JP2013211658A - 画像読取装置および原稿配置判別プログラム - Google Patents

画像読取装置および原稿配置判別プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】専用のセンサを設けることなく、原稿の配置向きを判別すること、或いは、専用のセンサを設けた構成において更に原稿の配置向きの判別精度を向上させること。
【解決手段】スキャン装置1は、プラテンガラス12上において、所定位置を基準に設定され長辺が副走査方向に平行である縦向き配置領域内であって、且つ、所定位置を基準に設定され短辺が副走査方向に平行である横向き配置領域の外である対象領域Eからの光を受光可能な受光位置X3に、読取デバイス6を移動させ、その受光部6Bの受光結果が基準条件を満たす場合に対象領域に原稿が有ると判断し、縦向き配置領域に原稿が配置されているとし、原稿無しと判断した場合、横向き配置領域に原稿が配置されているとする。
【選択図】図4

Description

画像読取装置において、原稿台に配置された原稿の配置向きを判別するための技術に関する。
画像読取装置には、原稿が配置される原稿台に対して画像読取部を移動させつつ、当該画像読取部により上記原稿の画像を読み取らせるタイプがある。この原稿台には、例えば当該原稿台の1つの角を基準に、原稿が配置されるが、例えば同じサイズの原稿でも互いに異なる向きに配置されることがある。例えば、A4サイズの原稿は、短辺が画像読取部の移動方向、換言すれば副走査方向に平行になる向きに配置されたり、長辺が副走査方向に平行になる向きに配置されたりする。以下、短辺が副走査方向に平行になる向きを横向き、長辺が副走査方向に平行になる向きを縦向きという。
また、原稿台には、全体のサイズが互いに異なる2種類の原稿であって、上記読取デバイスの移動方向に直交する方向、換言すれば主走査方向の幅が同じであり、副走査方向の幅が異なるサイズの原稿が互いに異なる向きに配置されることがある。例えば、A4サイズの原稿は横向きで配置され、A3サイズの原稿は縦向きで配置されることがある。
そこで、従来から、縦向きのA3サイズの原稿と横向きのA4サイズの原稿とを判別する画像読取装置がある(特許文献1)。この画像読取装置は、原稿台上において、縦向きのA3サイズの原稿配置領域内であって、且つ、横向きのA4サイズの原稿配置領域の外である領域を検知対象とする原稿検知センサを有する。そして、画像読取装置は、その原稿検知センサの検知結果が原稿有りであれば、原稿台に配置されている原稿を、縦向きのA3サイズであると判定し、検知結果が原稿無しであれば、原稿台に配置されている原稿を、横向きのA4サイズであると判定する。なお、この原稿の配置向きの判別結果は、例えば原稿の画像読取動作時における読取デバイスの移動範囲や読取範囲を決定したりすることに利用される。
特開2001−282049号公報
ところが、上記従来の画像読取装置では、原稿の配置向きの判別のために専用のセンサが必要であるため、部品点数の増加や、画像読取装置の既存部品の配置の制約などの問題が生じるおそれがある。また、仮に専用のセンサを設けた構成であっても、例えばセンサの故障等により原稿の配置向きを誤判別するおそれがある。
本明細書では、専用のセンサを設けることなく、原稿の配置向きを判別すること、或いは、専用のセンサを設けた構成において更に原稿の配置向きの判別精度を向上させることが可能な技術を開示する。
本明細書によって開示される画像読取装置は、原稿が配置される原稿台と、前記原稿台側に向けて光を出射する光源、および、前記原稿台側からの光を受光する受光部を有する画像読取部と、前記画像読取部を、副走査方向に移動させる移動部と、前記画像読取部および前記移動部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記原稿台上において、所定位置を基準に設定され長辺が前記副走査方向に平行である縦向き配置領域内であって、且つ、前記所定位置を基準に設定され短辺が前記副走査方向に平行である横向き配置領域の外である対象領域からの光を受光可能な受光位置に、前記画像読取部を移動させる移動処理と、前記移動処理後に、前記受光部の受光結果が基準条件を満たす場合に前記対象領域に原稿が有ると判断する判断処理と、前記判断処理で前記原稿有りと判断した場合、前記縦向き配置領域に原稿が配置されているとし、前記判断処理で前記原稿無しと判断した場合、前記横向き配置領域に原稿が配置されているとする判別処理と、を実行する構成を有する。
この画像読取装置によれば、画像読取部が、縦向き配置領域内であって、且つ、横向き配置領域の外である対象領域からの光を受光可能な位置に移動される。そして、この位置での受光部の受光結果は、原稿が縦向き配置領域に配置された場合と、原稿が横向き配置領域に配置された場合とで互いに異なる。従って、受光部の受光結果から、原稿が縦向きか横向きかを判別することができる。このように、画像読取部を、対象領域上の原稿の有無を検知するためのセンサとして利用することにより、専用のセンサを設けることなく、原稿の配置向きを判別すること、或いは、専用のセンサを設けた構成において更に原稿の配置向きの判別精度を向上させることが可能である。
上記画像読取装置では、前記制御部は、前記画像読取部を、前記所定位置と前記対象領域との間の検知位置に移動させて、前記原稿台に配置された原稿の一部の画像を読み取らせ、その読取画像から前記原稿について前記副走査方向に直交する主走査方向の幅を検知する検知処理と、前記判別処理で前記縦向き配置領域に原稿が配置されていると判断した場合、当該原稿のサイズは、短辺の長さが、前記検知処理で検知された前記主走査方向の幅であるサイズと決定し、前記横向き配置領域に原稿が配置されていると判断した場合、当該原稿のサイズは、長辺の長さが、前記検知処理で検知された前記主走査方向の幅であるサイズと決定する決定処理と、を実行する構成を有してもよい。
主走査方向の幅を検知することにより、例えば縦向きのA4サイズの原稿と、縦向きのA3サイズの原稿とを区別することができる。従って、この画像読取装置によれば、縦向きか横向きかどうかの判別結果、および、主走査方向の幅の検知結果に基づき、原稿台に配置されている原稿のサイズを決定することができる。
上記画像読取装置では、前記原稿台を覆う位置と開放した位置とに開閉するカバーと、前記カバーの開閉を検知するカバーセンサと、を備え、前記制御部は、前記移動処理において、前記カバーセンサにより前記カバーが開状態であることが検知された時点で、前記画像読取部を所定の待機位置から前記受光位置に向けて移動させる動作を開始させてもよい。
原稿台にカバーが開閉可能に設けられている構成では、カバーが開状態になった場合、原稿が原稿台に配置される可能性が高い。そこで、この画像読取装置によれば、カバーセンサによりカバーが開状態であることが検知された時点で、画像読取部を所定の待機位置から受光位置に向けて移動させる動作が開始される。従って、原稿が原稿台に配置される可能性が高い場合、画像読取装置を早期に受光位置に移動させて対象領域に原稿が有るか否かの判断処理を行うことができる。
上記画像読取装置では、前記制御部は、前記カバーセンサにより前記カバーが閉状態であることが検知されるまで前記画像読取部を前記受光位置に待機させつつ前記判断処理を繰り返し実行し、前記閉状態が検知される前に最後に実行された前記判断処理の判断結果に基づき、前記判別処理を実行してもよい。
カバーが開状態であるときに原稿が配置されたり、配置された原稿が取り除かれたりする。そこで、この画像読取装置によれば、カバーが閉状態になる直前の判断処理の判断結果に基づき、原稿の有無の最終的な状態を判断し、原稿の配置向きの判別精度を向上させることができる。
上記画像読取装置では、前記制御部は、前記判断処理において、前記光源を消灯させた状態で、前記受光部の受光結果を取得してもよい。
光源から光を出射させなくても、外乱光等の影響により、受光部の受光結果は、原稿が縦向き配置領域に配置された場合と、原稿が横向き配置領域に配置された場合とで互いに異なる。原稿が有る場合は、光源から光を出射させない場合は、読取結果は、黒くなるが、原稿が無い場合は、外乱光等の影響により、読取結果が白っぽくなることを利用して、原稿の有り無しを判断している。従って、この画像読取装置によれば、原稿の有無の判断処理において、光源を消灯させることで、光源を点灯させる構成に比べて消費電力を抑制することができる。
上記画像読取装置では、前記受光部は、複数の受光素子が、前記移動方向に直交する方向に沿って配列された構成であり、前記制御部は、前記判断処理において、前記対象領域からの光を受光可能な一部の受光素子の受光結果だけに基づき前記対象領域に原稿が有るか否かを判断してもよい。
この画像読取装置によれば、判断処理において、前記対象領域からの光を受光可能な一部の受光素子の受光結果だけに基づき対象領域に原稿が有るか否かが判断される。従って、すべての受光素子からの受光結果に基づき対象領域に原稿が有るか否かが判断される構成に比べて、判断精度を向上させ、また、不要な受光結果に対する処理を軽減することができる。
上記画像読取装置では、前記原稿台には、互いにサイズが異なる複数の前記縦向き配置領域および複数の前記横向き配置領域が設定されており、前記対象領域は、前記複数の縦向き配置領域のうち最小サイズの縦向き配置領域内であって、前記複数の横向き配置領域のうち最大サイズの横向き配置領域の外の領域でもよい。
この画像読取装置によれば、対象領域は、複数の縦向き配置領域のうち最小サイズの縦向き配置領域内であって、複数の横向き配置領域のうち最大サイズの横向き配置領域の外の領域とされている。従って、様々なサイズの原稿に対して配置向きを判別することが可能である。
なお、この発明は、画像読取装置、原稿配置判別方法、これらの方法または装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体等の種々の態様で実現することができる。
本明細書によって開示される発明によれば、専用のセンサを設けることなく、原稿の配置向きを判別すること、或いは、専用のセンサを設けた構成において更に原稿の配置向きの判別精度を向上させることが可能である。
一実施形態に係るスキャナ装置の側面概略図 原稿台の上面図 スキャナ装置の電気的構成を概略的に示すブロック図 制御処理を示すフローチャート カバー開閉、読取指令および読取動作のタイムチャート(その1) カバー開閉、読取指令および読取動作のタイムチャート(その2) 原稿有無更新処理を示すフローチャート カバー開閉、読取指令および読取動作のタイムチャート(その3) カバー開閉、読取指令および読取動作のタイムチャート(その4) 原稿サイズ決定テーブルを示す模式図
一実施形態のスキャナ装置1について図1〜図10を参照しつつ説明する。以下の説明では、図1の紙面左側を、スキャナ装置1の前側(F)とし、紙面手前側を、スキャナ装置1の右側(R)とし、紙面上側を、スキャナ装置1の上側(U)とする。スキャナ装置1は、画像読取装置の一例である。
(スキャナ装置の機械的構成)
図1に示すように、スキャナ装置1は、装置本体2、および、その装置本体2に開閉可能に設けられているカバー3を備える。装置本体2の上部には、原稿4が配置される原稿配置部5と、その原稿配置部5に載せられた原稿4を読み取る読取デバイス6と、移動機構7とが設けられている。
原稿配置部5は、台枠11、例えば透明なガラス板など、光透過部材としてのプラテンガラス12を有し、このプラテンガラス12に原稿4が配置される。プラテンガラス12は、原稿台の一例であり、図2に示すように、上側から見て長方形状をしており、そのうち長辺が左右方向に平行であり、短辺が前後方向に平行である。台枠11は、枠状をしており、プラテンガラス12の4辺に隣接して設けられている。
カバー3は、その一端が、台枠11の後端部に開閉可能に支持されている。また、カバー3は、長辺が左右方向に平行な長方形状をしており、閉じた状態で、原稿配置部5全体を覆うサイズである。また、原稿配置部5には、カバー3の開閉を検知するカバーセンサ8が設けられている。なお、カバーセンサ8は、光学センサや磁気センサが含まれる非接触式センサや、圧力センサが含まれる接触式センサなど、公知の各種センサを利用することが可能である。
読取デバイス6は、画像読取部の一例であり、例えばCIS(Contact Image Sensor)を備え、具体的には、複数の発光素子(例えばLED)が前後方向に並んで配置された光源6A(図3参照)と、その近傍に複数の受光素子が前後方向に1列状に並んで配置された受光部6B(図3参照)とを有する構成である。読取デバイス6は、光源6Aによりプラテンガラス12側に向けて光を出射し、受光部6Bによりプラテンガラス12側からの光を受光し、複数の受光素子それぞれの受光量に応じた画素値を含む階調データを出力する読取動作を実行する。以下、ユーザが設定した解像度で実行する読取動作を、本スキャンといい、当該本スキャンよりも低い解像度で実行する読取動作を、プレスキャンという。
以下、図1,2に示すように、前後方向を読取の主走査方向といい、左右方向を読取の副走査方向ということがある。移動機構7は、移動部の一例であり、左右方向に延びるガイド軸7Aを有し、図示しないモータから伝達される動力により、読取デバイス6を、副走査方向に沿って移動させる。
また、図1に示すように、原稿配置部5の前方には、操作部9及び表示部10が設けられている。操作部9は、複数のボタンを備え、読取指令など、ユーザにより各種の指示の入力操作が可能である。表示部10は、ディスプレイやランプ等を備え、各種の設定画面や装置の動作状態等を表示することが可能である。
(スキャナ装置の電気的構成)
図3に示すように、スキャナ装置1は、制御部31を備え、この制御部31に、バス32を介して、読取デバイス6、移動機構7、カバーセンサ8、操作部9、表示部10などが通信可能に接続されている。制御部31は、CPU(中央処理装置)33、ROM34、RAM35、画像処理部36を有し、スキャナ装置1の各部を制御する。
ROM34には、後述する制御処理など、スキャナ装置1の各種動作を実行するためのプログラムが記憶されており、CPU33は、ROM34から読み出したプログラムに従って各部の制御を行う。このプログラムには、原稿配置判別プログラムの一例である原稿サイズ配置向き決定プログラムが含まれる。RAM35は、メモリの一例であり、読取デバイス6から出力された階調データを記憶するバッファや、後述するプレスキャン処理や本スキャン処理等を行う際の作業領域などとして使用される。画像処理部36は、画像処理専用のハード回路であり、CPU33と協働してプレスキャン処理等を行う。
(原稿配置領域について)
本実施形態では、プラテンガラス12の1つの角である合わせ位置Zを基準として、様々なサイズの原稿4がプラテンガラス12上に配置可能とされている。この合わせ位置Zは、所定位置の一例であり、この近傍にマークMが示されている。具体的には、図2に示すように、プラテンガラス12上には、B6,A5,B5,A4の定型サイズの原稿4を、横向きに配置することができる。横向き配置とは、原稿4の1つの角を上記合わせ位置Zに合わせつつ、当該原稿4の短辺を副走査方向と平行にした配置方法である。図2において、B6,A5,B5,A4の符号がそれぞれ付された太線の矩形領域が、横向き配置領域の一例である。
更に、プラテンガラス12上には、B5,A4,B4,A3の定型サイズの原稿4を縦向きに配置することができる。縦向き配置とは、原稿4の1つの角を上記合わせ位置Zに合わせつつ、当該原稿4の長辺を副走査方向と平行にした配置方法である。図2において、B5_T,A4_T,B4_T,A3_Tの符号がそれぞれ付された細線の矩形領域が、縦向き配置領域の一例である。
また、プラテンガラス12上において、対象領域Eが予め設定されている。この対象領域Eは、後述する制御処理において原稿Mの有無の判断対象とされる領域である。対象領域Eは、最小サイズの縦向き配置領域内であって、最大サイズの横向き配置領域の外の領域とされている。図2の例では、対象領域Eは、B5の縦向き配置領域内であって、A4の横向き配置領域の外の領域に設定されている。
(制御処理)
スキャナ装置1に電源が投入されると、制御部31は、図4に示す制御処理を実行する。具体的には、CPU33は、読取デバイス6を、プラテンガラス12よりも左側の待機位置X0に待機させ(S1)、カバーセンサ8の検知結果を随時取得し、カバー3の開閉状態を監視する(S2)。
(1)カバーが閉状態のまま読取指令がされた場合
図5のタイムチャートに示すように、カバー3が閉状態のままで、ユーザにより読取指令がされることがある。この場合、CPU33は、カバー3が閉状態のままで読取指令が有ったと判断し(S2:NO、且つ、S3:YES)、原稿サイズ等の決定処理を行うことなく、読取デバイス6および移動機構7を制御して本スキャン処理を実行し(S4)、S1に戻る。
この本スキャン処理では、読取デバイス6は、移動機構7により、待機位置X0から右方向、即ち読取方向に向けて移動し始めて、プラテンガラス12の左端を読み取り可能な読取開始位置X1に移動したときに本スキャンを開始する(図5参照)。そして、読取デバイス6は、例えばプラテンガラス12の右端を読み取り可能な読取終了位置X2に達したときに本スキャンを終了する。
このように、プラテンガラス12上に配置された原稿4のサイズが不明であり、且つ、原稿サイズ等の決定処理を行わない場合、読取デバイス6が読取可能な最大範囲について本スキャンすれば、様々なサイズの原稿4の画像を欠けることなく読み取ることができる。なお、例えば、前回実行された原稿サイズ等の決定処理の結果をRAM35に記憶しておき、その結果に対応した範囲で読取デバイス6を移動させつつ本スキャンを実行させる構成でもよい。
一方、CPU33は、読取指令が無い状態でカバー3が開けられたと判断した場合(S2:YES)、移動機構7により、読取デバイス6を受光位置X3に移動、換言すれば読取方向に向かって前進させる移動処理を開始する(S5)。受光位置X3は、図2に示すように、上記対象領域Eからの光を受光可能な位置である。なお、この移動処理では、読取デバイス6は、本スキャンもプレスキャンも行わず、且つ、これらのスキャンの実行時よりも高速で移動する。
(2)読取デバイスが受光位置に到達する前にカバーが閉じられた場合
図6のタイムチャートに示すように、読取デバイス6が受光位置X3に到達する前にカバー3が閉じられてしまうことがある。この場合、CPU33は、例えば上記移動処理の開始時点から、カバー3が閉じられた時点までの経過時間が所定時間T未満であることに基づき、読取デバイス6が受光位置X3に到達する前にカバー3が閉じられたと判断する(S6:NO、且つ、S7:YES)。そして、CPU33は、原稿サイズ等の決定処理を行うことなく、読取デバイス6を待機位置X0に後退させ(S8)、読取指令が有った場合(S9:YES)、上記S4と同様、本スキャン処理を実行し(S10)、S1に戻る。
一方、CPU33は、カバー3が開状態のまま、例えば上記移動処理の開始時点からの経過時間が上記所定時間Tに達したことに基づき、カバー3が閉じられる前に、読取デバイス6が受光位置X3に到達したと判断する(S6:YES)。これにより、原稿サイズ等の決定処理を実行することが可能になる。そして、CPU33は、カバー3が開状態であれば(S11:NO)、図7に示す原稿有無更新処理を実行する(S12)。
原稿有無更新処理では、CPU33は、上記受光位置X3において、読取デバイス6の受光結果が基準条件を満たす場合に、対象領域Eに原稿4が有ると判断する判断処理を実行する。具体的には、CPU33は、光源6Aを消灯させた状態で、受光部6Bの受光結果、即ち階調データを取得する(S31)。
ここで、光源6Aから光を出射させなくても、外乱光等の影響により、受光部6Bの受光結果は、対象領域Eに原稿4がある場合と無い場合とで互いに異なる。即ち、原稿4が有る場合は、階調データが示す画素値は黒色の画素値に近くなる一方で、原稿が無い場合は外乱光等の影響により、画素値は白色の画素値に近くなることを利用して、原稿の有無を判断することができる。また、光源6Aを消灯させるので、光源6Aを点灯させる構成に比べて消費電力を抑制でき、また、カバー3が開状態でも、ユーザが光源6Aからの光により眩しく感じることを抑制することができる。
更に、上記判断処理では、CPU33は、対象領域Eからの光を受光可能な一部の受光素子の受光結果だけに基づき対象領域Eに原稿4が有るか否かを判断する。具体的には、図2に示すように、上記一部の受光素子は、対象領域Eよりも狭い幅の領域V内に位置する1または複数の受光素子である。これにより、すべての受光素子からの受光結果に基づき対象領域Eに原稿が有るか否かが判断される構成に比べて、判断精度を向上させ、また、不要な受光結果に対する処理を軽減することができる。以下、一部の受光素子が複数個である場合を例に挙げて説明する。
CPU33は、上記一部の受光素子の画素値の平均値が、閾値未満であるかどうかを判断する。なお、上記一部の受光素子の画素値の最大値と最小値の間の中心値が、閾値未満であるかどうかを判断してもよい。CPU33は、上記画素値の平均値が閾値未満であると判断すれば(S32:YES)、対象領域Eに原稿4が無いとし、例えばRAM35内の原稿有無情報を、原稿無し情報に更新する(S33)。
一方、CPU33は、上記画素値の平均値が閾値以上であると判断すれば(S32:NO)、対象領域Eに原稿4が有るとし、例えばRAM35内の原稿有無情報を、原稿有り情報に更新する(S34)。CPU33は、原稿有無情報を更新(S33、S34)し、規定時間だけ待機した後(S35)に本原稿有無更新処理を終了し、図4のS13に進む。そして、原稿有無更新処理は、カバー3が閉じられるか、或いは、読取指令が有るまで繰り返し実行されることにより、原稿有無情報は、常に最新の情報に更新される。
(3)読取デバイスが受光位置に到達した後にカバーが閉じられた場合
図8のタイムチャートに示すように、読取デバイス6が受光位置X3に到達した後にカバー3が閉じられることがある。この場合、CPU33は、例えば上記移動処理の開始時点から、カバー3が閉じられた時点までの経過時間が所定時間T以上であることに基づき、読取デバイス6が受光位置X3に到達した後にカバー3が閉じられたと判断する(S6:YES、且つ、S11:YES)。
また、CPU33は、移動処理の開始時点からの経過時間が所定時間Tに達すると、読取デバイス6を停止させて受光位置X3にて、原稿有無更新処理のための受光動作を実行させる。次に、CPU33は、カバー3が閉じられたと判断すると(S11:YES)、読取デバイス6を待機位置X0まで後退させ(S15)、読取指令が有った場合に(S16:YES)、プレスキャン処理を実行する(S17)。
プレスキャン処理では、CPU33は、読取デバイス6を、合わせ位置Zと対象領域Eとの間の検知位置X4に移動させて、プラテンガラス12に配置された原稿4の一部の画像をプレスキャンさせ、その読取画像から原稿4について主走査方向の幅を検知する検知処理を実行する。本実施形態では、読取デバイス6に、待機位置X0から早期にプレスキャンを実行させるため、検知位置X4は、原稿4の左端近傍に設定されている。
検知処理では、例えば画像処理部36が、プレスキャンで得られた階調データに基づき、エッジ画素を抽出するエッジ抽出処理を行う。そして、複数のエッジ画素が、副走査方向に沿って直線状に並ぶエッジ線のうち、主走査方向において両端に位置する2本のエッジ線が抽出され、これら2本のエッジ線同士の距離が、原稿4の主走査方向の幅として検知される。
(4)読取デバイスが受光位置に到達した後にカバーが閉じられない場合
図9のタイムチャートに示すように、読取デバイス6が受光位置X3に到達した後にカバー3が閉じられないことがある。この場合、CPU33は、例えば上記移動処理の開始時点からの経過時間が所定時間Tに達した後、カバー3が開状態のまま(S11:NO)、読取指令が有ったと判断した場合(S13:YES)、読取デバイス6を待機位置X0まで後退させた後(S14)、上記プレスキャン処理を実行する(S17)。
CPU33は、プレスキャン処理の実行後、原稿サイズ・配置向きの決定処理を実行する(S18)。具体敵には、RAM35には、図10に示すように、原稿サイズ決定テーブルが記憶されている。原稿サイズ決定テーブルには、主走査方向の幅と、原稿有無結果と、原稿サイズおよび配置向きとの対応関係が示されている。CPU33は、上記原稿有無情報、および、プレスキャンで得られた主走査方向の幅から、原稿サイズ決定テーブルで対応付けられた原稿のサイズ・配置向きを決定する。
例えば、主走査方向の幅が262mmより大きく、215mm以下であれば、原稿のサイズおよび配置向きは、A3縦向き、および、A4横向きのいずれかである。そして、原稿有無情報が原稿有りを示す場合には、CPU33は、A3縦向きであると決定し、A3縦向きの配置領域に対応した範囲を読取範囲として、読取デバイス6に本スキャンさせる本スキャン処理を実行し(S19)、S1に戻る。一方、原稿有無情報が原稿無しを示す場合には、CPU33は、A4横向きであると決定し、A4横向きの配置領域に対応した範囲を読取範囲として、読取デバイス6に本スキャンさせる本スキャン処理を実行し(S19)、S1に戻る。
(本実施形態の効果)
本実施形態によれば、読取デバイス6が、縦向き配置領域内であって、且つ、横向き配置領域の外である対象領域からの光を受光可能な受光位置X3に移動される。そして、この受光位置X3での受光部6Bの受光結果は、原稿4が縦向き配置領域に配置された場合と、原稿4が横向き配置領域に配置された場合とで互いに異なる。従って、受光部6Bの受光結果から、原稿4が縦向きか横向きかを判別することができる。このように、読取デバイス6を、対象領域E上の原稿4の有無を検知するためのセンサとして利用することにより、専用のセンサを設けることなく、原稿4の配置向きを判別することが可能である。或いは、専用のセンサを設けた構成において更に原稿4の配置向きの判別精度を向上させることが可能である。
更に、主走査方向の幅を検知することにより、例えば縦向きのA4サイズの原稿と、縦向きのA3サイズの原稿とを区別することができる。従って、縦向きか横向きかどうかの判別結果、および、主走査方向の幅の検知結果に基づき、プラテンガラス12に配置されている原稿4のサイズおよび配置向きを決定することができる。
原稿配置部5にカバー3が開閉可能に設けられている構成では、カバー3が開状態になった場合、原稿4がプラテンガラス12に配置される可能性が高い。そこで、本実施形態によれば、カバーセンサ8によりカバー3が開状態であることが検知された時点で、読取デバイス6を待機位置X0から受光位置X3に向けて移動させる動作が開始される(図8、図9参照)。従って、原稿4がプラテンガラス12に配置される可能性が高い場合、読取デバイス6を早期に受光位置X3に移動させて対象領域Eに原稿4が有るか否かの判断処理を行うことができる。
また、カバー3が開状態であるときに原稿4が配置されたり、配置された原稿4が取り除かれたりする。そこで、カバー3が閉状態になる直前の判断処理の判断結果に基づき、原稿4の有無の最終的な状態を判断し、原稿4の配置向き等の判別精度を向上させることができる。
また、対象領域Eは、最小サイズの縦向き配置領域内であって、最大サイズの横向き配置領域の外の領域とされている。従って、様々なサイズの原稿4に対して配置向きを判別することが可能である。
<他の実施形態>
本明細書で開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
上記実施形態では、画像読取装置の一例として、スキャナ機能のみを有するスキャナ装置1を例に挙げた。しかし、これに限らず、画像読取装置は、コピー機、ファクシミリ装置や、複数の機能を有する複合機などでもよい。また、上記実施形態では、画像読取部の一例として、CISを有する読取デバイス6を例に挙げた。しかし、画像読取部は、これに限らず、例えばCCD(Charge Coupled Drive Image Sensor)を有する構成でもよい。
上記実施形態では、制御部の一例として、CPU33と、ハード回路としての画像処理部36とによって各処理を実行する制御部31を例に挙げた。しかし、制御部は、これに限らず、1または複数のCPUのみで各処理を実行する構成や、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などのハード回路のみで各処理を実行する構成や、ハード回路及びCPUの両方を備える構成でもよい。例えば上記制御処理の一部または全部を、別々のCPUやハード回路で実行する構成でもよい。
上記実施形態では、原稿配置判別プログラムの一例として、ROM34に記憶されたものを例に挙げた。しかし、原稿配置判別プログラムは、これに限らず、ハードディスク装置、フラッシュメモリ(登録商標)などの不揮発性メモリや、CD−Rなどの記憶媒体などに記憶されたものでもよい。
上記実施形態では、原稿サイズ決定テーブルは、市販の定型サイズに基づき作成されたものであった。しかし、予め定めたサイズであれば、市販の定型サイズ以外のサイズに基づき作成したものでもよい。また、市販の定型サイズとしては、レターサイズやリーガルサイズでもよい。
上記実施形態では、各原稿4を配置する基準となる所定位置の一例として、プラテンガラス12の1つの角を例に挙げた。しかし、所定位置は、これに限らず、例えばプラテンガラス12の左辺の中心位置などでもよく、要するに、様々なサイズの原稿4を配置する際に基準となる位置であればよい。
上記実施形態では、原稿有無更新処理において、光源6Aを消灯させた。しかし、これに限らず、光源6Aを点灯させる構成でもよく、この構成であれば、カバー3が閉じられても、原稿4の有無により受光部6Bの受光結果が相違すれば原稿4の有無を判断することが可能になる。
上記実施形態では、S18において、原稿サイズおよび配置向きを決定した。しかし、これに限らず、例えば原稿サイズが予め分かっている場合には、配置向きのみ決定する構成でもよい。この場合、S17のプレスキャンを省略することができる。
1:スキャナ装置 3:カバー 4:原稿 6:読取デバイス 6A:光源 6B:受光部 7:移動機構 12:プラテンガラス 31:制御部 E:対象領域 Z:合わせ位置 X0:待機位置 V3:受光位置

Claims (8)

  1. 原稿が配置される原稿台と、
    前記原稿台側に向けて光を出射する光源、および、前記原稿台側からの光を受光する受光部を有する画像読取部と、
    前記画像読取部を、副走査方向に移動させる移動部と、
    前記画像読取部および前記移動部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記原稿台上において、所定位置を基準に設定され長辺が前記副走査方向に平行である縦向き配置領域内であって、且つ、前記所定位置を基準に設定され短辺が前記副走査方向に平行である横向き配置領域の外である対象領域からの光を受光可能な受光位置に、前記画像読取部を移動させる移動処理と、
    前記移動処理後に、前記受光部の受光結果が基準条件を満たす場合に前記対象領域に原稿が有ると判断する判断処理と、
    前記判断処理で前記原稿有りと判断した場合、前記縦向き配置領域に原稿が配置されているとし、前記判断処理で前記原稿無しと判断した場合、前記横向き配置領域に原稿が配置されているとする判別処理と、を実行する構成を有する画像読取装置。
  2. 請求項1に記載の画像読取装置であって、
    前記制御部は、
    前記画像読取部を、前記所定位置と前記対象領域との間の検知位置に移動させて、前記原稿台に配置された原稿の一部の画像を読み取らせ、その読取画像から前記原稿について前記副走査方向に直交する主走査方向の幅を検知する検知処理と、
    前記判別処理で前記縦向き配置領域に原稿が配置されていると判断した場合、当該原稿のサイズは、短辺の長さが、前記検知処理で検知された前記主走査方向の幅であるサイズと決定し、前記横向き配置領域に原稿が配置されていると判断した場合、当該原稿のサイズは、長辺の長さが、前記検知処理で検知された前記主走査方向の幅であるサイズと決定する決定処理と、を実行する構成を有する画像読取装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像読取装置であって、
    前記原稿台を覆う位置と開放した位置とに開閉するカバーと、
    前記カバーの開閉を検知するカバーセンサと、を備え、
    前記制御部は、
    前記移動処理において、前記カバーセンサにより前記カバーが開状態であることが検知された時点で、前記画像読取部を所定の待機位置から前記受光位置に向けて移動させる動作を開始させる、画像読取装置。
  4. 請求項3に記載の画像読取装置であって、
    前記制御部は、
    前記カバーセンサにより前記カバーが閉状態であることが検知されるまで前記画像読取部を前記受光位置に待機させつつ前記判断処理を繰り返し実行し、
    前記閉状態が検知される前に最後に実行された前記判断処理の判断結果に基づき、前記判別処理を実行する、画像読取装置。
  5. 請求項3または4に記載の画像読取装置であって、
    前記制御部は、
    前記判断処理において、前記光源を消灯させた状態で、前記受光部の受光結果を取得する、画像読取装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の画像読取装置であって、
    前記受光部は、複数の受光素子が、前記移動方向に直交する方向に沿って配列された構成であり、
    前記制御部は、
    前記判断処理において、前記対象領域からの光を受光可能な一部の受光素子の受光結果だけに基づき前記対象領域に原稿が有るか否かを判断する、画像読取装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の画像読取装置であって、
    前記原稿台には、互いにサイズが異なる複数の前記縦向き配置領域および複数の前記横向き配置領域が設定されており、
    前記対象領域は、前記複数の縦向き配置領域のうち最小サイズの縦向き配置領域内であって、前記複数の横向き配置領域のうち最大サイズの横向き配置領域の外の領域である、画像読取装置。
  8. 原稿が配置される原稿台と、
    前記原稿台側に向けて光を出射する光源、および、前記原稿台側からの光を受光する受光部を有する画像読取部と、
    前記画像読取部を、副走査方向に移動させる移動部とを備える画像読取装置が有するコンピュータに、
    前記原稿台上において、所定位置を基準に設定され長辺が前記副走査方向に平行である縦向き配置領域内であって、且つ、前記所定位置を基準に設定され短辺が前記副走査方向に平行である横向き配置領域の外である対象領域からの光を受光可能な受光位置に、前記画像読取部を移動させる移動処理と、
    前記移動処理後に、前記受光部の受光結果が基準条件を満たす場合に前記対象領域に原稿が有ると判断する判断処理と、
    前記判断処理で前記原稿有りと判断した場合、前記縦向き配置領域に原稿が配置されているとし、前記判断処理で前記原稿無しと判断した場合、前記横向き配置領域に原稿が配置されているとする判別処理と、を実行させる原稿配置判別プログラム。
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