JP2013193883A - 綾巻きパッケージを製造する繊維機械用の糸継ぎ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】強度の点でも、視覚的な特性の点でも、1本の糸と同様の糸継ぎ結合を保証するような改善された糸継ぎ装置を提供する。
【解決手段】圧縮空気で負荷される角柱形の糸継ぎユニット32は、糸継ぎ空気孔41を備えた糸継ぎ通路40と、3つの空気逃し通路42,43,44とを有し、外側の2つの空気逃し通路42,44は、糸継ぎユニット32の糸継ぎ通路40に設けられた、糸の繊維をニューマチック式に交絡させる糸継ぎ空気孔41が、これら外側の両空気逃し通路42,44の間に位置するように配置されており、別の空気逃し通路43は糸継ぎ空気孔41の間に配置されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、2本の糸の糸端部を糸継ぎする、すなわち結び目なし(ノットレス)に結合するための、綾巻きパッケージを製造する繊維機械用の糸継ぎ装置であって、糸を準備する装置と、圧縮空気で負荷されているようになっている角柱形の糸継ぎユニット(Spleissprisma)とを備え、該糸継ぎユニットは、該糸継ぎユニットに設けられた糸継ぎ通路内に挿入可能な糸の繊維をニューマチック式に交絡させる複数の糸継ぎ空気孔を備えた糸継ぎ通路と、該糸継ぎ通路に交差した複数の空気逃し通路とを有する、綾巻きパッケージを製造する繊維機械用の糸継ぎ装置に関する。
繊維工業において、糸継ぎ装置は久しく以前より公知先行技術に属しており、そして多数の保護権請求出願において詳しく記載されている。たとえば、2つの糸端部をニューマチック式(空力式)に交絡させることによってほぼ1本と同様(garngleich)の糸結合部を形成する糸継ぎ装置が知られている。このような糸継ぎ結合部は、糸品質を決定する重要な判断基準となり、そしてこのような糸継ぎ結合部は1本の糸と同様の強度を有するだけでなく、できるだけ1本の糸と同一の外観を有することも望まれる。
すなわち、綾巻きパッケージを製造する繊維機械における製作プロセスの間に糸切れが生じた場合、または繊維機械の複数の糸巻返し部のうちの1つにおいて糸欠陥に基づき、規定されたクリアラステップが実施された場合、切断された糸の糸両端部はまず、特殊なニューマチック式の装置によって糸継ぎ装置の範囲へ連れ戻される。このときに、サクションノズルによって綾巻きパッケージから「上糸」が連れ戻され、サクションノズルはこの上糸を、場合によっては糸欠陥が除去された後に、糸継ぎ装置の角柱形の糸継ぎユニットの糸継ぎ通路内にセットする。
この上糸はサクションノズルによってさらに、糸継ぎ通路の上方に配置された糸クランプ装置と、糸継ぎ通路の下方に位置決めされた糸切断装置とに手繰り込まれる。相応して、繰出し位置に位置決めされた給糸ボビンからの「下糸」も、負圧で負荷可能な、つまり負圧をかけられるグリッパ管によって糸継ぎ通路内に挿入されて、糸継ぎ通路の下方に配置された糸クランプ装置と、糸継ぎ通路の上方に配置された糸切断装置とに手繰り込まれる。次いで、両糸端部は糸切断装置によってそれぞれ所定の長さに切断されて、保持・解撚管に吸い込まれ、そしてこの保持・解撚管内で後続の糸継ぎプロセスのために準備される。このことは、糸端部が保持・解撚管内でまず十分にその糸撚りを取り除かれ、そしてその後に、糸寄せ器(Fadenzubringer)によって、糸端部が糸継ぎ通路内で互いに逆方向に向けられて相並んで位置して、最後に両端部がニューマチック式に交絡され得るように糸継ぎ通路内へ引き戻されることを意味する。
ドイツ連邦共和国特許第3040661号明細書に記載の糸継ぎ装置は、定位置固定のベースボディと、交換可能な糸継ぎヘッドとから成っている。この場合、「糸継ぎヘッド」とは、その他の特許明細書において「角柱形の糸継ぎユニット」と呼ばれている装置を意味している。このような糸継ぎヘッドは、それぞれ特定の要求プロフィール、とりわけ糸製造または撚糸製造、繊維材料、糸番手、繊維のステープル長さ、糸撚り方向等を考慮する要求プロフィールに合わせて最適化されているので、必然的に種々異なる交換可能な糸継ぎヘッドの必要性が生ぜしめられる。上記ドイツ連邦共和国特許第3040661号明細書には、糸継ぎヘッドの種々の実施形態が開示されており、これらの実施形態は、それぞれ種々様々な糸もしくは撚り糸の効果的な糸継ぎを可能にする、長手方向溝の種々異なる形状ならびに糸継ぎ空気孔の種々異なる配置および形状を有する。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第10330988号明細書または欧州特許出願公開第1522517号明細書に基づき、糸継ぎ通路が中央の横方向スリットを備えている糸継ぎ装置が公知である。
すなわち、ドイツ連邦共和国特許出願公開第10330988号明細書に記載の糸継ぎ装置では、圧縮空気で負荷されるようになっている孔、すなわち「糸継ぎ孔」と、長手方向溝、すなわち「糸継ぎ通路」とを有する角柱形の糸継ぎユニットが設けられている。糸継ぎ通路の底部には、長手方向ギャップが設けられており、この長手方向ギャップは、糸継ぎ過程のために準備された糸を摩擦接続式に保持する。さらに、糸継ぎ通路の長手方向ギャップの底部には、少なくとも1つの通路が設けられており、必要に応じてこの通路を通じて、糸を圧縮空気噴流によって長手方向ギャップから吹き出させることができる。糸継ぎ過程中に糸継ぎ孔を通じて角柱形の糸継ぎユニット内の糸継ぎ通路内に持ち込まれる空気の逃出を容易にするために、さらに糸継ぎユニットの中央には横方向スリットが配置されている。
欧州特許出願公開第1522517号明細書にも、比較可能な糸継ぎ装置が記載されている。欧州特許出願公開第1522517号明細書に基づき公知の糸継ぎ装置では、糸継ぎ空気に液体が添加されるので、この糸継ぎ装置はさらに、遮蔽機構を有する。この遮蔽機構は第1に、撚掛け部材の開口の開いた前側を、第2に案内部材の通過区分を、それぞれ液体に対して保護する。角柱形の糸継ぎユニット内に持ち込まれた、液体濃度を増大された糸継ぎ空気を導出するためには、付加的に吸引機構が設けられている。
糸継ぎ通路が空気抜き装置によって交差されるような角柱形の糸継ぎユニットを備えた糸継ぎ装置は、欧州特許第1731463号明細書またはドイツ連邦共和国特許出願公開第3540324号明細書にも記載されている。
欧州特許第1731463号明細書には、互いに逆向きの旋回流を発生させる2つの糸継ぎ孔の間に2つの空気逃し通路を有する角柱形の糸継ぎユニットが記載されている。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第3540324号明細書に記載されている糸継ぎ装置は角柱形の糸継ぎユニットを備え、この糸継ぎユニットに設けられた糸継ぎ通路は、中央に配置された1つの空気逃し装置を備えた2つの糸継ぎ孔を有するか、または糸継ぎユニットの糸継ぎ通路は、中央に配置された1つの糸継ぎ孔と2つの空気逃し装置とを備えている。この場合、空気逃し装置は孔または通路として形成されており、糸継ぎ孔と空気逃し装置との間の間隔はいずれのバリエーションにおいても常に等しく形成されている。
付加的な空気逃し装置を有しない上記公知の糸継ぎ装置において不都合となるのは、とりわけ糸継ぎ空気が、軸方向で糸継ぎ通路から逃出すること、すなわち糸継ぎ空気が、糸継ぎ通路内に配置された糸に対して平行に逃出することである。糸継ぎ通路出口の方向に流出するこのような空気流は、糸継ぎ通路内に位置決めされた糸端部をも負荷するので、その結果、必要となる所要オーバラップ長さが減じられ、このことは糸継ぎの強度に不都合に作用する。さらに、糸端部は、生ぜしめられた空気流の影響を受けて糸継ぎ通路の壁に擦られるので、強度と共に質量をも失う。このことは糸継ぎ結合部の視覚的もしくは外観的な特性をも損なう。
付加的な空気逃し装置を備えた糸継ぎ装置では、たしかに糸継ぎ結合部の強度の改善が達成されるが、しかし糸継ぎ結合部の中央では、空気抜き装置の位置に対応して、結合太りもしくは膨らみ(Aufplusterung)が生じる恐れがある。
両変化形において、残りの糸の構造とは異なる構造、ひいては質的な損失を招く構造を有する糸継ぎ結合部が生じる。
ドイツ連邦共和国特許第3040661号明細書 ドイツ連邦共和国特許出願公開第10330988号明細書 欧州特許出願公開第1522517号明細書 欧州特許第1731463号明細書 ドイツ連邦共和国特許出願公開第3540324号明細書
上記公知先行技術に鑑み、本発明の根底を成す課題は、強度の点でも、視覚的な特性の点でも、1本の糸と同様の糸継ぎ結合を保証するような改善された糸継ぎ装置を提供することである。
この課題を解決するために本発明の構成では、角柱形の糸継ぎユニットが、少なくとも3つの空気逃し通路を有し、これらの空気逃し通路のうち外側の2つの空気逃し通路は、前記糸継ぎユニットの糸継ぎ空気孔が、これら外側の両空気逃し通路の間に位置するように配置されており、別の空気逃し通路は前記糸継ぎ空気孔の間に配置されているようにした。
請求項1に記載の本発明の構成では、角柱形の糸継ぎユニットが、少なくとも3つの空気逃し通路を有し、これらの空気逃し通路のうち外側の両空気逃し通路は、前記糸継ぎユニットの糸継ぎ空気孔が、これら外側の両空気逃し通路の間に位置するように配置されており、別の空気逃し通路は前記糸継ぎ空気孔の間に配置されている。これらの付加的な空気逃し通路により、糸継ぎ通路内に流入した糸継ぎ空気は、糸継ぎ通路の入口範囲および出口範囲に空気渦流が形成されることなしに均一に逃出することができる。空気渦流が形成される代わりに、糸継ぎ通路内の上糸および下糸の個々の糸端部に対する押しずらし衝撃、特に糸継ぎ通路の長手方向軸線の方向における押しずらし衝撃が減少され、そして糸継ぎ通路内で上糸および下糸の、結合させたい糸端部に作用する空気旋回流の強さは高められる。糸継ぎ空気孔よりも外側の2つの空気逃し通路は、真ん中の空気逃し通路の負荷を軽減するだけでなく、糸継ぎ結合部の膨らみが肉眼ではもはや認識し得なくなるほどに体積低減されるようにするために寄与する。外側の両空気逃し通路の別の重要な利点は、完全に糸束内に結合されておらず、これにより糸継ぎ結合部の範囲に、ある程度の毛羽を生ぜしめる繊維の繊維端部が、流出する空気によって除去されかつ搬出されることである。これにより、ほぼ1本の糸と同様の糸強度を有しかつほぼ1本の糸と同様の外観を有する、全体的に改善された糸継ぎ結合部が生じる。
請求項2および請求項3に記載されているように、空気逃し通路は、前記糸継ぎ通路のそれぞれ一方の側を起点として延びていて、左右交互に配置されているか、または空気逃し通路は前記糸継ぎ通路に、貫通するように交差している。空気逃し通路の配置は、常に最適の糸継ぎ結合部を保証するために、糸材料に応じて形成され得る。
請求項4に記載されているような有利な実施態様では、空気逃し通路が前記糸継ぎ通路に直交するように交差している。空気逃し通路の直角配置は、糸継ぎ通路内に持ち込まれた糸継ぎ空気の特に均一な流出特性を促進する。
請求項5に記載の本発明のさらに別の有利な実施態様では、真ん中の空気逃し通路が前記糸継ぎ通路に貫通交差しており、前記糸継ぎ空気孔の上方の一方の空気逃し通路と、前記糸継ぎ空気孔の下方の他方の空気逃し通路とが、前記糸継ぎ通路を起点として互いに逆の方向に延びている。糸の撚り方向に応じて、空気逃し通路および糸継ぎ空気孔の種々異なる配置を選択し、これにより外観および強度の点でほぼ同じ1本の糸のような糸継ぎ結合部を達成することができる。
請求項6に記載の実施態様では、1つの空気逃し通路が、前記糸継ぎ空気孔の間の中間もしくは真ん中に配置されている。これによって得られる対称的な配置により、糸継ぎ通路内に持ち込まれた糸継ぎ空気は特に良好に流出することができ、これにより特に均一な糸継ぎ結合を助成する。
請求項7に記載されているように、角柱形の糸継ぎユニットの前記糸継ぎ通路の両側に糸ガイド金属薄板が配置されており、該糸ガイド金属薄板は外側の両空気逃し通路の端側に空気逃し開口を有するので、流出する糸継ぎ空気は均質に逃出することができる。これにより、空気逃し通路を介して糸継ぎ通路から逃出する糸継ぎ空気は、連続的にかつ糸継ぎ通路の流入開口および流出開口の範囲の外側で角柱形の糸継ぎユニットから流出することができる。
自動綾巻きワインダの、本発明による糸継ぎ装置を備えた作業部の側面図である。 本発明による糸継ぎ装置の平面図である。 本発明による糸継ぎ装置の角柱形の糸継ぎユニットの細部を示す斜視図である。 本発明による糸継ぎ装置の別の実施形態を示す斜視図である。 本発明による糸継ぎ装置のさらに別の実施形態を示す斜視図である。
以下に、本発明を実施するための形態を図面につき詳しく説明する。
図1には、全体を符号1で示した、綾巻きパッケージを製造する繊維機械、本実施形態では自動綾巻きワインダが側面図で概略的に図示されている。
周知のように、このような自動綾巻きワインダはその機台端部もしくはアウトエンド(図示しない)の間に同一形式の多数の作業部、すなわちこの場合には糸巻返し部2を有する。これらの糸巻返し部2では、リング精紡機(図示しない)において生産された精紡コップ9が巻き返されて、大容積の綾巻きパッケージ15を形成する。綾巻きパッケージ15はその完成後に、自動的に作動するサービスユニット(同じく図示しない)によって、機械長を有する綾巻きパッケージ搬送装置21へ引き渡される。
本実施形態では、自動綾巻きワインダ1がさらに、コップ・巻き管搬送システム3の形の機械固有のロジスティック装置を有する。図1には、このコップ・巻き管搬送システム3のうち、コップ供給区間4、可逆式に駆動可能な貯え区間5、糸巻返し部2に通じた横方向搬送区間6ならびに巻き管戻し区間7しか図示されていない。このコップ・巻き管搬送システム3では、搬送ディスク8に鉛直方向に向けられて位置決めされた状態で、精紡コップ9もしくは空管が循環する。供給された精紡コップ9は、それぞれ横方向搬送区間6の範囲で糸巻返し部2に位置する繰出し位置ASにおいて、大容積の綾巻きパッケージ15へ巻き返される。
個々の糸巻返し部2は、この目的のために、よく知られているように、前記作業部の整然とした運転を保証する種々の装置を有する。
これらの装置は、たとえば糸巻返し部コンピュータ29、旋回軸線16を中心にして可動の、負圧負荷可能な、つまり負圧をかけられるようになっているサクションノズル12、旋回軸線13を中心にして可動の負圧負荷可能な、つまり負圧をかけられるようになっているグリッパ管11ならびにニューマチック式の糸継ぎ装置10である。
ニューマチック式の糸継ぎ装置10は、図1に示したように、通常の糸走路に対して少しだけ後方にずらされていて、糸継ぎ装置10のセンタハウジング31は糸巻返し部ハウジング33に位置固定されている。
図2に示したように、このような糸継ぎ装置10は、ニューマチック式に負荷可能な糸継ぎ通路40を備えた角柱形の糸継ぎユニット32の他に、さらに上側および下側の糸クランプ・切断装置23と、旋回可能に支承された糸寄せ器26と、旋回可能に支承されたカバーエレメント25とを有する。角柱形の糸継ぎユニット32は分配ブロック(図示しない)に配置されており、この分配ブロック内には、保持・解撚管(図示しない)も嵌め込まれている。
綾巻きパッケージ15は巻取りプロセスの間、巻取り装置24のパッケージフレームもしくはクレードル28内に自由に回転可能に保持されており、このときに綾巻きパッケージ15の表面は溝付ドラム14に載置されている。溝付ドラム14は綾巻きパッケージ15を摩擦接続により連行し、かつ綾巻きパッケージ15に巻き取られる糸の整然とした綾振りをも生ぜしめる。
図2から判るように、糸継ぎ装置10はそのセンタハウジング31の内部に電動モータ式の個別駆動装置、好ましくはステップモータ22を有する。このステップモータ22の駆動ピニオン20は制御セグメント18に設けられた外側歯列19と噛み合っている。制御セグメント18は支承軸17に、制限された範囲内で回転可能に支承されていて、固定手段30を介してレバー機構35に接続されている。このレバー機構35は同じく支承軸17に配置されている。レバー機構35は、糸クランプ・切断装置23を操作する第1のレバー38と、カバーエレメント25に接続されている第2のレバー39とから成っている。第1および第2の両レバー38,39の間には、ばねエレメント37が接続されている。このばねエレメント37は一方では、角柱形の糸継ぎユニット32へカバーエレメント25が早期に載着し、それと同時に制御セグメント18がさらに旋回させられることに基づいて、糸継ぎ装置に損傷が発生する危険を阻止し、他方では糸クランプ・切断装置23の相応する構成と相まって、制御セグメント18の大きな旋回ストロークを可能にする。
図3には、本発明における角柱形の糸継ぎユニット32の1実施形態が図示されている。糸継ぎユニット32は糸継ぎ通路40を有し、この糸継ぎ通路40は複数の糸継ぎ空気孔41を備えている。これらの糸継ぎ空気孔41は第1の空気逃し通路42と第2の空気逃し通路44との間に配置されている。糸継ぎ空気孔41は糸継ぎ通路40内に糸継ぎ空気を導入する。第1の空気逃し通路42と第2の空気逃し通路44との間もしくは両糸継ぎ空気孔41の間には、第3の空気逃し通路43が設けられている。第1および第2の空気逃し通路42,44は、それぞれ糸ガイド金属薄板45に設けられた空気逃し開口46に通じている。
図4には、本発明における角柱形の糸継ぎユニットの別の実施形態が図示されている。空気逃し通路42′′,43′′,44′′は糸継ぎ通路40′′の互いに異なる側から交互に出発するように配置されている。
図5には、本発明における角柱形の糸継ぎユニットのさらに別の実施形態が図示されている。両糸継ぎ空気孔41′の間に位置する真ん中の空気逃し通路43′は、糸継ぎ通路40′を貫いて交差している。空気逃し通路42′は糸継ぎ空気孔41′の上方で糸継ぎ通路40′の一方の側を起点として延びているのに対して、糸継ぎ通路40′の他方の側を起点として延びる空気逃し通路44′は、糸継ぎ空気孔41′の下方に位置している。
本発明による糸継ぎ装置の機能:
1つの糸巻返し部2において、たとえば糸切れに基づき、または糸欠陥の後のコントロールされたクリアラステップに基づき、巻取り中断が生じた場合、サクションノズル12は、綾巻きパッケージ15の表面に巻き取られた上糸を綾巻きパッケージ15から連れ戻し、この上糸を糸ガイド金属薄板45によって糸クランプ・切断装置23の上側の糸クランプ装置と、角柱形の糸継ぎユニット32に設けられた糸継ぎ通路40と、糸クランプ・切断装置23の下側の糸切断装置とに手繰り込む。
それと同時に、またはほぼそれと同時に、グリッパ管11によって下糸も近付けられて、同じく糸ガイド金属薄板45によって糸クランプ・切断装置23の下側の糸クランプ装置と、糸継ぎ通路40と、糸クランプ・切断装置23の上側の糸切断装置とに位置決めされる。
引き続き、糸巻返し部コンピュータ29を介して糸継ぎ装置10が制御される。
すなわち、ステップモータ22は、図2に示したように、制御セグメント18を方向Rに旋回させることを開始する。このときに、カバーエレメント25と、糸クランプ・切断装置23と、糸寄せ器26とが操作される。短時間の後に、まずカバーエレメント25が角柱形の糸継ぎユニット32に載着されて、糸継ぎ通路40を遮蔽する。
それと同時に、またはその直後に、引き続き旋回した制御セグメント18によって糸クランプ・切断装置23が操作され、この糸クランプ・切断装置23は糸端部をクランプし、かつ所定の長さに切断する。その後に、制御セグメント18が短時間停止され、保持・解撚管(図示しない)が圧縮空気で負荷され、この場合、両糸端部は保持・解撚管内に吸い込まれて、十分に解撚される。
次いで、制御セグメント18がステップモータ22によって引き続き旋回させられて、糸寄せ器26を操作する。この糸寄せ器26は解撚され準備された両糸端部を保持・解撚管から引き出して、両糸端部を糸継ぎユニット32の糸継ぎ通路40内に、規定可能な重なりもしくはオーバラップを持った状態で位置決めする。
すなわち、アームによってそれぞれ所属の保持・解撚管に向かい合って位置する側で上糸もしくは下糸の糸ストランドを、糸ループが生じるように把持している糸寄せ器26は、制御セグメント18もしくはステップモータ22を介して、糸端部が保持・解撚管から糸継ぎ通路40の方向に引き出されるように制御される。糸寄せ器26は、糸継ぎ通路40内に引き戻された糸端部が、たとえばロット交換の開始時に自動綾巻きワインダ1の中央制御ユニットにおいて調節された、予め規定された最適のオーバラップを有するようになるまで旋回させられる。
糸端部が、種々の糸パラメータ、たとえば糸材料または糸番手に関連した前記最適のオーバラップを達成したら、カバーエレメント25により閉じられた糸継ぎ通路40に糸継ぎ空気が供給され、糸継ぎ通路40の内部に位置決めされた糸端部はニューマチック式に交絡される。付加的な空気逃し通路42,43,44により、糸継ぎ空気は糸継ぎ通路40の流入開口および流出開口からのみ逃出するのではなく、直角に配置された空気逃し通路42,43,44を通じても逃出することができる。この場合、空気逃し過程は糸ガイド金属薄板45の空気逃し開口46によりアシストされる。
引き続き、制御セグメント18はステップモータ22によって再びその初期位置へ戻し旋回させられる。制御セグメント18はこのときに、糸クランプ・切断装置23とカバーエレメント25とを開放するので、ニューマチック式に結合された糸が解放される。
次いで、巻取り過程を新たに開始することができる。
1 自動綾巻きワインダ
2 糸巻返し部
3 コップ・巻き管搬送システム
4 コップ供給区間
5 貯え区間
6 横方向搬送区間
7 巻き管戻し区間
8 搬送ディスク
9 精紡コップ
10 糸継ぎ装置
11 グリッパ管
12 サクションノズル
13 旋回軸線
14 溝付ドラム
15 綾巻きパッケージ
16 旋回軸線
17 支承軸
18 制御セグメント
19 外側歯列
20 駆動ピニオン
21 綾巻きパッケージ搬送装置
22 ステップモータ
23 糸クランプ・切断装置
24 巻取り装置
25 カバーエレメント
26 糸寄せ器
28 クレードル
29 糸巻返し部コンピュータ
30 固定手段
31 センタハウジング
32 糸継ぎユニット
33 糸巻返し部ハウジング
35 レバー機構
37 ばねエレメント
38 第1のレバー
39 第2のレバー
40 糸継ぎ通路
41 糸継ぎ空気孔
42,43,44 空気逃し通路
45 糸ガイド金属薄板
46 空気逃し開口

Claims (7)

  1. 2本の糸の糸端部を結び目なしに結合する、綾巻きパッケージを製造する繊維機械用の糸継ぎ装置であって、糸を準備する装置と、圧縮空気で負荷されるようになっている角柱形の糸継ぎユニットとを備え、該糸継ぎユニットは、該糸継ぎユニットに設けられた糸継ぎ通路内に挿入可能な糸の繊維をニューマチック式に交絡させる複数の糸継ぎ空気孔を備えた糸継ぎ通路と、該糸継ぎ通路に交差した複数の空気逃し通路とを有する糸継ぎ装置において、
    前記糸継ぎユニット(32)は、少なくとも3つの空気逃し通路(42,43,44)を有し、これらの空気逃し通路のうち外側の2つの空気逃し通路(42,44)は、前記糸継ぎユニット(32)の前記糸継ぎ空気孔(41)が、これら外側の両空気逃し通路(42,44)の間に位置するように配置されており、別の空気逃し通路(43)は前記糸継ぎ空気孔(41)の間に配置されていることを特徴とする、綾巻きパッケージを製造する繊維機械用の糸継ぎ装置。
  2. 前記空気逃し通路(42′′,43′′,44′′)は、前記糸継ぎ通路(40′′)のそれぞれ一方の側を起点として延びていて、左右交互に配置されている、請求項1記載の糸継ぎ装置。
  3. 前記空気逃し通路(42,43,44)は前記糸継ぎ通路(40)に貫通交差している、請求項1記載の糸継ぎ装置。
  4. 前記空気逃し通路(42,43,44)は前記糸継ぎ通路(40)に直交するように交差している、請求項1記載の糸継ぎ装置。
  5. 真ん中の空気逃し通路(43′)が前記糸継ぎ通路(40′)に貫通交差しており、前記糸継ぎ空気孔(41′)の上方の空気逃し通路(42′)と、前記糸継ぎ空気孔(41′)の下方の空気逃し通路(44′)とが、前記糸継ぎ通路(40′)を起点として互いに逆の方向に延びている、請求項1記載の糸継ぎ装置。
  6. 前記空気逃し通路(43)が、前記糸継ぎ空気孔(41)の間の中間に配置されている、請求項1記載の糸継ぎ装置。
  7. 前記角柱形の糸継ぎユニット(32)の前記糸継ぎ通路(40)の両側に糸ガイド金属薄板(45)が配置されており、該糸ガイド金属薄板(45)は前記外側の両空気逃し通路(42,44)の端側に空気逃し貫通孔(46)を有し、該空気逃し貫通孔(46)を介して、流出する糸継ぎ空気が均一に逃出するようになっている、請求項1記載の糸継ぎ装置。
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