JP2020037085A - 超音波霧化装置 - Google Patents

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年昭 宮本
八木田 康信
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Abstract

【課題】霧化用振動子の破損を防止しつつ、雑菌の繁殖を防止することができる超音波霧化装置を提供すること。【解決手段】本発明の超音波霧化装置は、霧化用振動子20、第1の出力回路50、第2の出力回路60及び超音波発振器を備える。第1の出力回路50及び第2の出力回路60は、霧化用振動子20に印加する電圧を発生させる。超音波発振器は、第1の出力回路50から霧化用振動子20に電圧を印加させるための第1の発振制御信号を出力するとともに、第2の出力回路60から霧化用振動子20に電圧を印加させるための第2の発振制御信号を、第1の発振制御信号と同一周波数でかつ第1の発振制御信号とは逆位相となるように出力する。また、超音波発振器は、第1の出力回路50及び第2の出力回路60がそれぞれ出力する電圧の電位の正負が逆となるように、第1の発振制御信号及び第2の発振制御信号を出力する。【選択図】図4

Description

本発明は、超音波により液体を霧化する超音波霧化装置に関するものである。
従来、超音波により処理槽内の液体を霧化する超音波霧化装置として、室内を加湿する家庭用霧化器(例えば、特許文献1参照)や、薬液等を霧化する医療用霧化器などが知られている。なお、特許文献1に記載の超音波霧化装置は、液体を溜めた処理槽の底部に霧化用振動子を設置した構造を有している。そして、霧化用振動子が発生した超音波を液体に照射すると、液体が霧化して室内に散布されるため、室内の加湿が可能となる。
特開2008−126190号公報(図1等)
ところで、超音波霧化装置では、処理槽内における霧化用振動子の設置領域内に、一定量の液体を常時溜めておくシステムが必要である。また、このシステムは、液体の量を維持できないことをフロートセンサ等で検知して、霧化用振動子による霧化動作を強制的に停止させる機能を有している。仮に、霧化動作を停止させる機能を有しない場合には、霧化用振動子が空焚きの状態となり、霧化用振動子が破損してしまうからである。しかしながら、霧化動作を停止させる際には、処理槽内に液体が残留してしまう。この場合、残留した液体中に雑菌が繁殖してしまう可能性がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、霧化用振動子の破損を防止しつつ、雑菌の繁殖を防止することができる超音波霧化装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、超音波により液体を霧化する超音波霧化装置であって、前記超音波を発生させる霧化用振動子と、前記霧化用振動子の第1の電極に接続され、前記霧化用振動子に印加する電圧を発生させる第1の出力回路と、前記霧化用振動子の第2の電極に接続され、前記霧化用振動子に印加する電圧を発生させる第2の出力回路と、前記第1の出力回路から前記霧化用振動子に電圧を印加させるための第1の発振制御信号を出力するとともに、前記第2の出力回路から前記霧化用振動子に電圧を印加させるための第2の発振制御信号を、前記第1の発振制御信号と同一周波数でかつ前記第1の発振制御信号とは逆位相となるように出力する超音波発振器とを備え、前記第1の出力回路及び前記第2の出力回路は、接地電位から正の電位を経て前記接地電位に戻る波形となる正パルスと、前記接地電位から負の電位を経て前記接地電位に戻る波形となる負パルスとを交互に連続させることにより構成された電圧を出力し、前記超音波発振器は、前記第1の出力回路及び前記第2の出力回路がそれぞれ出力する電圧の電位の正負が逆となるように、前記第1の発振制御信号及び前記第2の発振制御信号を出力することを特徴とする超音波霧化装置をその要旨とする。
従って、請求項1に記載の発明によると、超音波霧化装置内に液体が残留している場合であっても、霧化用振動子が駆動時に発生する熱により、残留した液体を完全に蒸発させることができる。このため、液体中での雑菌の繁殖を防止することができる。また、霧化用振動子に印加される電圧は、正の電位となる正パルスと負の電位となる負パルスとを交互に連続させることにより構成される。よって、霧化用振動子に印加される電圧の電位差(電位の最大値と電位の最小値との差)が、電圧が例えば正パルスのみまたは負パルスのみにより構成される場合の電位差と同じであったとしても、電圧の絶対値が小さくなる。その結果、霧化用振動子の出力が小さくなるため、霧化用振動子が空焚きの状態になったとしても、霧化用振動子の破損を防止することができる。
ここで、液体としては、例えば、純水、水道水、次亜塩素酸水(次亜水)などを挙げることができる。なお、次亜塩素酸水は、ノロウイルス等のウイルスやO157等の細菌の消毒に用いられる薬剤であるため、液体として次亜塩素酸水を用いれば、液体中での雑菌の繁殖を確実に防止することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記液体を溜める処理槽を備え、前記処理槽の底部の一部に、前記処理槽の内部空間において開口する凹部が形成され、前記凹部の形成領域内に前記霧化用振動子が設置されることをその要旨とする。
従って、請求項2に記載の発明によると、処理槽内に残留した液体が、霧化用振動子が設置された凹部の形成領域内に溜まるようになる。このため、凹部が形成されない場合と比べて、より多くの液体を霧化用振動子に接触させることができる。よって、霧化用振動子を駆動させれば、駆動時に霧化用振動子が発生する熱により、液体を素早く蒸発させることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2において、前記霧化用振動子の過熱を検知する温度センサを備えることをその要旨とする。
従って、請求項3に記載の発明によると、霧化用振動子の過熱を温度センサで検知したことを契機として、霧化用振動子の駆動を停止させることができる。このとき、霧化用振動子のそれ以上の温度上昇が防止されるため、過熱に起因する霧化用振動子の破損を確実に防止することができる。なお、温度センサとしては特に限定されないが、例えば、サーミスタ、サーモグラフィ、赤外線センサなどを挙げることができる。
以上詳述したように、請求項1〜3に記載の発明によると、霧化用振動子の破損を防止しつつ、雑菌の繁殖を防止することができる超音波霧化装置を提供することができる。
本実施形態における超音波霧化装置を示す概略構成図。 超音波霧化装置の電気的構成を示すブロック図。 第1の出力回路及び第2の出力回路の電気的構成を示す回路図。 第1の出力回路及び第2の出力回路の電気的構成を示す回路図。 第1の発振制御信号及び第2の発振制御信号の波形を示すタイムチャート。 (a)は、第1の発振制御信号及び第2の発振制御信号に基づいて霧化用振動子に印加される電圧の波形を示すタイムチャート、(b)は、1種類の発振信号のみを出力する場合における、霧化用振動子に印加される電圧の波形を示すタイムチャート。
以下、本発明を超音波霧化装置に具体化した一実施形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1に示されるように、超音波霧化装置10は、液体A1(本実施形態では水道水)を溜める処理槽11を備えている。本実施形態の超音波霧化装置10は、処理槽11内の液体A1に超音波S1を照射することにより、液体A1を霧化する装置である。なお、処理槽11は、底部12と、互いに対向する一対の側壁13,14とを有しており、ABS樹脂などの樹脂材料を用いて略直方体状に形成されている。
また、超音波霧化装置10は霧化用振動子20を備えている。詳述すると、処理槽11の底部12の中央部には、処理槽11の内部空間15において開口する凹部16が形成されている。そして、凹部16の形成領域内、具体的に言うと、凹部16の底面上には、霧化用振動子20が設置されている。なお、霧化用振動子20は、凹部16の底面と面接合する接合面、及び、接合面の反対側に位置する非接合面を有する円板状をなしており、アルミニウム合金やステンレス、圧電セラミックス材料等からなっている。
図1に示されるように、超音波霧化装置10は、霧化用振動子20の過熱を検知する温度センサ31を有している。温度センサ31は、凹部16の形成領域内であって、底部12の外側面となる箇所に取り付けられている。なお、本実施形態の温度センサ31は、測定温度が所定温度(具体的には、霧化用振動子20が破損してしまう温度よりもやや低い温度)を超えたことを契機として、抵抗値が急激に上昇するPTCサーミスタである。温度センサ31は、霧化用振動子20の過熱を検知して、制御装置71に過熱検知信号を出力するようになっている。
次に、超音波霧化装置10の電気的構成について説明する。
図2〜図4に示されるように、超音波霧化装置10には制御基板(図示略)が設けられ、制御基板上には電気回路40が形成されている。電気回路40は、超音波発振器41、ドライブ回路42、第1の出力回路50及び第2の出力回路60を備えている。
図2に示されるように、超音波発振器41は、ドライブ回路42を介して出力回路50,60に対して電気的に接続されている。超音波発振器41は、第1の出力回路50から霧化用振動子20に電圧を印加させるための第1の発振制御信号を出力するとともに、第2の出力回路60から霧化用振動子20に電圧を印加させるための第2の発振制御信号を出力する。その結果、霧化用振動子20は、超音波S1を処理槽11内の液体A1に照射する。なお、本実施形態の超音波発振器41は、反共振周波数付近の周波数(2.5MHz)で第1の発振制御信号及び第2の発振制御信号を出力する。即ち、超音波発振器41は、第1の発振制御信号及び第2の発振制御信号を互いに同一周波数で出力する。なお、ドライブ回路42は、超音波発振器41から出力された第1の発振制御信号を第1の出力回路50に導くとともに、超音波発振器41から出力された第2の発振制御信号を第2の出力回路60に導く機能を有している。また、ドライブ回路42は、第2の発振制御信号を遅延または反転させて位相を180°ずらすことにより、第2の発振制御信号を第1の発振制御信号とは逆位相にする機能も有している。
図3に示されるように、電気回路40には、直流電源43及び電源用コンデンサ44が設けられている。直流電源43は、第1の出力回路50及び第2の出力回路60に接続されており、それらに電力を供給する機能を有している。また、電源用コンデンサ44の正極は直流電源43の正極端子に接続され、電源用コンデンサ44の負極は直流電源43の負極端子に接続されている。電源用コンデンサ44は、電気回路40を流れる大電流によって直流電源43が不安定になった際に、電流を直流電源43に供給することにより、直流電源43の電圧を安定化させる機能を有している。
また、電気回路40には、4つのトランジスタQ1,Q2,Q3,Q4が設けられている。なお、本実施形態のトランジスタQ1,Q2は、NPN型のバイポーラトランジスタ(BJT:Bipolar Junction Transistor )であり、本実施形態のトランジスタQ3,Q4は、PNP型のバイポーラトランジスタである。トランジスタQ1のコレクタ端子は、直流電源43の正極端子に電気的に接続され、トランジスタQ1のエミッタ端子は、トランジスタQ3のエミッタ端子に電気的に接続されている。トランジスタQ3のコレクタ端子は、直流電源43の負極端子に電気的に接続されている。トランジスタQ2のコレクタ端子は、直流電源43の正極端子に電気的に接続され、トランジスタQ2のエミッタ端子は、トランジスタQ4のエミッタ端子に電気的に接続されている。トランジスタQ4のコレクタ端子は、直流電源43の負極端子に電気的に接続されている。さらに、トランジスタQ1,Q3のベース端子には第1の信号経路45の終端が電気的に接続され、トランジスタQ2,Q4のベース端子には第2の信号経路46の終端が電気的に接続されている。そして、第1の信号経路45の始端及び第2の信号経路46の始端は、ドライブ回路42に電気的に接続されている。
なお、図3に示されるトランジスタQ1〜Q4は、超音波発振器41から出力された発振信号(第1の発振制御信号または第2の発振制御信号)が入力されたことを契機として動作するようになっている。具体的に言うと、第1の発振制御信号はトランジスタQ1,Q3のベース端子に入力され、第2の発振制御信号はトランジスタQ2,Q4のベース端子に入力される。また、本実施形態では、トランジスタQ1,Q3のベース端子に対する第1の発振制御信号の入力とトランジスタQ2,Q4のベース端子に対する第2の発振制御信号の入力とが交互に行われる。即ち、トランジスタQ1,Q3及びトランジスタQ2,Q4は、交互にオンオフされるようになっている。詳述すると、まず、トランジスタQ1,Q3がオン状態に切り替わった後、トランジスタQ1,Q3がオフ状態に切り替わる。次に、トランジスタQ2,Q4がオン状態に切り替わった後、トランジスタQ2,Q4がオフ状態に切り替わるようになる。
図3に示されるように、電気回路40は、直流電源43の正極端子とトランジスタQ1,Q2のコレクタ端子とを繋ぐ正極側電気経路47と、直流電源43の負極端子とトランジスタQ3,Q4のコレクタ端子とを繋ぐ負極側電気経路48とを備えている。また、正極側電気経路47には電源用コンデンサ44の正極が接続され、負極側電気経路48には電源用コンデンサ44の負極が接続されている。
そして、図2〜図4に示されるように、第1の出力回路50は、霧化用振動子20の第1の電極21に接続され、霧化用振動子20に印加する電圧V(図6(a)参照)を発生させるようになっている。第1の出力回路50は、電気経路51及び信号経路52を有している。電気経路51上には、第1のコイルL1及び第1のトランジスタ53が設けられている。なお、本実施形態の第1のトランジスタ53は、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor )である。
また、図3に示されるように、信号経路52上には第1のダイオード54が設けられている。第1のダイオード54のアノード端子は負極側電気経路48に電気的に接続され、第1のダイオード54のカソード端子は、第1のトランジスタ53のゲート端子に電気的に接続されている。さらに、信号経路52において第1のダイオード54と第1のトランジスタ53とを繋ぐ経路には、トランジスタQ2のエミッタ端子とトランジスタQ4のエミッタ端子とを繋ぐ経路から分岐したサブ信号経路55の終端が接続されている。
図3,図4に示されるように、電気経路51において第1のコイルL1と第1のトランジスタ53とを繋ぐ経路には、電気経路51から分岐した出力経路56の始端が接続されている。なお、出力経路56の終端は、霧化用振動子20の第1の電極21に電気的に接続されている。また、出力経路56上には第1のコンデンサC1が設けられている。即ち、第1のコンデンサC1は、電気経路51を有する第1の出力回路50と霧化用振動子20との間に配置されている。なお、第1のコンデンサC1の静電容量は5000pF程度である。
図2〜図4に示されるように、第2の出力回路60は、霧化用振動子20の第2の電極22に接続され、霧化用振動子20に印加する電圧Vを発生させるようになっている。第2の出力回路60は、第1の出力回路50と同様の構成を有している。即ち、第2の出力回路60は、電気経路61及び信号経路62を有している。電気経路61上には、第2のコイルL2及び第2のトランジスタ63が設けられている。なお、本実施形態の第2のトランジスタ63はMOSFETである。
また、図3に示されるように、信号経路62上には第2のダイオード64が設けられている。第2のダイオード64のアノード端子は負極側電気経路48に電気的に接続され、第2のダイオード64のカソード端子は、第2のトランジスタ63のゲート端子に電気的に接続されている。さらに、信号経路62において第2のダイオード64と第2のトランジスタ63とを繋ぐ経路には、トランジスタQ1のエミッタ端子とトランジスタQ3のエミッタ端子とを繋ぐ経路から分岐したサブ信号経路65の終端が接続されている。
図3,図4に示されるように、電気経路61において第2のコイルL2と第2のトランジスタ63とを繋ぐ経路には、電気経路61から分岐した出力経路66の始端が接続されている。なお、出力経路66の終端は、霧化用振動子20の第2の電極22に電気的に接続されている。また、出力経路66上には第2のコンデンサC2が設けられている。即ち、第2のコンデンサC2は、電気経路61を有する第2の出力回路60と霧化用振動子20との間に配置されている。なお、第2のコンデンサC2の静電容量は5000pF程度である。
なお、図6(a)に示されるように、第1の出力回路50及び第2の出力回路60から出力される電圧Vは、矩形状の波形となる正パルスV1と、同じく矩形状の波形となる負パルスV2とを交互に連続させることによって構成されている。正パルスV1は、接地電位V3から正の電位V4を経て接地電位V3に戻る波形を有している。負パルスV2は、接地電位V3から負の電位V5を経て接地電位V3に戻る波形を有している。なお、負パルスV2の始点P1は、正パルスV1の終点P2と一致している。また、負パルスV2の出力時間(幅)は正パルスV1の出力時間と同一であり、負パルスV2の振幅(高さ)は正パルスV1の振幅と同一である。
そして、図2に示されるように、本実施形態の超音波霧化装置10は制御装置71を備えている。制御装置71は、CPU、ROM、RAM等からなる周知のコンピュータにより構成されている。制御装置71は、超音波発振器41に電気的に接続されており、超音波霧化装置10全体を統括的に制御する。また、制御装置71は、温度センサ31から出力された過熱検知信号に含まれる情報(具体的には、霧化用振動子20が過熱している旨を示す情報)に基づいて、霧化用振動子20を停止させる制御を行う。
次に、超音波霧化装置10を用いた液体A1の霧化方法について説明する。
まず、処理槽11内に液体A1を溜めた後、超音波霧化装置10の電源(図示略)をオンする。次に、制御装置71は、第1の出力回路50から霧化用振動子20に電圧を印加させるための第1の発振制御信号を、超音波発振器41に出力させる制御を行う。詳述すると、超音波発振器41から出力された第1の発振制御信号は、ドライブ回路42を介して第1の信号経路45からトランジスタQ1,Q3のベース端子に入力される。このとき、トランジスタQ1,Q3がオン状態に切り替わり、直流電源43から出力されて正極側電気経路47を流れてきた電流は、トランジスタQ1のコレクタ端子→トランジスタQ1のエミッタ端子→トランジスタQ3のエミッタ端子→トランジスタQ3のコレクタ端子の順に流れ、負極側電気経路48側に供給される。
また、トランジスタQ1,Q3がオン状態に切り替わった際に、電流の一部は、トランジスタQ1のエミッタ端子からサブ信号経路65→第2の出力回路60の信号経路62の順に流れ、第2のトランジスタ63のゲート端子に入力される(このとき、負極側電気経路48→第2のダイオード64→第2のトランジスタ63の順でも電流は流れる)。その結果、第2のトランジスタ63がオン状態に切り替えられ、正極側電気経路47を流れる電流の一部が第2のコイルL2の上流側端→第2のコイルL2の下流側端→第2のトランジスタ63のドレイン端子→第2のトランジスタ63のソース端子の順に流れ、負極側電気経路48に流れる。このとき、第2のコイルL2の内部に磁束が発生する。
その後、トランジスタQ1,Q3のベース端子への第1の発振制御信号の入力が終了し、トランジスタQ1,Q3がオフ状態に切り替わる。これに伴い、第2のトランジスタ63のゲート端子への電流の入力が終了して第2のトランジスタ63がオフ状態に切り替わり、第2のコイルL2を流れていた電流が停止する。このとき、第2のコイルL2の内部に発生していた磁束が急激に減少して消滅し、第2のコイルL2には、電磁誘導による高電圧が発生する。その結果、発生した高電圧は、大電流となって第2のコイルL2の上流側端から正極側電気経路47側に流れる。即ち、第2のトランジスタ63がオフ状態に切り替わる場合に第2のコイルL2から流れる電流は、第2のトランジスタ63がオン状態である場合に第2のコイルL2を通過する電流とは逆方向に流れるようになる。
次に、制御装置71は、第2の出力回路60から霧化用振動子20に電圧を印加させるための第2の発振制御信号を、超音波発振器41に出力させる制御を行う。このとき、超音波発振器41は、ドライブ回路42により、第2の発振制御信号を、第1の発振制御信号とは逆位相となるように出力する(図5参照)。例えば、トランジスタQ1,Q3のベース端子への第1の発振制御信号の入力が終了すると同時に、超音波発振器41から出力された第2の発振制御信号は、ドライブ回路42を介して第2の信号経路46からトランジスタQ2,Q4のベース端子に入力される。このとき、トランジスタQ2,Q4がオン状態に切り替わり、直流電源43から出力されて正極側電気経路47を流れてきた電流は、トランジスタQ2のコレクタ端子→トランジスタQ2のエミッタ端子→トランジスタQ4のエミッタ端子→トランジスタQ4のコレクタ端子の順に流れ、負極側電気経路48側に供給される。
また、トランジスタQ2,Q4がオン状態に切り替わった際に、電流の一部は、トランジスタQ2のエミッタ端子からサブ信号経路55→第1の出力回路50の信号経路52の順に流れ、第1のトランジスタ53のゲート端子に入力される(このとき、負極側電気経路48→第1のダイオード54→第1のトランジスタ53の順でも電流は流れる)。その結果、第1のトランジスタ53がオン状態に切り替えられ、正極側電気経路47を流れる電流の一部が、電気経路51を第1のコイルL1の上流側端→第1のコイルL1の下流側端→第1のトランジスタ53のドレイン端子→第1のトランジスタ53のソース端子の順に流れ、負極側電気経路48に流れる。このとき、第1のコイルL1の内部には磁束が発生する。また、第1のトランジスタ53がオン状態に切り替えられると、第2のコイルL2の上流側端から正極側電気経路47に流れてきた大電流も、電気経路51を第1のコイルL1の上流側端→第1のコイルL1の下流側端→第1のトランジスタ53のドレイン端子→第1のトランジスタ53のソース端子→負極側電気経路48の順に流れる。そして、電気経路51を流れる電流の一部は、第1のコイルL1の下流側端から出力経路56に流れる。このとき、出力経路56を流れる電流は高電圧であるため、電流は、第1のコンデンサC1を通過して霧化用振動子20の第1の電極21に入力される。また、本実施形態では、出力経路56を備える第1の出力回路50から霧化用振動子20に印加される電圧が、正パルスV1(図6(a)参照)となる。
その後、トランジスタQ2,Q4のベース端子への第2の発振制御信号の入力が終了し、トランジスタQ2,Q4がオフ状態に切り替わる。これに伴い、第1のトランジスタ53のゲート端子への電流の入力が終了して第1のトランジスタ53がオフ状態に切り替わり、第1のコイルL1を流れていた電流が停止する。このとき、第1のコイルL1の内部に発生していた磁束が急激に減少して消滅し、第1のコイルL1には、電磁誘導による高電圧が発生する。その結果、発生した高電圧は、大電流となって第1のコイルL1の上流側端から正極側電気経路47側に流れる。即ち、第1のトランジスタ53がオフ状態に切り替わる場合に第1のコイルL1から流れる電流は、第1のトランジスタ53がオン状態である場合に第1のコイルL1を通過する電流とは逆方向に流れるようになる。
次に、制御装置71は、第1の発振制御信号を超音波発振器41に出力させる制御を再度行う。詳述すると、トランジスタQ2,Q4のベース端子への第2の発振制御信号の入力が終了すると同時に、第1の発振制御信号が、第1の信号経路45からトランジスタQ1,Q3のベース端子に入力される。このとき、トランジスタQ1,Q3がオン状態に切り替わり、直流電源43から出力されて正極側電気経路47を流れてきた電流は、負極側電気経路48側に供給される。
また、トランジスタQ1,Q3がオン状態に切り替わった際に、電流の一部は、トランジスタQ1のエミッタ端子からサブ信号経路65→第2の出力回路60の信号経路62の順に流れ、第2のトランジスタ63のゲート端子に入力される。その結果、第2のトランジスタ63がオン状態に切り替えられ、正極側電気経路47を流れる電流の一部が、電気経路61を第2のコイルL2の上流側端→第2のコイルL2の下流側端→第2のトランジスタ63のドレイン端子→第2のトランジスタ63のソース端子の順に流れ、負極側電気経路48に流れる。また、第2のトランジスタ63がオン状態に切り替えられると、第1のコイルL1の上流側端から正極側電気経路47に流れてきた大電流も、電気経路61を第2のコイルL2の上流側端→第2のコイルL2の下流側端→第2のトランジスタ63のドレイン端子→第2のトランジスタ63のソース端子→負極側電気経路48の順に流れる。そして、電気経路61を流れる電流の一部は、第2のコイルL2の下流側端から出力経路66に流れる。このとき、出力経路66を流れる電流は高電圧であるため、電流は、第2のコンデンサC2を通過して霧化用振動子20の第2の電極22に入力される。また、出力経路66→第2の電極22への電流の流れは、霧化用振動子20に印加される電圧が正パルスV1となる際の電流の流れ(具体的には、出力経路56→第1の電極21への電流の流れ)とは逆方向である。よって、出力経路66を備える第2の出力回路60から霧化用振動子20に印加される電圧は、負パルスV2(図6(a)参照)となる。即ち、第1の出力回路50及び第2の出力回路60がそれぞれ出力する電圧Vの電位の正負は、互いに逆となっている。
その後、制御装置71は、トランジスタQ1,Q3のベース端子に第1の発振制御信号を入力させる制御(即ち、霧化用振動子20に正パルスV1を印加させる制御)と、トランジスタQ2,Q4のベース端子に第2の発振制御信号を入力させる制御(即ち、霧化用振動子20に負パルスV2を印加させる制御)とを交互に行う(図5参照)。その結果、正パルスV1と負パルスV2とを交互に連続させてなる電圧Vが生成され、生成された電圧Vが霧化用振動子20に印加される。
そして、電圧Vが印加されると、霧化用振動子20が駆動し、霧化用振動子20から液体A1中に超音波S1が照射される。なお、霧化用振動子20から照射された超音波S1は、液体A1中を伝搬し、液面A2に到達する。その結果、液面A2における霧化用振動子20の上方位置に超音波エネルギーが集中し、液体A1が盛り上がる。そして、盛り上がった液体A1の先端において、液体A1の一部が霧化されて霧(液滴)となって飛散する。その結果、超音波霧化装置10が設置された空間の湿度がコントロールされる。
なお、空間の湿度が所望の値に到達した時点で、処理槽11内に液体A1が残留していたとしても、駆動している霧化用振動子20が発生する熱により、残留している液体A1は完全に蒸発する。その結果、霧化用振動子20が空焚きの状態となる。また、本実施形態では、霧化用振動子20の特性変化、具体的には、熱・負荷インピーダンスの変化により、空焚き時に電気回路40の電力低下(具体的には、霧化時24W(12V、2A)→空焚き時18W(12V、1.5A))が生じるため、霧化用振動子20は、ある程度(数秒〜数十秒)の空焚きに耐えることができる。なお、制御装置71は、温度センサ31からの過熱検知信号が入力されたことを契機として、超音波発振器41を停止させる制御を行い、霧化用振動子20による液体A1の霧化を停止させる。
従って、本実施形態によれば以下の効果を得ることができる。
(1)本実施形態の超音波霧化装置10では、処理槽11内に液体A1が残留している場合であっても、霧化用振動子20が駆動時に発生する熱により、残留した液体A1を完全に蒸発させることができる。このため、液体A1中での雑菌の繁殖を防止することができる。ゆえに、液体A1の加熱殺菌が可能なヒータ等の構成が不要となる。
また、図6(a)に示されるように、2種類の発振信号(第1の発振制御信号及び第2の発振制御信号)に基づいて霧化用振動子20に印加される電圧Vは、正の電位となる正パルスV1と負の電位となる負パルスV2とを交互に連続させることにより構成される。一方、1種類の発振信号に基づいて霧化用振動子20に電圧Vを印加する場合、電圧Vは、正パルスV1のみ(図6(b)参照)または負パルスV2のみを連続させることにより構成される。よって、図6(a),(b)に示されるように、電圧Vが正パルスV1と負パルスV2とによって構成される本実施形態の電位差(電位の最大値と電位の最小値との差)が、電圧Vが正パルスV1のみにより構成される場合の電位差や、電圧Vが負パルスV2のみにより構成される場合の電位差と同じであったとしても、電圧の絶対値が小さくなる。その結果、霧化用振動子20の出力が小さくなるため、霧化用振動子20が空焚きの状態になったとしても、霧化用振動子20の破損を防止することができ、ひいては、霧化用振動子20を駆動させる回路(ドライブ回路42や出力回路50,60等)の破損を防止することができる。ゆえに、霧化用振動子20の空焚きを防止するフロートセンサ等の構成が不要になる。
(2)本実施形態では、第1の出力回路50からの第1の発振制御信号の出力と、第2の出力回路60からの第2の発振制御信号の出力とを、1つの超音波発振器41(及び1つのドライブ回路42)によって行っている。つまり、第1の発振制御信号を出力するための超音波発振器41(及びドライブ回路42)と、第2の発振制御信号を出力するための超音波発振器41(及びドライブ回路42)とを別々に設けなくても済む。その結果、超音波発振器41及びドライブ回路42の共通化が図られるため、超音波霧化装置10の部品点数を減らすことができ、装置コストを抑えることができる。
(3)本実施形態では、霧化用振動子20の過熱を温度センサ31で検知したことを契機として、霧化用振動子20の駆動を停止させている。このとき、霧化用振動子20のそれ以上の温度上昇が防止されるため、過熱に起因する霧化用振動子20の破損、ひいては、霧化用振動子20の過熱に起因する回路(ドライブ回路42や出力回路50,60等)の破損を確実に防止できる。
なお、上記実施形態を以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、処理槽11の底部12に凹部16が形成され、凹部16の底面上に霧化用振動子20が設置されていた。しかし、霧化用振動子20の設置態様を変更してもよい。例えば、霧化用振動子は、凹部16の底部を構成するものであってもよい。また、凹部16を省略し、処理槽11の底部12上に霧化用振動子20を設置してもよい。なお、上記実施形態の凹部16は、底部12の中央部に形成されていたが、底部12の外周部に形成されていてもよいし、側壁13,14に形成されていてもよい。
・上記実施形態では、処理槽11に溜める液体A1として水道水を用いたが、これに限定される訳ではなく、純水や次亜塩素酸水などを用いてもよい。なお、液体A1として次亜塩素水を用いる場合には、液体A1が触れる部材である処理槽11を、次亜塩素酸水に対して耐性を有する材料、例えば、ABS樹脂(アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂)、PP樹脂(ポリプロピレン樹脂)、PE樹脂(ポリエチレン樹脂)などの樹脂材料で形成することがよい。
・上記実施形態の第1のトランジスタ53及び第2のトランジスタ63はMOSFETであったが、例えば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor )やBJT(Bipolar Junction Transistor )などの他のトランジスタであってもよい。
・上記実施形態のトランジスタQ1,Q2は、NPN型のBJTであり、上記実施形態のトランジスタQ3,Q4は、PNP型のBJTであった。しかし、トランジスタQ1,Q2をPNP型のBJTとし、トランジスタQ3,Q4をNPN型のBJTとしてもよい。また、トランジスタQ1〜Q4の全てを、NPN型またはPNP型のBJTとしてよい。さらに、各トランジスタQ1〜Q4は、例えば、MOSFETやIGBTなどの他のトランジスタであってもよい。
・上記実施形態の処理槽11は、略直方体状に形成されていたが、略立方体状、略円柱状などの他の形状に形成されていてもよい。
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
(1)請求項1乃至3のいずれか1項において、前記霧化用振動子の過熱を検知して過熱検知信号を出力する温度センサと、前記過熱検知信号に含まれる情報に基づいて、前記霧化用振動子を停止させる制御を行う制御装置とを備えることを特徴とする超音波霧化装置。
(2)請求項1乃至3のいずれか1項において、前記第1の出力回路及び前記第2の出力回路は、コイル及びトランジスタが設けられる電気経路と、前記電気経路において前記コイルと前記トランジスタとを繋ぐ経路に始端が接続され、前記霧化用振動子に終端が接続される出力経路とをそれぞれ有することをと特徴とする超音波霧化装置。
10…超音波霧化装置
11…処理槽
12…処理槽の底部
15…内部空間
16…凹部
20…霧化用振動子
21…第1の電極
22…第2の電極
31…温度センサ
41…超音波発振器
50…第1の出力回路
60…第2の出力回路
A1…液体
C1…第1のコンデンサ
C2…第2のコンデンサ
S1…超音波
V…電圧
V1…正パルス
V2…負パルス
V3…接地電位
V4…正の電位
V5…負の電位

Claims (3)

  1. 超音波により液体を霧化する超音波霧化装置であって、
    前記超音波を発生させる霧化用振動子と、
    前記霧化用振動子の第1の電極に接続され、前記霧化用振動子に印加する電圧を発生させる第1の出力回路と、
    前記霧化用振動子の第2の電極に接続され、前記霧化用振動子に印加する電圧を発生させる第2の出力回路と、
    前記第1の出力回路から前記霧化用振動子に電圧を印加させるための第1の発振制御信号を出力するとともに、前記第2の出力回路から前記霧化用振動子に電圧を印加させるための第2の発振制御信号を、前記第1の発振制御信号と同一周波数でかつ前記第1の発振制御信号とは逆位相となるように出力する超音波発振器と
    を備え、
    前記第1の出力回路及び前記第2の出力回路は、接地電位から正の電位を経て前記接地電位に戻る波形となる正パルスと、前記接地電位から負の電位を経て前記接地電位に戻る波形となる負パルスとを交互に連続させることにより構成された電圧を出力し、
    前記超音波発振器は、前記第1の出力回路及び前記第2の出力回路がそれぞれ出力する電圧の電位の正負が逆となるように、前記第1の発振制御信号及び前記第2の発振制御信号を出力する
    ことを特徴とする超音波霧化装置。
  2. 前記液体を溜める処理槽を備え、
    前記処理槽の底部の一部に、前記処理槽の内部空間において開口する凹部が形成され、
    前記凹部の形成領域内に前記霧化用振動子が設置される
    ことを特徴とする請求項1に記載の超音波霧化装置。
  3. 前記霧化用振動子の過熱を検知する温度センサを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の超音波霧化装置。
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