JPS6399377A - 自動車用マツトのバツキング装置 - Google Patents

自動車用マツトのバツキング装置

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JPS6399377A
JPS6399377A JP61241721A JP24172186A JPS6399377A JP S6399377 A JPS6399377 A JP S6399377A JP 61241721 A JP61241721 A JP 61241721A JP 24172186 A JP24172186 A JP 24172186A JP S6399377 A JPS6399377 A JP S6399377A
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耕平 山田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は自動車用マットのバッキング装置に関する。
(従来の技術) 従来第14図及び第15図に示すように、−E面には金
型(2)を取付け、下部には加熱装置(3)を取付けた
台車(5)を環状の軌道(4)上に複数f&置し。
この台車(5)が軌道(4)上を間欠的に移動するよう
にすると共に軌道(4)に沿って所定箇所にプラスチゾ
ル供給装置(6)、加圧装置(7)及び冷却装置(8)
を夫々設けてなる自動車用マットのバッキング装!(1
)であって、金型(2)内にプラスチゾル供給袋コ(6
)により供給されたプラスチゾルな台車(5)下部に設
けた加熱装置(3)により加熱して半ゲル化した後にそ
の上面に繊維マット(9)を載せて該繊維マット(9)
を冷却装置(8)により冷却して繊維マット(9)が熱
におかされないようにして、金型(2)内のプラスチゾ
ルなゲル化するようにした自動車用マットのバッキング
装置(1)(特公昭56−37047号公報記載)があ
った。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、この自動車用マットのバッキング装置にあフ
ては、プラスチゾル供給装置、加圧装置及び冷却装置を
軌道に沿って所定箇所に夫々設け、この軌道上を台車が
間欠的に移動することによりバッキングが施されるよう
になっているものの、 iamマットのプラスチゾル上
への111置、バッキングが終了した後の繊維マットの
取り外しは作業者が行なわなければならず、特にプラス
チゾル上への#l維マットの蔵置は大変な注意を要し極
めて煩雑な作業であった。
又、従来の自動車用マットのバッキング装置にあっては
、各台車を作業者が移動させなければならず、各台車を
一定時間で所定場所に移動させることは大変煩雑であり
1台車の移動時間が遅れた場合には、加圧不足で繊維マ
ットとプラスチゾルとが充分に溶着一体化していなかっ
たり、加熱不足でプラスチゾルがゲル化していなかった
りすることにもなり、不良品を生じる等の弊害があった
この発明はこのような問題点に鑑みなされたものであり
、繊維マットの取付は取り外しの作業を省くと共に常に
均一な製品を製造することができる自動車用マットのバ
ッキング装置を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 即ち、この発明は、上面に複数の金型を取替え自在に組
み付けた回転駆動テーブルと、金型上に樹脂を塗布する
樹脂塗布装置と、塗布された樹脂を金型中に充填する脱
気装置と、回転駆動テーブルの下部に設けられた金型加
熱装置と、樹脂の塗布された金型上に出入りし、m雅マ
ットを引張状態て樹脂上に圧着させる繊維マット供給装
置と。
回転駆動テーブルの下部に設けられた金型冷却装置と、
樹脂によりバッキングされたmJ&マットを金型より剥
離する、取り外し装置とを備えた事な特徴とする自動車
用マットのバッキング装置である(作用) 従って、この発明の自動車用マットのバッキング装置に
あっては、繊維マットの供給、取り外し1合成樹脂の供
給、金型の加熱、冷却及び金型の移動等が全て該装置の
機械的操作により行なわれるようになっているため、常
に均一な製品を製造することができる。
また、この発明の自動車用マットのバッキング装置にあ
っては、繊維マットの供給、取り外し、合成樹脂の供給
、金型の加熱、冷却及び金型の移動等が全て該装置の機
械的操作により行なわれるようになっているため、作業
者の作業量を大幅に低減させることができる。
(実施例) 以下この発明を図面に従って詳細に説明する。
第1図は、この発明の自動車用マットのバ・ンキング装
置の全体を示した平面図である。
第1図に示すように、バッキング装?!(11)の中心
には金型(12)が組み付けられるドーナッツ状の回転
駆動テーブル(20)が設けられ、この回転駆動テーブ
ル(20)の下部に金型加熱装ffl (30)及び金
型冷却装置(50)、外周縁部には樹脂塗布装置(70
)、鋭気装2t (90)、繊a’? ッ)供給袋!(
110) 、 金ffi取替装置(14G) 、取り外
し装置(160)等の各装置が設けられている。
このバッキング装置t (11)にあっては、機能の面
から15ゾーンに分割することができる。即ち。
回転駆動テーブル(20)の外周縁部に設けられた樹脂
塗布装置(70)の位置を第1ゾーンとするならば、回
転駆動テーブル(20)の回転方向に沿って第2ゾーン
には該テーブル(20)の下部に金型加熱装置(30)
、外周縁部に脱気装置が、第3〜6ゾーンには該テーブ
ル(20)の下部に金型加熱装置 (30)が、第7ゾ
ーンには該テーブル(20)の下部に金型加熱装は(3
0〕、外周縁部に磁維マット供給装置(110)が、第
8〜12ゾーンには該テーブル(20)の下部に金型加
熱装置(30)が、第13ゾーンには該テーブル(20
)の下部に金型冷却装置(50)が、第14ゾーンには
該テーブル(20)の下部に金型冷却装置(50)、外
周縁部に金型取替装置(140)が、第15ゾーンには
該テーブル(20)の外周縁部に取り外し装置(160
)が夫々順に設けられている。
第1図、第2図、gS7図及び第10図に示すように1
回転駆動テーブル(20)は、ドーナッツ状の回転盤で
あって、コンクリート基礎上に設けられ、上端に車輪(
21)を設けた円盤状の支持台(22)に跨設され、回
転可能に支持されている。そして、該テーブル(20)
の外周綾部に設けたDCサーボモータ(23)により間
欠的に回転し、この回転が変速機(24)を介してプー
リ(25)に伝動され、このプーリ(25)が回転駆動
テーブル(20)の側辺に当接して回転テープ>1/(
20)が前記プーリ(25)の回転とは逆の方向に間欠
的に回転するようになっている。本実施例の場合、回転
駆動テーブル(20)は約24度回転する毎に回転が3
0秒間停止し、テーブル(20)が1回転する間に15
回停止するようになっている。この回転駆動テーブル(
20)の上面には金型(12)を取付ける組み付は枠(
26)が15(P1等間隔に形成されている。この組み
付は枠(26)内には、金型(12)よりも僅かに小さ
な孔(27)が形成されている、回転駆動テーブル(2
0)上面に取替自在に組み付けられる金!!!、(L2
)は89(lsmX  670mmX  lhaの外寸
に形成されたプレートであって、自動車用マットの大き
さに合わせて形成されている。この金型(12)は自動
車用マットの大きさに応じて種々のものがあり、必要に
応じて前記組み付は枠(26)内に取替自在に組み付け
られるのである。従って、この実施例においては15個
の金型を装置に組付けることができ、最大15種類の自
動車用マットを製造することができる。をこの組み付は
枠(26)の各周辺部のテーブル(20)の上面には金
型固定具(28)が設けられ、金型(12)を組み付は
枠(26)に組み付けたとき、これを固定するようにな
っている。この回転駆動テーブルの下部に該テーブルと
は独立してコンクリート基盤上に前記金型を加熱する金
型加熱装置と、前記金型を冷却する金型冷却装置とが夫
々設けられている。
第1〜5図に示すように、金型加熱装fi (3G)は
、自動車用マットのバッキング装置 (11)の第1〜
12ゾーンの各ゾーンの回転駆動テーブル(20)の下
部に設けられている。この金型加熱装置(コ0)はコン
クリート基盤上に固定されたフレーム(3I)とこのフ
レーム(31)内に設けられたガスバーナー(32)と
から構成されている0本実施例において金型は金ff1
(12)の温度が180℃程度になるようにセットされ
ている。又、ガスバーナー(32)としてはガス赤外線
バーナ一方式のものとガスパイプバーナ一方式のものと
が使用されている。これら各金型加熱装21(30)間
には焼成用ブロアーと排気用ファンとが夫々取付けられ
たダクト(35)が配置されている。 そして前記回転
駆動テーブル(20)の組み付は枠(2S)内の金型(
12)を該テーブル(20)の下方より直接加熱するよ
うになっている。
この回転駆動テーブル(20)には金型加熱装置と同じ
く下部に金型冷却装置(50)が設けられている金型冷
却装置(50)は、自動車用マットのバッキング装置(
11)の第13ゾーン及び第14ゾーンに夫々設けられ
、第6図に示すようにコンクリート基礎上に固定された
シリンダ(54)と水H1(52)とこの水槽(52)
内に3箇所突設されたシャワーノズル(53)とより4
1i成されている。水槽(52)は箱型に形成され、四
本の支柱(51)により支持されている。この水槽(5
2)の底面にはコンクリート基礎上に固定されたシリン
ダ(54)のシャフト〔55)の先端が取付けられ、シ
リンダ(54)の伸縮に伴ない水槽(52)か昇降する
ようになっている。
そして、回転駆動テーブル(20)の回転によって、金
型が水槽(52)上にきた時、シリンダ(54)が伸張
し、これに伴ない水槽(52)が上昇し、回転駆動テー
ブル(20)の上面に取付けた金型(12)に水槽(5
2)内のシャワーノズル(53)から冷水が噴出され。
金型(12)が冷却されるようになっている。
次に自動車用マ・ントのバッキング装置の第1ゾーンに
設けられた樹脂塗布装置について説明する。
第9図に示すように、樹脂塗重装2i (70)は、ゾ
ル状の合成樹脂(71)を前記回転WJA動テーブル(
20)上面の金型(2)内に塗布する装置である。
樹脂塗重装21(70)は外フレーム(72)と内フレ
ーム(73)と樹脂タンクとを備えている。該テーブル
(20)の上方には箱型の内フレーム(73)がテーブ
ル(20)上面に掛るように配されている。この内フレ
ーム(73)の上部P?端には左右2木の軸(75)が
突設され、これらの軸(75)には走行用ローラ(76
)が回転可能に取付けられている。又、この走行用ロー
ラ(76)はローラが走行する四角状の」一部フレーム
(77)とこれを支持する該テーブル(20)の外縁部
に固定した支柱(78)からなる外フレーム(72)に
よって支持され、この外フレーム(72)に固定された
駆動モータ(図示しない)によって上部フレーム(77
)上を回転駆動テーブル(20)の中心方向に向って移
動し、これに伴ない前記内フレーム(73)が水平移動
するようになっている。
この内フレーム(7コ)には昇降用シリンダ(79)が
固定され、このシリンダ(79)のシャフトの先端には
ノズルを備えた複数の樹脂塗布用シリンダ(80)が取
付けられ、これらのノズルから回転駆動テーブル(20
)の金型内にゾル状の樹脂(71)が塗布されるように
なっている。又、内フレーム(73)には前記樹脂塗布
用シリンダに近接してヘラ状の樹脂ならしく81)具が
取付けられ、樹If!”!重用シリンダ(80)によっ
て塗布された金型内の樹脂(71)をならすようになっ
ている。
一方、前記外フレーム(72)と並んで回転駆動テーブ
ル(20)の外周縁には樹脂タンク(74)が配置され
ている。この樹脂タンク(74)内には例えば塩化ビニ
ル樹脂に可塑剤として2−オクチルへキシルフタレート
或いはn−オクチルフタレートを30〜35%混合して
ゾル状としたプラスチゾルが収納されている。この樹脂
(71)が回転駆動テーブル(20)の回転に応じて該
タンク(74)の下部に取付けた411rf1m布栓開
閉用シリンダ(82)の作動により開放された塗布量(
83)を通って、前記樹脂塗布栓開閉用シリンダ(82
)に連動して始動する塗布ポンプ(図示しない)により
塗布パイプ(84)に移送され、前記ノズルを備えた樹
脂塗布用シリンダ(80)によって塗布されるようにな
っている。そして、樹脂!@布重用シリンダ80)から
回転駆動テーブル(20)上面の金型(12)上に樹脂
(71)が塗布されるのである。
なお、樹脂(71)の塗布量は樹脂タンク(74)の下
部に配された塗布量(83)によりて調序されるように
なっている。又、前述した加熱装置(図示しない)がこ
の第1ゾーンの回転駆動テーブル(20)の下部に設け
られているため、樹脂塗重装2F (70)によフて金
型(12)上に塗布された樹脂(72)がこれによって
加熱され、半ゲル化となり繊維マット(14)と溶着し
易い状態となっている。
この樹脂塗布装置(70)に隣接して回転駆動テーブル
(20)の回転方向の第2ゾーン費上方には脱気装置(
90)が設けられている。
脱気装置(90)は、前記樹脂塗布装置によって金型上
に塗布された樹脂を金型中に充填するものである。金!
(12)には、自動車用マットのすべり止め突起を形成
するための多数の先細小孔が穿設されており、この小孔
中に樹脂を充填する必要がある。
第1O図に示すように、脱気装置(90)は、箱型の枠
(91)が金型(12)上面を覆うように配され、この
枠(91)の上部には昇降用シリンダ(92)が取付け
られている。この枠(91)内に内フレーム(9コ)が
内設され、この内フレーム(93)の上部に前記昇降用
シリンダ(92)のシャフトが取付けられ、該シリンダ
(g2)の伸縮に伴ない内フレーム(93)が昇降する
ようになっている。又、この内フレーム(93)の側辺
にはローラ(94)が各フレームに回転5(能に取付け
られると共に前記枠(91)に当接して内フレーム(9
3)の昇降と共にローラ(94)が枠(91)に当接し
た状態で回転するようになっている。このため、内フレ
ーム(93)が昇降する際にがたつきが生じることがな
く、スムーズに昇降がでいるようになっている。又、枠
(91)は、四角状の上部フレーム(g5)とこれを支
持する該テーブル(20)の外周縁部に固定した支柱(
9G)からなる外フレーム(97)によって支持されて
いる。
一方、この内フレーム(93)には真空バッド(98)
が取付けられている。真空バッド(98)は、取付枠(
26)の縁部に当接する下部周縁にゴムパツキン(99
)を貼り付けた台形型のものであり、上部に2個の空気
吸引口(100)が形成されている。
この真空バッド(98)の空気吸引口(100)にはホ
ース(101)の一端が装着され、このホース&1 (101)の他端が真空ポンプ(図示しない)に連番さ
れている。
そして1回転駆動テーブル(20)の回転によって金型
(12)が脱気装置(90)の下方にくると枠(91)
の昇降用シリンダ(92)が作動し、前記真空バッド(
98)が樹脂(71)上に移動されて取付枠(26)の
縁部に密着するようになっている。
更に真空ポンプ(図示しない)によって真空バッド(9
8)内の空気が抜かれ、金型(12)と樹脂(71)と
の間に存在する空気泡が除去され、金W(12)に設け
られた先細小孔(図示しない)内にも確実に樹脂が充填
されるようになっている。このため、自動車用マット裏
面の小さなすべり止め突起も確実に形成することができ
、更に空気泡に起因して生じていた繊維マットの裏面の
合成樹脂のひび割れや繊維マットと合成樹脂との剥離が
未然に防止されるのである。
なお、脱気装置(90)の位置の回転駆動テーブル下部
にも金型加熱装置が設けられ、金型内の樹脂の半ゲル化
状態が保たれている。
第1図及び第3〜5図に示すように、この脱気装置に隣
接して回転駆動テーブル(20)の回転方向のfJS3
〜6ゾーンには夫々回転駆動テーブル(20)の下部に
金型加熱装2!(:lO)が設けられ、金型(12)内
の樹脂(71)を半ゲル状態に保持している。この金型
加熱装置(30)の第6ゾーンに設けられたものにあっ
ては、回転駆動テーブル(20)の上方に配された金f
f(12)内の樹脂(71)の表面温度を検知する放射
温度検出器(図示しない)からの信号によって樹脂(7
1)の表面温度が180°Cを下回るときには樹脂を更
に加熱したり、180℃を上回るときは温度を下げたり
して温度調節できるようになっている。
第7ゾーンには回転駆動テーブル(20)の外周縁部に
樹脂の塗布された金型上に出入りし、m!iマットを引
張状態で樹脂の上に圧着する繊維マット供給装ff1(
tlo)が設けられている。
第1図及び第11図に示すように、amマット供給装置
(110)はコンベア装置 (111)と供給装置(1
12)と圧着装fi(113)とが備えられている。
コンベア装置(111)は回転駆動テーブル(20)か
ら外方に伸びたように形成された直方体形状をなす箱型
の架台(114)とこの架台(114)内に内設された
駆動モータ(図示しない)によって回転駆動テーブル(
20)の方向に回転自在に取付けられたコンベア(11
5)とからなっている。この架台(114)のコンベア
(115)上面には長手方向に沿って3枚のm5−マッ
ト(I4)が′a置されるようになっている、この繊維
マット(14)は、基布(15)に合成繊維からなるパ
イルが打ち込まれたものであり2mmマット(14)の
周縁は基布(15)の縁が歯み出た状態となっている。
そして駆動モータ(図示しない)の駆動によってコンベ
ア(115)が回転しコンベア(115)上のamマッ
ト(14)が回転駆動テーブル(20)の方向に移送さ
れるようになっている。コンベア(Its)によって移
送された繊維マット(14)は供給装置(112)によ
って回転駆動テーブル(20)の上面の半ゲル化した樹
脂(71)上に載置されるのである供給装置(112)
は、前記コンベア装置(111)の上方に配され、前述
した樹脂塗布装置と同様に、i型の枠(117)が金型
(12)上面を覆うように配され、この枠(117)の
上部両端には左右2木の軸(118)が突設され、これ
らの軸(118)には走行用ローラ(119)が回転可
使に取付けられている。又、このローラ(119)は四
角状の上部フレーム(120)とこれを支持する該テー
ブル(20)の外縁部に固定した支柱(121)からな
る外フレーム(122)によって支持され、この外フレ
ーム(122)に固定された駆動シリンダ(図示しない
)によって外フレーム(122)上を回転駆動テーブル
(20)の中心方向に向って移動し、これに伴ない前記
枠(117)が水平移動するようになっている。この枠
(117)には昇降用シリンダ(123)が取付けられ
ている。一方、この昇降用シリンダ(123)のシャフ
トが箱型の内フレーム(124)に取付けられている。
この内フレーム(124)の各フレームにはローラ(1
19)が前記枠(117)の側辺と当接状態に設けられ
、内フレーム(124)の昇降のときに、このローラ(
119)が枠(117)の側辺に当接するため、内フレ
ーム(124)ががたつかないようになっている、この
内フレーム(124)の下部の四隅には爪の形状をなす
4つのビン(tZS)が外方に向けて配され、これらの
ビン(126)の基部にはビン回転用のシリンダ(12
7)のシャフトが装着され、シリンダ(127)の伸縮
によって、外方に向ってビン(126)が回動するよう
に設けられている。そして、コンベア装置!(111)
上の繊維マット(14)の縁部に歯み出しだ状態の基布
(I5)の四隅にこれらのビン(126)が回動して突
きささるようになっている。又、内フレーム(124)
の下部には内フレーム(124)の長手方向に沿って、
4個のベアリング(128)が固定され、このベアリン
グ(128)に中心から両端にかけて互いに逆方向に螺
刻された2木のネジ棒(129)が取付けられている。
更に内フレーム(124)の下部には2個の駆動モータ
(130)が固定され、前記ネジ林(129)がこの駆
動モータ(130)によって回転するようになっている
。そしてこの1本のネジ林(129)の両端に前記ビン
(126)の基部が螺着され、ネジ棒(129)の回転
に伴ない2個のビン(126)がネジ棒(129)に沿
って接近離間して水平移動し、繊維マット(14)の大
きさに合わせて各ビン(126)の位置を繊啄 維マット(14)の四隅に位置させるようにてきるよう
になっている。こうして、コンベア装置(111)上の
繊維マット(14)は、その縁部に歯み出した状態の基
布(I5)の四隅に位置を合わせたビン(126)が回
動により突きささり、その状態で内フレーム(124)
の昇降用シリンダ(123)及び外フレーム(122)
のシリンダ(図示しない)により持ち上げられ、繊維マ
ット(14)が金型(12)上の樹脂(71)上に移動
され載置されるのである。
又、内フレーム(124)には更に中心部分に圧着装置
(113)が内設されている。′圧着装置(113)は
前述した金型(12)上の樹脂(71)上に!置された
繊維マット(14)の上面を加圧する扁平形状を有する
ヘット(131)とこのヘッド(131)の上部垂直方
向に取付けられ、こ、のヘッド(131)を介して#!
維マット(14)を加圧する圧着シリンダ(1:12)
とからなっている。そして圧着装H(tt3)及び前記
ビン(126)によって、繊維マット(14)の縁部に
歯み出した状態の基布(15)の四隅が引っ張られた状
態で繊維マット(14)と半ゲル化状態の樹脂(71)
とが加圧され1両者間にすきまのない状態で完全に溶着
されるのである。
第1図、第2図及び第5図に示すようにこの溶着装置に
続いて5基の金型加熱装置が第8〜12ゾーンにかけて
回転駆動テーブル下部に設けられている。又、第13ゾ
ーン及び第14ゾーンの回転駆動テーブル下部には前述
した冷却装とが設けられ、半ゲル化状態の樹脂を冷却す
ることによりゴム状のゲル化状態へと変化させるのであ
る。
又第14ゾーンには冷却装置と合わせて回転駆動テーブ
ルの外周縁部には金型取替装置が設けられている。
第1図及び第12図に示すように、金型取替装置(14
0)は、製造すべき自動車用マットに応じて回転駆動テ
ーブル上の金型を交換し取替4る装置である。この金型
取替装置(140)は、箱型の枠(I41)がテーブル
(20)上面を覆うように配され、この枠(141)の
上部には昇降用シリンダ(142)が取付けられている
。この枠(141)内に内フレーム(143)が内設さ
れ、この内フレーム(143)の上部に前記昇降用シリ
ンダ(142)のシャフトが取付けられ、#シリンダ(
142)の伸縮に伴ない内フレーム(143)が昇降す
るようになっている。又、この内フレーム(143)の
側辺にはローラ(144)が各フレームに回転可能に取
付けられると共に前記枠(141)に当接して内フレー
ム(14:l)の昇降と共にローラ(144)が枠(1
41)に当接した状態で回転するようになっている。こ
のため、内フレーム(143)が昇降する際にがたつき
が生じることがなく、スムーズに昇降ができるようにな
っている。又、枠(141)の上部両端には左右2本の
軸(152)か突設され、これらの軸(152)には走
行用ローラ(153)が回転可能に取付けられている。
又、この走行用ローラ(153)はローラ(153)が
走行する四角状の上部フレーム(145)とこれを支持
する該テーブル(20)の外縁部に固定した支柱(14
6)からなる外フレーA (147)によって支持され
、この外フレーム(147)に固定された駆動シリンダ
(図示しない)によって上部フレーム(145)上を回
転駆動テーブル(20)の中心方向に向って移動し、こ
れに伴ない前記内フレーム(143)が水平移動するよ
うになっている。
この内フレーム(143)には昇降用シリンダ(142
)が取付けられ、この昇降用シリンダ(142)のシャ
フトの先端には真空吸着バッド(14g)が取付けられ
ている。
真空吸着バッド(148)は、金型(12)に当接する
下部周縁にゴムパツキン(149)を貼り付けたおわん
型のものであり、上部に空気吸引口(150)が形成さ
れている。この真空吸着バッド(+48)の空気吸引口
(150)にはホース(151)の一端が装着され、こ
のホース(151)の他端が真空ポンプ(図示しない)
に連結されている。
そして、金型(12)を取替る際には回転駆動テーブル
(20)の回転に応じて内フレーム(143)の昇降用
シリンダ(142)と外フレーム(147)の駆動モー
タ(図示しない)とを作動させ、前記真空吸着バッド(
148)を金型(12)上に移動させ金型(12)に密
着させるようになっている。
そして、回転駆動テーブル(20)上面の取付枠(26
)の縁部に固定した金型固定具(28)を外すと共に真
空ポンプ(図示しない)を作動させて金型(12)を吸
引して取り外し、別の種類の金型(12)を真空吸着バ
ッド(148)に取付は再び、回転駆動テーブル(20
)の取付枠(26)に取付けるのである。
fJS13[uに示すように、第15ゾーンには樹脂に
よりバッキングされたMl!!マット(14)を金型よ
り剥離する取り外し装置が回転駆動テーブルの外周縁部
に設けられている。
取り外し装置(160)は、クランプ装置(161)と
内フレーム(163)と外フレーム(164)とを備え
ている。該テーブル(20)の上方には箱型の枠(16
2)が金型(12)上面を覆うように配され、この枠(
162)の上部には昇降用シリンダ(170)が取付け
られている。この枠(162)内に内フレーム(16:
l)が内設され、この内フレーム(163)の上部に前
記昇降用シリンダ(170)のシャフトが取付けられ、
該シリンダ(170)の伸縮に伴ない内フレーム(16
3)が昇降するようになっている。又、この内フレーム
(163)の側辺にはローラ(171)が各フレームに
回転可能に取付けられると共に前記枠(162)に当接
して内フレーム(163)の昇降と共にローラ(171
)が枠(162)に当接した状態で回転するようになっ
ている。このため、内フレーム(163)が昇降する際
にがたつきが生じることがなく、スムーズに昇降がでi
るようになっている。又、枠(162)の上部両端には
左右2木の軸(174)が突設され、これらの軸(17
4)には走行用ローラ(175)が回転可能に取付けら
れている。又、この走行用ローラ(175)はローラ(
175)が走行する四角状の上部フレーム(172)と
これを支持する該テーブル(20)の外縁部に固定した
支柱(173)からなる外フレーム(164)によって
支持され、この外フレーム(164)に固定された駆動
シリンダ(図示しない)によって上部フレーム(172
)上を回転しケーブル(20)の中心方向に向って移動
し、これに伴ない前記内フレーム(163)が水平移動
するようになっている。
この内フレーム(16:l)には昇降用シリンダ(17
0)が固定され、このシリンダ(170)のシャフトの
先端にクランプ装置 (161)が固定されている。
クランプ装置(161)は内フレーム(16:l)下部
の回転駆動テーブル(20)側に配されたクランプ爪(
165)と、この爪(tSS)が回動したときに繊維マ
ット(14)の端部な挟んだ状態で支持する支持棒(1
66)と、クランプ爪(165)の更に外方、つまり該
テーブル(20)側に設けたエアーノズル(167)と
、内フレーム(163)下部の反対側に配された前記ク
ランプ爪(165)の基部にシャフト(168)の先端
を装着したシリンダ(169)とから構成されている。
そして、この取り外し装fi(160)にあっては、回
転駆動テーブル(20)の回転に応じて、内フレーム(
163)が水平及び垂直移動して回転駆動テーブル(2
0)の繊維マット(14)上に移動した後、内フレーム
(16:l)下部のクランプ装置 (161)のエアー
ノズル(167)からエアーが噴出して繊維マット(1
4)の歯み出した状態の基布(15)の一端がめくり上
り、前記クランプ爪(165)がシリしダ(169)に
よって図中矢印方向に回動し、めくり上がった繊維マッ
ト(14)の一端を爪(165)と支持棒(166)と
の間に掴んだ状態で再び内フレーム(163)が水平及
び垂直移動してセンサーによって常に最と面の高さが一
定に保たれているテーブルリフター(17G)上にm、
Ilマット(14)が移動されるようになっているなお
、この発明の自動車用マットのバッキング2i (11
)にあっては、上述したものに限らず1回テーブルの上
面に取付けられる金型をテーブル幅方向に2つづつ並べ
ると共に該テーブル周縁に設けられた各装置を該テーブ
ルの内側と外側とに夫々2機設けても良い、この場合、
バッキング作業効率を一層向上させることができる。
(発明の効果) 以上詳述したように、この発明は、上面に複数の金型を
取替え自在に組み付けた回転駆動テーブルと、金型上に
樹脂を塗布する樹脂塗布装置と、塗布された樹脂を金型
中に充填する脱気装置と、回転駆動テーブルの下部に設
けられた金型加熱装置と、樹脂の塗布された金型上に出
入りし、繊維マットな引張状態で樹脂上に圧着させる繊
維マット供給装置と、回転駆動テーブルの下部に設けら
れた金型冷却装置と、樹脂によりバッキングされた繊維
マットを金型より剥離する取り外し装置とを備えた事を
特徴とする自動車用マットのバッキング装置である。
従って、この発明の自動車用マットのバッキング装置に
あっては、m!iマットの供給、できあがった自動車用
マットの金型からの取り外し1合成樹脂の塗布、金型の
加熱及び冷却等が全て該装置の回転により連続的にしか
も機械的操作により行なわれるようになっているため、
常に均一な製品を製造することができる。
また、この発明の自動車用マットのバッキング装置にあ
っては、8mマットの供給、できあがった自動車用マッ
トの金型からの取り外し、合成樹脂の塗布、金型の加熱
及び冷却等が全て該装置の機械的操作により行なわれる
ようになっているため、作業者の作業量を大幅に低減さ
せることができる。
更に多数の金型を回転駆動テーブルに組み付けることが
できるので、多種類の自動車用マットを同時に製造する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の自動車用マットのバッキング装置の
全体を示す平面図、第2図はこの発明の自動車用マット
のバッキング装置の駆動装置と回転駆動テーブルを示す
側面図、第3図はこの発明の自動車用マットのバッキン
グ装置の金型加熱装置の平面図、第4図は同じく金型加
熱装置の正面図、第5図は同じく側面IX1.第6図は
この発明の自動車用マットのバッキング装着の金型冷却
装置の斜視図、第7図及び第8図は同じく金型冷却装置
を示す側面図、第9図はこの発明の自動車用マットのバ
ッキング装置の樹脂塗布装置を示す斜視図、第1O図は
この発明の自動車用マットのバッキング装置の脱気装置
を示す斜視図、第11図はこの発明の自動車用マットの
バッキング装置のmaマット供給装置を示す斜視図、第
12図はこの発明の自動車用マットのバッキング装置の
金型取替装置を示す斜視図、第13図はこの発明の自動
車用マットのバッキング装置の8mマットの泡り外し装
置を示す斜視図、第14図は従来の自動車用マットのバ
ッキング装置を示す平面図、第15図は同じく側面図で
ある。 符号の説明 11・・・自動車用マットのバッキング装置、20・・
・回転駆動テーブル、30−・・金型加熱装置。 S O−・・金型冷却装置、 70−・・樹脂塗布装置
。 90・・・脱気装置、 110−・・繊維マット供給装
置、140−・・金型取替装置、160−・・取り外し
装置。 第6図 第3図 第5図 第14図 手続者1j正書(自発) 昭和61年12月27日 1、事件の表示 昭和61年 特許願 第241721号2、発明の名称 自動車用マットのバッキング装置 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 住 所 岐阜県羽島郡笠松町北及1682番地名 称 
株式会社 大 和 住 所 岐阜市長住町1丁目11番地 マルキチビル3階 5、補正命令の目付 自   発 6、補正の対象 (+)明細書の発明の詳細な説明の欄 (2)明細書の図面の簡単な説明の欄 (3)図面の第1図、第3図、第4図、第5図、第6図
、第7図、第8図、第9図、第10図、第11図、第1
2図及び第13図 7、補正の内容 (1)明細書を別紙の通り補正する。(補正の対象の欄
に記載した事項以外は内容に変更なし)(2)図面の第
1図、第3図、第4図、第5図、第6図、第7図、第8
図、第9図、第10図、第11図、第12図及び第13
図を別紙の通り補正する。 8、添付書類の目録 (1)全文訂正明細書          1通(2)
訂正図面(第1図、第3図、第4図、第5図、i6図、
第7図、第8図、第9図、第1O図。 第11図、第12図及び第13図)      1通用
          細          書1、発
明の名称 自動車用マットのバ・ンキング装置 2、特許請求の範囲 上面に複数の金型を取替え自在に組み付けた回転駆動テ
ーブルと、金型上に樹脂を塗布する樹脂塗布装置と、塗
布された樹脂を金型中に充填する脱気装置と、回転駆動
テーブルの下部に設けられた金型加熱装置と、樹脂の塗
布された金型上に出入りし、′繊維マットな引張状態で
樹脂上に圧着させる繊維マット供給装置と1回転駆動テ
ーブルの下部に設けられた金型冷却装置と、樹脂により
バッキングされた繊維マットを金型より剥離する取り外
し装置とを備えた事を特徴とする自動車用マットのバッ
キング装置。 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) この発明は自動車用マットの基布の裏面にゴム等の裏打
ち材を形成するためのバッキング装置に関する。 (従来の技術) 従来、自動車用マットのバッキング装置としては、特公
昭56−37047号公報に示されたものが提案されて
いた。それは第14図及び第15図に示すように、上面
には金型(2)を取付け、下部には加熱装置(3)を取
付けた台車(5)を環状の軌道(4)上に複a載置し、
こ゛の台車(5)が軌道(4)上゛を間欠的に移動する
ようにすると共に軌道(4)に沿って所定箇所にプラス
チゾル供給装置(5)、加圧装ff1(7)及び冷却装
置(8)を夫々設けたものである。 そしてこの自動車用マットのバッキング装置にあっては
、金型(2)内にプラスチゾル供給装置(6)により供
給されたプラスチゾルを台車(5)下部に設けた加熱装
g1(3)により加熱して半ゲル化した後にその上面に
繊維マット(9)を載せて繊維マット(9)を冷却装置
(8)により冷却して繊維マット(9)が熱におかされ
ないようにして、金型(2)内のプラスチゾルをゲル化
するようになっている。 (発明か解決しようとする問題点) ところか、この自動市川マットのバッキング装置にあっ
ては、プラスチゾル供給装置、加圧装置及び冷却装置を
軌道に沿って所定箇所に夫々設け、この軌道上を台車が
間欠的に移動することによりバッキングが施されるよう
になっているものの、!amマットのプラスチゾル上へ
の載置、バッキングが終了した後の繊維マットの取り外
しは作業者か行なわなければならず、特にプラスチゾル
上への!la維マットの!!置は大変な注意を要し極め
て煩雑な作業てあった。 又、従来の自動車用マットのバッキング装置にあっては
、各台車を作業者が移動させなければならず、各台車を
一定時間で所定場所に移動させることは大変煩雑であり
、台車の移動時間か遅れた場合には、加圧不足てia維
マットとプラスチゾルとが充分に溶着一体化していなか
ったり、加熱不足でプラスチゾルかゲル化していなかっ
たりすることにもなり、不良品を生じる等の弊害かあっ
た。 この発明はこのような問題点に鑑みなされたものであり
、繊維マットの取付は取り外しの作業を省くと共に常に
均一な製品を製造することができる自動車用マットのバ
ッキング装置を提供しようとするものである。 (lff1題点な解決するための手段)即ち、この発明
は、上面に複数の金型を取替え自在に組み付けた回転駆
動テーブルと、金型上に樹脂を塗布する樹脂塗布装置と
、塗布されたvAll’11を金型中に充填する脱気装
置と、回転駆動テーブルの下部に設けられた金型加熱袋
こと、樹脂の塗布された金型上に出入りし、繊維マット
な引張状態で樹脂上に圧着させる繊維マット供給装置と
、回転駆動テーブルの下部に設けられた金型冷却装置と
、樹脂によりバッキングされた繊維マットを金型より剥
離する取り外し装置とを備えた事を特徴とする自動車用
マットのバッキング装置である。 (発明の作用) 従って、この発明の自動車用マットのバッキング装置に
あっては、繊維マットの供給、取り外し、合成樹脂の供
給、金型の加熱、冷却及び金型の移動等が全て該装置の
機械的操作により行なわれるようになっているため、常
に均一な製品を製造することができる。 また、この発明の自動車用マットのバッキング装置にあ
っては、s!!マットの供給、取り外し。 合成樹脂の供給、金型の加熱、冷却及び金型の移fjJ
等が全て該装置の機械的操作により行なわれるようにな
っているため1作業者の作業量を大幅に低減させること
ができる。 (実施例) 以下この発明を図面に従って詳細に説明する。 第1図は、この発明の自動車用マットのバッキング装置
の全体を示した平面図である。 第1図に示すように、バッキング装m (11)の中心
には金型(12)が組み付けられるドーナッツ状の回転
駆動テーブル(20)が設けられ、この回転駆動テーブ
ル(20)の下部に金型加熱装置(30)及び金型冷却
装置(50)、外周縁部には樹脂塗布装置(70)、脱
気装置(90)、繊維マット供給装置(110) 、金
型取替装置(14G) 、取り外し装置(160)等の
各装置が設けられている。 このバッキング装22(11)にあっては、機能の面か
ら15ゾーンに分割することができる。即ち、回転駆動
テーブル(20)の外周縁部に設けられた樹脂塗布装置
(70)の位置を第1ゾーンとするならば、回転駆動テ
ーブル(20)の回転方向に沿って第2ゾーンには回転
駆動テーブル(20)の下部に金型加熱装2? (30
)、外周縁部に脱気装置が、第3〜6ゾーンには回転駆
動テーブル(20)の下部に金型加熱装置(30)が、
第7ゾーンには回転駆動テーブル(20)(7) 下f
m ニ金型/In m 装’a (30)、外周縁部ニ
a mマット供給装置(110)が、第8〜12ゾーン
には回転駆動テーブル(20)の下部に金型加熱装置(
30)が、第13ゾーンには回転駆動テーブル(20)
の下部に金型冷却装置(50)が、第14ゾーンには回
転駆動テーブル(20)の下部に金型冷却袋a (50
)、外周縁部に金型取替装置(140)が、第15ゾー
ンには回転駆動テーブル(20)の外周縁部に取り外し
装置(160)が夫々間に設けられている。 第1図、第2図、第7図及び第1O図に示すように、回
転駆動テーブル(20)は、ドーナッツ状の回転盤てあ
って、コンクリート基礎上に設けられ、上端に車輪(2
1)を設けた円盤状の支持台(22)に跨設され、回転
可使に支持されている。そして、回転駆動テーブル(2
0)の外周縁部に設けたDCサーボモータ(23)によ
り間欠的に回転し、この回転が変速機(24)を介して
プーリ(25)に伝動され、このプーリ(25)が回転
駆動テーブル(20)の側辺に当接して回転駆動テーブ
ル(20)が前記プーリ(25)の回転とは逆の方向に
間欠的に回転するようになっている。本実施例の場合、
回転駆動テーブル(20)は約24度回転する毎に回転
が30秒間停止し1回転駆動テーブル(20)が1回転
する間に15回停止するようになっている。この回転駆
動テーブル(20)の上面には金型(12)を取付ける
組み付は枠(25)が15個等間隔に形成されている。 この組み付は枠(26)内には、金型(12)よりも僅
かに小さな孔(27)が形成されている。回転駆動テー
ブル(20)上面に取替自在に組み付けられる金型(1
2)は890m5X  670mmX  10■−の外
寸に形成されたプレートであって、自動車用マットの大
きさに合わせて形成されている。この金型(12)は自
動車用マットの大きさに応じて種々のものがあり、必要
に応じて前記組み付は枠(26)内に取替自在に組み付
けられるのである。従って、この実施例においては15
個の金型を装置に組付けることができ、最大15種類の
自動車用マットを製造することができる。この回転駆動
テーブルの下部に回転駆動テーブルとは独立してコンク
リート基盤上に前記金型を加熱する金型加熱装置と、前
記金型を冷却する金型冷却装置とが夫々設けられている
。 第1〜6図に示すように、金型加熱装置(30)は、自
動車用マットのバッキング装ff1(11)の第1〜1
2ゾーンの各ゾーンの回転駆動テーブル(20)の下部
に設けられている。この金型加熱装22 (30)はコ
ンクリート基ahに固定されたフレーム(31)とこの
フレーム(31)内に設けられたガスバーナー(コ2)
とから構成されている0本実施例において金型加熱装置
(30)は回転駆動テーブル(20)の下部の所定の位
芒に12基が配置され、各金型加熱装置(30)は金型
(12)の温度が180℃程度になるようにセットされ
ている。又、ガスバーナー(32)としてはガス赤外線
バーナ一方式のものとガスパイプバーナ一方式のものと
が使用されている。これら各金型加熱装置(30)間に
は焼成用ブロアーと排気用ファンとが夫々取付けられた
ダクト(35)が配置されている。 そして前記回転駆動テーブル(20)の組み付は枠(2
6)内の金型(12)を該テーブル(20)の下方より
直接加熱するようになっている。 この回転駆動テーブル(20)には金型加熱装置と同じ
く下部に金型冷却袋ffl (50)が設けられている
。 金型冷却袋ffl (50)は、自動車用マットのバッ
キング装置(11)の第13ゾーン及び第14ゾーンに
夫々設けられ、第6〜8図に示すようにコンクリート基
礎上に固定されたシリンダ(54)と水槽(52)とこ
の水槽(52)内に3箇所突設されたシャワーノズル(
53)とより構成されている。水槽(52)は箱型に形
成され、四本の支柱(51)により支持されている。 この水槽(52)の底面にはコンクリート基礎上に固定
されたシリンダ(54)のシャフト(55)の先端か取
付けられ、シリンダ(54)の伸縮に伴ない水槽(52
)が昇降するようになっている。 そして1回転駆動テーブル(20)の回転によって、金
型(12)が水槽(52)上にきた時、シリンダ(54
)が伸張し、これに伴ない水槽(52)が上昇し、回転
駆動テーブル(20)の上面に取付けた金型(12)に
水槽(52)内のシャワーノズル(53)から冷水が噴
出され、金型(12)が冷却されるようになっている。 次に自動車用マットのバッキング装置の第1ゾーンに設
けられた樹脂塗布装置について説明する。 第9図に示すように、樹脂塗布装置(70)は、ゾル状
の合成樹脂(71)を前記回転駆動テーブル(20)上
面の金型(12)内に塗布する装置である。 樹脂塗布装置(70)は外フレーム(72)と内フレー
ム(73)と樹脂タンク(74)とを備えている。回転
駆動テーブル(20)の上方には箱型の内フレーム(7
3)が回転駆動テーブル(20)上面に掛るように配さ
れている。この内フレーム(73)の上部両端には左右
2本の軸(75)が突設され、これらの軸(75)には
走行用ローラ(76)が回転可能に取付けられている。 又、この走行用ローラ(76)は四角状の上部フレーム
(77)とこれを支持する回転駆動テーブル(2o)の
外縁部に固定した支柱(78)からなる外フレーム(7
2)によって支持され、この外フレーム(72)に固定
された駆動モータ(図示しない)によって上部フレーム
(77)上を回転駆動テーブル(2o)の中心方向に向
って移動し、これに伴ない前記内フレーム(73)が水
平移動するようになっている。 この内フレーム(73)には昇降用シリンダ(79)が
固定され、このシリンダ(79)のシャフトの先端には
複数の樹脂塗布用ノズル(80)が取付けられ、これら
の樹脂塗布用ノズル(80)から回転駆動テーブル(2
0)の金型(12)内にゾル状の樹脂(71)が塗布さ
れるようになっている。 一方、前記外フレーム(72)と並んで回転駆動テーブ
ル(20)の外周縁には樹脂タンク(74)が配置され
ている。この樹脂タンク(74)内には例えば塩化ビニ
ル樹脂に可塑剤として2−オクチルへキシルフタレート
或いはn−オクチルフタレートを30〜35%混合して
ゾル状としたプラスチゾルが収納されている。この樹脂
(71)が回転駆動テーブル(20)の回転に応じて該
タンク(74)の下部に取付けた樹脂塗血栓開閉用シリ
ンダ(82)の作動により開放された塗布栓(83)を
通って、前記樹脂塗血栓開閉用シリンダ(82)に連動
して始動する塗布ポンプ(図示しない)により塗布パイ
プ(84)に移送され、前記によって塗布されるように
なっている。 そして、樹脂塗布用ノズル(80)から回転駆動テーブ
ル(20)上面の金型(12)上に樹脂(71)が塗布
されるのである。 なお、樹脂(71)の塗布量は樹脂タンク(74)の下
部に配された塗布栓(83)によって調節されるように
なっている。又、前述した加熱装置(図示しない)がこ
の第1ゾーンの回転駆動テーブル(20)の下部に設け
られているため、樹脂塗布装置(70)によって金型(
12)上に塗布された樹脂(71)がこれによって加熱
され、半ゲル化となり繊維マット(図示しない)と溶着
し易い状態となっている。 この樹脂塗布装置(70)に隣接して第2ゾーンの1方
には脱気装a (90)が設けられている。 。 第10図に示すように脱気装置(90)は、前記樹脂塗
布装置(図示しない)によって金型(12)上に塗布さ
れた樹脂(71)を金型(12)中に充填するものであ
る。金型(12)には、自動車用マットのすべり止め突
起を形成するための多数の先細小孔(lO)が穿設され
ており、この小孔(10)中に樹脂(71)を充填する
必要がある。 脱気装置i!1(90)は、箱型の枠(91)が金型(
12)上面を覆うように配され、この枠(91)の上部
には昇降用シリンダ(92)が取付けられている。この
枠(91)内に内フレーム(93)が内設され、この内
フレーム(93)の上部に前記昇降用シリンダ(92)
のシャフトが取付けられ、昇降用シリンダ(92)の伸
縮に伴ない内フレーム(93)が昇降するようになって
いる。 又、この内フレーム(9コ)の側辺にはローラ(94)
が回転可使に取付けられると共に前記枠(91)に当接
して内フレーム(93)の昇降と共にローラ(94)が
枠(91)に当接した状態で回転するようになっている
。このため、内フレーム(93)が昇降する際にかだつ
ぎを生じることがなく、スムーズに昇降ができるように
なっている。又、枠(91)は、四角状の上部フレーム
(95)とこれを支持する該テーブル(20)の外周縁
部に固定した支柱(96)からなる外フレーム(97)
によって支持されている。 一方、この内フレーム(93)には真空バット(98)
か取付けられている。真空パッド(98)は、取付枠(
26)の縁部に当接する下部周縁にゴムパツキン(99
)を貼り付けた台形型のものであり、上部に2個の空気
吸引口(100)が形成されている。 この真空バット(98)の空気吸引口(100)にはホ
ース(101)の一端が装着され、このホース(101
)の他端が真空ポンプ(図示しない)に連絡されている
。 そして、回転駆動テーブル(20)の回転によって金型
(12)が脱気装m (90)の下方にくると枠(91
)の昇降用シリンダ(92)が作動し、前記真空バット
(98)が樹脂(71)上に移動し取付枠(26)の縁
部に密着するようになっている。 更に真空ポンプ(図示しない)によって真空パッド(9
8)内の空気が抜かれ、金型(12)と樹脂(71)と
の間に存在する空気泡が除去され、金型(12)に設け
られた先細小孔(10)内にも確実に樹脂(7りが充填
されるようになっている。このため。 自動車用マット裏面の小さなすべり止め突起も確実に形
成することができ、更に空気泡に起因して生じていた繊
維マットの裏面の合成樹脂のひび割れやm!!マットと
合成樹脂との剥離が未然に防止されるのである。 なお、脱気装511(90)が設けられた第2ゾーンの
回転駆動テーブル下部にも金型加熱装置が設けられ、金
型内の樹脂の半ゲル化状態か保たれている。 第1図及び第3〜5図に示すように、この脱気装置に隣
接して第3〜6ゾーンには夫々回転駆動デープル(20
)の下部に金型加熱装ffl (30)が設けられ、金
型(12)内の樹脂(71)を半ゲル化状態に保ってい
る。この金型加熱装置(30)の第6ゾーンに設けられ
たものにあっては、回転駆動テーブル(20)の上方に
配された金型(12)内の樹脂(71)の表面温度を検
知する放射温度検出器(図示しない)からの信号によっ
て樹脂(71)の表面温度が180°Cを下回るときに
は樹脂を更に加熱したり、180°Cを上回るときは温
度を下げたりして温度調節ができるようになっている。 第7ゾーンには回転駆動テーブルの外周縁部に樹脂の塗
布された金型上に出入りし1m雄マットを引張状態で樹
脂の上に圧着する繊維マット供給装置(110)が設け
られている。 第1図及び第11図に示すように、繊維マット供給装置
(110)はコンベア装置(111)と供給装置(11
2)と圧着装置(11:l)とが備えられている。 コンベア装置(111)は直方体形状をなす箱型の架台
(114)とこの架台(114)内に内設された駆動モ
ータ(図示しない)によって回転駆動テーブル(20)
の方向に回転自在に取付けられたコンベア(115)と
からなっている、この架台(114)のコンベア(11
5)上面には長手方向に沿って3枚の繊維マット(14
)がa置されるようになっている。この!a維マット(
I4)は、基布(15)に合成繊維からなるパイルが打
ち込まれたものであり、繊維マット(14)の1M縁は
基IrJ(15)の縁が歯み出た状態となっている。そ
して駆動モータ(図示しない)の駆動によってコンベア
(115)が回転しコンベア(115)にの繊維マット
(14)が回転駆動テーブル(20)の方向に移送され
るようになっている。コンベア(115)によって移送
された繊維マット(14)は供給装置(112)によっ
て回転駆動テーブル(20)の上面の半ゲル化した樹脂
(71)上に載置されるのである。 供給装置(112)は、前記コンベア装置(111)の
上方に配され、前述した樹脂塗布装置と同様に、箱型の
枠(+17)が金型(12)上面な型うように配され、
この枠(117)の上部両端には左右2木の軸(I8)
が突設され、これらの軸(118)には走行用ローラ(
11!l)が回転筒fffiに取付けられている。 又、この走行用ローラ(119)は四角状の上部フレー
ム(120)とこれを支持する該テーブル(20)の外
縁部に固定した支柱(121)からなる外フレーム(1
22)によって支持され、この外フレーム(122)に
固定された駆動シリンダ(図示しない)によって外フレ
ーム(122)上を回転駆動テーブル(20)の中心方
向に向って移動し、これに伴ない前記枠(117)が水
平移動するようになっている。この枠(+17)には昇
降用シリンダ(12:l)が取付けられている。一方、
この昇降用シリンダ(12:l)のシャフトが箱型の内
フレーム(124)に取付けられている。この内フレー
ム(+24)の各フレームにはローラ(+25)が前記
枠(117)の側辺と当接状態に設けられ、内フレーム
(124)の昇降のときに、このローラ(125)が枠
(117)の側辺に当接するため、内フレーム(124
)がかたつかないようになっている。この内フレーム(
124)の下部の四隅には爪の形状をなす4つのピン(
126)が外方に向けて配されている。これらのビン(
126)の基部にはビン回動用のシリンダ(127)の
シャフトが装着され、シリンダ(127)の伸縮によっ
て、外方に向ってビン(+26)が回動するように設け
られている。そして、コンベア装H(ttt)上の繊維
マット(14)の縁部に尚み出た基布(15)の四隅に
これらのビン(+26)が回動して突きささるようにな
っている。 又、内フレーム(124)の下部には内フレーム(12
11)の長手方向に沿つて、4個のベアリング(128
)が固定され、このベアリング(128)に中心から両
端にかけて互いに逆方向に螺刻された2木のネジ棒(1
29)が取付けられている。更に内フレーム(124)
の下部には2個の駆動モータ(130)が固定され、前
記ネジ棒(129)がこの駆動モータ(1:10)によ
って回転するようになっている。そしてこの1本のネジ
棒(129)の両端に前記ピン(+26)の基部が螺着
され、ネジ棒(129)の回転に伴ない2個のピン(1
26)がネジ棒(129)に沿って接近離間して水平移
動し、繊維マット(14)の太きさに合わせて各ビン(
126)の位置なmmマット(14)の四隅に位置させ
ること゛ができるようになっている。こうして、コンベ
ア装置(111)上の繊維マット(14)は、その縁部
に歯み出た基布(15)の四隅に位lを合わせたピン(
126)が回動により突きささり、その状態で内フレー
ム(124)の昇降用シリンダ(123)及び外フレー
ム(122)のシリンダ(図示しない)により持ち上げ
られ、繊維マット(14)が金型(12)上の樹脂(7
1)上に移動され載置されるのである。 又、内フレーム(124)には更に中心部分に圧着装f
i(113)が内設されている。圧着装置(113)は
前述した金型(12)上の樹脂(71)上に載置された
繊維マット(14)の上面を加圧する扁平形状を有する
ヘッド(1mとこのヘット(131)の上部垂直方向に
取付けられ、このヘッド(131)を介して繊維マット
(14)を加圧する圧着シリンダ(132)とからなっ
ている。そして圧着装置(113)及び前記ピン(12
1i)によって、繊維マット(14)の縁部に歯み出た
基布(15)の四隅が引張られた状態でlamマット(
14)と半ゲル化状態の樹脂(71)とが加圧され、両
者間にすきまのない状態で完全に溶着一体化されるので
ある。 第1図、第2図及び第5図に示すようにこの溶着装置に
続いて5基の金型加熱装置が第8〜12ゾーンにかけて
回転駆動テーブル下部に設けられている。又、第13ゾ
ーン及び第14ゾーンの回転駆動テーブル下部には前述
した冷却装置が設けられ、半ゲル化状態の樹脂を冷却す
ることによりゴム状のゲル化状態へと変化させている。 又、第14ゾーンには冷却装置と合わせて金型取替装置
が設けられている。 第1図及び第12図に示すように、金型取替装置(14
0)は、製造すべき自動車用マットの種類に応じて回転
駆動テーブル(20)上の金型(12)を交換し取替る
装置である。この金型取替装置(140)は、箱型の枠
(141)がテーブル(20)上面を覆うように配され
、この枠(目1)の上部には昇降用シリンダ(142)
が取付けられている。この枠(141)内に内フレーム
(143)か内設され、この内フレーム(143)のL
部に前記昇降用シリンダ(142)のシャフトが取付け
られ、該シリンダ(142)の伸縮に伴ない内フレーム
(14:l)か昇降するようになっている。又、この内
フレーム(143)の側辺にはローラ(144)が回転
回走に取付けられると共に前記枠(141)に当接して
内フレーム(143)の昇降と共にローラ(144)が
枠(141)に当接した状態で回転するようになってい
る。このため、内フレーム(14:l)が昇降する際に
がたつきを生じることがなく、スムーズに昇降すること
ができるようになっている。又、枠(141)の上部両
端には左右2本の軸(152)が突設され、これらの軸
(152)には走行用ローラ(153)が回転可能に取
付けられている。 又、この走行用ローラ(153)は四角状の上部フレー
ム(145)とこれを支持する該テーブル(20)の外
縁部に固定した支柱(146)とからなる外フレーム(
147)によって支持され、この外フレーム(147)
に固定された駆動シリンダ(図示しない)によって上部
フレーム(145)上を回転駆動テーブル(20)の中
心方向に向って移動し、これに伴ない前記内フレーム(
143)が水平移動するようになっている。 この内フレーム(143)には昇降用シリンダ(142
)が取付けられ、この昇降用シリンダ(142)のシャ
フトの先端には真空吸着バッド(148)が取付゛けら
れている。 真空吸着バッド(148)は、金型(12)に当接する
下部周縁にゴムパツキン(149)を貼り付けたおわん
型のものであり、上部に空気吸引口(150)が形成さ
れている。この真空吸着バット(148)の空気吸引口
(150)にはホース(151)の一端が装着され、こ
のホース(tSt)の他端が真空ポンプ(図示しない)
に連結されている。 そして、金型(12)を取替る際には回転駆動テーブル
(20)の回転に応じて内フレーム(143)の昇降用
シリンダ(142)と外フレーム(147)の駆動モー
タ(図示しない)とを作動させ、前記真空吸着バッド(
148)を金型(12)上に移動させ金型(12)に密
着させるようになっている。 そして、真空ポンプ(図示しない)を作動させて金型(
12)を吸引して取り外し、別の種類の金型(12)を
真空吸着バッド(148)に取付は再び、回転駆動テー
ブル(20)の取付枠(26)に取付けるのである。 第13図に示すように、第15ゾーンには樹脂(71)
によりバッキングされたm、itマット(14)を金型
(12)より剥離する取り外し装置(160)が回転駆
動テーブル(20)の外周縁部に設けられている。 取り外し装置(160)は、クランプ装置(161)と
内フレーム(163)と外フレーム(164)とを備え
ている。該テーブル(20)の上方には箱型の枠(+6
2)が金型(12) h面を覆うように配され、この枠
(Ifi2)の上部には昇降用シリンダ(170)が取
付けられている。この枠(+62)内に内フレーム(1
6:l)が内設され、この内フレーム(163)の上部
に前記昇降用シリンダ(170)のシャフトが取付けら
れ、昇降用シリンダ(170)の伸縮に伴ない内フレー
ム(+63)が昇降するようになっている。又、この内
フレーム(163)の側辺にはローラ(171)が回転
可使に取付けられると共に前記枠(162)に当接して
内フレーム(163)の昇降と共にローラ(171)が
枠(162)に当接した状態で回転するようになってい
る。このため、内フレーム(16:l)が昇降する際に
がたつきを生じることがなく、スムーズに昇降ができる
ようになっている。又、枠(162)の上部両端には左
右2木の軸(174)が突設され、これらの軸(174
)には走行用ローラ(175)が回転回部に取付けられ
ている。又、この走行用ローラ(175)は四角状の上
部フレーム(172)とこれを支持する該テーブル(2
0)の外縁部に固定した支柱(173)とからなる外フ
レーム(164)によって支持され、この外フレーム(
+64)に固定された駆動シリンダ(図示しない)によ
って上部フレーム(172)上を回転しテーブル(20
)の中心方向に向って移動し、これに伴ない前記内フレ
ーム(+63)が水平移動するようになっている。 この内フレーム(163)には昇降用シリンダ(170
)が固定され、このシリンダ(170)のシャフトの先
端にクランプ装21(161)が固定されている。 クランプ装21(161)は内フレーム(163)下部
の回転駆動テーブル(20)側に配されたクランプ爪(
165)と、この爪(165)が回動したときに繊維マ
ット(14)の端部な挟んだ状態で支持する支持棒(1
66)と、クランプ爪(165)の更に外方、つまり該
テーブル(20)側に設けたエアーノズル(167)と
、内フレーム(163)下部の反対側に配された前記ク
ランプ爪(165)の基部にシャツ)−(168)の先
端を装置したシリンダ(169)とから構成されている
。 そして、この取り外し装22(tso)にあっては、回
転駆動テーブル(20)の回転に応じて、内フレーム(
16])が水平及び垂直移動して回転駆動テーブル(2
0)の繊維マット(14)上に移動した後、内フレーム
(163)下部のクランプ装置(161)のエアーノズ
ル(167)からエアーが噴出してm雄マット(14)
の歯み出た基布(15)の一端がめくり上り、前記クラ
ンプ爪(165)がシリンダ(169)によって図中矢
印方向に回動し、めくり上がったmixマット(14)
の一端を爪(165)と支持棒(166)との間に挟ん
だ状態で再び内フレーム(163)が水平及び垂直移動
してセンサーによって常に最り面の高さが一定に保たれ
ているテーブルリフター(176) J−、に繊維マッ
ト(14)が移動されるようになっている。 なお、この発明の自動車用マットのバッキング装置(1
1)にあっては、上述したものに限らず、回転駆動テー
ブルの上面に取付けられる金型を回転駆動テーブルの幅
方向に2つづつ並べると共に該テーブル周縁部に設けら
れた各装置を該テーブルの内側と外側とに夫々2m設け
ても良い。この場合、バッキングの作業効率を一層向上
させることができる。 (発明の効果) 以上詳述したように、この発明は、上面に複数の金型を
取替え自在に組み付けた回転駆動テーブルと、金型上に
樹脂を塗布する樹脂塗布装置と、塗布された樹脂を金型
中に充填する脱気装置と、回転駆動テーブルの下部に設
けられた金型加熱装置と、樹脂の塗布された金型上に出
入りし、 s!!マットな引張状態で樹脂上に圧着させ
る繊維マット供給装置と1回転駆動テーブルの下部に設
けられた金型冷却装置と、樹脂によりバッキングされた
繊維マットを金型より剥離する取り外し装置とを備えた
事を特徴とする自動車用マットのバッキング装置である
。 従って、この発明の自動車用マットのバッキング装置に
あっては、mmマットの供給、製造された自動車用マッ
トの金型からの取り外し、合成樹脂の塗布、金型の加熱
及び冷却等が全て該装置の回転により連続的にしかも機
械的操作により行なわれるようになっているため、常に
均一な製品を製造することができる。 また、この発明の自動車用マットのバッキング装置にあ
っては、繊維マットの供給、製造された自動車用マット
の金型からの取り外し、合成樹脂の塗布、金型の加熱及
び冷却等が全て該装置の機械的操作により行なわれるよ
うになっているため1作業者の作業量を大幅に低減させ
ることができる。 更に多数の金型を回転駆動テーブルに組み付けることが
てきるので、多種類の自動車用マットを同時に製造する
ことかできる。 4、図面の簡単な説明 第1図はこの発明の自動車用マットのバッキング装置の
全体を示す平面図、第2図はこの発明の自動車用マット
のバッキング装置の駆動装置と回転駆動テーブルとを示
す側面図、第3図はこの発明の自動車用マットのバッキ
ング装置の金型加熱装置の平面図、第4図は同じく金型
加熱装置の正面図、第5図は同じく側面図、第6図はこ
の発明の自動車用マットのバッキング装置の金型冷却装
置の斜視図、第7図及び第8図は同じく金型冷却装置を
示す側面図、第9図はこの発明の自動車用マットのバッ
キング装置の樹脂塗布装置を示す斜視図、第1O図はこ
の発明の自動車用マットのバッキング装置の脱気装置を
示す斜視図、第11図はこの発明の自動車用マットのバ
ッキング装置の繊維マット供給装置を示す斜視図、第1
2図はこの発明の自動車用マットのバッキング装置の金
型取替装置を示す斜視図、第13図はこの発明の自動車
用マットのバッキング装置の繊維マットの取り外し装置
を示す斜視図、第14図は従来の自動車用マットのバッ
キング装置を示す平面図、第15図は同じく側面図であ
る。 符号の説明 11−・・自動車用マットのバッキング装置、20−・
・回転駆動テーブル、30−・・金型加熱装置、50・
・・金型冷却装置、70−・・樹脂塗布装置。 90・・・脱気装21. 110・・・繊維マット供給
装置、140−・・金型取替装置、 160−・・取り
外し装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 上面に複数の金型を取替え自在に組み付けた回転駆動テ
    ーブルと、金型上に樹脂を塗布する樹脂塗布装置と、塗
    布された樹脂を金型中に充填する脱気装置と、回転駆動
    テーブルの下部に設けられた金型加熱装置と、樹脂の塗
    布された金型上に出入りし、繊維マットを引張状態で樹
    脂上に圧着させる繊維マット供給装置と、回転駆動テー
    ブルの下部に設けられた金型冷却装置と、樹脂によりバ
    ッキングされた繊維マットを金型より剥離する取り外し
    装置とを備えた事を特徴とする自動車用マットのバッキ
    ング装置。
JP61241721A 1986-10-12 1986-10-12 自動車用マツトのバツキング装置 Granted JPS6399377A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61241721A JPS6399377A (ja) 1986-10-12 1986-10-12 自動車用マツトのバツキング装置
KR1019870002053A KR900003785B1 (ko) 1986-10-12 1987-03-07 자동차용 매트의 배깅방법 및 배깅장치
US07/106,529 US4904430A (en) 1986-10-12 1987-10-07 Method and an apparatus for backing up vehicle mat
EP87114800A EP0264746B1 (en) 1986-10-12 1987-10-09 Apparatus for backing up vehicle mat
DE8787114800T DE3767963D1 (de) 1986-10-12 1987-10-09 Vorrichtung zur rueckbeschichtung eines fahrzeugteppichs.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61241721A JPS6399377A (ja) 1986-10-12 1986-10-12 自動車用マツトのバツキング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6399377A true JPS6399377A (ja) 1988-04-30
JPH0552266B2 JPH0552266B2 (ja) 1993-08-04

Family

ID=17078547

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61241721A Granted JPS6399377A (ja) 1986-10-12 1986-10-12 自動車用マツトのバツキング装置

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JP (1) JPS6399377A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013208479A (ja) * 2013-06-07 2013-10-10 Daishin Kogyo Kk カーペットの製造装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013208479A (ja) * 2013-06-07 2013-10-10 Daishin Kogyo Kk カーペットの製造装置

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JPH0552266B2 (ja) 1993-08-04

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