JP2003116706A - 再生用カーペットの製造方法及び製造装置 - Google Patents

再生用カーペットの製造方法及び製造装置

Info

Publication number
JP2003116706A
JP2003116706A JP2001318273A JP2001318273A JP2003116706A JP 2003116706 A JP2003116706 A JP 2003116706A JP 2001318273 A JP2001318273 A JP 2001318273A JP 2001318273 A JP2001318273 A JP 2001318273A JP 2003116706 A JP2003116706 A JP 2003116706A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carpet
backing layer
heat
manufacturing
shaped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001318273A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Nagatsuma
和男 長妻
Takao Horikoshi
孝夫 堀越
Takahiro Yamamoto
恭弘 山本
Hiroaki Sakiyama
弘昭 崎山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Frontier Co Ltd
Yamamoto Sangyo KK
Original Assignee
Sankyo Frontier Co Ltd
Yamamoto Sangyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Frontier Co Ltd, Yamamoto Sangyo KK filed Critical Sankyo Frontier Co Ltd
Priority to JP2001318273A priority Critical patent/JP2003116706A/ja
Publication of JP2003116706A publication Critical patent/JP2003116706A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
    • Y02P70/62Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product related technologies for production or treatment of textile or flexible materials or products thereof, including footwear

Landscapes

  • Carpets (AREA)
  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】ゾル状のバッキング層43の上にシート
状、若しくはフィルム状の熱溶融性接着剤45を載せ
る。熱溶融性接着剤45の上に表層40を載せ積層した
状態で加熱し、バッキング層43をゲル化させる。同時
に熱溶融性接着剤45を接着に適した状態に溶融した
後、バッキング層43と熱溶融性接着剤45と表層40
とを加圧して接着する。 【効果】使用済みのカーペットを無駄なく再利用するこ
とが可能になる。廃棄物を極力少なくすると共に、消費
社会での省資源化を実現することができる。既存の製造
装置を利用し、大きな装置改造を行うことなく製造する
ことが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用済みのカーペ
ットを再利用できるようにした再生用カーペットに係る
もので、既存のカーペット製造装置を大きく変更するこ
となく、再生用カーペットを製造することを可能にした
再生用カーペットの製造方法、及び製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境問題がクローズアップされ、
各種分野における廃棄物の処理方法に苦慮しているのが
現状である。
【0003】使用済みカーペットにおいて、廃棄時の焼
却処分や再生のための乾留熱分解の際に、塩素、NO
x、SOxの発生のない素材が好適である。そこで、表
層を形成しているパイル糸及び基布材、或いは各種不織
布等の材質は、例えば炭素、水素のみから構成されてい
るオレフィン系の高分子材料を選択して用いるのが環境
衛生上望ましい。
【0004】ところが従来では、この表層の材質とし
て、各種繊維の価格、風合い、色彩、性能等、用途にあ
った種々の特徴を生かすために、アクリル、ポリエステ
ル、ナイロン、ポリプロピレン等の合成繊維を中心にし
た材質が単体で、或いは、天然繊維を含めた多くの材質
を混用して使用されており、環境衛生上の観点から材質
は選択されていない。
【0005】また、バッキング層を構成する材質も、表
層と同様に焼却時の有毒ガスの発生の抑制、焼却炉の寿
命、又は再生処理の困難性等の観点から、オレフィン系
の高分子材料であるポリプロピレンやプロピレンとエチ
レンとの共重合ポリマーを炭酸カルシウムのような無機
物フィラーと混合し溶融練り込みしたもの、単位分子が
炭素、水素、酸素で構成されているメタクリル樹脂をジ
オクチルフタレートのような可塑剤との組み合わせで得
られるアクリル樹脂系のゾル等でバッキング層を形成し
たものが環境上望ましい。ところが従来では、価格、加
工性、性能の優位性から主として塩化ビニール樹脂と無
機物フィラー、可塑剤との混合材料の使用が一般的であ
る。
【0006】このように従来のカーペットは、表層とバ
ッキング層とが廃棄処理時の環境衛生上望ましい材質で
構成されることは極めて少ない。しかも、表層とバッキ
ング層とは異なる材質で構成されることも多い。このよ
うにカーペットの表層とバッキング層とが異なる材質で
構成された場合には、環境問題に対処したケミカル再
生、或いはサーマル再生のための熱化学分解回収による
油性化においても、又、機械的に粉砕しバッキング層の
樹脂を選別してマテリアル再生を行う場合においても、
表層の繊維分と、バッキング層の樹脂分とを分離分別し
がたく、粉砕や分別工程を何回も通す必要がある等、分
別処理に多くの手間がかかる問題がある。
【0007】従来の一般的なカーペットのなかでも、5
0cm×50cmのタイル状に切断したタイルカーペッ
トは、その搬送性、現場搬入性、部分交換の容易性等に
加えて、色柄の組み合わせの自在性等の利点が買われ、
オフィスや店舗向けを中心に著しく市場需要を伸ばして
いる。このタイルカーペットの構造を図6に示してい
る。例えば、図示の基布42に不織布や平織布を用い、
紡績糸等のパイル糸41をタフティングした表層40
と、塩化ビニールと炭酸カルシウムを主体とした第1バ
ッキング46と第2バッキング47の間に、補強材とし
てガラス繊維織布、若しくはガラス繊維不織布48を配
置し積層したバッキング層49で構成されるのが一般的
であり、各部で使用する材質が異なっている。
【0008】このタイルカーペットの製造方法は、ペー
ストゾルコート方式による生産が一般的に普及してい
る。この製造方法を図2に模式的に表している。まず耐
熱性のコンベアベルト24の上に、バッキング層49の
材料が塗布されるが、これは2回に分けて塗布される。
最初、第1ノズル25より塗布されたゾル状の第1バッ
キング46を塗布し第1ドクターナイフ27により、所
定の厚さに均一に整えられる。カーペットの強度を向上
させるため、ガラス繊維織布、若しくはガラス繊維不織
布48を、ガラス繊維供給ライン30から第1バッキン
グ46上に着地させ、ガラス繊維押えローラー31によ
り第1バッキング46とガラス繊維織布、若しくはガラ
ス繊維不織布48を密着させる。この上に、さらに第2
ノズル26からゾル状の第2バッキング47を塗布し第
2ドクターナイフ28により、所定の厚さに均一に整え
られる。この上に、予めプレヒーターで熱処理された表
層40を着地させ、表層押えローラー29により適度に
加圧、第1バッキング46とガラス繊維織布、若しくは
ガラス繊維不織布48と第2バッキング47とが積層さ
れたバッキング層49と密着させる。このバッキング層
49と表層40は、オーブン乾燥炉21を経由すること
により第1バッキング46と第2バッキング47を加熱
ゲル化、冷却機構22により冷却された後にベルトから
離型し、打抜切断機23を用いて所定の寸法に切断して
いる。なお、このペーストゾルコート方式による生産
は、通常2〜4m幅で製品を製造し、最後の切断部で所
定の寸法に切断している。
【0009】タイルカーペットは前記のような製造方法
であるため、バッキング層49と表層40は非常に強固
に一体化しており、従ってカーペットを廃棄処分する場
合は、カーペットを構成する材質及び構造物の分離が困
難であり、全部を埋め立て又は焼却処分しているのが消
費社会の現状である。
【0010】このような状況の中では、埋め立て、焼却
等の廃棄処理方法のみならず、再生方法も積極的に行う
必要があり、廃棄する場合には、まず可能な範囲で再生
の行える状態にできることが望ましい。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この問題点を解決する
ため、実登3078687号にて再生用カーペットが考
案されている。この再生用カーペットの構造を図5に示
している。熱可塑性樹脂で形成されたバッキング層43
と、このバッキング層43と異質の熱可塑性樹脂で形成
されたパイル糸41及び基布42から成る表層40とか
ら構成されており、それをシート状、若しくはフィルム
状の熱溶融性接着剤45を、バッキング層43と表層4
0の間に配置して接着するものである。ここで、この再
生用カーペットに用いる材質として、バッキング層43
と表層40を異質の熱可塑性樹脂を用いることが記載さ
れているが、バッキング層43と表層40を同一、若し
くは同質の熱可塑性樹脂としても、何ら問題は無い。ま
た価格を考慮した場合、既存のカーペットと同じ材質、
すなわちバッキング層43には、塩化ビニール樹脂と無
機物フィラー、可塑剤との混合材料を、表層40には、
ポリプロピレンやナイロンなどを選択することも可能で
ある。
【0012】この考案によれば、図5に示す構造を持つ
再生用カーペットを廃棄する際は、適当な温度に加熱す
ることにより熱溶融性接着剤45の接着強度が低下し、
バッキング層43と表層40を容易に剥離することがで
きるため、各材質ごとに回収することが可能となり、今
まで困難であったカーペットの再生、再原料化が可能と
なる。
【0013】本発明は、使用済みのカーペットを無駄な
く再利用することが可能になり、廃棄物を極力少なくす
ると共に、消費社会での省資源化を実現することができ
る図5に示す再生用カーペットを、既存の製造装置を利
用し、大きな装置改造を行うことなく製造することが可
能な、再生用カーペットの製造方法とその製造装置を提
供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解消すべく
本発明の第1の手段における製造方法は、バッキング層
43と表層40とが異質若しくは同質の熱可塑性樹脂材
で形成され、これらバッキング層43と表層40とがシ
ート状、若しくはフィルム状の熱溶融性接着剤45で接
着された、使用済みのカーペットを再利用できるように
した再生用カーペットの製造方法において、ゾル状のバ
ッキング層43の上にシート状、若しくはフィルム状の
熱溶融性接着剤45を載せ、さらに熱溶融性接着剤45
の上に表層40を載せ積層した状態で加熱し、バッキン
グ層43をゲル化させると同時に熱溶融性接着剤45を
接着に適した状態に溶融した後、バッキング層43と熱
溶融性接着剤45と表層40とを加圧して接着すること
から成る。
【0015】第2の手段における製造方法は、前項に記
載の製造方法においてシート状、若しくはフィルム状の
熱溶融性接着剤45に、カーペット製造ライン中におい
て空気抜き用の孔を開けることにある。
【0016】第3の手段は、ゾル状のバッキング層43
の上にシート状、若しくはフィルム状の熱溶融性接着剤
45を載せ、さらに熱溶融性接着剤45の上に表層40
を載せ積層した状態で加熱し、バッキング層43をゲル
化させると同時に熱溶融性接着剤45を接着に適した状
態に溶融した後、バッキング層43と熱溶融性接着剤4
5と表層40とを加圧して接着する再生用カーペットの
製造装置において、においてシート状、若しくはフィル
ム状の熱溶融性接着剤45を供給する接着剤供給ローラ
ー2と、熱溶融性接着剤45に孔を開ける孔あけローラ
ー4と、離型紙50を回収する離型紙回収ローラー6を
有することにある。
【0017】第4の手段は、前記の製造装置においてシ
ート状、若しくはフィルム状の熱溶融性接着剤45を供
給する接着剤供給ローラー2と、熱溶融性接着剤45に
孔を開ける孔あけローラー4と、離型紙50を回収する
離型紙回収ローラー6を1つの供給ユニット台車1に組
み込み、この供給ユニット台車1の下に設けた車輪によ
り既存のカーペット製造ラインに、必要なとき任意に組
み込むことができるようにしている。
【0018】第5の手段は、バッキング層43と表層4
0とが異質若しくは同質の熱可塑性樹脂材で形成され、
これらバッキング層43と表層40とがシート状、若し
くはフィルム状の熱溶融性接着剤45で接着された使用
済みのカーペットを再利用できるようにした再生用カー
ペットの製造方法において、再生してシート状に加工さ
れた再生バッキング44を既存のカーペット製造ライン
に供給する再生バッキング供給台車7を有することにあ
る。
【0019】第6の手段は、前記の再生してシート状に
加工された再生バッキング44を既存のカーペット製造
ラインに供給する再生バッキング供給台車7を、前記に
示す供給ユニット台車1に組み込んだことにある。
【0020】第7の手段は、前記に示すカーペットの製
造装置において、バッキング層43、若しくは再生バッ
キング44と、熱溶融性接着剤45と表層40とを加圧
する装置を設けたことにある。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明による再生用カーペ
ットの製造方法を、順を追って説明する。
【0022】図1は、本発明における再生用カーペット
の製造方法を模式的に表したものである。同図において
符号20はプレヒーターを、符号1は供給ユニット台車
を、符号13はエア抜き用ブラシを、符号21はオーブ
ン乾燥機を、符号12は加圧機構を、符号22は冷却機
構を、符号23は打抜裁断機を、符号24はコンベアベ
ルトを示す。この中で、装置を改造する部分は供給ユニ
ット台車1、エア抜き用ブラシ13及び加圧機構12の
みであり、それ以外の部分は既存のペーストゾルコート
方式の製造装置をそのまま使用する。
【0023】表層40は予め既存のタフト機を用いて製
造し、基布42にパイル糸41をループ状若しくはカッ
ト状にタフティングしたものを使用する。このほか、表
層40の構成は、機械織パイル織物、不織布そのまま又
は不織布を折り畳み基布42に接着固定したもの等を使
用することもできる。
【0024】バッキング層43は、ペースト塩ビに炭酸
カルシウム等の無機物フィラーを価格、加工性、性能な
どを考慮して配合したものなど、ゾル状の熱可塑性樹脂
を使用する。
【0025】熱溶融性接着剤45は、初期接着性、再湿
接着性、加熱することにより接着力が低下する度合いと
時間を考慮し、かつシート状、若しくはフィルム状に加
工が行えるよう調整したものが用いられる。
【0026】この熱溶融性接着剤45の使用方法とし
て、従来の有機溶剤を含む接着剤をスプレー塗布、或い
は刷毛塗りなどの塗布手段に代えて、有機溶剤を含まな
いシート状、若しくはフィルム状に加工した熱溶融性接
着剤45を採用することにより環境衛生問題、生産性の
低下、装置コストの増大を改善することが可能となる。
【0027】シート状、若しくはフィルム状に加工され
た熱溶融性接着剤45は、ロール状に巻かれた状態のも
のを使用するが、製造、輸送、保管時に加わる熱で熱溶
融性接着剤45同士が付着し、カーペット製造ラインに
おいて供給に支障をきたさぬよう、一方の側に離型紙5
0が着いたものを使用する。なおここで使用する離型紙
50は、紙の表面にオレフィン系の熱可塑性樹脂をラミ
ネート加工したものや、熱可塑性樹脂そのものをシート
状に加工したものなど、通常のものを用いることができ
る。
【0028】シート状、若しくはフィルム状に加工さ
れ、ロール状に巻かれた熱溶融性接着剤45は、供給ユ
ニット台車1内の接着剤供給ローラー2に設置され、同
じく供給ユニット台車1内に設置されているスイベル
3、孔あけローラー4を経由する。この詳細を図3に示
す。ここで、スイベル3とは、シート状、若しくはフィ
ルム状の熱溶融性接着剤45がライン途中でたわまぬよ
う、張力をかける機構であり、カーペット製造ラインで
通常使用しているものをそのまま使用することができ
る。また接着剤供給ローラー2は、ロール状に巻かれた
熱溶融性接着剤45の芯材にシャフトを通し、このシャ
フトを保持する方法としているが、ロール状に巻かれた
熱溶融性接着剤45を数本のシャフトで下側から保持す
る方法など、既存にある方法で行うことができる。
【0029】孔あけローラー4は、針状の突起物を表面
に多数設けたローラーであり、ここに供給された熱溶融
性接着剤45に孔を開ける機構である。これは後の工程
でバッキング層43の上にシート状の熱溶融性接着剤4
5を着地させるが、その際にゾル状のバッキング層43
と熱溶融性接着剤45の間に混入した空気を除去する目
的がある。仮に熱溶融性接着剤45に孔を開けない場
合、閉じこめられた空気が混入したままバッキング層4
3がゲル化してしまい、バッキング層43に多くの気泡
を残してしまう。この影響で、目視で確認できる程の凹
凸がカーペット表面に生じたり、強度が低下するなど、
品質上の問題が生じ、好ましいことではない。
【0030】また孔あけローラー4は、熱溶融性接着剤
45の上側、下側いずれか一方に配置すれば良いが、好
ましくはコンベアベルト24上で積層される際にバッキ
ング層43の側から表層40の側に向けて孔を開けるよ
うに配置することが望ましい。この理由は、孔あけロー
ラー4は厳密には熱溶融性接着剤45を突き破るように
して孔を開けるため、孔の周辺にバリを生じてしまい、
ゾル状のバッキング層43に熱溶融性接着剤45が着地
し内部の空気を除去する工程で、このバリが孔をふさが
ないようにするためである。また熱溶融性接着剤45単
体では弾性があるため、孔あけの際はバックアップ材と
して離型紙50をつけたままで行うことが望ましい。
【0031】熱溶融性接着剤45に開ける孔は、2.5
cm〜5cm程度の間隔で直径0.5mm〜1.5mm
程度のサイズが望ましい。孔の大きさは、これ以下であ
れば十分に空気が除去できず、逆に大きい場合には、ま
だ固まっていないゾル状のバッキング層43が熱溶融性
接着剤45の上に飛び出し、表層40に付着してしま
う。廃棄の際、表層40とバッキング層43を剥離し再
生を行うが、表層40とバッキング層43が異質の熱可
塑性樹脂を用いる場合には、一方の熱可塑性樹脂に他方
の異質の熱可塑性樹脂が付着すると、それぞれの素材を
再生することができないため、上記以上の孔直径は望ま
しくない。
【0032】孔あけローラー4により孔を開けられた熱
溶融性接着剤45は、離型紙剥離ローラー5で一方に付
いている離型紙50を剥離する。剥離した離型紙50
は、供給ユニット台車1に設置された離型紙回収ローラ
ー6により巻き取って回収される。この離型紙回収ロー
ラー6はモーターM4により駆動されているが、中心回
転数が一定の場合、離型紙50の回収量が増すごとにロ
ーラー半径が増加し、離型紙回収速度が増すため、モー
ターM4を徐々に減速する機構が付与されている。この
機構としては、巻き取り回収した離型紙50の外径をセ
ンサーなどで測定し、モーターM4にその情報をフィー
ドバックF4する方法の他、モーターM4と離型紙回収
ローラー6の間に、規定の巻き取りトルク以上となると
クラッチがスリップする機構を持つ、市販のトルクリミ
ッタなどを配置するなど機械的な方法で行うことも可能
である。
【0033】なお、供給ユニット台車1は既存のカーペ
ット製造ラインの、ガラス繊維織布、若しくはガラス繊
維不織布48を供給する部分に設置されているが、この
床面に設置されたレール上を移動し出し入れできる構造
となっている。従って、供給ユニット台車1とは別に、
既存のガラス繊維織布、若しくはガラス繊維不織布48
を供給する台車を用意しておけば、そのときの製造品目
に合った台車、すなわち既存のカーペットの場合はガラ
ス繊維供給台車を、再生用カーペットの場合には供給ユ
ニット台車1を、夫々選択して製造ライン中に入れるこ
とで、どちらのカーペットも製造することが可能であ
る。
【0034】離型紙50を剥離した後、熱溶融性接着剤
45は既存のガラス繊維織布、若しくはガラス繊維不織
布48を供給するラインを経由してコンベアベルト24
に供給される。このとき、熱溶融性接着剤45の供給ラ
イン速度とコンベアベルト24のライン速度を同期させ
るため、バッキング層43に着地する直前の熱溶融性接
着剤45のたわみ量をセンサー32で感知し、これを接
着剤供給ラインの駆動モーターM3の回転速度にフィー
ドバックF3している。ここで、コンベアベルト24の
速度変動を感知する方法としては、前記の方法以外に
も、速度センサー、回転数計など既存のセンサーを選択
することができ、またベルトコンベア24の駆動ローラ
ーから直接、ギアやチェーンなどを用いて機械的に行う
ことも可能である。
【0035】コンベアベルト24の上には、予め第1ノ
ズル25から塗布され、第1ドクターナイフ27により
所定の厚さに調整されたゾル状のバッキング層43が塗
布されている。このバッキング層43の上に接着剤供給
ラインから供給された熱溶融性接着剤45が着地した
後、ただちに熱溶融性接着剤45の上をエア抜き用ブラ
シ13で軽く擦る。これは、ゾル状のバッキング層43
と熱溶融性接着剤45の間に混入した空気を除去するた
め、前記の通り熱溶融性接着剤45に孔を開けておいた
が、この効果をさらに高めるために行うものである。な
お、このエア抜き用ブラシ13に代えてローラーなどで
空気を抜くことも可能である。
【0036】コンベアベルト24の上に、バッキング層
43と熱溶融性接着剤45とが積層された上に、既存の
カーペットと同様、プレヒーター20により事前に熱処
理された表層40を着地させ、表層押さえローラー29
で表層40のシワなどをとりながら配置する。
【0037】以上によりバッキング層43と熱溶融性接
着剤45と表層40とが層を成した状態で、既存のカー
ペットと同様、オーブン乾燥機21に入って行く。この
際、オーブン乾燥機21の内部温度、及び通過時間は、
ゾル状のバッキング層43をゲル化させ、且つ熱溶融性
接着剤45が接着に適する状態となるよう、設定する必
要がある。
【0038】オーブン乾燥機21を経過した後、その直
後に設置された加圧機構12によりバッキング層43と
熱溶融性接着剤45と表層40は加圧し接着される。こ
の加圧機構12の詳細を図4に示す。符号9は加圧ロー
ラーを、10はエアシリンダーを、11は下ローラーを
示し、これらをまとめて加圧機構12と呼ぶ。
【0039】加圧ローラー9はエアシリンダー10のロ
ッド先端に接続されており、上下に移動が可能である。
バッキング層43と熱溶融性接着剤45と表層40を加
圧する際は、所定の接着強度が発生するようにエアシリ
ンダー10の圧力を適切に制御し、加圧する。また、既
存のカーペットを製造する場合には、この加圧機構12
は不要となるため、エアシリンダー10により、加圧ロ
ーラー9を上限まで上げておき、表層40と接しないよ
うに保持しておくことができる。
【0040】この加圧機構12は、熱溶融性接着剤45
が接着に適している状態にあるときに加圧できるよう、
設置場所を考慮する必要がある。仮にオーブン乾燥炉2
1内に加圧機構12を設置した場合、加圧ローラーも加
熱されているため、これと直接接する表層40はその熱
により毛が寝てしまい、また仮に加圧ローラー内部に水
などを循環させ冷却する機構を設けた場合、前記問題点
を解消することができたとしても、装置コストがかかり
非常に効率の悪い装置となる。逆に、冷却機構22内
の、オーブン加熱炉21から離れた場所に加圧機構12
を設置した場合、熱溶融性接着剤45が冷却され、十分
な接着強度が発生しない。
【0041】加圧機構12を経過したものは、既存のカ
ーペットと同様に裏面に方向性を示す矢印などをプリン
トし、打抜切断機23により所定の寸法に切断される。
【0042】一方、使用済みの再生用カーペットを再利
用した場合は以下の通りである。熱溶融性接着剤45
は、ある温度になると接着強度が低下するため、使用済
みの再生用カーペットは加熱炉などを用いてバッキング
層43と表層40に分離、回収する。回収されたバッキ
ング層43は付着した砂、小石などを除去した後、再原
料として利用しやすいよう、破砕機などで破砕され、カ
レンダロール成形、押出し成形など既存の熱可塑性樹脂
成形方法を用いてシート状の再生バッキング44に成形
される。ここで再生バッキング44は、そのまま再生用
カーペットのバッキングとして使用するため、所定の均
一な厚さに成形される必要がある。
【0043】シート状に再生された再生バッキング44
は、輸送や保管時の効率を考慮し、ロール状に巻かれ、
図3に示す供給ユニット台車1にある再生バッキング供
給台車7に設置される。この再生バッキング供給台車7
は、数本のローラーが半円状に配置されており、その上
にロール状に巻かれた再生バッキング44が乗る構造と
なっている。なお、ロール状に巻かれた再生バッキング
44を保持する方法として、前記以外に、例えばロール
状に巻かれた再生バッキング44の中心にシャフトを通
し保持する方法など、種々の方法が考えられる。
【0044】再生バッキング供給台車7から供給される
再生バッキング44は、モーターM1により駆動された
再生バッキング送りローラー8を経て、既存のカーペッ
ト製造ラインのコンベアベルト24上に供給される。こ
の際、コンベアベルト24の速度と再生バッキング送り
ローラー8から供給される再生バッキング44の速度を
同期させるため、再生バッキング送りローラー8とコン
ベアベルト24間の再生バッキング44の弛み量をセン
サー33で感知し、再生バッキング送りローラー8を駆
動するモーターM1の回転速度にフィードバックF1し
ている。ここでコンベアベルト24の速度変動を感知す
る方法としては、前記の方法以外に、速度センサー、回
転数計など既存のセンサーを選択することができ、また
コンベアベルト24の駆動ローラーから直接、ギアやチ
ェーンなどを用いて機械的に行うことも可能である。
【0045】同時に、供給する再生バッキング44の蛇
行を防止するため、再生バッキング供給台車7には車輪
が設けられており、移動可能な構造としている。再生バ
ッキング供給台車7は、供給ユニット1に設置されたレ
ール上にあり、コンベアベルト24に供給される再生バ
ッキング44の一方、若しくは両方の端部に設けられた
センサー34が再生バッキング44の蛇行を感知し、蛇
行を修正する方向に再生バッキング供給台車7を移動す
る仕組みとなっている。端部を検出するセンサー34と
して、例えば光電管センサー、リミットスイッチなど、
既存のセンサーを用いることができ、ここでの情報は、
再生バッキング供給台車7を移動させるモーターM2の
回転方向にフィードバックF2される。
【0046】コンベアベルト24の上に供給された再生
バッキング44には、新しいゾル状のバッキング層43
を塗布することなく、直接シート状、若しくはフィルム
状の熱溶融性接着45と、プレヒーター20により熱処
理された表層40が着地し、オーブン乾燥機21を経由
する。ここで、熱溶融性接着剤45を供給する方法、及
び装置は前記した再生用カーペットと同様である。また
オーブン乾燥機21の内部温度、及び通過時間は、熱溶
融性接着剤45が接着に適する状態となるように設定す
る必要がある。
【0047】オーブン乾燥機21を経過した後、再生用
カーペットと同様に再生バッキング44と熱溶融性接着
剤45と表層40とを、加圧機構12を用いて加圧、接
着し、既存のカーペットと同様に裏面に方向性を示す矢
印などをプリントした後、打抜切断機23により所定の
寸法に切断される。
【0048】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成したことにより
当初の目的を達成する。すなわち、請求項1及び請求項
2により、使用済みのカーペットを再利用できるように
した再生用カーペットを、既存の製造方法とあまり変わ
らぬ方法で製造することが可能であるため、既存のカー
ペットと同等の品質で、需要に見合うだけの量を製造す
ることが可能となる。
【0049】また請求項3、及び請求項7により、既存
の製造装置を大きく変更することなく、再生用カーペッ
トを製造することができるため、新規に再生用カーペッ
ト専用の製造ラインを作るのと比較して安価な装置投資
額で済み、また生産立ち上げまでに要する時間も少なく
することが可能である。
【0050】さらに請求項4により、再生用カーペット
の供給側装置を1つの供給ユニット台車1にまとめ、製
造ラインに必要なとき、容易に出し入れできる構造とし
たため、同じ製造ラインで、既存のカーペットと再生用
カーペットとの2種類を、選択して製造することが可能
となる。
【0051】また請求項5により、再生材料からできた
再生バッキング44を使用した製造方法も、既存のカー
ペット製造ラインを使用して行うことが可能になり、使
用済みのカーペットから、バッキング層43を繰り返し
再利用することが現実的に可能となった。
【0052】さらに、請求項6により、再生バッキング
44の供給機構も供給ユニット台車1に設置されている
ため、新品の再生用カーペットも、再生バッキング44
を使用した再生用カーペットもどちらも製造することが
可能となる。
【0053】このように本発明によると、使用済みのカ
ーペットを無駄なく再利用することができる再生用カー
ペットを、より現実的に大量生産することが可能である
ことから、廃棄物の抑制や省資源化に貢献することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の再生用カーペット製造方法の模式図で
ある。
【図2】従来のカーペット製造方法の模式図である。
【図3】本発明の再生用カーペット製造装置の内、供給
ユニットの詳細図である。
【図4】本発明の再生用カーペット製造装置の内、圧着
装置の詳細図である。
【図5】本発明で製造される再生用カーペットの断面図
である。
【図6】従来のカーペットの断面図である。
【符号の説明】
1 供給ユニット台車 2 接着剤供給ローラー 3 スイベル 4 孔あけローラー 5 離型紙剥離ローラー 6 離型紙回収ローラー 7 再生バッキング供給台車 8 再生バッキング送りローラー 9 加圧ローラー 10 エアシリンダー 11 下ローラー 12 加圧機構 13 エア抜き用ブラシ 20 プレヒーター 21 オーブン乾燥炉 22 冷却機構 23 打抜切断機 24 コンベアベルト 25 第1ノズル 26 第2ノズル 27 第1ドクターナイフ 28 第2ドクターナイフ 29 表層押えローラー 30 ガラス繊維供給ライン 31 ガラス繊維押えローラー 32 センサー 33 センサー 34 センサー 35 変速機 40 表層 41 パイル糸 42 基布 43 再生用カーペット用バッキング層 44 再生バッキングシート 45 熱溶融制接着剤 46 第1バッキング 47 第2バッキング 48 ガラス繊維織布、若しくはガラス繊維不織布 49 既存カーペットのバッキング層 50 離型紙 51 離型紙付き熱溶融性接着剤 M1 モーター M2 モーター M3 モーター M4 モーター M5 モーター F1 フィードバック F2 フィードバック F3 フィードバック F4 フィードバック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀越 孝夫 千葉県柏市新十余二5番地三協フロンテア 株式会社内 (72)発明者 山本 恭弘 大阪府和泉市黒鳥町一丁目3番16号山本産 業株式会社内 (72)発明者 崎山 弘昭 大阪府和泉市黒鳥町一丁目3番16号山本産 業株式会社内 Fターム(参考) 3B120 BA48 CA04 DB01 EB30 4F055 AA13 BA15 CA18 DA07 EA22 EA24 FA05 FA08 GA11 GA34

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッキング層と表層とが異質若しくは同
    質の熱可塑性樹脂材で形成され、これらバッキング層と
    表層とがシート状、若しくはフィルム状の熱溶融性接着
    剤で接着された使用済みのカーペットを再利用できるよ
    うにした再生用カーペットの製造方法において、ゾル状
    のバッキング層上にシート状、若しくはフィルム状の熱
    溶融性接着剤を載せ、その熱溶融性接着剤の上に表層を
    載せた状態で加熱し、バッキング層をゲル化させると同
    時に熱溶融性接着剤を溶融した後、バッキング層と熱溶
    融性接着剤と表層とを加圧して接着することを特徴とす
    る再生用カーペットの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記シート状、若しくはフィルム状の熱
    溶融性接着剤に、カーペット製造ライン中において空気
    抜き用の孔を開ける請求項1記載の再生用カーペットの
    製造方法。
  3. 【請求項3】 ゾル状のバッキング層上に、シート状、
    若しくはフィルム状の熱溶融性接着剤を載せ、その熱溶
    融性接着剤の上に表層を載せた状態で加熱し、バッキン
    グ層をゲル化させると同時に熱溶融性接着剤を溶融した
    後、バッキング層と熱溶融性接着剤と表層とを加圧して
    接着する再生用カーペットの製造装置において、シート
    状、若しくはフィルム状の熱溶融性接着剤をバッキング
    層上に供給する機構と、熱溶融性接着剤に孔を開ける機
    構と、離型紙を回収する機構とを有することを特徴とし
    た再生用カーペットの製造装置。
  4. 【請求項4】 前記の製造装置において、シート状、若
    しくはフィルム状の熱溶融性接着剤を供給する機構と、
    熱溶融性接着剤に孔を開ける機構と、離型紙を回収する
    機構を1つの台車内に組み込み、この台車下部に設けた
    車輪により既存のカーペット製造ラインに、必要なとき
    任意に組み込むようにした請求項3記載の再生用カーペ
    ットの製造装置。
  5. 【請求項5】 バッキング層と表層とが異質若しくは同
    質の熱可塑性樹脂材で形成され、これらバッキング層と
    表層とがシート状、若しくはフィルム状の熱溶融性接着
    剤で接着された使用済みのカーペットを再利用できるよ
    うにした再生用カーペットの製造装置において、再生し
    てシート状に加工されたバッキング層を既存のカーペッ
    ト製造ラインに供給する機構を設けたことを特徴とする
    再生用カーペットの製造装置。
  6. 【請求項6】 前記の再生してシート状に加工されたバ
    ッキング層を既存のカーペット製造ラインに投入する機
    構を、前記台車内に組み込んだ請求項4記載の再生用カ
    ーペットの製造装置。
  7. 【請求項7】 前記カーペットの製造装置において、バ
    ッキング層と熱溶融性接着剤と表層とを加圧して接着す
    る装置を設けた請求項3記載の再生用カーペットの製造
    装置。
JP2001318273A 2001-10-16 2001-10-16 再生用カーペットの製造方法及び製造装置 Pending JP2003116706A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001318273A JP2003116706A (ja) 2001-10-16 2001-10-16 再生用カーペットの製造方法及び製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001318273A JP2003116706A (ja) 2001-10-16 2001-10-16 再生用カーペットの製造方法及び製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003116706A true JP2003116706A (ja) 2003-04-22

Family

ID=19136011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001318273A Pending JP2003116706A (ja) 2001-10-16 2001-10-16 再生用カーペットの製造方法及び製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003116706A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102794972A (zh) * 2012-08-16 2012-11-28 李毅 一种粘压型地毯的生产设备
JP2013208479A (ja) * 2013-06-07 2013-10-10 Daishin Kogyo Kk カーペットの製造装置
JP2015042314A (ja) * 2008-09-02 2015-03-05 インターフェイス,インコーポレイテッド カーペット製造方法
CN105534246A (zh) * 2016-01-21 2016-05-04 合肥良骏汽车材料有限公司 一种地毯自动生产线
US9376766B2 (en) 2008-09-02 2016-06-28 Interface, Inc. Low weight-hardback carpet tile
CN106585055A (zh) * 2016-12-07 2017-04-26 滨州东方地毯有限公司 一种地毯的制造设备和方法
JP2022516787A (ja) * 2019-02-28 2022-03-02 聖州企業股▲ふん▼有限公司 連続式カーペットマットの製造方法
CN116197093A (zh) * 2023-03-07 2023-06-02 山东阳光新材料科技有限公司 一种纤维支护网烘干设备

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015042314A (ja) * 2008-09-02 2015-03-05 インターフェイス,インコーポレイテッド カーペット製造方法
US9376766B2 (en) 2008-09-02 2016-06-28 Interface, Inc. Low weight-hardback carpet tile
CN102794972A (zh) * 2012-08-16 2012-11-28 李毅 一种粘压型地毯的生产设备
JP2013208479A (ja) * 2013-06-07 2013-10-10 Daishin Kogyo Kk カーペットの製造装置
CN105534246A (zh) * 2016-01-21 2016-05-04 合肥良骏汽车材料有限公司 一种地毯自动生产线
CN105534246B (zh) * 2016-01-21 2017-07-04 合肥良骏汽车材料有限公司 一种地毯自动生产线
CN106585055A (zh) * 2016-12-07 2017-04-26 滨州东方地毯有限公司 一种地毯的制造设备和方法
JP2022516787A (ja) * 2019-02-28 2022-03-02 聖州企業股▲ふん▼有限公司 連続式カーペットマットの製造方法
EP3932264A4 (en) * 2019-02-28 2023-07-26 Formosa Saint Jose Corp. CONTINUOUS CARPET CUSHION MANUFACTURING METHOD
CN116197093A (zh) * 2023-03-07 2023-06-02 山东阳光新材料科技有限公司 一种纤维支护网烘干设备
CN116197093B (zh) * 2023-03-07 2023-11-14 山东阳光新材料科技有限公司 一种纤维支护网烘干设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW443959B (en) Method of and apparatus for manufacturing thermoset webs of thermoplastic polymer material particles
JP5901540B2 (ja) 繊維複合材料からのシート状の半製品の製造法
JP4154638B2 (ja) 内装材の製造方法
US8016008B2 (en) Auto lamination cassette apparatus
CZ261792A3 (en) Recyclable carpet
US20110052859A1 (en) Processes for precutting laminated flocked articles
JP2003116706A (ja) 再生用カーペットの製造方法及び製造装置
US20130299085A1 (en) Laminating apparatus and laminating method
CN101544083A (zh) 汽车顶篷用聚氨酯多层复合板及其加工方法
CA3008191C (en) Sheet material and punching tape containing same
US20130115408A1 (en) Processes for precutting laminated flocked articles
CN111251690A (zh) 含增强片材的面板的制造方法,和地板
JP4863252B2 (ja) 繊維形成層材料若しくはブロック状若しくは長尺状シート材料及びその利用方法
KR20200123212A (ko) 적층 제조를 위한 방법 및 장치
US3658617A (en) Method for forming a laminated floor covering
JP5109097B2 (ja) カーペットの各構成材料を分離回収する方法及びその装置
JP4357939B2 (ja) カーペットのリサイクル方法、カーペットの各構成材料を分離回収する方法及びその装置
JP2004147831A (ja) リサイクルカーペットおよびその製造方法
JP3098635U (ja) 再生用カーペットの製造装置
JP3687021B2 (ja) 積層体の層の剥離方法
KR100257977B1 (ko) 직물-고무 매트의 연속 제조방법 및 장치
KR20000010382A (ko) 성능이 강화된 복합재료 제조방법 및 그 제조장치
JPH091741A (ja) 網状構造物への樹脂被覆方法
JPH11193620A (ja) クッション性床材及びその製造方法
JP3078687U (ja) 再生用カーペット

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040817

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041221