JP2013194966A - 蒸気・マイクロ波併用減圧乾燥機及び乾燥食品等の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の蒸気・マイクロ波併用減圧乾燥機1は、被乾燥物Aを収容する開口部3と収容した被乾燥物Aの重量を計測する重量計測器71を有する支持構造79とを備えた乾燥室本体5と、乾燥室本体5の開口部3を閉塞する開閉扉7と、被乾燥物Aにマイクロ波を照射して乾燥させるマイクロ波照射装置9と、被乾燥物Aに蒸気を供給して加熱・殺菌する蒸気供給装置601と、乾燥室本体5内を減圧雰囲気にする減圧装置301と、を具備することによって構成されている。
【選択図】 図1
Description
また、収穫したモズクの一部は冷風や熱風の並行流棚式乾燥機等によって乾燥され、含水率が7〜8%になるまで乾燥された乾燥モズクに加工されて出荷されている。
一方、前記乾燥モズクは水分が少なく重量及び体積が小さくなって、包装・輸送及び冷凍保管費を削減できるが、乾燥による変色や食感の低下等の問題点を有し、水に戻してから使用するという一手間がかかってしまう。
そして、このような装置には、加熱調理する野菜等を収容する蒸し室と、該蒸し室内を減圧雰囲気にするための減圧装置と、上記蒸し室内に低温蒸気を供給する低温蒸気供給装置と、が基本的に備えられている。
また、上記100℃を超えるような熱風乾燥を行った場合にはモズク等の風味を大きく損ってしまうし、モズク等を収容したコンテナを複数の乾燥機間等で移し替える作業も煩しい作業になっていた。また、上記特許文献1〜3に示すような低温蒸しを実施するだけでは半生モズク等を製造するのに十分な熱量は得られない。
また、減圧装置を備えているから、100℃以下の低温蒸気を使用した加熱・殺菌と、マイクロ波を使用した乾燥温度を低く抑えた乾燥と、を実行することが可能になり、一連の加工を低い温度で実行できるようになって、被乾燥物の風味や成分等を壊すことなく良質の乾燥食品等を得ることができる。
また、乾燥室本体には被乾燥物の重量を計測する重量計測器を有する支持構造が設けられているから乾燥前、乾燥中あるいは乾燥後の被乾燥物の水分量の変化を把握でき、該水分量の変化に基づいた正確なマイクロ波による乾燥が可能になる。
また、上記遮蔽空間の外方側周部にダブルチョーク一体構造のマイクロ波影響防止機構を配置した場合には、乾燥室本体内に供給されたマイクロ波の遮蔽空間内への流入が防止されるから重量計測器に与えられるマイクロ波の影響が防止されて被乾燥物の正確な重量計測結果が得られるようになる。
また、循環式給排水装置の採用によって、水封式真空ポンプを駆動するための水の消費量を減らして、効率の良い減圧装置の運転が可能になる。
また、乾燥工程では、加熱・殺菌された被乾燥物に対して減圧雰囲気下で、マイクロ波による低温での乾燥を被乾燥物の重量変化を監視しながら実行できるから、被乾燥物の有する風味や成分等を多く残した状態で所定の水分量になるまで正確に乾燥させた乾燥食品等を得ることができるようになる。
従って、被乾燥物を乾燥させる前に行う加熱・殺菌から所定の水分量になるまで乾燥させて乾燥食品等を得るまでの一連の加工を被乾燥物の移動を一度も行うことなく実行できるようになる。
また、上記被乾燥物を収穫後、洗浄・選別され水切りされた生のモズクとし、上記乾燥食品等を上記の生のモズクの重量を1/2になるまで乾燥させた半生モズクとした場合には、均一な乾燥が難しいモズクの乾燥を効率良く良好な品質を保って製造することができ、風味豊かな半生モズクを提供できるようになる。
また、本発明の乾燥食品等の製造方法によると、半生モズクを製造するのに適した木目細やかな重量計測に基づく加熱温度と加熱時間の管理に基づいて風味豊かな乾燥食品等を効率良く製造することが可能になる。
本発明の蒸気・マイクロ波併用減圧乾燥機1は、被乾燥物Aを収容する開口部3と収容した被乾燥物Aの重量を計測する重量計測器71を有する支持構造79とを備えた乾燥室本体5と、上記開口部3に開閉可能な状態で取り付けられ、閉塞時に上記乾燥室本体5内に遮蔽空間を形成する開閉扉7と、上記乾燥室本体5に対して取り付けられ、該乾燥室本体5内に収容される被乾燥物Aに向けてマイクロ波を照射して被乾燥物Aを乾燥させるマイクロ波照射装置9と、上記乾燥室本体5に対して接続され、該乾燥室本体5内に収容される被乾燥物Aに向けて蒸気を供給して被乾燥物Aを加熱・殺菌する蒸気供給装置601と、上記開口部3を閉塞した状態で上記乾燥室本体5内を減圧雰囲気にする減圧装置301と、を具備することによって基本的に構成されている。
また、上記第1ヒーター装置603と第2ヒーター装置605との間には温水供給経路621が形成されており、上記第2ヒーター装置605と乾燥室本体5との間には蒸気供給経路607が形成されている。
また、上記乾燥室25の一例として下部には上述した蒸気供給装置601の第2ヒーター装置605が設けられており、該第2ヒーター装置605の一例として後方空間を利用して上述した第1ヒーター装置603が配置されている。
この他、前記乾燥室25の一例として右側には、前面に表示部27と操作ボタン29とを備えた制御ボックス31が配置されており、上記乾燥室25と蒸気供給装置601との間と、上記乾燥室25と減圧装置301との間には、蒸気やドレン等を供給ないし排出するための配管が適宜、配置されている。
また、上記開閉扉7の前面の上縁と下縁には、一例として2ヶ所ずつ回転式のロックハンドル45が設けられており、該ロックハンドル45の先端の係止爪47が上記乾燥室本体5の前面に設けられている係止フック49に係止されることによって開閉扉7の閉塞状態がロックできるように構成されている。
また、乾燥室本体5の開閉扉7を除く三方の側面部にはパンチングメタルにより形成された小室が設けられており、蒸気供給経路207をここに接続して蒸気が供給されるようになっている。これは、スチームトラップに代わってドレン等を下に落下させ、蒸気をより均一に被乾燥物Aに浴びせることができるようにしたものである。
尚、乾燥室本体5の上面部にはスタラファンが備えられている。これは、マイクロ波電界を反射・撹拌することで加熱ムラを防止することができる。
そして、本実施の形態では、上記重量計測器71が設けられている空間をダブルチョーク一体構造を適用した後述するマイクロ波影響防止機構73によって遮蔽空間75とすることによって、マイクロ波による乾燥を継続しながら時々刻々変化する被乾燥物Aの重量変換を同時に計測できるように構成されている。
そして、本実施の形態では被乾燥物Aとして生の原料モズクA0を使用しており、該原料モズクA0の重量を1/2程度になるまで乾燥させた半生モズクA1を製造する目的で蒸気・マイクロ波併用減圧乾燥機1を使用している。
尚、被乾燥物Aとして野菜や果物等を選択する場合には、高温で殺菌もしくは低温で蒸した後、含水率5〜6%程度まで乾燥させた乾燥野菜や乾燥果物を製造する目的で蒸気・マイクロ波併用減圧乾燥機1を使用することも可能である。
開閉扉7は、上記開口部3より一回り大きな矩形板状の部材で、該開閉扉7の背面の外周寄りには、開閉扉7を閉塞状態にした時、上記シール面61に当接する一例としてリング状のゴムパッキンによって構成されるシール部材11を備えるシール構造13が設けられている。
また、上記シール構造13の内方における開閉扉7の背面にはマイクロ波漏洩防止機構21が設けられている。
具体的には、図9に示すように開閉扉7の背面から垂直に立ち上げられた長尺な遮蔽板65の上端縁に先端部67が基端部69に対して90°折り曲げられた断面L字形状の第1チョーク17を設け、該遮蔽板65の下端縁に上記第1チョーク17と同形状、同サイズの第2チョーク19を上記第1チョーク17と対向する位置に配置することによってマイクロ波漏洩防止機構21が構成されている。
因みに、このような寸法設定を採用することによって、上記中間経路63中に上記波長λの1/4の長さの迂回路が形成され、該迂回路での反射波と上記接続点Bから中点Oに向かう波との位相差が上記波長λの1/2になって互いに打ち消し合うことになり、乾燥室25外へのマイクロ波の漏洩が防止されるのである。
また、上記上面遮蔽板93と下面遮蔽板95によって挟まれた遮蔽空間75内には、被乾燥物Aの重量を計測する重量計測器として一例として3基のロードセル71が図12に示すように配置されており、遮蔽空間75の外周部にはチョーク構造のマイクロ波影響防止機構73が配設されている。
上記ベースフレーム99は、乾燥室本体5内の底面上に固定される一例として4個の固定ベース105と、該固定ベース105上に配置され、上記下面遮蔽板97の下面に取り付けられている4個のフット107と、上面にロードセル71の一端が固定されている上記下面遮蔽板97と、を備えることによって構成されている。
尚、上記制御ボックス31に送信された和算されたデータは、制御ボックス31の前面に設けられている指示計としてのインジケータ127や表示部27となるモニタ上に数値として表示させたり、制御部117に送信されて乾燥時間やマイクロ波の照射量の制御に利用される。
具体的には、図10及び図11に示すように上面遮蔽板93の下面に必要に応じて適宜のスペーサ119を介してマイクロ波影響防止機構73の遮蔽板65を取り付け、第1チョーク17と第2チョーク19を下方の下面遮蔽板97の上面に臨ませた状態にする。
そして、このような配設態様をとることによってロードセル71が設けられている遮蔽空間75は、周りの乾燥室本体5の内部雰囲気と区画され、マイクロ波の流入が防止された空間になっている。
従って、本実施の形態では上記マイクロ波影響防止機構73による高周波回路的なマイクロ波の遮蔽効果に加えてマイクロ波遮断パネル121による構造的なマイクロ波の遮蔽効果が発揮されるから遮蔽空間75内へのマイクロ波の漏洩がより一層、防止された構造になっている。
尚、上記マイクロ波照射装置9としては、マイクロ波の最大可変出力が一例として3000w程度のものが1基設けられており、該マイクロ波照射装置9の側傍には、マイクロ波を照射することによって過熱したマイクロ波照射装置9を冷却するための冷却ファンが設けられている。
そして、上記レベルセンサ629によって検知された減圧加熱室623内の温水の水位の変化に基づいて前記二方弁619の開閉が適宜、制御される。また、上記減圧加熱室623は、減圧に耐えられる剛性と気密性を有しており、前記乾燥室本体5と蒸気供給経路607で連絡することによって、次に述べる減圧装置301で生成する減圧雰囲気が上記乾燥室本体5を介して第2ヒーター装置605の減圧加熱室623にも及ぶように構成されている。この他、上記乾燥室本体5を減圧する減圧装置301とは別の図示しない減圧装置を設けて上記減圧加熱室623内の減圧雰囲気の調整のみを目的として別に設けた上記減圧装置を使用することも勿論可能である。
この他、上記乾燥室本体5には、乾燥室本体5内の温度を計測する温度センサ229と、吸気用の二方弁251と、導入した気流の流量を調節する流量調整弁253と、乾燥中の被乾燥物Aの品温を計測し上記マイクロ波照射装置9のマイクロ波出力の調整に使用される品温調整器255が設けられている。
水封式真空ポンプ305は、水蒸気や水滴を含んだ気体の排気等に利用されるポンプで、シリンダに対して偏心して取り付けられる羽根車の回転を利用してシリンダの内壁に封水リングを形成し、該封水リングと羽根車の羽根によって囲まれた空間の容積変化を利用してポンプ作用を行うようにしたものである。
一方、下部タンク315内には、水中ポンプ323が配置されており、上述した水封式真空ポンプ305から排出され、排出経路311を通って下部タンク315内に貯った水を汲み上げて上部タンク313に供給できるように構成されている。
また、上部タンク313内の底部から上述した給水経路309が延びており、該給水経路309の他端が上述した水封式真空ポンプ305に接続されている。
まず、加熱・殺菌及びマイクロ波乾燥させる被乾燥物Aをコンテナ59等の容器に入れ、グリップ41を握って開閉扉7を手前に開く。そして、開放された開口部3から乾燥室本体5内の支持構造79における上部フレーム113の上にガイドレール111を滑らせるようにして手前から上記コンテナ59を載置する。
次に、グリップ41を握り開閉扉7を閉めて開口部3を閉塞状態にする。続いて、ロックハンドル45を握り所定の方向にロックハンドル45を回してロックハンドル45の係止爪47を乾燥機本体5の前面に設けられている係止フック49に係止して開閉扉7の閉塞状態をロックする。
続いて、蒸気供給装置601を起動して第1ヒーター装置603を使用し、所定の温度(例えば50℃)の温水を沸かして温水供給経路621を介して第2ヒーター装置605の減圧加熱室623内に温水を供給する。
次に、上記ヒーター625を停止してマイクロ波照射装置9によるマイクロ波乾燥に移行し、品温調整器255によって被乾燥物Aの品温を確認しながら被乾燥物Aの重量が所定の目標重量(例えば初期重量の1/2)になるまで乾燥させる。尚、設定した入力情報や乾燥室25内の温度等が乾燥中、表示部27に表示される。
また、マイクロ波の乾燥室本体5外への漏洩は、上述したダブルチョーク一体構造のマイクロ波漏洩防止機構21による作用で高周波回路的に防止されており、マイクロ波のロードセル71が存する遮蔽空間75内への流入は、上述したダブルチョーク一体構造のマイクロ波影響防止機構73による高周波回路的な遮蔽効果とマイクロ波遮断パネル121による構造的な遮蔽効果によって防止されている。
本発明の乾燥食品等の製造方法は、100℃以下の低温蒸気を所定時間、被乾燥物Aに浴びせて加熱・殺菌する加熱・殺菌工程S5と、加熱・殺菌された被乾燥物Aに減圧雰囲気下でマイクロ波を照射して所定の水分量になるまで被乾燥物の重量を計測しながら乾燥させる乾燥工程S6と、を備えることによって基本的に構成されている。
更に、上記乾燥工程S6の後工程として、完成した半生モズクA1(乾燥食品等D)を冷暗室に所定時間保管して水分量の均一化を図るあん蒸工程S7が設けられており、これら8つの工程によって本実施の形態による乾燥食品等の製造方法は構成されている。
(A)加熱・殺菌工程(図1及び図21参照)
コンテナ59に原料モズクA0を3〜5kg程度収容し、乾燥室本体5内に入れてコンテナ59ごと原料モズクA0の初期重量をロードセル71によって計測する。
次に、減圧装置301を起動して第2ヒーター装置605の減圧加熱室623内の雰囲気を所定の減圧状態にする。尚、この時、乾燥室本体5に設けられている気流導入用の電動の二方弁251は閉塞しておく。
次に、第2ヒーター装置605を起動して80℃の低温蒸気を生成して乾燥室本体5内に供給し、乾燥室本体5内の原料モズクA0を約5分間、加熱・殺菌する。
尚、上記80℃の低温の飽和蒸気を得るためには、減圧加熱室623と乾燥室本体5内の圧力を47.5kPa・abs程度まで減圧する必要があり、圧力センサ635により吸気用のニードル弁247を上記圧力に比例させて制御し、この状態を維持して80℃の低温蒸気で加熱・殺菌を実施する。
尚、低温蒸気の生成量は、減圧加熱室623に設けられている温度センサ627の計測値に基づいてヒーター625の発熱量で調整されている。
次に、半生モズクの食感を失うことなく重量を1/2まで乾燥する工程に入る。この工程は、蒸気の供給を停止してマイクロ波加熱で行う。
先ず、上述した加熱・殺菌工程S5が終了後、減圧加熱室623内のヒーター625を停止し、上述したニードル弁247を閉塞して水封式真空ポンプ305の吸入空気のすべてが減圧加熱室623と乾燥室本体5から吸入されるようにする。
次に、圧力センサ635の設定を80℃の飽和蒸気を生成させる47.4kPa・absから40℃の飽和蒸気を生成させる7.4kPa・absに変更し、圧力センサ635が7.4kPa・absに到達したと判断したら蒸気供給経路607の三方弁633を駆動して乾燥室本体5側の弁を閉じ、減圧加熱室623を大気に開放する。
次に、マイクロ波照射装置9を起動して二方弁251を開放し、スタラファン257をONにしてマイクロ波による乾燥を実行する。尚、上記マイクロ波による乾燥中、ロードセル71によって原料モズクA0の重量変化が計測されており、品温調整器255によって原料モズクA0の品温が管理されているため、原料モズクA0の風味を損なうことなく原料モズクA0の重量が初期重量の1/2程度になるまで乾燥させた半生モズクA1が得られる。
そして、所定の乾燥が終了し、乾燥食品等Dである半生モズクA1が完成したら、操作ボタン29を押して蒸気・マイクロ波併用減圧乾燥機1のすべての駆動を停止する。
あん蒸とは、乾燥食品等Dの水分量の均一化を図る操作である。上記乾燥工程によって製造された半生モズクA1を蒸気・マイクロ波併用減圧乾燥機1からコンテナ59ごと取り出し、図22に示すようにあん蒸保管庫701の上面が開放された容器本体703内に段積み状態で収容する。そして、上記容器本体703の開放された上面を蓋体705で閉めて冷暗室に運んで所定時間保管し、あん蒸処理が実行される。
また、あん蒸工程の他の実施形態としては、乾燥室本体5から取り出された半生モズクA1をコンテナ59から出して図23に示すように重ね合わせた状態で袋詰めし、あん蒸保管庫701の他の一例であるモズク容器707内に収容する。そして、モズク容器707の開放された上面を蓋体709で閉めて冷暗室に運び、所定時間保管して、あん蒸処理を実行する。
また、低温での加熱・殺菌が難しい包装後の加熱・殺菌が不要になる。
この他、半生モズクA1は原料モズクA0に比べて重量と体積が約半分であるから、従来の出荷量と比較してほぼ倍の量の出荷が可能であり、包装、輸送、冷凍保管等に要する費用を大幅に削減する効果も有している。
例えば、蒸気供給装置の構成は、前述した第1の実施の形態で述べた構成の蒸気供給装置601に限らず、同様の低温蒸気生成能力を有する種々の構成が採用可能である。具体的には、図24に示すボイラー設備203と蒸気供給経路207と蒸気循環経路209とを備えた構成の蒸気供給装置201や、図25に示すボイラー設備503と冷却機505と蒸気供給経路507とを備えた構成の蒸気供給装置501を採用することが可能である。
低温蒸気生成部202は、上記ボイラー設備203から供給された蒸気の温度を制御して上述した所定の温度の低温蒸気にする真空減圧弁205と、蒸気調整経路213を高真空にして蒸気供給経路207中の不凝縮ガスやドレンを吸引するエゼクター211と、エゼクター211用の駆動水を貯えるタンク217と、該タンク217内の駆動水を加圧するラインポンプ219と、蒸気調整経路213中のドレンを排除して安定した蒸気の供給を可能にするスチームトラップ221を備えることによって基本的に構成されている。
蒸気供給経路207は、蒸気調整経路213との接続点を経て更に乾燥室本体5の上部側方に向けて延びている。そして、上述した過熱防止弁227の下流には蒸気供給経路207内を流れる低温蒸気の温度を計測する温度センサ229が配置されており、該温度センサ229の下流には低温蒸気の圧力を検知する圧力センサ231が配置されている。更に、該圧力センサ231の下流には二方弁225が配置されており、上記乾燥機本体5との接続部近傍にも圧力センサ231が配置されている。
蒸気循環経路209の上流側には二方弁225と逆止弁239が配置されており、分岐241で蒸気供給経路207側と蒸気調整経路213側の2経路に分かれている。このうち蒸気供給経路207側に延びている経路は、上述した温度センサ229が配置されている接続点に合流しており、その経路途中にスチームトラップ221とバイパス弁245が配置されている。一方、蒸気調整経路213側に延びている経路は、蒸気調整経路213に配置されているスチームトラップ221の下流位置の接続点に合流している。
冷却機505としては、冷却ファン519と冷却管路521とを備えた送風式の冷却装置が一例として適用でき、該冷却機505の下流には、温度センサ523を経由して給水タンク525から延びる給水経路527との合流点に設けられているミストノズル529に至るように構成されている。尚、上記冷却ファン519による風量は、上記温度センサ523で検知した蒸気温の高低に基づいて適宜、増減し得るように制御されている。
上記ミストノズル529に供給された水はミスト化され、冷却機505から供給された低温蒸気といっしょになって、下流側の蒸気供給経路507を通って途中、二方弁535を経由して乾燥室本体5内へ導かれる。また、蒸気供給経路507の下流側の終端には、圧力センサ537が設けられており、当該圧力センサ537によって検知されたミスト混合蒸気の圧力の大小に基づいて前述した冷却機505の上流位置の二方弁517の開閉が適宜、制御されるように構成されている。
また、減圧装置301の構成も前述した第1の実施の形態で述べた構成に限られないし、ボイラー設備203の能力やマイクロ波照射装置9のマイクロ波容量も加工する被乾燥物Aの種類や量によって適宜、可変することが可能である。
この他、蒸気・マイクロ波併用減圧乾燥機1の開閉扉7の構造は、前述した第1の実施の形態で述べた片開き式の開閉扉7に限らず、スライド式の開閉扉7でもよく、乾燥室本体5の大きさや被乾燥物Aの種類に応じて被乾燥物Aの出し入れがし易い種々の構造の開閉扉7を採用することが可能である。
3 開口部
5 乾燥室本体
7 開閉扉
9 マイクロ波照射装置
11 シール部材
13 シール構造
17 第1チョーク
19 第2チョーク
21 マイクロ波漏洩防止機構
23 支持架台
25 乾燥室
27 表示部
29 操作ボタン
31 制御ボックス
35 ガス導入部
39 点検窓
41 グリップ
43 ヒンジ部
45 ロックハンドル
47 係止爪
49 係止フック
59 コンテナ
61 シール面
63 中間経路
65 遮蔽板
67 先端部
69 基端部
71 ロードセル
73 マイクロ波影響防止機構
75 遮蔽空間
79 支持構造
93 上面遮蔽板
95 コンテナ支持フレーム
97 下面遮蔽板
99 ベースフレーム
101 ドレンパン
103 固定プレート
105 固定ベース
107 フット
109 下部フレーム
111 ガイドレール
113 上部フレーム
115 和算箱
117 制御部
119 スペーサ
121 マイクロ波遮蔽パネル
127 インジケータ(指示計)
201 蒸気供給装置
202 低温蒸気生成部
203 ボイラー設備
205 真空減圧弁
207 蒸気供給経路
209 蒸気循環経路
211 エゼクター
213 蒸気調整経路
215 ボイラー
217 タンク
219 ラインポンプ
221 スチームトラップ
223 レベルセンサ
225 二方弁
227 過熱防止弁
229 温度センサ
231 圧力センサ
233 圧力ゲージ
235 排出経路
237 減圧弁
239 逆止弁
241 分岐
245 バイパス弁
247 ニードル弁
249 流量調整弁
251 二方弁
253 流量調整弁
255 品温調整器
257 ステラファン
301 減圧装置
303 支持架台
305 水封式真空ポンプ
307 循環式給排水装置
309 給水経路
311 排水経路
312 三方弁
313 上部タンク
315 下部タンク
317 給水ノズル
319 ボールタップ
321 温度センサ
323 水中ポンプ
325 循環経路
327 三方弁
415 計量器
417 プレス装置
421 マイクロ波減圧撹拌乾燥機
423 支持フレーム
425 乾燥室
427 開閉扉
429 ハンドル
431 ロック装置
433 マイクロ波照射装置
435 制御盤
437 撹拌軸
439 撹拌羽根
441 切断羽根
443 撹拌モータ
445 ギアヘッド
447 排出口
449 排出箱
451 吸引パイプ
453 真空ポンプ
455 供給ホース
457 ガスボンベ
461 マイクロ波減圧乾燥機
481 密閉容器(膨化発泡装置)
491 切断機
493 カッタ刃
495 投入ホッパ
501 蒸気供給装置
503 ボイラー設備
505 冷却機
507 蒸気供給経路
509 ボイラー
511 圧力ゲージ
513 減圧弁
515 バイパス弁
517 二方弁
519 冷却ファン
521 冷却管路
523 温度センサ
525 給水タンク
527 給水経路
529 ミストノズル
531 ボールタップ
533 ノズル
535 二方弁
537 圧力センサ
601 蒸気供給装置
603 第1ヒーター装置
605 第2ヒーター装置
607 蒸気供給経路
609 温水タンク
611 ヒーター
613 温度センサ
615 ボールタップ
617 ノズル
619 二方弁
621 温水供給経路
623 減圧加熱室
625 ヒーター
627 温度センサ
629 レベルセンサ
631 温度センサ
633 三方弁
635 圧力センサ
701 あん蒸保管庫
703 容器本体
705 蓋体
707 モズク容器
709 蓋体
A 被乾燥物
A0 原料モズク
A1 半生モズク
F1 小粒形軽量異物
F2 大型の軽量異物
G1 小粒形重量異物
G2 大型の重量異物
G ギャップ
O 中点
B 接続点
C 接点
L 距離
D 乾燥食品等
LD 製造ライン
S0 解凍工程
S1 洗浄選別工程
S2 目視選別工程
S3 脱水工程
S4 散布工程
S5 加熱・殺菌工程
S6 乾燥工程
S7 あん蒸工程
Claims (8)
- 被乾燥物を収容する開口部と収容した被乾燥物の重量を計測する重量計測器を有する支持構造とを備えた乾燥室本体と、
上記開口部に開閉可能な状態で取り付けられ、閉塞時に上記乾燥室本体内に遮蔽空間を形成する開閉扉と、
上記乾燥室本体に対して取り付けられ、該乾燥室本体内に収容される被乾燥物に向けてマイクロ波を照射して被乾燥物を乾燥させるマイクロ波照射装置と、
上記乾燥室本体に対して接続され、該乾燥室本体内に収容される被乾燥物に向けて蒸気を供給して被乾燥物を加熱・殺菌する蒸気供給装置と、
上記開口部を閉塞した状態で上記乾燥室本体内を減圧雰囲気にする減圧装置と、を具備していることを特徴とする蒸気・マイクロ波併用減圧乾燥機。 - 上記開閉扉が閉塞状態にある時、上記開口部外方の上記乾燥室本体と上記開閉扉の対向面に位置して上記乾燥室内を気密状態にするシール部材を備えたシート構造と、
上記開口部と上記シール構造との中間経路上に設けられ、上記開口部側に位置する第1チョークと、上記シール構造側に位置する第2チョークと、が向い合わせになるように周方向に所定ピッチで連続的に配置されたダブルチョーク一体構造のマイクロ波漏洩防止機構と、を具備していることを特徴とする請求項1記載の蒸気・マイクロ波併用減圧乾燥機。 - 上記乾燥室本体内には、被乾燥物が収容されたコンテナを支持する下端部に上面遮蔽板を備えたコンテナ支持フレームと、
上記乾燥室本体内の底面に設けられ、上端部に下面遮蔽板を備えたベースフレームと、
上記上面遮蔽板と上記下面遮蔽板とによって挟まれた遮蔽空間内に設けられ、乾燥室本体内に収容された被乾燥物の重量を計測する重量計測器と、が配置されており、
上記重量計測器が配置されている上記遮蔽空間の外方側周部には、周方向に所定ピッチで連続的に配置されたダブルチョーク一体構造のマイクロ波影響防止機構が配設されていることを特徴とする請求項1または2記載の蒸気・マイクロ波併用減圧乾燥機。 - 上記減圧装置は、上記乾燥室本体内を減圧雰囲気にする水封式真空ポンプと、
上記水封式真空ポンプを駆動するための水を給排水する循環式給排水装置と、を備えることによって構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の蒸気・マイクロ波併用減圧乾燥機。 - 100℃以下の低温蒸気を所定時間、被乾燥物に浴びせて加熱・殺菌する加熱・殺菌工程と、
加熱・殺菌された被乾燥物に減圧雰囲気下でマイクロ波を照射して所定の水分量になるまで被乾燥物の重量を計測しながら乾燥させる乾燥工程と、を備えていることを特徴とする乾燥食品等の製造方法。 - 上記加熱・殺菌工程と乾燥工程では、請求項1〜4のいずれかに記載の蒸気・マイクロ波併用減圧乾燥機を使用するようにしたことを特徴とする請求項5記載の乾燥食品等の製造方法。
- 上記加熱・殺菌工程では、80℃の低温蒸気で5分間、加熱・殺菌するようにしたことを特徴とする請求項5または6記載の乾燥食品等の製造方法。
- 上記被乾燥物は、収穫後、洗浄・選別され水切りされた生のモズクであり、上記乾燥食品等は、上記生のモズクの重量を1/2になるまで乾燥させた半生モズクであることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の乾燥食品等の製造方法。
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