JP5734150B2 - サッシ - Google Patents
サッシ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5734150B2 JP5734150B2 JP2011216750A JP2011216750A JP5734150B2 JP 5734150 B2 JP5734150 B2 JP 5734150B2 JP 2011216750 A JP2011216750 A JP 2011216750A JP 2011216750 A JP2011216750 A JP 2011216750A JP 5734150 B2 JP5734150 B2 JP 5734150B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- shoji
- reinforcing material
- frame
- thermal expansion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Special Wing (AREA)
- Wing Frames And Configurations (AREA)
Description
図1に示すように、上框5と上枠13との間と、下框7と下枠15との間に、各々障子3を室外側に吊り出すステー(障子支持具)19が設けてある。
ガラス保持溝21にはガラス端部を保持するグレイジングガスケット24と、ガラス保持溝21の溝壁とグレイジングガスケット24との間に設けたスチール製のガラス保持溝補強材25が設けてある。ガラス保持溝補強材25は断面略コ字形状を成しており、コ字の開口内にグレイジングガスケット24と共にガラス端部を覆っている。
下框7の上面には、左右側端部及び中央部に排水孔7dが形成されており、ガラス保持溝補強材25には、排水孔7dが形成してある位置に対応して切除部が形成されている。
図10に示すように、下框補強材51が配置されている下框7の下面7aには、その長手方向一端部に排水穴7bが形成されており、図1及び図11に示すように、補強材51には、排水穴7bの位置に対応して穴51dが形成されていると共に穴51dの横にある側壁51cに第11熱膨張耐火材32kが設けてある。
下框7のガラス保持溝21の溝底に設けた第2熱膨張耐火材32bは、竪框9との組付けコーナにおいて竪框9と下框7との間に挟んであり、火災時に膨張して竪框9と下框7とのメタルタッチ部分を塞ぐようになっている。
下框7の下面には、スチール製の下補助板29がねじ30で固定してある。下補助板29は下框7に取付けてある樹脂製形材6の長手方向に亘って樹脂製形材6の下面を覆っている。
また、図1に示すように、下框7には、中空内にスチール製の断面コ字状の下框補強材51が設けてあり、下框補強材51の上端部51aは下框7のガラス保持溝補強材25にねじ50で固定してあり、下端部51bは下補助板29及び下ステー19にねじ30で固定されている。
上框5の下部にもガラス保持溝21が設けてあり、ガラス保持溝21の上部には中空部23が形成されている。上框5の中空23内には、断面コ字形状のスチール製の上框補強材49が設けてあり、この上框補強材49は、上端部49aがねじ46により上ステー19に固定してあり、下端部49bがねじ48によりガラス保持溝補強材25に固定されている。上ステー19は、上枠13に設けた裏板68にねじ67で固定してある。
上框5の室外側上面には上枠13との間を塞ぐ第8熱膨張耐火材32hが設けてある。
また、各竪框9のガラス保持溝21の室内側壁には、その室外側面にガラス保持溝補強材25に対向する第12熱膨張耐火材32mが設けてある。
左右の竪框9、9の外周側面の室外側には、対向する竪枠17との間を塞ぐ第8熱膨張耐火材32hが設けてある。
図2に示すように、ハンドル53側の竪框(図2及び図3において右側框)9には、デッドボルト54が設けてある。ハンドル53は樹脂製であり、ハンドル53の取付け部には、図8に示すハンドル台座55が取付けてある。図2に示すように、ハンドル台座55には、その内周側に第9熱膨張耐火材32iが固定されている。
ハンドル53を取り付けていない側の竪框9には、図2及び図3に示すように、スチール製の開き防止金具61が設けてあり、対向する竪枠17にはスチール製の受け金具63が取付けてある。開き防止金具61は、図7に示すように竪枠側に突出した突片61aを有し、受け金具63は、図6に示すように室外側壁63a、上壁63b及び下壁63cを有し、開き防止具61が受け金具63から室外側に外れるのを阻止している。開き防止金具61及び受け金具63は、図12に示すように、上下方向の3箇所に設けている。
下枠15には、第4熱膨張耐火材32dを保持する熱膨張耐火材保持具43が下枠15の見込方向略中央でねじ固定されている。熱膨張耐火材保持具43は室内側で枠内周側に延出する保持部43aが形成してあり、保持部43aは下框7の室内側見付面と見込面とのコーナ部7c且つ近接するように傾斜している。下枠15の第4熱膨張耐火材32dは下補助板29の下面に対向して設けてあると共に、下框7の室内側見付面と見込面とのコーナ部7cに室内側で対向している。
尚、上述した第1熱膨張耐火材32a及び下述する第12熱膨張耐火材32m、第13熱膨張耐火材32nには熱が伝わり難い箇所に設けてあるので低温熱発泡体(約160℃で発泡を開始する)が用いられており、その他の熱膨張耐火材、即ち第2熱膨張耐火材32b〜第11熱膨張耐火材32kには一般的は熱発泡体(約200℃で発泡を開始する)が用いられている。
火災の熱によりアルミニウム製の框や枠11が溶けた場合であっても、図1に示すように、アルミニウムよりも融点が高い材質でできたガラス保持溝補強材25、下框補強材51、下ステー19及び下枠補強材52が、一連にねじ50、30、68で固定してあるから、ガラス4の脱落を防止できる。
更に、火災時に、アルミ樹脂複合障子3の樹脂形材6が焼け落ちた場合でも、火災の熱により下枠15に設けた第4熱膨張耐火材32dが膨張して下框7の下補助板29及びコーナ部7cに当接して、下框7と下枠15との間の空間を塞ぐ。これにより、火災時にアルミ樹脂複合障子3の下框7と下枠15との間から外気が室内に入り込んだり、室内の炎を外に噴出するのを防止できる。
ガラス保持溝21の溝壁とグレイイジングガスケット24との間にガラス保持溝補強材25を設けてあるので、框5、7、9、9のガラス保持溝21に予めガラス保持溝補強材25を固定しておき、そこにグレイジングガスケット24を取付けたガラス4を挿入することで、障子3が組立てできるので、施工性が良い。
各ガラス保持溝補強材25にはガラス端面に対向して第1熱膨張耐火材32aが設けてあり、火災時に第1熱膨張耐火材32aが熱膨張してガラス4の端面との間を塞ぐから、ガラス保持溝補強材25とガラス端面との間から、外気が室内に入り込んだり室内の炎を外に噴出するのを防止できる。
また、コーナ金具47に設けた第13熱膨張耐火材32nがガラスコーナ部との間を塞ぎ、竪框9ではガラス保持溝21の室内側面に設けた第12熱膨張耐火材32mが竪框9の室内側壁とガラス保持溝補強材25との間を塞ぐ。
下枠15では第5熱膨張耐火材32eが膨張して排水穴42を塞ぐので、かかる排水穴42から外気が室内に入り込んだり、室内の炎を外に噴出するのを防止できる。
また、上框5の室外側、下框7の室外側、左右の竪框9、9の室外側には第8熱膨張耐火材32hが設けてあり、火災時に室外側における障子3と枠11との間を塞いで、外気が室内に入り込んだり、室内の炎を外に噴出するのを更に防止できる。
図2に示すように、ハンドル台座55に第9熱膨張耐火材32iが設けてあるから、火災時に、樹脂製ハンドル53が溶け落ちても、ハンドル53を取付けてあるハンドル台座55の穴55aを塞ぐことができる。
火災時に、下框7の下面7a形成されている排水穴7bを補強材51に設けた第11熱膨張耐火材32kで塞ぐことができる。
また、他方の竪框9bには、図2及び図3に示すように、開き防止金具61を設けてあり、対向する竪枠17には受け金具63が設けてあるので、火災時に障子3が回転して開くのを防止できる。
例えば、第1及び第2実施の形態において、下框7の補助板29はスチール材に限らず、アルミニウム等の他の金属材やカーボン材であっても良く、樹脂製形材6よりも融点が高いものであれば良い。
ガラス保持溝補強材25、下框補強材51及び下枠補強材52は、スチール材に限らず、例えば、カーボン材等のアルミニウムよりも融点が高い材質であれば、材質は制限されない。
ガラス保持溝補強材25は、ガラス保持溝21の溝底とガラス端部の室内側面を覆う断面略L字形状であっても良い。
サッシ1はすべり出しサッシに限らず、上框5と上枠13の間及び下框7と下枠15の間にステー19を設けてあるサッシであればよい。
3 障子
7 下框
11 枠
12 框
15 下枠
19 ステー(障子支持具)
25 ガラス保持溝補強材
51 下框補強材
52 下枠補強材
30、50、68 ねじ
Claims (1)
- 障子と、枠と、障子を開閉自在に支持する障子支持具とを備え、障子はガラスと、ガラス保持溝を有するアルミニウム製の框と、ガラス保持溝の溝底とガラス端部との間に設けてガラス端部を覆うガラス保持溝補強材と、下框に設けた下框補強材とを備え、下枠は下枠補強材を備え、障子支持具は上框と上枠の間及び下框と下枠の間に設けてあり、障子支持具、ガラス保持溝補強材、下框補強材及び下枠補強材はアルミニウムよりも融点が高い材質でできており、ガラス保持溝補強材と下框補強材とがねじで固定してあり、下框補強材と下枠補強材とが各々障子支持具にねじで固定してあることを特徴とするサッシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011216750A JP5734150B2 (ja) | 2011-09-30 | 2011-09-30 | サッシ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011216750A JP5734150B2 (ja) | 2011-09-30 | 2011-09-30 | サッシ |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015081831A Division JP5878658B2 (ja) | 2015-04-13 | 2015-04-13 | サッシ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013076261A JP2013076261A (ja) | 2013-04-25 |
JP5734150B2 true JP5734150B2 (ja) | 2015-06-10 |
Family
ID=48479909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011216750A Active JP5734150B2 (ja) | 2011-09-30 | 2011-09-30 | サッシ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5734150B2 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6130687B2 (ja) * | 2013-02-22 | 2017-05-17 | 株式会社Lixil | 開口部装置 |
JP6258634B2 (ja) * | 2013-08-26 | 2018-01-10 | 株式会社Lixil | 窓の防火構造 |
JP6262965B2 (ja) * | 2013-09-04 | 2018-01-17 | 株式会社Lixil | 建具 |
JP2015094170A (ja) * | 2013-11-13 | 2015-05-18 | 株式会社Lixil | 建具用枠 |
JP6408211B2 (ja) * | 2013-11-19 | 2018-10-17 | 三協立山株式会社 | 防火開閉窓 |
JP6339859B2 (ja) * | 2014-05-22 | 2018-06-06 | Ykk Ap株式会社 | 建具 |
JP6336363B2 (ja) * | 2014-09-12 | 2018-06-06 | Ykk Ap株式会社 | 建具 |
JP6511367B2 (ja) * | 2015-08-28 | 2019-05-15 | 三協立山株式会社 | 建具 |
JP6820234B2 (ja) * | 2017-05-29 | 2021-01-27 | Ykk Ap株式会社 | 建具 |
JP6691100B2 (ja) * | 2017-12-22 | 2020-04-28 | Ykk Ap株式会社 | 建具 |
JP6574869B2 (ja) * | 2018-05-02 | 2019-09-11 | Ykk Ap株式会社 | 建具 |
JP6453509B2 (ja) * | 2018-06-05 | 2019-01-16 | 三協立山株式会社 | 開閉窓 |
JP7017540B2 (ja) * | 2019-06-10 | 2022-02-08 | Ykk Ap株式会社 | 建具 |
-
2011
- 2011-09-30 JP JP2011216750A patent/JP5734150B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013076261A (ja) | 2013-04-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5734150B2 (ja) | サッシ | |
JP6068125B2 (ja) | 建具 | |
JP5946619B2 (ja) | サッシ | |
JP5982198B2 (ja) | 建具 | |
JP6277089B2 (ja) | 障子および建具 | |
JP5759877B2 (ja) | 建具 | |
JP6110266B2 (ja) | 建具 | |
JP5982199B2 (ja) | 建具 | |
JP5878658B2 (ja) | サッシ | |
JP5719742B2 (ja) | アルミ樹脂複合障子のサッシ | |
JP6918752B2 (ja) | サッシ | |
JP2017031604A (ja) | 建具 | |
JP5911691B2 (ja) | サッシ | |
JP6166426B2 (ja) | サッシ | |
JP6421168B2 (ja) | 建具 | |
JP2011214283A (ja) | 複合サッシの枠体 | |
JP6031408B2 (ja) | 上げ下げ窓 | |
JP6339859B2 (ja) | 建具 | |
JP6195756B2 (ja) | 建具 | |
JP2016169601A (ja) | サッシ | |
JP6283061B2 (ja) | サッシ | |
JP2019085821A (ja) | 建具 | |
JP6494365B2 (ja) | ドア | |
JP2021121723A (ja) | サッシ | |
JP2019031900A (ja) | 建具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140403 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20141016 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150122 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150317 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150414 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5734150 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |