JP2013204239A - ドア - Google Patents
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Abstract
【解決手段】防火断熱ドアのドアパネルは、上框6A、下框6B、および左右の縦框6Cで構成された框体6と、上補強材7A、下補強材7B、および左右の縦補強材7Cで構成されるとともに、框体6の内部に配置されてパネル開口部3Cを囲う補強体7と、框体6および補強体7の室内外の両側に固定された表面材と、室内外の表面材間に配置された断熱材9とを備え、補強体7の少なくとも上補強材7Aは、縦補強材7C間に架設されて当該縦補強材7Cの端面としての接合面と接合され、上補強材7Aの端部は、縦補強材7Cよりも見付け方向に突出し、かつ対向する框体6の縦框6Cに対して間隔Mを空けた位置にある。
【選択図】図4
Description
しかし、本発明では、液状化した断熱材は縦補強材と接触しにくくなることから、そのような隙間に達することもなく、隙間を通して液だれする心配がない。従って、隙間が生じる曲げ加工であっても、接合片を有した縦補強材の製作に支障なく適用できるうえ、接合片を介した縦補強材と上補強材との接合を実現でき、補強体を容易に製作できる。
熱溶融性を有する樹脂は、耐熱性が低く、火災時の熱により液状化するが、本発明として用いられることで、前述したように、目的を達成できる。
この際、断熱材が発泡スチロール製であれば、安価で入手も容易であるうえ、優れた断熱性能を発揮でき、本発明に好適である。
また、発泡ウレタン製の場合には、補強体回りに液状のまま充填し、空気との反応により硬化させることで、断熱材として形成できる。そして、液状の状態で充填することで、複雑な構造の部分をも断熱材で容易に取り囲むことができ、固形の断熱材を所定寸法に切り出して用いる場合に比して、施工性が良好である。
図1は、本実施形態に係るドア1を示す内観図である。図2および図3は、ドア1の縦断面図および横断面図であり、図1に矢視II−II線および矢視III−III線で示す断面図である。
図1〜図3において、ドア1は、建物の外壁開口部に固定されるドア枠2と、ドア枠2内に開閉自在に支持されるドアパネル3とを備えた防火断熱ドアとして構成されている。
ドアパネル3は、一方の縦枠2Cに複数のヒンジ4を介して回転支持され、ヒンジ4の回動軸を中心にして室外側に開閉可能に構成されている。ドアパネル3の戸先側には、操作ハンドル3Aを有する開閉装置や、ノブ3Bを有す上下一対の施錠装置が設けられている。また、ドアパネル3の略中央には、採光用および通風用の小窓5が設けられている。
窓枠11は、上枠11A、下枠11B、および左右の縦枠11Cを四周枠組みした構成である。
障子12は、上框12A、下框12B、および左右の縦框13Cを四周框組みした内部にガラス板12Dを収容した構成である。この障子12は、ヒンジ14を介して一方の縦枠11Cに回動自在に支持され、戸先側に設けられたノブ12Eを操作することで開閉される。
ところで、ドアの仕様によっては、補強体7が設けられず、窓枠11の室内外の両側に表面材8を固着する場合もある。しかし、この場合では、アルミの耐火温度との関係で、火災時の熱により窓枠11ひいてはドアパネル3が変形等する可能性がある。このため、本実施形態のドア1では、パネル開口部3Cをより耐火温度の高いスチール製の補強体7にて囲み、この補強体7に表面材8および窓枠11を取り付けることで、火災時のドアパネル3の変形を抑制し、防火性能を向上させている。
補強体7では、上補強材7Aが左右の縦補強材7C上端間に架設され、下補強材7Bが縦補強材7C下端間に架設され、いわゆる横通し(横勝ち)にて枠組みされている。このため、縦補強材7Cの両端には、ウェブ部分の曲げ加工による接合片71が設けられている。接合片71の上補強材7Aに当接される接合面71Aは、縦補強材7Cの端面でもある。接合片71が曲げ加工によって形成されることから、接合片71の基端側には、加工上の制約により、フランジ部分との間に隙間Sが生じる。隙間Sは、パネル開口部3Cと連通している。
(1)ドア1のドアパネル3において、パネル開口部3Cを囲む補強体7では、上補強材7Aの端部が縦補強材7Cよりも見付け方向に突出しているため、火災時の熱で断熱材9が液状化しても、上補強材7Aの端部から液だれする断熱材9を、縦補強材7Cの端部に接触させずに落下させることができ、上補強材7Aと縦補強材7Cとの接合部分を通してパネル開口部3Cに液だれするのを防止できる。
例えば、前記実施形態では、補強体7の上補強材7Aおよび下補強材7Bの両方において、その端部が縦補強材7Cから突出していたが、本発明では、少なくとも上補強材の端部が縦補強材よりも突出していればよく、下補強材の端部は縦補強材と面一であってもよい。また、下補強材と左右の縦補強材とを縦通しで接合した場合でも、本発明に含まれる。
また、上補強材7Aと縦補強材7Cとをリベット74やビス等により接合する場合に限らず、溶接によって接合してもよい。
Claims (3)
- パネル開口部が設けられたドアパネルを備えるドアであって、
前記ドアパネルは、
上框、下框、および左右の縦框で構成された框体と、
上補強材、下補強材、および左右の縦補強材で構成されるとともに、前記框体の内部に配置されて前記パネル開口部を囲う補強体と、
前記框体および前記補強体の室内外の両側に固定された表面材と、
前記室内外の表面材間に配置された断熱材とを備え、
前記補強体の少なくとも前記上補強材は、前記縦補強材間に架設されて当該縦補強材の端面と接合され、
前記上補強材の端部は、前記縦補強材よりも見付け方向に突出し、かつ対向する前記框体の縦框に対して間隔を空けた位置にある
ことを特徴とするドア。 - 前記框体の前記上框、前記下框、および左右の前記縦框は、断面コ字形状とされ、
前記縦補強材の端部には、前記端面を形成する接合片が設けられ、
前記上補強材と縦補強材の前記接合片とが接合される
ことを特徴とする請求項1に記載のドア。 - 前記断熱材は、熱溶融性を有する樹脂製である
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のドア。
Priority Applications (1)
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JP2012071528A JP5722821B2 (ja) | 2012-03-27 | 2012-03-27 | ドア |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015086669A (ja) * | 2013-11-01 | 2015-05-07 | 株式会社Lixil | 開口部装置 |
JP2016108830A (ja) * | 2014-12-08 | 2016-06-20 | 株式会社Lixil | 戸 |
JP2017214749A (ja) * | 2016-05-31 | 2017-12-07 | 三和シヤッター工業株式会社 | ドア装置 |
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- 2012-03-27 JP JP2012071528A patent/JP5722821B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP5722821B2 (ja) | 2015-05-27 |
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