JP2013193030A - 周波数調整回路及び周波数調整方法 - Google Patents

周波数調整回路及び周波数調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 駆動周波数の調整時間を短縮可能な電気機器を十分に駆動する周波数調整方法及びこの調整方法を実現できる回路規模が小さい1チップ化が可能な周波数調整回路を提供する。
【解決手段】 周波数調整回路は半導体基板に1チップ形成され、圧電素子10に流れる電流を電圧に変換する電流/電圧変換回路1、共振周波数検知回路2、共振周波数検知回路2から制御信号を受け取りこの制御信号を出力する周波数を変える周波数可変発振回路3及び圧電素子を駆動する圧電素子駆動回路4を有する。周波数掃引間隔を固定し、周波数の低い方から高い方への一方向のみの掃引で圧電素子を十分に駆動できる共振周波数を検出する。従来のものと異なり、1つのステップで圧電素子を十分に駆動可能な周波数に調整できる。回路規模を抑え駆動周波数の調整時間を短縮することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、簡単な操作で周波数を調整することができる周波数調整回路及びこの周波数調整回路を用いた調整方法に関するものである。
スマートフォンやモバイルwi−fiルーター等、小型化の進む携帯機器分野において、ファンに代わる冷却装置として圧電ブロアがある。
圧電ブロアは圧電素子に電圧を印加して共振振動させることによりダイアフラムを屈曲させて流体の輸送を行う装置である。
特許文献1に記載された圧電ブロアの駆動周波数調整機構は、A/Dコンバータを含む演算回路、D/Aコンバータとシンセサイザを含む駆動電圧印加回路、アンプ回路、駆動電圧モニタ回路、駆動電流モニタ回路で構成されており、圧電素子の駆動周波数調整を4つの手順で行っている。
特許文献1には、圧電素子に所定の周波数の駆動電圧を印加することのできる駆動電圧印加手段と、前記圧電素子の駆動時に前記圧電素子に流れる駆動電流をモニタする駆動電流モニタ手段と、前記駆動電流モニタ手段によってモニタしている駆動電流が最大となるように、前記駆動電圧印加手段から前記圧電素子に印加される駆動電圧の周波数制御を行なう制御手段とを備えることを特徴とする圧電素子の駆動電圧周波数調整機構が開示されている。
この駆動電圧の周波数制御は、所定の周波数範囲で前記制御手段により駆動電圧の周波数を所定の間隔で変化させ、各周波数の駆動電流値を前記駆動電流モニタ手段で測定することにより、駆動電流が最大値を示す周波数を求める第1のステップと、第1のステップで求めた周波数より所定の値だけ低周波側または高周波側の周波数を始点として、前記制御手段により駆動電圧の周波数を第1のステップにおける間隔より狭い間隔で変化させ、各周波数の駆動電流値を前記駆動電流モニタ手段で測定することにより、駆動電流が最大値を示す周波数を求め、その周波数での駆動電流値を前記制御手段に記憶させる第2のステップと、第2のステップで求めた周波数を始点として、駆動電流が最大値を示す周波数を中心にして前記制御手段により第2のステップにおける間隔より狭い間隔で低周波側および高周波側に周波数を変化させ、各周波数での駆動電流値を前記駆動電流モニタ手段で測定し、各測定値を前記制御手段に入力して、記憶させた駆動電流値と比較することにより、駆動電流値がより大きくなる側の周波数を選択してその周波数での駆動電流値を前記制御手段に記憶させる操作を繰り返し、駆動電流値が直前の操作で選択した周波数の低周波側または高周波側のいずれの周波数で測定しても、直前の操作で記憶させた駆動電流値よりも小さくなる周波数を求め、その周波数での駆動電流値を前記制御手段に記憶させる第3のステップと、第3のステップで求めた周波数に固定して駆動電圧印加手段により駆動電圧を印加しながら駆動電流を所定の時間毎に前記駆動電流モニタ手段で測定し、駆動電流が所定の閾値以下となった場合、前記制御手段により駆動電圧の周波数を第3のステップと同じ間隔で低周波側または高周波側に変化させることで、駆動電流が最大値を示す周波数に調整する第4のステップとを備えることを特徴としている。
特開2009−89504号公報
従来技術である特許文献1の周波数調整方法は手順が複雑であり、それを実現する為の回路構成が大規模になり、1チップの半導体回路で実現するのが困難であるという問題があった。
本発明は、スマートフォンやモバイルwi-fiルーター等の小型の精密電子機器に搭載でき、従来より駆動周波数の調整時間を短縮可能な電気機器を十分に駆動する周波数調整方法及びこの調整方法を実現できる従来より回路規模が小さい1チップ化が可能な周波数調整回路を提供する。
本発明の周波数調整回路の一態様は、電気機器を所定の駆動周波数で駆動する駆動電圧を印加する駆動電圧印加回路と、前記電気機器の駆動時に流れる駆動電流をモニタし当該駆動電流を第1の電圧に変換する電流/電圧変換回路と、変換された前記第1の電圧に基づいて前記駆動周波数を設定する制御信号を出力する共振周波数検知回路と、前記制御信号により設定された前記駆動周波数を持つ発振信号を出力する周波数可変発振回路とを具備し、前記共振周波数検知回路は、前記第1の電圧の最大値を保持する最大電圧保持回路、電圧比較回路及び前記駆動周波数の設定信号を生成するアップダウンカウンタを有し、前記駆動周波数を掃引した前記駆動電圧を前記電気機器に印加したときに、前記電流/電圧変換回路の出力電圧にオフセット電圧を加えた第2の電圧と前記最大電圧保持回路の出力とを前記電圧比較回路で比較し、その出力により前記アップダウンカウンタの設定値を増減させ、その出力によって前記周波数可変発振回路の出力する前記発振信号の前記駆動周波数を制御することを特徴としている。
前記電気機器は、圧電素子である様にしても良い。前記共振周波数検知回路は、さらに、前記電流/電圧変換回路から受け取った第1の電圧を比較し易い様に直流化するサンプルホールド回路及び前記電圧比較回路の誤動作防止の為に前記サンプルホールド回路の出力電圧と前記最大電圧保持回路の出力電圧とのいずれかにオフセット電圧を加えるオフセット電圧印加回路を具備するようにしても良い。
本発明の周波数調整方法の一態様は、前記電気機器を駆動する周波数を設定後、前記周波数可変発振回路を用いて可変可能な最低周波数から掃引を開始する動作と、これまでの最大駆動電流より現在の駆動電流の方が大きい場合は前記駆動周波数値を1段階上げる動作と、この動作を現在の駆動電流の方がこれまでの最大駆動電流より小さくなるまで続け、現在の駆動電流の方が小さくなった場合には1つ前の駆動周波数が共振周波数に最も近いと判断して駆動周波数を戻して駆動周波数掃引を終了する動作とを有する上記周波数調整回路を用いた周波数調整方法であることを特徴としている。
本発明の周波数調整方法は周波数掃引間隔を固定し、周波数の低い方から高い方への一方向のみの掃引で圧電素子などの電気機器を十分に駆動可能な共振周波数を検出するものである。その実現には周波数可変発振回路、電気機器へ駆動電圧を印加する回路、電気機器に流れる駆動電流をモニタする回路、駆動電流を電圧に変換する回路、アップダウンカウンタで構成すればよく、従来のように演算装置を必要としないので回路規模を抑え駆動周波数の調整時間を短縮することが可能になる。
実施例1の周波数調整回路を説明するブロック図。 実施例1の周波数調整方法の周波数掃引範囲を説明する概略図。 図1の回路構成を用いた圧電素子の駆動周波数調整方法を説明するフローチャート図。 図1の回路構成を用いた周波数調整方法を説明する概略図。 実施例2に係る圧電ブロアの断面図。 実施例3に係る周波数調整回路を説明するオフセット電圧印加回路が電圧源の場合のブロック図。 実施例3に係る周波数調整回路を説明するオフセット電圧印加回路が電流源と抵抗の場合のブロック図。
以下、実施例を参照して発明の実施の形態を説明する。
図1乃至図4を参照して実施例1の周波数調整回路及び調整方法を説明する。
実施例1の周波数調整回路は、半導体基板に1チップ形成され、圧電素子10に流れる電流を電圧に変換する電流/電圧変換回路1、共振周波数検知回路2、共振周波数検知回路2から制御信号を受け取りこの制御信号を出力する周波数を変える周波数可変発振回路3、圧電素子を駆動する圧電素子駆動回路4で構成されている。
共振周波数検知回路2は、電流/電圧変換回路1から受け取った電圧を比較し易い様に直流電圧に変換するサンプルホールド回路5、これまでの最大電流を変換した電圧Aを保持する最大電圧保持回路6、誤検出が発生しないように電圧Bにオフセット電圧Cを加えて電圧Dを出力するオフセット電圧印加回路7、これまでの周波数掃引で圧電素子10に流れる最大電流を変換した電圧Aと電圧Dを比較する電圧比較回路8、電圧比較回路8の比較結果を受けて可変周波数発振回路4の周波数制御信号を増減させるアップダウンカウンタ9で構成される。
次に、この周波数調整回路を用いた周波数調整方法を説明する。
図2は、縦軸が圧電素子のインピーダンスを表し、横軸が周波数を表す。この調整方法では、電流は多く流れるが、圧電素子が振動しない副共振周波数の影響を受けないように周波数掃引範囲を設定し、周波数掃引間隔は圧電素子を十分駆動可能な周波数を検出するように設定する。図2によれば、副共振周波数は、共振周波数より低い領域に副共振周波数1があり、共振周波数より高い領域に副共振周波数2がある。この調整方法では、周波数の低い方から高い方への一方向掃引を行うので、周波数掃引範囲に関して、副共振周波数1を含む領域は、不適(×)であり、副共振周波数を含まない領域(○)及び副共振周波数2を含む領域(○)は、適している。
以下、図3のフローチャートを参照して、この実施例の周波数調製方法を説明する。
初めに、初期化動作として、リセット信号を最大電圧保持回路6、電圧比較回路8、アップダウンカウンタ9に入力し、周波数設定を設定可能な最低周波数とし、最大電圧保持回路6の保持電圧Aを0Vとする。
次に、アップダウンカウンタ9からの制御信号で設定した周波数で圧電素子10を駆動し、電流/電圧変換回路1でその周波数での圧電素子に流れる電流を取得して電圧に変換する。前記圧電素子に流れる電流を変換した電圧は、サンプルホールド回路5で直流化した電圧Bとして最大電圧保持回路6に入力する。サンプルホールド回路5から出力した電圧Bが最大電圧保持回路6の保持する電圧Aより高ければ最大電圧保持回路6が保持する電圧Aを電圧Bと同じ電圧値に更新する。電圧Bが電圧Aより低ければ最大電圧を変更しない。
次に、電圧Aとオフセット電圧印加回路7において電圧Bにオフセット電圧Cを加えて形成された電圧Dとを電圧比較回路8で比較し、電圧Dが電圧Aと等しいか大きい場合は圧電素子10の共振周波数が現在の周波数設定より高い周波数にあるので周波数可変発振回路3の周波数を上げる為にアップダウンカウンタ9へUP信号を入力する。
この動作を電圧Dが電圧Aを下回る周波数になるまで繰り返す。
電圧Dが電圧Aを下回った場合、即ち、圧電素子10の共振周波数を通過した事を検出した時、現在の設定周波数は圧電素子10の共振周波数よりも高い事になるので、圧電素子10の共振周波数に最も近い周波数となるように駆動周波数の設定を戻した後に周波数掃引を終了し、圧電素子10の駆動周波数を固定する。
この時周波数設定を戻す数は接続した圧電素子10のインピーダンス特性とオフセット電圧Cの電圧値に合わせて調整する必要がある。
圧電素子10の駆動による発熱や周囲の温度環境変化によって圧電素子10の共振周波数は変動するので、これに対応する為、この実施例の周波数調整方法では、所定の時間間隔でリセット信号を最大電圧保持回路6、電圧比較回路8、アップダウンカウンタ9に入力してこれらの回路を初期状態に戻して、再度圧電素子10のインピーダンスが最小となる周波数の検出動作を行う。
次に、図4を参照して、周波数調整方法を説明する。
図4は、縦軸を電圧に変換した駆動電流とし、横軸を掃引時の駆動周波数とする。図4には、駆動電流を電圧に変換した電圧Bの最大値(電圧A)の変化及び電圧Bにオフセット電圧を加えた電圧Dの変化が記載されている。電圧Dは駆動周波数の増加とともに上昇し、圧電素子の共振周波数で最大となり、その電圧にて固定される。共振周波数を超えると駆動周波数の増加とともに圧電素子のインピーダンスは増加するため駆動電流も減り電圧Bも減少する。電圧Dは、電圧Bよりも常にオフセット電圧分だけ高い電圧を示し、共振周波数まではその関係は変わらない。共振周波数を超えると、電圧Dは、減少した電圧Bに対してオフセット電圧が加えられるため、電圧Bの減少に伴って減少し、やがて電圧A(電圧Bの最大値)よりも小さくなる。この電圧Dが電圧Aを下回ったときが検出タイミングである。
しかしながら、その検出タイミングでは、図4に示されるとおり、電圧Bが最大になった直後のタイミング(即ち、共振周波数)を通り過ごしているため、共振周波数の設定は、上記検出タイミング時の周波数ではなく、電圧Bが最大になった直後のものに戻さなくてはならない。そのため、駆動周波数の設定を戻した後に周波数掃引を終了し駆動周波数を固定することになる。戻す設定数は、オフセット量及び周波数掃引の間隔を加味して決められる。図4の場合は2つ前の周波数に戻される場合である。
以上、この実施例の周波数調整方法は周波数掃引間隔を固定し、周波数の低い方から高い方への一方向のみの掃引で圧電素子を十分に駆動できる共振周波数を検出するものであり、従来のように演算装置を必要としないので回路規模を抑え駆動周波数の調整時間を短縮することが可能である。この調整方法を用いる事で従来の特許文献1に記載された発明のものより小規模な回路構成と1つのステップで圧電素子を十分に駆動可能な周波数に調整できる。
次に、図5を参照して実施例2を説明する。この実施例では実施例1に記載された周波数調整回路を適用した圧電ブロアを説明する。圧電ブロアは、内部基板と外部容器から構成された筐体15と圧電素子10が取り付けられたダイアフラム11とから構成されている。筐体15は、ダイアフラム支持体14と内部基板と外部容器との間に流体通路12が形成され、外部容器には噴出口が設けられている。内部基板に固定されたダイアフラム支持体14にダイアフラム11が固定され、ダイアフラム11にはセラミックなどからなる圧電素子10が取り付けられている。圧電素子10の両側に設けた駆動用電極10a、10b間に交流電圧信号を印加すると圧電効果によって圧電素子10が振動する。この振動によって、ダイアフラム11を屈曲させ、ポンプ室(図示せず)に吸排気させることによって、流体13(空気)が、筐体15とダイアフラム支持体14に囲まれた流体通路12を経由して、噴出する。
この実施例により、周波数調整回路及び周波数調整方法が実施例1と同じ作用効果が認められると共に流体を効率良く、安定して流すことができる。
次に、図6及び図7を参照して実施例3を説明する。
図6及び図7は、図1に記載された周波数可変発振回路3、圧電素子駆動回路4、最大電圧保持回路6、オフセット電圧印加回路7及び電圧比較回路8をより詳しく記述したものである。
電流/電圧変換回路1は、圧電素子10の駆動用電極10aに接続されたPMOSトランジスタP1と並列に配置した電流モニタ用PMOSトランジスタP2に流れる電流を抵抗で受けて電圧に変換し、サンプルホールド回路5に入力して電圧比較回路8が比較し易い電圧Bに調整する。
周波数可変発振回路3は、可変抵抗R1と固定抵抗R2、R3と容量C1を用いたCR発振回路を用い、圧電素子駆動回路4へクロックを供給する。
圧電素子駆動回路4は圧電素子10を駆動するのに十分な電流を流せるインバータINV2、INV3を用い、圧電素子10の電極10a、10bへ逆位相の信号を印加する。圧電素子駆動回路4を構成するインバータINV1は、インバータINV2の後段に接続され、信号の位相を逆転するために用いられる。PMOSトランジスタP1は、インバータINV3を構成するトランジスタであり、PMOSトランジスタP2は、電流モニタ回路として圧電素子駆動回路4に含まれる。
最大電圧保持回路6は、差動増幅器AMP1とPMOSトランジスタP3、容量C2及びNMOSトランジスタを具備している。差動増幅器AMP1の出力をPMOSトランジスタP3のゲート端子に接続し、容量C2で保持した電圧Aよりサンプルホールド回路5の出力から入力した電圧Bの方が高い場合はPMOSトランジスタP3をオンして容量C2に電荷を蓄え、容量C2で保持した電圧Aより電圧Bの方が低い場合はPMOSトランジスタP3をオフにして保持した電圧Aが変化しないようにする。リセット信号は、NMOSトランジスタのゲート電極に入力される。NMOSトランジスタは、一方の電極が接地され、他方の電極は差動増幅器AMP1の正入力端(+)に接続されている。差動増幅器AMP1の負入力端(−)はサンプルホールド回路5の出力端に接続されている。差動増幅器AMP1の出力(電圧A)は、PMOSトランジスタP3の一方の電極と容量C2の一方の電極との接続点から出力され、電圧比較回路8に入力される。PMOSトランジスタP3の他方の電極は電源に接続され、容量C2の他方の電極は、接地されている。
オフセット電圧印加回路7は、図6に示すように電圧源V1で構成する場合と図7に示すように電流源VI1と抵抗R4で構成する場合などがある。また、電圧Bにオフセット電圧Cを加えるという方法ではなく電圧Aからオフセット電圧Cを引くという方法でも同等の作用効果が得られる。
電圧比較回路8は、最大電圧保持回路6及びオフセット電圧印加回路7の出力が入力されるコンパレータCMP1とカウンタ制御回路16とを使用し、電圧Dが電圧Aより大きければカウンタ制御回路16がUP信号を出力、電圧Dが電圧Aより小さければカウンタ制御回路16がDOWN信号を出力する。
アップダウンカウンタ9は、標準的なフリップフロップを使用し、UP信号でカウントアップ、DOWN信号でカウントダウンし、7ビットの周波数可変信号を周波数可変発振回路3の可変抵抗R1に出力する。
上記実施例を用いる事で、実施例1と同等の効果を得る事ができる。
1・・・電流/電圧変換回路
2・・・共振周波数検知回路
3・・・周波数可変発振回路
4・・・圧電素子駆動回路
5・・・サンプルホールド回路
6・・・最大電圧保持回路
7・・・オフセット電圧印加回路
8・・・最大電圧比較回路
9・・・アップダウンカウンタ
10・・・圧電素子
10a、10b・・・圧電素子駆動用電極
11・・・ダイアフラム
12・・・流体通路
13・・・流体
14・・・ダイアフラム支持体
15・・・圧電ブロア筐体
16・・・アップダウンカウンタ制御回路

Claims (4)

  1. 電気機器を所定の駆動周波数で駆動する駆動電圧を印加する駆動電圧印加回路と、前記電気機器の駆動時に流れる駆動電流をモニタし当該駆動電流を第1の電圧に変換する電流/電圧変換回路と、変換された前記第1の電圧に基づいて前記駆動周波数を設定する制御信号を出力する共振周波数検知回路と、前記制御信号により設定された前記駆動周波数を持つ発振信号を出力する周波数可変発振回路とを具備し、前記共振周波数検知回路は、前記第1の電圧の最大値を保持する最大電圧保持回路、電圧比較回路及び前記駆動周波数の設定信号を生成するアップダウンカウンタを有し、前記駆動周波数を掃引した前記駆動電圧を前記電気機器に印加したときに、前記電流/電圧変換回路の出力電圧にオフセット電圧を加えた第2の電圧と前記最大電圧保持回路の出力とを前記電圧比較回路で比較し、その出力により前記アップダウンカウンタの設定値を増減させ、その出力によって前記周波数可変発振回路の出力する前記発振信号の前記駆動周波数を制御することを特徴とする周波数調整回路。
  2. 前記電気機器は、圧電素子であることを特徴とする請求項1に記載の周波数調整回路。
  3. 前記共振周波数検知回路は、さらに、前記電流/電圧変換回路から受け取った第1の電圧を比較し易い様に直流化するサンプルホールド回路及び前記電圧比較回路の誤動作防止の為に前記サンプルホールド回路の出力電圧と前記最大電圧保持回路の出力電圧とのいずれかにオフセット電圧を加えるオフセット電圧印加回路を具備したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の周波数調整回路。
  4. 前記電気機器を駆動する周波数を設定後、前記周波数可変発振回路を用いて可変可能な最低周波数から掃引を開始する動作と、これまでの最大駆動電流より現在の駆動電流の方が大きい場合は前記駆動周波数値を1段階上げる動作と、この動作を現在の駆動電流の方がこれまでの最大駆動電流より小さくなるまで続け、現在の駆動電流の方が小さくなった場合には1つ前の駆動周波数が共振周波数に最も近いと判断して駆動周波数を戻して駆動周波数掃引を終了する動作とを有する請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の周波数調整回路を用いたことを特徴とする周波数調整方法。


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