JP2013195433A - 反射光検出型皮膚蛍光測定装置 - Google Patents

反射光検出型皮膚蛍光測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】皮膚に蓄積された最終糖化産物(AGE)などからの皮膚の自己蛍光を測定することにより、糖尿などのような様々な疾患に対して評価するように皮膚自己蛍光を測定できる蛍光測定装置に関するものであって、そのために、皮膚からAGEの蛍光を測定する場合、照射光の皮膚表面での反射光、そして皮膚中で発生する光の散乱及び吸収による皮膚蛍光の測定誤差を簡単に補正できるようにする。
【解決手段】反射光検出型皮膚蛍光測定装置は、光源部と、励起光による蛍光信号を検出する光検出部と、励起光を測定対象に伝達し、蛍光信号を光検出部に伝達するように構成される光学プリズムと、を含み、光学プリズムは、測定対象に連結される下部面と光源部及び光検出部が設置される2つ以上の上部面を含む光学プリズムである。
【選択図】図2

Description

本発明は、皮膚に蓄積された最終糖化産物(Advanced Glycation End products、AGE)などからの皮膚自己蛍光を測定することにより、糖尿などのような様々な疾患に対して評価するように皮膚自己蛍光を測定できる蛍光測定装置に関する。
近来、疾病を診断及び治療するために光を用いた多様な設備が開発され、特に、光源から照射される励起光によって皮膚の外側に出てくる皮膚の蛍光を用いて多様な疾病を診断する装置が開発、利用されつつある。
このような蛍光は励起光が皮膚に吸収され、再び光となって皮膚の外側に出てくるもので、皮膚内部の生体情報を持っているため、疾病に対してバイオマーカーの役割を行い、それによって、非侵襲的(non−invasive)方法を用いて身体の全器官の生理的な状態が損傷されたか否かを把握することができる。
例えば、最終糖化産物(Advanced Glycation End products;AGE)は、メイラード化学反応(Maillard reaction)の結果であって、身体器官の蛋白質の酸化による。この反応は、多くの蛋白質の機能を損傷させる。喫煙、高脂肪酸(high fatty acid)の摂取、または高コレステロール血症(hypercholesterolemia)のような心臓病の危険因子への露出だけでなく、敗血症(sepsis)のような急性疾患による酸化ストレス(oxidative stress)の急増により最終糖化産物(AGE)が発生する。このような最終糖化産物(AGE)は、全時間にわたって遅く分解されて蓄積される。最終糖化産物(AGE)の増加は、動脈硬化症(atherosclerosis)のような慢性疾患の進行に関連しており、人の一生で年を取るにつれて身体に蓄積される傾向がある。
長期間の高血糖状態で、蛋白質の非酵素的糖化(glycation)及び酸化(glycoxidation)の反応が起こり続け、これによって非可逆的な糖と蛋白質の複合体である最終糖化産物(Advanced Glycation End products;AGE)が形成される。糖尿病、腎不全(renal failure)、心血管疾患(cardiovascular)のような血管系の疾患を抱えている人に、最終糖化産物(AGE)の蓄積は非常に速く進行される。最終糖化産物(AGE)の生成物は、皮膚を始め、多様な組織に蓄積される。最終糖化産物(AGE)は、紫外線領域(370nm近くで最大)の励起光の照射により青色スペクトル領域(440nm近くで最大)で自己蛍光(AF)を放射する特性を有する。
周知のように、最終糖化産物(AGE)は、ある疾病に対してバイオマーカーの役割をするもので、非侵襲的(non−invasive)な方法を用いて皮膚自己蛍光を測定することにより、身体の全器官の生理的な状態が損傷されたか否かを評価することができる。したがって、最終糖化産物(AGE)は、年齢に関連した疾病における長期間の合併症を予測する。具体的には、皮膚自己蛍光の量は、糖尿病及び腎不全症(renal failure)を有する患者から増加し、血管合併症(vascular complication)と冠状動脈疾患(coronary heart disease;CHD)の進行に影響を及ぼす。このような最終糖化産物(AGE)の蓄積は、皮膚自己蛍光により検出して非侵襲的に測定できるため、非侵襲的な臨床機器として用いる場合、糖尿及び最終糖化産物(AGE)が蓄積される環境で長期間の血管合併症を引き起こす危険性の評価に有効である。
皮膚自己蛍光(AF)の測定により最終糖化産物(AGE)を評価するために提案された方法と装備として、特許文献1では患者の下膊部位の皮膚蛍光を測定して最終糖化産物(AGE)を評価する技術を提案する。
特許文献1において、励起光源は、300〜420nm波長範囲の紫外線領域で発光する黒いガラスのルミネセンスランプ(blacklight fluorescent tube)である。光の収集と記録は、光ファイバー分光器により行われる。測定面積を増加させるために、光ファイバーの端面は装備の透明窓からある程度の距離(d:5〜9mm)を離れて配置し、皮膚から反射する反射光の影響を減らすために、光ファイバーは窓の表面に対して約45°角度に傾けて設定した。
具体的に、特許文献1では、光の収集面積を増加させるために、光を収集する光ファイバーの端面を対象部位からできるだけ距離を離れて配置し、この場合に測定される対象部位の面積は約0.4cmである。
この場合、測定対象部位の面積を増加するために測定距離(d)を増加させるが、これによって収集される蛍光信号が非常に減少する問題があった。したがって、従来の特許文献1は、測定可能な皮膚面積の大きさの限界により、データの検出における信頼性が低下する問題があった。特に、このような正確度の問題は、皮膚上の不均質なもの、例えば、皮膚の斑点、血管、傷などの部位により、さらに正確度が低下した。
一方、特許文献2では、糖尿病患者のスクリーン検査を行うために最終糖化産物(AGE)を測定する装備を開示している。特許文献2の装備は、特許文献1と同様に光ファイバー分光器により下膊皮膚の蛍光測定を行う。ただし、特許文献1と異なり、特許文献2では光ファイバープローブが複数の支線からなるバンドルの形態で構成される。
特許文献2による装置は、発光ダイオードから放出される紫外線及び青色光が光ファイバープローブを介して被験者の下膊に照射され、これから出てくる皮膚蛍光及び拡散反射光がプローブを介して収集される。収集された光は分光器により波長分散されて線形アレイ検出器により感知される。光ファイバープローブの支線のうち2つ(illumination fibers、channel 1 and channel 2)は、対象部位に光を照射する役割をし、第3の支線(collection fibers)は、対象から出てくる光を多チャンネル分光器に伝達する。光ファイバープローブの支線バンドルの結合部分(tissue interface)の端面が、照射される皮膚部位と接触する。
光ファイバープローブの支線の1つは、反射光スペクトルを測定するために白色光LEDからの光を放射し、他の1つの支線は、紫外線から青色光スペクトルの範囲までの光を発光するLEDのうち適当なLEDをスイッチング装置により選択して光を放射する。最適の蛍光励起条件を選択するために様々な波長を選択することができるが、反射光スペクトルの測定は、メラニンとヘモグロビンの影響により発生する自己蛍光を検出して測定結果を補正するために使用される。光ファイバーのバンドル内のそれぞれの光ファイバーは、一定の順序で配置され、光ファイバー支線が集められている光ファイバーバンドル内の3つの各支線から出てくる光ファイバーはモザイク状のもので、0.5mm間隔で順番に配置される。
しかし、特許文献2では、光ファイバープローブを介して被験者の下膊に光が照射されるように構成され、光の伝達媒体として光ファイバープローブを含むが、このような光ファイバープローブが有する問題がある。具体的に、光ファイバーは、それ自体の媒質特性によって特定波長別に伝達損失が発生し、また、光源から発生する光を光ファイバーの全反射条件に合わせて入射させるためにはさらなる光学設計及び光学系が必要であった。
さらに、前記特許文献1、2の装置は、両方とも光を受光する受光部で光ファイバーを使用するため、受光部の光ファイバープローブそのものが有する固有な問題が存在し、前記特許文献では光ファイバー分光器と線形アレイ検出器を用いることにより、最終糖化産物の自己蛍光信号の波長を線形アレイ検出器により検出する検出面積が相対的に小さくなる短所がある。したがって、検出される蛍光信号が分散され、線形アレイ検出器を用いて検出しようとする波長の光強度が相対的に小さくなる。また、光ファイバープローブ、光ファイバー分光器などを含むため、設備の小型化が困難である。
一方、前記特許文献1、2に開示された診断装置は、糖尿病の合併症である糖尿病性足(Diabetic Foot)のような糖尿病性疾患に対しては全く診断できない問題がある。
糖尿病性足は、病気が進行するにつれて糖尿病性足部潰瘍が発生し、結局、下肢切断に至る危険な疾患である。糖尿病を持つ全体患者の15%は糖尿病性足が発生すると報告されており、全体下肢切断患者の40〜60%が糖尿病患者である。下肢切断患者の80%以上は足部潰瘍がその原因であり、下肢切断をするしかない場合は発症初期に専門家の診察を受けなかった場合が大部分である。糖尿病性足を持つ約90%以上の患者は、発症初期から適切な治療を受けることで、下肢切断することなく治れる。自己蛍光測定検査は、糖尿病性足の早期診断のために用いられる。糖尿病性足の初期には一方の足が他方の足よりも先ず発症する。したがって、蛍光検査による糖尿病性足の早期診断では、発症した足と、その対称部位となる他方の足における皮膚の蛍光度を比較評価する。したがって、一般的な糖尿病の診断と共に、糖尿病性足のような疾患を早期診断するためには、測定を所望する身体部位に対する選択的な診断を可能にする診断装置が求められる。
特に、このような選択的診断が可能となる診断装置を実現するためには、装置の小型化及び移動性をまず解決しなければならないので、装置内での光照射及び蛍光検出の効率性が要求される。
また、このような身体部位に対する選択的な診断を行う場合であっても、皮膚から発生する蛍光強度は、皮膚に含まれている蛍光物質だけでなく、皮膚中で発生する光の散乱及び光吸収性質から影響を受ける。
したがって、被験者のうち疾患を持っている人とそうではない人をより明らかに区分することにより選択的な診断部位での診断を正確に行うためには、光照射及び蛍光検出の効率性を向上させる一方、皮膚内での光の散乱及び光吸収性質による影響からの測定誤差を減少させることが大変重要である。
米国公開特許第2004−186363号 米国公開特許第2008−103373号
本発明は、上記のような問題点を解決するために案出されたもので、本発明では皮膚の蛍光を測定する場合、照射光の皮膚表面での反射光、そして皮膚中で発生する光の散乱及び吸収による皮膚蛍光の測定誤差を簡単に補正できる反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
また、本発明では、補正された皮膚蛍光演算値から最終糖化産物(AGE)のような診断因子を正確に評価することで、糖尿などの疾患に対する診断の可能性を向上できる反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
また、本発明では、皮膚蛍光を測定する場合、光源からの光を効率的に集積して皮膚組織に照射する一方、皮膚組織表面での鏡反射を最小化することにより、光効率を改善した反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
また、本発明では、光源から測定対象に照射される光を均一に集積することにより、光集積度及び光均質度を改善した反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
さらに、本発明では、このような診断過程が簡単に行われるように光学系及び光源システムが簡単に構成される反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
本発明では標準試片または測定対象に対して光照射及び光検出可能となるように構成され、励起光を照射する第1光源と、前記第1光源とは異なる波長の光を照射する第2光源と、蛍光信号及び反射光信号に対する相異なる2つの波長を検出するように設置される第1光検出器及び第2光検出器と、前記第1光源及び第2光源のオン/オフを制御する光源スイッチング制御部と、前記第1光検出器及び第2光検出器から検出された蛍光信号及び反射光信号から補正された皮膚蛍光信号を算出する演算部と、を含み、前記第2光源は前記第1光源からの励起光により励起されて放出される皮膚蛍光の波長帯の光を照射することを特徴とする反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
また、本発明では、励起光を照射する光源部と、前記光源部から照射された励起光による蛍光信号を検出する光検出部と、前記光源部から照射される励起光を測定対象に伝達し、前記蛍光信号を光検出部に伝達するように構成される光学プリズムと、を含み、前記光学プリズムは、測定対象に連結される下部面と前記光源部及び前記光検出部が設置される2つ以上の上部面を含む光学プリズムであることを特徴とする反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
また、前記光源スイッチング制御部は、前記第1光源と前記第2光源の点灯状態が時間的に分離されるように前記第1光源及び前記第2光源をスイッチング制御することを特徴とする反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
また、前記スイッチング制御部は、前記第1光源と前記第2光源を順次点灯及び消灯させる過程を連続的に繰り返して第1光源に対する蛍光信号及び反射光信号と第2光源に対する反射光信号をそれぞれ検出するように構成されることを特徴とする反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
また、前記第1光源及び前記第2光源の光経路上には測定対象と標準試片が選択的に位置するように構成されることを特徴とする反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
また、前記第1光源は370nm±20nmの光を照射することを特徴とする反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
また、前記第2光源は440nm±20nmの光を照射することを特徴とする反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
また、前記スイッチング制御部は、各光源を点灯させる前に、第1光源と第2光源が両方とも消灯されるように制御することを特徴とする反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
また、前記スイッチング制御部が第1光源及び第2光源を両方とも消灯させた場合、前記第1光検出器及び第2光検出器では癌信号を測定し、前記演算部は測定された癌信号を格納し、格納された癌信号から検出された蛍光信号及び反射光信号を補償することを特徴とする反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
また、前記スイッチング制御部は、第1光源部及び第2光源部が10〜100Hzの周期で点灯及び消灯を繰り返すように制御することを特徴とする反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
また、前記第1光検出器及び第2光検出器のオン/オフを制御する光検出器スイッチング制御部をさらに含むことを特徴とする反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
また、前記第1光源、第2光源、第1光検出器、及び第2光検出器を含む測定スキャナと、前記測定スキャナに電気的に接続可能となるように構成され、前記演算部を含む本体と、で分離構成されることを特徴とする反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
また、前記測定スキャナは把持可能な形態であり、その一端部に前記第1光源、第2光源、第1光検出器、及び第2光検出器が配置されることを特徴とする反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
また、前記測定スキャナは、検出された情報を格納するためのメモリを含むことを特徴とする反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
また、前記測定スキャナは測定対象に垂直に光照射及び光検出が行われるように、前記第1光源、第2光源、第1光検出器、及び第2光検出器が垂直方向に並んで配置されることを特徴とする反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
また、前記測定スキャナは測定対象に斜めに光照射及び光検出が行われるように、前記第1光源、第2光源、第1光検出器、及び第2光検出器が互いに一定の角をなして傾斜するように配置されることを特徴とする反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
また、前記第1光源、第2光源、第1光検出器、及び第2光検出器は全て同じ位置で光照射及び光検出を行うように配置されることを特徴とする反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
また、前記第1光源と第1光検出器及び前記第2光源と第2光検出器は全て45°の角度で傾斜するように配置されることを特徴とする反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
また、前記本体は前記測定スキャナが装着される装着部が形成され、前記測定スキャナは前記装着部上に着脱可能となるように構成されることを特徴とする反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
また、前記測定スキャナの一端部に前記第1光源、第2光源、第1光検出器、及び第2光検出器が配置され、前記装着部は前記測定スキャナの一端部の形状に対応する形状で内側に形成された溝構造を含むことを特徴とする反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
また、前記装着部の溝構造には、標準試片が前記測定スキャナに設置された前記第1光源、第2光源、第1光検出器、及び第2光検出器に光学的に連結されるように構成されることを特徴とする反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
また、前記本体は、前記測定スキャナが装着部に装着された場合、標準試片に対する測定を行い、前記測定スキャナに格納された測定対象及び標準試片に対する検出情報を受信して前記演算部で補正された皮膚蛍光値を算出するように構成されることを特徴とする反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
また、前記装着部には、前記測定スキャナに対する充電端子が設置され、前記装着部に前記測定スキャナが装着される場合に充電されるように構成されることを特徴とする反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
また、前記測定スキャナには2対の交差偏光子が設置されることを特徴とする反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
また、前記第1光源及び第2光源は、前記測定スキャナの測定対象側末端まで光ガイドによって連結されることを特徴とする反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
また、前記第1光検出器及び第2光検出器は、前記測定スキャナの測定対象側末端まで光ガイドによって連結されることを特徴とする反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
また、前記本体はディスプレイ部をさらに含み、前記ディスプレイ部では前記演算部で算出された、補正された皮膚蛍光信号を出力することを特徴とする反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
一方、本発明では、標準試片または測定対象に対して光照射及び光検出可能となるように構成され、励起光を照射する第1光源と、前記第1光源とは異なる波長の光を照射する第2光源と、蛍光信号及び反射光信号に対する相異なる2つの波長を検出するように設置される第1光検出器及び第2光検出器と、4つの側面と1つの底面を含むピラミッド型ホルダと、前記第1光源及び第2光源のオン/オフを制御する光源スイッチング制御部と、前記第1光検出器及び第2光検出器から検出された蛍光信号及び反射光信号から補正された皮膚蛍光信号を算出する演算部と、を含み、前記第1光源、前記第2光源、前記第1光検出器及び前記第2光検出器は前記ピラミッド型ホルダの4つの側面のうち何れか1つにそれぞれ対応するように設置され、前記第2光源は前記第1光源からの励起光により励起されて放出される皮膚蛍光の波長帯の光を照射することを特徴とする反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
また、本発明では、前記第2光源及び前記第1光検出器の前にそれぞれ光減衰フィルタが設置されることを特徴とする反射光検出用皮膚蛍光測定装置を提供する。
また、前記演算部は下記数式により、補正された皮膚蛍光値を算出することを特徴とする反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
数式:AFcorr=K[I(λ2、t1)/I(λ2、t1)]/{[R(λ1)]k1[R(λ2)]}k2
(式中、R(λ1)=I(λ1、t1)/I(λ1、t1):励起波長で拡散反射係数
R(λ2)=I(λ2、t2)/I(λ2、t2):放射波長で拡散反射係数
I(λ2、t1):皮膚組織の固有蛍光(皮膚蛍光)信号値
I(λ1、t1):励起光波長での皮膚組織の反射光信号値
I(λ2、t2):放射光波長での皮膚組織の反射光信号値
k1、k2:励起光と放射光波長に対する校正関数の指数係数
(λ2、t1):標準試片での固有蛍光信号値
(λ1、t1):励起光波長での標準試片の反射光信号値
(λ2、t2):放射光波長での標準試片の反射光信号値
K:使用された標準試片の特徴を考慮した比率係数)
本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置は次のような効果がある。
第1に、本発明は、皮膚自己蛍光を評価して糖尿性疾患を容易に診断できるもので、潜在性糖尿患者を把握するための大量検査が可能であり、心臓−血管及び関連合併症の危険を予測することができる。
第2に、本発明では、光源から照射される光に対する光集積度及び光均質度を向上させて測定対象に均一な光を照射する効果がある。
第3に、本発明では、光源からの光を効率的に集積して皮膚組織に照射する一方、皮膚組織表面での鏡反射を最小化することにより、光効率を改善して装置の小型化が可能となる。
第4に、本発明では、皮膚蛍光の測定時に皮膚表面で発生する鏡反射による誤差、そして皮膚内部で発生する光の散乱及び吸収による誤差を補正できるため、皮膚蛍光の正確な測定及びこれを用いた正確な疾病の診断が可能となる効果がある。
第5に、本発明では、光源及び検出部を含み、一端部が皮膚と接触して皮膚蛍光を測定するように把持可能な小型スキャナの形態で製作でき、このような構成によって皮膚に接触して検査者が診断領域をスキャニングする方式で測定可能であるため、非侵襲的(non−invasive)な方法によるリアルタイム診断が可能となる。
第6に、本発明では、任意の身体部位に対して選択的な診断が可能であるだけでなく、スキャニング方式により測定対象部位の面積を一定の水準以上に拡大できるため、信号の信頼性を向上させて診断の正確度を改善する効果がある。
本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置の測定原理を説明するために、光源から入力される光と光検出器で検出される光を時間毎に区分して示す図面である。 本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置の概略的な構成を示す図面である。 本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置において、光源及び光検出器と測定対象皮膚の間に空間が存在しない場合に対する好ましい光源及び光検出器配置構造を概略的に示す図面である。 本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置において、光源及び光検出器と測定対象皮膚との間に空間が存在する場合に対する好ましい光源及び光検出器配置構造を概略的に示す図面である。 本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置において、光学プリズム及び光学的連結部を含む例を示す図面である。 本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置の好ましい実施例であって、光学プリズム及び光学的連結部を含む他の実施例を示す図面である。 本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置の好ましい実施例であって、光学プリズム及び光学的連結部を含む他の実施例を示す図面である。 本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置の好ましい実施例であって、光学プリズム及び光学的連結部を含む他の実施例を示す図面である。 本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置の好ましい実施例であって、光学プリズム及び光学的連結部を含む他の実施例を示す図面である。 本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置の好ましい実施例であって、光学プリズム及び光学的連結部を含む他の実施例を示す図面である。 本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置において、2つの光源及び2つの光検出器が設置されたハウジングを含むように構成される例を概略的に示す図面である。 本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置において、各光源及び光検出器が設置されるピラミッド型ホルダを示す平面図である。 本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置のピラミッド型測定モジュールの各構成を分解して示す図面である。 本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置のピラミッド型測定モジュールの各構成を分解して示す図面である。 本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置のピラミッド型測定モジュールの各構成を分解して示す図面である。 本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置において、光減衰フィルタが設置された例を示す図面である。
本発明は、糖尿のような疾患に対する診断の目的として皮膚に励起光を照射し、これによって発生する皮膚蛍光を検出する皮膚蛍光測定装置に関するもので、特に、皮膚への照射光によって皮膚内部で散乱されて放出される皮膚蛍光のうち、反射光が反射されて示される位置で検出される皮膚蛍光を正確に測定できる反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
そのために本発明では、実際に診断しようとする測定対象と標準試片に対して順次的な測定を進行し、測定対象が有する個別的な偏差を除去するために前記測定対象から得られた情報と標準試片から得られた情報を比較する一方、その過程で要求される一定の条件に応じて光源及び光検出器を順次オン/オフ制御することで、補正された皮膚蛍光値を提供できる反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提供する。
以下、添付した図面を参照して本発明の好ましい一実施例による反射光検出型皮膚蛍光測定装置を具体的に説明する。
皮膚で発生する蛍光を測定するためには、皮膚対象の選定と共に測定される蛍光に影響を与える要素を考慮しなければならない。測定される蛍光は、皮膚に含まれた蛍光物質だけでなく、皮膚表面で発生する鏡反射を除去する場合にも、また、皮膚中で発生する光の散乱及び光吸収性質にも依存する。特に、蛍光物質を励起させるために照射される励起光波長と蛍光物質で発生する蛍光波長での光吸収及び光散乱の影響を考慮して、測定された蛍光値を補正する必要性がある。したがって、このような蛍光強度に影響を与える光学的要素の影響を減少させるために、次のような実験式を考慮することができる。
AFcorr=AF/(R k1 k2) −式(1)
補正された蛍光値AFcorrを求めるために測定された蛍光値AFは、励起拡散反射光値Rと蛍光波長帯での放射光(emissioin)の拡散反射光値R2によって分けた。2つの拡散反射光値は次数のない指数k1とk2によって調整される。
本発明では、補正された皮膚蛍光値を求めるために、式(1)を用い、また、実際の実験から補正された蛍光値を求めるために具体的な値を導入した。
I(λ2、t1):皮膚組織の固有蛍光(皮膚蛍光)信号値
I(λ1、t1):励起光波長での皮膚組織の反射光信号値
I(λ2、t2):放射光波長での皮膚組織の反射光信号値
k1、k2:励起光と放射光波長に対する校正関数の指数係数
これによって、新しく誘導された補正された皮膚蛍光値は次の通りである。
AFtissue=[I(λ2、t1)]/[I(λ1、t1)k1I(λ2、t2)k2];k1、k2<1: −式(2)
ここで、AFtissueは皮膚組織の固有蛍光の補正信号である。
上述した光の測定は、それぞれ異なる時間間隔t1とt2で周期的に繰り返し行われ、正確度を向上させるために、獲得された測定結果の平均を算出する。適時に変化を追跡するために測定値は時間ダイヤグラムの形態で記録する。
一方、装備に依存する偏差に対する校正及びそれぞれ異なる試片から獲得した結果を比較するための校正測定作業が必要である。したがって、本発明では皮膚対象組織を測定すると共に標準試片を導入して同じ測定を行った。測定の正確度を高めるために、標準試片の蛍光強度I(λ2、t1)と励起光及び放射光での標準試片の反射光信号値I(λ1、t1)及びI(λ2、t2)は皮膚の光学特性とほぼ同様であるものが好ましい。
導入された標準試片の測定過程で発生した信号値は、次のように対象皮膚組織記号と同様に表示する。
(λ2、t1):標準試片での固有蛍光信号値
(λ1、t1):励起光波長での標準試片の反射光信号値
(λ2、t2):放射光波長での標準試片の反射光信号値
標準試片で獲得した信号の処理は、式(2)と同様に下記式(3)により算出する。
AFreference=[I(λ2、t1)]/[I(λ1、t1)k1(λ2、t2)k2] −式(3)
AFtissueをAFreferenceで分けた結果である、正規化され、かつ最終補正された固有蛍光値は次の通りである。
AFcorr=K(AFtissue/AFreference) −式(4)
AFcorr=K[I(λ2、t1)/I(λ2、t1)]/{[I(λ1、t1)/I(λ1、t1)]k1[I(λ2、t2)/I(λ2、t2)]}k2 −式(5)
(式中、Kは、用いられた標準試片の特徴を考慮した比率係数である。)
式(5)を再び簡単に作成すると、次の通りである。
AFcorr=K[I(λ2、t1)/I(λ2、t1)]/{[R(λ1)]k1[R(λ2)]}k2 −式(6)
R(λ1)=I(λ1、t1)/I(λ1、t1):励起波長の拡散反射係数
R(λ2)=I(λ2、t2)/I(λ2、t2):放射波長の拡散反射係数
したがって、本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置では、上述した演算過程によって補正された皮膚蛍光値を算出する。
さらに、測定のために提案された原理は図1に示すように詳細に説明される。
図1は、本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置の測定原理を説明するために、光源から入力される光と光検出器で検出される光を時間毎に示しているもので、図1に示すように、本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置では、入力として励起光の波長帯(第1波長、λ1)に該当する光を照射する第1条件と、前記励起光によって生成される皮膚蛍光の波長帯(第2波長、λ2)に対応する光を照射する第2条件が時間的に分離されたまま、第1条件と第2条件での測定が連続的に行われる。前記第1条件及び第2条件に該当する照射光の波長帯は、検出しようとする皮膚蛍光により選択的に構成されるが、例えば、本発明の好ましい実施例としてAGEに対する皮膚蛍光を検出する場合は、蛍光励起のための励起光として370nm±20nmの第1波長を有する光を第1条件とし、第2条件はAGEに対する皮膚蛍光の波長に対応する440nm±20nmの第2波長を有する光を選択的に利用することができる。
具体的には、2つの相異なる波長の光を放射する光源と2つの相異なる波長の光を検出する光検出器を含む測定スキャナ100を用いて診断観察過程で測定対象に該当する皮膚組織(Tissue)または校正過程で標準試片(Reference sample)と前記測定スキャナ100を接触して測定する。
測定過程と関連して、図1の(a)は相異なる2つの波長に対する各光源が時間的に分離されて動作していることを示す作動時間ダイヤグラムである。この際、励起光源の第1光源111から照射される光Ф(λ1、t1)と、他の波長帯の標準光源の第2光源112からの光Ф(λ2、t2)が相異なり、交差していない時間帯で存在するように構成することが重要である。
一方、図1の(b)は2つの光検出器に対する作動時間ダイヤグラムである。第1光源111からの光Ф(λ1、t1)が光照射される同一時間帯では、励起された皮膚蛍光と反射光に対する2つの信号が生成される。すなわち、励起光波長で生成される2つの信号は反射光信号I(λ1、t1)と、励起された蛍光信号I(λ2、t1)である。
一方、第2光源112による光Ф(λ2、t2)が光照射する時間帯では単に単一信号が形成される。すなわち、第2光源112によって生成される信号は、照射される光の波長帯で反射光信号I(λ2、t2)のみ検出される。
したがって、本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置では、図1に示すように第1光源111による光照射と第2光源112による光照射を時間的に分離したまま連続的に測定対象(T)に照射する一方、それぞれの光照射時に、光検出器から検出される信号を収集した後、これを前記数式によって演算することにより、補正された皮膚蛍光値を算出する。
一方、図2では、上述した測定原理により得られたもので、本発明の好ましい一実施例による反射光検出型皮膚蛍光測定装置を示している。
図2に示すように、本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置は、皮膚に励起光などを照射し、皮膚蛍光などを検出する測定スキャナ100と、前記測定スキャナ100に連結され、スキャナから検出された情報を分析し、その情報をディスプレイするための本体200と、で構成される。
ただし、このように測定スキャナ100と本体200を分けて構成することは本発明の好ましい実施例の1つであり、必要によって別途の本体を構成せず、単一センサの形態で製作してもよく、他の構成をさらに連結して製作してもよい。
本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置は、測定しようとする対象に対して光を照射し、照射した光から発生する皮膚蛍光などを検出するように、光源と光検出器を含むように構成される。
特に、本発明では、検出された皮膚蛍光値を補正して正確な皮膚蛍光値を提供するために、相異なる波長の光を照射する2つの光源と該2つの照射光から発生する相異なる波長の反射光と皮膚蛍光を検出する2つの光検出器を含むことを特徴とする。
具体的に、このような2つの光源は励起光の波長帯(第1波長、λ)に該当する光を放出する第1光源111と、前記励起光によって生成される皮膚蛍光の波長帯(第2波長、λ)に該当する光を放出する第2光源112で構成され、2つの光検出器は、第1光源111からの励起光に対する反射光(λ)を検出する第1光検出器121と、励起光によって生成される皮膚蛍光(λ)及び第2光源112からの放射光に対する反射光(λ)を検出する第2光検出器122で構成される。
したがって、前記2つの光源と光検出器は、反射光と皮膚蛍光を同時に検出ができるように配置されるが、好ましくは測定スキャナ100の一端に設置されて皮膚のような測定対象(T)側に光を照射し、反射光などを検出するように近接配置して構成することができる。
本発明の好ましい実施例では、AGEに対する皮膚蛍光を検出するために、蛍光励起のための励起光として370nm±20nmの第1波長の光を用いることができ、放射光としてはAGEに対する皮膚蛍光の波長に対応する440nm±20nmの第2波長の光を用いることができる。
この場合、前記第1光源111は370nm±20nmの第1波長帯の光を照射する発光ダイオードで構成され、前記第2光源112は440nm±20nmの第2波長帯の光を照射する発光ダイオードで構成されることができる。また、前記第1光検出器121は第1波長帯の光を検出するフォトダイオードで構成され、前記第2光検出器122は第2波長帯の光を検出するフォトダイオードで構成されることができる。
一方、図2に示されていないが、本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置は、前記第1光源111及び第2光源112のオン/オフを制御する光源スイッチング制御部を含むように構成してもよく、さらに好ましくは前記第1光検出器121及び第2光検出器122のオン/オフを制御する光検出器スイッチング制御部を含むように構成してもよい。
このような光源スイッチング制御部及び光検出器スイッチング制御部は、皮膚蛍光値を正確に補正して演算するために、放出される皮膚蛍光及び反射光の検出条件により各光源及び光検出器を区分して正確に動作するようにスイッチング制御する。
具体的には、光源スイッチング制御部は、反射光検出型皮膚蛍光測定装置の光照射条件により光源のオン/オフ、すなわち、光源を点灯または消灯を制御するが、例えば、励起光(λ)を測定対象に照射する第1条件では、第2光源112を消灯させ、第1光源111を点灯させることにより、第1光源111のみが第1波長帯の光を照射するように各光源をスイッチング制御する。一方、前記励起光とは異なる波長帯の放射光(λ)を測定対象に照射する第2条件では、第1光源111を消灯させ、第2光源112のみが第2波長帯の光を照射するように第2光源112を点灯させ、このように各光源を制御するように構成することができる。
同様に、前記光検出器スイッチング制御部も、各測定条件により該当光検出器のオン/オフを制御する構成であり、現在の測定条件で検出しようとする波長帯の光を検出するための光検出器の電源をオン/オフするように構成される。
特に、前記光検出器スイッチング制御部において、第1波長帯の励起光を照射する第1条件や第2波長帯の放射光を照射する第2条件は、両方とも第2波長に対する光信号を検出しなければならないため、第2波長に対する光検出のための第2光検出器122は、持続的にオン状態を保持することが好ましい。
この際、第1条件と第2条件を含む全体測定過程では、所定の時間で光源に対するスイッチング制御が順次行われ、各光源のスイッチング周期は、人体の脈拍数を考慮して血流によって拡散反射率の変化が測定に影響を及ぼさないように、10〜100Hz水準の高周波でスイッチング制御が行われるように構成されることが好ましい。
また、このような高速スイッチングは、本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置で測定スキャナ100を把持可能な形態で製作することにより、測定領域を移動しながら連続的に皮膚蛍光を測定するスキャニング方式を利用する場合、測定スキャナ100の移動にもかかわらず、測定時にほぼ同じ測定部位での測定が行われることができる。
図2には示されていないが、本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置では、選択的に光学フィルタが光源及び光検出器の前に設置されるが、好ましくは照射される光が皮膚表面で鏡反射されることにより、相対的に光の強度の弱い皮膚蛍光を検出し難くなることを防止するために、反射光の影響を除去するための1対の偏光子130と交差偏光子131をそれぞれ対応する光源と光検出器との間に設置することができる。
具体的には、第1光源111/第1光検出器121の1対と、第2光源112/第2光検出器122の1対のそれぞれに対して相互交差する位置に偏光子及び交差偏光子を配置しなければならない。
一方、本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置では、2つの光源及び2つの光検出器を含む測定スキャナ100に連結可能となるように構成される本体200を含むように構成することができ、前記本体200は、測定スキャナ100により測定された情報から補正された皮膚蛍光の大きさを算出する演算部を含むように構成することができる。
前記本体200は、測定スキャナ100に光学的、電気的、そして機械的に連結可能となるように構成することができる。
具体的に、前記本体200上には、測定スキャナ100が機械的に装着されるように前記測定スキャナ100の測定端側の形状に対応する構造の装着部210が設けられ、前記装着部210上に前記測定スキャナ100が機械的に結合して装着固定されるように構成する。
したがって、本発明の好ましい実施例では、前記測定スキャナ100の一端部に前記第1光源111、第2光源112、第1光検出器121、及び第2光検出器122が配置されるように構成する一方、前記装着部210は前記測定スキャナ100の一端部の形状に対応する形状として内側に形成された溝構造を含むように構成することにより、光源及び光検出器と装着部210が相対向して固定されるように構成する。
好ましくは前記本体200は、上述したように測定スキャナ100が本体200上に固定装着されることにより、測定スキャナ100に電気的に接続できるようにして前記測定スキャナ100が測定対象(T)に光照射して検出した皮膚蛍光及び反射光に関する情報を獲得するように構成する。また、さらに好ましくは前記本体200の装着部210上には、測定対象と比較するための標準試片を配置し、前記測定スキャナ100が本体200の装着部210上に載置された場合、測定スキャナ100の光源及び光検出器が前記標準試片に光学的に連結されるように構成する。この際、前記標準試片は、測定される身体組織とほぼ同様の蛍光と拡散反射の光学的特性を有するものを選択することができる。
したがって、前記測定スキャナ100が前記本体200の装着部210上に装着されて電気的及び光学的に連結された場合、測定スキャナ100は、測定対象を測定するために行った光照射及び光検出過程を標準試片に対しても同一に行い、測定対象及び標準試片に対して測定された情報は前記本体200の演算部に伝送される。
前記演算部では、伝送された蛍光信号及び反射光信号に関する情報を用いて実際の測定対象に対する補正された皮膚蛍光値を算出するが、算出結果は前記本体200上に形成されたディスプレイ部220を通して外部に表示される。
したがって、このような順次的な測定が繰り返され、繰り返された測定結果に応じて補正が行われる演算過程のために、獲得された測定情報は全てメモリを用いて測定スキャナ100に格納されるように構成されるが、好ましくは測定結果の変化を追跡するために時間ダイヤグラムの形態で測定結果を格納するように構成することができる。
さらに、前記本体200上に形成される装着部210には、測定スキャナ100を充電するように充電端子が設置されることができるが、前記充電端子は、前記測定スキャナ100が装着部210に機械的に結合された場合に充電が行われるように構成される。
また、必要によって、前記測定スキャナ100は、ブルートゥースによって本体200に連結されるように構成してもよい。
本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置において、光源及び光検出器の具体的な配置に関する例は図3及び図4に示す。
図3は、光源及び光検出器が、測定対象となる皮膚との間に別途の空間なしに直接配置される場合の例を、図4は、光源及び光検出器が、測定対象となる皮膚との間に空間を形成して配置される場合の例をそれぞれ示している。
具体的に図3では、それぞれの光源と光検出器が、測定対象に対してそれぞれ垂直に配置されるように互いに並んで配置され、最適の検出領域を形成するために、外側には第1光源111及び第2光源112を配置し、その間に第1検出器及び第2検出器が位置するように構成する。
また、図4に示すように、測定スキャナ100において、光源及び光検出器と測定対象との間に所定の空間が形成された場合は、各光源及び光検出器を互いに傾斜して斜めに配置する一方、それぞれの光源及び光検出器が測定対象の同じ領域に光を照射し、同じ領域で発生する光を検出するように、それぞれの光照射経路及び光検出経路を形成するように配置しなければならない。好ましくは、対応する光源及び光検出器の角度が45°をなすように配置でき、例えば、光源が皮膚表面に垂直に光を照射する場合であれば、光検出器は45°傾けて配置することにより、鏡反射による影響を低減することができる。前記第1光源111及び第2光源112と、第1光検出器121及び第2光検出器122との間の角度は装備構造に合わせて最小化する。さらに好ましくは、前記光源と光検出器の前には光学フィルタと共に鏡反射光を除去するための1対の交差偏光子130をそれぞれ対応する光源と光検出器との間に設置することにより、鏡反射による影響を最小化することができる。
この際、前記第1光源111、第2光源112、第1光検出器121、及び第2光検出器122は、それぞれ前記測定スキャナ100の測定対象側末端まで光ガイドによって連結されるように構成することができる。一方、皮膚とセンサが接触する面には、外部湿気などの異質物から保護するためのガラス板などの透明保護膜を設置してもよい。
このような構成を有する反射光検出型皮膚蛍光測定装置によって行われる光照射、光検出、及び演算過程に対する実施例は下記の通りである。
[実施例1]
補正された蛍光値を求めるために前記導入された2つの対象、すなわち、測定対象と標準試片に対する測定が必要であり、この中、測定対象である身体の皮膚で光が測定される。
診断のために被験者の上膊において、測定対象と接触または近接している光源及び光検出器により測定され、約5〜19cmの測定面積皮膚部位で測定スキャナが皮膚の表面に沿って移動しながらスキャンする。
測定する前に全ての光源をオフさせた後、癌信号のレベル評価を行って外部から漏洩される光に対する自動補償を行う。
光源モジュールは、それぞれ異なる時間間隔t1とt2をもって波長λとλを有する第1光源照明光Ф(λ1、t1)と第2光源照明光Ф(λ2、t2)を順次発生させる。
全体測定過程において、2つの光源で発生する光がt1とt2をもって順次に50Hzの周期でスイッチングオン/オフ過程を繰り返して光照射される。
次に、光源から照射された光は光検出器で検出されて電気信号に変換される。
具体的には、近紫外線スペクトル範囲(370nm近辺)の第1光源照明光Ф(λ1、t1)は、対象となる蛍光を励起させて光検出器によって対応する信号I(λ2、t1)を形成させ、また、測定対象の皮膚で拡散反射される励起反射光に比例する信号値I(λ1、t1)を形成する。
さらに、青スペクトル範囲(440nm近辺)の第2光源の照明光Ф(λ2、t2)は、AGEとNADHで発生する固有蛍光の最大値に対応し、対象皮膚で拡散反射される前記放射光に比例する信号値I(λ2、t2)を形成する。
上述した測定が相異なる時間間隔t1とt2をもって周期的に繰り返し行われ、測定結果は平均を算出して格納される。
同じ測定過程を標準試片に対して同一に行った後、それぞれの過程で算出された情報を演算部で処理して補正された皮膚蛍光値を算出する。
上述した実施例で2つの波長を有する光源の作動に対する時間ダイヤグラムは下記表1のようである。
Figure 2013195433
本実施例ではそれぞれのサイクル時間を20msで構成し、測定対象スキャン時間を2秒に算定して100回の測定サイクルが行われるようにした。
本実施例により測定された情報は、前記測定スキャナの内部メモリに格納される。前記測定スキャナが前記本体の装着部に置かれる場合、自動的に検出情報は前記本体上の演算部に移動して関数変換による演算及び統計処理が行われ、測定結果はディスプレイを通して表示される。
一方、本発明では、光伝達及び光検出の効率を改善するように、光経路上に光学プリズム及び光学的連結部が設置された構造を提案する。
図5は、このような構造を有する本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置の実施例を一般的な反射光検出型皮膚蛍光測定装置と比較して示しているが、(a)光学プリズム及び光学的連結部なしに直接光照射及び光検出が行われる例と、(b)光学プリズム及び光学的連結部によって光照射及び光検出が行われる例を比較して示している。
先ず、従来光学プリズム及び光学的連結部なしに直接光照射及び光検出が行われる場合(a)では、光源部310で励起光を照射し、前記励起光による蛍光を光検出部320で検出するように構成される。
この際、図5の(a)に示すように、LEDと共に励起光源として用いられる光源は広い発散角をもって光照射されるため、測定しようとする領域に照射される光の損失が発生し、それによって光照射された皮膚領域から散乱される蛍光が光検出器で検出される光量も損失が発生する。
検出される皮膚蛍光は、他の照射される励起光や、その反射光に比べて顕著に小さいため、このような光損失は微細な量であってもその測定の正確度及び診断の信頼度を大きく低下させる要因となる。
反面、本発明ではこのような光損失を防止するために、図5の(b)のように光学プリズムを含む反射光検出型皮膚蛍光測定装置を提案する。
図5(b)を参照すると、本発明では光学プリズム330を用いて光源部310から照射される励起光を集光させ、測定対象の皮膚部位における光均質度を向上させる。
具体的に、本実施例での光学プリズム330は、光源部310及び光検出部320にそれぞれ隣接している2つの上部傾斜面331,332及び皮膚側に隣接している下部面333を含む構造であるが、光源部310側に隣接している上部傾斜面331側から広い発散角をもって照射される励起光は、図5(b)の実線で表示するように光学プリズム330の光検出部320側の上部傾斜面332などにより内部で全反射して最大限皮膚側に集光され、このように集光された光により、光源が有する不均質性、すなわち光軸の中心に比べて外側に行くほど光強度が低下する特性を低減させ、改善された光均質度が得られる。
また、前記光学プリズム330は、皮膚組織部位に伝達される光から発生する2次光を光検出部320に集める機能をする。したがって、本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置では、光信号が向上し、測定誤差が減少するため、光学センサがスキャン方法を取らなくても皮膚の広い部位に対して光学測定を行うことができる。
一方、本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置では、測定対象の皮膚表面から反射される鏡反射成分を減少させ、皮膚内部に光が効果的に浸透するための光学的連結部340を備えるように構成することができる。
このような光学的連結部340は測定対象の皮膚に隣接しているプリズムの下部面333と皮膚表面との間に位置するように構成され、前記光学的連結部340はプリズムの下部面333及び皮膚表面にそれぞれ接触する。
前記光学的連結部340は、プリズムの下部面333と皮膚表面にそれぞれ接触してその境界で屈折率を合わせて光学的に円滑に接触させる連結層を構成することにより、光が皮膚表面で鏡反射されることを防止し、皮膚に光が効果的に浸透するようにする。
具体的に、前記光学的連結部340は、接触する光学プリズム330と皮膚組織との間で励起光の屈折及び散乱によって2つの媒質の間で発生する漏洩光を防止するように、2つの媒質の間の屈折率を合わせる一方、皮膚組織の微細な凹凸などの滑らかでない部分を満たす役割をする。
本発明での光学的連結部340は、水または油浸オイルなどのような液状物質または弾性材料で構成され、光学プリズム330と皮膚の屈折率とほぼ同様の材質から選択される。
このような光学的連結部340によって、プリズムと皮膚組織との間の境界で、プリズム内で照射光の内部全反射が発生せず、光源から発光された光が皮膚組織に投入される効率が大きく改善される。
したがって、このような光学プリズム330及び光学的連結部340を含む反射光検出型皮膚蛍光測定装置は、光集積度及び光均質度を向上させる一方、光源から照射される光が皮膚表面で鏡反射する成分を大きく減少させることができる。
[実施例2]
本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置として、光学プリズム及び光学的連結部を含む装置を製作し、これに対する比較例として同じ位置に光源及び光検出器を配置し、光学プリズム及び光学的連結部なしに直接光照射及び光検出が行われるように構成される装置をそれぞれ製作した。
本実施例では、光源として365nmの光を発散する紫外線LED(N033、日亜化学工業(NICHIA)製)が用いられ、光検出器としては光ファイバースペクトロメーター(AVaspec−2048)が用いられ、光検出器としては光フォトダイオードが用いられることができる。光学プリズムは、商用化されたモデル(Right Angle Prism、Uncoated、20mm、エドモンド・オプティクス(Edmund Optics)製)を用いた。
また、本実施例では光学的連結部として水を用いて光学プリズムと測定対象の皮膚表面との間に挿入した。
本実施例において、光源から照射される光に対する鏡反射成分を測定し、比較例の装置に対しても鏡反射成分を測定した。
上述した実施例及び比較例からの測定結果、光学プリズム及び光学的連結部のない比較例に比べて本実施例は鏡反射成分が10倍以上減少したことが測定された。
図6では上の実施例1及び実施例2のように得られた反射光検出型皮膚蛍光測定装置として、2つの光源311,312及び2つの光検出器321,322を含み、図5のようにこれら光源311,312及び光検出器321,322と測定対象の皮膚(T)との間に光学プリズム330と光学的連結部340が挿入された構造の反射光検出型皮膚蛍光測定装置を示している。
本実施例での光学プリズム330は、光源及び光検出器にそれぞれ隣接している2つの上部傾斜面331,332及び皮膚側に隣接している下部面333を含む構造であり、図5のように三角形の垂直断面形状を有するように三角柱プリズム330が用いられる。好ましくは、三角柱プリズム330の2つの上部傾斜面331,332のうち、一側上部傾斜面331には2つの光源311,312が設置され、他の一側面には2つの光検出器321,322がそれぞれ設置され、下部面333が皮膚側に当接する構造を有するように構成することができる。
この際、相異なる2つの光源311,312が上部傾斜面331に設置される場合、各光源が有する固有な光軸が相異なるため、測定対象の皮膚(T)に光が照射される領域が変わる問題がある。
しかし、本発明では光源が光学プリズム330により測定対象(T)側に連結されるため、光学プリズム330の内部での光反射により光軸の差が補正された均質な光が得られる。
さらに、前記光源及び光検出器とプリズムとの間には反射光を除去するための偏光子351及び交差偏光子352がそれぞれ設置される。具体的に、図6に示すように、第1光源311及び第2光源312と光学プリズム330の上部傾斜面との間には偏光子が設置され、第1光検出器321及び第2光検出器322と光学プリズム330の他の上部傾斜面との間には前記偏光子351に対する交差偏光子352が配置される。
一方、図6の実施例では、測定対象の皮膚(T)部位と前記光学プリズム330の下部面との間に光学的連結部340が配置され、前記光学的連結部340はプリズムの下部面333と皮膚(T)表面にそれぞれ接触してその境界で屈折率を合わせて光学的に円滑に接触するように機能する。
したがって、本実施例では、前記光学的連結部340によって皮膚表面で発生する鏡反射成分が減少し、皮膚(T)表面と光学的連結部340の屈折率の差により一部の反射光は光検出器の前に配置された交差偏光子によりさらに抑制される。
また、本実施例では、前記第1光源及び第2光源のオン/オフを制御する光源スイッチング制御部と、検出された蛍光信号及び反射光信号から皮膚蛍光信号に対する補正値を算出する演算部を含む本体360に連結されるように構成することができる。
図2などで説明したように、本実施例による反射光検出型皮膚蛍光測定装置での各光源及び光検出器も測定スキャナの一端に設置されてもよく、測定対象との間に設置された光学プリズムにより光照射が行われることを除いては同じ演算過程により補正された皮膚蛍光値が得られる。
図7は、本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置の他の実施例であって、図7では上部面431と下部面432、そして相対向する2つの傾斜面433,434を含む台形の垂直断面形状を四角柱の光学プリズム430及びその下部面432と皮膚(T)との間に挿入される光学的連結部440を含むことを示している。また、図7では、前記2つの上部傾斜面433,434にそれぞれ2つの光源411,412が位置し、上部面に2つの光検出器421,422が配置される例を示している。
図6とは異なり、図7の実施例では光学プリズム430が2つの上部傾斜面と下部面以外に、上部面をさらに含む四角柱の形態からなる。
具体的に、本実施例での光学プリズムは、光源及び光検出器にそれぞれ隣接している2つの上部傾斜面433,434及び皮膚(T)側に隣接している下部面432以外に、上部面431をさらに含む四角柱の形態である一方、2つの上部傾斜面433,434及び上部面431には光源及び光検出器が配置される。
すなわち、本発明の好ましい実施例では図6に示すように、励起光を照射する第1光源411と前記第1光源411とは異なる波長の光を照射する第2光源412がそれぞれ光学プリズム430の両側の上部傾斜面433,434に設置され、蛍光信号及び反射光信号に関する相異なる2つの波長を検出するように第1光検出器421及び第2光検出器422が前記2つの上部傾斜面433,434に連結された上部面431上に設置される。
また、図6と同様に、前記光源及び光検出器とプリズムとの間には反射光を除去するための偏光子451及び交差偏光子452がそれぞれ設置される。具体的には、図7の実施例では第1光源及び第2光源と光学プリズムの上部傾斜面433,434との間にはそれぞれ偏光子451が設置され、第1光検出器421及び第2光検出器422と光学プリズムの上部面431との間には前記偏光子451に対する交差偏光子452が配置される。
本実施例でも測定対象の皮膚(T)部位と前記光学プリズムの下部面との間に光学的連結部440を含んで構成してもよく、このような光学的連結部440は、プリズムの下部面432と皮膚(T)表面にそれぞれ接触する。
図8及び図9は、本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置のまた他の実施例であって、台形の垂直断面形状を有する四角柱の光学プリズムを用いることは図7の例と同一であるが、光源及び光検出器の配置が異なる例である。
先ず、図8は、2つの光源411,412が光学プリズムの上部面431に設置され、2つの光検出器421,422が光学プリズムの2つの上部傾斜面433,434上にそれぞれ設置される例に関する。
図9は、前記光学プリズムの一側上部傾斜面433に2つの光源411,412が設置され、他側上部傾斜面434に2つの光検出器421,422が位置する例を示している。
一方、図10は、本発明のまた他の実施例であって、4つの上部傾斜面433,434,435,436を有する四角柱形状の光学プリズムの各上部傾斜面に2つの光源411,412及び2つの光検出器421,422をそれぞれ位置させた例を示している。
具体的に、図10では2つの上部傾斜面435,436にそれぞれ第1光源411及び第2光源412を選択的に設置し、光源が設置されていない他の上部傾斜面433,434に第1光検出器421及び第2光検出器422を選択的に設置する例を示している。
好ましくは、前記第1光源411及び第2光源412は、相対向する2つの上部傾斜面435,436上に設置され、前記第1光検出器421及び第2光検出器422は相対向する他の2つの上部傾斜面433,434上に設置される。
この場合、光源と光検出器は互いに90°の角度をもって配置され、このような直交配置は鏡反射成分を減少させることができる。
本発明の一実施例による反射光検出型皮膚蛍光測定装置では、ピラミッド型ホルダの4つの側面に2つの光源111,112及び2つの光検出器121,122が1つずつ配置される構造を有するように構成することができる。このようなピラミッド型皮膚蛍光測定装置の測定原理は、図1に示すように並んで配列された光源及び光検出器を含む場合と実質的に同一である。
これと関連して、図11は、上述した測定原理により得られたもので、2つの光源及び2つの光検出器が設置されたピラミッド型ホルダを含むように構成される例を示しており、図12は、前記ピラミッド型ホルダの平面図を示している。
図11のように、本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置は、皮膚に励起光などを照射し、皮膚蛍光などを検出できる測定スキャナ100と、前記測定スキャナ100に連結されてスキャナから検出された情報を分析し、その情報をディスプレイするための本体200と、で構成することができる。
ただし、このように測定スキャナ100と本体200を分けて構成することは本発明の好ましい実施例の1つであり、必要によって別途の本体を構成せず、単一センサの形態で製作してもよく、他の構成をさらに連結して製作してもよい。
前記光源及び光検出器は、測定スキャナ100の一端に設置されるピラミッド型測定モジュール500上に設置される。
前記2つの光源及び2つの光検出器は、ピラミッド型ホルダの4つの側面内側にそれぞれ装着され、図11に示すように測定スキャナの一端に配置されたピラミッド型測定モジュール500を構成する。
具体的に、図12の平面図に示すように、前記ピラミッド型測定モジュール500を構成するピラミッド型ホルダの4つの側面には、内側に4つの貫通孔が形成され、それぞれの貫通孔には光源L1、L2及び光検出器D1、D2が個別的に装着される。
この場合、図12に示すように、それぞれの光源及び光検出器は相異なる波長に対する光源及び光検出器と相対向するように配置される。
このような配置は、光が照射される角度とそれによる反射光の主な光経路を考慮した時、光検出器にこのような反射光が直接入ることを低減させることができる。
また、本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置では、選択的に光学フィルタが光源及び光検出器の前に設置されてもよいが、光源から照射される光が鏡反射されて光検出器側に入ることを低減させるために偏光子と交差偏光子を設置することができる。
したがって、第1光源/第1光検出器の1対と第2光源/第2光検出器の1対のそれぞれに対して相互交差する位置に偏光子及び交差偏光子を配置する。
ただし、このような偏光子と交差偏光子を設置する目的は、鏡反射される光に比べて相対的に光の強度の弱い皮膚蛍光の検出を容易にするためであるが、前記偏光子と交差偏光子によって光源の強度と蛍光の検出が相対的に減少し、かえって蛍光測定し難くなる場合が発生することもあるため、これを考慮して適切に設計しなければならない。
これと関連して前記偏光子及び交差偏光子は、鏡反射を低減させるために必ずしも設置しなければならないものではなく、本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置では、ピラミッド型測定モジュールにより90°の角度をなして光源及び光検出器が配列されることで、構造的な配列により根本的に鏡反射の効果を低減させることができる。
図13から図15では、本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置でのピラミッド型測定モジュール500の具体的な構成を示している。
図13は本発明でのピラミッド型測定モジュールに対する分解斜視図であり、図14及び図15は図13の矢印「A」及び「B」からながめた方向での側面図である。
図13に示すように、本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置のピラミッド型測定モジュール500は、2つの光源及び2つの光検出器を含み、前記光源及び光検出器が収納及び装着されるピラミッド型ホルダ530を含んで構成される。
前記ピラミッド型ホルダ530は4つの側面と1つの底面を有するピラミッド形状で構成されて、前記ピラミッド型ホルダ530の各側面の内側で光源及び光検出器がそれぞれ設置される。
具体的に、前記ピラミッド型ホルダ530の側面部には、それぞれ光源または光検出器を収納するための4つの貫通孔531,532,533,534が形成される。すなわち、図12に示すように、ピラミッド型ホルダ530の一側面に形成された第1貫通孔531には第1光源511が収納及び装着され、その向い側の第2貫通孔532には第2光源512が収納及び装着されるように構成することができる。また、前記第1貫通孔531と第2貫通孔532が形成された2つの側面の間の2つの側面には、それぞれ第3貫通孔533及び第4貫通孔534が形成され、第3貫通孔533には第1光検出器513が、第4貫通孔534には第2光検出器514がそれぞれ収納及び装着される。
この際、2つの光源は図13に示すように、ピラミッド型ホルダ530の相対向する側面上に、測定対象に光を斜めに照射するように配置され、2つの光検出器もピラミッド型ホルダ530の相対向する2つの側面上に斜めに設置される。
また、それぞれの光源及び光検出器が測定対象の同じ領域に光を照射し、同じ領域で発生する光を検出するように、それぞれの光照射経路及び光検出経路を形成するように配置しなければならない。好ましくは、対応する光源及び光検出器は、測定対象に隣接しているピラミッド型ホルダの底面に対して45°の角度をなすように配置することができ、このような配置により鏡反射からの影響を大きく低減することができる。
また、前記貫通孔531,532,533,534には鏡反射による影響を最小化するための1対の偏光子515,516及び交差偏光子517,518が光学フィルタ519,520と共に設置される。
このような偏光子515,516、交差偏光子517,518、及び光学フィルタ519,520は、各貫通孔531,532,533,534の内部から前記光源と光検出器の内側に、ピラミッド型ホルダの底面に隣接するように設置される。
前記ピラミッド型ホルダ530の4側面に形成されたそれぞれの貫通孔531,532,533,534は中央で連通し、これら貫通孔531,532,533,534はピラミッド型ホルダ530の底面の開口部535に連結される。
前記開口部535には測定対象との接触面をなすウィンドウ525を形成できるが、このようなウィンドウ525は光の屈折率を考慮して選定でき、好ましくはガラス材質の透明なウィンドウ525で構成することができる。
このようなウィンドウ525は、皮膚とセンサが接触する面には外部湿気などの異質物から保護する機能を行う。
また、前記ピラミッド型ホルダ530の底面にはウィンドウ525を固定するための底プレート526がボルト527のような結合手段により装着され、このような底プレート526はウィンドウ525が配置されるように中空型で構成する。
一方、図面に示されていないが、本発明による反射光検出型皮膚蛍光測定装置は、測定対象の皮膚表面から反射される鏡反射成分を減少させ、皮膚内部に光を効果的に浸透させるための光学的連結部をさらに含むように構成することができる。
このような光学的連結部は測定対象の皮膚に隣接しているウィンドウ525と皮膚表面との間に位置するように構成され、前記光学的連結部はウィンドウ525及び皮膚表面にそれぞれ接触するように構成される。
好ましくは底プレート526の底の部分とウィンドウの底面との間に段差を設け、このような段差が形成された部分に光学的連結部を充填することで、光学的連結部が測定対象と接触可能となる構造を形成することができる。
したがって、前記光学的連結部は、ウィンドウ525と皮膚表面にそれぞれ接触してその境界で屈折率を合わせて光学的に円滑に接触させる連結層を構成するもので、光が皮膚表面で鏡反射されることを防止し、皮膚に光を効果的に浸透させる。
具体的には、前記光学的連結部は、接触するウィンドウと皮膚組織との間で励起光の屈折及び散乱のために2つの媒質の間で発生する漏洩光を防止するように、2つの媒質の間の屈折率を合わせる一方、皮膚組織の微細な凹凸などの滑らかでない部分を満たす役割をする。
本発明での光学的連結部は、水または油浸オイルなどの液状物質または弾性材料で構成され、ウィンドウと皮膚の屈折率とほぼ同様の材質が選択される。
一方、前記ピラミッド型ホルダに形成された貫通孔531,532,533,534には、光源、光検出器、偏光子、交差偏光子、及び光学フィルタがそれぞれ正位置に装着されるように装着溝が形成されることができる。
ただし、図13の例では、ピラミッド型ホルダ530の各側面に固定装着される4つの側面プレート521,522,523,524を含み、前記側面プレート521,522,523,524上に光源及び光検出器を装着した例を示している。具体的には、図13では4つの側面プレートのうち、2つにはその内側面に2つの光源が装着され、残り2つの側面プレートには2つの光検出器が装着されており、それぞれの側面プレート521,522,523,524はボルト527のような結合手段によりピラミッド型ホルダ530上に固定される。
このような図13の例でも詳述したように、4つの貫通孔531,532,533,534を介して光源から測定対象への光照射及び蛍光信号などの光検出が行われる。
図13の矢印「A」及び「B」からながめた方向での側面図は図14及び図15に示し、このような図14及び図15では光源または光検出器と偏光子、光学フィルタなどの配置を確認することができる。
このような構成を有する反射光検出型皮膚蛍光測定装置により行われる光照射、光検出、及び演算過程に対する実施例は下記の通りである。
[実施例3]
補正された蛍光値を求めるために、前記導入された2つの対象、すなわち、測定対象と標準試片に対する測定が必要であり、この中、測定対象の身体皮膚で光測定が行われる。
診断は、被験者の上膊で測定対象と接触または近接している光源及び光検出器から測定され、約5〜19cmの測定面積皮膚部位で測定スキャナが皮膚表面に沿って移動しながらスキャンする。一方、反射光検出型皮膚蛍光測定装置の1回の光照射面積は直径15mmである。
測定の前に全ての光源をオフした後、癌信号のレベル評価を行って外部から漏洩される光に対する自動補償を行う。
光源モジュールは、それぞれ異なる時間間隔t1とt2をもって波長λ1とλ2を有する第1光源照明光Ф(λ1、t1)と第2光源照明光Ф(λ2、t2)を順次発生させる。
全体測定過程において、2つの光源で発生する光がt1とt2をもって順次に50Hzの周期でスイッチングオン/オフ過程を繰り返して光照射される。
次に、光源から照射された光は光検出器で検出されて電気信号に変換される。
具体的には、近紫外線スペクトル範囲(370nm近辺)の第1光源照明光Ф(λ1、t1)は、対象となる蛍光を励起させて光検出器によって対応する信号I(λ2、t1)を形成させ、また、測定対象の皮膚で拡散反射する励起反射光に比例される信号値I(λ1、t1)を形成する。実施例で、励起光波長での対象皮膚組織の反射光信号値を測定する第1光検出器513に光学フィルタ519として370nm±20nmのUVバンドパスフィルタを用い、使用例として#48−630(エドモンド・オプティクス(Edmund Optics)製)を用いた。
また、青スペクトル範囲(440nm近辺)の第2光源の照明光Ф(λ2、t2)は、AGEとNADHで発生する固有蛍光の最大値に対応し、対象皮膚で拡散反射される前記放射光に比例する信号値I(λ2、t2)を形成する。皮膚組織の固有蛍光信号値を測定する第2光検出器514には光学フィルタ520として440nm±20nmのバンドパスフィルタを用い、使用例として#86−340(エドモンド・オプティクス(Edmund Optics)製)を用いた。第2光検出器514では、皮膚組織の固有蛍光は透過し、皮膚組織で反射する励起光の波長である370nmを遮断するために、上記のようなバンドパスフィルタ520を用いた。
上述した測定が相異なる時間間隔t1とt2をもって周期的に繰り返し行われ、測定結果は平均を算出して格納される。
同じ測定過程を標準試片に対して同一に行った後、それぞれの過程で算出された情報を演算部で処理して補正された皮膚蛍光値を算出する。
一方、皮膚組織の補正蛍光信号値を求めるためには、第1光源511と蛍光波長を有する放射光を出す第2光源512から測定対象に反射される反射光を検出しなければならない。しかし、皮膚組織から放出される固有蛍光の強度に比べて前記反射光の強度は相対的に非常に大きいため、前記反射光の検出時に第1及び第2光検出器で測定信号の飽和現象が発生する。したがって、前記光検出器が前記反射光と固有蛍光値を損失なしに同時に検出するためには照射範囲の光量を減少させ、かつ、可視光線領域で蛍光を発生しない光減衰フィルタを一部の光経路上に配置することができる。
これと関連して図16は第2光源及び第1光検出器の前に光減衰フィルタが設置された例を示す。具体的に、本実施例によれば、第2光源512と第1光検出器513の前に光減衰フィルタ536,537を設置し、第1光源511と第2光検出器514の前には光減衰フィルタを設置しなかった。すなわち、図16(a)に示すように第1光検出器513の前に光減衰フィルタ536が設置され、図16(b)に示すように第2光源の前に他の光減衰フィルタ537が設置されることができる。
これによって、前記光減衰フィルタは、前記励起光と前記放射光の反射光強度を低減して前記第1及び第2光検出器513,514で信号出力の飽和(Saturation)状態を防止することができる。一方、固有蛍光信号値を励起させる前記第1光源と蛍光信号を検出する前記第2光検出器514の前には前記光減衰フィルタを設置しないことによって、蛍光信号値を損失なしに検出することができる。
以上、本発明を好ましい実施例を参照して説明したが、該当技術分野の熟練した当業者は本発明の範囲を逸脱しない範囲内で本発明の要素に対する修正及び変更が可能であることが理解できる。また、本発明の必須の領域を逸脱しない範囲内で特別な状況や材料に対する変更が可能である。したがって、本発明は、本発明の好ましい実施例の詳細な説明により制限されることはなく、添付した特許請求の範囲におけるあらゆる実施例を含む。
100 測定スキャナ
200 本体
111 第1光源
112 第2光源
121 第1光検出器
122 第2光検出器
130 偏光子
131 交差偏光子
210 装着部
220 ディスプレイ部
310 光源部
320 光検出部
311 第1光源
312 第2光源
321 第1光検出器
322 第2光検出器
330 光学プリズム
340 光学的連結部
351 偏光子
352 交差偏光子
360 本体
411 第1光源
412 第2光源
421 第1光検出器
422 第2光検出器
430 光学プリズム
440 光学的連結部
451 偏光子
452 交差偏光子
500 ピラミッド型測定モジュール
511 第1光源
512 第2光源
513 第1光検出器
514 第2光検出器
515,516 偏光子
517,518 交差偏光子
519,520 光学フィルター
521,522,523,524 側面プレート
525 ウィンドウ
526 底プレート
527 ボルト
530 ピラミッド型ホルダ
531,532,533,534 貫通孔
535 開口部
536,537 光減衰フィルタ
T 測定対象

Claims (50)

  1. 標準試片または測定対象に対して光照射及び光検出可能となるように構成され、
    励起光を照射する第1光源と、
    前記第1光源とは異なる波長の光を照射する第2光源と、
    蛍光信号及び反射光信号に対する相異なる2つの波長を検出するように設置される第1光検出器及び第2光検出器と、
    前記第1光源及び第2光源のオン/オフを制御する光源スイッチング制御部と、
    前記第1光検出器及び第2光検出器から検出された蛍光信号及び反射光信号から補正された皮膚蛍光信号を算出する演算部と、を含み、
    前記第2光源は前記第1光源からの励起光により励起されて放出される皮膚蛍光の波長帯の光と同じ波長の光を照射することを特徴とする反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  2. 前記第1光源及び第2光源から照射される光を測定対象に伝達し、前記蛍光信号及び反射光信号を光検出部に伝達するように構成される光学プリズムと、を含み、
    前記光学プリズムは測定対象に連結される下部面と前記光源部及び前記光検出部が設置される2つ以上の上部面を含む光学プリズムであることを特徴とする請求項1に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  3. 前記光学プリズムの下部面には、測定対象に接触する光学的連結部をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  4. 前記光学的連結部は、光学プリズムと測定対象との間で液状物質または弾性材料からなる連結層により形成されることを特徴とする請求項3に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  5. 前記光学プリズムは、2つの上部傾斜面及び測定対象側に隣接している下部面を含むもので、三角形の垂直断面形状を有する三角柱プリズムであることを特徴とする請求項2に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  6. 前記光学プリズムの一側上部傾斜面には第1光源及び第2光源が設置され、他側上部傾斜面には第1光検出器及び第2光検出器が設置されることを特徴とする請求項5に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  7. 前記光学プリズムは、2つの上部傾斜面、前記2つの上部傾斜面に連結される上部面、及び測定対象側に隣接している下部面を含むもので、台形の垂直断面形状を有する四角柱プリズムであることを特徴とする請求項2に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  8. 前記光学プリズムの一側上部傾斜面には第1光源及び第2光源が設置され、他側上部傾斜面には第1光検出器及び第2光検出器が設置されることを特徴とする請求項7に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  9. 前記光学プリズムの一側上部傾斜面には第1光源が設置され、他側上部傾斜面には第2光源が設置され、前記光学プリズムの上部面には第1光検出器及び第2光検出器が設置されることを特徴とする請求項7に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  10. 前記光学プリズムの一側上部傾斜面には第1光検出器が設置され、他側上部傾斜面には第2光検出器が設置され、前記光学プリズムの上部面には第1光源及び第2光源が設置されることを特徴とする請求項7に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  11. 前記光学プリズムは4つの上部傾斜面、前記4つの上部傾斜面に連結される上部面、及び測定対象側に隣接している下部面を含むもので、台形の垂直断面形状を有する四角柱プリズムであることを特徴とする請求項2に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  12. 前記光学プリズムの4つの上部傾斜面のうち2つの上部傾斜面には第1光源及び第2光源が設置され、他の2つの上部傾斜面には第1光検出器及び第2光検出器が設置されることを特徴とする請求項11に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  13. 前記第1光源及び前記第2光源は相対向する2つの上部傾斜面上に設置され、前記第1光検出器及び前記第2光検出器は相対向する他の2つの上部傾斜面上に設置されることを特徴とする請求項12に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  14. 前記光学プリズムと前記光源部及び前記光学プリズムと前記光検出部との間には偏光子及び交差偏光子がそれぞれ設置されることを特徴とする請求項2に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  15. 4つの側面と1つの底面を含むピラミッド型ホルダと、をさらに含み、
    前記第1光源、前記第2光源、前記第1光検出器、及び前記第2光検出器は、前記ピラミッド型ホルダの4つの側面のうち何れか1つにそれぞれ対応するように設置されることを特徴とする請求項1に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  16. 前記ピラミッド型ホルダの4つの側面には貫通孔がそれぞれ形成され、それぞれの貫通孔は前記ピラミッド型ホルダの底面に形成された開口部に連通されるように構成され、前記第1及び第2光源と前記第1及び第2光検出器は前記貫通孔を介して光照射及び光検出が行われるように構成されることを特徴とする請求項15に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  17. 前記第1光源と第2光源は前記ピラミッド型ホルダの相対向する2つの側面にそれぞれ装着され、前記第1光検出器と前記第2光検出器は前記ピラミッド型ホルダの他の2つの側面に相対向するように装着されることを特徴とする請求項15に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  18. 前記ピラミッド型ホルダの4つの側面にはそれぞれの貫通孔を覆う4つの側面プレートが装着され、前記側面プレートには貫通孔に向かって前記第1光源、前記第2光源、前記第1光検出器、及び前記第2光検出器がそれぞれ設置されることを特徴とする請求項16に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  19. 前記貫通孔の内部には2つの光源内側に偏光子が設置され、前記2つの光検出器内側には交差偏光子が設置されることを特徴とする請求項16に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  20. 前記貫通孔の内部には前記光検出器と交差偏光子の内側に光学フィルタが設置されることを特徴とする請求項19に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  21. 前記ピラミッド型ホルダの底面の下方に中空型の底プレートが設置され、前記底プレートの中空部にはウィンドウが固定されることを特徴とする請求項16に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  22. 前記ウィンドウの下部面には測定対象と接触可能となるように配置された光学的連結部をさらに含むように構成されることを特徴とする請求項21に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  23. 前記光学的連結部は液状物質または弾性材料からなる連結層であることを特徴とする請求項22に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  24. 前記光源スイッチング制御部は、前記第1光源と前記第2光源の点灯状態が時間的に分離されるように前記第1光源及び前記第2光源をスイッチング制御することを特徴とする請求項1から23のうち何れか1項に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  25. 前記スイッチング制御部は、前記第1光源と前記第2光源を順次点灯及び消灯させる過程を連続的に繰り返して第1光源に対する蛍光信号及び反射光信号と第2光源に対する反射光信号をそれぞれ検出するように構成されることを特徴とする請求項24に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  26. 前記第1光源及び前記第2光源の光経路上には測定対象と標準試片が選択的に位置するように構成されることを特徴とする請求項1から23のうち何れか1項に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  27. 前記第1光源は370nm±20nmの光を照射することを特徴とする請求項1から23のうち何れか1項に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  28. 前記第2光源は440nm±20nmの光を照射することを特徴とする請求項1から23のうち何れか1項に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  29. 前記スイッチング制御部は、各光源を点灯させる前に、第1光源と第2光源が両方とも消灯されるように制御することを特徴とする請求項1から23のうち何れか1項に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  30. 前記スイッチング制御部が第1光源及び第2光源を両方とも消灯させた場合、前記第1光検出器及び第2光検出器では癌信号を測定し、前記演算部は測定された癌信号を格納し、格納された癌信号から検出された蛍光信号及び反射光信号を補償することを特徴とする請求項29に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  31. 前記スイッチング制御部は、第1光源部及び第2光源部が10〜100Hzの周期で点灯及び消灯を繰り返すように制御することを特徴とする請求項1から23のうち何れか1項に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  32. 前記第1光検出器及び第2光検出器のオン/オフを制御する光検出器スイッチング制御部をさらに含むことを特徴とする請求項1から23のうち何れか1項に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  33. 前記第1光源、第2光源、第1光検出器、及び第2光検出器を含む測定スキャナと、
    前記測定スキャナに電気的に接続可能となるように構成され、前記演算部を含む本体と、で分離構成されることを特徴とする請求項1から23のうち何れか1項に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  34. 前記測定スキャナは把持可能な形態であり、その一端部に前記第1光源、第2光源、第1光検出器、及び第2光検出器が配置されることを特徴とする請求項33に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  35. 前記測定スキャナは、検出された情報を格納するためのメモリを含むことを特徴とする請求項33に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  36. 前記第1光源、第2光源、第1光検出器、及び第2光検出器を含む測定スキャナと、
    前記測定スキャナに電気的に接続可能となるように構成され、前記演算部を含む本体と、で分離構成され、
    前記測定スキャナは測定対象に垂直に光照射及び光検出が行われるように、前記第1光源、第2光源、第1光検出器、及び第2光検出器が垂直方向に並んで配置されることを特徴とする請求項1に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  37. 前記第1光源、第2光源、第1光検出器、及び第2光検出器を含む測定スキャナと、
    前記測定スキャナに電気的に接続可能となるように構成され、前記演算部を含む本体と、で分離構成され、
    前記測定スキャナは測定対象に斜めに光照射及び光検出が行われるように、前記第1光源、第2光源、第1光検出器、及び第2光検出器が互いに一定の角をなして傾斜するように配置されることを特徴とする請求項1に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  38. 前記第1光源と第1光検出器及び前記第2光源と第2光検出器は全て前記ピラミッド型ホルダの底面に対して45°の角度で傾斜するように配置されることを特徴とする請求項37に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  39. 前記第1光源、第2光源、第1光検出器、及び第2光検出器は全て同じ位置で光照射及び光検出を行うように配置されることを特徴とする請求項33に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  40. 前記本体には前記測定スキャナが装着される装着部が形成され、前記測定スキャナは前記装着部上に着脱可能となるように構成されることを特徴とする請求項33に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  41. 前記測定スキャナの一端部に前記第1光源、第2光源、第1光検出器、及び第2光検出器が配置され、前記装着部は前記測定スキャナの一端部の形状に対応する形状で内側に形成された溝構造を含むことを特徴とする請求項40に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  42. 前記装着部の溝構造には、標準試片が前記測定スキャナに設置された前記第1光源、第2光源、第1光検出器、及び第2光検出器に光学的に連結されるように構成されることを特徴とする請求項41に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  43. 前記本体は、前記測定スキャナが装着部に装着された場合、標準試片に対する測定を行い、前記測定スキャナに格納された測定対象及び標準試片に対する検出情報を受信して前記演算部で補正された皮膚蛍光値を算出するように構成されることを特徴とする請求項42に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  44. 前記装着部には、前記測定スキャナに対する充電端子が設置され、前記装着部に前記測定スキャナが装着される場合に充電されるように構成されることを特徴とする請求項40に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  45. 前記第1光源、第2光源、第1光検出器、及び第2光検出器を含む測定スキャナと、
    前記測定スキャナに電気的に接続可能となるように構成され、前記演算部を含む本体と、で分離構成され、
    前記測定スキャナには偏光子及び交差偏光子が設置されることを特徴とする請求項1に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  46. 前記第1光源、第2光源、第1光検出器、及び第2光検出器を含む測定スキャナと、
    前記測定スキャナに電気的に接続可能となるように構成され、前記演算部を含む本体と、で分離構成され、
    前記第1光源及び第2光源は前記測定スキャナの測定対象側末端まで光ガイドによって連結されることを特徴とする請求項1に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  47. 前記第1光源、第2光源、第1光検出器、及び第2光検出器を含む測定スキャナと、
    前記測定スキャナに電気的に接続可能となるように構成され、前記演算部を含む本体と、で分離構成され、
    前記第1光検出器及び第2光検出器は前記測定スキャナの測定対象側末端まで光ガイドによって連結されることを特徴とする請求項1に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  48. 前記本体はディスプレイ部をさらに含み、前記ディスプレイ部では前記演算部で算出された、補正された皮膚蛍光信号を出力することを特徴とする請求項33に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  49. 前記第2光源及び前記第1光検出器の前にそれぞれ光減衰フィルタが設置されることを特徴とする請求項15から23のうち何れか1項に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
  50. 前記演算部は下記数式により、補正された皮膚蛍光値を算出することを特徴とする請求項1から23のうち何れか1項に記載の反射光検出型皮膚蛍光測定装置。
    数式:AFcorr=K[I(λ2、t1)/I(λ2、t1)]/{[R(λ1)]k1[R(λ2)]}k2
    (式中、R(λ1)=I(λ1、t1)/I(λ1、t1):励起波長での拡散反射係数
    R(λ2)=I(λ2、t2)/I(λ2、t2):放射波長で拡散反射係数
    I(λ2、t1):皮膚組織の固有蛍光(皮膚蛍光)信号値
    I(λ1、t1):励起光波長での皮膚組織の反射光信号値
    I(λ2、t2):放射光波長での皮膚組織の反射光信号値
    k1、k2:励起光と放射光波長に対する校正関数の指数係数
    (λ2、t1):標準試片での固有蛍光信号値
    (λ1、t1):励起光波長での標準試片の反射光信号値
    (λ2、t2):放射光波長での標準試片で反射光信号値
    K:使用された標準試片の特徴を考慮した比率係数)
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