JP2013202926A - テープカセットとテープ印字装置、及びテープカセット - Google Patents
テープカセットとテープ印字装置、及びテープカセット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013202926A JP2013202926A JP2012074112A JP2012074112A JP2013202926A JP 2013202926 A JP2013202926 A JP 2013202926A JP 2012074112 A JP2012074112 A JP 2012074112A JP 2012074112 A JP2012074112 A JP 2012074112A JP 2013202926 A JP2013202926 A JP 2013202926A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- cassette
- ink ribbon
- flat heat
- shrinkable tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
- Handling Of Sheets (AREA)
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
Abstract
【解決手段】テープ印字装置では、テープカセット101の排出口部113からカセットケース本体104外に、インクリボン106に沿って扁平状熱収縮チューブ102が搬送されると、扁平状熱収縮チューブ102には、インクリボン106の幅方向外延にインクリボン106から突出した帯状幅広部分121がインクリボン106の幅方向両側に形成される。サーマルヘッドは、インクリボン106への加熱により扁平状熱収縮チューブ102に印字を行い、さらに、扁平状熱収縮チューブ102の帯状幅広部分121を加熱する。印字された扁平状熱収縮チューブ102は、サーマルヘッドの熱で帯状幅広部分121が収縮し、自動的に開口された状態で、テープ出口からテープ印字装置外に出される。
【選択図】図5
Description
図1や図2に示すように、本実施形態に係るテープ印字装置1には、蓋体2や、キーボード3、液晶ディスプレイ4、テープ出口5、カセット装着部6が設けられている。テープ印字装置1は、ラベル作成用のプリンタである。キーボード3には、カッタ駆動ボタン3A等が設けられている。テープ出口5からは、作成されたラベルが出される。カセット装着部6は、蓋体2が閉じられた状態では、蓋体2によって覆われる。但し、蓋体2は、開閉可能なように回動自在に設けられている。従って、蓋体2が開けられた状態では、カセット装着部6が露出する。
図4には、テープ印字装置1のカセット装着部6にレセプタータイプのテープカセット101が装着された場合において、テープカセット101の上ケースを除いたときに現れる要部が表されている。図4に表されたテープカセット101の構成では、扁平状熱収縮チューブ102が、テープスプール103に巻回されて、カセットケース本体104の底面に立設されるカセットボス105に回転可能に嵌挿して収納されている。また、扁平状熱収縮チューブ102に印字を施すためのインクリボン106が、リール107に巻回されてカセットケース本体104の底面に立設されるリールボス108に回転可能に嵌挿して収納されている。 更に、使用済みのインクリボン106を巻き取るインクリボン巻取リール109を備えている。更に、テープカセット101の片側下方部には、テープ搬送モータ73(上記図3参照)の駆動を受けて回転するテープ駆動ローラ110が、回転自在に設けられている。
図5に示すように、テープカセット101の排出口部113からは、インクリボン106に沿って扁平状熱収縮チューブ102が引き出される。このとき、扁平状熱収縮チューブ102には、インクリボン106の幅方向外延にインクリボン106から突出した帯状幅広部分121がインクリボン106の幅方向両側に形成される。
次に、本実施の形態に係るテープ印字装置1で扁平状熱収縮チューブ102に印字する際の制御プログラムについて説明する。ユーザーによるキーボード3の操作等によって、扁平状熱収縮チューブ102に対する印字を始めようとすると、図6に表されたように、S101において、チューブ搬送開始の処理が行われる。この処理では、CPU61が搬送モータ駆動回路70を介してテープ搬送モータ73を駆動させることにより、テープカセット101の排出口部113から、インクリボン106と共に扁平状熱収縮チューブ102が引き出される。その後は、S102に進む。
印字された扁平状熱収縮チューブ102では、図7に表されたように、切断端部122は半径方向が縮んだ開口した状態にある。これは、印字後の両帯状幅広部分121Aを加熱する際(上記図6のS105〜S108)のエネルギーを、両帯状幅広部分121に挟まれた印字領域123に印字する際(上記図6のS103,S104)のエネルギーより大きくして、両帯状幅広部分121Aを扁平状熱収縮チューブ102の収縮温度まで上昇させているからである。そのため、印字後の扁平状熱収縮チューブ102の両帯状幅広部分121のうち、切断端部122に隣接した両帯状幅広部分121Aに対する加熱時に両帯状幅広部分121Aの収縮が起きるため、印字された扁平状熱収縮チューブ102の切断端部122が開口する。
すなわち、本実施形態に係るテープ印字装置1とテープカセット101では、当該テープ印字装置1のカセット装着部6に当該テープカセット101が装着される。印字を行おうとすると(S101〜S103)、当該テープカセット101の排出口部113からカセットケース本体104外の開口部114にインクリボン106が搬送されるとともに、インクリボン106に沿って扁平状熱収縮チューブ102が搬送される(上記図4参照)。
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、扁平状熱収縮チューブ102の両帯状幅広部分121に熱を加える一態様として、当該テープ印字装置1のCPU61は、サーマルヘッド41に対して扁平状熱収縮チューブ102の両帯状幅広部分121に熱を加えさせながら、サーマルヘッド41に対して扁平状熱収縮チューブ102に印字するための熱をインクリボン106に加えさせてもよい。この場合には、扁平状熱収縮チューブ102において、熱が加えられた両帯状幅広部分121の長尺方向の長さが印字領域123の長尺方向の長さ以上になるので、当該テープカセット101の扁平状熱収縮チューブ102は、開口された状態に一層なり易くなる。
6 カセット装着部
41 サーマルヘッド
60 制御部
69 切断用モータ駆動回路
72 切断用モータ
101 テープカセット
102 扁平状熱収縮チューブ
104 カセットケース本体
106 インクリボン
113 排出口部
121 帯状幅広部分
131 外層チューブ
132 内層チューブ
Claims (7)
- テープカセットとテープ印字装置であって、
前記テープカセットは、
排出口部が設けられたカセットケース本体と、
前記カセットケース本体内に巻回されるとともに前記排出口部から前記カセットケース本体外に搬送されるインクリボンと、
前記カセットケース本体内に巻回されるとともに前記排出口部から前記カセットケース本体外に前記インクリボンに沿って搬送され、前記インクリボンの幅方向外延に前記インクリボンから突出した帯状幅広部分を前記インクリボンの幅方向両側に形成させながら搬送される扁平状熱収縮チューブとを備えたこと、
前記テープ印字装置は、
前記テープカセットが装着されるカセット装着部と、
前記カセット装着部内に設けられ、前記テープカセットの前記排出口部から前記カセットケース本体外に搬送された前記インクリボンに熱を加えることによって、前記テープカセットの前記排出口部から前記カセットケース本体外に前記インクリボンに沿って搬送された前記扁平状熱収縮チューブに印字を行うサーマルヘッドと、
前記サーマルヘッドに対して前記扁平状熱収縮チューブの前記帯状幅広部分に熱を加えさせる制御部とを備えたこと、を特徴とするテープカセットとテープ印字装置。 - 請求項1に記載するテープカセットとテープ印字装置であって、
前記テープ印字装置の前記制御部は、前記サーマルヘッドに対して前記扁平状熱収縮チューブの前記帯状幅広部分に熱を加えさせる前に、前記サーマルヘッドに対して前記扁平状熱収縮チューブに印字するための熱を前記インクリボンに加えさせること、を特徴とするテープカセットとテープ印字装置。 - 請求項1に記載するテープカセットとテープ印字装置であって、
前記テープ印字装置の前記制御部は、前記サーマルヘッドに対して前記扁平状熱収縮チューブの前記帯状幅広部分に熱を加えさせながら、前記サーマルヘッドに対して前記扁平状熱収縮チューブに印字するための熱を前記インクリボンに加えさせること、を特徴とするテープカセットとテープ印字装置。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載するテープカセットとテープ印字装置であって、
前記テープ印字装置は、
前記扁平状熱収縮チューブを切断するカッタ機構を備え、
前記テープ印字装置の前記制御部は、前記サーマルヘッドが前記扁平状熱収縮チューブの前記帯状幅広部分に熱を加えた箇所をもって前記カッタ機構に対して前記扁平状熱収縮チューブの切断を行わせること、を特徴とするテープカセットとテープ印字装置。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載するテープカセットとテープ印字装置であって、
前記テープカセットの前記扁平状熱収縮チューブは、
内層チューブと、
前記内層チューブより熱収縮温度が低い外層チューブとを備え、
前記外層チューブが前記内層チューブの外周に密着されたこと、を特徴とするテープカセットとテープ印字装置。 - テープカセットであって、
排出口部が設けられたカセットケース本体と、
前記カセットケース本体内に巻回されるとともに前記排出口部から前記カセットケース本体外に搬送されるインクリボンと、
前記カセットケース本体内に巻回されるとともに前記排出口部から前記カセットケース本体外に前記インクリボンに沿って搬送され、前記インクリボンの幅方向外延に前記インクリボンから突出した帯状幅広部分を前記インクリボンの幅方向両側に形成させながら搬送される扁平状熱収縮チューブとを備えたこと、を特徴とするテープカセット。 - 請求項6に記載するテープカセットであって、
前記扁平状熱収縮チューブは、
内層チューブと、
前記内層チューブより熱収縮温度が低い外層チューブとを備え、
前記外層チューブが前記内層チューブの外周に密着されたこと、を特徴とするテープカセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012074112A JP5891896B2 (ja) | 2012-03-28 | 2012-03-28 | テープカセットとテープ印字装置、及びテープカセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012074112A JP5891896B2 (ja) | 2012-03-28 | 2012-03-28 | テープカセットとテープ印字装置、及びテープカセット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013202926A true JP2013202926A (ja) | 2013-10-07 |
JP5891896B2 JP5891896B2 (ja) | 2016-03-23 |
Family
ID=49522560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012074112A Active JP5891896B2 (ja) | 2012-03-28 | 2012-03-28 | テープカセットとテープ印字装置、及びテープカセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5891896B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022270553A1 (ja) * | 2021-06-25 | 2022-12-29 | キヤノンファインテックニスカ株式会社 | チューブプリンタ |
JP2023004924A (ja) * | 2021-06-25 | 2023-01-17 | キヤノンファインテックニスカ株式会社 | チューブプリンタ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11105352A (ja) * | 1997-10-02 | 1999-04-20 | Casio Comput Co Ltd | 印字用テープカセット及びそれを用いるテープ印字装置 |
JP2005288858A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Casio Comput Co Ltd | テープカセット |
-
2012
- 2012-03-28 JP JP2012074112A patent/JP5891896B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11105352A (ja) * | 1997-10-02 | 1999-04-20 | Casio Comput Co Ltd | 印字用テープカセット及びそれを用いるテープ印字装置 |
JP2005288858A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Casio Comput Co Ltd | テープカセット |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022270553A1 (ja) * | 2021-06-25 | 2022-12-29 | キヤノンファインテックニスカ株式会社 | チューブプリンタ |
JP2023004924A (ja) * | 2021-06-25 | 2023-01-17 | キヤノンファインテックニスカ株式会社 | チューブプリンタ |
JP7357118B2 (ja) | 2021-06-25 | 2023-10-05 | キヤノンファインテックニスカ株式会社 | チューブプリンタ |
JP7526324B2 (ja) | 2021-06-25 | 2024-07-31 | キヤノンファインテックニスカ株式会社 | チューブプリンタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5891896B2 (ja) | 2016-03-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101909896B (zh) | 带打印设备和带盒 | |
EP1970203B1 (en) | Tape cassette and tape printer | |
JP2008221553A (ja) | レタリングテープ及び印字装置 | |
JP6773055B2 (ja) | 印刷装置、印刷制御方法、及び、プログラム | |
JP5891896B2 (ja) | テープカセットとテープ印字装置、及びテープカセット | |
JP4844579B2 (ja) | プリンタ及び印字方法 | |
JP5526606B2 (ja) | 印刷装置 | |
JP5861608B2 (ja) | 熱転写システムおよび熱転写方法 | |
JP4968212B2 (ja) | 印字装置 | |
JP2004299148A (ja) | テープ印刷装置及びプログラム | |
JP5999575B2 (ja) | テープ印字装置 | |
JP4867933B2 (ja) | テープカセット | |
CN112123955B (zh) | 打印装置 | |
JP7384019B2 (ja) | 印刷装置、制御方法、及び、プログラム | |
JP2005105170A (ja) | 折り畳みテープ及びテープカセット | |
JP5656130B2 (ja) | 熱転写システムおよび熱転写方法 | |
JP2009083168A (ja) | テープカセット | |
JP5838627B2 (ja) | テープ印字装置 | |
JP5867837B2 (ja) | 熱転写システムおよび熱転写方法 | |
JP7167690B2 (ja) | 印刷装置、制御方法、及びプログラム | |
JP5287034B2 (ja) | テープカセット | |
JP7260437B2 (ja) | インクリボン | |
JP5119979B2 (ja) | テープ作成装置 | |
JPH09202023A (ja) | プリンタヘッドのクリーニング部を備えたインクリボン及びプリンタヘッドのクリーニング方法 | |
JP2009073136A (ja) | プリンタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141224 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151006 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151106 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160126 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160208 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5891896 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |