JP2013197675A - 送信回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】伝送路との境界で反射が起きない送信回路を提供する。
【解決手段】送信回路(1)は、第1入力信号の値に応じて、電流駆動可能なオン状態、又はハイ・インピーダンス状態になるオフ状態の何れかの状態に切り替えられる第1駆動部(110)と、第1駆動部と直列接続され、第1駆動部の状態に応じて抵抗値が切り替えられる第1終端抵抗部(13、14)とを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は送信回路に関し、特に高速インターフェース回路を形成する電流駆動型送信回路に関する。
サーバ、又はパーソナルコンピュータなどの電子計算機では、処理する情報量が増大し且つ処理速度が高速化している。このため、電子計算機内部の演算処理装置、制御装置及び記憶装置を形成する半導体装置の間をそれぞれ接続する伝送路における信号伝送速度を高速化することが要求されている。半導体装置の間で信号を送信する送信回路として、差動伝送方式の電流駆動型送信回路を使用することが知られている。
電流駆動型送信回路が高速な信号伝送速度で使用される場合、送信回路内の寄生容量等による高周波成分の損失、及び伝送路における高周波成分の損失を補償するために、電流駆動型送信回路は、エンファシス機能を備えることが知られている。エンファシス機能は、伝送信号の立ち上がり時間及び立下り時間に送信回路の駆動部に流れる電流を増加させることにより、実現できる。また、エンファシス機能は、ビットレートに応じて終端抵抗の抵抗値を制御することによっても実現できる。さらに、エンファシス機能は、伝送信号の立ち上がり及び立下り時に終端抵抗の抵抗値を大きくすることによっても実現できる。
特開第2008−147940号公報 特開第2007−081608号公報
しかしながら、半導体製造プロセスの微細化及び半導体装置の電源電圧の低電圧化に伴って、送信回路の駆動部のオン抵抗が低下してきている。このため、駆動部がオン状態の場合と、駆動部がオフ状態の場合との間で、送信回路の出力インピーダンスの値の差が大きくなってきている。この結果、送信回路と伝送路との境界で反射が起きてしまうという問題がある。
1つの側面では、本発明は、伝送路との境界での反射の抑制を図った送信回路を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、送信回路は、第1入力信号の値に応じて、電流駆動可能なオン状態、又はハイ・インピーダンス状態になるオフ状態の何れかの状態に切り替えられる第1駆動部と、第1駆動部と直列接続される第1終端抵抗部とを有する。第1終端抵抗部は、第1駆動部の状態に応じて抵抗値が切り替えられる。
1実施形態によれば、送信回路と伝送路との境界での反射を抑制することができる。
従来の送信回路の回路ブロック図である。 図1に示す送信回路の動作を示すフロー図である。 従来の送信回路の回路ブロック図である。 本発明の第1実施形態の送信回路の回路ブロック図である。 図4に示す送信回路の調整抵抗部の回路ブロック図である。 図4に示す送信回路の動作を示すフロー図である。 図4に示す送信回路の動作状態を示す回路ブロック図である。 図4に示す送信回路の他の動作状態を示す回路ブロック図である。 本発明の第2実施形態の送信回路を搭載する半導体装置の回路ブロック図である。 本発明の第2実施形態の送信回路の回路ブロック図である。 図10に示す送信回路の可変調整抵抗部の回路ブロック図である。 図10に示す送信回路の可変基礎抵抗部の回路ブロック図である。 図10に示す送信回路の抵抗設定値の設定方法を示すフロー図である。 図10に示す送信回路の可変調整抵抗部の抵抗設定値の決定方法を示すフロー図である。 図10に示す送信回路の可変基礎抵抗部の抵抗設定値の決定方法を示すフロー図である。 本発明の第3実施形態の送信回路の抵抗値を設定する抵抗値設定システムの回路ブロック図である。 図16に示す送信回路の可変調整抵抗部の回路ブロック図である。 図16に示す送信回路の可変基礎抵抗部の回路ブロック図である。 図16に示す送信回路の抵抗測定用抵抗部の回路ブロック図である。 図16に示す送信回路の抵抗測定用抵抗部の回路ブロック図である。 図16に示す送信回路の抵抗設定値の設定方法を示すフロー図である。 図16に示す送信回路の可変調整抵抗部の抵抗設定値の設定方法を示すフロー図である。 図16に示す送信回路の可変基礎抵抗部の抵抗設定値の設定方法を示すフロー図である。 本発明の第4実施形態の送信回路の回路ブロック図である。 本発明の第5実施形態の送信回路の回路ブロック図である。 本発明の第6実施形態の送信回路の回路ブロック図である。 本発明の第7実施形態の送信回路の回路ブロック図である。 本発明の第8実施形態の送信回路の回路ブロック図である。
まず、本発明に係る送信回路について説明する前に、図1〜3を参照して、従来の電流駆動型送信回路について簡単に説明する。
図1は、従来のCML(Current Mode Logic、カレントモードロジック)型送信回路を示す図である。
CML型送信回路701は、第1電流源70と、第1及び第2トランジスタ71及び81と、第1及び第2終端抵抗部73及び83と、第1及び第2バッファ74及び84とを有する。
第1電流源70は、MOSトランジスタを有し、MOSトランジスタに適当なバイアスを印加することにより定電流源として機能する。第1電流源70の一端は、VSSに接続され、他端は、第1及び第2トランジスタ71及び81のソースにそれぞれ接続される。
第1及び第2トランジスタ71及び81は、n型MOSトランジスタをそれぞれ有し、スイッチとして機能する。第1トランジスタ71のゲートは、第1バッファ74の出力端子に接続され、ソースは第1電流源70に接続される。第1トランジスタ71のドレインは、伝送路91及び第1終端抵抗部73に一端に接続される第1出力端子P−outを形成する。第1トランジスタ71のゲートにLow信号が印加されると、第1トランジスタ71はオフ状態となり、伝送路91から見てハイ・インピーダンスになる。すなわち、第1トランジスタ71のゲートにLow信号が印加されると、第1トランジスタ71は、ハイ・インピーダンス状態になる。第1トランジスタ71のゲートにHigh信号が印加されると、第1トランジスタ71はオン状態となり、第1電流源70からの電流を第1出力端子P−outに流す。第1トランジスタ71は、第1電流源70とともに第1駆動部710を形成する。
第2トランジスタ81のゲートはバッファ84の出力端子に接続され、ソースは第1電流源70に接続される。第2トランジスタ81のドレインは、伝送路92及び第2終端抵抗部83に一端に接続される第2出力端子N−outを形成する。第2トランジスタ81のゲートにLow信号が印加されると、第2トランジスタ81はオフ状態となり、ハイ・インピーダンス状態になる。第2トランジスタ81のゲートにHigh信号が印加されると、第2トランジスタ81はオン状態となり、第1電流源70からの電流を第2出力端子N−outに流す。第2トランジスタ81は、第1電流源70とともに第2駆動部810を形成する。
第1及び第2終端抵抗部73及び83は、ポリ抵抗を利用して形成され、所定の抵抗値Rtを有する抵抗をそれぞれ有する。
なお、抵抗値又はインピーダンスが互いに等しいと言った場合、双方の値が全く等しい場合のみでなく、双方の値の差が、データ伝送速度に影響を与えない程度の反射が送信器と伝送路との間で生じる程度である場合も含むものである。
第1終端抵抗部73は、一端が第1出力端子P−outに接続され、他端がVDDに接続される。第1トランジスタ71がオン状態になると、第1終端抵抗部73に電流が流れ、第1出力端子P−outはLowレベルになる。第1トランジスタ71がオフ状態になると、第1終端抵抗部73に電流が流れず、第1出力端子P−outはHighレベルになる。
第2終端抵抗部83は、一端が第2出力端子N−outに接続され、他端がVDDに接続される。第2トランジスタ81がオン状態になると、第2終端抵抗部83に電流が流れ、第2出力端子N−outはLowレベルになる。第2トランジスタ81がオフ状態になると、第2終端抵抗部83に電流が流れず、第2出力端子N−outはHighレベルになる。
第1及び第2バッファ74及び84は、直列接続された複数のインバータをそれぞれ有し、第1及び第2入力端子P−in及びN−inに入力される信号と同一レベルの信号をそれぞれ、第1及び第2トランジスタ71及び81のゲートに出力する。
CML型送信回路701では、第1トランジスタ71がオン状態のときに第2トランジスタ81をオフ状態とし、且つ第1トランジスタ71をオフ状態のときに第2トランジスタ81がオン状態とすることにより差動信号を提供する。すなわち、第1トランジスタ71がオン状態のときに第2トランジスタ81がオフ状態にすると、第1出力端子P−outはLowレベルとなり、第2出力端子N−outはHighレベルとなる。一方、第1トランジスタ71がオフ状態のときに第2トランジスタ81がオン状態にすると、第1出力端子P−outはHighレベルとなり、第2出力端子N−outはLowレベルとなる。
従来は、CML型送信回路701においては、伝送路91及び92に反射を起こさせないために、第1及び第2終端抵抗部73及び83の抵抗値Rtを伝送路91及び92の特性インピーダンスZtと等しくしていた。すなわち、式(1)で示される反射係数Γをゼロにすることにより、反射を起こさないようにしていた。
Figure 2013197675
第1及び第2駆動部710及び810がそれぞれオン状態のとき:
Figure 2013197675
rd = Gm ・ Zc ・ Zs (3)
第1及び第2駆動部710及び810がそれぞれオフ状態のとき:
out = Rm (4)
Γ:反射係数
t:伝送路91及び92の特性インピーダンス
out:第1及び第2出力端子P−out及びN−outの出力インピーダンス
m:第1及び第2終端抵抗部73及び83の抵抗値
rd:第1及び第2駆動部710及び810のオン抵抗
Gm:第1及び第2トランジスタ71及び81の相互コンダクタンス
c:第1及び第2トランジスタ71及び81のオン抵抗
s:第1及び第2電流源70及び80のインピーダンス
従来は、第1及び第2終端抵抗部73及び83の抵抗値Rmはそれぞれ例えば50Ωであるのに対し、第1及び第2駆動部710及び810のオン抵抗はそれぞれ1000Ω以上であった。このように、第1及び第2終端抵抗部73及び83の抵抗値Rmに対して第1及び第2駆動部710及び810のオン抵抗が非常に大きかったので、式(2)は、
out ≒ Rm (5)
と近似できていた。このため、式(1)で示される反射係数Γは、第1及び第2駆動部710及び810がオン状態であるかオフ状態であるかに関わらずゼロであるとみなすことができていた。
しかしながら、半導体製造プロセスの微細化及び半導体装置の電源電圧の低電圧化に伴って、第1又は第2駆動部710又は810のオン抵抗rdが低下してきている。すなわち、半導体製造プロセスの微細化に伴って、MOSトランジスタの電圧‐電流特性が劣化するとともに、半導体装置の電源電圧の低電圧化に伴って、ソース‐ドレイン間電圧が低下することにより、オン抵抗rdが低下してきている。この結果、式(2)におけるオン抵抗rdの効果が無視できなくなり、出力インピーダンスZoutを式(5)のように近似することができなくなった。このため、第1及び第2駆動部710及び810がオン状態であるかオフ状態であるかにより、第1及び第2出力端子P−out及びN−outの出力インピーダンスZoutが大きく異なることになってしまうという問題が顕在化してきている。
第1終端抵抗部73の抵抗値Rmが50Ωであり、第1駆動部710のオン抵抗rdが200Ωである場合の第1出力端子P−outの出力インピーダンスを例にこの問題を説明する。
第1駆動部710がオン状態のときの出力端子P−outの出力インピーダンスZoutHは、式(2)のRmに50Ωを代入し、Zoutに200Ωを代入することにより、40Ωと演算される。第1駆動部710がオフ状態のときの出力端子P−outの出力インピーダンスZoutLは、式(4)より50Ωと演算される。このように、第1終端抵抗部73の抵抗値Rmと第1駆動部710のオン抵抗rdとの大きさの差が従来と比較して小さくなるために、第1駆動部710の状態に応じて、出力インピーダンスが40Ω又は50Ωに変化することになる。
図2は、従来の電流駆動型送信回路のタイミングチャートを示す図である。第1及び第2入力端子P−in及びN−inには入力信号として、振幅がVDDとVSSとの電位差であるデジタル信号が印加され、入力信号に応じて第1及び第出力端子P−out及びN−outに出力される差動電圧が出力信号として出力される。
第1又は第2出力端子P−out又はN−outの出力インピーダンスZoutは、出力信号に応じて変化する。対応する出力端子の信号レベルがHighレベルのとき、対応する駆動部はハイ・インピーダンス状態であるので、出力インピーダンスZoutは、式(4)に示すように終端抵抗の抵抗値Rmと等しくなる。一方、対応する出力端子の信号レベルがLowレベルのとき、対応する駆動部のオン抵抗値はrdであるので、出力インピーダンスZoutは、式(2)に示すように終端抵抗の抵抗値Rmよりも小さくなる。このため、従来のように終端抵抗の抵抗値Rmを伝送路の特性インピーダンスZtと等しくしている場合、出力端子がHighレベルである場合には、式(1)の分子がゼロになり反射係数Γがゼロになるので送信回路と伝送路との間で反射は起きない。しかしながら、出力端子がHighレベルである場合には、出力インピーダンスZoutは、伝送路の特性インピーダンスZtよりも小さくなり式(1)で示される反射係数Γが0にならないので、送信回路と伝送路との間で反射が起きてしまう。
図3は、他の従来の電流駆動型送信回路であるCG(Common Gate,コモンゲート)型送信回路702を示す図である。CG型送信回路702は、第1電流源70と同一のトランジスタを有する第2電流源80を更に有し、第1及び第2電流源70及び80が第1及び第2トランジスタ71及び81をそれぞれ介してVSSに接続されることがCML型送信回路701と相違する。
CG型送信回路702では、第1トランジスタ71がオン状態のときに第2トランジスタ81をオフ状態とし、第1トランジスタ71をオフ状態のときに第2トランジスタ81がオン状態とすることにより差動信号を提供する。第1駆動部710は、第1電流源70と第1トランジスタ71とにより形成される。第2駆動部810は、第2電流源80と第2トランジスタ81とにより形成される。
CG型送信回路702においても、第1及び第2駆動部710及び810のオン抵抗rdが、式(2)を式(5)で近似できるほど大きくない場合、第1及び第2トランジスタ71及び81の状態に応じて、出力インピーダンスZoutは変動する。このため、第1及び第2終端抵抗部73及び83の抵抗値Rmと伝送路91及び92の特性インピーダンスZtと等しくした場合でも、第1及び第2トランジスタ71及び81がオン状態のときに反射が起きる。
図4〜8を参照して、本発明の第1実施形態を説明する。図4は、CMLの送信回路1を示す図である。
送信回路1は、第1電流源10と、第1及び第2トランジスタ11及び21と、第1及び第2調整抵抗部12及び22と、第1及び第2基礎抵抗部13及び23と、第1〜第4バッファ14、24、15及び25とを有する。
第1電流源10、第1及び第2トランジスタ11及び21並びに第1及び第2バッファ14及び24はそれぞれ、先に説明した第1電流源70、第1及び第2トランジスタ71及び81並びに第1及び第2バッファ74及び84と同様な構成及び機能を有する。
第1トランジスタ11は、第1電流源10とともに第1駆動部110を形成する。第2トランジスタ21は、第1電流源70とともに第2駆動部210を形成する。第1調整抵抗部12は、第1駆動部110と直列接続され、第2調整抵抗部22は、第2駆動部210と直列接続される。第1調整抵抗部12と第1基礎抵抗部13とは並列接続され、第1終端抵抗部を形成する。第2調整抵抗部22と第2基礎抵抗部23とは並列接続され、第2終端抵抗部を形成する。
図5は、第1調整抵抗部12の回路図である。第1調整抵抗部12は、バッファ200と、トランジスタ201と、抵抗202とを有する。
バッファ200は、CNT端子に入力される信号の非反転信号をトランジスタ201のゲートに出力する。トランジスタ201は、p型MOSトランジスタを有し、ゲートがバッファ200の出力に接続され、ソースがRSIN端子に接続され、ドレインが抵抗202の一端に接続される。CNT端子にLow信号が入力されると、トランジスタ201はオン状態になり、CNT端子にHigh信号が入力されると、トランジスタ201はオフ状態になる。抵抗202の一端は、トランジスタ201のドレインに接続され、他端はRSOUT端子に接続される。第1調整抵抗部12の抵抗202は、ポリ抵抗を利用して形成され、第1調整抵抗部12の抵抗202の抵抗値第1調整抵抗部12のRSIN端子とRSOUT端子との間の抵抗値Raが第1駆動部110のオン抵抗rdと等しくなるような抵抗値にされる。
第2調整抵抗部22は、第1調整抵抗部12と同様の構成を有する。
第1基礎抵抗部13は、ポリ抵抗を利用して形成され、抵抗値がRbである抵抗を有する。第1基礎抵抗部13は、抵抗値Rbが第1基礎抵抗部13が第1調整抵抗部12と並列接続された場合の合成抵抗値が伝送路91の特性インピーダンスZtに等しくなるように形成される。また、第1調整抵抗部12の抵抗値Raと、第1駆動部110のオン抵抗rdとは等しいので、第1基礎抵抗部13が第1駆動部110と並列接続された場合の合成抵抗値は、伝送路91の特性インピーダンスZtに等しくなる。
第2基礎抵抗部23は、第1基礎抵抗部13と同様に抵抗値がRbである抵抗を有する。第2基礎抵抗部23は、抵抗値Rbが第2基礎抵抗部23が第2調整抵抗部22と並列接続された場合の合成抵抗値が伝送路92の特性インピーダンスZtに等しくなるように設定される。また、第2調整抵抗部22の抵抗値Raと、第2駆動部210のオン抵抗rdとは等しいので、第2基礎抵抗部23が第2駆動部210と並列接続された場合の合成抵抗値は、伝送路92の特性インピーダンスZtに等しくなる。
第3バッファ15は、直列接続された複数のインバータを有し、第1入力端子P−inに入力される信号と同相の信号を、第1調整抵抗部12のCNT端子に第1制御信号Rs1_inとして出力する。
第4バッファ25は、直列接続された複数のインバータを有し、第2入力端子N−inに入力される信号と同相の信号を、第2調整抵抗部22のCNT端子に第2制御信号Rs2_inとして出力する。
図6は、送信回路1の動作に対応するタイミングチャートを示す図である。
第1入力端子P−inにHigh信号が入力されるとき、第2入力端子N−inにLow信号が入力される。一方、第1入力端子P−inにLow信号が入力されるとき、第2入力端子N−inにHigh信号が入力される。
第1調整抵抗部12のCNT端子に入力される第1制御信号Rs1_inは、第1入力端子P−inに入力される信号に応じて変化する。第1入力端子P−inにHigh信号が入力されると、第1制御信号Rs1_inは、High信号になり、第1入力端子P−inにLow信号が入力されると、第1制御信号Rs1_inは、Low信号になる。
第2調整抵抗部22のCNT端子に入力される第1制御信号Rs2_inは、第2入力端子N−inに入力される信号に応じて変化する。第2入力端子N−inにHigh信号が入力されると、第2制御信号Rs2_inは、High信号になり、第2入力端子P−inにLow信号が入力されると、第2制御信号Rs2_inは、Low信号になる。
図7は、第1入力端子P−inにHigh信号が入力され、第2入力端子N−inにLow信号が入力される状態の送信回路1を示す図である。
送信回路1の第1入力端子P−inにHigh信号が入力されているので、第1トランジスタ11はオン状態となり、第1出力端子P−outから見た第1駆動部110の抵抗値は、オン抵抗rdになる。また、第1制御信号Rs1_inはHigh信号になるので、第1調整抵抗部12のトランジスタ201はオフ状態となる。このため、第1出力端子P−outから見た第1調整抵抗部12の抵抗値は、ハイ・インピーダンスになる。すなわち、第1入力端子P−inにHigh信号が入力されると、第1調整抵抗部12は、ハイ・インピーダンス状態になる。これから、第1出力端子P−outの出力インピーダンスZoutPは、第1駆動部110のオン抵抗rdと第1基礎抵抗部13の抵抗値Rbとを並列接続した場合の合成抵抗値になる。上述のように、第1駆動部110のオン抵抗rdと第1基礎抵抗部13の抵抗値Rbとを並列接続した場合の合成抵抗値は、伝送路の特性インピーダンスZtと等しいので、インピーダンスZoutPは、伝送路91の特性インピーダンスZtと等しくなる。
また、送信回路1の第2入力端子N−inにLow信号が入力されているので、第2トランジスタ21はオフ状態となり、第2トランジスタ21は、ハイ・インピーダンス状態になる。また、第2制御信号Rs2_inはLowレベルになるので、第2調整抵抗部22のトランジスタ201はオン状態となる。このため、第2出力端子N−outから見た第2調整抵抗部22の抵抗値はRaになる。これから、第2出力端子N−outの出力インピーダンスZoutNは、第2調整抵抗部22の抵抗値Raと第2基礎抵抗部23の抵抗値Rbとを並列接続した場合の合成抵抗値になる。上述のように、第2調整抵抗部22の抵抗値Raと第2基礎抵抗部23の抵抗値Rbとを並列接続した場合の合成抵抗値は、伝送路の特性インピーダンスZtと等しいので、出力インピーダンスZoutNは、伝送路92の特性インピーダンスZtと等しくなる。
図7に示す状態では、第1及び第2出力端子P−out及びN−outの出力インピーダンスZoutP及びZoutNは何れも、伝送路91及び92の特性インピーダンスZtとそれぞれ等しくなる。したがって、第1入力端子P−inにHigh信号が入力され、第2入力端子N−inにLow信号が入力される状態では、送信回路1と伝送路91及び92との境界で反射は起きない。
図8は、第1入力端子P−inにLow信号が入力され、第2入力端子N−inにHigh信号が入力される状態の送信回路1を示す図である。
送信回路1の第1入力端子P−inにLow信号が入力されているので、第1トランジスタ11はオフ状態となり、第1トランジスタ11は、ハイ・インピーダンス状態になる。また、第1制御信号Rs1_inはLowレベルになるので、第1調整抵抗部12のトランジスタ201はオン状態となる。このため、第1出力端子P−outから見た第1調整抵抗部12の抵抗値はRaになる。これから、第1出力端子P−outの出力インピーダンスZoutPは、第1調整抵抗部12の抵抗値Raと第1基礎抵抗部13の抵抗値Rbとを並列接続した場合の合成抵抗値になる。上述のように、第1調整抵抗部12の抵抗値Raと第1基礎抵抗部13の抵抗値Rbとを並列接続した場合の合成抵抗値は、伝送路の特性インピーダンスZtと等しいので、インピーダンスZoutPは、伝送路91の特性インピーダンスZtと等しくなる。
また、送信回路1の第2入力端子N−inにHigh信号が入力されているので、第2トランジスタ21はオン状態となり、第2出力端子N−outから見た第2駆動部210の抵抗値は、オン抵抗rdになる。また、第2制御信号Rs2_inはHigh信号になるので、第2調整抵抗部22のトランジスタ201はオフ状態となる。このため、第2調整抵抗部22は、ハイ・インピーダンス状態になる。これから、第2出力端子N−outの出力インピーダンスZoutNは、第2駆動部210のオン抵抗rdと第2基礎抵抗部23の抵抗値Rbとを並列接続した場合の合成抵抗値になる。上述のように、第2駆動部210のオン抵抗rdと第2基礎抵抗部23の抵抗値Rbとを並列接続した場合の合成抵抗値は、伝送路の特性インピーダンスZtと等しいので、インピーダンスZoutPは、伝送路92の特性インピーダンスZtと等しくなる。
図8に示す状態では、第1及び第2出力端子P−out及びN−outの出力インピーダンスZoutP2及びZoutN2は何れも、伝送路91及び92の特性インピーダンスZtと等しくなる。したがって、第1入力端子P−inにLow信号が入力され、第2入力端子N−inにHigh信号が入力される状態では、送信回路1と伝送路91及び92との境界で反射は起きない。
以上、送信回路1について説明してきた。送信回路1は、第1及び第2調整抵抗部12及び22の抵抗値がそれぞれ、第1及び第2駆動部110及び210の状態に応じて切り替えられるので、送信回路1の出力インピーダンスを伝送路の特性インピーダンスと等しくできる。このため、送信回路1では、送信回路1と伝送路91及び92との境界で反射が起きない。
次に、図9〜15を参照して、本発明の第2実施形態を説明する。
図9は、半導体装置100の回路ブロック図である。半導体装置100は、複数の送信回路2と、可変抵抗設定部120とを有する。
図10は、送信回路2を示す図である。送信回路2は、第1電流源10と、第1及び第2トランジスタ11及び21と、第1及び第2可変調整抵抗部16及び26と、第1及び第2可変基礎抵抗部17及び27と、第1〜第4バッファ14、24、15及び25とを有する。送信回路2は、第1及び第2可変調整抵抗部16及び26、並びに第1及び第2可変基礎抵抗部17及び27の抵抗値がそれぞれ可変であることが、先に説明した送信回路1と相違する。
図11(a)は、第1可変調整抵抗部16の内部回路図である。図11(b)は、調整抵抗ユニット211の内部回路図である。
第1可変調整抵抗部16は、複数の調整抵抗ユニット211〜248を有する。複数の調整抵抗ユニット211〜248は、VDDin端子、SCIN端子及びSCOUT端子がそれぞれ共通接続される。調整抵抗ユニット211のCNT端子には、制御第1ビット信号CNT1[0]がCNT1端子を介して入力される。調整抵抗ユニット221及び222のCNT端子にはそれぞれ、制御第2ビット信号CNT1[1]がCNT2端子を介して入力される。調整抵抗ユニット231〜234のCNT端子にはそれぞれ、制御第3ビット信号CNT1[2]がCNT3端子を介して入力される。調整抵抗ユニット241〜248のCNT端子にはそれぞれ、制御第4ビット信号CNT1[3]がCNT4端子を介して入力される。
調整抵抗ユニット211は、バッファ203と、第1及び第2インバータ204及び205と、トランスファゲート206と、第1及び第2トランジスタ207及び208と、ポリ抵抗を利用して形成される抵抗209とを有する。バッファ203は、SCIN端子に入力された信号の非反転信号をトランスファゲート206に出力する。第1及び第2インバータ204及び205は、CNT端子に入力された信号及びCNT端子に入力された信号の反転信号をそれぞれ出力して、トランスファゲート206及び第1トランジスタを制御する。CNT端子にLow信号が入力されると、トランスファゲート206はバッファ203の出力信号を通過させず、第1トランジスタ207はオン状態になる。また、CNT端子にHigh信号が入力されると、トランスファゲート206はバッファ203の出力信号を通過させ、第1トランジスタ207はオフ状態になる。第2トランジスタ208のゲートには、トランスファゲート206の出力端及び第1トランジスタ207のドレインが接続され、第2トランジスタ208は、CNT端子及びSCIN端子にそれぞれ入力される信号により制御される。CNT端子にLow信号が入力されると、SCIN端子に入力される信号に関わらず、第2トランジスタ208は、オフ状態になる。CNT端子にHigh信号が入力されると、SCIN端子に入力される信号に応じて、第2トランジスタ208の状態が決定される。CNT端子にHigh信号が入力され、SCIN端子にLow信号が入力されると、第2トランジスタ208はオン状態になる。CNT端子にHigh信号が入力され、SCIN端子にHigh信号が入力されると、第2トランジスタ208はオフ状態になる。
他の調整抵抗ユニット221〜248はそれぞれ、調整抵抗ユニット211と同一の構成及び機能を有する。抵抗209の抵抗値は、調整抵抗ユニット211〜248の全てにおいて同一となるように形成される。
第1可変調整抵抗部16は、CNT1[3:0]信号の値を設定することにより、所望の抵抗値に調整することができる。例えば、CNT1[3:0]信号を[1001]と設定することにより、調整抵抗ユニット211と、8つの調整抵抗ユニット241〜248とが選択され、第1可変調整抵抗部16の抵抗値を抵抗209の抵抗値の1/9の値に調整できる。CNT1[3:0]信号を[1010]と設定することにより、2つの調整抵抗ユニット221及び222と、8つの調整抵抗ユニット241〜248とが選択され、第1可変調整抵抗部16の抵抗値を抵抗209の抵抗値の1/10の値に調整できる。さらに、CNT1[3:0]信号を[1011]と設定することにより、調整抵抗ユニット211と、調整抵抗ユニット221及び222と、調整抵抗ユニット241〜248とが選択される。この場合、第1可変調整抵抗部16の抵抗値を抵抗209の抵抗値の1/11の値に調整できる。
図12(a)は、第1可変基礎抵抗部17の内部回路図である。図12(b)は、基礎抵抗ユニット311の内部回路図である。
第1可変基礎抵抗部17は、複数の基礎抵抗ユニット311〜348を有する。複数の基礎抵抗ユニット311〜348は、VDDin端子、SCIN端子及びSCOUT端子がそれぞれ共通接続される。基礎抵抗ユニット311のCNT端子には、制御第1ビット信号CNT2[0]がCNT1端子を介して入力される。基礎抵抗ユニット321及び322のCNT端子にはそれぞれ、制御第2ビット信号CNT2[1]がCNT2端子を介して入力される。基礎抵抗ユニット331〜334のCNT端子にはそれぞれ、制御第3ビット信号CNT2[2]がCNT3端子を介して入力される。基礎抵抗ユニット341〜348のCNT端子にはそれぞれ、制御第4ビット信号CNT2[3]がCNT4端子を介して入力される。
基礎抵抗ユニット311は、インバータ301と、トランジスタ302と、ポリ抵抗を利用して形成される抵抗303とを有する。インバータ301は、CNT端子に入力された信号の反転信号をトランジスタ302のゲートに入力する。CNT端子にHigh信号が入力されると、トランジスタ302は、オン状態になり、CNT端子にLow信号が入力されると、トランジスタ302は、オフ状態になる。
他の基礎抵抗ユニット321〜348はそれぞれ、基礎抵抗ユニット311と同一の構成及び機能を有する。抵抗303の抵抗値は、基礎抵抗ユニット311〜348の全てにおいて同一となるように形成される。
第2可変調整抵抗部26は、第1可変調整抵抗部16と同一の構成及び機能を有する。第2可変基礎抵抗部27は、第1可変基礎抵抗部17と同一の構成及び機能を有する。
可変抵抗設定部120は、可変抵抗設定制御部101と、第1及び第2コンパレータ104及び107と、第1及び第2抵抗105及び106と、第1〜第3電流源108及び109a及び109bと、トランジスタ111とを有する。可変抵抗設定部120は、調整抵抗設定用抵抗部116と、基礎抵抗設定用抵抗部117と、基礎抵抗設定用調整抵抗部126とを更に有する。可変抵抗設定部120は、半導体装置100が初期化されたことを検知して、複数の送信回路2の第1及び第2可変調整抵抗部16及び26並びに第1及び第2可変基礎抵抗部17及び27の抵抗値を設定するように機能する。
可変抵抗設定制御部101は、演算部102と、記憶部103とを有する。
演算部102は、論理回路を形成する論理素子を有し、半導体装置100が初期化されたときに、調整抵抗設定用抵抗部116と、基礎抵抗設定用抵抗部117と、基礎抵抗設定用調整抵抗部126に所定の制御信号を送信する。そして、演算部102は、第1又は第2コンパレータ104又は107からHigh信号を受信したときに、調整抵抗設定用抵抗部116及び基礎抵抗設定用抵抗部117それぞれの設定値を決定して、送信回路2に送信する。
記憶部103は、演算部102が決定した調整抵抗設定用抵抗部116及び基礎抵抗設定用抵抗部117それぞれの抵抗設定値、及び演算部102が使用する種々のデータを記憶する。
第1及び第2コンパレータ104及び107はそれぞれ、「+」で示される第1入力端子と、「−」で示される第2入力端子と有する。第1及び第2コンパレータ104及び107はそれぞれ、第1入力端子の入力電圧が第2入力端子の入力電圧よりも低い場合に、Low信号を出力し、第1入力端子の入力電圧が第2入力端子の入力電圧よりも高い場合に、High信号を出力するように形成される。
第1コンパレータ104の第1入力端子は、調整抵抗設定用抵抗部116と、直列接続されるトランジスタ111及び第1電流源108との間に接続される。調整抵抗設定用抵抗部116は、送信回路2の第1及び第2可変調整抵抗部16及び26と同一の構成を有する。
第1電流源108は、送信回路2の第1電流源10と同一の構成を有する。トランジスタ111は、送信回路2の第1及び第2トランジスタ11及び22と同一の構成を有し、ゲートがVDDに接続される。このため、第1電流源108とトランジスタ111とにより形成される回路の抵抗値は、第1及び第2駆動部110及び210のオン抵抗と同一となる。
第1コンパレータ104の第2入力端子は、第1抵抗105と、第2抵抗106との間に接続される。第1抵抗105と第2抵抗106とは同一の抵抗値を有する。このため、第2入力端子は、1/2VDDの電圧が印加される。
調整抵抗設定用抵抗部116の抵抗値が第1及び第2駆動部110及び210のオン抵抗よりも大きいとき、第1コンパレータ104の第1入力端子の入力電圧は、1/2VDDよりも低くなる。一方、調整抵抗設定用抵抗部116の抵抗値が第1及び第2駆動部110及び210のオン抵抗よりも小さいとき、第1コンパレータ104の第1入力端子の入力電圧は、1/2VDDよりも高くなる。したがって、第1コンパレータ104の第1入力端子の入力電圧と、第2入力端子の入力電圧とを比較することにより、調整抵抗設定用抵抗部116の抵抗値が第1及び第2駆動部110及び210のオン抵抗よりも大きいか否かが判定される。
第2コンパレータ107の第1入力端子は、並列接続された基礎抵抗設定用抵抗部117及び基礎抵抗設定用調整抵抗部126と、第2電流源109aとの間に接続される。基礎抵抗設定用抵抗部117は、送信回路2の第1及び第2可変基礎抵抗部17及び27と同一の構成を有する。基礎抵抗設定用調整抵抗部126は、送信回路2の第1及び第2可変調整抵抗部16及び26と同一の構成を有する。第2電流源109aは、所定の電流を発生するように形成される。
第2コンパレータ107の第2入力端子は、一端がVDDに接続された外部基準抵抗121と、第3電流源109bとの間に接続される。外部基準抵抗121は、伝送路91及び92の特性インピーダンスZtと同一の抵抗値を有する。第3電流源109bは、第2電流源109aと同一の電流値を有する電流を生成するように形成される。
基礎抵抗設定用抵抗部117と基礎抵抗設定用調整抵抗部126との合成抵抗値が外部基準抵抗121の抵抗値よりも大きいとき、第1コンパレータ104の第1入力端子の入力電圧は、第2入力端子の入力電圧よりも低くなる。一方、基礎抵抗設定用抵抗部117と基礎抵抗設定用調整抵抗部126との合成抵抗値が外部基準抵抗121の抵抗値よりも小さいとき、第1コンパレータ104の第1入力端子の入力電圧は、第2入力端子の入力電圧よりも高くなる。したがって、第2コンパレータ107の第1入力端子の入力電圧と第2入力端子の入力電圧とを比較することにより、基礎抵抗設定用抵抗部117と基礎抵抗設定用調整抵抗部126との合成抵抗値が外部基準抵抗121の抵抗値よりも大きいか否かが判定される。
図13は、可変抵抗設定制御部101が調整抵抗設定用抵抗部116及び基礎抵抗設定用抵抗部117それぞれの設定値を決定するフローを示す図である。
まず、ステップS101において、可変抵抗設定制御部101は、調整抵抗設定用抵抗部116の抵抗設定値を決定する。図14を参照して、ステップS101の処理を詳細に説明する。
図14は、調整抵抗設定用抵抗部116の抵抗設定値を決定するフローを示す図である。
まず、ステップS201において、可変抵抗設定制御部101は、半導体装置100が初期化されたことを検知して、調整抵抗設定用抵抗部116のSCIN端子にHigh信号を送信して調整抵抗設定用抵抗部116をオン状態にする。
次いで、ステップS202において、可変抵抗設定制御部101は、調整抵抗設定用抵抗部116のCNT1〜4端子に制御信号として[0000]を送信する。可変抵抗設定制御部101は、送信した[0000]を記憶部103に調整抵抗制御信号として記憶する。調整抵抗設定用抵抗部116は、制御信号として[0000]を受信するとハイ・インピーダンス状態になるので、第1コンパレータ104の第1入力端子の入力電圧は、VSSになる。
次いで、ステップS203において、可変抵抗設定制御部101は、第1コンパレータ104から送信された信号に基づいて、第1コンパレータ104の第1入力端子の電圧が第2入力端子の電圧よりも高いか否かを判定する。可変抵抗設定制御部101が調整抵抗設定用抵抗部116に制御信号として[0000]を送信しているとき、第1コンパレータ104の第1入力端子の電圧はVSSである。一方、第1コンパレータ104の第1入力端子の電圧は1/2VDDである。このため、第1コンパレータ104は、第1入力端子の入力電圧が第2入力端子の入力電圧よりも低いので、可変抵抗設定制御部101にLow信号を送信する。Low信号を第1コンパレータ104から受信した可変抵抗設定制御部101は、第1コンパレータ104の第1入力端子の電圧が第2入力端子の電圧よりも低いと判定して、処理はステップS204に進む。
次いで、ステップS204において、可変抵抗設定制御部101は、記憶部103に記憶される調整抵抗制御信号に1を加算する。ここでは、記憶部103には調整抵抗制御信号として[0000]が記憶されているので、ステップS203の処理により調整抵抗制御信号は、[0001]として記憶部103に新たに記憶される。
次いで、ステップS205において、可変抵抗設定制御部101は、調整抵抗設定用抵抗部116に制御信号として[0001]を送信する。調整抵抗設定用抵抗部116が制御信号として[0001]を受信すると、調整抵抗設定用抵抗部116の調整抵抗ユニット211のみが選択されるので、調整抵抗設定用抵抗部116の抵抗値は、抵抗209の抵抗値と同一の値となる。処理はステップS203に戻る。
次いで、ステップS203において、可変抵抗設定制御部101は、第1コンパレータ104から送信された信号に基づいて、第1コンパレータ104の第1入力端子の電圧が第2入力端子の電圧よりも高いか否かを判定する。
可変抵抗設定制御部101が第1コンパレータ104の第1入力端子の電圧が第2入力端子の電圧よりも大きいと判定するまで、ステップS203〜S205の処理が順次実行される。
そして、ステップS203において、可変抵抗設定制御部101が第1コンパレータ104からHigh信号が送信されたとき、処理はステップS206に進む。
そして、ステップS206において、可変抵抗設定制御部101は、調整抵抗制御信号として記憶部103に記憶される信号を調整抵抗設定値として記憶する。
次いで、ステップS102において、可変抵抗設定制御部101は、基礎抵抗設定用抵抗部117の抵抗設定値を決定する。図15を参照して、ステップS102の処理を詳細に説明する。
図15は、基礎抵抗設定用抵抗部117の抵抗設定値を決定するフローを示す図である。
まず、ステップS301において、可変抵抗設定制御部101は、基礎抵抗設定用調整抵抗部126のSCIN端子にHigh信号を送信して基礎抵抗設定用調整抵抗部126をオン状態にする。
次いで、ステップS302において、可変抵抗設定制御部101は、基礎抵抗設定用調整抵抗部126のCNT1〜4端子に制御信号としてステップS101で決定された調整抵抗設定値を送信する。これにより、基礎抵抗設定用調整抵抗部126の抵抗値は、ステップS101において設定された調整抵抗設定用抵抗部116の抵抗値と同一になる。
次いで、ステップS303において、可変抵抗設定制御部101は、基礎抵抗設定用抵抗部117のCNT1〜4端子に制御信号として[0000]を送信する。可変抵抗設定制御部101は、送信した[0000]を記憶部103に基礎抵抗制御信号として記憶する。基礎抵抗設定用抵抗部117は、制御信号として[0000]を受信するとハイ・インピーダンス状態になる。
次いで、ステップS304において、可変抵抗設定制御部101は、第2コンパレータ107から送信された信号に基づいて、第2コンパレータ107の第1入力端子の電圧が第2入力端子の電圧よりも大きいか否かを判定する。第2コンパレータ107の第2入力端子の電圧はVDDから外部基準抵抗121の抵抗値に相当する電圧だけ降下した電圧である。一方、可変抵抗設定制御部101が基礎抵抗設定用抵抗部117に制御信号として[0000]を送信しているとき、第2コンパレータ107の第1入力端子の電圧はVDDから基礎抵抗設定用調整抵抗部126の抵抗値に相当する電圧だけ降下した電圧である。このため、第2コンパレータ107は、第1入力端子の入力電圧が第2入力端子の入力電圧よりも低いので、可変抵抗設定制御部101にLow信号を送信する。Low信号を第2コンパレータ107から受信した可変抵抗設定制御部101は、第2コンパレータ107の第1入力端子の電圧が第2入力端子の電圧よりも大きくないと判定して、処理はステップS305に進む。
次いで、ステップS305において、可変抵抗設定制御部101は、記憶部103に記憶される調整抵抗制御信号に1を加算する。ここでは、記憶部103には基礎抵抗制御信号として[0000]が記憶されているので、ステップS304の処理により基礎抵抗制御信号は、[0001]として記憶部103に新たに記憶される。
次いで、ステップS306において、可変抵抗設定制御部101は、基礎抵抗設定用抵抗部117に制御信号として[0001]を送信する。処理はステップS304に戻る。
次いで、ステップS304において、可変抵抗設定制御部101は、第2コンパレータ107から送信された信号に基づいて、第2コンパレータ107の第1入力端子の電圧が第2入力端子の電圧よりも大きいか否かを判定する。
可変抵抗設定制御部101が第2コンパレータ107の第1入力端子の電圧が第2入力端子の電圧よりも大きいと判定するまで、ステップS304〜S306の処理が順次実行される。
そして、ステップS304において、可変抵抗設定制御部101が第2コンパレータ107からHigh信号が送信されたとき、処理はステップS307に進む。
そして、ステップS307において、可変抵抗設定制御部101は、基礎抵抗制御信号として記憶部103に記憶される信号を基礎抵抗設定値として記憶する。
次いで、ステップS103において、可変抵抗設定制御部101は、記憶部103に記憶される調整抵抗設定値及び調整抵抗設定値を全ての送信回路2に送信する。調整抵抗設定値は、送信回路2の第1及び第2可変調整抵抗部16及び27にCNT1[3:0]として送信される。基礎抵抗設定値は、送信回路2の第1及び第2可変基礎抵抗部17及び27にCNT2[3:0]として送信される。
これにより、送信回路2の第1及び第2可変調整抵抗部16及び27の抵抗値は、第1及び第2駆動部110及び210のオン抵抗と等しくなる。また、送信回路2の第1可変調整抵抗部16と第1駆動部110との合成抵抗値である送信回路2の出力インピーダンスは、外部基準抵抗121の抵抗値、すなわち伝送路91及び92の特性インピーダンスと等しくなる。
以上、送信回路2と、送信回路2の可変抵抗の抵抗値を設定する可変抵抗設定部120と複数の送信回路2とを搭載する半導体装置100について説明してきた。送信回路2の第1及び第2可変調整抵抗部16及び26の抵抗値は、半導体装置100が初期化されたときに可変抵抗設定部120により、第1及び第2駆動部110及び210のオン抵抗と等しくなるように調整される。このため、半導体装置100の製造プロセス条件、動作温度条件等の動作条件に関わらず、出力インピーダンスが一定値になるように調整できる。
さらに、送信回路2の第1及び第2可変基礎抵抗部17及び27の抵抗値は、可変抵抗設定部120により、第1及び第2可変調整抵抗部16及び26との合成抵抗値が、伝送路91及び92の特性インピーダンスと等しくなるように調整される。このため、送信回路2では、送信回路2と伝送路91及び92との境界で反射が起きないように出力インピーダンスを調整できる。
次に、図16〜23を参照して、本発明の第3実施形態を説明する。
図16は、抵抗値設定システム300の回路ブロック図である。抵抗値設定システム300は、半導体装置130と、半導体試験装置(不図示)に搭載される抵抗値設定器140とを有する。
半導体装置130は、複数の送信回路3と、調整抵抗測定用抵抗部131と、駆動部抵抗測定用抵抗部132と、基礎抵抗測定用抵抗部133とを有する。
送信回路3は、第1電流源10と、第1及び第2トランジスタ11及び21と、第3及び第4可変調整抵抗部18及び28と、第3及び第4可変基礎抵抗部19及び29と、第1〜第4バッファ14、24、15及び25とを有する。送信回路2は、第3及び第4可変調整抵抗部18及び28、並びに第3及び第4可変基礎抵抗部19及び29の抵抗値が抵抗値設定器140により設定可能であることが、先に説明した送信回路1と相違する。抵抗値設定器140は、半導体装置130のテスト時に、送信回路3の第3及び第4可変調整抵抗部18及び28並びに第3及び第4可変基礎抵抗部19及び29の抵抗値を設定する。
図17(a)は、第3可変調整抵抗部18の内部回路図である。図17(b)は、調整抵抗設定ユニット411の内部回路図である。
第3可変調整抵抗部18は、複数の調整抵抗設定ユニット411〜448を有する。複数の調整抵抗設定ユニット411〜448は、VDDin端子、SCIN端子及びSCOUT端子がそれぞれ共通接続される。調整抵抗設定ユニット411のCNT端子には、制御第1ビット信号CNT3[0]がCNT1端子を介して入力される。調整抵抗設定ユニット421及び422のCNT端子にはそれぞれ、制御第2ビット信号CNT3[1]がCNT2端子を介して入力される。調整抵抗設定ユニット431〜434のCNT端子にはそれぞれ、制御第3ビット信号CNT3[2]がCNT3端子を介して入力される。調整抵抗設定ユニット441〜448のCNT端子にはそれぞれ、制御第4ビット信号CNT3[3]がCNT4端子を介して入力される。
調整抵抗設定ユニット411は、Fuseセル401と、トランジスタ402と、ポリ抵抗を利用して形成される抵抗403とを有する。Fuseセル401は、Fuse素子を有し、Fuse素子が溶断されていないときは、SCIN端子に入力された信号の非反転信号をfuse_out信号として出力する。また、Fuseセル401は、内部のFuse素子が溶断されているときは、High信号をfuse_out信号として出力する。Fuseセル401のFuse素子は、所定時間以上の間、CNT端子にLow信号が印加されると溶断される。
トランジスタ402のゲートには、fuse_out信号が入力される。トランジスタ402は、内部のFuse素子が溶断されていないときは、SCIN端子に入力される信号により制御される。内部のFuse素子が溶断されていないときに、SCIN端子にHigh信号が入力されると、トランジスタ402は、オフ状態となる。一方、内部のFuse素子が溶断されていないときに、SCIN端子にLow信号が入力されると、トランジスタ402は、オン状態となる。トランジスタ402は、内部のFuse素子が溶断されているときは、ゲートにHigh信号が入力されるので、SCIN端子に入力される信号に関わらず、オフ状態となる。
他の調整抵抗設定ユニット421〜448はそれぞれ、調整抵抗設定ユニット411と同一の構成及び機能を有する。抵抗403の抵抗値は、調整抵抗設定ユニット411〜448の全てにおいて同一となるように形成される。
図18(a)は、第3可変基礎抵抗部19の内部回路図である。図18(b)は、基礎抵抗設定ユニット511の内部回路図である。
第3可変基礎抵抗部19は、複数の基礎抵抗設定ユニット511〜548を有する。複数の基礎抵抗設定ユニット511〜548は、VDDin端子、SCIN端子及びSCOUT端子がそれぞれ共通接続される。基礎抵抗設定ユニット511のCNT端子には、制御第1ビット信号CNT4[0]がCNT1端子を介して入力される。基礎抵抗設定ユニット521及び522のCNT端子にはそれぞれ、制御第2ビット信号CNT4[1]がCNT2端子を介して入力される。基礎抵抗設定ユニット531〜534のCNT端子にはそれぞれ、制御第3ビット信号CNT4[2]がCNT3端子を介して入力される。基礎抵抗設定ユニット541〜548のCNT端子にはそれぞれ、制御第4ビット信号CNT4[3]がCNT4端子を介して入力される。
基礎抵抗設定ユニット511は、Fuseセル501と、トランジスタ502と、ポリ抵抗を利用して形成される抵抗503とを有する。Fuseセル501は、入力端子がVSSに接続されたFuse素子を有する。Fuseセル501は、内部のFuse素子が溶断されていないときは、Low信号をfuse_out信号として出力し、内部のFuse素子が溶断されているときは、High信号をfuse_out信号として出力する。Fuseセル501のFuse素子は、所定時間以上の間、CNT端子にLow信号が印加されると溶断される。
トランジスタ502のゲートには、fuse_out信号が入力される。トランジスタ502は、内部のFuse素子が溶断されていないときは、オン状態となる。トランジスタ502は、内部のFuse素子が溶断されているときは、オフ状態となる。
他の基礎抵抗設定ユニット521〜548はそれぞれ、基礎抵抗設定ユニット511と同一の構成及び機能を有する。抵抗503の抵抗値は、基礎抵抗設定ユニット511〜548の全てにおいて同一となるように形成される。
第4可変調整抵抗部28は、第3可変調整抵抗部18と同一の構成及び機能を有する。第4可変基礎抵抗部29は、第3可変基礎抵抗部19と同一の構成及び機能を有する。
図19(a)は、調整抵抗測定用抵抗部131の内部回路図である。図19(b)は、駆動部抵抗測定用抵抗部132の内部回路図である。図20は、基礎抵抗測定用抵抗部133の内部回路図である。
調整抵抗測定用抵抗部131は、複数の調整抵抗設定ユニット411〜448を有し、第3及び第4可変調整抵抗部18及び28の内部抵抗の抵抗値を設定するために使用される。調整抵抗設定ユニット411〜448のCNT端子にそれぞれ接続されるCNT1〜CNT4端子及びSCIN端子はVSSに接続される。調整抵抗設定ユニット411のSCOUT端子は、外部接続端子であるR1OUT端子に接続される。調整抵抗設定ユニット421及び422のSCOUT端子はそれぞれ、外部接続端子であるR2OUT端子に接続される。調整抵抗設定ユニット431〜434のSCOUT端子はそれぞれ、外部接続端子であるR3OUT端子に接続される。調整抵抗設定ユニット441〜448のSCOUT端子はそれぞれ、外部接続端子であるR4OUT端子に接続される。
駆動部抵抗測定用抵抗部132は、電流源404と、トランジスタ405とを有する。電流源404は、送信回路3の第1電流源10と同一の構成を有する。電流源404は、トランジスタ405のソースに一端が接続され、他端がVSSに接続される。トランジスタ405は、送信回路3の第1及び第2トランジスタ11及び22と同一の構成を有し、ゲートがVDDに接続され、ドレインが外部接続端子であるRROUT端子に接続される。このため、電流源404とトランジスタ405とにより形成される回路の抵抗値は、第1及び第2駆動部110及び210のオン抵抗と同一となる。
基礎抵抗測定用抵抗部133は、複数の基礎抵抗設定ユニット511〜548を有し、第3及び第4可変基礎抵抗部19及び29の内部抵抗の抵抗値を設定するために使用される。基礎抵抗設定ユニット511〜548のCNT端子にそれぞれ接続されるCNT1〜CNT4端子はVSSに接続される。基礎抵抗設定ユニット511のSCOUT端子は、外部接続端子であるR5OUT端子に接続される。基礎抵抗設定ユニット521及び522のSCOUT端子はそれぞれ、外部接続端子であるR6OUT端子に接続される。基礎抵抗設定ユニット531〜534のSCOUT端子はそれぞれ、外部接続端子であるR7OUT端子に接続される。基礎抵抗設定ユニット541〜548のSCOUT端子はそれぞれ、外部接続端子であるR8OUT端子に接続される。
抵抗値設定器140は、抵抗値測定部141と、抵抗設定値決定部142と、抵抗設定値設定部143とを有する。
抵抗値測定部141は、調整抵抗測定用抵抗部131、駆動部抵抗測定用抵抗部132及び基礎抵抗測定用抵抗部133にそれぞれ配置される回路の抵抗値を測定する。
抵抗値測定部141が調整抵抗測定用抵抗部131に配置される回路の抵抗値を測定するとき、抵抗値測定部141は、R1OUT端子、R2OUT端子、R3OUT端子及びR4OUT端子の電圧レベルをVSSにする。次いで、抵抗値測定部141は、調整抵抗測定用抵抗部131との間に流れる電流の電流値を測定する。そして、抵抗値測定部141は、調整抵抗設定ユニット411の抵抗値、調整抵抗設定ユニット421及び422の合成抵抗値、調整抵抗設定ユニット431〜434の合成抵抗値、及び調整抵抗設定ユニット441〜448の合成抵抗値をそれぞれ演算する。
抵抗値測定部141が駆動部抵抗測定用抵抗部132に配置される回路の抵抗値を測定するとき、抵抗値測定部141は、RROUT端子の電圧レベルをVDDにする。そして、抵抗値測定部141は、駆動部抵抗測定用抵抗部132との間に流れる電流の電流値から電流源404及びトランジスタ405の合成抵抗値を演算する。
抵抗値測定部141が基礎抵抗測定用抵抗部133に配置される回路の抵抗値を測定するとき、抵抗値測定部141は、R5OUT端子、R6OUT端子、R7OUT端子及びR8OUT端子の電圧レベルをVSSにする。そして、抵抗値測定部141は、基礎抵抗測定用抵抗部133との間に流れる電流の電流値する。そして、抵抗値測定部141は、基礎抵抗設定ユニット511の抵抗値、基礎抵抗設定ユニット521及び522の合成抵抗値、基礎抵抗設定ユニット531〜534の合成抵抗値、及び基礎抵抗設定ユニット541〜548の合成抵抗値をそれぞれ演算する。
抵抗設定値決定部142は、第3及び第4可変調整抵抗部18及び28並びに第3及び第4可変基礎抵抗部19及び29の抵抗設定値を決定する。抵抗設定値決定部142は、抵抗値測定部141が測定した調整抵抗測定用抵抗部131、駆動部抵抗測定用抵抗部132及び基礎抵抗測定用抵抗部133のそれぞれの回路の抵抗値を使用して、抵抗設定値を決定する。
抵抗設定値設定部143は、第3及び第4可変調整抵抗部18及び28並びに第3及び第4可変基礎抵抗部19及び29の抵抗設定値を抵抗設定値決定部142が決定した抵抗設定値に設定するようなCNT3[3:0]及びCNT4[3:0]を出力する。CNT3[3:0]及びCNT4[3:0]において、Low信号が入力されたビットに対応するFuseセル401及び501のFuse素子はそれぞれ溶断される。また、High信号が入力されたビットに対応するFuseセル401及び501のFuse素子は溶断されず、SCIN端子に入力される信号に基づいて、オン状態とオフ状態とが切り替えられる。
図21は、抵抗値設定器140により送信回路3の第3及び第4可変調整抵抗部18及び28並びに第3及び第4可変基礎抵抗部19及び29それぞれの抵抗値を設定するフローを示す図である。
まず、ステップS401において、抵抗値設定器140は、第3及び第4可変調整抵抗部18及び28の抵抗設定値を設定する。図22を参照して、ステップS401の処理を詳細に説明する。
図22は、第3及び第4可変調整抵抗部18及び28の抵抗設定値を設定するフローを示す図である。
まず、ステップS501において、抵抗値測定部141は、調整抵抗測定用抵抗部131に配置される回路の抵抗値を測定する。測定された抵抗値は、抵抗設定値決定部142内部の記憶部に記憶される。
次いで、ステップS502において、抵抗値測定部141は、駆動部抵抗測定用抵抗部132に配置される回路の抵抗値を測定する。測定された抵抗値は、抵抗設定値決定部142内部の記憶部に記憶される。
次いで、ステップS503において、抵抗設定値決定部142は、ステップS501及びS502でそれぞれ測定された抵抗値に基づいて、第3及び第4可変調整抵抗部18及び28の抵抗設定値を決定する。抵抗設定値決定部142は、第3及び第4可変調整抵抗部18及び28の抵抗値が、第1及び第2駆動部110及び210のオン抵抗と等しくなるように抵抗設定値を決定する。
そして、ステップS504において、抵抗設定値設定部143は、ステップS503で決定された抵抗設定値を第3及び第4可変調整抵抗部18及び28に制御信号CNT3[3:0]として送信する。制御信号CNT3[3:0]において、Low信号が入力されたビットに対応するFuseセル401のFuse素子が溶断されることにより、第3及び第4可変調整抵抗部18及び28の抵抗値が設定される。
次いで、ステップS402において、抵抗値設定器140は、第3及び第4可変基礎抵抗部19及び29の抵抗設定値を設定する。図23を参照して、ステップS402の処理を詳細に説明する。
図23は、第3及び第4可変基礎抵抗部19及び29の抵抗設定値を設定するフローを示す図である。
まず、ステップS601において、抵抗値測定部141は、基礎抵抗測定用抵抗部133に配置される回路の抵抗値を測定する。測定された抵抗値は、抵抗設定値決定部142内部の記憶部に記憶される。
次いで、ステップS602において、抵抗設定値決定部142は、第3及び第4可変基礎抵抗部19及び29の抵抗設定値を決定する。第3及び第4可変基礎抵抗部19及び29の抵抗設定値は、ステップS503で決定された第3及び第4可変調整抵抗部18及び28の抵抗設定値と、ステップS601で測定された抵抗値とに基づいて、決定される。抵抗設定値決定部142は、第3及び第4可変調整抵抗部18及び28と第3及び第4可変基礎抵抗部19及び29との合成抵抗値が、所望の抵抗値となるように抵抗設定値を決定する。例えば、伝送路91及び92の特性インピーダンスが50Ωであると想定される場合は、抵抗設定値は、第3及び第4可変調整抵抗部18及び28と第3及び第4可変基礎抵抗部19及び29との合成抵抗値が50Ωとなるように決定される。
そして、ステップS603において、抵抗設定値設定部143は、ステップS602で決定された抵抗設定値を第3及び第4可変基礎抵抗部19及び29に制御信号CNT4[3:0]として送信する。制御信号CNT4[3:0]において、Low信号が入力されたビットに対応するFuseセル501のFuse素子が溶断されることにより、第3及び第4可変基礎抵抗部19及び29の抵抗値が設定される。
以上、送信回路3と、送信回路3の可変抵抗の抵抗値を設定する抵抗値設定システム300について説明してきた。送信回路3の第3及び第4可変調整抵抗部18及び28の抵抗値は、抵抗値設定器140により、第1及び第2駆動部110及び210のオン抵抗と等しくなるように設定される。さらに、送信回路3の第3及び第4可変基礎抵抗部19及び29の抵抗値は、抵抗値設定器140により、第3及び第4可変調整抵抗部18及び28との合成抵抗値が、所望の抵抗値に設定される。このため、送信回路3では、伝送路91及び92の特性インピーダンスが所望の抵抗値である場合、半導体装置130の製造プロセス条件に関わらず、送信回路3と伝送路91及び92との境界で反射が起きないように抵抗値を設定できる。
図24を参照して、本発明の第4実施形態を説明する。図24は、送信回路4を示す図である。
送信回路4は、第1電流源10と、第1トランジスタ11と、第1調整抵抗部12と、第1基礎抵抗部13と、第1及び第3バッファ14及び15とを有する。
送信回路4は、差動伝送回路ではなく、シングルエンド伝送回路であることが、先に説明した送信回路1と相違する。第1調整抵抗部12の抵抗値は、第1駆動部110のオン抵抗と等しい。また、第1調整抵抗部12と第1基礎抵抗部13とを並列接続したときの合成抵抗値は、伝送路91の特性インピーダンスに等しい。
図25を参照して、本発明の第5実施形態を説明する。図25は、送信回路5を示す図である。
送信回路5は、第1及び第2電流源10及び20と、第1及び第2トランジスタ11及び21と、第1及び第2調整抵抗部12及び22と、第1及び第2基礎抵抗部13及び23と、第1〜第4バッファ14、24、15及び25とを有する。
送信回路5は、CML型送信回路ではなく、CG型送信回路であることが、先に説明した送信回路1と相違する。第1調整抵抗部12の抵抗値は、第1駆動部110のオン抵抗と等しい。また、第1調整抵抗部12と第1基礎抵抗部13とを並列接続したときの合成抵抗値は、伝送路91の特性インピーダンスに等しい。第2調整抵抗部22の抵抗値は、第2駆動部210のオン抵抗と等しい。また、第2調整抵抗部22と第2基礎抵抗部23とを並列接続したときの合成抵抗値は、伝送路92の特性インピーダンスに等しい。N−in端子には、P−in端子に印加される信号の反転信号が印加される。
図26を参照して、本発明の第6実施形態を説明する。図26は、送信回路6を示す図である。
送信回路6は、第3電流源30と、第3及び第4トランジスタ31及び41と、第3及び第4調整抵抗部32及び42と、第3及び第4基礎抵抗部33及び43と、第1〜第4バッファ14、24、15及び25とを有する。
送信回路6は、第3及び第4駆動部310及び410のスイッチとして機能する第3及び第4トランジスタ31及び41がn型トランジスタではなく、p型トランジスタであることが、先に説明した送信回路1と相違する。第3調整抵抗部32の抵抗値は、第3駆動部310のオン抵抗と等しい。また、第3調整抵抗部32と第3基礎抵抗33とを並列接続したときの合成抵抗値は、伝送路91の特性インピーダンスに等しい。第4調整抵抗部42の抵抗値は、第4駆動部410のオン抵抗と等しい。また、第4調整抵抗部42と第4基礎抵抗43とを並列接続したときの合成抵抗値は、伝送路92の特性インピーダンスに等しい。N−in端子には、P−in端子に印加される信号の反転信号が印加される。
図27を参照して、本発明の第7実施形態を説明する。図27は、送信回路7を示す図である。
送信回路7は、第3及び第4電流源30及び40と、第3及び第4トランジスタ31及び41と、第3及び第4調整抵抗部32及び42と、第3及び第4基礎抵抗部33及び43と、第1〜第4バッファ14、24、15及び25とを有する。
送信回路7は、CML型送信回路ではなく、CG型送信回路であることが、先に説明した送信回路1と相違する。さらに、送信回路7は、第3及び第4駆動部310及び410のスイッチとして機能する第3及び第4トランジスタ31及び41がn型トランジスタではなく、p型トランジスタであることが、先に説明した送信回路1と相違する。
第3調整抵抗部32の抵抗値は、第3駆動部310のオン抵抗と等しい。また、第3調整抵抗部32と第3基礎抵抗33とを並列接続したときの合成抵抗値は、伝送路91の特性インピーダンスに等しい。第4調整抵抗部42の抵抗値は、第4駆動部410のオン抵抗と等しい。また、第4調整抵抗部42と第4基礎抵抗43とを並列接続したときの合成抵抗値は、伝送路92の特性インピーダンスに等しい。N−in端子には、P−in端子に印加される信号の反転信号が印加される。
図28を参照して、本発明の第8実施形態を説明する。図28は、送信回路8を示す図である。
送信回路8は、第1電流源10と、第1及び第2トランジスタ11及び21と、第1及び第2調整抵抗部12及び22と、第1及び第2基礎抵抗部13及び23と、第1及び第3バッファ14及び15と、第1及び第2インバータ35及び45とを有する。
送信回路8は、第1調整抵抗部12に入力されるRS1_in信号がP−in端子に入力される信号の非反転信号でなく、N−in端子に入力される信号の反転信号であることが、先に説明した送信回路1と相違する。さらに、送信回路8は、第2調整抵抗部22に入力されるRS2_in信号がN−in端子に入力される信号の非反転信号でなく、P−in端子に入力される信号の反転信号あることが、先に説明した送信回路1と相違する。
第1調整抵抗部12の抵抗値は、第1駆動部110のオン抵抗と等しい。また、第1調整抵抗部12と第1基礎抵抗部13とを並列接続したときの合成抵抗値は、伝送路91の特性インピーダンスに等しい。第2調整抵抗部22の抵抗値は、第2駆動部210のオン抵抗と等しい。また、第2調整抵抗部22と第2基礎抵抗部23とを並列接続したときの合成抵抗値は、伝送路92の特性インピーダンスに等しい。N−in端子には、P−in端子に印加される信号の反転信号が印加される。
以下、他の実施形態のついて説明する。
送信回路1では、第1及び第2調整抵抗部12及び22と第1及び第2基礎抵抗部13及び23とが並列に接続されることにより第1及び第2終端抵抗部を形成する。そして、送信回路1では、第1及び第2駆動部110及び210の状態に応じて、第1及び第2調整抵抗部12及び22をオン状態又はオフ状態として出力インピーダンスが一定になるように制御される。しかしながら、第1及び第2駆動部110及び210の状態に応じて、第1及び第2終端抵抗部の抵抗値を切り替えるような他の構成を採用してもよい。例えば、定抵抗部と可変抵抗部とを直列接続することにより終端抵抗部を形成してもよい。また、並列接続された抵抗値が異なる2つの定抵抗部を第1及び第2駆動部110及び210の状態に応じて切り替えるような構成を採用してもよい。
送信回路2では、第1及び第2可変調整抵抗部16及び26の抵抗値と、第1及び第2可変基礎抵抗部17及び27の抵抗値とがそれぞれ、調整可能であるが、何れか一方のみを調整可能としてもよい。また、第1及び第2可変調整抵抗部16及び26並びに第1及び第2可変基礎抵抗部17及び27の抵抗値はそれぞれ、4ビットの制御信号で調整されるが、調整の精度に応じて4ビット未満又は5ビット以上の制御信号で調整するように形成してもよい。
送信回路3では、第3及び第4可変調整抵抗部18及び28の抵抗値と、第3及び第4可変基礎抵抗部19及び29の抵抗値とがそれぞれ、設定可能であるが、何れか一方のみを設定可能としてもよい。また、第3及び第4可変調整抵抗部18及び28並びに第3及び第4可変基礎抵抗部19及び29の抵抗値はそれぞれ、4ビットの制御信号で設定されるが、設定の精度に応じて4ビット未満又は5ビット以上の制御信号で設定するように形成してもよい。
送信回路4〜8の調整抵抗部及び基礎抵抗部はそれぞれ、定抵抗であるが、これらの抵抗は、送信回路2のように可変抵抗としてもよい。また、送信回路4〜8の調整抵抗部及び基礎抵抗部は、送信回路3のように、送信回路4〜8が搭載される半導体装置のテスト時に設定可能な構成としてもよい。
以上、実施形態を説明したが、ここに記載したすべての例や条件は、発明および技術に適用する発明の概念の理解を助ける目的で記載されたものであり、特に記載された例や条件は発明の範囲を制限することを意図するものではなく、明細書のそのような例の構成は発明の利点および欠点を示すものではない。発明の実施形態を詳細に記載したが、各種の変更、置き換え、変形が発明の精神および範囲を逸脱することなく行えることが理解されるべきである。
1、2、3、4、5、6、7、8 送信回路
10 第1電流源
11 第1トランジスタ
12 第1調整抵抗部
13 第1基礎抵抗部
14 第1バッファ
15 第3バッファ
16 第1可変調整抵抗部
17 第1可変基礎抵抗部
18 第3可変調整抵抗部
19 第3可変基礎抵抗部
20 第2電流源
21 第2トランジスタ
22 第2調整抵抗部
23 第2基礎抵抗部
24 第2バッファ
25 第4バッファ
26 第2可変調整抵抗部
27 第2可変基礎抵抗部
28 第4可変調整抵抗部
29 第4可変基礎抵抗部

Claims (7)

  1. 第1入力信号の値に応じて、電流駆動可能なオン状態、又はハイ・インピーダンス状態になるオフ状態の何れかの状態に切り替えられる第1駆動部と、
    前記第1駆動部と直列接続され、前記第1駆動部の状態に応じて抵抗値が切り替えられる第1終端抵抗部と、
    を有することを特徴とする送信回路。
  2. 第2入力信号の値に応じて、電流駆動可能なオン状態、又はハイ・インピーダンス状態になるオフ状態の何れかの状態に切り替えられる第2駆動部であって、前記第1駆動部がオン状態のときオフ状態になり、前記第1駆動部がオフ状態のときオン状態になる第2駆動部と、
    前記第2駆動部と直列接続され、前記第2駆動部の状態に応じて抵抗値が切り替えられる第2終端抵抗部と、
    を更に有する請求項1に記載の送信回路。
  3. 前記第1終端抵抗部は、第1基礎抵抗部と、前記第1基礎抵抗部と並列接続され、前記第1駆動部の状態に応じて抵抗値が切り替えられる第1調整抵抗部とを有し、
    前記第2終端抵抗部は、第2基礎抵抗部と、前記第2基礎抵抗部と並列接続され、前記第2駆動部の状態に応じて抵抗値が切り替えられる第2調整抵抗部とを有する請求項2に記載の送信回路。
  4. 前記第1調整抵抗部は、前記第1駆動部がオン状態のとき、ハイ・インピーダンス状態になり、
    前記第2調整抵抗部は、前記第2駆動部がオン状態のとき、ハイ・インピーダンス状態になる請求項3に記載の送信回路。
  5. 前記第1調整抵抗部は、前記第1駆動部がオフ状態のときオン状態となり、オン状態のときの前記第1調整抵抗部の抵抗値は、前記第1駆動部のオン抵抗と等しく、
    前記第2調整抵抗部は、前記第2駆動部がオフ状態のときオン状態となり、オン状態のときの前記第2調整抵抗部の抵抗値は、前記第2駆動部のオン抵抗と等しい請求項4に記載の送信回路。
  6. 前記第1調整抵抗部の抵抗値は変更可能であり、前記第1調整抵抗部の抵抗値は、前記第1駆動部のオン抵抗と等しくなるように調整可能であり、
    前記第2調整抵抗部の抵抗値は変更可能であり、前記第2調整抵抗部の抵抗値は、前記第2駆動部のオン抵抗と等しくなるように調整可能である請求項4に記載の送信回路。
  7. 前記第1基礎抵抗部の抵抗値は変更可能であり、前記第1基礎抵抗部の抵抗値は、前記第1調整抵抗部と並列接続されたときの合成抵抗値が伝送路の特性インピーダンスと等しくなるように調整可能であり、
    前記第2基礎抵抗部の抵抗値は変更可能であり、前記第2基礎抵抗部の抵抗値は、前記第2調整抵抗部と並列接続されたときの合成抵抗値が伝送路の特性インピーダンスと等しくなるように調整可能である請求項6に記載の送信回路。
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