JP2013209009A - エアバッグ装置を備えたステアリングホイール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】合成樹脂製のロアカバー40に、ステアリングホイール本体1にエアバッグ装置を組み付けた金属製の係止ピン20の係止を解除するための押し治具Jの挿入孔46と案内面47とを設けてなる治具挿入部45が配設される。案内面47は、係止ピンとの当接直前の当接準備位置P0まで案内可能に、押し治具Jの軸直交方向における上方側を除く下方側から両側の側方までの移動を規制して案内可能な下側案内部54を構成する。ステアリングホイール本体1の芯金2を被覆する被覆層27の一部35が、下側案内部54の上方に配置されて、係止ピンとの当接直前の当接準備位置P0まで案内可能に、押し治具Jの軸直交方向における上方側の移動を規制して案内可能な上側案内部37を備える。
【選択図】図13
Description
本発明に係るステアリングホイールは、操舵時に把持するリング部、該リング部の中央に配置されるボス部、及び、前記リング部と前記ボス部とを連結するスポーク部、を有して構成されるステアリングホイール本体が、
前記ボス部の上部に、エアバッグ装置を組み付ける構成とし、
前記リング部、前記ボス部、及び、前記スポーク部を相互に連結するように配設される芯金と、
該芯金における前記リング部に配置されるリング芯金部と、前記スポーク部に配置されるスポーク芯金部の前記リング芯金部近傍と、を被覆し、前記芯金より軟質とした合成樹脂製の被覆層と、
前記ボス部の下方を覆うように、前記芯金に取り付けられる合成樹脂製のロアカバーと、
を備えて構成され、
前記エアバッグ装置の前記ステアリングホイール本体への組付構造が、
前記エアバッグ装置側に配設されて、下方に延びる軸部と該軸部の下端で拡径する係止頭部とを有した組付ピン、を設けて構成される組付部と、
前記芯金側に配設されて、前記係止頭部を挿通可能に前記芯金に貫通するように形成される組付孔、及び、該組付孔の下端側の開口面を横断するように配設され、前記係止頭部の前記組付孔への挿入時、前記係止頭部の先端に押されて、前記開口面に沿って撓み、前記係止頭部の通過後に復元して、前記係止頭部を係止する金属製の係止ピン、を設けて構成される組付座と、
を備えて構成され、
前記ロアカバーに、係止状態の前記係止ピンを前記開口面に沿って係止解除側に移動させるための棒状の押し治具を挿入させる挿入孔と、該挿入孔に挿入させた前記押し治具の先端を前記係止ピン側に案内する案内面と、を有した治具挿入部が、配設されている構成のエアバッグ装置を備えたステアリングホイールであって、
前記ステアリングホイール本体の被覆層が、前記組付座の下面側における前記組付孔の周縁の近傍を被覆する近傍被覆部を備え、
前記ロアカバーの前記治具挿入部が、前記押し治具の先端を、係止解除する前記係止ピン側に向いた方向として、前記ボス部の中央側へ向けつつ斜め上方向へ挿入させるように、前記挿入孔を開口させ、かつ、前記挿入孔の下縁側から斜め上方向に延びるように前記案内面を配設させる構成とするとともに、
前記案内面が、前記挿入孔に挿入させた前記押し治具の先端を、前記係止ピンとの当接直前の当接準備位置まで案内可能で、さらに、前記係止ピンを係止解除側に移動させる前記押し治具先端の移動を案内可能に、前記押し治具の軸直交方向における上方側を除く下方側から両側の側方までの移動を規制して案内可能な下側案内部として、構成され、
前記近傍被覆部が、前記挿入孔に挿入させた前記押し治具の先端を、前記当接準備位置まで案内可能に、前記押し治具の軸直交方向における上方側の移動を規制して案内可能な上側案内部、を備えて構成されていることを特徴とする。
本発明に係るステアリングホイールでは、前記下側案内部を、前記ボス部中央側のボス側部位と前記挿入孔側の挿入側部位とを設けて構成し、
前記ボス側部位の前記案内面における前記押し治具先端の下方移動を規制する底面を、前記挿入側部位の前記案内面における前記押し治具先端の下方移動を規制する底面と連なりつつ、上方に変位させて配設し、
前記上側案内部を、前記下側案内部の前記挿入側部位と前記ボス側部位との境界付近の上方に配設し、
前記近傍被覆部を、
前記被覆層における前記スポーク芯金部を被覆するスポーク被覆部の下面側の部位から延設して形成するとともに、前記ボス部中央側の縦壁面と、該縦壁面の下縁側から前記リング部側に延びる下壁面と、前記縦壁面と前記下壁面との交差する稜線部位として、前記下側案内部の前記ボス側部位の側に突出する突条部と、を設けて構成して、
該突条部を、前記押し治具の軸部外周面と接触して前記押し治具を案内する前記上側案内部として、構成することが望ましい。
40…ロアカバー、45…治具挿入部、46…挿入孔、46b…下縁、47…案内面、54…下側案内部、55…挿入側部位、55a…底面、57…ボス側部位、57a…底面、
60…エアバッグ装置、80…組付部、81…組付ピン、81b…軸部、81c…係止頭部、
R…リング部、B…ボス部、CO…(ボス部)中央、S…スポーク部、
J…押し治具、JT…先端、
P0…(押し治具の)当接準備位置、
PF…(係止ピンの)係止解除位置、
W…ステアリングホイール。
Claims (2)
- 操舵時に把持するリング部、該リング部の中央に配置されるボス部、及び、前記リング部と前記ボス部とを連結するスポーク部、を有して構成されるステアリングホイール本体が、
前記ボス部の上部に、エアバッグ装置を組み付ける構成とし、
前記リング部、前記ボス部、及び、前記スポーク部を相互に連結するように配設される芯金と、
該芯金における前記リング部に配置されるリング芯金部と、前記スポーク部に配置されるスポーク芯金部の前記リング芯金部近傍と、を被覆し、前記芯金より軟質とした合成樹脂製の被覆層と、
前記ボス部の下方を覆うように、前記芯金に取り付けられる合成樹脂製のロアカバーと、
を備えて構成され、
前記エアバッグ装置の前記ステアリングホイール本体への組付構造が、
前記エアバッグ装置側に配設されて、下方に延びる軸部と該軸部の下端で拡径する係止頭部とを有した組付ピン、を設けて構成される組付部と、
前記芯金側に配設されて、前記係止頭部を挿通可能に前記芯金に貫通するように形成される組付孔、及び、該組付孔の下端側の開口面を横断するように配設され、前記係止頭部の前記組付孔への挿入時、前記係止頭部の先端に押されて、前記開口面に沿って撓み、前記係止頭部の通過後に復元して、前記係止頭部を係止する金属製の係止ピン、を設けて構成される組付座と、
を備えて構成され、
前記ロアカバーに、係止状態の前記係止ピンを前記開口面に沿って係止解除側に移動させるための棒状の押し治具を挿入させる挿入孔と、該挿入孔に挿入させた前記押し治具の先端を前記係止ピン側に案内する案内面と、を有した治具挿入部が、配設されている構成のエアバッグ装置を備えたステアリングホイールであって、
前記ステアリングホイール本体の被覆層が、前記組付座の下面側における前記組付孔の周縁の近傍を被覆する近傍被覆部を備え、
前記ロアカバーの前記治具挿入部が、前記押し治具の先端を、係止解除する前記係止ピン側に向いた方向として、前記ボス部の中央側へ向けつつ斜め上方向へ挿入させるように、前記挿入孔を開口させ、かつ、前記挿入孔の下縁側から斜め上方向に延びるように前記案内面を配設させる構成とするとともに、
前記案内面が、前記挿入孔に挿入させた前記押し治具の先端を、前記係止ピンとの当接直前の当接準備位置まで案内可能で、さらに、前記係止ピンを係止解除側に移動させる前記押し治具先端の移動を案内可能に、前記押し治具の軸直交方向における上方側を除く下方側から両側の側方までの移動を規制して案内可能な下側案内部として、構成され、
前記近傍被覆部が、前記挿入孔に挿入させた前記押し治具の先端を、前記当接準備位置まで案内可能に、前記押し治具の軸直交方向における上方側の移動を規制して案内可能な上側案内部、を備えて構成されていることを特徴とするエアバッグ装置を備えたステアリングホイール。 - 前記下側案内部が、前記ボス部中央側のボス側部位と前記挿入孔側の挿入側部位とを設けて構成され、
前記ボス側部位の前記案内面における前記押し治具先端の下方移動を規制する底面が、前記挿入側部位の前記案内面における前記押し治具先端の下方移動を規制する底面と連なりつつ、上方に変位して配設され、
前記上側案内部が、前記下側案内部の前記挿入側部位と前記ボス側部位との境界付近の上方に配設され、
前記近傍被覆部が、
前記被覆層における前記スポーク芯金部を被覆するスポーク被覆部の下面側の部位から延設されて形成されるとともに、前記ボス部中央側の縦壁面と、該縦壁面の下縁側から前記リング部側に延びる下壁面と、前記縦壁面と前記下壁面との交差する稜線部位として、前記下側案内部の前記ボス側部位の側に突出する突条部と、を有し、
該突条部を、前記押し治具の軸部外周面と接触して前記押し治具を案内する前記上側案内部として、構成されていることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置を備えたステアリングホイール。
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