没させる第1当接駆動手段18とを備えている。同様に、第2位置決め手段16は、後続ブランク材W2に当接する第2当接部材19(後続ワーク位置決め部材)と、第2当接部材19を第2コンベヤ5の上下に突没させる第2当接駆動手段20とを備えている。
次に、上記構成のブランク供給装置による、本発明の搬送方法について説明する。図1を参照して、先ず、ブランク材W1,W2を積み上げたパレット8が搬入手段9によって載置部1に載置される。このとき、パレット8上の先行ブランク材W1と後続ブランク材W2とは、搬送方向に沿った第1の間隔距離aを存した間隔で配置されている。この第1の間隔距離aは、プレス機によりプレス成形されるときの両ブランク材W1,W2の位置関係に対応している。
次いで、図2(a)に示すように、複数のブランク保持手段2により先行ブランク材W1と後続ブランク材W2とが保持され、第1コンベヤ4に向かって上昇される(ワーク移送工程)。このとき、各ブランク保持手段2のバキュームカップ13が下降して、パレット8上の最上位置の先行ブランク材W1と後続ブランク材W2とを個別に各一つずつ保持する(ワーク保持工程)。
次いで、図2(b)及び図3(a)に示すように、ブランク保持手段2により保持したブランク材W1,W2を第1コンベヤ4に受け渡す(ワーク受渡し工程)。このとき、先行ブランク材W1に対して後続ブランク材W2を所定の遅れ時間をもって受け渡す。即ち、図2(b)に示すように、先ず、先行ブランク材W1を一方のブランク保持手段2により上昇させて、第1コンベヤ4に吸着させる(先行ワーク受渡し工程)。この間、他方のブランク保持手段2は、予め設定された所定の遅れ時間に相当する時間が経過するまで、第1コンベヤ4の手前で後続ブランク材W2の上昇を停止させる。その後、他方のブランク保持手段2は、所定の遅れ時間に相当する時間が経過したとき、図3(a)に示すように、後続ブランク材W2の上昇を再開し、後続ブランク材W2を第1コンベヤ4に吸着させる(後続ワーク受渡し工程)。
後続ブランク材W2が第1コンベヤ4に吸着された時点では、既に先行ブランク材W1は第1コンベヤ4により搬送されている。これにより、先行ブランク材W1と後続ブランク材W2との間には、第1の間隔距離aよりも長い第2の間隔距離bが設けられる。この第2の間隔距離bは、前述の所定の遅れ時間に対応している。
このように、後続ブランク材W2の上昇を一旦停止させることにより、所定の遅れ時間に相当する時間を正確に経過させることができ、先行ブランク材W1と後続ブランク材W2との間に第2の間隔距離bを容易に設けることができる。しかも、ブランク保持手段2の上昇動作のみで、先行ブランク材W1と後続ブランク材W2との間に第2の間隔距離bを設けることができるので、第1コンベヤ4の搬送速度を高速に維持することができる。
なお、先行ブランク材W1と後続ブランク材W2との間に第2の間隔距離bを設ける場合には、後続ブランク材W2の上昇を一旦停止させる以外に、先行ブランク材W1と後続ブランク材W2とを各ブランク保持手段2のバキュームカップ13で持ち上げる段階で、後続ブランク材W2の上昇開始を遅らせてもよく、また、後続ブランク材W2の上昇速度を遅くしてもよい。
そして、図3(b)に示すように、先行ブランク材W1と後続ブランク材W2とは、第2の間隔距離bを隔てた位置関係で第1コンベヤ4によって搬送され(搬送工程)、洗浄装置7(図1参照)に投入される。
図1に示すように、洗浄装置7から第2コンベヤ5に払い出された先行ブランク材W1と後続ブランク材W2とは、第2の間隔距離bを維持して、第2コンベヤ5上を下流に向かって移動する。
そして、図4(a)に示すように、先ず、第2位置決め手段16の上方を先行ブランク材W1が通過する。このとき、第2当接部材19は、第2コンベヤ5のローラコンベヤ14による搬送位置(先行ブランク材W1の搬送軌道)の下方に位置し、先行ブランク材W1への干渉が防止される。
続いて、図4(b)に示すように、先行ブランク材W1が第1位置決め手段15の第1当接部材17に当接する。これによって、先行ブランク材W1が位置決めされる(先行ワーク位置決め工程)。
次いで、先行ブランク材W1が第1当接部材17に当接して位置決めされたとき、その直後(同時も含む)に第2位置決め手段16の第2当接部材19を、第2コンベヤ5のローラコンベヤ14による搬送位置(後続ブランク材W2の搬送軌道)の上方に突出させる。このとき、先行ブランク材W1と後続ブランク材W2との間には第2の間隔距離bが設けられていることにより、後続ブランク材W2の到達よりも速い時点で第2当接部材19を突出させることができる。そして、図4(b)に示すように、ローラコンベヤ14の搬送位置に突出した第2当接部材19は、後続ブランク材W2の到達を待受ける状態となる(後続ワーク待受け工程)。
その後、図4(c)に示すように、後続ブランク材W2が第2位置決め手段16の第2当接部材19に当接し位置決めされる(後続ワーク位置決め工程)。これにより、後続ブランク材W2と先行ブランク材W1と間隔が第1の間隔距離aとなってプレス機への投入に適した所定の位置関係に位置決めされる(ワーク位置決め工程)。
以上のように、本実施形態によれば、第1コンベヤ4の搬送速度を低下させることなく、ブランク保持手段2の上昇動作のみで、先行ブランク材W1と後続ブランク材W2との間に第2の間隔距離bを設けることができ、第2コンベヤ5の位置決め部6において先行ブランク材W1と後続ブランク材W2とを確実に位置決めすることができる。
なお、本実施形態においては、2つのブランク材W1,W2を搬送する場合について述べたが、本発明の方法によれば、3つ以上のブランク材を搬送した後に、その搬送方向に沿った所定の間隔で搬送路の下流端部で各ブランク材を位置決めする場合にも採用することができる。
W1…先行ブランク材(先行ワーク)、W2…後続ブランク材(後続ワーク)、2…ブランク保持手段(ワーク保持手段)、3…搬送路、17…第1当接部材(先行ワーク位置決め部材)、19…第2当接部材(後続ワーク位置決め部材)。
Claims (2)
- 複数種のワークが互いに隣接し、夫々の位置で複数個積み上げられた状態から、最上位置の各ワークを一組としてその一組ずつを取り上げ搬送路に向かって移送するワーク移送工程と、該ワーク移送工程により移送した各ワークを搬送路に受け渡すワーク受渡し工程と、該搬送路に沿って各ワークを所定速度で搬送する搬送工程と、該搬送路の下流端部で一組のワークを各ワークが所定の位置関係となるように位置決めするワーク位置決め工程とを備え、
前記ワーク移送工程は、最上位置の各ワークをワーク保持手段により個別に保持するワーク保持工程を備え、
前記ワーク受渡し工程は、前記ワーク保持手段により保持したワークのうち先行して搬送させる先行ワークの保持を解除して該先行ワークを前記搬送路に受け渡す先行ワーク受渡し工程と、該先行ワーク受渡し工程による先行ワークの受け渡し時から予め設定された所定の遅れ時間をもって、前記ワーク保持手段により保持したワークのうち前記先行ワークに続いて搬送させる後続ワークの保持を解除して該後続ワークを前記搬送路に受け渡す後続ワーク受渡し工程とを備え、
前記ワーク位置決め工程は、前記搬送路の下流端部に搬送された先行ワークを先行ワーク位置決め部材に当接させて位置決めする先行ワーク位置決め工程と、該先行ワーク位置決め工程の直後に前記先行ワーク位置決め部材よりも上流側に設けた後続ワーク位置決め部材を後続ワークの搬送軌道上に移動させて後続ワークを待受ける後続ワーク待受け工程と、該搬送路の下流端部に搬送された後続ワークを後続ワーク位置決め部材に当接させて、先行ワークとの前記所定の位置関係となる位置に後続ワークを位置決めする後続ワーク位置決め工程とを備えることを特徴とするワークの搬送方法。 - 前記後続ワーク受渡し工程における前記遅れ時間は、前記後続ワーク待受け工程の所要時間に基づいて設定されることを特徴とする請求項1記載のワークの搬送方法。
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JPS60148729U (ja) * | 1984-03-14 | 1985-10-02 | ナショナル住宅産業株式会社 | パネル搬送装置 |
JP3015546U (ja) * | 1995-03-07 | 1995-09-05 | 株式会社丸栄工業 | 板材搬送装置とアンスクランブルコンベア |
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