JP2013198398A - 中空円筒型空芯巻線 - Google Patents

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Abstract

【課題】電動機用の中空円筒型空芯巻線を改良することにある。
【解決手段】本発明は、電動機用の中空円筒型空芯巻線に関し、この巻線は、巻線の周囲にわたって分布される複数のシングルコイルを備え、各シングルコイルは、巻線の軸と直交する巻回軸の周りに螺旋状に巻回された複数のターンを備え、一連のシングルコイルは、屋根瓦状にオーバーラップする。本発明によれば、少なくとも2つの相巻線を備える巻線であって、相巻線のそれぞれが数個のシングルコイルからなる巻線が提供される。これらの相巻線は、中空円筒型巻線の円周方向において互いにオフセットされて、第1の相巻線のシングルコイルは、中空円筒型巻線の円周方向において第2の相巻線のシングルコイルの間に配置される。相巻線のそれぞれは、連続するワイヤから巻回される。
【選択図】図1

Description

本発明は、独立の請求項1の前文による電動機用の中空円筒型空芯巻線に関する。
従来、複数のシングルコイルを備える電動機用の中空円筒型空芯巻線であって、シングルコイルが中空円筒型巻線の円周にわたって配置され、互いに屋根瓦状にオーバーラップする空芯巻線が知られている。各シングルコイルは、ワイヤから巻回され、数個のターンを有する。中空円筒型空芯巻線の特徴として、巻線のコイルは、スロットが形成された鉄芯に巻回されるのではなく、自立型となるように設計される。このコイルは、しばしば焼付けエナメル線から巻回される。これにより、シングルコイルの個々のターンは、巻き上げ終えた後に焼成することで互いに固まるため、コイル及び巻線全体の安定性をもたらす。
このような中空円筒型空芯巻線は、小型の機械整流式電動機の回転子と、電子整流式電動機の固定子との双方において使用される。中空円筒型空芯巻線を備える機械整流式DC電動機は、ベルタイプの電機子電動機又は空芯電機子を備える電動機としても知られている。中空円筒型空芯固定子巻線を備える電子整流式電動機は、ノンスロット電動機又はEC電動機とも呼ばれる。
このような電動機の利点には、高効率、戻り止めトルクからの自由度、及び線形制御特性がある。
特許文献1によれば、中空円筒型空芯巻線の製造方法が知られており、これはシングルコイルが巻線の円周にわたって配置され、屋根瓦状に互いにオーバーラップする。この方法は、シングルコイルのターンが互いに平行にオフセットされる巻線の製造に適しているに過ぎない。
特許文献2によれば、冒頭に記載したタイプの中空円筒型空芯巻線が知られている。この巻線において、各シングルコイルのターンは、中空円筒型巻線の軸と直交する巻回軸の周りに螺旋状に巻回される。ターンが互いに平行にオフセットされる特許文献1による巻線と比較して、この設計は、特に巻線スペースを最適に利用できるという利点がある。従って、螺旋状の巻線により電力密度の最適化が達成される。特許文献2により知られている中空円筒型巻線のシングルコイルの各々は、別個のワイヤから巻回される。各シングルコイルのワイヤ端部は、巻線の外に引き出され、別々に接触されなければならない。このシングルコイルは、所望の精度及び形状とするために、別々に製造されることが記載されている。接触を容易にするため、隣接するシングルコイルのワイヤ端部を捻り合わせることができる。
米国特許第5,294,855号明細書 独国特許出願公開第102005051059号公報
本発明の目的は、冒頭に記載したタイプの中空円筒型空芯巻線を改良して、接触を更に容易にし、シングルコイルの故障リスクを好ましくは低下させることにある。本発明の更なる目的は、冒頭に記載したタイプの中空円筒型空芯巻線であって、好ましくは簡素且つ迅速なマルチピン電動機の製造を可能にする空芯巻線を提供することにある。
本目的は、独立の請求項1の特徴により達成される。従って、本発明による解決手段は、少なくとも2つの相巻線を備える巻線であって、相巻線のそれぞれは、数個のシングルコイルからなり、更に相巻線は、中空円筒型巻線の円周方向において互いにオフセットされ、第1の相巻線のシングルコイルは中空円筒型巻線の円周方向において第2の相巻線のシングルコイルの間に配置され、相巻線のそれぞれは1つの連続するワイヤから巻回される、巻線にある。
本発明は、巻線の各コイルを個々に接触させる必要がないという利点がある。このため巻線の接触は、より容易で低コストになる。ワイヤ端部を互いに捻り合わせるシングルコイルを備える巻線と比較して、本発明による解決手段では、シングルコイルの故障リスクがはるかに低下する。これは、捻り合わせることによって、捻り合わせたワイヤ端部が互いに引き離されるリスク、又は、例えば腐食によりワイヤ端部の間の境界抵抗が次第に増大するリスクがあるためである。本発明による中空円筒型空芯巻線は、従って、複数のシングルコイルを備えるよく知られたマルチピン電動機の製造に特に適している。
相巻線の巻線端部は、星型又は三角形の配置で接続することができる。配線のため、プリント回路基板を設けることができる。本発明による巻線では、接触させる巻線端部の数が、巻線に含まれるシングルコイルの数に比べて少ない。このため、従来の設計と比べてプリント回路基板を極めて小さくすることができる。巻線端部の数が少ないことにより、プリント回路基板を完全になしで済ますこともできる。従って、本発明による巻線を用いることにより、当該巻線を装備する電動機の製造困難性及びコストの双方が低減される。プリント回路基板を用いない場合、巻線端部は互いに直接に接続することができ、及び/又は電動機の接続部に直接に接続することができる。好適には、この接続は半田付けにより行われる。
本発明の有利な実施態様は、従属項の主題である。
本発明の特に好適な実施態様において、連続するワイヤの接続区分は、中空円筒型巻線の軸に対して相巻線に係る一連のシングルコイルの間に延出させ、シングルコイルに対し半径方向にオフセットさせる。このようにして、中空円筒型巻線に係る個々の相巻線の1つを他の相巻線に差し込むことができる。従って、個々の相巻線をそれぞれ非常に精密に作製することができ、その後に巻線グループに加えることができる。特に好適には、これらの接続区分は、相巻線に係る一連のシングルコイルの間でシングルコイルによって形成される中空円筒型巻線内に半径方向に延出させる。従って、非常にコンパクトな巻線が実現される。
また好適には、ワイヤは、相巻線に係る2つの一連のシングルコイルの間に延出させ、かつ、中空円筒型巻線の軸端においてこれら2つのシングルコイルから、はじめは中空円筒型巻線の軸にそれぞれ向かって、その後は巻線の内側から半径方向に少しの距離をおいて2つのコイルの間に延出させる。このようにして、第1の相巻線を、第2の相巻線に係るコイルの間に差し込み易くする。従って、シングルコイルは、相巻線を互いに差し込む際にぶつかりあうことを容易に回避でき、容易に寄せ合わせることができる。シングルコイルから巻線の軸に向かってワイヤを直接延出させることは、必須ではない。好適には、しかしながら、ワイヤは、軸に向かって延びる部分において、少なくとも各シングルコイルの巻回軸に対して平行に延出させる。
更にとりわけ好適には、第2の相巻線に係る接続区分は、第1の相巻線に係る接続区分に対して、中空円筒型巻線の軸方向にオフセットさせる。このようにして、異なる相巻線のコイルを互いに完全に差し込むことができる。例えば、第2の相巻線におけるワイヤは、はじめは各コイルにおいて中空円筒型巻線の外にほんの少しだけ軸方向に引き出されており、第1の相巻線に係るコイルの間の接続区分は、中空円筒型巻線の軸端において直接延出させることができる。追加的に設けられる相巻線において、ワイヤは、接続区分の端部において、軸方向にいくらか更に長く引き出さなければならない。
更に、第1の相巻線に係る一連のシングルコイルの間の接続区分及び第2の相巻線に係る一連のシングルコイルの間の接続区分は、中空円筒型巻線の異なる軸端に配置することができる。本実施形態においても、2つの異なる相巻線のコイルを互いにとりわけ容易に差し込むことができる。本実施形態は、2つの異なる相巻線のみを設ける場合に特に適している。
本発明の更にとりわけ好適な実施形態において、巻線は3つの相巻線を備えるようにする。本実施形態は、2つ以上の回転子極を備える電子整流式電動機に特に適している。例えば、回転子は4個以上32個以下の回転子極を備えてもよい。
本発明の他の実施形態において、シングルコイルは、第1の領域と第2の領域を備え、第1の領域と第2の領域との間は、中空円筒型巻線の軸に対して半径方向にオフセットされ、隣接するシングルコイルの第1の領域にコイルの第2の領域が位置して屋根瓦状にオーバーラップする。このため、極めてコンパクトな設計が実現される。これら2つの領域は、好適には、中空円筒型巻線の軸周囲の円筒表面にそれぞれ位置させる。第2の領域の円筒表面は、より大きな径を有しており、このことは第1の領域の円筒表面よりも第2の領域の円筒表面のほうが中空円筒型巻線の軸からより長い距離に延出していることを意味する。シングルコイルの巻線は、半分が第1の円筒表面において、もう半分が第2の円筒表面において、互いに平行に延出する。オフセット個所で、円筒表面はそれぞれ上下する。
好適には、シングルコイルのターンは、オフセットの領域にバルジを有する。このバルジによって、オフセットの形成のためにワイヤの十分な長さが確保される。従って、巻回作業の後にオフセットを生成できるため、オフセットの領域でワイヤが傷ついたり、千切れたりする恐れがない。オフセットの領域におけるバルジは、好適にはヘアピン状又はループ状のバルジとすることができる。
本発明の他の好適な実施形態において、1つのシングルコイルに係るターンの基本的形状の投影は、巻回軸に垂直な平面において六角形又はひし形である。このようにして、利用可能な巻線スペースの最適な利用が達成される。他の基本的形状、特に特許文献2において知られる基本的形状も可能である。
本発明の他の好適な実施形態において、相巻線は、撚り線から巻回する。撚り線は、ワイヤが極めて柔軟であり、非常に小さい径であっても破壊することなく巻回することができる。その上、作成済みの相巻線を破壊することなく互いに差し込むことができる。撚り線により達成される柔軟性によって、相巻線を互いに差し込む際に場合によって必要となる、相巻線の微小な変形を許容することもできる。しかしながら、相巻線の作製には他のワイヤも使用可能である。特に好適には、断面が長方形のワイヤが採用される。それによって、スペースのより良い利用が達成される。ワイヤが焼付けエナメル線で設計される場合、巻線はその作製後に更に焼成することにより、巻線の安定性を向上させることができる。
本発明の他の実施形態において、相巻線の一連のコイルは、反対の方向に巻回する。それにより、いくつかの巻線の集まりによって、巻線により生成される磁界を有利に重畳させることができる。
本発明は、更に、回転子及び固定子を備える電動機を提供する。この電動機は電子整流式電動機として設計され、固定子は本発明による中空円筒型巻線を備える。本発明による中空円筒型巻線は、電子整流式電動機に特に適している。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照してより詳細に説明する。
本発明による中空円筒型空芯巻線の斜視図である。 図1における本発明による巻線の平面図である。 図1及び2における本発明による中空円筒型巻線に係る相巻線の斜視図である。 図3における相巻線の平面図である。 完成直前の図3及び4における相巻線の側面図である。 図5に示す相巻線に係るシングルコイルの概略図である。
以下の説明において、同一の部分は同一の参照番号により示される。図に対応する説明において明確に言及されない参照番号が図面に含まれている場合、前後の図の説明を参照する。
図1及び2は、本発明による中空円筒型空芯巻線1を異なる方向から見た図である。図1において、本発明による巻線1の軸4、上方軸端部11、及び下方軸端部12が示されている。本発明による巻線1は、基本的に複数のシングルコイル2.1,2.2及び2.3で構成される。これらのシングルコイルは、巻線1の円周にわたって配置され、一連のシングルコイルが互いに屋根瓦状にオーバーラップする。
図5及び6において特に理解できるように、本発明による巻線1のシングルコイルは、図6に示す巻回軸5の周りに螺旋状に撚り線22から巻回される。各シングルコイルの巻回軸5は、本発明による中空円筒型巻線1の軸4と直交する。
本発明による中空円筒型巻線のシングルコイルは、3つのいわゆる相巻線6,7及び8に組み合わされる。第1の相巻線6を図3に示す。図3に示されるように、3つの相巻線6,7及び8のそれぞれは、1つの連続する撚り線から巻回される。図3に示す第1の相巻線6のシングルコイル2.1は、連続する撚り線の接続区分9.1を介して、それぞれが互いに連結される。撚り線の両端部は、相巻線6に係る2つの巻線終端部21.1を形成する。図1に示す他の2つの相巻線7及び8は、基本的に相巻線6と同様に設計される。しかしながら、3つの相巻線6,7及び8は、互いに対して中空円筒型巻線1の円周方向にオフセットされて、3つの相巻線に係るシングルコイルはそれぞれ交互に続く。図1において明確に理解されるように、第2の相巻線7に係るシングルコイル2.2は第1の相巻線6に係るシングルコイル2.1の後に続き、第3の相巻線8に係るシングルコイル2.3は第2の相巻線7に係るシングルコイル2.2の後に続く。このパターンは、3つの相巻線6,7及び8のそれぞれが8つのシングルコイルを備える場合、中空円筒型巻線1の円周にわたって8回繰り返される。
図2に示すように、3つの相巻線に係る終端部もまた、中空円筒型巻線1の円周方向において、それぞれ異なる位置に配置される。図2において、第2の相巻線7に係る終端部は参照番号21.2により示され、第3の相巻線8に係る終端部は参照番号21.3により示される。
3つの相巻線6,7及び8を、図1に示すように互いに差し込み可能とするために、相巻線のシングルコイル間における撚り線の接続区分は、適切に設計されなければならない。図1に示すように、3つの相巻線に係る全ての接続区分9.1,9.2及び9.3は、中空円筒型巻線1の上方軸端部11に配置される。全ての接続区分は、しかしながら、中空円筒型巻線1の内径に対して半径方向内側にオフセットされる。このことは、例えば、第1の相巻線6の平面図である図4において明確に理解できる。中空円筒型巻線に係る内壁の半径は、本図において参照番号15で示される。第1の相巻線6の接続区分9.1は、この内壁から少し離れて延出し、それ故に中空円筒型巻線の軸4に向かっていくらかオフセットされる。このオフセットを実現するために、撚り線は、各シングルコイル2.1の始端及び終端の双方において上方軸端部11から、はじめはいくらかの長さだけ中空円筒型巻線の軸4に向かって延出させる。この長さによって、撚り線の接続区分9.1が半径方向にオフセットされることになり、これは図3及び4において参照番号10で示される。
なお、撚り線の一部10は、必ずしも軸4に向かって延出させる必要はない。しかしながら、撚り線は、この部分において少なくとも各シングルコイル2.1の巻回軸5に対して平行に延出させるのが有利である。このようにして、第1の相巻線6に2つの他の相巻線7及び8を差し込むための十分なスペースが確保されることになる。図4に示すように、第1の相巻線6の接続区分9.1は、中空円筒型巻線の内径15よりも小さい半径23を有する仮想の内部円筒に対し接線方向に延出させる。接続区分9.1の接線方向に代えて、半径23を有する軌道に沿って接続区分9.1を延出させることも考えられる。
図1及び2において、第2の相巻線7に係る接続区分9.2は、中空円筒型巻線1の軸方向に、第1の相巻線6に係る接続区分9.1の上方に延出することが見てとれる。第3の相巻線8に係る接続区分9.3もまた、最終的に第2の相巻線7に係る接続区分9.2の上方に延出する。従って、2つの相巻線7及び8にとっては、撚り線は、中空円筒型巻線の軸4に向かって延出する前に、シングルコイルの始端及び終端において、軸方向にそれぞれ上方に異なる程度に引き出される。あるいは、第2及び第3の相巻線に係る接続区分9.2及び9.3の配置は、第1の相巻線6に係る接続区分9.1の配置に対応する。
図6は、本発明による中空円筒型巻線に係るシングルコイルの巻き方を示す概略図である。撚り線22は、シングルコイル2.1の巻回軸5の周りに螺旋状に数個のターン3に巻回され、巻線の基本的形状はひし形である。図6に示すように、ターン3は、1つのターンが他のターンに隣接して平行に延出する。図3及び4は、各コイルが第1の領域13及び第2の領域14を備え、これらの2つの領域の間で中空円筒型巻線の軸4に対して半径方向にオフセットされている様子を示す。ここでシングルコイルのターン3は、それぞれ単純に半分が第1の領域13、もう半分が第2の領域14において延出している。第1の領域13は、中空円筒型巻線の軸4の周りで図4において示す小さな半径15を有する円筒表面内に位置するのに対し、第2の領域14は、中空円筒型巻線の軸4の周りでいくらか大きい半径16を有する円筒表面内に位置する。シングルコイルの本実施形態は、図1に示すように、屋根瓦状にオーバーラップさせることを可能にする。第1の相巻線6のシングルコイル2.1に係る第2の領域14は、それ故、第2の相巻線7のコイル2.2に係る第1の領域13上に位置する。第2の相巻線7に係るコイル2.2と第3の相巻線8に係るコイル2.3との間において同様の結果となる。
図5は、ほぼ完成状態の製品としての第1の相巻線6を示す。シングルコイル2.1は、一平面内に巻回されて、シングルコイルの巻線はそれぞれ平坦面に延出する。従って、シングルコイル2.1は、図3及び4に示すオフセット17を有しておらず、左右の領域も曲げられていないため、巻線は1つの円筒表面上に位置している。図5は、更に、2つの一連のコイル2.1の巻回方向が反対の実施形態を示す。図の中央に示されるシングルコイルは、巻回方向19が反時計回りであり、右隣に示されるシングルコイルは、反対に、時計回り20に巻回される。反対方向の巻回は、特別な巻線の配置において有利である。シングルコイルは、しかしながら、全てが同じ巻回方向に巻回されてもよい。製造過程において撚り線を傷つけることなく図3及び4に示すオフセット17を作り出すことを可能とするために、シングルコイルの巻線3は、オフセット領域内において、図6に示すヘアピンバルジ18を有する。バルジ18は、作成されるオフセット領域においてワイヤの十分な長さが確保されることを保証する。
1 中空円筒型空芯巻線
2.1,2.2,2.3 シングルコイル
3 ターン
4 中空円筒型空芯巻線の巻線軸
5 シングルコイルの巻回軸
6 第1の相巻線
7 第2の相巻線
8 第3の相巻線
9.1,9.2,9.3 接続区分
11 上方軸端部
12 下方軸端部
13 第1の領域
14 第2の領域
17 オフセット
18 バルジ
21.1,21.2,21.3 相巻線の終端部
22 ワイヤ

Claims (12)

  1. 電動機用の中空円筒型空芯巻線(1)であって、該巻線(1)の円周にわたって分布するように配置される複数のシングルコイル(2.1,2.2,2.3)を備え、各シングルコイル(2.1,2.2,2.3)は、前記巻線(1)の軸(4)と直交する巻回軸(5)の周りに螺旋状に巻回された複数のターン(3)を備え、且つ一連の前記シングルコイル(2.1,2.2,2.3)は屋根瓦状にオーバーラップする中空円筒型空芯巻線(1)において、
    前記巻線(1)は、少なくとも2つの相巻線(6,7,8)を備え、
    前記各相巻線(6,7,8)は、数個の前記シングルコイル(2.1,2.2,2.3)からなり、
    前記相巻線(6,7,8)は、更に、前記中空円筒型巻線(1)の前記円周方向において互いにオフセットされて、第1の相巻線(6,7,8)の前記シングルコイル(2.1,2.2,2.3)は、前記中空円筒型巻線(1)の円周方向において、第2の相巻線(6,7,8)の前記シングルコイル(2.1,2.2,2.3)の間に配置され、且つ
    前記各相巻線(6,7,8)は、1つの連続するワイヤ(22)から巻回される、
    ことを特徴とする中空円筒型空芯巻線(1)。
  2. 請求項1に記載の巻線(1)において、前記連続するワイヤ(22)の接続区分(9.1,9.2,9.3)が、前記中空円筒型巻線(1)の前記軸(4)に対して相巻線(6,7,8)に係る一連のシングルコイル(2.1,2.2,2.3)の間に延出し、前記シングルコイル(2.1,2.2,2.3)に対し半径方向にオフセットする、
    ことを特徴とする巻線(1)。
  3. 請求項2に記載の巻線(1)において、前記ワイヤ(22)は、シングルコイル(2.1,2.2,2.3)の双方から前記中空円筒型巻線(1)の軸端において、はじめは前記中空円筒型巻線(1)の前記軸(4)にそれぞれ向かって、その後は前記中空円筒型巻線(1)の内側から半径方向に距離をおいて、前記相巻線(6,7,8)に係る2つの一連のシングルコイル(2.1,2.2,2.3)の間に延出する、
    ことを特徴とする巻線(1)。
  4. 請求項2又は3に記載の巻線(1)において、前記第2の相巻線(7)に係る前記接続区分(9.2)は、前記第1の相巻線(6,7,8)に係る前記接続区分(9.1)に対して、前記中空円筒型巻線(1)の前記軸(4)の方向にオフセットされる、
    ことを特徴とする巻線(1)。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載の巻線(1)において、前記第1の相巻線(6)に係る一連のシングルコイル(2.1)の間の前記接続区分(9.1)及び前記第2の相巻線(7)に係る一連のシングルコイル(2.2)の間の前記接続区分(9.2)は、前記中空円筒型巻線(1)の異なる軸端(11,12)に配置される、
    ことを特徴とする巻線(1)。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項に記載の巻線(1)において、前記巻線(1)は、3つの相巻線(6,7,8)を備える、
    ことを特徴とする巻線(1)。
  7. 請求項1乃至6の何れか一項に記載の巻線(1)において、前記シングルコイル(2.1,2.2,2.3)は、第1の領域(13)及び第2の領域(14)を備えており、前記第1の領域(13)と前記第2の領域(14)との間には、前記中空円筒型巻線(1)の前記軸(4)に対して半径方向のオフセット(17)が与えられ、前記シングルコイル(2.1,2.2,2.3)に係る前記第2の領域(14)が前記中空円筒型巻線(1)の隣接するシングルコイル(2.1,2.2,2.3)に係る前記第1の領域(13)に位置して屋根瓦状にオーバーラップする、
    ことを特徴とする巻線(1)。
  8. 請求項7に記載の巻線(1)において、シングルコイル(2.1,2.2,2.3)の前記ターン(3)は、前記オフセット(17)の領域にバルジ(18)を有する、
    ことを特徴とする巻線(1)。
  9. 請求項1乃至8の何れか一項に記載の巻線(1)において、シングルコイル(2.1,2.2,2.3)に係る前記ターン(3)の基本的形状の投影が、前記巻回軸(5)に垂直な平面において六角形又はひし形である、
    ことを特徴とする巻線(1)。
  10. 請求項1乃至8の何れか一項に記載の巻線(1)において、前記相巻線(6,7,8)は撚り線(22)から巻回される、
    ことを特徴とする巻線(1)。
  11. 請求項1乃至10の何れか一項に記載の巻線(1)において、相巻線(6,7,8)に係る一連のシングルコイルは、逆方向に巻回される、
    ことを特徴とする巻線(1)。
  12. 回転子及び固定子を備える電動機において、該電動機は電子整流式電動機として設計され、前記固定子は、請求項1乃至11の何れか一項に記載の中空円筒型巻線(1)を備える、
    ことを特徴とする電動機。
JP2013047161A 2012-03-21 2013-03-08 中空円筒型空芯巻線 Active JP6162438B2 (ja)

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