JP2013208479A - カーペットの製造装置 - Google Patents

カーペットの製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013208479A
JP2013208479A JP2013121335A JP2013121335A JP2013208479A JP 2013208479 A JP2013208479 A JP 2013208479A JP 2013121335 A JP2013121335 A JP 2013121335A JP 2013121335 A JP2013121335 A JP 2013121335A JP 2013208479 A JP2013208479 A JP 2013208479A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carpet
heater
temperature
unit
transport
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013121335A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneyasu Nakagawa
恒靖 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daishin Kogyo KK
Original Assignee
Daishin Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daishin Kogyo KK filed Critical Daishin Kogyo KK
Priority to JP2013121335A priority Critical patent/JP2013208479A/ja
Publication of JP2013208479A publication Critical patent/JP2013208479A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)
  • Carpets (AREA)

Abstract

【課題】製造過程及び完成製品におけるVOCの発生を低減すると共に、製造コストの低減が可能なカーペットとその製造方法、及び上記カーペットの製造装置を提供する。
【解決手段】基布11と、上記基布の表面12側から植設されたパイル13と、上記基布の裏面14側に表出した上記パイル13のバックステッチ部15とを有するカーペット地16と、上記カーペット地の裏面17側に接合された裏面側布材18とを備えたカーペットであって、上記裏面側布材18は、加熱することにより溶融した上記バックステッチ部15を介して上記カーペット地に圧着により接合された構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明はカーペットの製造装置に関する。
一般の家屋内のみならず、自動車車室内の床面においても走行時のロードノイズを吸音すると共に、車室内の外観品質の向上を目的としたカーペットが敷設されている。
上記のように車室内に敷設されるカーペットは、基布上にパイルがタフトされた、いわゆるタフテッドカーペットのカーペット地の裏面に、吸音、若しくは防音効果のある裏面側布材が接合されている構成のものが一般的である。
図6に示すように、車室内に搭載される従来のカーペット70は、カーペット地71の裏面72にフェルト材等の吸音効果のある裏面側布材73が接合されて形成されている。
上記カーペット地71は、基布75と上記基布75の表面側74から植設されたパイル76と、上記基布75の裏面80側に表出した上記パイル76のバックステッチ部77とを有している。
また、上記基布75の裏面80には、タフトされたパイル76の抜け落ちを防止するため、ラテックスから成る抜け落ちを防止するための接着剤78が塗布されている。
更に、上記裏面側布材73は上記カーペット地71の裏面72にポリエチレンシート若しくはポリエチレン粉末等から成る接着剤79を介して、熱圧着によって接合されている。
昨今、環境への配慮から、製品、及び製品の製造過程において発生する揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds)(以下VOCと記載する)の低減が強く求められており、特に自動車業界においては環境への配慮からその要望が強い。
このため、VOCの発生を低減できる車載用のカーペット、及び上記カーペット製造方法の開発が特に強く求められている。
しかしながら、従来のカーペットはパイルの抜け落ちを防止するための接着剤として多量のラテックスが使用されており、製造過程において加熱されることで、上記ラテックスからVOCが発生すると共に、製造されたカーペットにおいてもVOCが継続して発生する虞があった。
従って、カーペットの製造過程のみならず、カーペットが車室内に敷設された後においても、人体に対して健康被害を引き起こす可能性を有していた。
また、一方で、車室内に敷設される従来のカーペットの場合、裏面側布材とカーペット地との接着剤として、ポリエチレンシート、若しくはポリエチレン粉末等の接着剤を使用する必要があることから、原材料コストが増加し、また上記接着剤の塗布工程を必要とすることから製造コストが増大するという問題点をも有していた。
本発明の技術的課題は、製造過程及び完成製品におけるVOCの発生を低減すると共に、製造コストの低減が可能なカーペットの製造装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、基布と、上記基布の表面側から植設されたパイルと、上記基布の裏面側に形成された上記パイルのバックステッチ部とを有するカーペット地と、上記カーペット地の裏面側に接合された裏面側布材とを備えたカーペットの製造装置であって、カーペット地の裏面を所定温度に加熱し、上記バックステッチ部を溶融させる加熱手段と、上記加熱手段により溶融された上記バックステッチ部を介して、上記裏面側布材を、上記カーペット地の裏面に圧着して接合する圧着接合手段とを有し、上記加熱手段は、カーペット地を所定方向に搬送する搬送部と、上記搬送部によって上記カーペット地が搬送される過程において、上記カーペット地のバックステッチ部を加熱するヒーター部と、上記ヒーター部によって加熱する加熱目標温度を設定する加熱温度設定手段と、上記搬送部の搬送方向出口側端部近傍において、上記ヒーター部により加熱されたカーペット地のバックステッチ部の温度を測定する温度測定手段と、上記温度測定手段により測定された温度が入力されると共に、上記加熱温度設定手段で設定された目標温度と、上記温度測定手段で測定された温度とを比較して、上記ヒーター部の出力制御を行う加熱制御手段とを備えることを特徴とする。
従って、搬送方向出口側端部の近傍において上記バックステッチ部の温度が圧着に最適な温度に均一に加熱されるように、上記ヒーター部の出力が制御される。
また、請求項2記載の発明は、上記搬送部は、平面方形に形成された上部フレームと、上記上部フレームの四隅部に接続され、上記上部フレームを支持する脚部と、平面方形に形成され、上記脚部の高さ方向略中央部に四隅が固定された搬送部フレームと、円柱状に形成され、上記搬送部フレーム上に並設された複数の搬送用ローラーとを備え、上記ヒーター部は、平面方形に形成され、上記搬送部フレームと上記上部フレームとの間において高さ方向に移動可能に配置されたヒーター部フレームと、上記ヒーター部フレームの下部に配設された第一のヒーター群及び第二のヒーター群とを備え、上記第一のヒーター群は、搬送方向入口側端部から搬送方向略中央部にかけて配設され、搬送方向に沿って配置された細長棒状のヒーターが、搬送方向に対して直交する方向に沿って複数本並設されて形成されると共に、上記第二のヒーター群は、搬送方向略中央部から搬送方向出口側端部にかけて配設され、搬送方向に直交する方向に沿って配置された細長棒状のヒーターが搬送方向に沿って複数本並設されて形成され、上記ヒーター部フレームの四隅部に、一端部が回転可能に嵌合されると共に、他端部が上記上部フレームに回転可能に螺合されて、上記ヒーター部フレームを上方から支持する支持軸が配設されるとともに、上記上部フレームには、上記支持軸を回転させることで上記ヒーター部フレームを高さ方向に移動しうる駆動部が配設されていることを特徴とする。
また、請求項3記載の発明は、上記第一のヒーター群は、所定本数の上記ヒーターを一組とする複数のヒーターユニットから形成され、上記複数のヒーターユニットの出力はそれぞれ独立して制御しうることを特徴とする。
従って、加熱するカーペットの形状や素材に合わせ、最適な加熱温度となるように、ヒーター部フレームの高さ位置を変更することができる。
また、上記第二のヒーター群の加熱において、搬送方向に直交する方向における中央部は、外部に熱が放出される両端部と比較して温度が高くなる。
上記第一のヒーター群が上記第二のヒーター群と直交して配設されていることから、第一のヒーター群の加熱において、第一のヒーター群を構成するヒーターの内、予め搬送方向に直交する方向における中央部に配置されるヒーターの出力値を低く設定しておくことで、第二のヒーター群の加熱時に生じる上記温度の差異の発生が防止され、カーペットが均一に加熱される。
更に、請求項3の発明にあっては、第二のヒーター群の加熱時に発生する上記温度の差異を、各ヒーターユニットの出力を適宜制御することによって解消することができる。
また、請求項4記載の発明は、上記温度測定手段は、搬送方向出口側端部近傍おいて、上記上部フレームの幅方向に沿って複数配設されていることを特徴とする。
また、請求項5記載の発明は、上記温度測定手段は、搬送方向出口側端部近傍おいて、上記上部フレームの幅方向に沿って、上記上部フレームの幅方向中央部、上記上部フレームの幅方向両端部、及び上記上部フレームの幅方向中央部と両端部との中間位置に配設されていることを特徴とする。
従って、上記各所において加熱温度が一定となるように上記ヒーター部の出力制御より詳細に行うことができる。
また、請求項6記載の発明は、上記加熱制御手段は、上記温度測定手段により測定された温度が入力されると共に、入力された温度から上記ヒーター部の最適出力値を算出し、上記最適出力値を出力する制御信号出力手段を備える演算装置と、上記演算装置からの制御信号が入力され、上記制御信号の数値に従って、上記ヒーター部の出力制御を行う出力制御手段とを有することを特徴とする。
従って、上記演算手段によってヒーター部の出力を常に最適となるように出力値を算出し、上記制御信号出力手段によって、出力制御手段に対して逐次上記出力値が入力され、上記出力調整手段は上記ヒーター部の出力を逐次変更する。
また、請求項1〜6の発明にあっては、カーペット地の裏面を所定温度に加熱し、バックステッチ部を溶融させる加熱手段と、上記加熱手段により溶融された上記バックステッチ部を介して裏面側布材を上記カーペット地に圧着するする圧着接合手段とを有していることから、製造過程におけるVOCの発生が低減されると共に、ポリエチレンシート等の接着剤が不要となることで、製造コストを低減することが可能なカーペットの製造装置を提供することができる。
特に、請求項1の発明は、上記加熱手段は、カーペット地を所定方向に搬送する搬送部と、上記搬送部によって上記カーペット地が搬送される過程において、上記カーペット地のバックステッチ部を加熱するヒーター部と、上記ヒーター部によって加熱する加熱目標温度を設定する加熱温度設定手段と、上記搬送部の出口近傍において、上記ヒーター部により加熱されたカーペット地のバックステッチ部の温度を測定する温度測定手段と、上記温度測定手段により測定された温度が入力されると共に、上記加熱温度設定手段で設定された目標温度と、上記温度測定手段で測定された温度とを比較して、上記ヒーター部の出力制御を行う加熱制御手段とから構成されていることから、バックスステッチ部の加熱温度が最適、且つ均一となるように上記ヒーター部の出力が制御されることで、上記裏面側布材が上記カーペット地の裏面により均一に圧着接合され、製造後のカーペットの製品品質をより向上させることができる。
更に、請求項2及び3記載の発明は、第一のヒーター群と第二のヒーター群とが互いに直交して配置されることによって、加熱手段内部の加熱ムラが解消され、上記バックステッチ部がより均一に加熱される。
従って、バックステッチ部がより最適な状態に溶融されることで、上記裏面側布材が上記カーペット地の裏面に、より均一に圧着接合され、製造後のカーペットの製品品質をより向上させることができる。
特に請求項3記載の発明は、上記第一のヒーター群の出力調整をヒーターユニット毎に実施しうることから、より詳細な温度調整が可能となる。
また、請求項4及び5記載の発明は、上記温度測定手段は、搬送方向出口側端部近傍おいて、上記上部フレームの幅方向に沿って、上記上部フレームの幅方向中央部、上記上部フレームの幅方向両端部、及び上記上部フレームの幅方向中央部と両端部との中間位置に配設されていることから、請求項1の効果に加え、ヒーター部の出力制御を更に詳細に行うことが可能である。
従って、バックステッチ部がより最適な状態に溶融することで、上記裏面側布材が上記カーペット地の裏面に、より均一に圧着接合され、製造後のカーペットの製品品質をより向上させることができると共に、効率良く加熱が行われることで製造コストをより低減することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を、車室内に敷設される車載用カーペットを例に図面を用いて説明する。
(1)カーペットの構成
図1に示す通り、本発明に係る車載用カーペット10は、車室内に敷設され、基布11と、上記基布11の表面12から植設されたポリプロピレン製の糸材で形成されたパイル13と、上記基布11の裏面14に表出した上記パイル13のバックステッチ部15とを有するカーペット地16と、上記カーペット地16の裏面側17に接合されたフェルト材から成る不織布で形成された裏面側布材18とを備えている。
上記裏面側布材18は、加熱することにより上記基布11の裏面14から表面12にかけて上記バックステッチ部15の長さ寸法における20%の部位が溶融された上記バックステッチ部15aを介して上記カーペット地16に圧着により接合されている。
また、上記基布11の裏面14には、加熱時の熱伝導を遮断するための接着剤19が塗布されている。
(2)カーペットの製造方法
図11に示す通り、本実施例に係る車載用カーペット10の製造方法は、基布11と、上記基布11の表面12から植設されたパイル13と、上記基布11の裏面14に形成された上記パイル13のバックステッチ部15とを有するカーペット地16の裏面17に加熱時の熱伝導を遮断するための接着剤19を塗布する第一の工程の前工程20aと、上記カーペット地16の裏面17を摂氏150℃から160℃範囲の所定温度に加熱して、上記バックステッチ部15において、上記基布11の裏面14から表面12にかけて上記バックステッチ部15の長さ寸法における20%の部位を溶融させる第一の工程20bと、上記第一の工程20bで溶融させたバックステッチ部15aを介して、裏面側布材18を上記カーペット地16の裏面17に圧着して接合する第二の工程21とを有している。
(3)カーペットの製造装置
図7に示すとおり、本実施例に係る車載用カーペット10の製造装置30はカーペット地16の裏面17を所定温度に加熱し、上記バックステッチ部15を溶融させる加熱手段31と、上記加熱手段31により溶融された上記バックステッチ部15を介して裏面側布材18を上記カーペット地16の裏面17に圧着して接合する圧着接合手段32とを有している。
上記加熱手段31は、上記カーペット地16を所定方向に搬送する搬送部33と、上記搬送部33によって上記カーペット地16が搬送される過程において、上記カーペット地16のバックステッチ部15を加熱するヒーター部34と、上記ヒーター部34によって加熱する加熱目標温度を設定する加熱温度設定手段35と、上記搬送部33の搬送方向出口側端部36の近傍において、上記ヒーター部34により加熱されたカーペット地16のバックステッチ部15の温度を測定する温度測定手段37と、上記温度測定手段37により測定された温度が入力されると共に、上記加熱温度設定手段35で設定された目標温度と、上記温度測定手段37で測定された温度とを比較して、ヒーター部34の出力制御を行う加熱制御手段38とから構成されている。
また、図8に示すように、上記搬送部33は、平面方形に形成された上部フレーム39と、上記上部フレーム39の四隅部に接続され、上記上部フレーム39を支持する脚部40と、平面方形に形成され、上記脚部40の高さ方向略中央部41に四隅が固定された搬送部フレーム42と、円柱状に形成され、上記搬送部フレーム42上に並設された搬送用ローラー43a、43b、43c、43d,43e,43fとを備えている。
また、図8に示すように、上記ヒーター部34は、平面方形に形成され、上記搬送部フレーム42と上記上部フレーム39との間において高さ方向に移動可能に配置されたヒーター部フレーム44と、上記ヒーター部フレーム44の下部に配設された第一のヒーター群48と第二のヒーター群49とを備えている。
また、図9に示すように、上記第一のヒーター群48は、搬送方向入口側端部46から搬送方向略中央部47にかけて配設され、搬送方向に沿って配置された細長棒状のヒーター48a、48b、48c、48d,48e、48f、48g、48h、48i、48j、48k、48l、48m、48n、48oが、搬送方向に対して直交する方向に沿って並設されて形成されている。
また、上記第二のヒーター群49は、搬送方向略中央部47から搬送方向出口側端部36にかけて配設され、搬送方向に直交する方向に沿って配置された細長棒状のヒーター49a、49b、49c、49d,49e、49f、49g、49h、49iが搬送方向に沿って並設されて形成されている。
また、図8に示すように、上記ヒーター部フレーム44の四隅部に一端部が回転可能に嵌合されると共に、他端部が上記上部フレーム39に回転可能に螺合されて、上記ヒーター部フレーム44を上方から支持する支持軸52が配設されるとともに、上記記支持軸を回転させることで上記ヒーター部フレームを高さ方向に移動しうる駆動部53が上記上部フレーム39の搬送方向入口側端部46に配設されている。
また、図9に示すように、上記第一のヒーター群48は、ヒーター48a、48b、48c、48d,48eを一組とするヒーターユニット50aと、ヒーター48f、48g、48h、48i、48jを一組とするヒーターユニット50bと、ヒーター48k、48l、48m、48n、48oを一組とするヒーターユニット50cとから形成されている。
また、図9に示すように上記温度測定手段37は、搬送方向出口側端部36の近傍おいて、上記上部フレーム39の幅方向に沿って、上記上部フレーム39の幅方向中央部54、上記上部フレーム39の幅方向両端部55、56、及び上記上部フレーム39の幅方向中央部54と両端部55,56との中間位置57,58に配設されている。
また、図7に示すように上記加熱制御手段38は、上記温度測定手段37により測定された温度が入力されると共に、入力された温度から上記ヒーター部34の最適出力を算出し、上記最適出力の数値信号を出力する制御信号出力手段59を備える演算装置60と、上記演算装置60からの制御信号が入力され、上記制御信号の数値に従って、上記ヒーター部34の出力制御を行う出力制御手段61とを有している。
上記実施例の構成による車載用カーペットの実施例について図面を用いて詳述する。
図1は本実施例に係る車載用カーペット10の断面図を示している。図1に示すように、本実施例に係る車載用カーペット10は、基布11の表面12側から裏面14に向かってパイル13をミシン針により連続して差込むことで、上記裏面14に上記パイル13のバックステッチ部15が表出したカーペット地16の裏面17に、上記バックステッチ部15の長さ寸法における20%の部位が溶融したバックステッチ部15aを介してフェルト材である裏面側布材18が接合されて形成されている。
また、上記基布11の裏面14には、上記バックステッチ部15を加熱した際に、パイル13への熱伝導を遮断するための接着剤19が塗布されている。
本実施例に係る車載用カーペット10においては、溶融した上記バックステッチ部15が上記裏面側布材18の内部に浸透し、接着剤として作用することによって、上記裏面側布材18が上記カーペット地16の裏面17に接合されることから、従来の車載用カーペットと異なりポリエチレンフィルム等を別途接着剤として使用する必要がない。
また、上記バックステッチ部15が溶融することで、パイル13の抜け落ちが防止されることから、従来の車載用カーペットで必要であった抜け落ちを防止するための接着剤が不要となる。
なお、本実施例においても、加熱時の熱伝導遮断、及び基布のひび割れ防止を目的でラテックスから成る接着剤を塗布する必要があるが、従来の車載用カーペットの場合と比較して、ラテックスの使用量は1/3程度と大幅に低減することが可能である。
従って、ラテックスから発生するVOCを大幅に軽減させることが可能であり、環境と人体へ悪影響を与える虞が低減されると共に、ポリエチレンフィルム等の接着剤が不要となることで、原材料コストに起因する製造コストを低減させることが可能となる。
上記実施例の構成による車載用カーペットの製造方法の実施例について図面を用いて詳述する。
図2は一般的なタフテッドカーペットのカーペット地16の断面図である。
図2に示すように、パイル13は基布11の表面12から裏面14にかけてミシン針(図示せず)等を用いて連続して差し込まれ、裏面14には上記パイル13のバックステッチ部15が表出している。
また、図3は図11に示す工程20aを実施した場合のカーペット地16の断面図である。
図3に示すように、加熱時の熱伝導を遮断するためのラテックスから成る接着剤19は、スプレー等(図示せず)による吹き付け手段によって、基布11の裏面14に薄く且つ均一に塗布される。
また、図4は図11に示す工程20bを実施した場合のカーペット地16の断面図である。
図4に示すように、上記カーペット地16の裏面側は摂氏150℃から160℃範囲の所定温度に加熱される。
パイル13を形成するポリプロピレンの融点は約160℃から180℃であるため、上記温度はバックステッチ部15が過剰に溶融することがない最適な温度である。
また、上記接着剤19によって熱伝導が遮断されることによって、バックステッチ部15が過剰に溶融することによって、上記パイル13が上記基布11から抜け落ちてしまう事態が防止される。
また、図5は図11に示す工程21におけるカーペット地16及び裏面側布材18の断面図である。
図5に示すように、溶融したバックステッチ部15aは、裏面側布材18がブロック矢印Aの方向から圧着されることで、溶融した上記裏面側布材18内に浸透し、その後冷却されて再び固化することで、上記裏面側布材18を上記カーペット地16の裏面17に接合する接着剤として作用する。
本実施例の車載用カーペットの製造方法においては、上記接着剤19の使用量が、従来のカーペットの製造時に使用する抜け落ちを防止するための接着剤と比較して1/3程度となるため、製造工程においてラテックスから発生するVOC量を大幅に低減することが可能であり、環境及び人体へ悪影響を及ぼす虞を低減することが可能である。
また、上記裏面側布材18を上記カーペット地16の裏面17に接合する際に、ポリエチレンシート等の接着剤の塗布工程が不要であるため、製造工程を簡略化できると共に、原材料コストに起因する製造コストを低減することが可能となる。
上記実施例の構成による車載用カーペットの製造装置の実施例の構成について図面を用いて詳述する。
図7は、本実施例に係る車載用カーペット10の製造装置30の全体構成を示す側面図である。
図7に示すように、本実施例に係る車載用カーペットの製造装置30は、カーペット地16を搬送すると共に、上記カーペット地16の裏面17を加熱する加熱手段31と、加熱によって溶融したバックステッチ部15を介して、裏面側布材18を上記カーペット地16の裏面17に圧着接合する圧着接合手段32を備えている。
図8は本実施例に係る上記製造装置30の加熱手段31の拡大正面図であり、図9は図8の平面図である。
図8及び図9に示すように、上記ヒーター部34のヒーター部フレーム44の四隅部には支軸52の一端部が回転可能に嵌合されている。
また、上記支軸52の他端部は、上部フレーム39に回転可能に螺合されていると共に、上記上部フレーム39を貫通して上方に突出し、突出部52aは、駆動用チェーン53aを介して駆動部53に接続され、上記ヒーター部フレーム44を支持すると共に、上記駆動部53を駆動することで、上記駆動用チェーン53aを介して上記支持軸52が回転し、上記支持軸52の上記上部フレーム39に対する螺入寸法が変化することで、上記ヒーター部フレーム44の高さ位置を変更しうるように構成されている。
図10は図8のB−B線における断面平面図である。
図10に示すように、搬送用ローラー43a、43b、43c、43d,43e,43fはそれぞれ両端部が回転可能に搬送部フレーム42に軸支され、載置されたカーペット地16(図示せず)を搬送方向入口側端部46から搬送方向出口側端部36に向かって搬送する方向にローラー用駆動装置(図示せず)によって一定速度で回転する。
また、図9に示すように上記加熱手段31のヒーター部34を構成する第一のヒーター群48と第二のヒーター群49は、夫々独立した電源回路(図示せず)を有し、更に上記第一のヒーター群48を構成するヒーターユニット50a、50b、50cを独立した回路とすることで、ヒーターユニット毎に出力制御が可能となるように設計されている。
また、図7に示すように、演算装置60はパーソナルコンピュータであり、温度測定手段37と上記制御盤62内の出力制御手段61にそれぞれ接続されている。
本実施例の作用について、以下図面を用いて詳述する。
図7に示すように、上記カーペット地16はロール状の原材から供給され、スプレー等の手段(図示せず)によって加熱時の熱伝導を遮断するためのラテックスから成る接着剤19(図7には図示せず)を裏面17に塗布した後に、上記カーペット地の裏面17を上方に向けた状態で、上記加熱手段31の搬送方向入口側端部46から上記搬送部33に送入され、矢印Xの方向に搬送される。
また、フェルト材である上記裏面側布材18についてもロール状の原材から供給され、上記加熱手段31の搬送方向出口側端部36と上記圧着接合手段32との間に配置されている。
なお、上記搬送部33の搬送速度及び、上記ヒーター部フレーム44の高さは、上記カーペット地16の種別等を基に定められた値に予め設定されており、製造過程においては変更されることはない。
また、加熱目標温度については、上記制御盤62に設けられた上記加熱温度設定手段35によって上記パイル13を形成するポリプロピレンの溶融温度に合わせ150℃〜160℃の所定温度に設定され、設定された目標温度は上記加熱制御手段38のパーソナルコンピュータに記憶されている。
また、本実施例にあっては、図9に示すように、第一のヒーター群48の加熱において、第一のヒーター群48を構成するヒーター48a〜48oの内、予め搬送方向に直交する方向における中央部に配置されるヒーター48f〜48jの出力値を他のヒーター48a〜48e及び48k〜48oよりも低く設定されている。
上記カーペット地16は、上記搬送ローラー43a乃至43fが回転することによって、一定の速度で搬送方向出口側端部36に向かって搬送され、上記過程において、上記ヒーター部34によってバックステッチ部15が加熱される。
上記搬送方向出口側端部36の近傍において、上記温度測定手段37によって溶融したバックステッチ部15の温度が測定され、測定温度データは上記加熱制御手段38に入力される。
上記加熱制御手段38の演算装置60は、入力された上記測定温度データと、上記加熱温度設定手段35で設定された目標温度とを比較し、上記搬送方向出口側端部36において、上記バックステッチ部15が目標温度に加熱されうる出力値を算出して、上記出力制御手段61に出力する。
また、図9に示すように、上記第二のヒーター群49の加熱において、搬送方向に直交する方向における中央部は、外部に熱が放出される両端部と比較して温度が高くなる。
上記第一のヒーター群48が上記第二のヒーター群49と直交して配設されていることから、第一のヒーター群48の加熱において、第一のヒーター群48を構成するヒーター48a〜48oの内、予め搬送方向に直交する方向における中央部に配置されるヒーター48f〜48jの出力値を他のヒーター48a〜48e及び48k〜48oよりも低く設定しておくことで、第二のヒーター群49の加熱時に生じる上記温度の差異の発生が防止され、バックステッチ部15は均一に加熱される。
更に、第二のヒーター群49の加熱時に発生する上記温度の差異は、各ヒーターユニット50a〜50cの出力を適宜制御することによって、更に効率的に解消することができる。
また、図9に示すように上温度測定手段37は搬送方向出口側端部36の近傍おいて、上記上部フレーム39の幅方向に沿って、上記上部フレーム39の幅方向中央部54、上記上部フレーム39の幅方向両端部55、56、及び上記上部フレーム39の幅方向中央部54と両端部55,56との中間位置57,58に配設されていることから、上記加熱制御手段38には上記夫々の位置に対応する測定温度データが入力される。
図7に示すように、上記加熱制御手段38は、上記測定温度データの入力値を分析し、加熱ムラが解消していない場合は、図9に示すように、第一のヒーター群48を構成するヒーターユニット50a、50b、50c夫々について出力値を算出し、上記出力制御手段62は、上記ヒーターユニット50a、50b、50cに対して個別の出力値に基づいて適宜出力制御を行う。
従って、加熱手段31の内部の温度がより均一となり、図1に示すように、上記バックステッチ部15が、カーペット地16の裏面17の全域に亘ってより均一に溶融する。
また、図7に示すように、加熱手段31の搬送方向出口側端部36から送出されたカーペット地16の裏面17に、上記裏面側布材18が載置され、圧着用ローラーで形成された圧着接合手段32によって圧接されるとことで、溶融されたバックステッチ部15を介して、上記裏面側布材18は上記カーペット地16の裏面に圧着接合される。
バックステッチ部15はこの際、上記バックステッチ部15が、カーペット地16の裏面17の全域に亘って均一に溶融していることから、上記裏面側布材18が上記カーペット地16の裏面17に、より均一に圧着接合され、製造後のカーペットの製品品質をより向上させることができる
なお、本実施例においても、加熱時の熱伝導防止、及び基布のひび割れ防止の目的でラテックスから成る接着剤を塗布する必要があるが、従来の車載用カーペットの場合と比較して、使用量は1/3程度と大幅に低減することが可能である。
従って、製造過程においてラテックスから発生するVOC量を大幅に軽減させることが可能であり、環境と人体へ悪影響を与える虞が低減されると共に、ポリエチレンフィルムまたはポリエチレン粉末の接着剤が不要となることで、原材料コストに起因する製造コストを低減させることが可能なカーペットの製造装置を提供することができる。
なお、本実施例においては、図7に示すとおり圧着接合手段32に圧着用ローラーを採用しているが、押圧板で上下に挟持して圧接する方式を採用した場合であっても、本実施例と同様の作用及び効果を得ることが可能である。
また、本実施例においては、図7に示すように加熱制御手段であるパーソナルコンピュータを外部に設置しているが、製造装置の制御盤内にマイクロコンピュータ等を組み込んで実現した場合であっても、本実施例と同様の作用効果を得ることが可能である。
また、第一のヒーター群及び第二のヒーター群を構成するヒーターの本数についても、加工対象のカーペットの種類、設置場所、製造規模等に合わせ適宜変更することが可能である。
本発明に係るカーペットの一実施の形態を示し、実施例の形態におけるカーペットの断面図である。 本発明に係るカーペットの製造方法の一実施の形態を示し、実施例の形態における、カーペット地の断面図である。 本発明に係るカーペットの製造方法の一実施の形態を示し、実施例の形態において、カーペット地に加熱時の熱伝導を遮断するための接着剤を塗布した状態を表す断面図である。 本発明に係るカーペットの製造方法の一実施の形態を示し、実施例の形態において、カーペット地のバックステッチ部が溶融した状態を表す断面図である。 本発明に係るカーペットの製造方法の一実施の形態を示し、実施例の形態において、溶融した状態バックステッチ部を介して、裏面側布材を圧着する工程を表す断面図である。 従来のカーペットの断面図である。 本発明に係るカーペットの製造装置の一実施の形態を示し、実施例の形態における、装置の全体正面図である。 本発明に係るカーペットの製造装置の一実施の形態を示し、実施例の形態における、加熱手段の拡大正面図である。 本発明に係るカーペットの製造装置の一実施の形態を示し、実施例の形態における、加熱手段の拡大平面図である。 本発明に係るカーペットの製造装置の一実施の形態を示し、図8におけるB−B線断面平面図である。 本発明に係るカーペットの製造方法の一実施の形態を示すフローチャートである。
10 車載用カーペット
11 基布
12 基布の表面
13 パイル
14 基布の裏面
15 バックステッチ部
15a バックステッチ部の溶融部
16 カーペット地
17 カーペット地の裏面
18 裏面側布材
19 加熱時の熱伝導を遮断するための接着剤
20a 第一の工程の前工程
20b 第一の工程
21 第二の工程
30 車載用カーペットの製造装置
31 加熱手段
32 圧着接合手段
33 搬送部
34 ヒーター部
35 加熱温度設定手段
36 搬送方向出口側端部
37 温度測定手段
38 加熱制御手段
39 上部フレーム
40 脚部
41 脚部の高さ方向中央部
42 搬送部フレーム
43a搬送用ローラー
43b搬送用ローラー
43c搬送用ローラー
43d搬送用ローラー
43e搬送用ローラー
43f搬送用ローラー
44 ヒーター部フレーム
46 搬送方向入口側端部
47 搬送方向中央位置
48 第一のヒーター群
48aヒーター
48bヒーター
48cヒーター
48dヒーター
48eヒーター
48fヒーター
48gヒーター
48hヒーター
48iヒーター
48jヒーター
48kヒーター
48lヒーター
48mヒーター
48nヒーター
48oヒーター
49 第二のヒーター群
49aヒーター
49bヒーター
49cヒーター
49dヒーター
49eヒーター
49fヒーター
49gヒーター
49hヒーター
49iヒーター
50aヒーターユニット
50bヒーターユニット
50cヒーターユニット
52 支持軸
52a支持軸の突出部
53 駆動部
53a駆動力伝達用チェーン
54 上部フレームの幅方向中央部
55 上部フレームの幅方向端部
56 上部フレームの幅方向端部
57 上部フレームの幅方向中央部と幅方向端部との中間位置
58 上部フレームの幅方向中央部と幅方向端部との中間位置
59 制御信号出力手段
60 演算装置
61 出力制御手段
62 制御盤
70 車載用カーペット
71 カーペット地
72 カーペット地の裏面
73 裏面側布材
74 基布の表面
75 基布
76 パイル
77 バックステッチ部
78 抜け落ちを防止するための接着剤
79 接着剤
80 基布の裏面

Claims (6)

  1. 基布と、上記基布の表面側から植設されたパイルと、上記基布の裏面側に形成された上記パイルのバックステッチ部とを有するカーペット地と、上記カーペット地の裏面側に接合された裏面側布材とを備えたカーペットの製造装置であって、カーペット地の裏面を所定温度に加熱し、上記バックステッチ部を溶融させる加熱手段と、上記加熱手段により溶融された上記バックステッチ部を介して、上記裏面側布材を、上記カーペット地の裏面に圧着して接合する圧着接合手段とを有し、上記加熱手段は、カーペット地を所定方向に搬送する搬送部と、
    上記搬送部によって上記カーペット地が搬送される過程において、上記カーペット地のバックステッチ部を加熱するヒーター部と、
    上記ヒーター部によって加熱する加熱目標温度を設定する加熱温度設定手段と、
    上記搬送部の搬送方向出口側端部近傍において、上記ヒーター部により加熱されたカーペット地のバックステッチ部の温度を測定する温度測定手段と、
    上記温度測定手段により測定された温度が入力されると共に、上記加熱温度設定手段で設定された目標温度と、上記温度測定手段で測定された温度とを比較して、上記ヒーター部の出力制御を行う加熱制御手段とを備えることを特徴とするカーペットの製造装置。
  2. 上記搬送部は、平面方形に形成された上部フレームと、上記上部フレームの四隅部に接続され、上記上部フレームを支持する脚部と、平面方形に形成され、上記脚部の高さ方向略中央部に四隅が固定された搬送部フレームと、円柱状に形成され、上記搬送部フレーム上に並設された複数の搬送用ローラーとを備え、
    上記ヒーター部は、平面方形に形成され、上記搬送部フレームと上記上部フレームとの間において高さ方向に移動可能に配置されたヒーター部フレームと、上記ヒーター部フレームの下部に配設された第一のヒーター群及び第二のヒーター群とを備え、
    上記第一のヒーター群は、搬送方向入口側端部から搬送方向略中央部にかけて配設され、搬送方向に沿って配置された細長棒状のヒーターが、搬送方向に対して直交する方向に沿って複数本並設されて形成されると共に、
    上記第二のヒーター群は、搬送方向略中央部から搬送方向出口側端部にかけて配設され、搬送方向に直交する方向に沿って配置された細長棒状のヒーターが搬送方向に沿って複数本並設されて形成され、
    上記ヒーター部フレームの四隅部に一端部が回転可能に嵌合されると共に、他端部が上記上部フレームに回転可能に螺合されて、上記ヒーター部フレームを上方から支持する支持軸が配設されるとともに、
    上記上部フレームには、上記支持軸を回転させることで上記ヒーター部フレームを高さ方向に移動しうる駆動部が配設されていることを特徴とする請求項1記載のカーペットの製造装置。
  3. 上記第一のヒーター群は、所定本数の上記ヒーターを一組とする複数のヒーターユニットから形成され、上記複数のヒーターユニットの出力はそれぞれ独立して制御しうることを特徴とする請求項2に記載のカーペットの製造装置。
  4. 上記温度測定手段は、搬送方向出口側端部近傍おいて、上記上部フレームの幅方向に沿って複数配設されていることを特徴とする請求項1記載のカーペットの製造装置。
  5. 上記温度測定手段は、搬送方向出口側端部近傍おいて、上記上部フレームの幅方向中央部、上記上部フレームの幅方向両端部、及び上記上部フレームの幅方向中央部と両端部との中間位置に配設されていることを特徴とする請求項4記載のカーペットの製造装置。
  6. 上記加熱制御手段は、上記温度測定手段により測定された温度が入力されると
    共に、入力された温度から上記ヒーター部の最適出力値を算出し、上記最適出力値を出力する制御信号出力手段を備える演算装置と、
    上記演算装置からの制御信号が入力され、上記制御信号の数値に従って、上記ヒーター部の出力制御を行う出力制御手段とを有することを特徴とする請求項1に記載のカーペットの製造装置。
JP2013121335A 2013-06-07 2013-06-07 カーペットの製造装置 Pending JP2013208479A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013121335A JP2013208479A (ja) 2013-06-07 2013-06-07 カーペットの製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013121335A JP2013208479A (ja) 2013-06-07 2013-06-07 カーペットの製造装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008119353A Division JP5466832B2 (ja) 2008-04-30 2008-04-30 カーペット及びとカーペットの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013208479A true JP2013208479A (ja) 2013-10-10

Family

ID=49526908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013121335A Pending JP2013208479A (ja) 2013-06-07 2013-06-07 カーペットの製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013208479A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107571781A (zh) * 2017-09-05 2018-01-12 无锡吉兴汽车部件有限公司 一种汽车主地毯的生产方法
CN115402178A (zh) * 2022-09-19 2022-11-29 东风柳州汽车有限公司 一种车用脚垫

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6399377A (ja) * 1986-10-12 1988-04-30 Yamato:Kk 自動車用マツトのバツキング装置
JPH1025652A (ja) * 1996-07-11 1998-01-27 Toray Ind Inc パイル布帛およびカーペット
JP2000152904A (ja) * 1998-11-19 2000-06-06 Kuriyama Kosan Kk 靴拭いマット製造装置
JP2003116706A (ja) * 2001-10-16 2003-04-22 Sankyo Frontier Co Ltd 再生用カーペットの製造方法及び製造装置
JP2008047766A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Npc Inc ラミネート装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6399377A (ja) * 1986-10-12 1988-04-30 Yamato:Kk 自動車用マツトのバツキング装置
JPH1025652A (ja) * 1996-07-11 1998-01-27 Toray Ind Inc パイル布帛およびカーペット
JP2000152904A (ja) * 1998-11-19 2000-06-06 Kuriyama Kosan Kk 靴拭いマット製造装置
JP2003116706A (ja) * 2001-10-16 2003-04-22 Sankyo Frontier Co Ltd 再生用カーペットの製造方法及び製造装置
JP2008047766A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Npc Inc ラミネート装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107571781A (zh) * 2017-09-05 2018-01-12 无锡吉兴汽车部件有限公司 一种汽车主地毯的生产方法
CN115402178A (zh) * 2022-09-19 2022-11-29 东风柳州汽车有限公司 一种车用脚垫

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2018017910A5 (ja)
KR101193292B1 (ko) 접착 필름의 절단 방법 및 절단 장치
KR20070016769A (ko) 핫멜트 접착필름을 원단에 접착시키기 위한 라미네이팅시스템 및 그의 온도 제어방법
US20200398482A1 (en) Methods and apparatus for the manufacture of three-dimensional objects
JP2013208479A (ja) カーペットの製造装置
JP2018004945A5 (ja)
US20120073748A1 (en) Device for Coating a Workpiece
JP6259485B2 (ja) 除湿基材、除湿基材成形装置および除湿基材の成形方法
TW201604029A (zh) 快速成型裝置及其方法
JP5466832B2 (ja) カーペット及びとカーペットの製造方法
KR101315176B1 (ko) 온도 최적제어형 컨베이어 이송식 핫멜트 합지기 및 그의 발열 제어방법
KR20130037149A (ko) 천연가죽 라미네이팅 방법 및 이를 이용한 천연가죽 시트
JP2011198730A (ja) 可動式加熱システム
US10161087B1 (en) System and method for asphalt heating
JP5226037B2 (ja) 熱処理装置及び熱処理方法
KR100813649B1 (ko) 면상발열체 제조장치
JP2017154341A (ja) シート製造装置、シート製造方法
CN102821921A (zh) 在压力机内生产木材板的过程中用于生产由至少一个散布层构成的散布材料垫的方法和设备
EP3023260B1 (en) Method and apparatus for the formation of mosaic panels and panels thus obtained
KR101443876B1 (ko) 목재 측면 코팅장치 및 코팅방법
JP2015136639A (ja) 接着剤塗布装置及びそれを利用した吸収性物品の製造方法
JP2017058086A (ja) 乾燥方法及び乾燥装置
AU2011324119A1 (en) Method of manufacturing a carpet or carpet tile, carpet or carpet tile obtained by performing the manufacturing method, and support material for use in the method
KR102096860B1 (ko) 침대용 매트리스 보조재 제조장치
JP2017128056A (ja) 熱可塑性炭素繊維材用加熱装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130705

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140521

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20141003