JP2005311136A - 発光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
波長変換部における異なる蛍光体間での波長変換の繰り返しを防止することにより、発光装置の輝度を向上させることが可能な発光装置を提供すること。
【解決手段】
発光素子2と、この発光素子2からの光を2種類以上の蛍光体により波長変換する波長変換部20とを備えた発光装置1において、波長変換部20は複数の蛍光体層からなるとともに発光素子2からの光の進行方向に積層するように設けられてなり、波長変換部20に含有される蛍光体のうち、ある1つの蛍光体の発光スペクトルが他の蛍光体の励起スペクトルと重なる場合には、それらの蛍光体はそれぞれ異なる蛍光体層に含有されてなるとともに、発光波長が長い方の蛍光体を含有する蛍光体層が発光素子2に近い側に設けられてなるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、波長変換部を備えた発光装置に関するものである。
従来より、発光素子から放射された光を複数の発光体により波長変換し、もとの発光素子の発光色とは別の色の光を得ることが可能な発光装置が知られている。(特許文献1)
特許文献1における発光装置では、紫外線を吸収して青色に発光する第1の蛍光体と、紫外線を吸収して黄色に発光する第2の蛍光体を混合、分散することにより紫外線発光素子の周囲に蛍光体層を形成し、紫外線発光素子から放射された光を白色光に変換するようにしている。
特開2003−51622公報
しかしながら、上記のように複数の蛍光体を混合、分散させた蛍光体層を用いる場合、例えば、第1の蛍光体の発光スペクトルが第2の蛍光体の励起スペクトルと重なるものであるとすると、発光素子から放射された光が第1の蛍光体によって波長変換された後に、この第1の蛍光体によって波長変換された光が第2の蛍光体によって再度波長変換されることになる。
ここで、蛍光体の波長変換効率は100%ではないため、このように異なる蛍光体間で波長変換が繰り返されることは、波長変換部の波長変換効率を低下させる原因となるものであった。
本発明は、かかる事由に鑑みてなしたもので、その目的とするところは、波長変換部における異なる蛍光体間での波長変換の繰り返しを防止することにより、発光装置の輝度を向上させることが可能な発光装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、第1には、発光素子と、この発光素子からの光を2種類以上の蛍光体により波長変換する波長変換部とを備えた発光装置において、波長変換部は複数の蛍光体層からなるとともに発光素子からの光の進行方向に積層するように設けられてなり、波長変換部に含有される蛍光体のうち、ある1つの蛍光体の発光スペクトルが他の蛍光体の励起スペクトルと重なる場合には、それらの蛍光体はそれぞれ異なる蛍光体層に含有されてなるとともに、発光波長が長い方の蛍光体を含有する蛍光体層が発光素子に近い側に設けられてなるようにする。
第2には、発光素子と、この発光素子からの光を2種類以上の蛍光体により波長変換する波長変換部とを備えた発光装置において、波長変換部は複数の蛍光体層からなるとともに発光素子からの光の進行方向に積層するように設けられてなり、波長変換部に含有される蛍光体のうち、発光波長が長い方の蛍光体を含有する蛍光体層が発光素子に近い側に設けられてなるようにする。
第3には、蛍光体層は、それぞれ蛍光体が1種類のみ含有されてなるようにする。
第4には、発光素子と、この発光素子からの光を2種類以上の蛍光体により波長変換する波長変換部とを備えた発光装置において、波長変換部は1層の蛍光体層からなるとともにこの蛍光体層は複数の区画を有してなり、波長変換部に含有される蛍光体のうち、ある1つの蛍光体の発光スペクトルが他の蛍光体の励起スペクトルと重なる場合には、それらの蛍光体はそれぞれ異なる区画に含有されてなるようにする。
上記本発明の第1の発光装置では、波長変換部における異なる蛍光体間での波長変換の繰り返しを防止することができ、発光装置の輝度を向上させることができる。
上記本発明の第2の発光装置では、上記第1の発光装置と同様の効果が得られ、また、発光波長の長さ順に蛍光体層を積層すればよいので、積層順を間違えたりすることを防止でき、確実に発光装置の輝度を向上させることができる。
上記本発明の第3の発光装置では、上記第1の発光装置と同様の効果が得られ、また、蛍光体層はそれぞれ蛍光体が1種類のみ含有されてなるので、発光装置の発光色を設計するのが容易になる。
上記本発明の第4の発光装置では、上記第1の発光装置と同様の効果が得られ、また、波長変換部を1層の蛍光体層で形成することができるので、発光素子から放射される光の進行方向における蛍光体層の厚みを薄くできるとともに蛍光体層間の境界面の数を減らすことができるので、波長変換部における光の吸収や散乱を減少させることができ、その結果、さらに発光装置の輝度を向上させることができる。
(実施形態1)
本発明の実施形態1における発光装置1について、図1に基づいて説明する。本実施形態における発光装置1は、図1に示すように、LEDからなる発光素子2と、この発光素子2からの光を第1蛍光体3、第2蛍光体4により波長変換する波長変換部20とを備えている。
発光素子2は、GaN系化合物半導体材料からなる発光部が当該発光部にて発光する光に対して透明なベース基板であるサファイア基板の一表面側に形成されたものであり、発光部が実装基板10に対向する形で実装基板10に対してフリップチップ実装されており、発光部にて発光した光がサファイア基板を通して図1の上面側へ取り出されることになる。要するに、発光素子2は、サファイア基板の他表面が光取り出し面となるように実装されている。
実装基板10は、絶縁基板11の一表面に2つの導体パターン12が形成されるとともに、発光素子2を収納する凹所13が設けられ、導体パターン12が凹所13の内底面まで延長されており、凹所13内で発光素子2がフリップチップ実装されている。
波長変換部20は第1蛍光体層20a、第2蛍光体層20bの2層からなり、第1蛍光体層20aには第1蛍光体3が含有され、第2蛍光体層20bには第2蛍光体4が含有されている。そして、凹所13内において、発光素子2からの光の進行方向に積層するように設けられている。
ここで、第2蛍光体4の発光スペクトルは第1蛍光体3の励起スペクトルと重なるものであり、これらの第1蛍光体3、第2蛍光体4は上述のとおりそれぞれ第1蛍光体層20a、第2蛍光体層20bに含有されるようにしている。
さらに、第1蛍光体3の発光波長は第2蛍光体4の発光波長よりも長いものであり、発光波長が長い方の第1蛍光体3を含有する第1蛍光体層20aを発光素子2に近い側に設けている。
第1蛍光体層20a、第2蛍光体層20bは、媒質であるシリコーン樹脂(信越化学工業製、KE−1031)にそれぞれ第1蛍光体3、第2蛍光体4を混合、分散させて得られるものである。ここで、各蛍光体層の媒質としては発光素子2や第1蛍光体3、第2蛍光体4が放射する光に対して透明であればよく、エポキシ樹脂やゾルゲル法で作製したガラス等を用いてもよい。
本実施形態においては、発光素子2が第1蛍光体層20a内に含有されるように波長変換部20を形成しており、波長変換部20が発光素子2の封止材料としての機能も有するようにしている。
発光素子2から放射される光は、第1蛍光体層20aにおいて第1蛍光体3により波長変換され第2蛍光体層20bを透過して外部へ放射されるもの、第1蛍光体層20aを透過して第2蛍光体層20bにおいて第2蛍光体4により波長変換されて外部へ放射されるもの、及び第1蛍光体層20aと第2蛍光体層20bを透過して外部へ放射されるものとに分類される。そして、これらの光が混ざり合うことにより所望の色の光を得ることができる。
以上のように、本実施形態における発光装置1は、波長変換部20において異なる蛍光体間での波長変換の繰り返しを防止することができ、発光装置1の輝度を向上させることができる。
また、波長変換部20は発光素子2の封止材料としての機能も有しているため、発光装置1の厚みを薄くすることができる。
なお、本実施形態においては、発光素子2としてLEDを用いたが、これに限定されるものではなく、レーザーダイオード(LD)や蛍光ランプ等を用いてもよい。
(実施形態2)
本発明の実施形態2における発光装置1について、図2に基づいて説明する。実施形態2においては、実施形態1と基本構成が略同じであるため、実施形態1と異なる点についてのみ説明する。
本実施形態における発光装置1は、図2に示すように、発光素子2の周囲の凹所13に封止材料15が充填されている。
そして、凹所13の上部には、実施形態1と同様の第1蛍光体3、第2蛍光体4をそれぞれ含有する第1蛍光体層20a、第2蛍光体層20bが積層されている。
封止材料15としては、発光素子2から放射される光に対して透明な材料であればよく、例えば、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ゾルゲル法で作製したガラス等を用いることができる。
ここで、封止材料15は凹所13の全部に充填されていてもよいし、少なくとも発光素子2の周囲を覆うように凹所13の一部のみに充填されていてもよい。
また、凹所13に封止材料15を充填する代わりに、凹所13を真空状態にしておいてもよいし、あるいは凹所13に不活性ガスを充填してもよい。
以上のように、本実施形態における発光装置1は、波長変換部20において異なる蛍光体間での波長変換の繰り返しを防止することができ、発光装置1の輝度を向上させることができる。
また、凹所13内に封止材料15を充填し、凹所13の上部に波長変換部20を設けているので、蛍光体が発光素子2の熱によって劣化するのを防止することができる。
また、凹所13内において、拡散板やレンズ等の光学部品を発光素子2に接近させて設置することが可能となる。
(実施形態3)
本発明の実施形態3における発光装置1について説明する。実施形態3においては、実施形態1と基本構成が略同じであるため、実施形態1と異なる点についてのみ説明する。
本実施形態における発光装置1は、図3に示すように、第2蛍光体層20b内に、第2蛍光体4に加えて第3蛍光体5が含有されている。
ここで、第3蛍光体5の励起スペクトルは、第1蛍光体3及び第2蛍光体4の発光スペクトルと重ならず、また、第3蛍光体5の発光スペクトルは第2蛍光体4の励起スペクトルと重ならないものである。
このように、ある蛍光体(蛍光体Aとする)の励起スペクトルが、蛍光体Aが含有される蛍光体層及びそれよりも発光素子2に近い層に含有される他の蛍光体の発光スペクトルと重ならず、しかも、蛍光体Aの発光スペクトルが、蛍光体Aが含有される蛍光体層及びそれよりも発光素子2から遠い層に含有される他の蛍光体の励起スペクトルと重ならない場合には、波長変換部20のうちの1層の蛍光体層に複数の蛍光体を含有させることができる。
以上のように、本実施形態における発光装置1は、波長変換部20において異なる蛍光体間での波長変換の繰り返しを防止することができ、発光装置1の輝度を向上させることができる。
また、波長変換部20のうちの1層の蛍光体層に複数の蛍光体を含有させることができるので、発光装置1の厚みを薄くすることができる。
(実施形態4)
本発明の実施形態4における発光装置1について説明する。実施形態4においては、実施形態3と基本構成が略同じであるため、実施形態3と異なる点についてのみ説明する。
本実施形態における発光装置1は、図4に示すように、第1蛍光体層20a内に、第1蛍光体3に加えて第3蛍光体5が含有されている。
すなわち、第3蛍光体5は第1蛍光体層20a、第2蛍光体層20bの両方に含有されている。
ここで、第3蛍光体5の励起スペクトルは、第1蛍光体3及び第2蛍光体4の発光スペクトルと重ならず、また、第3蛍光体5の発光スペクトルは第1蛍光体3及び第2蛍光体4の励起スペクトルと重ならないものである。
このように、ある蛍光体(蛍光体Aとする)の励起スペクトルが、蛍光体Aが含有される蛍光体層及びそれよりも発光素子2に近い層に含有される他の蛍光体の発光スペクトルと重ならず、しかも、蛍光体Aの発光スペクトルが、蛍光体Aが含有される蛍光体層及びそれよりも発光素子2から遠い層に含有される他の蛍光体の励起スペクトルと重ならない場合には、波長変換部20のうちの複数の蛍光体層に複数の蛍光体を含有させることができる。
以上のように、本実施形態における発光装置1は、波長変換部20において異なる蛍光体間での波長変換の繰り返しを防止することができ、発光装置1の輝度を向上させることができる。
また、波長変換部20のうちの複数の蛍光体層に複数の蛍光体を含有させることができるので、発光装置1の厚みをさらに薄くすることができる。
(実施形態5)
本発明の実施形態5における発光装置1について説明する。実施形態5においては、実施形態3と基本構成が略同じであるため、実施形態3と異なる点についてのみ説明する。
本実施形態における発光装置1は、図5に示すように、第1蛍光体層20a内に、第1蛍光体3に加えて第4蛍光体6が含有されている。
ここで、第4蛍光体6の励起スペクトルは、第1蛍光体3の発光スペクトルと重ならず、また、第4蛍光体6の発光スペクトルは第1蛍光体3、第2蛍光体4及び第3蛍光体5の励起スペクトルと重ならないものである。
このように、ある蛍光体(蛍光体Aとする)の励起スペクトルが、蛍光体Aが含有される蛍光体層及びそれよりも発光素子2に近い層に含有される他の蛍光体の発光スペクトルと重ならず、しかも、蛍光体Aの発光スペクトルが、蛍光体Aが含有される蛍光体層及びそれよりも発光素子2から遠い層に含有される他の蛍光体の励起スペクトルと重ならない場合には、波長変換部20のうちの複数の蛍光体層に複数の異なる蛍光体を含有させることができる。
以上のように、本実施形態における発光装置1は、波長変換部20において異なる蛍光体間での波長変換の繰り返しを防止することができ、発光装置1の輝度を向上させることができる。
また、波長変換部20のうちの複数の蛍光体層に複数の異なる蛍光体を含有させることができるので、発光装置1の厚みをさらに薄くすることができるとともに、発光装置1の発光色のパターンを増やすことができる。
(実施形態6)
本発明の実施形態6における発光装置1について、図6に基づいて説明する。実施形態6においては、実施形態1と基本構成が略同じであるため、実施形態1と異なる点についてのみ説明する。
本実施形態における発光装置1は、図6に示すように、波長変換部20は第1蛍光体層20a、第2蛍光体層20b及び第3蛍光体層20cの3層からなり、各蛍光体層には、それぞれ第1蛍光体3、第2蛍光体4、第3蛍光体5というふうに、それぞれ蛍光体が1種類ずつ含有されている。
ここで、各蛍光体の発光波長は、第1蛍光体3が最も長く、次いで第2蛍光体4、第3蛍光体5の順に長いものであり、発光波長が長い方の蛍光体を含有する蛍光体層が発光素子2に近い側に設けられている。すなわち、発光素子2に近い側から、第1蛍光体層20a、第2蛍光体層20b、第3蛍光体層20cの順に積層されている。
また、第3蛍光体5の励起スペクトルは、第1蛍光体3及び第2蛍光体4の発光スペクトルと重ならないものである。
以上のように、本実施形態における発光装置1は、波長変換部20において異なる蛍光体間での波長変換の繰り返しを防止することができ、発光装置1の輝度を向上させることができる。
また、発光波長の長さ順に各蛍光体層を積層すればよいので、積層順を間違えたりすることを防止でき、確実に発光装置1の輝度を向上させることができる。
また、各蛍光体層にはそれぞれ蛍光体が1種類のみ含有されてなるので、発光装置1の発光色を設計するのが容易になる。
(実施形態7)
本発明の実施形態7における発光装置1について、図7に基づいて説明する。実施形態7においては、実施形態2と基本構成が略同じであるため、実施形態2と異なる点についてのみ説明する。
本実施形態における発光装置1は、図7に示すように、LEDからなる発光素子2と、この発光素子2からの光を第1蛍光体3、第2蛍光体4、第3蛍光体5及び第4蛍光体6により波長変換する波長変換部20とを備えている。
波長変換部20は1層の蛍光体層からなるとともに、この蛍光体層は複数の区画(本実施形態においては9区画)を有している。そして、各区画には、第1蛍光体3、第2蛍光体4、第3蛍光体5及び第4蛍光体6が含有されており、第2蛍光体4と第3蛍光体5については同じ区画内に混合されて含有されている。
ここで、第1蛍光体3、第2蛍光体4、第3蛍光体5及び第4蛍光体6のうち、第2蛍光体4と第3蛍光体5の組み合せについては、互いに一方の発光スペクトルが他方の励起スペクトルと重ならないものであり、その他の組み合せにおいては一方の発光スペクトルが他方の励起スペクトルと重なるものである。
すなわち、ある蛍光体の発光スペクトルが他の蛍光体の励起スペクトルと重なる場合には、それらの蛍光体はそれぞれ異なる区画に含有されるようになっている。
発光素子2から放射される光の一部は、波長変換部20の各区画にそれぞれ含有されている蛍光体によりそれぞれ波長変換され、そして、これらの光が混ざり合うことにより所望の色の光を得ることができる。
ここで、本実施形態における発光装置1を上方から見た場合、実施形態1〜6と比較して光の均一性については劣ることがあるが、この点については、波長変換部20の発光素子2に対向する側とは反対側に、拡散板やレンズ等の光学部品(図示せず)を備えることにより、発光装置1から放射される光を支障のない程度に均一にすることができる。
以上のように、本実施形態における発光装置1は、波長変換部20において異なる蛍光体間での波長変換の繰り返しを防止することができ、発光装置1の輝度を向上させることができる。
また、波長変換部20を1層の蛍光体層で形成することができるので、発光素子2から放射される光の進行方向における波長変換部20の厚みを薄くできるとともに蛍光体層間の境界面の数を減らすことができるので、波長変換部20における光の吸収や散乱を減少させることができ、その結果、さらに発光装置1の輝度を向上させることができる。
本発明の実施形態1における発光装置1の断面図である。 本発明の実施形態2における発光装置1の断面図である。 本発明の実施形態3における発光装置1の断面図である。 本発明の実施形態4における発光装置1の断面図である。 本発明の実施形態5における発光装置1の断面図である。 本発明の実施形態6における発光装置1の断面図である。 本発明の実施形態7における(a)波長変換部20の上面図、(b)発光装置1の断面図である。
符号の説明
1 発光装置
2 発光素子
3 第1蛍光体
4 第2蛍光体
5 第3蛍光体
6 第4蛍光体
20 波長変換部

Claims (4)

  1. 発光素子と、この発光素子からの光を2種類以上の蛍光体により波長変換する波長変換部とを備えた発光装置において、
    前記波長変換部は複数の蛍光体層からなるとともに前記発光素子からの光の進行方向に積層するように設けられてなり、
    波長変換部に含有される蛍光体のうち、ある1つの蛍光体の発光スペクトルが他の蛍光体の励起スペクトルと重なる場合には、それらの蛍光体はそれぞれ異なる蛍光体層に含有されてなるとともに、発光波長が長い方の蛍光体を含有する蛍光体層が前記発光素子に近い側に設けられてなることを特徴とする発光装置。
  2. 発光素子と、この発光素子からの光を2種類以上の蛍光体により波長変換する波長変換部とを備えた発光装置において、
    前記波長変換部は複数の蛍光体層からなるとともに前記発光素子からの光の進行方向に積層するように設けられてなり、
    波長変換部に含有される蛍光体のうち、発光波長が長い方の蛍光体を含有する蛍光体層が前記発光素子に近い側に設けられてなることを特徴とする発光装置。
  3. 前記蛍光体層は、それぞれ蛍光体が1種類のみ含有されてなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の発光装置。
  4. 発光素子と、この発光素子からの光を2種類以上の蛍光体により波長変換する波長変換部とを備えた発光装置において、
    前記波長変換部は1層の蛍光体層からなるとともにこの蛍光体層は複数の区画を有してなり、
    波長変換部に含有される蛍光体のうち、ある1つの蛍光体の発光スペクトルが他の蛍光体の励起スペクトルと重なる場合には、それらの蛍光体はそれぞれ異なる区画に含有されてなることを特徴とする発光装置。


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