JP2018115010A - 吸湿及びガス吸着用フィルム並びに包装用積層体 - Google Patents

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海里 山▲崎▼
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Abstract

【課題】吸湿機能を有しつつ、多量のアウトガスを吸着できる、吸湿及びガス吸着用フィルムを提供する。【解決手段】本発明の吸湿及びガス吸着用フィルムは、熱可塑性樹脂、並びに熱可塑性樹脂に分散している親水性ゼオライト及びゼオライト以外の疎水性物理吸着剤を含んでいる吸着層10を有しており、親水性ゼオライトのSi/Alモル比が、1.5未満であり、かつ疎水性物理吸着剤の平衡湿度が、35%RH以上である、吸湿及びガス吸着用フィルムである。【選択図】図1

Description

本発明は、吸湿及びガス吸着用フィルム並びに包装用積層体に関する。
従来、食品、医薬品、電子部品、精密機械、記録材料等の分野において水分に起因する品質劣化を防ぐ目的で、乾燥剤を同梱する方法がとられている。また、包装内に別体の乾燥剤を入れずに、包装材自体に吸湿機能を持たせるため、乾燥剤を包装材自体に含有させることが行われている。
例えば、特許文献1では、モレキュラーシーブとMFR10以上の樹脂による乾燥剤含有樹脂を用いた乾燥剤フィルムが開示されている。
また、内容物によっては、アウトガスと呼ばれる揮発性の有機ガスや無機ガスを放出するものがある。このアウトガスがにおいを有する場合には、開封するとにおいが拡散し、これが使用者に不快感を与えることがある。そこで、包装内のアウトガスを低減するため、ガス吸収剤を包装材自体に含有させることが行われている。
例えば、特許文献2では、吸臭剤として疎水性ゼオライトを含有している吸着層を有する、PTP(プレススルーパッケージ)ブリスター用フィルムが開示されている。
特開2005−280188号公報 特開2006−334819号公報
包装内の水分が多いと、におい成分であるアウトガスが分散せずに滞留して、その結果、においを強く感じやすくなることがある。また、水分によって包装されている内容物が加水分解され、アウトガスを発生することで、においを強く感じやすくなることもある。したがって、包装内のにおいを効果的に除去するためには、アウトガスを除去することのみならず、包装内の水分を除去することが望ましい。
また、包装すべき内容物によっては、多量のアウトガスを発生するものも存在するため、アウトガスの吸着量を多くすることも必要となり得る。この場合、ガス吸着剤の含有量を多くすれば、アウトガスの吸着量を多くすることもできるが、包装材の成形性やコスト等を考慮すると、ガス吸着剤の含有量を多くすることが好ましくないことがある。
したがって、吸湿機能を有しつつ、少量のガス吸着剤でもより多量のアウトガスを吸着できる、吸湿及びガス吸着用フィルムを提供する必要性が存在する。
本発明者らは、鋭意検討したところ、以下の手段により上記課題を解決できることを見出して、本発明を完成させた。すなわち、本発明は、下記のとおりである:
〈1〉 熱可塑性樹脂、並びに上記熱可塑性樹脂に分散している親水性ゼオライト及びゼオライト以外の疎水性物理吸着剤を含んでいる吸着層を有しており、
上記親水性ゼオライトのSi/Alモル比が、1.5未満であり、かつ
上記疎水性物理吸着剤の平衡湿度が、35%RH以上である、吸湿及びガス吸着用フィルム。
〈2〉 上記親水性ゼオライト及び上記疎水性物理吸着剤の含有率の合計が、70質量%以下である、上記〈1〉項に記載の吸湿及びガス吸着用フィルム。
〈3〉 上記吸着層の一方又は両方の面にスキン層を更に具備している、上記〈1〉又は〈2〉項に記載の吸湿及びガス吸着用フィルム。
〈4〉 上記疎水性物理吸着剤が、メソポーラス物質、活性炭、及びこれらの混合物からなる群より選択される、上記〈1〉〜〈3〉項に記載の吸湿及びガス吸着用フィルム。
〈5〉 上記親水性ゼオライトの細孔径が5Å以下である、上記〈1〉〜〈4〉項に記載の吸湿及びガス吸着用フィルム。
〈6〉 上記〈1〉〜〈5〉項のいずれか一項に記載の吸湿及びガス吸着用フィルム、及び
基材層
を具備している、包装用積層体。
〈7〉 上記基材層が、バリア層及び樹脂層を具備している、上記〈6〉項に記載の包装用積層体。
〈8〉 上記〈6〉又は〈7〉項に記載の包装用積層体を1枚又は複数枚具備しており、かつ
1枚又は複数枚の上記包装用積層体の上記吸湿及びガス吸着用フィルム側の一部がこの積層体の他の部分又は他のフィルムとヒートシールされていることによって袋状にされている、
包装袋。
〈9〉 内容物、及び
上記内容物を収納している、上記〈8〉項に記載の包装袋
を具備している、内容物入り包装袋。
〈10〉 ブリスターパック用積層体である、上記〈6〉又は〈7〉項に記載の包装用積層体。
〈11〉 内容物を収納するためのポケット部を有する上記〈10〉項に記載の包装用積層体、及び
蓋材
を具備している、ブリスターパック。
〈12〉 内容物、及び
上記内容物を収納している、上記〈11〉項に記載のブリスターパック
を具備している、内容物入りブリスターパック。
本発明によれば、吸湿機能を有しつつ、多量のアウトガスを吸着できる、吸湿及びガス吸着用フィルムを提供することができる。
図1は、本発明の包装用積層体の層構成例である。 図2は、平衡湿度の評価結果を示す図である。
《吸湿及びガス吸着用フィルム》
本発明の吸湿及びガス吸着用フィルムは、熱可塑性樹脂、並びに熱可塑性樹脂に分散している親水性ゼオライト及びゼオライト以外の疎水性物理吸着剤を含有している吸着層を有している。親水性ゼオライトの、Si/Alモル比は、1.5未満である。疎水性物理吸着剤の平衡湿度は、35%RH以上である。
ここで、親水性ゼオライト又は疎水性物理吸着剤の「平衡湿度」は、親水性ゼオライト又は疎水性物理吸着剤を含有しているフィルムを、密閉容器中の水分に対して親水性ゼオライト又は疎水性物理吸着剤が過剰になるようにして、すなわち単純な量的には親水性ゼオライト又は疎水性物理吸着剤が密閉容器中の湿度を0%RH(相対湿度)にできる量になるようにして、23℃55%RHの環境にある密閉空間内に放置したときの、平衡状態での密閉空間内の相対湿度である。この平衡湿度は、例えば親水性ゼオライト又は疎水性物理吸着剤を低密度ポリエチレンに20質量%含有させて厚さ100μmのフィルムとし、次いでこのフィルムを5cm×5cmの大きさに切断し、そして切断したフィルム1枚又は2枚を23℃55%RHの環境にある140mLの密閉空間内に24時間放置することにより測定することができる。
具体的な親水性ゼオライト及び疎水性物理吸着剤の平衡湿度を、図2を参照して示す。図2では、親水性ゼオライト又は疎水性物理吸着剤20質量%と低密度ポリエチレン80質量%とをニーダーで加熱混練した後、得られた樹脂組成物を熱プレス機で加熱製膜した膜厚100μmのフィルムを、5×5cm角に切り出し、これと、温湿度ロガー(ハイグロクロン、株式会社KNラボラトリーズ)とを、23℃55%RHの空気と共に140mLのガラス瓶に入れて密閉し、23℃55%RHの環境で1日間保管し、瓶内の湿度を経時的に測定したものを示している。
図2を参照すれば、親水性ゼオライトを用いたフィルムでは平衡湿度が35%RHを下回っていること、それに対して本発明でいう疎水性物理吸着剤であるメソポーラスシリカ、活性炭、及び落花生殻(粉体)を用いたフィルムでは平衡湿度が35%RHを上回っていることが理解できよう。
本発明者らは、上記の構成を有する吸湿及びガス吸着用フィルムにより、吸湿機能を有しつつ、多量のアウトガスを吸着できることを見出した。
理論に拘束されることを望まないが、これは、上記の疎水性物理吸着剤による急速なアウトガスの吸着により、親水性ゼオライトの失活が抑制され、それによって親水性ゼオライトが有するガス吸着能力を最大限に発揮できること、並びに親水性ゼオライトが優先的に水分を吸着できることにより、疎水性物理吸着剤による急速なアウトガスの吸着が阻害されないことの相互作用によるものと考えられる。
また、親水性ゼオライトと、ゼオライト以外の疎水性物理吸着剤とは、吸着挙動、すなわち密閉空間内の圧力と吸着速度との関係が互いに相違しており、それによって、相互補完された吸着挙動が生じ、アウトガスを効率的に吸着できると考えられる。
以下では、本発明の各構成要素について説明する。
〈吸着層〉
吸着層は、熱可塑性樹脂、並びに親水性ゼオライト及び疎水性物理吸着剤を含有している吸着層である。
また、吸着層は、随意のスキン層を更に具備していてもよい。スキン層は、吸着層の一方又は両方の面に存在していてよい。
吸着層中の親水性ゼオライト及び疎水性物理吸着剤の含有率の合計は、0質量%超、5質量%以上、10質量%以上、又は15質量%以上であることができ、また70質量%以下、50質量%以下、又は40質量%以下であることができる。
親水性ゼオライトの疎水性物理吸着剤に対する質量比は、0.1以上、0.3以上、又は0.5以上であることができ、また9.0以下、7.0以下、又は5.0以下、4.0以下、3.0以下、2.0以下、又は1.5以下であることができる。吸着層中での親水性ゼオライトと疎水性物理吸着剤の分散性を良好なものとするためには、親水性ゼオライトの疎水性物理吸着剤に対する質量比は、0.3以上、又は0.6以上であり、4.0以下、3.0以下、又は1.5以下であることが好ましい。
吸着層の厚さは、5μm以上、10μm以上、20μm以上、又は30μm以上であることができ、また200μm以下、180μm以下、160μm以下、140μm以下、120μm以下、又は100μm以下であることができる。
{熱可塑性樹脂}
熱可塑性樹脂としては、水分及びアウトガスの透過性が高く、混練性に優れた熱可塑性樹脂を用いることができる。このような熱可塑性樹脂としては、例えばポリオレフィン、ビニル系ポリマー、ポリエステル、アイオノマー、ポリカーボネート、ポリアミド、熱可塑性エラストマー等から選択される少なくとも1種、又はこれらの組合せを用いることができる。
ポリオレフィンとしては、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂等が挙げられる。
なお、本明細書において、ポリエチレン系樹脂とは、ポリマーの主鎖にエチレン基の繰返し単位を、30mol%以上、40mol%以上、50mol%以上、60mol%以上、70mol%以上、又は80mol%以上含む樹脂であり、例えば、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)、エチレン−エチルアクリレート共重合体(EEA)、エチレン−メチルアクリレート共重合体(EMA)、エチレンビニルアセテート共重合体(EVA)、カルボン酸変性ポリエチレン、カルボン酸変性エチレンビニルアセテート共重合体、及びこれらの誘導体、並びにこれらの混合物からなる群より選択される。
本明細書において、ポリプロピレン系樹脂とは、ポリマーの主鎖にプロピレン基の繰返し単位を、30mol%以上、40mol%以上、50mol%以上、60mol%以上、70mol%以上、又は80mol%以上含む樹脂であり、例えば、ポリプロピレン(PP)ホモポリマー、ランダムポリプロピレン(ランダムPP)、ブロックポリプロピレン(ブロックPP)、塩素化ポリプロピレン、カルボン酸変性ポリプロピレン、及びこれらの誘導体、並びにこれらの混合物が挙げられる。
ビニル系ポリマーとしては、例えばPVC(ポリ塩化ビニル)、ポリスチレン等が挙げられる。
ポリエステルとしては、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)、ポリブチレンテレフタレート等が挙げられる。
アイオノマーとしては、例えばエチレンとメタクリル酸との共重合体を亜鉛等の金属で架橋させた樹脂が挙げられる。
ポリカーボネートとしては、例えばビスフェノールAと塩化カルボニルとを縮合重合させた樹脂が挙げられる。
ポリアミドとしては、例えばナイロン(登録商標)6、ナイロンMXD6等のナイロン等が挙げられる。
熱可塑性エラストマーとしては、例えばスチレン−ブタジエンゴム、エチレン−プロピレンゴム等が挙げられる。
{親水性ゼオライト}
親水性ゼオライトは、熱可塑性樹脂に分散している親水性ゼオライトである。
親水性ゼオライトは、Si/Alモル比が、1.5未満であるゼオライトである。このSi/Alモル比は、1.5未満、又は1.0以下であることができる。
ここで、Si/Alモル比が小さいことは、ゼオライトが親水性の性質を有することを意味する。したがって、親水性ゼオライトは、主に水分を吸着対象とした物理吸着剤である。
親水性ゼオライトとしては、例えばA型、X型、又はLSX型のゼオライトを用いることができる。これらは単独で用いてもよく、又は混合物として用いてもよい。
親水性ゼオライトの細孔径は、例えば1Å以上、2Å以上、又は3Åであることができ、また20Å以下、18Å以下、又は16Å以下であることができる。この細孔径は、吸着すべきアウトガスの有効直径に応じて選定することができる。
このような親水性ゼオライトの平衡湿度は、35%RH以下、33%RH以下、又は30%RH以下であることができ、また5%RH以上、13%RH以上、又は15%RH以上であることができる。親水性ゼオライトの平衡湿度が上記の範囲内にあることにより、親水性ゼオライトが、水分を優先的に吸着できる吸湿剤としての役割を有することができる。
親水性ゼオライトの平均粒子径(レーザー回折・散乱法によって求めた粒度分布における積算値50%での粒径)は、1μm以上、3μm以上、又は5μm以上であることができ、また50μm以下、40μm以下、又は30μm以下であることができる。
{疎水性物理吸着剤}
疎水性物理吸着剤は、熱可塑性樹脂に分散しており、平衡湿度が35%RH以上である、ゼオライト以外の物理吸着剤である。
この平衡湿度は、35%RH以上、38%RH以上、又は40%RH以上であることができ、また50%RH以下、48%RH以下、又は45%RH以下であることができる。疎水性物理吸着剤の平衡湿度が上記の範囲内にあることにより、疎水性物理吸着剤が、アウトガスを優先的に吸着できるガス吸着剤としての役割を有することができる。
ここで、アウトガスとは、包装袋に収納した内容物等から放出される揮発性の有機ガスや無機ガス(水蒸気は除く)である。具体的には、アウトガスとしては、例えばベンゼン、トルエン等の芳香族化合物、酢酸エチル等のエステル、メタン、エタン等の脂肪族炭化水素、エタノール等のアルコール、及びアセトアルデヒド等のアルデヒド、イソブチルアミン等のアミン等が挙げられる。このようなアウトガスは、においに関して好ましくない場合があるだけでなく、内容物に悪影響を与えることもある。
このような疎水性物理吸着剤としては、シリカゲル、疎水処理したシリカゲル、メソポーラス物質、活性炭、植物殻紛体などが挙げられる。メソポーラス物質は、細孔径がミクロ孔(2nm以下)とマクロ孔(50nm以上)の中間の細孔径を有する物質であり、例えばメソポーラスシリカなどが挙げられる。植物殻紛体としては、多孔質な落花生殻を細かく粉砕したものを用いることができる。これらの疎水性物理吸着剤は、単独で用いてもよく、又は混合物として用いてもよい。
疎水性物理吸着剤の平均粒子径(レーザー回折・散乱法によって求めた粒度分布における積算値50%での粒径)は、1μm以上、3μm以上、又は5μm以上であることができ、また50μm以下、40μm以下、又は30μm以下であることができる。
{スキン層}
スキン層は、吸着層に含有される親水性ゼオライト及び疎水性物理吸着剤の脱落を防止し、かつ包装容器としての強度、例えば引張破壊強さや他のフィルム、積層体とのヒートシール強度を持たせるため、吸着層の一方又は両方の面に積層されている随意の層である。
スキン層は、熱可塑性樹脂で構成することができ、製膜安定性を向上させ、かつ/又は親水性ゼオライト及び/又は疎水性物理吸着剤の脱落や外部への直接の接触を防ぐこと、並びに/又は基材層と積層する表面平滑性を付与することができる。
スキン層を構成する熱可塑性樹脂としては、上記の熱可塑性樹脂を用いることができる。吸着層の両側にスキン層を積層させた場合、それぞれのスキン層を構成する熱可塑性樹脂は、同一であっても異なっていてもよい。
スキン層の厚さは、1μm以上、3μm以上、5μm以上、又は7μm以上であることができ、また50μm以下、40μm以下、30μm以下、20μm以下、又は15μm以下であることができる。吸着層の両側にスキン層を積層させた場合、これらのスキン層の厚さは同一であっても異なっていてもよい。
《包装用積層体》
本発明の包装用積層体は、図1(a)に示すように、上記の吸湿及びガス吸着用フィルム(10)、及び基材層(20)を具備している。
〈基材層〉
基材層は、例えば樹脂層、バリア層、又はこれらの積層体であってよい。
基材層は、吸湿及びガス吸着用フィルムに積層されていてよい。より具体的には、基材層は、直接的に又は他の層を介して、吸湿及びガス吸着用フィルムに積層されていてもよい。
{樹脂層}
樹脂層としては、耐衝撃性、耐摩耗性等に優れた熱可塑性樹脂、例えば、ポリオレフィン、ビニル系ポリマー、ポリエステル、ポリアミド等を単独で、又は2種類以上組み合わせて複層で使用することができる。この樹脂層は、延伸フィルムであっても、無延伸フィルムであってもよい。
ポリオレフィンとしては、吸着層に関して挙げたポリエチレン系樹脂及びポリプロピレン系樹脂に加え、エチレンと酸素含有エチレン性不飽和単量体との共重合体等を用いることができる。エチレンと酸素含有エチレン性不飽和単量体との共重合体としては、例えばEVOH(エチレン−ビニルアルコール共重合体)等が挙げられる。
ビニル系ポリマーとしては、吸着層に関して挙げたビニル系ポリマーに加え、PVDC(ポリ塩化ビニリデン)、ポリクロロトリフルオロエチレン、PAN(ポリアクリロニトリル)等を用いることができる。
ポリエステル及びポリアミドとしては、吸着層に関して挙げたポリエステル及びポリアミドを用いることができる。
樹脂層の厚さは、3μm以上、5μm以上、7μm以上、10μm以上、又は12μm以上であることができ、また120μm以下、100μm以下、80μm以下、60μm以下、50μm以下、40μm以下、30μm以下、又は20μm以下であることができる。
{バリア層}
バリア層としては、外部からの水分が吸着層へと透過することを抑制することができる材料を用いることができる。樹脂層が十分な水蒸気バリア性及びガスバリア性を有する場合には、バリア層は必要ないが、樹脂層が十分なバリア性を有しない場合には、バリア層を設ける方が好ましい。例えば、これに限られないが、アルミニウム箔、若しくはアルミニウム合金等の金属箔、アルミニウム蒸着膜、シリカ蒸着膜、アルミナ蒸着膜、若しくはシリカ・アルミナ二元蒸着膜等の無機物蒸着膜、又はポリ塩化ビニリデンコーティング膜、若しくはポリフッ化ビニリデンコーティング膜等の有機物コーティング膜を使用することができる。
バリア層の厚さは、1μm以上、3μm以上、5μm以上、又は7μm以上であることができ、また70μm以下、60μm以下、50μm以下、40μm以下、30μm以下、20μm以下、又は10μm以下であることができる。
〈他の層〉
本発明の包装用積層体は、各々の層の間に他の層、例えば接着層を具備していてもよい。接着層としては、例えば、ドライラミネート接着剤、ホットメルト接着剤、水溶性接着剤、エマルション接着剤、及び押出ラミネート用の熱可塑性樹脂等を使用することができる。
《ブリスターパック用積層体》
ブリスターパック用積層体(200)は、図1(b)に示すように、上記の吸湿及びガス吸着用フィルム(10)、補強層(30)、及び基材層(20)を具備することができる。
〈補強層〉
補強層(30)としては、高密度ポリエチレン、PVC(ポリ塩化ビニル)、ポリプロピレン、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ポリアミドから選ばれる少なくとも1種、又はこれらを組み合わせて用いることができる。
ポリアミドとしては、バインダー樹脂に関して挙げたポリアミドが挙げられる。
ブリスターパック用積層体で用いるための補強層の厚さは、積層体に適度なコシを付与する観点から、12μm以上、15μm以上、又は20μm以上であることが好ましく、また適度な成形性を保持する観点から60μm以下、55μm以下、又は50μm以下であることが好ましい。
〈基材層〉
基材層は、例えば樹脂層、バリア層、又はこれらの積層体であってよい。
(樹脂層)
樹脂層としては、上記で挙げた樹脂を使用することができるが、ポケットの成形性を付与する観点から無延伸フィルムであることが好ましい。
樹脂層の厚さは、上記で挙げた厚さであることができるが、ブリスターパック用積層体に適度なコシを付与する観点から、12μm以上、13μm以上、又は15μm以上であることが好ましく、また適度な成形性を保持する観点から25μm以下、22μm以下、又は20μm以下であることが好ましい。
(バリア層)
バリア層としては、上記で挙げたバリア層を用いることができるが、アルミニウム箔、アルミニウム合金等の金属箔を用いることが好ましい。上記と同様に、樹脂層が十分な水蒸気バリア性及びガスバリア性を有する場合には、バリア層は必要ないが、樹脂層が十分なバリア性を有しない場合には、バリア層を設ける方が好ましい。
バリア層の厚さは、上記で挙げた厚さであることができるが、ブリスターパック用積層体に適度なコシを付与する観点から、7μm以上、10μm以上、又は15μm以上であることが好ましく、また適度な成形性を保持する観点から45μm以下、40μm以下、又は35μm以下であることが好ましい。
〈他の層〉
本発明のブリスターパック用積層体は、各々の層の間に他の層、例えば接着層を具備していてもよい。接着層としては、包装用積層体に関して挙げた接着層を用いることができる。
《包装袋》
本発明の包装袋は、上記の包装用積層体を1枚又は複数枚具備しており、かつ1枚又は複数枚の包装用積層体の吸湿及びガス吸着用フィルム側の一部がこの積層体の他の部分又は他のフィルムとヒートシールされていることによって袋状にされている。ここで、他のフィルムは、他の包装用積層体であってもよく、又は包装用積層体以外の他のフィルムであってもよい。
本発明の包装袋は、内容物を収納している内容物入り包装袋であることができる。
〈内容物〉
内容物としては、外気との接触によって劣化しうる物であれば限定されるものではなく、薬剤の他、食品、化粧品、医療器具、医療機器、電子部品、精密機械、記録材料等を挙げることができる。また、薬剤としては、医薬品製剤の他、洗浄剤、農薬等を含む。
《包装袋の製造方法》
本発明の包装袋の製造方法は、以下の工程を含む:
熱可塑性樹脂、親水性ゼオライト、及び疎水性物理吸着剤を溶融混練して、マスターバッチを作製する工程、
マスターバッチを製膜して、吸湿及びガス吸着用フィルムを作製する工程、
吸湿及びガス吸着用フィルムに基材層を積層させて、包装用積層体を作製する工程、並びに
包装用積層体の吸湿及びガス吸着用フィルム側の一部をこの積層体の他の部分又は他のフィルムとヒートシールして、袋状にする工程。
マスターバッチの作製は、熱可塑性樹脂、親水性ゼオライト、及び疎水性物理吸着剤を溶融混練することにより行うことができる。熱可塑性樹脂としては、吸着層に関して挙げた樹脂を用いることができる。溶融混練は、例えばニーダー、ヘンシェルミキサー、ミキシングロールなどのバッチ式混練機、二軸混練機などの連続混練機などを用いて行うことができる。
〈吸湿及びガス吸着用フィルムを作製する工程〉
吸湿及びガス吸着用フィルムの作製は、上記のマスターバッチを製膜することにより行うことができる。製膜方法としては、これに限られないが、インフレーション法、Tダイ法、カレンダー法、キャスティング法、プレス成形、押出成形又は射出成形等を挙げることができる。吸着層がスキン層を有する場合は、別途スキン層用マスターバッチを用意し、共押出インフレーション法及び共押出Tダイ法等で製膜することができる。
〈包装用積層体を作製する工程〉
包装用積層体の作製は、吸湿及びガス吸着用フィルムに基材層を積層させることにより行うことができる。積層方法としては、これに限られないが、押出ラミネート法、ドライラミネート法等が挙げられる。好ましくは、押出ラミネート法を使用する。
〈袋状にする工程〉
袋状にする工程は、包装用積層体の吸湿及びガス吸着用フィルム側の一部をこの積層体の他の部分又は他のフィルムとヒートシールすることにより行うことができる。ここで、他のフィルムは、他の包装用積層体であってもよく、又は包装用積層体以外の他のフィルムであってもよい。
包装袋の形態としては、例えば三方シール袋、四方シール袋、ガゼット袋、底ガゼット袋、スタンド袋、ボトムシール袋、四面体袋等が挙げられる。
《ブリスターパック》
本発明のブリスターパックは、上記の包装用積層体、特にブリスターパック用である包装用積層体、及び包装用積層体上の蓋材を具備している。この包装用積層体は、内容物を収納するためのポケット部を有する。
このブリスターパックの使用においては、ブリスターパック側からポケット部を押すことで、蓋材を突き破ることにより、内容物を取り出すことができる。また、蓋材に含まれている樹脂層として、ブリスターパック用積層体の吸湿及びガス吸着用フィルムと同じ樹脂を用いる場合には、凝集破壊によって蓋材を剥離させることで、内容物を取り出すこともできる。更に、蓋材に含まれる樹脂層としてイージーピール性樹脂、イージーピールフィルムを用いる場合には、ブリスターパックと蓋材との接着界面で蓋材を剥離させることで、内容物を取り出すこともできる。
〈蓋材〉
蓋材は、例えば蓋材樹脂層と金属層とを含む。
蓋材は、包装用積層体に接着されていてよい。より具体的には、蓋材は、直接的に又は他の層を介して、包装用積層体に接着されていてもよい。
(蓋材樹脂層)
蓋材樹脂層は、金属層のブリスターパック内部側に配置され、ポケット部が形成された包装用積層体の吸湿及びガス吸着用フィルムと接着されることで、ブリスターパックを密封することができる層である。蓋材樹脂層としては、熱可塑性樹脂を用いることができる。熱可塑性樹脂としては、吸着層に関して挙げた熱可塑性樹脂が挙げられ、蓋材の樹脂層と、上記の包装用積層体の吸湿及びガス吸着用フィルムとは、接着性を高める観点から、同じ樹脂を含むことができる。
また、樹脂層としては、ポリオレフィン系ポリマーアロイ等のイージーピール性樹脂、イージーピールフィルムを用いることもできる。
(金属層)
金属層は、蓋材にバリア性を付与し、外部からブリスターパックのポケット部に水分や有機ガス、無機ガス等が侵入するのを防止することができる層である。金属層としては、例えば純アルミニウム箔、アルミニウム合金箔等のアルミニウム箔を用いることができる。
〈ポケット部〉
ポケット部は、ブリスターパックに収納する内容物に合わせて、随意の形状、例えばドーム状であることができる。
〈内容物〉
ブリスターパックの内容物としては、例えば医薬品を挙げることができる。
《ブリスターパックの製造方法》
本発明のブリスターパックの製造方法は、以下の工程を含む:
熱可塑性樹脂、親水性ゼオライト、及び疎水性物理吸着剤を溶融混練して、マスターバッチを作製する工程、
マスターバッチを製膜して、吸湿及びガス吸着用フィルムを作製する工程、
吸湿及びガス吸着用フィルムに随意の補強層及び基材層を積層させて、包装用積層体を作製する工程、
包装用積層体を押圧して、包装用積層体にポケット部を形成する工程、並びに
ポケット部を有する包装用積層体に蓋材を積層させる工程。
〈マスターバッチを作製する工程〉
マスターバッチの作製は、包装袋の製造方法に関して挙げた方法により行うことができる。
〈包装用積層体を作製する工程〉
包装用積層体の作製は、吸湿及びガス吸着用フィルムに補強層及び基材層を積層させ、そして随意にエージングすることにより行うことができる。積層方法としては、包装袋の製造方法に関して挙げた方法により行うことができる。
〈ポケット部を形成する工程〉
ポケット部を形成する工程は、例えば平板式空圧成形法、プラグアシスト圧空成形法、ドラム式真空成型法、プラグ成形法等により、包装用積層体を押圧することにより行うことができる。
〈蓋材を積層する工程〉
蓋材の積層は、ヒートシールにより行ってもよく、又は接着層を介して行ってもよい。
実施例及び比較例により本発明を具体的に説明するが、本発明は、これらに限定されるものではない。
《評価用フィルムの作製》
〈実施例1〉
親水性ゼオライト(モレキュラーシーブ3A、Si/Alモル比1.0、ユニオン昭和株式会社)10質量%と、疎水性物理吸着剤としてのメソポーラスシリカ(シグマアルドリッチジャパン合同会社)10質量%と、熱可塑性樹脂ペレット(低密度ポリエチレン、ペトロセン202、株式会社東ソー)80質量%とをドライブレンドし、ニーダーにより、150℃で加熱混練した後、得られた樹脂組成物を粉砕し、熱プレス機により150℃で加熱製膜することで、膜厚100μmの吸着層を有する実施例1のフィルムを得た。
〈実施例2及び比較例1〜3〉
親水性ゼオライト及び/又は疎水性物理吸着剤として、表1に示すものを表1に示す含有量で用いたことを除き、実施例1と同様にして、実施例2及び比較例1〜3のフィルムを得た。他の疎水性物理吸着剤としては、活性炭(FP−3、大阪ガスケミカル株式会社)を用いた。
〈比較例4〉
親水性ゼオライト及び疎水性物理吸着剤を含有させなかったことを除き、実施例1と同様にして、膜厚100μmのポリエチレンフィルムである比較例4のフィルムを得た。
《吸湿量の評価》
作製した実施例1〜2及び比較例1〜4のフィルムを、5×5cm角に切り出し、フィルムの質量を測定した。次いで、これらのフィルムを、40℃90%RHの恒温恒湿槽中で7日間保管し、そして保管後のフィルムの質量を測定した。保管前後の質量変化から、吸湿量を算出した。
《ガス吸着量の評価》
作製した実施例1〜2及び比較例1〜4のフィルムを、5×5cm角に切り出し、フィルムの質量を測定した。次いで、切り出したフィルムと、イソブチルアミン2mLを充填したガラス瓶とを、140mLのガラス瓶に入れて7日間密閉保管し、そして保管後のフィルムの質量を測定した。保管前後の質量変化から、ガス吸着量を算出した。
結果を表1に示す。ここで、表1で言及している実施例1の吸湿量の「理論値」は、比較例1及び2の吸湿量を用い、以下のようにして算出したものである。また、表1で言及している他の「理論値」も、同様にして算出したものである。
(理論値)=
比較例1の吸湿量(g/m)×実施例1の親水性ゼオライトの含有率(質量%)
/比較例1の親水性ゼオライトの含有率(質量%)
+比較例2の吸湿量(g/m)×実施例1の疎水性物理吸着剤の含有率(質量%)
/比較例2の疎水性物理吸着剤の含有率(質量%)
Figure 2018115010
表1から、親水性ゼオライト及び平衡湿度が35%RH以上である疎水性物理吸着剤を含有している実施例1〜2の吸湿及びガス吸着用フィルムは、親水性ゼオライト又は疎水性物理吸着剤を単独で含有している比較例のフィルムと比較して、同等の吸湿能力及び向上したガス吸着能力を有していることが理解できよう。
10 吸湿及びガス吸着用フィルム
20 基材層
30 補強層
100 包装用積層体
200 ブリスターパック用積層体

Claims (12)

  1. 熱可塑性樹脂、並びに前記熱可塑性樹脂に分散している親水性ゼオライト及びゼオライト以外の疎水性物理吸着剤を含んでいる吸着層を有しており、
    前記親水性ゼオライトのSi/Alモル比が、1.5未満であり、かつ
    前記疎水性物理吸着剤の平衡湿度が、35%RH以上である、吸湿及びガス吸着用フィルム。
  2. 前記親水性ゼオライト及び前記疎水性物理吸着剤の含有率の合計が、70質量%以下である、請求項1に記載の吸湿及びガス吸着用フィルム。
  3. 前記吸着層の一方又は両方の面にスキン層を更に具備している、請求項1又は2に記載の吸湿及びガス吸着用フィルム。
  4. 前記疎水性物理吸着剤が、メソポーラス物質、活性炭、及びこれらの混合物からなる群より選択される、請求項1〜3に記載の吸湿及びガス吸着用フィルム。
  5. 前記親水性ゼオライトの細孔径が5Å以下である、請求項1〜4に記載の吸湿及びガス吸着用フィルム。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の吸湿及びガス吸着用フィルム、及び
    基材層
    を具備している、包装用積層体。
  7. 前記基材層が、バリア層及び樹脂層を具備している、請求項6に記載の包装用積層体。
  8. 請求項6又は7に記載の包装用積層体を1枚又は複数枚具備しており、かつ
    1枚又は複数枚の前記包装用積層体の前記吸湿及びガス吸着用フィルム側の一部がこの積層体の他の部分又は他のフィルムとヒートシールされていることによって袋状にされている、
    包装袋。
  9. 内容物、及び
    前記内容物を収納している、請求項8に記載の包装袋
    を具備している、内容物入り包装袋。
  10. ブリスターパック用積層体である、請求項6又は7に記載の包装用積層体。
  11. 内容物を収納するためのポケット部を有する請求項10に記載の包装用積層体、及び
    蓋材
    を具備している、ブリスターパック。
  12. 内容物、及び
    前記内容物を収納している、請求項11に記載のブリスターパック
    を具備している、内容物入りブリスターパック。
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