JP2013205207A - 相対角度検出装置、トルク検出装置および電動パワーステアリング装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】耐久性を向上させることができるとともにヒステリシスを抑制することができる技術を提供する。
【解決手段】同軸的に相対回転する2つの回転軸の内の一方の回転軸である第1の回転軸110に設けられた光源22と、2つの回転軸の内の他方の回転軸である第2の回転軸120に設けられ光源22から放射された光を受光し、受光した光を電気信号へ変換して出力する撮像素子30と、を備える。
【選択図】図3
【解決手段】同軸的に相対回転する2つの回転軸の内の一方の回転軸である第1の回転軸110に設けられた光源22と、2つの回転軸の内の他方の回転軸である第2の回転軸120に設けられ光源22から放射された光を受光し、受光した光を電気信号へ変換して出力する撮像素子30と、を備える。
【選択図】図3
Description
本発明は、相対角度検出装置、トルク検出装置および電動パワーステアリング装置に関する。
近年、例えば電動パワーステアリング装置には、入力軸と、出力軸との間の相対回転角度を基にトルクを検出する装置(トルク検出装置(相対角度検出装置))が備えられている。
例えば、特許文献1に記載のトルクセンサは、以下のように構成されている。すなわち、ハウジングにベアリングを介して回転自在に軸支され同軸に挿入された入力軸と出力軸とが、内部でトーションバーにより連結されている。円筒状のコアが出力軸の大径端部の外周面にセレーション嵌合して出力軸に対して軸方向にのみ摺動自在に設けられ、入力軸より突設されたスライダピンが大径端部の周方向に長尺の長孔を貫通してコアのスパイラル溝に係合している。ハウジングの内部に支持された2個のトルク検出用のコイルが、軸方向に摺動する円筒状のコアの外周に空隙を介して設けられている。2個のコイルは、コアの軸方向の移動中心に関して互いに反対側に配置されている。そして、入力軸に捩じり力が作用すると、トーションバーを介して出力軸に回転力が伝達されるが、トーションバーは弾性変形して入力軸と出力軸との間に回転方向の相対的変位が生じる。この回転方向の相対的変位は、スライダピンとスパイラル溝との係合を介してコアを軸方向に摺動させる。コアが軸方向に移動すると、コイルのそれぞれコアを囲む面積が変化し、一方の面積が増すと他方の面積が減る関係にある。コアを囲む面積が大きくなると、磁気損失が増えコイルのインダクタンスは減り、逆にコアを囲む面積が小さくなると、磁気損失が減りコイルのインダクタンスは増す。そして、このコイルのインダクタンスの変化に基づいてトルクを検出する。
例えば、特許文献1に記載のトルクセンサは、以下のように構成されている。すなわち、ハウジングにベアリングを介して回転自在に軸支され同軸に挿入された入力軸と出力軸とが、内部でトーションバーにより連結されている。円筒状のコアが出力軸の大径端部の外周面にセレーション嵌合して出力軸に対して軸方向にのみ摺動自在に設けられ、入力軸より突設されたスライダピンが大径端部の周方向に長尺の長孔を貫通してコアのスパイラル溝に係合している。ハウジングの内部に支持された2個のトルク検出用のコイルが、軸方向に摺動する円筒状のコアの外周に空隙を介して設けられている。2個のコイルは、コアの軸方向の移動中心に関して互いに反対側に配置されている。そして、入力軸に捩じり力が作用すると、トーションバーを介して出力軸に回転力が伝達されるが、トーションバーは弾性変形して入力軸と出力軸との間に回転方向の相対的変位が生じる。この回転方向の相対的変位は、スライダピンとスパイラル溝との係合を介してコアを軸方向に摺動させる。コアが軸方向に移動すると、コイルのそれぞれコアを囲む面積が変化し、一方の面積が増すと他方の面積が減る関係にある。コアを囲む面積が大きくなると、磁気損失が増えコイルのインダクタンスは減り、逆にコアを囲む面積が小さくなると、磁気損失が減りコイルのインダクタンスは増す。そして、このコイルのインダクタンスの変化に基づいてトルクを検出する。
装置を構成する部品同士が機械的に接触することにより、同軸的に配置された二つの回転軸の相対回転角度を検出する構成では、接触することに起因して部品が摩耗するため耐久性が悪化するおそれがある。また、ヒステリシスが大きくなってしまう。
本発明は、耐久性を向上させることができるとともにヒステリシスを抑制することができる装置を提案することを目的とする。
本発明は、耐久性を向上させることができるとともにヒステリシスを抑制することができる装置を提案することを目的とする。
かかる目的のもと、本発明は、同軸的に相対回転する2つの回転軸の内の一方の回転軸に設けられた光源と、前記2つの回転軸の内の他方の回転軸に設けられ前記光源から放射された光を受光し、受光した光を電気信号へ変換して出力する撮像素子と、を備えることを特徴とする相対角度検出装置である。
ここで、前記一方の回転軸に設けられて前記光源から放射された光を反射する反射鏡をさらに備え、前記撮像素子は、前記光源から放射され前記反射鏡にて反射された光を受光し、受光した光を電気信号へ変換して出力するとよい。
ここで、前記一方の回転軸に設けられて前記光源から放射された光を反射する反射鏡をさらに備え、前記撮像素子は、前記光源から放射され前記反射鏡にて反射された光を受光し、受光した光を電気信号へ変換して出力するとよい。
他の観点から捉えると、本発明は、同軸的に相対回転する2つの回転軸の内の一方の回転軸に設けられた光源と、前記2つの回転軸の内の他方の回転軸に設けられ前記光源から放射された光を受光し、受光した光を電気信号へ変換して出力する撮像素子と、前記撮像素子から出力された電気信号に基づいて前記2つの回転軸のいずれか一方に加えられたトルクを演算するトルク演算部と、を備えることを特徴とするトルク検出装置である。
前記トルク演算部は、前記撮像素子から出力された電気信号に基づいて当該撮像素子が前記光源から放射された光を受光した位置である受光位置を認識し、当該受光位置に基づいて前記2つの回転軸の相対回転角度を把握し、前記トルクを演算するとよい。
前記一方の回転軸に設けられて前記光源から放射された光を反射する反射鏡をさらに備え、前記撮像素子は、前記光源から放射され前記反射鏡にて反射された光を受光し、受光した光を電気信号へ変換して出力するとよい。
前記一方の回転軸に設けられて前記光源から放射された光を反射する反射鏡をさらに備え、前記撮像素子は、前記光源から放射され前記反射鏡にて反射された光を受光し、受光した光を電気信号へ変換して出力するとよい。
他の観点から捉えると、本発明は、同軸的に相対回転する2つの回転軸の内の一方の回転軸に設けられた光源と、前記2つの回転軸の内の他方の回転軸に設けられ前記光源から放射された光を受光し、受光した光を電気信号へ変換して出力する撮像素子と、前記撮像素子から出力された電気信号に基づいて前記2つの回転軸のいずれか一方に加えられたトルクを演算するトルク演算部と、を備えることを特徴とする電動パワーステアリング装置である。
本発明によれば、耐久性を向上させることができるとともにヒステリシスを抑制することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係る相対角度検出装置10を適用した電動パワーステアリング装置100(以下、単に「ステアリング装置100」と称する場合もある。)の断面図である。図2は、第1の実施形態に係る相対角度検出装置10の斜視図である。なお、図2においては、構成を分かり易くするために後述するベース50およびフラットケーブルカバー60の一部を省略して示している。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係る相対角度検出装置10を適用した電動パワーステアリング装置100(以下、単に「ステアリング装置100」と称する場合もある。)の断面図である。図2は、第1の実施形態に係る相対角度検出装置10の斜視図である。なお、図2においては、構成を分かり易くするために後述するベース50およびフラットケーブルカバー60の一部を省略して示している。
ステアリング装置100は、同軸的に回転する第1の回転軸110と第2の回転軸120とを備えている。第1の回転軸110は、例えばステアリングホイールが取り付けられるステアリングシャフトが連結される回転軸であり、第2の回転軸120は、トーションバー130を介して第1の回転軸110に同軸的に結合されている。そして、第2の回転軸120に形成されたピニオン121が、車輪に連結されるラック軸(不図示)のラック(不図示)と噛み合っており、第2の回転軸120の回転運動がピニオン121,ラックを介してラック軸の直線運動に変換され、車輪が操舵される。
また、ステアリング装置100は、第1の回転軸110および第2の回転軸120を回転可能に支持するハウジング140を備えている。ハウジング140は、例えば自動車などの乗り物の本体フレーム(以下、「車体」と称する場合もある。)に固定される部材であり、第1ハウジング150、第2ハウジング160および第3ハウジング170から構成される。第2の回転軸120は、軸受け151を介して第1ハウジング150に回転可能に支持され、第1の回転軸110は、軸受け171を介して第3ハウジング170に回転可能に支持されている。
第1ハウジング150は、第2の回転軸120を回転可能に支持する軸受け151を、第2の回転軸120の回転軸方向(以下、単に「軸方向」と称する場合もある。)の一方の端部側(図1においては下側)に有し、軸方向の他方の端部側(図1においては上側)が開口した部材である。第1ハウジング150には、後述する電動モータ190が装着される。また、第1ハウジング150は、後述するウォームホイール180を収納する。
第2ハウジング160は、軸方向の両端部が開口した部材であり、その軸方向の一方の端部側の開口部が第1ハウジング150における軸方向の他方の端部側の開口部と対向するように配置される。そして、第2ハウジング160は、例えばボルトなどにより第1ハウジング150に固定される。第2ハウジング160の側面には、内外を連通する連通孔161が形成されている。連通孔161には、後述する電線80を保持するグロメット85が嵌め込まれる。また、第2ハウジング160には、後述する相対角度検出装置10の検出装置ユニット20を支持するブラケット90を締付部材(例えば、ボルト、ビスなど)で取り付けるためのボス165が複数(本実施の形態においては3つ)設けられている。
第3ハウジング170は、第1の回転軸110を回転可能に支持する軸受け171を、軸方向の他方の端部側(図1においては上側)に有し、軸方向の一方の端部側(図1においては下側)が開口した部材である。そして、軸方向の一方の端部側の開口部が第2ハウジング160における軸方向の他方の端部側の開口部と対向するように配置されるとともに、例えばボルトなどにより第2ハウジング160に固定される。第3ハウジング170の側面には、内外を連通する連通孔171が形成されている。連通孔171には、後述する電線24を保持するグロメット25が嵌め込まれる。
また、ステアリング装置100は、第1ハウジング150に装着された電動モータ190と、第2の回転軸120に固定されたウォームホイール180と、を備えている。電動モータ190の出力軸に連結されたウォームギヤ191とウォームホイール180とは噛み合っており、電動モータ190の回転力がウォームホイール180により減速されて第2の回転軸120に伝達される。
また、ステアリング装置100は、トーションバー130の捩れ量に基づいて、第1の回転軸110と第2の回転軸120との相対回転角度を検出する相対角度検出装置10と、この相対角度検出装置10の後述する検出装置ユニット20を支持するブラケット90とを備えている。この相対角度検出装置10およびブラケット90については後で詳述する。
また、ステアリング装置100は、この相対角度検出装置10からの出力値に基づいて電動モータ190の駆動を制御する電子制御ユニット(ECU)200を備えている。
ECU200は、各種演算処理を行うCPUと、CPUにて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROMと、CPUの作業用メモリ等として用いられるRAMと、を用いて、相対角度検出装置10からの出力値を基にステアリングホイールに加えられた操舵トルクを演算するトルク演算部210を有している。また、ECU200は、CPU、ROM、RAMを用いて、トルク演算部210にて演算された操舵トルクに基づいて目標補助トルクを算出し、この目標補助トルクを電動モータ190が供給するのに必要となる目標電流を算出する目標電流算出部(不図示)と、目標電流算出部が算出した目標電流に基づいてフィードバック制御などを行う制御部(不図示)とを有している。
ECU200は、各種演算処理を行うCPUと、CPUにて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROMと、CPUの作業用メモリ等として用いられるRAMと、を用いて、相対角度検出装置10からの出力値を基にステアリングホイールに加えられた操舵トルクを演算するトルク演算部210を有している。また、ECU200は、CPU、ROM、RAMを用いて、トルク演算部210にて演算された操舵トルクに基づいて目標補助トルクを算出し、この目標補助トルクを電動モータ190が供給するのに必要となる目標電流を算出する目標電流算出部(不図示)と、目標電流算出部が算出した目標電流に基づいてフィードバック制御などを行う制御部(不図示)とを有している。
以上のように構成されたステアリング装置100においては、ステアリングホイールに加えられた操舵トルクが第1の回転軸110と第2の回転軸120との相対回転角度として現れることに鑑み、第1の回転軸110と第2の回転軸120との相対回転角度に基づいて操舵トルクを把握する。つまり、第1の回転軸110と第2の回転軸120との相対回転角度を相対角度検出装置10にて検出し、相対角度検出装置10からの出力値に基づいてECU200が操舵トルクを把握し、把握した操舵トルクに基づいて電動モータ190の駆動を制御する。そして、電動モータ190の発生トルクをウォームギヤ191、ウォームホイール180を介して第2の回転軸120に伝達する。これにより、電動モータ190の発生トルクが、ステアリングホイールに加える運転者の操舵力をアシストする。つまり、第2の回転軸120は、ステアリングホイールの回転によって発生する操舵トルクと電動モータ190から付与される補助トルクとで回転する。
以下に、第1の実施形態に係る相対角度検出装置10について詳述する。
相対角度検出装置10は、第1の回転軸110に固定されて、第1の回転軸110とともに回転する回転部材21と、この回転部材21に支持されて光を放射する光源22と、回転部材21に支持されて光源22から放射された光を反射する反射鏡23と、を備えている。また、相対角度検出装置10は、光源22に、電源電圧、基準電圧を供給する複数の電線24と、電線24を保持するとともに第3ハウジング170の連通孔171に嵌め込まれるグロメット25と、を備えている。
相対角度検出装置10は、第1の回転軸110に固定されて、第1の回転軸110とともに回転する回転部材21と、この回転部材21に支持されて光を放射する光源22と、回転部材21に支持されて光源22から放射された光を反射する反射鏡23と、を備えている。また、相対角度検出装置10は、光源22に、電源電圧、基準電圧を供給する複数の電線24と、電線24を保持するとともに第3ハウジング170の連通孔171に嵌め込まれるグロメット25と、を備えている。
また、相対角度検出装置10は、第1の回転軸110と第2の回転軸120との相対回転角度に応じた電気信号を出力する検出装置ユニット20と、検出装置ユニット20の出力値をECU200に伝送する複数の電線80と、電線80を保持するとともに第2ハウジング160の連通孔161に嵌め込まれるグロメット85と、を備えている。また、相対角度検出装置10は、検出装置ユニット20支持するブラケット90を備えている。
回転部材21は、第1の回転軸110の外周面に沿う薄肉円筒状の第1の円筒状部211と、第1の回転軸110の軸方向を中心線方向とするとともに第1の円筒状部211の内径よりも大きな内径の薄肉円筒状の第2の円筒状部212と、第1の円筒状部211における軸方向の他方の端部から回転半径方向に突出した円盤状の円盤状部213とを備えている。
回転部材21は、板金を絞り加工などの曲げプレス加工にて成形した物であることを例示することができる。また、回転部材21を第1の回転軸110に固定する方法としては、回転部材21の第1の円筒状部211を第1の回転軸110の外周面に圧入する方法、第1の回転軸110の外周面に凹部を設けるとともに、この凹部の形状に第1の円筒状部211が沿うように塑性変形させる(かしめる)ことで固定する方法を例示することができる。
光源22は、光を放射する機器であり、光を増幅して放射するレーザ装置、LEDであることを例示することができる。光源22を回転部材21に固定する方法としては、締付部材(例えば、ボルト、ビスなど)で締め付ける方法、溶接すること、接着剤にて接着することを例示することができる。また、光源22としてのLEDを回路基板に実装し、その回路基板を回転部材21に締付部材(例えば、ボルト、ビスなど)で締め付けてもよい。
また、反射鏡23を回転部材21に固定する方法としては、締付部材(例えば、ボルト、ビスなど)で締め付ける方法、接着剤にて接着する方法であることを例示することができる。
また、反射鏡23を回転部材21に固定する方法としては、締付部材(例えば、ボルト、ビスなど)で締め付ける方法、接着剤にて接着する方法であることを例示することができる。
電線24は、線状に引き伸ばされた金属などの導体が絶縁体で覆われたものであり、電気を伝導する。本実施の形態に係る相対角度検出装置10においては、複数の電線24の一方の端部が、コネクタなどを介して光源22に、他方の端部が、コネクタなどを介してECU200に接続されている。これら複数の電線24が、ECU200から光源22への電源電圧の供給や、基準電圧の供給に用いられる。
これら複数の電線24は、第3ハウジング170内であって第1の回転軸110の周囲と回転部材21の円盤状部213の上面とで形成された空間内に、渦状に巻かれた状態で収納される。そして、電線24は、軸方向の他方の端部側から見た場合に、右方向に巻かれており、ステアリングホイール、言い換えれば第1の回転軸110および第2の回転軸120が右方向に回転された場合には、一方の端部が第1の回転軸110の回転に従って右方向に回転するので、ステアリングホイールが回転されていない中立状態よりも巻き数が増加する。他方、ステアリングホイールが左方向に回転された場合には、ステアリングホイールが回転されていない中立状態よりも巻き数が減少する。
グロメット25は、略楕円柱状の部材であり、電線24を通すために柱方向に形成された電線孔が電線24の数と同数形成されている。また、グロメット25の外周面には、周方向の全周に亘って外周面から外側に突出する突起が、柱方向(電線孔の孔方向)に複数設けられている。これら突起の最外周部の大きさは第3ハウジング170の連通孔171の大きさよりも大きい。そして、グロメット25が第3ハウジング170に嵌合された状態では、突起が第3ハウジング170の連通孔171の周囲の壁に押されることにより全体的に内側に弾性変形する。これにより、グロメット25は、第3ハウジング170の連通孔171をシールするとともに、電線孔の周囲部分にて電線孔に挿入された電線24を押圧し、電線24の移動を抑制する。なお、このグロメット25は、ゴムなどの弾性材料を加硫成形することで上記所定形状に成形されている。
検出装置ユニット20は、反射鏡23にて反射された光を受光し、受光した光を電気信号へ変換する撮像素子30と、この撮像素子30を実装するプリント基板40と、を備えている。また、検出装置ユニット20は、第2の回転軸120に取り付けられるとともにプリント基板40を支持するベース50と、後述するフラットケーブル70を収納するフラットケーブルカバー60と、を備えている。また、検出装置ユニット20は、一方の端部がプリント基板40に設けられた端子43に接続されるとともに、他方の端部がフラットケーブルカバー60に固定された接続端子65に接続されるフラットケーブル70と、を備えている。
撮像素子30は、反射鏡23にて反射された光を受光し、受光した光を電気信号へ変換する素子であり、例えば、CCDイメージセンサ、CMOSイメージセンサであることを例示することができる。この撮像素子30は、後述するように、第1の回転軸110と第2の回転軸120との相対回転角度に応じた電気信号を出力する。
プリント基板40は、板面が軸方向に平行に配置される平行基板41と、板面が軸方向に対して交差する方向(本実施の形態においては垂直方向)に配置される垂直基板42とを有している。これら平行基板41および垂直基板42は、アルミニウムなどの金属にて成形された金属基板、あるいは金属板の全体が樹脂によりモールド封止された基板であり、その表面(板面)に配線パターンが形成されている。これら平行基板41と垂直基板42とは、例えば締付部材(例えば、ボルト、ビスなど)による締め付けなどの固定方法で結合されるとともに電気的にも接続されている。
そして、プリント基板40の平行基板41に、撮像素子30が実装されており、撮像素子30の受光面が軸方向に平行となるように配置されている。
プリント基板40は、例えば垂直基板42がベース50に締付部材(例えば、ボルト、ビスなど)により締め付けられることでベース50に固定される。
プリント基板40は、例えば垂直基板42がベース50に締付部材(例えば、ボルト、ビスなど)により締め付けられることでベース50に固定される。
ベース50は、円筒状の部位と円盤状の部位とを有する部材であり、円筒状の部位が第2の回転軸120に取り付けられることで、この第2の回転軸120と共に回転する。円盤状の部位は、撮像素子30を実装したプリント基板40を支持する。
フラットケーブルカバー60は、薄肉円筒状であって段階的に外径が異なる円筒状部61と、円筒状部61における軸方向の中間部位から中心側に向かう円盤状の中間部62と、を備えている。円筒状部61は、中間部62を境にして外径が異なっている。そして、円筒状部61、中間部62およびベース50にて形成された空間にフラットケーブル70が収納される。
中間部62は、軸方向の一方の端部側(図1においては下側)の面から、軸方向の一方の端部方向(図1においては下方向)に突出し、ブラケット90をこのフラットケーブルカバー60に締め付けるための締付部材(例えば、ボルト、ビス)が締め付けられるボス63を複数有している。また、中間部62には、第2の回転軸120およびこの第2の回転軸120に嵌合されたベース50の円筒状の部位を通す貫通孔が形成されている。
また、フラットケーブルカバー60は、円筒状部61の内側に、電線80の一方の端部に接続されたコネクタが接続される接続端子65を有している。
また、フラットケーブルカバー60は、円筒状部61の内側に、電線80の一方の端部に接続されたコネクタが接続される接続端子65を有している。
フラットケーブル70は、一方の端部がプリント基板40の端子43に接続されるとともに他方の端部がフラットケーブルカバー60の接続端子65に接続されて、フラットケーブルカバー60の円筒状部61、中間部62およびベース50にて形成された空間内に、渦状に巻かれた状態で収納される。そして、フラットケーブル70は、軸方向の他方の端部側から見た場合に、右方向に巻かれており、ステアリングホイール、言い換えれば第1の回転軸110および第2の回転軸120が右方向に回転された場合には、一方の端部が第2の回転軸120の回転に従って右方向に回転するので、ステアリングホイールが回転されていない中立状態よりも巻き数が増加する。他方、ステアリングホイールが左方向に回転された場合には、ステアリングホイールが回転されていない中立状態よりも巻き数が減少する。
電線80は、線状に引き伸ばされた金属などの導体が絶縁体で覆われたものであり、電気を伝導する。本実施の形態に係る相対角度検出装置10においては、複数の電線80の一方の端部が、コネクタなどを介してプリント基板40に、複数の電線80の他方の端部が、コネクタなどを介してECU200に接続されている。そして、複数の電線80が、ECU200から撮像素子30への電源供給や、撮像素子30からECU200への出力値の伝送に用いられる。
グロメット85は、略楕円柱状の部材であり、電線80を通すために柱方向に形成された電線孔が電線80の数と同数形成されている。また、グロメット85の外周面には、周方向の全周に亘って外周面から外側に突出する突起が、柱方向(電線孔の孔方向)に複数設けられている。これら突起の最外周部の大きさは第2ハウジング160の連通孔161の大きさよりも大きい。そして、グロメット85が第2ハウジング160に嵌合された状態では、突起が第2ハウジング160の連通孔161の周囲の壁に押されることにより全体的に内側に弾性変形する。これにより、グロメット85は、第2ハウジング160の連通孔161をシールするとともに、電線孔の周囲部分にて電線孔に挿入された電線80を押圧し、電線80の移動を抑制する。なお、このグロメット85は、ゴムなどの弾性材料を加硫成形することで上記所定形状に成形されている。
ブラケット90は、板金がプレス加工されることにより成形された部材であり、検出装置ユニット20のフラットケーブルカバー60の円筒状部61の軸方向の一方の端部側(図2においては下側)の開口部を覆う平板状の覆い部91と、ハウジング140に取り付けるための複数(本実施の形態においては3つ)の取付部92と、を有している。また、ブラケット90には、第2の回転軸120およびこの第2の回転軸120に嵌合されたベース50の円筒状の部位を通す孔である軸用孔93が形成されている。
覆い部91には、フラットケーブルカバー60の中間部62のボス63に対応する位置に、このブラケット90をフラットケーブルカバー60に締め付けるための締付部材(例えば、ボルト、ビス)95を通す孔であるカバー用孔が形成されている。
取付部92は、それぞれ、覆い部91の面に対して略垂直に軸方向の他方の端部側(図1においては上側)に延びる垂直部と、この垂直部における軸方向の端部から覆い部91の面に水平に(軸方向に直交する方向に)外側に延びる水平部と、を有している。水平部には、このブラケット90を、ハウジング140の第2ハウジング160のボス165に締め付けるための締付部材(例えば、ボルト、ビス)96を通す孔であるハウジング用孔が形成されている。
このように構成されたブラケット90により、検出装置ユニット20は、ハウジング140の第2ハウジング160に取り付けられる。
取付部92は、それぞれ、覆い部91の面に対して略垂直に軸方向の他方の端部側(図1においては上側)に延びる垂直部と、この垂直部における軸方向の端部から覆い部91の面に水平に(軸方向に直交する方向に)外側に延びる水平部と、を有している。水平部には、このブラケット90を、ハウジング140の第2ハウジング160のボス165に締め付けるための締付部材(例えば、ボルト、ビス)96を通す孔であるハウジング用孔が形成されている。
このように構成されたブラケット90により、検出装置ユニット20は、ハウジング140の第2ハウジング160に取り付けられる。
次に、光源22、反射鏡23、撮像素子30との相対関係について説明する。
図3は、光源22、反射鏡23、撮像素子30の相対位置を軸方向の他方の端部側から見た図である。図1におけるIII−III部の断面図でもある。(a)は、トーションバー130に捩れが生じていない中立状態のときの図であり、(b)は、トーションバー130が右方向に捩れている状態のときの図であり、(c)は、トーションバー130が左方向に捩れている状態のときの図である。
図4は、撮像素子30が反射鏡23にて反射された光を受光する位置と、操舵トルクとの関係を示す図である。
図3は、光源22、反射鏡23、撮像素子30の相対位置を軸方向の他方の端部側から見た図である。図1におけるIII−III部の断面図でもある。(a)は、トーションバー130に捩れが生じていない中立状態のときの図であり、(b)は、トーションバー130が右方向に捩れている状態のときの図であり、(c)は、トーションバー130が左方向に捩れている状態のときの図である。
図4は、撮像素子30が反射鏡23にて反射された光を受光する位置と、操舵トルクとの関係を示す図である。
第1の実施形態に係る相対角度検出装置10においては、トーションバー130に操舵トルクが加わっていない状態、つまりトーションバー130に捩れが生じていない中立状態のときに、図3(a)に示すように、光源22から放射され、反射鏡23にて反射された光を、撮像素子30が横方向の中心で受光するように配置されている。
トーションバー130に右方向の操舵トルクが加わり、トーションバー130が右方向に捩れている状態のときに、図3(b)に示すように、反射鏡23にて反射された光を、撮像素子30が横方向における中心よりも右側の面で受光する。そして、操舵トルクの右方向への大きさが増加(トーションバー130の右方向への捩れ量が増加)するのに伴って中心から右側へのずれ量が大きくなる特性を有する。
トーションバー130に左方向の操舵トルクが加わり、トーションバー130が左方向に捩れている状態のときに、図3(c)に示すように、反射鏡23にて反射された光を、撮像素子30が横方向における中心よりも左側の面で受光する。そして、操舵トルクの左方向への大きさが増加(トーションバー130の左方向への捩れ量が増加)するのに伴って中心から左側へのずれ量が大きくなる特性を有する。
撮像素子30が反射鏡23にて反射された光を受光した位置(以下、「受光位置」と称す。)が、フラットケーブル70、電線80を介してECU200のトルク演算部210に送られる。
そして、トルク演算部210は、相対角度検出装置10の撮像素子30から出力された電気信号が示す受光位置と、操舵トルクとの関係を示すマップを記憶領域(例えばROM)に記憶しておき、トルク演算部210は、このマップに、撮像素子30からの電気信号が示す受光位置を代入することにより操舵トルクを算出する。あるいは、撮像素子30からの電気信号が示す受光位置と操舵トルクとの関係を示す関数を組み込んでおき、トルク演算部210は、この関数に撮像素子30からの電気信号が示す受光位置を代入して操舵トルクを算出してもよい。
そして、トルク演算部210は、相対角度検出装置10の撮像素子30から出力された電気信号が示す受光位置と、操舵トルクとの関係を示すマップを記憶領域(例えばROM)に記憶しておき、トルク演算部210は、このマップに、撮像素子30からの電気信号が示す受光位置を代入することにより操舵トルクを算出する。あるいは、撮像素子30からの電気信号が示す受光位置と操舵トルクとの関係を示す関数を組み込んでおき、トルク演算部210は、この関数に撮像素子30からの電気信号が示す受光位置を代入して操舵トルクを算出してもよい。
以上のように構成された相対角度検出装置10においては、光源22、反射鏡23、撮像素子30が互いに接触することなしに、つまり非接触で第1の回転軸110と第2の回転軸120との相対回転角度を検出できるので、接触式の検出装置と比べて、再現性や耐久性を向上させることができる。また、ヒステリシスを抑制することができる。
また、以上のように構成された相対角度検出装置10によれば、たとえ、第1の回転軸110に倒れ方向(軸が撓む方向)の成分が加わったとしても、この倒れ方向の成分による余計なアシストを抑制することができる。その理由を以下に説明する。
図5(a)は、第1の回転軸110に、相対回転方向の成分のみが加わったときの撮像素子30の受光位置を示す図であり、図5(b)は、第1の回転軸110に、倒れ方向の成分と相対回転方向の成分とが加わったときの撮像素子30の受光位置を示す図である。
撮像素子30の受光位置が、図5(b)に示すように、倒れ方向の成分と相対回転方向の成分とを有する位置であった場合においても、その位置を、倒れ方向の座標と相対回転方向の座標とに分解することができる。
撮像素子30の受光位置が、図5(b)に示すように、倒れ方向の成分と相対回転方向の成分とを有する位置であった場合においても、その位置を、倒れ方向の座標と相対回転方向の座標とに分解することができる。
それゆえ、ECU200のトルク演算部210は、撮像素子30の受光位置の内、相対回転方向の成分のみを用いて、操舵トルクを算出すればよい。
これにより、ステアリング装置100は、真の操舵トルクに基づいて電動モータ190の駆動を制御することができるので、運転者の意図に沿うアシストを行うことが可能となる。
これにより、ステアリング装置100は、真の操舵トルクに基づいて電動モータ190の駆動を制御することができるので、運転者の意図に沿うアシストを行うことが可能となる。
<第2の実施形態>
第2の実施形態に係る相対角度検出装置10は、第1の実施形態に係る相対角度検出装置10に対して、反射鏡23を備えておらず、光源22が放射した光を撮像素子30が直接受光する点が異なる。以下では異なる点について説明する。
図6は、第2の実施形態に係る相対角度検出装置10の光源22と撮像素子30との相対位置を軸方向の他方の端部側から見た図である。(a)は、トーションバー130に捩れが生じていない中立状態のときの図であり、(b)は、トーションバー130が右方向に捩れている状態のときの図であり、(c)は、トーションバー130が左方向に捩れている状態のときの図である。
第2の実施形態に係る相対角度検出装置10は、第1の実施形態に係る相対角度検出装置10に対して、反射鏡23を備えておらず、光源22が放射した光を撮像素子30が直接受光する点が異なる。以下では異なる点について説明する。
図6は、第2の実施形態に係る相対角度検出装置10の光源22と撮像素子30との相対位置を軸方向の他方の端部側から見た図である。(a)は、トーションバー130に捩れが生じていない中立状態のときの図であり、(b)は、トーションバー130が右方向に捩れている状態のときの図であり、(c)は、トーションバー130が左方向に捩れている状態のときの図である。
第2の実施形態に係る相対角度検出装置10においては、トーションバー130に操舵トルクが加わっていない状態、つまりトーションバー130に捩れが生じていない中立状態のときに、図6(a)に示すように、光源22から放射された光を、撮像素子30が横方向の中心で受光するように配置されている。
トーションバー130に右方向の操舵トルクが加わり、トーションバー130が右方向に捩れている状態のときに、図6(b)に示すように、光源22から放射された光を、撮像素子30が横方向における中心よりも右側の面で受光する。そして、操舵トルクの右方向への大きさが増加(トーションバー130の右方向への捩れ量が増加)するのに伴って中心から右側へのずれ量が大きくなる特性を有する。
トーションバー130に左方向の操舵トルクが加わり、トーションバー130が左方向に捩れている状態のときに、図6(c)に示すように、光源22から放射された光を、撮像素子30が横方向における中心よりも左側の面で受光する。そして、操舵トルクの左方向への大きさが増加(トーションバー130の左方向への捩れ量が増加)するのに伴って中心から左側へのずれ量が大きくなる特性を有する。
ゆえに、撮像素子30が光源22から放射された光を受光する位置と、操舵トルクとの関係は、図4に示した通りとなる。
そして、撮像素子30が光源22から放射された光を受光した位置が、フラットケーブル70、電線80を介してECU200のトルク演算部210に送られる。そして、トルク演算部210は、撮像素子30から出力された電気信号に基づいて操舵トルクを算出する。
そして、撮像素子30が光源22から放射された光を受光した位置が、フラットケーブル70、電線80を介してECU200のトルク演算部210に送られる。そして、トルク演算部210は、撮像素子30から出力された電気信号に基づいて操舵トルクを算出する。
以上のように構成された第2の実施形態に係る相対角度検出装置10においても、光源22と撮像素子30とが互いに接触することなしに、つまり非接触で第1の回転軸110と第2の回転軸120との相対回転角度を検出できるので、接触式の検出装置と比べて、再現性や耐久性を向上させることができる。また、ヒステリシスを抑制することができる。
また、第2の実施形態に係る相対角度検出装置10においても、第1の実施形態に係る相対角度検出装置10と同様に、たとえ、第1の回転軸110に倒れ方向(軸が撓む方向)の成分が加わったとしても、この倒れ方向の成分による余計なアシストを抑制することができる。
さらに、第2の実施形態に係る相対角度検出装置10によれば、第1の実施形態に係る相対角度検出装置10と異なり、反射鏡23を備えていないので、構成をより簡素化することができ、低コスト化を実現できる。
さらに、第2の実施形態に係る相対角度検出装置10によれば、第1の実施形態に係る相対角度検出装置10と異なり、反射鏡23を備えていないので、構成をより簡素化することができ、低コスト化を実現できる。
なお、上述した第1の実施形態および第2の実施形態に係る相対角度検出装置10においては、図3および図6に示すように、撮像素子30は回転半径方向に直交する平面にて光を受光しているが、特にかかる態様に限定されない。撮像素子30の受光面は回転半径方向に直交するとともに第1の回転軸110の円周方向に沿う曲面であってもよい。
10…相対角度検出装置、20…検出装置ユニット、21…回転部材、22…光源、23…反射鏡、30…撮像素子、40…プリント基板、50…ベース、60…フラットケーブルカバー、70…フラットケーブル、90…ブラケット、100…電動パワーステアリング装置、110…第1の回転軸、120…第2の回転軸、130…トーションバー、140…ハウジング、200…電子制御ユニット(ECU)、210…トルク演算部
Claims (6)
- 同軸的に相対回転する2つの回転軸の内の一方の回転軸に設けられた光源と、
前記2つの回転軸の内の他方の回転軸に設けられ前記光源から放射された光を受光し、受光した光を電気信号へ変換して出力する撮像素子と、
を備えることを特徴とする相対角度検出装置。 - 前記一方の回転軸に設けられて前記光源から放射された光を反射する反射鏡をさらに備え、
前記撮像素子は、前記光源から放射され前記反射鏡にて反射された光を受光し、受光した光を電気信号へ変換して出力することを特徴とする請求項1に記載の相対角度検出装置。 - 同軸的に相対回転する2つの回転軸の内の一方の回転軸に設けられた光源と、
前記2つの回転軸の内の他方の回転軸に設けられ前記光源から放射された光を受光し、受光した光を電気信号へ変換して出力する撮像素子と、
前記撮像素子から出力された電気信号に基づいて前記2つの回転軸のいずれか一方に加えられたトルクを演算するトルク演算部と、
を備えることを特徴とするトルク検出装置。 - 前記トルク演算部は、前記撮像素子から出力された電気信号に基づいて当該撮像素子が前記光源から放射された光を受光した位置である受光位置を認識し、当該受光位置に基づいて前記2つの回転軸の相対回転角度を把握し、前記トルクを演算することを特徴とする請求項3に記載のトルク検出装置。
- 前記一方の回転軸に設けられて前記光源から放射された光を反射する反射鏡をさらに備え、
前記撮像素子は、前記光源から放射され前記反射鏡にて反射された光を受光し、受光した光を電気信号へ変換して出力することを特徴とする請求項3または4に記載のトルク検出装置。 - 同軸的に相対回転する2つの回転軸の内の一方の回転軸に設けられた光源と、
前記2つの回転軸の内の他方の回転軸に設けられ前記光源から放射された光を受光し、受光した光を電気信号へ変換して出力する撮像素子と、
前記撮像素子から出力された電気信号に基づいて前記2つの回転軸のいずれか一方に加えられたトルクを演算するトルク演算部と、
を備えることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012074192A JP2013205207A (ja) | 2012-03-28 | 2012-03-28 | 相対角度検出装置、トルク検出装置および電動パワーステアリング装置 |
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JP2012074192A JP2013205207A (ja) | 2012-03-28 | 2012-03-28 | 相対角度検出装置、トルク検出装置および電動パワーステアリング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2013205207A true JP2013205207A (ja) | 2013-10-07 |
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ID=49524433
Family Applications (1)
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JP2012074192A Pending JP2013205207A (ja) | 2012-03-28 | 2012-03-28 | 相対角度検出装置、トルク検出装置および電動パワーステアリング装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2013205207A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63263436A (ja) * | 1987-04-22 | 1988-10-31 | Koyo Denshi Kogyo Kk | 電動パワ−ステアリング装置のトルク検出器 |
JPH06347241A (ja) * | 1993-06-11 | 1994-12-20 | Ntn Corp | 回転角度検出装置 |
JP2006038768A (ja) * | 2004-07-29 | 2006-02-09 | Favess Co Ltd | トルク検出装置 |
-
2012
- 2012-03-28 JP JP2012074192A patent/JP2013205207A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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JP2006038768A (ja) * | 2004-07-29 | 2006-02-09 | Favess Co Ltd | トルク検出装置 |
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