JP2013200301A - 電流センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】磁電変換素子を用いた電流センサにおいて、既設電流線を用いた、設置容易で小型な電流センサを提供する。
【解決手段】電流センサ10は、第1方向に沿って配置された電流線3に流れる電流を検出する。電流センサ10は、第1方向に沿って延びる貫通孔を有する磁性部材を備えた磁気シールド1と、貫通孔の内部に配置され、電流線3に流れる電流が発生する磁界を感知する磁電変換素子2とを備える。磁性部材の側面には、第1方向に沿って延びる空隙部12が形成されている。また、電流センサ10は、電流線が磁電変換素子2に対して空隙部12側であって磁性部材の外周面より内側に位置するように配置される。
【選択図】図13

Description

本発明は磁電変換素子、特に磁気抵抗素子を用いた電流センサにおける磁気シールドの構成に関する。
ホール素子は感度が低いために、電流センサとして用いるには集磁コアが必須である。そのため、リング状又はC字コアを用いることが一般的であったが、サイズが大きく取り付けづらいという課題があった。
また、高感度な磁気抵抗素子を用いてコアを使用しない方式が提案されているが、電流が発生する磁界は強度が大きく、磁気抵抗素子は飽和してしまう。そのため、数アンペア以上の電流を検出するためには、電流線から離れた場所に素子を置く必要があった。
そこで、例えば特許文献1では、電流線を三分岐させて電流強度を弱め、そのうちの1本の電流線が作る磁界を磁気抵抗素子で検出する電流センサが提案されている。
特開2011−38874
特許文献1の電流センサでは、電流線を専用に加工する等構造が複雑になり、電流センサのサイズが結局大きくなるという課題があった。
これは、磁気インピーダンス素子等、他の磁電変換素子を用いた電流センサにおいても想定される課題である。
本発明の目的は、磁電変換素子を用いた電流センサにおいて、既設電流線を用いた、設置容易で小型な電流センサを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係る電流センサは、第1方向に沿って配置された電流線に流れる電流を検出する電流センサであって、第1方向に沿って延びる貫通孔を有する磁性部材を備えた磁気シールドと、貫通孔の内部に配置され、電流線に流れる電流が発生する磁界を感知する磁電変換素子とを備える。磁性部材の側面には、第1方向に沿って延びる空隙部が形成されている。また、電流センサは、電流線が磁電変換素子に対して空隙部側であって磁性部材の外周面より内側に位置するように配置される。
本発明によれば、電流線が磁電変換素子に対して空隙部側に位置するように磁気シールドを配置することにより、既設電流線を用いた、設置容易で小型な電流センサを提供することができる。
さらに本発明によれば、電流線が磁性部材の外周面より内側に位置するように磁気シールドを配置することにより、検出対象の電流線以外の電流線が隣接して存在する場合でも、検出対象の電流線に流れる電流を精度よく検出することができる。
本発明の実施の形態1による電流センサを示す斜視図である。 本発明の実施の形態1による電流センサを示す断面図である。 本発明の実施の形態1による電流センサを示す側面図である。 本発明による電流センサの信号処理を示すブロック図である。 電流線からの距離と磁界の強さの関係を表す図である。 典型的な異方性磁気抵抗素子の特性を示す図である。 本発明の実施の形態2による電流センサを示す斜視図である。 本発明の実施の形態2による電流センサを示す断面図である。 本発明の実施の形態2による電流センサを示す側面図である。 本発明の実施の形態3による電流センサ装置を示す断面図である。 本発明の実施の形態3による電流センサ装置を示す側面図である。 本発明の実施の形態3による代替の電流センサ装置を示す断面図である。 本発明の実施の形態4による電流センサを示す断面図である。 本発明の実施の形態4による電流センサを示す側面図である。 本発明の実施の形態4による電流センサを有する電流センサ装置を示す、図10に対応する断面図である。
実施の形態1.
図1、図2、図3は、それぞれ本発明の実施の形態1による電流センサを示す斜視図、断面図、側面図である。なお、本明細書で参照する断面図は、すべてxy平面に沿った断面を示す断面図(xy断面図)であって、磁気抵抗素子2が存在する位置での断面図である。
本実施形態による電流センサ10は、磁気シールド1と、既設の電流線3に流れる被測定電流が発生する磁界を感知する磁気抵抗素子2とを備える。電流線3は、図中のz方向に延び、電流はz方向に流れる。電流センサ10は、例えば一般的な円柱状、板状、直方体形状を有するいずれの電流線3にも使用可能である。
磁気シールド1は、筒状、例えば円筒形状、中空四角柱形状を有し、貫通孔又は中空部は、z方向に沿って延びている。磁気シールド1は、z方向周りの周面に空隙を有しない。
磁気シールド1は、例えば、珪素鋼板等の電磁鋼板、フェライト又はパーマロイ等の磁性部材で構成することができる。使用する磁性部材は、加工性、コスト及び物性値等の特性を考慮して選択される。一般に、磁気特性、比透磁率、周波数特性、キュリー温度等の物性値は、電流線が作る磁界強度と磁気抵抗素子の感度範囲の関係、センサ動作温度、及び動作周波数等の条件により決定する。
この磁気シールド1は、例えば薄板をzy断面形状に打ち抜いてz方向に積層する方法、又はフェライト等の粉体を焼結するという方法でも作製できる。或いは、z方向に伸びた板材をxy方向に折り曲げて作製することも可能である。
図1、図2に示すように、磁気抵抗素子2は、電流線3から−y方向に所定の距離r隔てて配置されている。磁気抵抗素子2は、磁気シールド1の貫通孔内又は中空部内に配置される。
磁気抵抗素子2としては、例えば異方性磁気抵抗(AMR)素子を使用することができる。或いは、磁気抵抗素子として、巨大磁気抵抗(GMR)素子、トンネル効果磁気抵抗(TMR)素子を使用してもよい。
一般に、磁電変換素子、例えば磁気抵抗素子は、配置する方向によって感知する磁界強度が異なる特性を有する。よって、本発明において、磁気抵抗素子2が感知する磁界強度が磁電変換素子の感度範囲に納まるように、即ち磁気抵抗素子2が飽和しないように、距離r及び磁気抵抗素子2の配置方向を決定する。
つまり、磁気抵抗素子2に強度が大きい磁界を感知させるためには、感磁方向が、電流線が作る磁界方向に一致するように配置することができる。電流線4が作る磁界は曲線状であり、また、磁気抵抗素子2の感磁領域は充分広い。よって、3次元直交座標系においてベクトル成分に分解した場合に最も磁界が強くなる方向に配置することができる。或いは、この方向からずらして磁気抵抗素子2を配置することにより、磁気抵抗素子2に強度が小さい磁界を感知させることができる。
図4は、本発明による電流センサの信号処理を示すブロック図である。磁気抵抗素子2は、感知した磁界に応じて変化する電圧信号を信号処理部4に出力する。信号処理部4は、例えば、A/D変換器、マイクロコンピュータ、メモリ等から構成され、検出した電流の方向、大きさを出力する。
次に、本実施形態による電流センサ10の動作について説明する。電流線3に電流が流れると、電流線3の周囲に磁界が発生する。磁界の強さ及び向きは、ビオサバールの法則で記述することができる。
電流線の太さを無視し、充分長い針金状のものとすると、発生する磁界の強さHは、下記の式(1)で表される。
Figure 2013200301
ここで、Hは磁界の強さ[A/m]、Iは電流線を流れる電流値[A]、rは電流線からの距離[m]である。図5は、電流線からの距離と磁界の強さの関係を表す図である。図5では、針金状の電流線に120[A]の電流が流れた場合について示している。磁界の強さHは、電流線からの距離rの増加に伴って減少する。
図6は、典型的な異方性磁気抵抗素子の特性を示す図である。異方性磁気抵抗素子(AMR)は、一般的に5〜20[Oe]で飽和する。磁界強度に対して磁気抵抗素子の出力が高い線形性を示す領域は、さらに狭くなる。例えば15[Oe]で飽和し、線形性が保たれる範囲が0〜5[Oe]である異方性磁気抵抗素子を想定する。図5の場合、磁気抵抗素子を飽和させず、かつ、線形性が高い領域で測定するためには、最低でも電流線から5cm離す必要があることがわかる。よって、磁気抵抗素子2を飽和させず、かつ、線形性が高い領域で測定するためには、電流センサ全体が要する空間が大型化する。
一方、本実施形態による電流センサ10は、磁気シールド1を備えており、この磁気シールド1に磁界が集中するため、内側の磁界強度は小さくなる。磁気シールド1には空隙がないため、外側からの磁界が磁気シールド1を介さずに磁気抵抗素子2が設置された磁気シールド1の内側に入り込むことがなく、それゆえ磁界強度の減衰効果を高めることができる。磁気シールド1の内側の磁界強度は、磁気シールド1の比透磁率、貫通孔又は中空部の開口面積、電流線からの距離r等の条件によって最適化される。
磁気抵抗素子2の抵抗値は、最適化した磁界に対応して変化する。電源から磁気抵抗素子2に電圧が印加されると、磁気抵抗素子2は、感知した磁界に応じて変化する電圧信号を信号処理部4に出力する。信号処理部4は、磁気抵抗素子2が出力する電圧信号検出した電流の方向、大きさを出力する。
以上、本実施形態では、磁気シールド1を備えることにより、電流線3から大きい距離を隔てて磁気抵抗素子2を配置することも、電流センサ全体が要する空間を大型化させることもなく、磁気抵抗素子2が感知する磁界強度を減衰させることができるという利点がある。その結果、磁気抵抗素子2を飽和させることなく、更には線形性が保たれる範囲で使用することができるという利点がある。
よって、微小電流だけでなく、大電流の検出にも電流センサ10を使用可能である。また、電流センサ10は小型化可能であり、電流線3に対して一方向のyz平面、又はxz平面のみの設置が可能となる。さらに、電流線3を分流、折り曲げ等の加工をする必要もないため、電流センサ10は、既設の電流線3に容易に設置可能である。
実施の形態2.
図7、図8、図9は、それぞれ本発明の実施の形態2による電流センサを示す斜視図、断面図、側面図である。本実施形態による電流センサ10の磁気シールド1は、周面に磁性障壁部11を有する。また、本実施形態では、被測定電流が流れる電流線3に加えて、電流線3に隣接配置され、測定対象でない電流が流れる隣接電流線5の存在を想定している。隣接電流線5は、図中のz方向に沿って延び、電流もz方向に沿って流れる。その他の構成は実施形態1と同様である。
図8に示すように、隣接電流線5が、電流線3から+x方向に所定の距離隔てて配置されているとする。この場合、図7〜9に示すように、磁気シールド1の磁性障壁部11は、磁気シールド1の周面の+x側に設けられる。
磁性障壁部11は、電流線3と隣接電流線5との間に配置され、隣接電流線5に流れる電流により発生する磁界を吸収する構成を有する。磁性障壁部11は、例えば図7に示すように、yz平面に沿った面内に広がる形状を有してもよい。また、磁性障壁部11は、+y方向には、図8に点線で示した位置、即ち隣接電流線5の端よりも長い位置まで延びる形状を有することが好ましい。
また、磁性障壁部11は、磁気シールド1と一体成形することができ、或いは、別部材として磁気シールド1に取り付けることも可能である。
次に動作について説明する。電流線3に電流が流れると、電流線3の周囲に磁界が発生する。実施形態1と同様に、磁気シールド1に磁界が集中し、磁気シールド1の内側は磁界強度が小さくなる。
本実施形態では、隣接電流線5にも電流が流れて磁界を発生するが、磁性障壁部11により充分吸収される。磁気抵抗素子2は、電流線3が磁気抵抗素子2の位置に作る磁界成分Hと、隣接電流線5が磁気抵抗素子2の位置に作る磁界成分Hの和を感知する。磁性障壁部11の形状、大きさを調節することにより、|H|/|H|の値を1/1000以下にすることも可能である。
以上、本実施形態では、実施形態1と同様、磁気抵抗素子2が感知する磁界強度を所望の程度まで抑えることができる。また、磁気シールド1が磁性障壁部11を備えることにより、隣接電流線5が磁気抵抗素子2の位置に作る磁界強度を、電流線3が作る磁界強度に比べて充分小さくすることができるため、電流センサ10は、被測定電流を精度よく検出することができる。さらに、上記2つの機能を、一体で構成された電流センサで果たしているために、磁気シールドと磁性障壁部とを別体で設けた場合に比べて位置決めが容易となる。
実施の形態3.
図10、図11は、それぞれ本発明の実施の形態3による電流センサ装置を示す断面図、側面図である。本実施形態による電流センサ装置20には、実施形態2による電流センサが2つ設けられている。本実施形態では、被測定電流が流れる電流線3a,3b、及び電流線3a,3bの間に隣接配置され、測定対象でない電流が流れる隣接電流線5の3本の電流線が存在する場合について説明する。3本の電流線は、z方向に沿って延びるが、互いに平行である必要はない。
電流センサ10a,10bは、電流線3a,3bからそれぞれ所定の距離隔てて設置される。電流センサ10a,10bが備える磁気シールド1a,1bの磁性障壁部11a,11bは、隣接電流線5の側に設けられる。即ち、図10に示すように、磁性障壁部11aは+x側に、磁性障壁部11bは−x側に設けられる。
一般に、三相交流では、両端の電流線3a,3bだけでなく、中央の電流線5にも同時に電流が流れる。本実施形態による電流センサ装置20は、電流線3a,3bに大電流が流れる場合でも使用可能である。また、隣接電流線5が作る磁界により生じる被測定電流の測定誤差を最小限に抑えることができる。よって、電流センサ装置20は、三相交流用の電流センサ装置として使用することができる。
本実施形態では、被測定電流が流れる両端の電流線3a,3bの間に、測定対象でない電流が流れる電流線5が配置される場合について説明した。代替として、図12に示すように、被測定電流が流れる電流線3a,3bが隣接配置され、電流線3aと測定対象でない電流が流れる電流線5との間に電流線3bが配置される構成を有してもよい。この場合、上記構成と同様に、隣接する電流線の間、即ち電流線3aと電流線3bとの間、及び電流線3bと電流線5との間にそれぞれ磁性障壁部が設けられるようにする。つまり、図12に示すように、磁性障壁部11a,11bは共に+x側に設けられる。
実施の形態4.
図13、図14は、それぞれ本発明の実施の形態4による電流センサを示す断面図、側面図である。以下、実施形態1と異なる構成のみを説明する。本実施形態による電流センサ10の磁気シールド1は、筒状の胴体部のz方向周りの周面に、z方向に沿った空隙部12が形成された形状を有する。
図13にxy断面図を示すように、磁気シールド1はz方向から見て、四角形の一部を切り欠いたように形成されているが、例えばコ字状(凹字状)、U字状、C字状、円弧状等の任意の形状に形成されてもよい。
磁気シールド1は、電流線3が磁気抵抗素子2に対して空隙部12側であって磁気シールド1の外周面より内側に位置するように配置される。このように、電流線3は磁気シールド1に挟まれ、或いは包囲される。ただし、電流線3が必ずしも磁気シールド1の内周面より内側に位置する必要はない。
本実施形態の構成によれば、実施形態1と同様に、磁気シールド1に磁界が集中するため、磁気抵抗素子2が設置された磁気シールド1の内側は、磁界強度が小さくなる。また、図15に示すように、検出対象でない隣接電流線5が存在する場合、その隣接電流線5が発生させる磁界は、磁性部材で構成された最近接の磁気シールド1a(1b)に集中する。それゆえ、隣接電流線5が磁気抵抗素子2に及ぼす影響も軽減できる。なお、図15は図10に対応する図であり、詳しい説明は省略する。
ここで、例えばホール素子を用いた電流センサの場合、磁性体コアの空隙部にホール素子を配置することがある。このとき、磁性体コアから空気中に出て再び磁性体コアに戻るような磁束が発生するところ、空隙の端面の面積を小さくすることにより、その磁束密度をさらに大きくすることができる。例えば、C字状の磁性体コアの内側に電流線を設置し、C字の空隙部にホールセンサを設置することによって、磁性体コアが無い場合よりも電流線の作る磁界強度を強め、ホールセンサで検知できる磁界強度にしている。
本実施形態では、逆に磁界強度を適度に減衰させる目的があるために、上記のホールセンサの配置とは逆に、磁気シールド1が集磁コアとして機能しないようにする必要がある。そのため、電流線3が磁気抵抗素子2に対して空隙部12側に位置するように磁気シールド1を配置し、端面面積の小さい空隙部12に磁気抵抗素子2が設置されないようにした。これにより、実施形態1と同様の効果を得ることができる
また、電流線3が磁気シールド1の外周面より内側に位置するように磁気シールド1を配置することにより、実施形態2で磁性障壁部11を設けたことによる効果を得ることができる。
以上の実施形態では、磁気抵抗素子を用いた電流センサについて説明したが、磁気インピーダンス型等の磁電変換素子はもちろん、例えば磁性体の飽和を利用するフラックスゲート型の磁電変換素子を用いた電流センサにも、強磁界での使用に適さない点で本発明を適用することができる。
1 磁気シールド、 2 磁気抵抗素子、 3 電流線、 4 信号処理部、 5 隣接電流線、 11 磁性障壁部、 12 空隙部。

Claims (4)

  1. 第1方向に沿って配置された電流線に流れる電流を検出する電流センサであって、
    第1方向に沿って延びる貫通孔を有する磁性部材を備えた磁気シールドと、
    貫通孔の内部に配置され、電流線に流れる電流が発生する磁界を感知する磁電変換素子とを備え、
    磁性部材の側面には、第1方向に沿って延びる空隙部が形成され、
    前記電流センサは、電流線が磁電変換素子に対して空隙部側であって磁性部材の外周面より内側に位置するように配置されたことを特徴とする電流センサ。
  2. 第1方向に沿って配置された第1電流線に流れる電流を検出する電流センサであって、
    第1方向に沿って延びる貫通孔を有する筒状の磁性部材を備えた磁気シールドと、
    貫通孔の内部に配置され、第1電流線に流れる電流が発生する磁界を感知する磁電変換素子とを備え、
    磁気シールドは、第1電流線と第1電流線に隣接配置された第2電流線との間に設けられた磁性障壁部を含むことを特徴とする電流センサ。
  3. 第1方向に沿って配置された電流線に流れる電流を検出する電流センサであって、
    第1方向に沿って延びる貫通孔を有する筒状の磁性部材を備えた磁気シールドと、
    貫通孔の内部に配置され、電流線に流れる電流が発生する磁界を感知する磁電変換素子とを備えたことを特徴とする電流センサ。
  4. 三相交流電流が流れる3本の電流線のうち、いずれか2本の電流線に流れる電流をそれぞれ検出する2つの電流センサを有し、
    各電流センサは、検出対象の電流線に沿って延びる貫通孔を有する筒状の磁性部材を備えた磁気シールドと、貫通孔の内部に配置され、検出対象の電流線に流れる電流が発生する磁界を感知する磁電変換素子とを備え、
    隣接配置された電流線の間には、それぞれ磁性障壁が設けられていることを特徴とする三相交流用電流センサ装置。
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