JP2013203436A - 脱酸素性多層体及びそれを用いた重量袋 - Google Patents

脱酸素性多層体及びそれを用いた重量袋 Download PDF

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Abstract

【課題】高い酸素吸収性を有し、落袋強度が良好な重量袋を作製することができる脱酸素性多層体及びそれを用いた重量袋を提供する。
【解決手段】ヒートシール層、酸素吸収層、及びガスバリア層をこの順に含む脱酸素性多層体であって、前記ヒートシール層がメルトフローレート0.1〜4.5g/10分のメタロセンポリエチレンを含み、前記酸素吸収層がメタロセンポリエチレンと易酸化性熱可塑性樹脂と遷移金属触媒とを含み、かつ、前記易酸化性熱可塑性樹脂の含有率が前記酸素吸収層の総量に対して5〜50質量%である脱酸素性多層体、及びこれを製袋してなる重量袋である。
【選択図】なし

Description

本発明は、脱酸素性多層体及びそれを用いた重量袋に関する。
食品、飲料、医薬品、医療品、化粧品、金属製品、電子製品、樹脂成形品、繊維製品に代表される、酸素の影響を受けて変質あるいは劣化し易い各種物品の酸素酸化を防止し長期に保存する目的で、これらを収納した包装袋内の酸素除去を行う脱酸素剤が使用されている。この脱酸素剤として初期に開発され現在も多く使用されている形態は、粉状又は粒状の鉄粉やアスコルビン酸等の酸素吸収物を通気性の小袋に詰めたものである。
上記のような各種物品については一度に大量に取引される場合がある。その場合には、1つの包装袋に大量の物品を収納する必要があるため、落下した際に破れにくい良好な落袋強度を有する包装袋、すなわち重量袋が必要となる。そして、重量袋に収納した各種物品に対し酸素酸化を防止する場合には、酸素吸収物を詰めた小袋(小袋状脱酸素剤)をいくつか収納させなければならない。
しかし、重量袋のようにある程度大きな袋体になると、小袋状脱酸素剤の存在が相対的に目立たなくなり、開封して物品を取り出す際に当該小袋も一緒に混入しやすくなり、各種製造ラインやエンドユーザーに対して種々のトラブルを起こしやすくなる。
酸素により性能が劣化する内容物を包装するための軽量用包装体に適用可能な脱酸素性多層体としては、特許文献1及び2に記載されたようなものが知られているが、これらは十分な強度を有していないため、例えば、積み重ね時や輸送時に大きな引張り力が加わった場合に破れが生じたり、落下時に破壊したりする可能性がある。
従って、重量袋を形成するフィルム自体が外部からの酸素の透過を阻止するとともに、重量袋内に存在する酸素を除去するものが求められているが、その様な特性を有する重量袋用フィルムは得られておらず、したがってその様な重量袋も得られていないのが現状である。
国際公開第2010/023899号 国際公開第2010/134137号
以上から、本発明は、重量袋内に存在する酸素を除去可能な高い酸素吸収性を有し、かつ高い落袋強度を有する重量袋を作製することができる脱酸素性多層体及びそれを用いた重量袋を提供することを目的とする。
上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、本発明者らは下記本発明に想到し、当該課題を解決できることを見出した。すなわち、本発明は下記の通りである。
[1] ヒートシール層、酸素吸収層、及びガスバリア層をこの順に含む脱酸素性多層体であって、前記ヒートシール層がメルトフローレート0.1〜4.5g/10分のメタロセンポリエチレンを含み、前記酸素吸収層がメタロセンポリエチレンと易酸化性熱可塑性樹脂と遷移金属触媒とを含み、かつ、前記易酸化性熱可塑性樹脂の含有率が前記酸素吸収層の総量に対して5〜50質量%である脱酸素性多層体。
[2] 前記酸素吸収層と前記ガスバリア層の間に、メタロセンポリエチレンを含む補強層を有する、[1]に記載の脱酸素性多層体。
[3] 前記酸素吸収層に含有されるメタロセンポリエチレンのメルトフローレートが0.1〜4.5g/10分である[1]又は[2]に記載の脱酸素性多層体。
[4] 前記補強層に含有されるメタロセンポリエチレンのメルトフローレートが0.1〜4.5g/10分である、[2]又は[3]のいずれかに記載の脱酸素性多層体。
[5] 前記易酸化性熱可塑性樹脂が、1,2−ポリブタジエン、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体、及びスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体から選ばれる1種以上である[1]〜[4]のいずれかに記載の脱酸素性多層体。
[6] 前記酸素吸収層が更に光開始剤を含有する[1]〜[5]のいずれかに記載の脱酸素性多層体。
[7] 酸素透過度が10cc/m2・d・atm(25℃,90%RH)以下で、水蒸気透過度が50g/m2・d(25℃,90%RH)以下である[1]〜[6]のいずれかに記載の脱酸素性多層体。
[8] 上記[1]〜[7]いずれかに記載の脱酸素性多層体を製袋してなる重量袋。
[9] 脱酸素性多層体の酸素吸収前のヒートシール強度T1と酸素吸収後のヒートシール強度T2との比(T2/T1×100)が70%以上である[8]に記載の重量袋。
[10] 脱酸素性多層体の酸素吸収後のヒートシール強度が4.0kgf/15mm以上である[8]又は[9]に記載の重量袋。
[11] 袋上端部をヒートシールし、内容物を包装する前に前記ヒートシール部を切断する[8]〜[10]のいずれかに記載の重量袋。
[12] 内容物を包装する前に重量袋内面に紫外線を照射することを特徴とする[8]〜[11]のいずれかに記載の重量袋。
本発明によれば、重量袋内に存在する酸素を除去可能な高い酸素吸収性を有し、かつ高い落袋強度を有する重量袋を作製することができる脱酸素性多層体及びそれを用いた重量袋を提供することができる。
[脱酸素性多層体]
本発明の脱酸素性多層体は、ヒートシール層、酸素吸収層、及びガスバリア層をこの順に含んでなる。以下、各層について説明する。
(ヒートシール層)
ヒートシール層はメルトフローレートが0.1〜4.5g/10分のメタロセンポリエチレンを含む。メルトフローレートが0.1g/10分未満ではTダイによるフィルム成形が困難となってしまい、4.5g/10分より大きいと当該層の耐衝撃強度が低下してしまい実用的な重量袋とすることができなくなる。
メルトフローレートは0.5〜4g/10分であることが好ましく、1〜4g/10分であることがより好ましい。
ここで、「メタロセンポリエチレン(mLLDPE)」とは、狭い分子量分布(例えば、重量平均分子量/数平均分子量=2〜4)を有する線形低密度ポリエチレンである。この線形低密度ポリエチレンとしては、メタロセン触媒を用いて重合した狭い分子量分布を有する線形低密度ポリエチレン(mLLDPE)及びその線形低密度ポリエチレンを含有するブレンドポリマーがある。
メタロセンポリエチレンとしては、ダウ・ケミカル(DOWCHEMICAL)株式会社製の商品名「ELITE5220G」、日本ポリエチレン株式会社製の商品名「ハーモレックスNF375B」等がある。
メタロセンポリエチレンのメルトフローレートは、分子量分布、共重合させるα−オレフィンの種類と量により調整することができる。
ヒートシール層の構成成分である、メルトフローレートが0.1〜4.5g/10分のメタロセンポリエチレンの含有量は、50質量%以上であることが好ましく、80質量%以上であることがより好ましく、90質量%以上であることがさらに好ましい。
本発明に係るメタロセンポリエチレンと共に使用できる樹脂としては、高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、スチレン−エチレンブチレン−結晶オレフィンブロック共重合体(SEBC)、エチレン−メチルアクリレート共重合体(EMA)、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、アイオノマー(IO)樹脂、環状オレフィン共重合体(COC)等が挙げられる。
ヒートシール層は、酸素吸収速度を高めるために、酸素透過度が100cc/m2・d・atm(25℃,90%RH)以上であることが好ましく、1000cc/m2・d・atm(25℃,90%RH)以上であることがより好ましい。
また、ヒートシール層表面は平坦であることがヒートシール強度の点から好ましいが、ヒートシール時に凹凸が無くなるのであれば、ヒートシール層は多孔質でも構わない。
ヒートシール層に、酸素透過性向上の目的で非相溶性樹脂を添加して延伸しても良い。非相溶性樹脂は、ヒートシール層を構成する樹脂と溶融状態においても実質的に相溶せず、延伸時にヒートシール層内に空隙を生じて酸素透過性を高める。非相溶性樹脂は、熱可塑性樹脂であることが好ましい。
具体的な非相溶性樹脂の例としては、ポリプロピレン、ポリ−1−ブテン、ポリ−4−メチル−1−ペンテン等のポリオレフィン類、ポリブタジエン、ポリイソプレン等のポリジエン類とその水素添加物、ポリスチレン等の芳香族樹脂、各種シリコン樹脂やフッ素樹脂、さらにポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル、6ナイロン、MXD6ナイロン、6,6ナイロン等のナイロン、ポリカーボネート、ポリフェニレンエーテル、ポリアセタール、ポリフェニレンサルファイド、液晶ポリマー、ポリスルフォン、ポリエーテルスルフォン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド等が例示される。あるいは、エチレン−酢酸ビニル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体等の共重合体、あるいは、ABS等のように2種以上を組み合わせた樹脂組成物を用いてもよい。
ヒートシール層の厚さは、樹脂の酸素透過係数、包装対象物が要求する脱酸素速度、樹脂の耐衝撃強度、落袋強度等により決定される。但し、ピンホール等が発生しないように安定して製造可能で、かつ、通常の使用において内容物との接触等でもピンホールや破れが生じないことが確実であれば、できるだけ薄いことが好ましく、厚さ5〜100μm程度が好ましい。
(酸素吸収層)
酸素吸収層は、メタロセンポリエチレンと易酸化性熱可塑性樹脂と遷移金属触媒とを含む。メタロセンポリエチレンを含むことで、重量袋とした場合に高い落袋強度を有することができる。また、易酸化性熱可塑性樹脂と遷移金属触媒とを含むことで、高い酸素吸収性能を発現させることができる。
メタロセンポリエチレンとしては、既述のヒートシール層に使用可能なものが挙げられ、ヒートシール層で使用したものと同一のものを使用することが好ましい。これにより酸素吸収層とヒートシール層との密着性を高めることができる。
酸素吸収層中のメタロセンポリエチレンの含有率は、50〜95質量%であることが好ましく、60〜90質量%であることがより好ましい。
酸素吸収層中の易酸化性熱可塑性樹脂の含有率は5〜50質量%であり、10〜50質量%であることが好ましく、20〜40質量%であることがより好ましい。5質量%未満では十分な酸素吸収性能を得ることができず、50質量%よりも大きいとメタロセンポリエチレンの量が相対的に減少し、高い落袋強度を得ることができなくなる。
ここで、易酸化性熱可塑性樹脂とは、アリル基、ベンジル基、アルコール基、エーテル基、アルデヒド基、ケトン基、第三級炭素のいずれかを有する熱可塑性樹脂を意味する。なかでも本発明においては、アリル基、ベンジル基を有する熱可塑性樹脂を易酸化性熱可塑性樹脂として用いることが好ましい。
易酸化性熱可塑性樹脂は単独で、又は2種以上を組み合わせて用いることができる。アリル基を有する熱可塑性樹脂におけるアリル基は、高分子の主鎖にあっても良いし、側鎖にあっても良い。代表例として1,4−ポリブタジエン、1,2−ポリブタジエン、1,4−ポリイソプレン、3,4−ポリイソプレン、スチレンブタジエンゴム、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体、エチレン−アクリル酸メチル−アクリル酸シクロヘキセニルメチル共重合体等が挙げられる。また、第三級炭素を有する熱可塑性樹脂として、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン等が挙げられる。ベンジル基を有する熱可塑性樹脂として水添スチレンブタジエンゴム、水添スチレンイソプレンゴム等が挙げられる。これらのうち好ましくは、アリル基を有する熱可塑性樹脂、より好ましくは、1,2−ポリブタジエン、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体である。
遷移金属触媒は遷移金属の塩や酸化物等の金属化合物である。遷移金属としてはマンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅が好適であり、なかでもマンガン、鉄、コバルトが優れた触媒作用を示すため特に好適である。遷移金属の金属塩としては、遷移金属の鉱酸塩及び脂肪酸塩が含まれ、例えば、遷移金属の塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩、酢酸塩又は高級脂肪酸塩である。なかでも、易酸化性熱可塑性樹脂中の分散性が良好なことから高級脂肪酸塩が好適である。代表例としてオクチル酸コバルト、オクチル酸マンガン、ナフテン酸マンガン、ナフテン酸鉄、ステアリン酸コバルト等が挙げられる。
扱い易さの点から好ましい遷移金属触媒は、遷移金属の塩を担体に担持した担持触媒である。担体の種類は、特に限定されないが、ゼオライト、珪藻土、ケイ酸カルシウム類等を用いることができる。特に、触媒調製時及び調製後の大きさが0.1〜200μmの凝集体が、取扱い性が良いため好ましい。特に、樹脂組成物中に分散した際に10〜100nmである担体が、樹脂組成物中に配合した際に透明な樹脂組成物を与えるため好ましい。このような担体として、合成ケイ酸カルシウムが例示される。遷移金属触媒の配合割合は、酸素吸収性能と物理強度と経済性から、酸素吸収性樹脂組成物中の金属原子質量として0.001〜10質量%であることが好ましく、0.01〜1質量%であることがさらに好ましい。
酸素吸収層には更に光開始剤が含有されていることが好ましい。光開始剤を含有させることで、酸素吸収反応を活性化させることができる。
光開始剤とは、光照射により酸素吸収反応の反応系に効率的に活性種を発生させ、反応速度を向上させる働きを持つ物質である。本発明においては、光照射により励起した光開始剤分子、あるいは光開始剤が光照射により開裂して生成したラジカルが易酸化性熱可塑性樹脂から水素を引き抜いて活性なラジカルとし、酸化反応を開始させることが好ましい。
光開始剤の代表例としてフルオレノン類、ベンゾフェノン類、チアジン類、金属ポルフィリン類、アントラキノン類、等が挙げられる。好ましくは、フルオレノン類、ベンゾフェノン類、である。光開始剤の配合割合は、酸素吸収層中、0.001〜10質量%であることが好ましく、0.01〜1質量%であることがさらに好ましい。
酸素吸収層に照射する光は、電磁波の1種であり、光開始剤にエネルギーを与え励起状態にするものである。酸素吸収を活性化する光の波長は180nm〜800nmが好ましく、200〜380nmの紫外光線が特に好ましい。
上記以外の酸素吸収を活性化させる方法として、電子線、α線、β線、γ線、X線等の放射線及び熱、高周波、超音波等の外部からのエネルギーの付与により、易酸化性熱可塑性樹脂の炭素−水素結合や炭素−炭素結合を切断してラジカルを生成させることにより、酸化反応を開始させることもできる。
酸素吸収層の厚さは、5〜100μmであることが好ましく、10〜80μmであることがより好ましい。5〜100μmであることで、重量袋として適用可能な柔軟性を有し、かつ十分な酸素吸収能力を有する脱酸素性多層体を得ることができる。
(ガスバリア層)
ガスバリア層は、ガスバリア性材料からなり、容器外部から酸素や水蒸気が侵入するのを防ぐ働きをする。ガスバリア層を構成する材料としては、酸素透過度が10cc/m2・d・atm(25℃,90%RH)以下で、水蒸気透過度が50g/m2・d(25℃,90%RH)以下の材料であることが好ましい。このような材料を使用することで、酸素透過度が10cc/m2・d・atm(25℃,90%RH)以下で、水蒸気透過度が50g/m2・d(25℃,90%RH)以下の脱酸素性多層体とすることができる。
当該材料としては、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル類、ナイロン6、ナイロンMXD6等のポリアミド類、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等の塩素含有樹脂、エチレン−ビニルアルコール共重合体等の低酸素透過性の樹脂、それらのコート品;アルミニウム等の金属箔又は金属蒸着樹脂;ケイ素酸化物等の無機化合物蒸着樹脂等の低酸素透過性積層フィルムが挙げられる。
ガスバリア層の厚さは、5〜100μmであることが好ましく、10〜80μmであることがより好ましい。5〜100μmであることで、重量袋として適用可能な柔軟性を有し、かつ十分なガスバリア性を有する脱酸素性多層体を得ることができる。
本発明の脱酸素性多層体には、既述のヒートシール層、酸素吸収層、ガスバリア層以外に必要に応じて、フィルムの強度を補強するための補強層、リサイクル樹脂を含むリサイクル層等、酸素吸収性能や落袋強度を損なわない限り、任意の層を追加することができる。
(補強層)
補強層は、メタロセンポリエチレンを含む。メタロセンポリエチレンを含むことで、重量袋とした場合に高い落袋強度を有することができる。
メタロセンポリエチレンとしては、既述のヒートシール層に使用可能なものが挙げられる。酸素吸収層で使用したものと同一のものを使用することが好ましく、ヒートシール層、酸素吸収層、補強層の3層とも同一のものを使用することが特に好ましい。これにより各層の密着性をより高めることができる。
補強層中のメタロセンポリエチレンの含有率は、50質量%以上であることが好ましく、80質量%以上であることがより好ましく、90質量%以上であることがさらに好ましい。
補強層の厚さは、樹脂の酸素透過係数、包装対象物が要求する脱酸素速度、樹脂の耐衝撃強度、落袋強度等により決定される。但し、ピンホール等が発生しないように安定して製造可能で、かつ、通常の使用において内容物との接触等でもピンホールや破れが生じないことが確実であれば、できるだけ薄いことが好ましく、厚さ5〜100μm程度が好ましい。
本発明を構成する各層の積層手段としては、共押出、押出ラミネート、ドライラミネート等の公知の積層方法が挙げられる。
[重量袋]
本発明の重量袋は、本発明の脱酸素性多層体のヒートシール層を内側にして、さらに外側にクラフト紙を積層する等して製袋することで得られる。あるいは、本発明の脱酸素性多層体のヒートシール層を内側にして製袋し、さらにクラフト紙袋に装填することで得られる。
本発明において、「重量袋」とは、合成樹脂、工業薬品、穀類、肥料等の粉体や粒体を包装するために用いる重量物包装用の袋をいう。
本発明の重量袋は、袋上端部をヒートシールし、内容物を包装する前にヒートシール部を切断してなるものが好ましい。袋上端部をヒートシールして開口部をなくすことにより、脱酸素性多層体中の酸素吸収層と酸素の接触を抑制でき、酸素吸収層の酸化劣化を防ぐことができる。結果として、長期間、初期の酸素吸収性能を維持することができる。
また、本発明の重量袋は、内容物を包装する前に重量袋内面に紫外線を照射されるものであることが好ましい。
酸素吸収後のヒートシール強度保持率(酸素吸収前のヒートシール強度T1に対する酸素吸収後のヒートシール強度T2との比:T2/T1×100)が70%以上であることが好ましく、80%以上であることがより好ましい。ヒートシール強度保持率が70%以上であることで酸素吸収後のヒートシール強度低下を抑制することができる。また、脱酸素性多層体の酸素吸収後のヒートシール強度は4.0kgf/15mm以上であることが好ましく、5.0kgf/15mm以上であることがより好ましい。当該ヒートシール強度が4.0kgf/15mm以上であれば、重量袋として十分な実用性を発揮することができる。
以下、本発明を具体的に説明するが本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
[脱酸素性多層体及び重量袋の評価]
後述する実施例及び比較例で作製した脱酸素性多層体及び重量袋について下記評価を適宜行った。
(1)脱酸素性多層体の酸素吸収性能評価
作製した脱酸素性多層体を100mm×100mmの大きさに切り出し、該多層体のヒートシール層側に1kW高圧水銀灯を光源とする照度6mW/cm2の紫外光を90秒間(照射量540mJ/cm2)照射した後、シリカ蒸着ポリエチレンテレフタレートからなる酸素バリヤー性の袋に空気240mLと共に封入し、25℃、60%RHの条件下に放置した。24時間放置後に袋内酸素濃度を測定し、多層体1m2当たりの酸素吸収量を算出した。
(2)酸素吸収層の強度試験
作製した脱酸素性多層体中の酸素吸収層と同一組成の樹脂組成物をTダイより押出して製膜し、酸素吸収層のみからなる厚み30μmの単層フィルムを得た。該単層フィルムの耐衝撃強度をJIS P8134に準拠して求めた。また、該単層フィルムのMD方向の引張伸度をJIS K7127に準拠して求めた。
(3)落袋試験1
作製した脱酸素性多層体を148mm×210mmの大きさに切り出し、ヒートシール層側を内側にして該多層体2枚を重ね、3方をヒートシールして袋を作製した。作製した袋の中に水300mL充填し空気が入らないようシールして5℃下で1日間以上保管した。その後、床上1.5mの高さから、該内容物入り袋を水平落下させ、シール部分が後退(シール部の部分的な剥離)、又は破袋するまでの落下回数を数えた。
(4)脱酸素性多層体のヒートシール強度測定
作製した脱酸素性多層体の酸素吸収前後のヒートシール強度を以下の方法で測定した。
酸素吸収前: 脱酸素性多層体から重量袋を作製し、該重量袋のボトムシール部から15mm幅の試験片を切り出し、チャック間距離15mm、引張速度300mm/minで180度剥離(T型)強度を測定した。
酸素吸収後: 脱酸素性多層体から重量袋を作製し、該重量袋の表裏を逆転させ、1kW高圧水銀灯を光源とする照度6mW/cm2の紫外光を90秒間(照射量540mJ/cm2)照射した後、40℃で10日間空気に暴露し酸素吸収能力がなくなるまで酸素を吸収させた。この酸素吸収後の重量袋のボトムシール部から15mm幅の試験片を切り出し、チャック間距離15mm、引張速度300mm/minで180度剥離(T型)強度を測定した。
(5)落袋試験2
作製した重量袋の袋上端部のヒートシール部を切断し、開口部を設け、ポリプロピレン樹脂ペレット25kgを充填した。開口部をヒートシールして袋を密封し、床上1.2mの高さから、該内容物入り袋を水平方向及び垂直方向に落下させて破袋するまでの回数を数えた。
(6)落袋試験3
作製した重量袋の袋上端部のヒートシール部を切断し、該重量袋の表裏を逆転させ、1kW高圧水銀灯を光源とする照度6mW/cm2の紫外光を90秒間(照射量540mJ/cm2)照射した後、40℃で10日間空気に暴露し酸素吸収能力がなくなるまで酸素を吸収させた。その後は落袋試験2と同様に試験を行った。
[実施例1]
(1)遷移金属触媒粉末の作製
オクチル酸コバルト溶液(オクチル酸コバルト:溶媒=1:1質量比、コバルト含有量:8質量%)と、光開始剤である9−フルオレノンと、合成ケイ酸カルシウムとを質量比で、2:0.25:1で混合して、遷移金属触媒粉末を得た。
(2)酸素吸収層用マスターバッチの作製
上記遷移金属触媒粉末と低密度ポリエチレン(MFR=10.5g/10min、190℃、21.18N)とを、質量比1:9で2軸混練押出機を用いて170℃で溶融混練することにより、酸素吸収層用マスターバッチ(OA−MB)を作製した。
(3)3層(補強層/酸素吸収層/ヒートシール層)フィルムの作製
補強層用樹脂としてメタロセンポリエチレンであるELITE5220G(MFR=3.5g/10min、190℃、21.18N、ダウ・ケミカル(株)製)100質量部を用い、酸素吸収層用樹脂として易酸化性熱可塑性樹脂であるシンジオタクチック1,2−ポリブタジエン(以下、「RB」ということがある)20質量部、上記OA−MB20質量部、メタロセンポリエチレンであるELITE5220G60質量部の混合樹脂を用い、ヒートシール層用樹脂として補強層用樹脂と同様のメタロセンポリエチレン100質量部を用いた。
各層を構成する樹脂を、補強層/酸素吸収層/ヒートシール層の順序になるようにTダイより共押出して製膜し、補強層側にコロナ放電処理を行い、3層フィルムAを得た。フィルムの各層の厚さは20μm/20μm/30μmであった。
(4)脱酸素性多層体(ガスバリア層/補強層/酸素吸収層/ヒートシール層)の作製
作製した3層フィルムの補強層側に、延伸ナイロンフィルム(厚さ25μm)、アルミ箔(厚さ9μm)、PETフィルム(厚さ12μm)をこの順序でドライラミネーションによって貼り合わせ、40℃で4日間エージング後、アルミ箔をガスバリア層とする脱酸素性多層体を得た。
(5)重量袋(アルミ内袋付き紙袋)の作製
作製した脱酸素性多層体からなるフィルムロール(幅560mm×長さ500m)2本を3方シール製袋機にセットし、脱酸素性多層体のヒートシール層側を内側にして該多層体2枚を重ね、両側縁部をヒートシールし、縦シール部を形成した。次いで、袋の縦長さの間隔で横方向にヒートシールして横シールを形成し、その横シール部で切断して各袋を切り放し、開口部のない幅490mm、縦940mmの4方シール袋を作製した。この袋を幅495mm、縦960mmのクラフト紙(坪量84g/m2)3層からなる紙袋に装填し、アルミ内袋付き紙袋形態の重量袋を得た。
以上で作製した、脱酸素性多層体の酸素吸収性能評価、酸素吸収層の強度試験及び落袋試験1を行った。結果を表1に示す。
[実施例2]
ELITE5220Gの代わりにメタロセンポリエチレンであるNF375B(MFR=1.0g/10min、190℃、21.18N、日本ポリエチレン(株)製)を用いた以外は実施例1と同様に評価を行った。その結果を下記表1に示す。
[比較例1]
ELITE5220Gの代わりにメタロセンポリエチレンであるKC580S(MFR=10.5g/10min、190℃、21.18N、日本ポリエチレン(株)製)を用いた以外は実施例1と同様に評価を行った。その結果を下記表1に示す。
[比較例2]
ELITE5220Gの代わりに直鎖状低密度ポリエチレンであるUJ960(MFR=5.0g/10min、190℃、21.18N、日本ポリエチレン(株)製)を用いた以外は実施例1と同様に評価を行った。その結果を下記表1に示す。
Figure 2013203436
[実施例3]
実施例1の重量袋を用い、ヒートシール強度測定、落袋試験2及び落袋試験3を行った。その結果を下記表2に示す。
[実施例4]
酸素吸収層用樹脂として、易酸化性熱可塑性樹脂であるスチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(スチレン含有率35% 以下、「SBS」ということがある)22質量部、OA−MB27量部、メタロセンポリエチレンであるELITE5220G51質量部の混合樹脂を用いた以外は、実施例1と同様にして3層フィルム及び重量袋を得た。
この3層フィルムを用い、実施例1と同様にして脱酸素性多層体を作製し、該多層体の酸素吸収性能を実施例1と同様にして求めた。また、この重量袋を用い、実施例3と同様の評価を行った。その結果を下記表2に示す。
[実施例5]
酸素吸収層用樹脂として、易酸化性熱可塑性樹脂であるRB40質量部、OA−MB20量部、メタロセンポリエチレンであるELITE5220G20質量部の混合樹脂を用いた以外は、実施例1と同様にして3層フィルム及び重量袋を得て、実施例4と同様に評価を行った。その結果を下記表2に示す。
[比較例3]
ELITE5220Gの代わりにメタロセンポリエチレンであるKC580S(MFR=10.5g/10min、190℃、21.18N、日本ポリエチレン(株)製)を用いた以外は、実施例1と同様にして3層フィルム及び重量袋を得て、落袋試験3を実施しなかったこと以外は実施例4と同様に評価を行った。その結果を下記表2に示す。
[比較例4]
酸素吸収層用樹脂として、易酸化性熱可塑性樹脂であるRB40質量部、OA−MB20量部、メタロセンポリエチレンであるKC580S40質量部の混合樹脂を用いた以外は、実施例1と同様にして3層フィルム及び重量袋を得て、落袋試験3を実施しなかったこと以外は実施例4と同様に評価を行った。その結果を下記表2に示す。
Figure 2013203436

Claims (12)

  1. ヒートシール層、酸素吸収層、及びガスバリア層をこの順に含む脱酸素性多層体であって、
    前記ヒートシール層がメルトフローレート0.1〜4.5g/10分のメタロセンポリエチレンを含み、
    前記酸素吸収層がメタロセンポリエチレンと易酸化性熱可塑性樹脂と遷移金属触媒とを含み、かつ、前記易酸化性熱可塑性樹脂の含有率が前記酸素吸収層の総量に対して5〜50質量%である脱酸素性多層体。
  2. 前記酸素吸収層と前記ガスバリア層の間にメタロセンポリエチレンを含む補強層を有する請求項1に記載の脱酸素性多層体。
  3. 前記酸素吸収層に含有されるメタロセンポリエチレンのメルトフローレートが0.1〜4.5g/10分である請求項1又は2に記載の脱酸素性多層体。
  4. 前記補強層に含有されるメタロセンポリエチレンのメルトフローレートが0.1〜4.5g/10分である請求項2又は3に記載の脱酸素性多層体。
  5. 前記易酸化性熱可塑性樹脂が、1,2−ポリブタジエン、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体、及びスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体から選ばれる1種以上である請求項1〜4のいずれか1項に記載の脱酸素性多層体。
  6. 前記酸素吸収層が更に光開始剤を含有する請求項1〜5のいずれか1項に記載の脱酸素性多層体。
  7. 酸素透過度が10cc/m2・d・atm(25℃,90%RH)以下で、水蒸気透過度が50g/m2・d(25℃,90%RH)以下である請求項1〜6のいずれか1項に記載の脱酸素性多層体。
  8. 請求項1〜7いずれか1項に記載の脱酸素性多層体を製袋してなる重量袋。
  9. 脱酸素性多層体の酸素吸収前のヒートシール強度T1と酸素吸収後のヒートシール強度T2との比(T2/T1×100)が70%以上である請求項8に記載の重量袋。
  10. 脱酸素性多層体の酸素吸収後のヒートシール強度が4.0kgf/15mm以上である請求項8又は9に記載の重量袋。
  11. 袋上端部をヒートシールし、内容物を包装する前に前記ヒートシール部を切断する請求項8〜10のいずれか1項に記載の重量袋。
  12. 内容物を包装する前に重量袋内面に紫外線を照射することを特徴とする請求項8〜11のいずれか1項に記載の重量袋。
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