JP2013197530A - 光源、発光装置、バックライト用光源、表示装置、および光源の製造方法 - Google Patents

光源、発光装置、バックライト用光源、表示装置、および光源の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】気密性を有する光源を提供する。
【解決手段】蛍光体密封シート1は、複数の蛍光部4と、複数の蛍光部4それぞれを封止する、上側封止部2および下側封止部3と、を備え、上側封止部2および下側封止部3によって、複数の蛍光部4を封止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光源、およびその光源を用いる発光装置、バックライト用光源、表示装置、並びに光源の製造方法に関する。
LED(発光ダイオード)などの発光素子から青色の光または紫外光を発光して、この光で蛍光体を励起して異なる色を発光させる光源が知られており、そのような光源は、例えば特許文献1に開示されている。
特許文献1の照明装置は、プリント配線板と、青色の光を発光する複数の発光素子と、封止部材と、発光素子が発光する青色の光が入射するように配設された色変換ユニットと、接着層とを有する。そして、封止部材は、透光性を有し、プリント配線板に実装された発光素子を封止している。色変換ユニットは、透光性のカバー部材及びこのカバー部材の裏面に形成された蛍光体層を有する。接着層は、透光性を有し、封止部材と色変換ユニットの蛍光体層とを密着させた状態で接着している。
特開2010−123918号公報(平成22年6月3日公開)
しかしながら、特許文献1等の技術には次のような問題がある。
すなわち、特許文献1等の発光装置では、色変換ユニットは、カバー部材にスクリーン印刷で形成され、その後に封止部材に接着される複数の層状構造から形成されることから、複雑な構造になってしまう。また、特許文献1等の発光装置は、カバー部材との接着やLED素子を封止する封止部材との接着など、実装時に厳密な気密性を要求される。
さらに、そもそも特許文献1等の発光装置に使用される色変換ユニットは、当該発光装置のためだけに実装されたものであって、他の発光装置に適用することを意図して実装されたものではない。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、気密性を有する光源、およびその光源を用いる発光装置、バックライト用光源、表示装置、並びに光源の製造方法を提供することにある。
本発明に係る光源は、上記の課題を解決するために、励起光源から出射される励起光を受けて蛍光を発する複数の蛍光部と、上記複数の蛍光部それぞれを封止する、透光性を有する封止部材と、を備え、上記封止部材によって、上記複数の蛍光部を封止することを特徴としている。
本発明に係る光源の製造方法は、上記の課題を解決するために、透光性を有する第1封止層を形成する第1形成工程と、上記第1形成工程において形成された上記第1封止層上に、励起光源から出射される励起光を受けて蛍光を発する複数の蛍光部を形成する第2形成工程と、上記第2形成工程において形成された上記複数の蛍光部上に、透光性を有する
第2封止層を形成する第3形成工程と、を含み、上記第3形成工程において、上記第1封止層および上記第2封止層によって上記複数の蛍光部それぞれが封止されることを特徴としている。
上記の構成によれば、複数の蛍光部それぞれが封止部材によって封止されている。したがって、上記複数の蛍光部それぞれを、封止部材によって封止したままの状態で切り分けて光源として利用することができる。このとき、上記複数の蛍光部は、それぞれ封止部材によって封止されているため、気密性を保持して蛍光部の劣化を抑えることができる。
さらに、本発明に係る光源は、上記封止部材によって上記複数の蛍光部それぞれを封止するという構造である。そのため、蛍光部の形状、大きさを変化させ、その蛍光部を封止部材によって封止することにより、光源の形状や大きさなどを容易かつ柔軟に変更(調整)することができる。
また、本発明に係る光源の製造方法は、上記の第1形成工程ないし第3形成工程を含むことにより、複数の蛍光部それぞれを切り分けて使用でき、かつ、複数の蛍光部それぞれが封止部材によって封止されているため、気密性を保持して蛍光部の劣化を抑えることができる。
また、本発明に係る光源では、上記複数の蛍光部は、少なくとも何れかの蛍光部が凸状に形成されており、その凸状の起立方向を揃えて略同一平面内に配置されている構成であってよい。
上記の構成によれば、本発明に係る光源は、少なくとも何れかの蛍光部が凸状に形成されている。蛍光部において生じた蛍光は、当該蛍光部が凸状であるがゆえに、凸状の起立方向に対して垂直な方向へは伝播しにくく、上記凸状の起立方向に取り出される割合が高くなる。このため、本発明に係る光源では、上記凸状の起立方向への光の取り出し効率が高くなり、それにより光源の発光効率を向上させることができる。
なお、凸状の起立方向を揃えて略同一平面内に配置することで、上記複数の蛍光部それぞれを切り分けて光源として利用する際に、その起立方向への光の取り出し効率を最大化することができる。また、凸状の起立方向を揃えて略同一平面内に配置することで、形状の統一した光源を実現することができる。
また、本発明に係る光源では、上記複数の蛍光部は、少なくとも何れかの蛍光部に凸状部が形成されており、その凸状部の起立方向を揃えて略同一平面内に配置されている構成であってよい。
上記の構成によれば、本発明に係る光源は少なくとも何れかの蛍光部に凸状部が形成されている。蛍光部において生じた蛍光は、蛍光部に凸状部が形成されているがゆえに、凸状部の起立方向に対して垂直な方向へは伝播しにくく、上記凸状部の起立方向に取り出される割合が高くなる。このため、本発明に係る光源では、上記凸状部の起立方向への光の取り出し効率が高くなり、それにより光源の発光効率を向上させることができる。
なお、凸状部の起立方向を揃えて略同一平面内に配置することで、上記複数の蛍光部それぞれを切り分けて光源として利用する際に、その起立方向への光の取り出し効率を最大化することができる。また、凸状部の起立方向を揃えて略同一平面内に配置することで、形状の統一した光源を実現することができる。
また、本発明に係る光源では、上記複数の蛍光部は、少なくとも何れかの蛍光部に上記
凸状部が複数形成されている構成であってよい。
上記の構成によれば、上記少なくとも1つの蛍光部に凸状部が複数形成されている。蛍光部において生じた蛍光は、蛍光部に凸状部が形成されているがゆえに、凸状部の起立方向に対して垂直な方向へは伝播しにくく、上記凸状部の起立方向に取り出される割合が高くなる。このため、本発明に係る光源では、上記凸状部の起立方向への光の取り出し効率が高くなり、それにより光源の発光効率を向上させることができる。
また、上記1つの蛍光部を光源として切り出して利用する際に、各凸状部に対応する位置に励起光源をそれぞれ配置することで、上記光源を、1次元光源または2次元光源として利用することができる。
また、本発明に係る光源では、上記複数の蛍光部は、少なくとも何れかの蛍光部に上記凸状部が1つのみ形成されている構成であってよい。
上記少なくとも何れかの蛍光部を光源として切り出して利用する際に、励起光源を凸状部に対応する位置に配置することにより、上記光源を、点(ポイント)光源として利用することができる。また、蛍光部において生じた蛍光は、蛍光部に凸状部が形成されているがゆえに、凸状部の起立方向に対して垂直な方向へは伝播しにくく、上記凸状部の起立方向に取り出される割合が高くなる。このため、本発明に係る光源では、上記凸状部の起立方向への光の取り出し効率が高くなり、それにより光源の発光効率を向上させることができる。
また、本発明に係る光源では、上記複数の蛍光部はそれぞれ、上記凸状部が1つずつ形成されており、各々の上記凸状部は、マトリックス状をなす構成であってよい。
上記の構成によれば、上記凸状部はマトリックス状をなすため、複数の蛍光部それぞれを切り分けて光源として利用することができ、かつ、切り分ける際には、どの方向にも切り分けることができる。
さらに、上記の構成によれば、本発明に係る光源は、上記複数の蛍光部を切り分けることなく、そのまま光源として利用することができる。そのため、本発明に係る光源は、マトリックス状をなす蛍光部とその蛍光部それぞれに対応する位置に配置された複数の励起光源とを組み合わせることにより、面状の光源として利用することができる。
また、本発明に係る光源では、上記封止部材は、凸状部が形成されており、その凸状部の起立方向を揃えて略同一平面内に配置されている構成であってよい。
封止部材に凸状部が形成されていることにより、たとえ蛍光部に凸部が存在しなくとも、封止部材の凸状部の起立方向への光の取り出し効率を向上させることができるという効果を奏する。
また、本発明に係る光源では、上記複数の蛍光部は、少なくとも何れかの蛍光部がナノ粒子蛍光体を含む構成であってよい。
ナノ粒子蛍光体は、その粒子サイズを変更することにより、量子サイズ効果によって発光色を変化させることができる。
また、ナノ粒子蛍光体は、励起光のパワーを素早く蛍光として放射できるため、ハイパワーの励起光に対して耐性が強いという特徴も備える。これは、ナノ粒子蛍光体の発光寿
命が10ナノ秒程度と、希土類を発光中心とする通常の蛍光体材料に比べて5桁も小さいためであり、発光寿命が短いため、励起光の吸収と蛍光の発光を素早く繰り返すことができる。
その結果、強い励起光に対して高効率を保つことができ、蛍光体からの発熱が低減される。これにより、蛍光部の熱による劣化(変色や変形)を抑えることができ、光の出力が高い励起光源を利用する場合に、光源の短寿命化を防止できる。
また、本発明に係る発光装置では、上記励起光源と、上記の光源と、を備える構成であってよい。
上記励起光源と上記の種々の光源とを組み合わせることで、多種の発光装置を実現することができる。
また、本発明に係るバックライト用光源では、上記の発光装置と、上記励起光源、および上記複数の蛍光部の少なくとも何れかが発する光を導光する導光板と、を備える構成であってよい。
発光装置と導光板とを備えるバックライト用光源を実現することができる。
また、本発明に係る表示装置は、上記のバックライト用光源を備える構成であってよい。
上記のバックライト用光源を備える表示装置を実現することもできる。
本発明に係る光源は、以上のように、励起光源から出射される励起光を受けて蛍光を発する複数の蛍光部と、上記複数の蛍光部それぞれを封止する、透光性を有する封止部材と、を備え、上記封止部材によって、上記複数の蛍光部を封止する構成である。
それゆえ、気密性を有する光源を提供することができ、蛍光部の劣化を抑えることができるという効果を奏する。
本実施の形態に係る蛍光体密封シートの概略図であり、(a)は蛍光体密封シートの斜視図を、(b)は蛍光体密封シートの断面図を示す。 本実施の形態に係る1次元発光光源を用いた1次元発光装置の斜視図である。 本実施の形態に係る1次元発光装置の断面図である。 本実施の形態に係る他の蛍光体密封シートの概略図であり、(a)は蛍光体密封シートの斜視図を、(b)は蛍光体密封シートの断面図を示す。 本実施の形態に係る他の1次元発光光源を用いた1次元発光装置の斜視図である。 本実施の形態に係る他の1次元発光装置の断面図である。 本実施の形態に係る他の蛍光体密封シート、および当該蛍光体密封シートを用いた2次元発光装置の概略図である。 本実施の形態に係る他の蛍光体密封シートの斜視図である。 本実施の形態に係る他の蛍光体密封シートの斜視図である。 本実施の形態に係る1次元発光光源を表示装置のバックライト用光源として用いる場合の概略図である。 本実施の形態に係る他の1次元発光装置の断面図である。 本実施の形態に係る他の1次元発光装置の断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本実施の形態に係る蛍光体密封シート1等について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付している。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
〔蛍光体密封シート1の構成〕
まず、蛍光体密封シート(光源)1を図1により説明する。図1は、蛍光体密封シート1の概略図であり、図1(a)は蛍光体密封シート1の斜視図を、図1(b)は蛍光体密封シート1の断面図を示す。
蛍光体密封シート1は、上側封止部(封止部材)2と、下側封止部(封止部材)3と、蛍光部4とを備える。図1(b)に示すように、蛍光部4は、上側封止部2および下側封止部3によって封止されている。蛍光部4は、蛍光部4a、蛍光部4b、蛍光部4c、蛍光部4d・・・からなり、それぞれマトリックス状で、かつ互いに離間して配置されている。以下、蛍光部4a、蛍光部4b等を区別する必要がないときは、単に「蛍光部4」と称する場合もある。
蛍光部4は、その断面が台形(凸状)に形成されている。これにより、図1(a)に示すように、上側封止部2は、その蛍光部4の形状に沿って、マトリックス状でかつ互いに離間して形成される複数の凸部5が形成される。その複数の凸部5は、起立方向を揃えて略同一平面内に配置されている。なお、蛍光部4は、その断面が必ずしも台形(凸状)である必要はない。以下、各部について説明する。また、本実施形態では、複数の蛍光部4a等が上側封止部2および下側封止部3によって封止されており、この構造を「シート状」と称する。
(蛍光部4)
蛍光部4は、レーザやLED等の励起光源から出射される励起光を受けて発光するものであり、励起光を受けて発光する蛍光体を含んでいる。より具体的に、蛍光部4には、蛍光体保持物質としてのシリコーン樹脂の内部に蛍光体が分散されている。シリコーン樹脂と蛍光体との割合は、10:1程度が好ましいが、この比率に限られない。また、蛍光部4は、蛍光体を押し固めたものであってもよい。蛍光体保持物質は、シリコーン樹脂に限定されず、いわゆる有機無機ハイブリッドガラスや無機ガラスであってもよい。
蛍光部4は、酸窒化物系のものであり、青色、緑色および赤色の蛍光体がシリコーン樹脂に分散されている。ここで、励起光を出射する励起光源の一例として、半導体発光素子は、450nm(青色)のLED(または、440nm以上490nm以下の波長範囲にピーク波長を有する、いわゆる「青色」近傍のLEDもしくはレーザ)が挙げられる。蛍光部4に当該LED光が照射されると、蛍光部4から、例えば白色光が発生する。つまり、蛍光部4は波長変換材料であるといえる。この場合、蛍光部4は、黄色の蛍光体、または緑色の蛍光体と赤色の蛍光体との混合物である。なお、黄色の蛍光体とは、560nm以上590nm以下の波長範囲にピーク波長を有する光を発する蛍光体である。緑色の蛍光体とは、510nm以上560nm以下の波長範囲にピーク波長を有する光を発する蛍光体である。赤色の蛍光体とは、600nm以上680nm以下の波長範囲にピーク波長を有する光を発する蛍光体である。ただし、半導体発光素子から出射する光の波長は、蛍光部4の種類に応じて適宜選択されればよく、したがって、いわゆる青色近傍の光の波長とは異なる波長としてもよい。
また、励起光を出射する励起光源として、405nm(青紫色)のレーザ光を発振する
ものでもよく、この場合には、蛍光部4は、黄色の蛍光体、または緑色の蛍光体と赤色の蛍光体との混合物である。
また、蛍光部4は、サイアロン蛍光体と通称されるものであってよい。サイアロンとは、窒化ケイ素(Si)のシリコン原子の一部がアルミニウム原子に、窒素原子の一部が酸素原子に置換された物質である。サイアロン蛍光体は、窒化ケイ素にアルミナ(Al)、シリカ(SiO)および希土類元素などを固溶させて作ることができる。
また、蛍光部4の別の好適な例としては、III−V族化合物半導体のナノメータサイズの粒子を用いた半導体ナノ粒子蛍光体を用いてもよい。組成が同一の化合物半導体(例えばインジウムリン:InP)を用いても、その粒子サイズを変更させることにより、量子サイズ効果によって発光色を変化させることが可能であることが半導体ナノ粒子蛍光体の特徴の一つである。例えばInPでは、粒子サイズが3〜4nm程度のときに赤色に発光する。
半導体ナノ粒子蛍光体は、半導体ベースであるため蛍光寿命が短く、励起光により吸収した励起エネルギーを素早く蛍光として放射できるためハイパワーの励起光に対して耐性が強いという特徴もある。これは、半導体ナノ粒子蛍光体の発光寿命が10ナノ秒程度と、希土類を発光中心とする通常の蛍光体材料に比べて5桁も小さいためである。
その結果、強い励起光に対して高効率を保つことができ、蛍光体からの発熱が低減される。よって、蛍光部の熱による劣化(変色や変形)を抑えることができる。これにより、光の出力が高い発光素子を光源として用いる場合に、発光装置の短寿命化を防止できる。
このように、蛍光部4は、特定の種類に限定されるものではなく、適宜選択することができる。
(上側封止部2および下側封止部3)
上側封止部2および下側封止部3は、蛍光部4を封止するものであり、透光性材料からなる。透明性材料は、透光性を有する樹脂材料、つまり非結晶樹脂が用いられ、ポリスチレン、アクリルニトリル/スチレン、アクリルニトリル/ブタジエン/スチレン樹脂、メタクリル樹脂、塩化ビニルなどを好適に用いることができる。また、例えば、ガラス材を用いることもできる。封止材料は、透明性の高いものが好ましい。励起光がレーザ光など高出力の場合には、下側封止部3などは耐熱性の高いものが好ましい。さらに、水分・酸素に対して弱い蛍光体を使用する場合、封止材料によって蛍光体を封止することで、蛍光体の水分・酸素に対する耐性を高めることができる。
(蛍光体密封シート1の利用について)
上側封止部2は、蛍光部4の形状に沿って、マトリックス状で、かつ互いに離間して形成された複数の凸部5を有する。ここで、上側封止部2および下側封止部3は、一体の封止部(1つの封止部)で形成されてもよい。その場合、蛍光部4a、蛍光部4b、蛍光部4c、蛍光部4d・・・はそれぞれ、その1つの封止部によって封止される。
図1(a)に記載の破線(L1またはL2)に沿って蛍光体密封シート1を切り取ると、細分化された光源(1次元発光光源1a)を得ることができ、その構成が図2等に示される。図2は、1次元発光光源1aを用いた1次元発光装置50の斜視図である。図3は、1次元発光装置50の断面図である。ここで、蛍光体密封シート1では、破線L1および破線L2の直下、もしくは直下付近には蛍光部は存在しない。
1次元発光光源1aは、図1の蛍光体密封シート1を破線L1(または破線L2)に沿
って切断したときに得られる光源である。したがって、1次元発光光源1aの断面は、蛍光体密封シート1の断面(図1(b))と同様の形状となる。このように蛍光体密封シート1から1次元発光光源1aを切り取り、1次元発光光源1aとLEDチップとを組み合わせることで1次元発光装置50が得られる。
より具体的に、図3に示すように、1次元発光装置50では、1次元発光光源1aに対して、凸部5が形成されている側とは反対の側にLEDチップ7が配置され、LEDチップ7は、1次元発光光源1aから一定の距離を置いて配置されている。ここで、LEDチップ7は複数存在し、蛍光部4a、蛍光部4b、蛍光部4c、蛍光部4d・・・に対応付けて、LEDチップ7a、LEDチップ7b、LEDチップ7c、LEDチップ7d・・・が配置される。つまり、蛍光体密封シート1では、蛍光部4a、蛍光部4b、蛍光部4c、蛍光部4d・・・は、LEDチップ7a、LEDチップ7b、LEDチップ7c、LEDチップ7d・・・の配置に対応するように位置決めされてなる。
ここで、蛍光部4の断面は、凸部5側が幅狭に形成された台形である(図3参照)。この形状とすることで、LEDチップ7から出射されたLED光の一部が、蛍光部4により蛍光に変換され、この蛍光が外部に向かって出射される際に、封止部材によって反射して生じる反射損を抑制でき、それにより蛍光部4から発する蛍光が増加し、1次元発光装置50は発光効率を高めることができる。
また、上記の構成とすることで、台形部において生じた蛍光の横方向(隣接する蛍光部)への伝播を抑えることができ、それにより1次元発光装置50は発光効率を高めることができる。
なお、上記の効果は、蛍光部4の凸部5側が幅狭に形成されていればよく、図3のように断面が台形である必要はない。
さらに、蛍光部4a、蛍光部4b、蛍光部4c、蛍光部4d・・・はそれぞれ、上側封止部2および下側封止部3によって封止されている。そのため、蛍光体密封シート1を破線L1(または破線L2)に沿って切り取ったとしても、蛍光部4が外気に触れることがなく、蛍光部4を密閉した形で取り扱うことができる。これにより、1次元発光光源1aは、蛍光体密封シート1から取り出される前後において、外気に触れることによる蛍光部4の劣化を抑えることができる。そして、この効果は、空気に対して劣化しやすい特性を有する蛍光体が蛍光部4に含まれる場合に、特に有効である。
〔蛍光体密封シート1の作製方法〕
次に、蛍光体密封シート1の作製方法を説明する。
まず、透光性を有する下側封止部3を形成する(第1形成工程)。次に、第1形成工程において形成された下側封止部3上に、励起光源から出射される励起光を受けて蛍光を発する蛍光部4a、蛍光部4b、蛍光部4c、蛍光部4d・・・を形成する(第2形成工程)。このとき、蛍光部4a、蛍光部4b、蛍光部4c、蛍光部4d・・・はそれぞれ、マトリックス状でかつ互いに離間して形成される。そして、第2形成工程において形成された複数の蛍光部4a、蛍光部4b、蛍光部4c、蛍光部4d・・・上に、透光性を有する上側封止部2を形成する(第3形成工程)。このとき、第3工程において、上側封止部2および下側封止部3によって複数の蛍光部4a、蛍光部4b、蛍光部4c、蛍光部4d・・・をそれぞれ封止する。
このようにして蛍光体密封シート1が作製される。なお、ここでは蛍光体密封シート1の作製方法を説明したが、その作製方法は、基本的に、後述の蛍光体密封シート10等に
おいても同様である。
〔蛍光体密封シート10の構成〕
次に、本実施の形態に係る他の蛍光体密封シート10を図4等により説明する。図4は、蛍光体密封シート10の概略図であり、図4(a)は蛍光体密封シート10の斜視図を、図4(b)は蛍光体密封シート10の断面図を示す。なお、図1等を参照して説明したのと同様の内容については、ここでの説明は省略する。このことは、後述の蛍光体密封シート20等の説明においても同様である。
図4(b)に示すように、蛍光体密封シート10は、上側封止部11と、下側封止部12と、蛍光部13とを備える。蛍光部13は、層状をなし、上側封止部11および下側封止部12により封止されている。蛍光部13には規則的に凸部が設けられており、その凸部は、その断面が台形に形成されている。このため、図4(a)に示すように、上側封止部2は、蛍光部13の当該凸部に沿って、マトリックス状で、かつ互いに離間して形成された複数の凸部15を有する。
なお、図4(b)では、蛍光体密封シート10の両端(図の左右両端)は、上側封止部11、下側封止部12、および封止部材14によって蛍光部13を封止している。しかしながら、蛍光体密封シート10は、封止部材14を用いることなく、上側封止部11および下側封止部12によって蛍光部13を封止される構成で実現されてもよい。
(蛍光体密封シート10の利用について)
上側封止部11は、その蛍光部13の形状に沿って、マトリックス状で、かつ互いに離間して形成された複数の凸部15を有する。
この構造により、図4(a)の破線(L3)に沿って蛍光体密封シート10を切り取ると、細分化された光源(1次元発光光源10a)を得ることができ、その構成が図5等に記載されている。図5は、1次元発光光源10aを用いた1次元発光装置55の斜視図である。図6は、1次元発光装置55の断面図である。
1次元発光光源10aは、図4の蛍光体密封シート10を破線L3に沿って切り取ることで得られる光源である。したがって、1次元発光光源10aの断面は、蛍光体密封シート10の断面(図4(b))と同様の形状となる。このように蛍光体密封シート10から1次元発光光源10aを切り取り、1次元発光光源10aとLEDチップとを組み合わせることで1次元発光装置55を得ることができる。
なお、破線L3と垂直な方向で蛍光体密封シート10を細分化することも可能ではあるが、その場合、蛍光部13の一部が外気に露出し、蛍光部13の劣化が進みやすくなる。そのため、1次元発光装置55から1次元発光光源10aを得るには、破線L3に沿って蛍光体密封シート10を細分化することが好ましい。
ここで、蛍光体密封シート1と蛍光体密封シート10とを比べると、蛍光体密封シート10は、蛍光部13が層状に形成されている点で蛍光体密封シート1よりも作製が容易である。一方、蛍光体密封シート1は、1次元発光光源の切り取りという点において、破線L1およびL2に沿って2方向で切り取ることができ、1方向で切断することが好ましい蛍光体密封シート10よりも優れている。また、蛍光体密封シート1は、蛍光部4がマトリックス状で形成されていることから、蛍光部13が層状で形成されている蛍光体密封シート10よりも蛍光部の使用量を軽減できる。
なお、蛍光体密封シート10に類似する形状の一例として、蛍光部13に凸状部が形成
されることなく、上側封止部11に凸状部が形成され、その凸状部の起立方向を揃えて略同一平面内に配置された構成も考えられる。この構成によれば、上側封止部11に凸状部が形成されていることにより、たとえ蛍光部13に凸部が存在しなくとも、上側封止部11の凸状部の起立方向への光の取り出し効率を向上させることができる。
〔蛍光体密封シート20の構成〕
次に、本実施の形態に係る他の蛍光体密封シート20、および蛍光体密封シート20を用いた2次元発光装置60を図7により説明する。図7は、蛍光体密封シート20、および蛍光体密封シート20を用いた2次元発光装置60の概略図である。
2次元発光装置60は、蛍光体密封シート20と、複数のLEDチップ7とを備える。蛍光体密封シート20は、蛍光体密封シート1または蛍光体密封シート10と同様の構造であってよい。したがって、LEDチップ7は、図1を用いて説明した蛍光部4a、蛍光部4b、蛍光部4c、蛍光部4d・・・に対応付けてそれぞれ配置されている。
2次元発光装置60は、蛍光体密封シート20が細分化(切り取り)されることなく、そのまま光源として使用される点を特徴とする。そのため、蛍光体密封シート20は、一の方向にのみ凸部5が整列していた1次元発光光源1aとは異なり、一の方向に加え、当該一の方向に垂直な方向にも凸部5が整列する光源である(このような光源を、2次元光源と称する場合もある)。
なお、蛍光体密封シート20は、例えば蛍光体密封シート1から1または複数の1次元発光装置が切り取られた後のものであってもよい。
〔蛍光体密封シート30、および、蛍光体密封シート40の構成〕
次に、本実施の形態に係る他の蛍光体密封シート30を図8により説明する。図8は、蛍光体密封シート30の斜視図である。
図示するように、蛍光体密封シート30は、下側封止部31と、上側封止部32と、蛍光部33a、蛍光部33b、蛍光部33c、蛍光部33dとを備える。以下、蛍光部33a、蛍光部33b等を区別する必要がないときは、単に「蛍光部33」と称する場合もある。
蛍光部33a、蛍光部33b、蛍光部33c、蛍光部33dはそれぞれ、下側封止部31上に層状に形成されており、その断面形状は台形である。別の表現をすると、蛍光部33a、蛍光部33b、蛍光部33c、蛍光部33dはそれぞれ、凸状に形成されており、その凸状の起立方向を揃えて下側封止部31上に形成されている。
上記の構成においても、蛍光体密封シート30は図中の破線に沿って切断することができ、それぞれを1次元発光装置に供することができる。
また、このとき、蛍光部33a、蛍光部33b、蛍光部33c、蛍光部33dはそれぞれ、下側封止部31および上側封止部32によって封止されている。そのため、蛍光体密封シート30を破線に沿って切り取っても、蛍光部33が外気に触れることもなく、蛍光部33を密閉した形で取り扱うことができる。これにより、1次元発光光源は、蛍光体密封シート60から取り出される前後において、蛍光部33が外気に触れることによる蛍光部33の劣化を抑えることができる。そして、この効果は、空気に対して劣化しやすい特性を有する半導体ナノ粒子蛍光体が蛍光部33に含まれる場合に、特に有効である。また、蛍光部33の断面は、徐々に幅が狭くなるようよう、台形状に形成されている(図8参照)。この形状とすることで、LEDチップから出射されたLED光が蛍光部33で反射
して生じる反射損が抑制されるため、蛍光部33から発する蛍光が増し、それにより1次元発光装置は発光効率を高めることができる。これらの効果は、後述の蛍光体密封シート40についても同様である。
なお、図8では、蛍光部33a、蛍光部33b、蛍光部33c、蛍光部33dの4つの蛍光部により蛍光体密封シート30を説明しているが、その数は限定されない。このことは、図9で説明する蛍光体密封シート40についても同様である。
次に、本実施の形態に係る他の蛍光体密封シート40を図9により説明する。図9は、蛍光体密封シート40の斜視図である。
図示するように、蛍光体密封シート40は、下側封止部41と、上側封止部42と、蛍光部43a、蛍光部43b、蛍光部43c、蛍光部43dとを備える。以下、蛍光部43a、蛍光部43b等を区別する必要がないときは、単に「蛍光部43」と称する場合もある。
蛍光部43a、蛍光部43b、蛍光部43c、蛍光部43dはそれぞれ、断面が半円状で形成されており、下側封止部41上に層状で形成されている。別の表現をすると、蛍光部43a、蛍光部43b、蛍光部43c、蛍光部43dはそれぞれ、凸状に形成されており、その凸状の起立方向を揃えて下側封止部41上に形成されている。そして、蛍光部43は、下側封止部41と上側封止部42とによって封止されている。
上記の構成においても、蛍光体密封シート40は図中の破線に沿って切断することができ、それぞれを1次元発光装置に供することができる。
このように、蛍光部は、種々の形状によって実現されるものであり、何れの場合においても、上述した種々の効果を実現することができる。
〔その他の適用例〕
本実施の形態に係る1次元発光光源1a等(または、蛍光体密封シート1等)は、液晶表示装置のバックライト用光源としても用いることができ、そのことを図10により説明する。図10は、1次元発光光源1a(または、蛍光体密封シート1)を液晶型の表示装置73のバックライト用光源として用いる場合の概略図である。なお、ここでは、1次元発光光源1a(または、蛍光体密封シート1)を用いて説明するが、1次元発光光源1a(または、蛍光体密封シート1)の代わりに、上述した1次元発光光源10a、および蛍光体密封シート10等を用いてもよい。
図示するように、表示装置73は、LEDチップ7、1次元発光光源1a、回路基板70、基板71、導光板72を備える。
基板71は、その表面に複数のLEDチップ7を実装する。基板71は、その表面に基板回路70と、この基板回路70に接続された電極(不図示)を有する。
表示装置73においては、長方形の基板71上に間隔を置いて複数のLEDチップ7が配置され、かつLEDチップ7に対向する位置に1次元発光装置1aを備えたLEDモジュールをバックライトユニット用の光源として使用する。1次元発光装置1aから導光板72に入射された光は、導光板72の内部で全反射、散乱等により導光板72の出射面に送られる。表示装置73では、均一な特性を有する光を導光板72の側面部に到達させるために、LEDモジュールは導光板72から所定間隔で離れて配置される。
なお、表示装置73は、1次元発光装置1aの代わりに、上記の蛍光体密封シート1等
を用いる構成で実現されてもよい。
また、1次元発光装置1aから導光板72への光の入射は、表示装置73の両側、四方など、あらゆる方向から行われてよく、図10に記載の構成に限られない。
〔LEDの他の実施例〕
次に、上記の本実施の形態において用いることができるLEDの他の実施例を図11、図12により説明する。
図11は、1次元発光装置80の断面図である。1次元発光装置80は、図1(b)は蛍光体密封シート1と、カップ状に形成された透明性樹脂にそれぞれ封止された複数のLED素子8とを備える。複数のLED素子8はそれぞれ、対応する蛍光部4に向かって光を出射する。
また、図12は、1次元発光装置90の断面図である。1次元発光装置90は、図1(b)は蛍光体密封シート1と、透明性樹脂にまとめて封止され、かつ、間隔をあけて配列している複数のLED素子9とを備える。この場合も、複数のLED素子9はそれぞれ、対応する蛍光部4に向かって光を出射する。
このように、本実施の形態に係る1次元発光装置(あるいは、2次元発光装置)は、種々のタイプのLED素子と共に用いることができる。このことは、励起光源がレーザ等であっても同様であり、種々のタイプの励起光源を用いることができる。
〔その他〕
本実施形態に係る発光装置は、青色発光素子の光によって励起されて青色以外の光を発光する蛍光体を分散した蛍光体層と、透光性を有する上下2枚の封止部材によって、封止されている構成であってよい。
本実施形態に係る発光装置は、前記蛍光体層が前記封止部材により区分けされている構成であってよい。
本実施形態に係る発光装置は、前記蛍光体層が前記封止部材により直線状に区分けされている構成であってよい。
本実施形態に係る発光装置は、前記直線状に区分けされた蛍光体層を封止する封止部材の一方の面が凸型である構成であってよい。
本実施形態に係る発光装置は、前記蛍光体層が前記封止部材により規則性を持ったドット状に区分けされている構成であってよい。
本実施形態に係る発光装置は、前記蛍光体層に含まれる蛍光体が半導体ナノ粒子蛍光体である構成であってよい。
本実施形態に係る発光装置は、青色発光素子と、透光性を有する封止部材と、前記透光性を有する封止部材の間に、青色発光素子の光によって励起されて青色以外の光を発光する蛍光体を分散した蛍光体層を設けた蛍光体シートと、を備える構成であってよい。
本実施形態に係る発光装置は、前記青色発光素子が、半導体発光ダイオード素子または半導体レーザダイオード素子である構成であってよい。
本実施形態に係る発光装置は、前記青色発光素子が、これを実装する基板上に直線状に配列している構成であってよい。
以上、本実施の形態に係る蛍光体密封シート1の形態を説明した。これらの形態は、本実施の形態の一例を示すものであって、ここで説明した形態を組み合わせることも当然に可能である。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、気密性を有する光源に用いることができ、その光源を発光装置等に好適に適用することができる。
1、10、20、30、40 蛍光体密封シート(光源)
1a、10a 1次元発光光源
2 上側封止部(封止部材)
3 下側封止部(封止部材)
4、13、33、43 蛍光部
5 凸部
7 LEDチップ
14 封止部材
15 凸部
50、55、80、90 1次元発光装置
60 2次元発光装置
72 導光板
73 表示装置

Claims (12)

  1. 励起光源から出射される励起光を受けて蛍光を発する複数の蛍光部と、
    上記複数の蛍光部それぞれを封止する、透光性を有する封止部材と、を備え、
    上記封止部材によって、上記複数の蛍光部を封止することを特徴とする光源。
  2. 上記複数の蛍光部は、少なくとも何れかの蛍光部が凸状に形成されており、その凸状の起立方向を揃えて略同一平面内に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光源。
  3. 上記複数の蛍光部は、少なくとも何れかの蛍光部に凸状部が形成されており、その凸状部の起立方向を揃えて略同一平面内に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光源。
  4. 上記複数の蛍光部は、少なくとも何れかの蛍光部に上記凸状部が複数形成されていることを特徴とする請求項3に記載の光源。
  5. 上記複数の蛍光部は、少なくとも何れかの蛍光部に上記凸状部が1つのみ形成されていることを特徴とする請求項3に記載の光源。
  6. 上記複数の蛍光部はそれぞれ、上記凸状部が1つずつ形成されており、
    各々の上記凸状部は、マトリックス状をなすことを特徴とする請求項5に記載の光源。
  7. 上記封止部材は、凸状部が形成されており、その凸状部の起立方向を揃えて略同一平面内に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光源。
  8. 上記複数の蛍光部は、少なくとも何れかの蛍光部がナノ粒子蛍光体を含むことを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の光源。
  9. 上記励起光源と、請求項1から8の何れか1項に記載の光源と、を備えることを特徴とする発光装置。
  10. 請求項9に記載の発光装置と、
    上記励起光源、および上記複数の蛍光部の少なくとも何れかが発する光を導光する導光板と、を備えることを特徴とするバックライト用光源。
  11. 請求項10に記載のバックライト用光源を備えることを特徴とする表示装置。
  12. 透光性を有する第1封止層を形成する第1形成工程と、
    上記第1形成工程において形成された上記第1封止層上に、励起光源から出射される励起光を受けて蛍光を発する複数の蛍光部を形成する第2形成工程と、
    上記第2形成工程において形成された上記複数の蛍光部上に、透光性を有する第2封止層を形成する第3形成工程と、を含み、
    上記第3形成工程において、上記第1封止層および上記第2封止層によって上記複数の蛍光部それぞれが封止されることを特徴とする光源の製造方法。
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