JP2013191377A - 燃料電池システム - Google Patents

燃料電池システム Download PDF

Info

Publication number
JP2013191377A
JP2013191377A JP2012056156A JP2012056156A JP2013191377A JP 2013191377 A JP2013191377 A JP 2013191377A JP 2012056156 A JP2012056156 A JP 2012056156A JP 2012056156 A JP2012056156 A JP 2012056156A JP 2013191377 A JP2013191377 A JP 2013191377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circulation pump
refrigerant
fuel cell
passage
circulation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012056156A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6326196B2 (ja
Inventor
Hayato Chikugo
隼人 筑後
Hidetaka Nishimura
英高 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2012056156A priority Critical patent/JP6326196B2/ja
Publication of JP2013191377A publication Critical patent/JP2013191377A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6326196B2 publication Critical patent/JP6326196B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

【課題】冷却水循環通路の耐久性を向上させる。
【解決手段】アノードガス及びカソードガスを燃料電池に供給して発電させる燃料電池システムであって、燃料電池を冷却する冷媒が循環する冷媒循環通路と、冷媒循環通路に設けられ、冷媒を循環させる循環ポンプと、内部に冷媒を貯蔵するとともに、内部が大気圧に保持されたリザーバタンクと、循環ポンプの吸い込み側の冷媒循環通路に設けられ、冷媒循環通路内の圧力が所定負圧以下となったときに開いて、リザーバタンク内の冷媒を冷媒循環通路内に供給する開閉弁と、リザーバタンクと開閉弁とを接続する連通路と、循環ポンプを駆動して冷媒の循環を開始するときに、循環ポンプの回転速度を徐々に上昇させる循環ポンプ制御手段(S5)と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は燃料電池システムに関する。
従来の燃料電池システムは、サーモスタットと循環ポンプの吸入ポートとの間に、一端がリザーバタンクに接続される大気圧設定配管の他端を接続していた。そして、大気圧設定配管にキャップを設けていた(特許文献1参照)。
特開2009−259467号公報
燃料電池システムでは、燃料電池内部の活電部に近い部分に冷却水が流れるため、冷却水の導電率が比較的高い状態であっても絶縁抵抗を確保しやすくする必要がある。そのため、燃料電池と冷却系部品との間を絶縁材料の配管で接続することが望ましい。また、組み付け時の寸法公差吸収の観点で、本部位の配管は弾性体であることがのぞましく、利用できるのは弾性体で絶縁体であるゴムホースなどに限られている。
燃料電池システムの始動時においては、ヒータによる発熱を大きくすることで冷却水の温度を早期に上昇させ、燃料電池の暖機を促進させたい。
しかしながら、ヒータが冷却水に与える熱量を大きくする場合、冷却水の循環流量を大きくしなければ、局部沸騰の可能性がある。そこで、システム暖機時には、局部沸騰しない程度に大きな流量の冷却水を循環させる必要がある。
ところで、循環ポンプが停止した状態から局部沸騰を考慮した流量にするために循環ポンプの回転速度を一気に上昇させてしまうと、次のような不都合が生じる可能性があることが発明者らによって知見された。
暖機後であれば、循環ポンプによる冷却水の循環を開始して、循環によって循環ポンプの吸入ポート側の冷却水が不足してもリザーバタンクからの冷却水の供給により、冷却水が不足することは無い。しかしながら、低温からの始動であれば、冷却水の粘性が高いこともあって、リザーバタンクからの冷却水の供給が間に合わず、循環ポンプの吸入ポート側の冷却水循環通路が負圧となって、冷却水循環通路の耐久性が低下する可能性がある。特に循環ポンプの吸入ポート側の冷却水循環通路をゴムホースなどの弾性材料で形成した場合は、冷却水循環通路の収縮変形量が大きくなって、耐久性の低下が大きくなる可能性がある。
本発明はこのような問題点に着目してなされたものであり、冷却水循環通路の耐久性低下を抑制することを目的とする。
本発明は、アノードガス及びカソードガスを燃料電池に供給して発電させる燃料電池システムである。そして、その燃料電池システムが、燃料電池を冷却する冷媒が循環する冷媒循環通路と、冷媒循環通路に設けられ、冷媒を循環させる循環ポンプと、内部に冷媒を貯蔵するとともに、内部が大気圧に保持されたリザーバタンクと、循環ポンプの吸い込み側の冷媒循環通路に設けられ、冷媒循環通路内の圧力が所定負圧以下となったときに開いて、リザーバタンク内の冷媒を冷媒循環通路内に供給する開閉弁と、リザーバタンクと開閉弁とを接続する連通路と、循環ポンプを駆動して冷媒の循環を開始するときに、循環ポンプの回転速度を徐々に上昇させる循環ポンプ制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、循環ポンプを駆動して冷媒の循環を開始するときに、循環ポンプの回転速度を徐々に上昇させるので、冷却水循環通路の負圧が過大となるのを抑制することができる。よって、冷却水循環通路の耐久性低下を抑制することができる。
本発明の一実施形態による燃料電池システムの概略構成図である。 本発明の一実施形態による循環ポンプの回転速度制御について説明するフローチャートである。 外気温とカウントタイマとに基づいて循環ポンプの目標回転速度を算出するテーブルである。 本発明の一実施形態による循環ポンプの回転速度制御の動作を説明するタイムチャートである。
以下、図面等を参照して本発明の一実施形態について説明する。なお、以下の説明において、正圧とは大気圧よりも高い圧力を意味し、負圧とは大気圧よりも低い圧力を意味する。
燃料電池は電解質膜をアノード電極(燃料極)とカソード電極(酸化剤極)とによって挟み、アノード電極に水素を含有するアノードガス(燃料ガス)、カソード電極に酸素を含有するカソードガス(酸化剤ガス)を供給することによって発電する。アノード電極及びカソード電極の両電極において進行する電極反応は以下の通りである。
アノード電極 : 2H2 →4H+ +4e- …(1)
カソード電極 : 4H+ +4e- +O2 →2H2O …(2)
この(1)(2)の電極反応によって燃料電池は1ボルト程度の起電力を生じる。
このような燃料電池を自動車用動力源として使用する場合には、要求される電力が大きいため、数百枚の燃料電池を積層した燃料電池スタックとして使用する。そして、燃料電池スタックにアノードガス及びカソードガスを供給する燃料電池システムを構成して、車両駆動用の電力を取り出す。
図1は、本発明の一実施形態による燃料電池システム1の概略構成図である。
燃料電池システム1は、燃料電池スタック2と、燃料電池スタック2を冷却する冷却装置3と、コントローラ4と、を備える。
燃料電池スタック2は、アノードガス及びカソードガスの供給を受けて発電する。燃料電池スタック2にアノードガス及びカソードガスのそれぞれを供給するガス供給装置については、本発明の主要部ではないので、発明の理解を容易にするため図示を省略した。
冷却装置3は、冷却水循環通路31と、ラジエータ32と、バイパス通路33と、ヒータ34と、サーモスタット35と、循環ポンプ36と、リザーバタンク37と、第1キャップ38と、第2キャップ39と、温度センサ40と、第1圧力センサ41と、第2圧力センサ42と、を備える。
冷却水循環通路31は、燃料電池スタック2を冷却する冷却水が流れる通路である。冷却水循環通路31は、燃料電池スタック2の冷却水入口孔21と冷却水出口孔22とに接続される。冷却水循環通路31は、燃料電池内部と冷却系部品との絶縁性を確保するため、燃料電池スタック2との接続部をゴムホースで形成している。また、その他の部位も、部品組み付け時の寸法公差を吸収しやすくするため、ゴムホースが多用されている。以下では便宜上、燃料電池スタック2の冷却水出口孔22側を冷却水循環通路31の上流として扱い、燃料電池スタック2の冷却水入口孔21側を冷却水循環通路31の下流として扱う。
ラジエータ32は、冷却水循環通路31に設けられる。ラジエータ32は、通過する冷却水の温度を下げる。
バイパス通路33は、ラジエータ32をバイパスさせて冷却水を循環させることができるように、一端が冷却水循環通路31に接続され、他端がサーモスタット35に接続される。バイパス通路33も冷却水循環通路31と同様に、ゴムホースで形成される部位が存在する。
ヒータ34は、バイパス通路33に設けられる。ヒータ34は、燃料電池スタック2の暖機時に通電されて、冷却水の温度を上昇させる。本実施形態ではヒータ34としてPTCヒータを使用するが、これに限られるものではない。
サーモスタット35は、ラジエータ32よりも下流側の冷却水循環通路31に設けられる。サーモスタット35は、内部を流れる冷却水の温度に応じて自動的に開閉する開閉弁である。サーモスタット35は、内部を流れる冷却水の温度が所定のサーモ開弁温度よりも低いときは閉じた状態となっており、バイパス通路33を経由してきた相対的に高温な冷却水のみを燃料電池スタック1に供給する。一方、内部を流れる冷却水の温度がサーモ開弁温度以上になると徐々に開き始め、バイバス通路33を経由してきた冷却水とラジエータ32を経由してきた相対的に低温な冷却水とを内部で混合させて燃料電池スタックに供給する。なお、本実施形態ではサーモ開弁温度が60[℃]程度となるように、サーモスタット35を構成するワックス材及びスプリングを調整している。
循環ポンプ36は、電動ポンプであって、サーモスタット35よりも下流側の冷却水循環通路31に設けられる。循環ポンプ36は、冷却水循環通路31の冷却水を循環させる。循環ポンプ36の吐出流量は、コントローラ4によって制御される循環ポンプの回転速度に応じて連続的に変化する。
リザーバタンク37は、冷却水を蓄えるタンクである。リザーバタンク37には、外気と連通する大気解放口371が設けられており、これによりリザーバタンク37内の圧力が大気圧に保持される。
第1キャップ38は、ラジエータ32とサーモスタット35との間の冷却水循環通路31に設けられると共に、第1サブ通路381によってリザーバタンク37と接続される。第1キャップ38の内部には、加圧弁と負圧弁とが設けられる。加圧弁及び負圧弁はそれぞれ圧力感応式の開閉弁であって、冷却水循環通路31内の圧力に応じて開閉する。第1キャップ38としては、いわゆるラジエータキャップを用いることができる。
ラジエータ32とサーモスタット35との間の冷却水循環通路31内の圧力が、所定の第1規定圧力以下の正圧のときは、加圧弁及び負圧弁はそれぞれ閉じられた状態となっている。この状態のときは、第1キャップ38によって冷却水循環通路31の気密が保たれ、冷却水の熱膨張によって冷却水循環通路31内の圧力が上昇する。これにより、冷却水の沸点を大気圧下よりも上昇させて、ラジエータ32の冷却効率を高めている。
冷却水の温度が上昇してラジエータ32とサーモスタット35との間の冷却水循環通路31内の圧力が第1規定圧力よりも高くなったときは、加圧弁が開いた状態となる。この状態になると、膨張した冷却水循環通路31内の冷却水の一部が第1サブ通路381を介してリザーバタンク37に戻される。これにより、冷却水循環通路31内の圧力が第1規定圧力に調整される。
一方で、冷却水の温度が低下すると、冷却水の熱収縮によって冷却水循環通路31内の圧力が低下する。そして、冷却水循環通路31内の圧力が所定の第2規定圧力よりも低い
負圧になると、負圧弁が開いた状態となる。この状態になると、リザーバタンク37内に貯蔵された冷却水の一部が第1サブ通路381を介して冷却水循環通路31内に吸い戻される。これにより、冷却水循環通路31内の圧力が大気圧に調整されると共に、冷却水循環通路31を循環する冷却水量が一定に保たれる。
第2キャップ39は、サーモスタット35と循環ポンプ36との間の冷却水循環通路31に設けられると共に、第2サブ通路391によってリザーバタンク37と接続される。第2キャップ39は、第1キャップ38と同じ構造のキャップである。このように、サーモスタット35と循環ポンプ36との間の冷却水循環通路31に第2キャップ39を設けた理由については後述する。
温度センサ40は、燃料電池スタック2の冷却水出口孔22の近傍の冷却水循環通路31に設けられ、燃料電池スタック2から排出された冷却水の温度(以下「スタック温度」という。)Tsを検出する。
第1圧力センサ41は、第2キャップ39と循環ポンプとの間の冷却水循環通路31に設けられ、循環ポンプの吸入口近傍の冷却水循環通路31内の圧力(以下「ポンプ入口圧」という。)を検出する。
第2圧力センサ42は、循環ポンプと燃料電池スタックとの間の冷却水循環通路31に設けられ、循環ポンプの吐出口近傍の冷却水循環通路31内の圧力(以下「ポンプ出口圧」という。)を検出する。
コントローラ4は、中央演算装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)及び入出力インタフェース(I/Oインタフェース)を備えたマイクロコンピュータで構成される。コントローラ4には、前述した温度センサ40、第1圧力センサ41及び第2圧力センサ42の他にも、燃料電池スタック2の出力電流を検出する電流センサ43や循環ポンプの回転速度を検出する回転速度センサ44、外気温を検出する外気温センサ45などの燃料電池システム1を制御するために必要な各種センサからの信号が入力される。本実施形態では、外気温センサ45によって検出した外気温を、リザーバタンク37内の冷却水の温度として代用する。
以下、サーモスタット35と循環ポンプ36との間の冷却水循環通路31に第2キャップ39を設けた理由について説明する。
燃料電池システム1が起動されて循環ポンプ36が駆動されると、循環ポンプ36の吐出ポート側、すなわち燃料電池スタック2や、循環ポンプ36と燃料電池スタック2とを接続する冷却水循環通路31内の圧力が上昇する。その結果、弾性材料で形成されている部位が加圧によって膨張し、冷却系としての流路容積が増加する。一方、冷却水は非圧縮性流体であり、圧力によって体積が変化しないため、循環ポンプ36の吸入ポート側、すなわち、循環ポンプ36の上流側の冷却水循環通路31内が一時的に負圧となる。サーモスタット35と循環ポンプ36との間の冷却水循環通路31の一部はゴムホースで形成されているため、循環ポンプ36の上流側の冷却水循環通路31内が負圧になると、ゴムホースが収縮変形する。
ゴムホースの収縮変形量が大きいと、ゴムホース自体の耐久性が低下するとともに、収縮変形したゴムホース部分を流れる冷却水の流量が低下するので、冷却水循環通路31を循環する冷却水の循環流量も低下する。燃料電池システム1の起動時は、燃料電池スタックの暖機を促進するためにヒータ34を起動するが、冷却水の循環流量が低下すると、その分ヒータ34を通過する冷却水の流量が低下するので、暖機性能が低下する。
したがって、燃料電池システム1の起動時は、ゴムホースの収縮変形量を所定量に抑えつつ、早期に循環ポンプ36の上流側の冷却水循環通路31内の圧力を大気圧近傍まで上昇させ、冷却水の循環流量を確保した上でヒータ34を駆動したい。
そこで、本実施形態では、まず早期に循環ポンプ36の上流側の冷却水循環通路31内の圧力を大気圧近傍まで上昇させるために、サーモスタット35と循環ポンプ36との間の冷却水循環通路31に第2キャップ39を設けたのである。
サーモスタット35と循環ポンプ36との間の冷却水循環通路31に第2キャップ39を設けることで、循環ポンプ36が駆動されて循環ポンプ36の上流側の冷却水循環通路31内の圧力が第2規定圧力よりも低くなると、第2キャップ39の負圧弁が開いた状態となる。これにより、リザーバタンク37内に貯蔵された冷却水の一部を、第2サブ通路391を介して直接循環ポンプ36の上流側の冷却水循環通路31内に吸い戻すことができるので、循環ポンプ36の上流側の冷却水循環通路31内の圧力を早期に大気圧近傍まで上昇させることができる。
このように、リザーバタンク37内の冷却水が循環ポンプ36の上流側の冷却水循環通路31内に吸い戻されると、その吸い戻された冷却水の分だけ冷却水循環通路31内の圧力は上昇する。
しかしながら、循環ポンプ36の回転速度の上昇速度が速すぎると、循環ポンプ36の吐出ポート付近の圧力上昇代が大きくなり、流路の膨張代が大きくなる。すると、リザーブタンク37から吸い込む流量を増やさなければならなくなり、ポンプ入口圧の低下が過大となって、ゴムホースの収縮変形量が所定量を超えてしまう。
一方で、リザーバタンク37内の冷却水を循環ポンプ36の上流側の冷却水循環通路31内に吸い戻すためには、少なくともポンプ入口圧が第2規定圧力よりも低くなるように、循環ポンプ36の回転速度を制御する必要がある。
そこで本実施形態では、ゴムホースの収縮変形量を所定量に抑えるため、ポンプ入口圧が、第2規定圧力よりも低い所定の許容負圧に保持されるように、循環ポンプ36の回転速度を所定の変化率で徐々に上昇させることとした。許容負圧は、ゴムホースの収縮変形量が所定量となる圧力である。
以下、この本実施形態による循環ポンプ36の回転速度制御について説明する。
図2は、本実施形態による循環ポンプ36の回転速度制御について説明するフローチャートである。コントローラ4は、燃料電池システム1が起動されと、本ルーチンを所定の演算周期Δt(例えば10[ms])で実行する。
ステップS1において、コントローラ4は、前述した各種センサの検出値を読み込む。
ステップS2において、コントローラ4は、暖機終了フラグが1に設定されているか否かを判定する。暖機終了フラグは、燃料電池スタック2の暖機が終了したと判定されたときに1に設定されるフラグであって、初期値は0に設定される。コントローラ4は、暖機終了フラグが0であれば、ステップS3の処理を行う。一方で、暖機終了フラグが1であればステップS15の処理を行う。
ステップS3において、コントローラ4は、暖機準備終了フラグが1に設定されているか否かを判定する。暖機準備終了フラグは、循環ポンプ36の回転速度Nが最大回転速度Nmax以上になって、ヒータ34を駆動する準備が完了したときに1に設定されるフラグである。暖機準備終了フラグの初期値は0に設定される。コントローラは、暖機準備終了フラグが0であれば、ステップS4の処理を行う。一方で、暖機準備終了フラグが1であればステップS10の処理を行う。
ステップS4において、コントローラ4は、後述する図3のテーブルを参照し、外気温Taと、燃料電池システム1が起動されてからの経過時間をカウントするカウントタイマtと、に基づいて、循環ポンプ36の目標回転速度Ntを算出する。
ステップS5において、コントローラ4は、循環ポンプ36の回転速度Nと目標回転速度Ntとに応じたフィードバック制御を実施して、循環ポンプ36の回転速度Nを目標回転速度Ntに制御する。
ステップS6において、コントローラ4は、循環ポンプ36の回転速度Nが循環ポンプ36の最大回転速度Nmax以上か否かを判定する。コントローラ4は、循環ポンプ36の回転速度Nが最大回転速度Nmax未満であればステップS7の処理を行う。一方で、循環ポンプ36の回転速度Nが最大回転速度Nmax以上であればステップS8の処理を行う。
ステップS7において、コントローラ4は、カウントタイマtの今回値に演算周期Δtを加算して、カウントタイマtの値を更新する。カウントタイマtの初期値は0に設定される。
ステップS8において、コントローラ4は、カウントタイマtの値を0に更新する。
ステップS9において、コントローラ4は、暖機準備終了フラグを1に設定する。
ステップS10において、コントローラ4は、循環ポンプ36の目標回転速度Ntを最大回転速度Nmaxに設定し、循環ポンプ36の回転速度Nを最大回転速度Nmaxに維持する。
ステップS11において、コントローラ4は、ヒータ34を駆動する。
ステップS12において、コントローラ4は、スタック温度Tsが60℃以上になったか否かを判定する。コントローラ4は、スタック温度Tsが60℃未満であれば、今回の処理を終了する。一方で、スタック温度Tsが60℃以上であれば、ステップS13の処理を行う。
ステップS13において、コントローラ4は、暖機終了フラグを1に設定する。暖機終了フラグは、燃料電池システムの停止時に0に戻される。
ステップS14において、コントローラ4は、暖機準備終了フラグを0に設定する。
ステップS15において、コントローラ4は、循環ポンプ36の通常制御を実施する。具体的には、燃料電池スタック2を構成する各燃料電池の電解質膜の含水量(湿潤度)が、燃料電池システム1の運転状態に応じた適切な量となるように、例えば燃料電池スタック2の内部高周波抵抗(HFR;High Frequency Resistance)に基づいて、循環ポンプ36の回転速度Nを制御する。燃料電池スタック2の内部高周波抵抗は、公知の交流インピーダンス法によって検出することができる。
図3は、外気温Taとカウントタイマtとに基づいて、循環ポンプ36の目標回転速度Ntを算出するテーブルである。
図3に示すように、循環ポンプ36の目標回転速度Ntは、燃料電池システム1が起動されてからの経過時間(カウントタイマt)が大きくなるほど高くなるように設定される。このように、循環ポンプ36の回転速度を所定の変化率で徐々に上昇させることで、リザーバタンク37から冷却水循環通路31に吸い戻される冷却水の流量と、循環ポンプ36の吐出側の部品の容積変化量とのバランスをとって、ポンプ入口圧を許容負圧に保持することができる。
また、本実施形態では、外気温が低いときほど、循環ポンプ36の回転速度の上昇速度を遅くなるようにした。以下、この理由について説明する。
第2サブ通路391を介してリザーバタンク37から循環ポンプ36の上流側の冷却水循環通路31内に吸い戻される冷却水の流量は、冷却水の粘度や第2サブ通路391の通路断面積等によって定まる第2サブ通路391の圧力損失特性に応じて変化する。具体的には、リザーバタンク37内の冷却水の温度が低く、冷却水の粘度が高くなるほど、循環ポンプ36の上流側の冷却水循環通路31内に吸い戻される冷却水の流量が低下する。
ここで、燃料電池システム1の始動時におけるリザーバタンク37内の冷却水の温度は、外気温相当と考えることができる。したがって、外気温が低いときほど循環ポンプ36の回転速度の上昇速度が遅くなるようにすることで、ポンプ入口圧を確実に許容負圧に保持することができる。
図4は、本実施形態による循環ポンプ36の回転速度制御の動作を説明するタイムチャートである。
時刻t1で、燃料電池システム1が起動されると、外気温Taとカウントタイマtとに基づいて循環ポンプ36の目標回転速度Ntが算出され、循環ポンプ36の回転速度Nが目標回転速度Ntとなるように循環ポンプ36がフィードバック制御される。
その結果、循環ポンプ36が所定の変化率で徐々に上昇させられ(図4(A))、ポンプ入口圧が許容負圧に保持される(図4(B))。
時刻t2で、循環ポンプ36の回転速度Nが最大回転速度Nmaxに到達すると、循環ポンプ36の回転速度Nを最大回転速度Nmaxに保持したまま、ヒータ34が駆動され、燃料電池スタック2の暖機が行われる。また、ポンプ入口圧が、許容負圧から徐々に大気圧へと上昇していく。
以上説明した本実施形態によれば、循環ポンプ36の吸入ポートに接続される冷却水循環通路31に第2キャップ39を設け、循環ポンプ36を駆動して冷却水の循環を開始するときに、循環ポンプ36の回転速度を所定の変化率で徐々に上昇させることとした。
これにより、循環ポンプ36を駆動して冷却水の循環を開始するときに、循環ポンプ36の上流側の冷却水循環通路31内の圧力が過大に低下するのを抑制できるので、冷却水循環通路31の耐久性の低下を抑制することができる。
また、本実施形態では、ポンプ入口圧が許容負圧に保持されるように、循環ポンプ36の回転速度の変化率を設定したので、循環ポンプ36の上流側の冷却水循環通路をゴムホース等の弾性材料で形成した場合には、ゴムホースの収縮変形量を所定量に抑えることができる。
これにより、ゴムホースの耐久性の低下を抑制できると共に、ゴムホース部分を流れる冷却水の流量の低下を抑制できるので、冷却水循環通路31を循環する冷却水の循環流量の低下を抑制できる。したがって、燃料電池システムの起動時において、ヒータ34を通過する冷却水の流量が低下するのを抑制できるので、暖機性能の悪化を抑制することができる。
また、本実施形態では、第2サブ通路391の圧力損失特性を考慮して、循環ポンプ36の回転速度の変化率を設定した。具体的には、リザーバタンク37内の冷却水の温度(外気温)は低いときほど、循環ポンプ36の回転速度の上昇速度が遅くなるように、変化率を設定した。
第2サブ通路391を介してリザーバタンク37から冷却水循環通路31に吸い戻される冷却水の流量は、第2サブ通路391の圧力損失特性に応じて変化するが、これを考慮して循環ポンプ36の回転速度の変化率を設定することで、より確実にポンプ入口圧を許容負圧に保持することができる。
また、本実施形態では、ラジエータ32とサーモスタット35との間の冷却水循環通路31に第1キャップ38を設けた上で、サーモスタット35と循環ポンプ36との間の冷却水循環通路31に第2キャップ39を設けた。これにより、以下の効果を得ることができる。
燃料電池システム1が起動されて循環ポンプ36が駆動されると、循環ポンプ36の吸入ポート側、すなわち、循環ポンプ36の上流側の冷却水循環通路31内が一時的に負圧となる。燃料電池システム1の起動時は、通常、冷却水循環通路31内の冷却水の温度がサーモ開弁温度よりも低いので、サーモスタット35のラジエータ32側の流路は閉じた状態となっている。
そのため、第1キャップ38部の圧力は、循環ポンプ36の吸入ポート部圧力に対し低くなる。具体的には、バイパス流路33、及びこの流路に設置されたヒータ34やサーモスタット35の圧力損失分だけ、循環ポンプ36の吸入ポート部の圧力が低下する。結果、第1キャップ38の負圧弁が開弁して大気圧に戻るまで系内に冷却水を供給しても、循環ポンプ36の吸入ポート部は前述の圧力損失分、負圧になった状態を継続することとなり、ポンプ入口圧を許容負圧に保持することができない。
そこで本実施形態では、サーモスタット35と循環ポンプ36との間の冷却水循環通路31に第2キャップ39を設けたのである。
これにより、循環ポンプ36が駆動されて循環ポンプ36の上流側の冷却水循環通路31内の圧力が第2規定圧力より低くなると、第2キャップ39の負圧弁が開くので、リザーバタンク37内に貯蔵された冷却水の一部が、第2サブ通路391を介して直接循環ポンプ36の上流側の冷却水循環通路31内に吸い戻され、ポンプ入口圧を許容負圧に保持することができる。
その結果、ゴムホースの収縮変形量を所定量に抑えることができ、ゴムホースの耐久性の低下を抑制できると共に、ゴムホース部分を流れる冷却水の流量の低下を抑制できるので、冷却水循環通路31を循環する冷却水の循環流量の低下を抑制できる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
1 燃料電池システム
2 燃料電池スタック(燃料電池)
31 冷却水循環通路(冷媒循環通路)
32 ラジエータ(放熱器)
33 バイパス通路
35 サーモスタット(流量調整弁)
36 循環ポンプ
37 リザーバタンク
38 第1キャップ(圧力調整弁)
39 第2キャップ(開閉弁)
391 第2サブ通路(連通路)
S5 循環ポンプ制御手段

Claims (6)

  1. アノードガス及びカソードガスを燃料電池に供給して発電させる燃料電池システムであって、
    前記燃料電池を冷却する冷媒が循環する冷媒循環通路と、
    前記冷媒循環通路に設けられ、冷媒を循環させる循環ポンプと、
    内部に冷媒を貯蔵するとともに、内部が大気圧に保持されたリザーバタンクと、
    前記循環ポンプの吸い込み側の前記冷媒循環通路に設けられ、前記冷媒循環通路内の圧力が所定負圧以下となったときに開いて、前記リザーバタンク内の冷媒を前記冷媒循環通路内に供給する開閉弁と、
    前記リザーバタンクと前記開閉弁とを接続する連通路と、
    前記循環ポンプを駆動して冷媒の循環を開始するときに、前記循環ポンプの回転速度を徐々に上昇させる循環ポンプ制御手段と、
    を備えることを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記循環ポンプ制御手段は、
    前記連通路の圧力損失特性に応じて変化する冷媒の供給流量を考慮して、前記循環ポンプの回転速度を徐々に上昇させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記循環ポンプ制御手段は、
    前記リザーバタンク内の冷媒の温度が低いときほど、前記循環ポンプの回転速度の上昇速度を遅くする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  4. 前記循環ポンプ制御手段は、
    前記循環ポンプの吸い込み側の前記冷媒循環通路内の圧力が、前記所定負圧よりも低い所定の許容負圧を下回らないように、前記循環ポンプの回転速度を徐々に上昇させる、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1つに記載の燃料電池システム。
  5. 前記循環ポンプの吸い込み側の前記冷媒循環通路は、弾性材料で形成される、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1つに記載の燃料電池システム。
  6. 前記循環ポンプよりも上流側の前記冷媒循環通路に設けられ、通過する冷媒の温度を低下させる放熱器と、
    前記放熱器をバイパスするように、前記放熱器よりも上流側の前記冷媒循環通路と、前記循環ポンプよりも上流側の前記冷媒循環通路と、に接続されるバイパス通路と、
    前記循環ポンプよりも上流側の前記冷媒循環通路と、前記バイパス通路と、の接続部に設けられ、前記バイパス通路を流れる冷媒の流量を調整する流量調整弁と、
    前記リザーバタンクに接続されると共に、前記ラジエータと前記流量調整弁との間の前記冷媒循環通路に設けられ、前記冷媒循環通路内の圧力に応じて開閉して前記冷媒循環通路内の圧力を所定範囲内に調整する圧力調整弁と、
    を備え、
    前記開閉弁は、前記流量調整弁と前記循環ポンプとの間の前記冷媒循環通路に設けられる、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1つに記載の燃料電池システム。
JP2012056156A 2012-03-13 2012-03-13 燃料電池システム Expired - Fee Related JP6326196B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012056156A JP6326196B2 (ja) 2012-03-13 2012-03-13 燃料電池システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012056156A JP6326196B2 (ja) 2012-03-13 2012-03-13 燃料電池システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013191377A true JP2013191377A (ja) 2013-09-26
JP6326196B2 JP6326196B2 (ja) 2018-05-16

Family

ID=49391429

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012056156A Expired - Fee Related JP6326196B2 (ja) 2012-03-13 2012-03-13 燃料電池システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6326196B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102082324B1 (ko) * 2019-04-17 2020-02-27 (주)엘케이에너지 연료전지시스템의 고온취득 장치 및 그 방법
CN113054222A (zh) * 2019-12-27 2021-06-29 未势能源科技有限公司 冷却系统及其排气的控制方法和装置、存储介质
CN113745567A (zh) * 2021-08-26 2021-12-03 武汉氢能与燃料电池产业技术研究院有限公司 一种基于相变储能的燃料电池电源系统
DE102022200319A1 (de) 2022-01-13 2023-07-13 Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung Verfahren zum Betreiben eines Brennstoffzellensystems, Steuergerät

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0613093A (ja) * 1992-06-29 1994-01-21 Hitachi Ltd 熱電併給システム及び熱電併給システムを備えたビルディング
JP2002124269A (ja) * 2000-10-13 2002-04-26 Honda Motor Co Ltd 燃料電池の冷却システム
JP2003036874A (ja) * 2001-07-19 2003-02-07 Toyota Motor Corp 燃料電池システム
JP2004179122A (ja) * 2002-11-29 2004-06-24 Honda Motor Co Ltd 燃料電池の冷却装置
JP2004342345A (ja) * 2003-05-13 2004-12-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 燃料電池コージェネレーション装置
JP2005166497A (ja) * 2003-12-03 2005-06-23 Denso Corp 燃料電池システム
JP2008153112A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池システム
JP2009129848A (ja) * 2007-11-27 2009-06-11 Toyota Motor Corp 燃料電池システム
JP2009259467A (ja) * 2008-04-14 2009-11-05 Honda Motor Co Ltd 燃料電池スタックの冷却装置
JP2009283189A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Honda Motor Co Ltd 燃料電池システム
JP2010267471A (ja) * 2009-05-14 2010-11-25 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池システムの冷却水温制御装置

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0613093A (ja) * 1992-06-29 1994-01-21 Hitachi Ltd 熱電併給システム及び熱電併給システムを備えたビルディング
JP2002124269A (ja) * 2000-10-13 2002-04-26 Honda Motor Co Ltd 燃料電池の冷却システム
JP2003036874A (ja) * 2001-07-19 2003-02-07 Toyota Motor Corp 燃料電池システム
JP2004179122A (ja) * 2002-11-29 2004-06-24 Honda Motor Co Ltd 燃料電池の冷却装置
JP2004342345A (ja) * 2003-05-13 2004-12-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 燃料電池コージェネレーション装置
JP2005166497A (ja) * 2003-12-03 2005-06-23 Denso Corp 燃料電池システム
JP2008153112A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池システム
JP2009129848A (ja) * 2007-11-27 2009-06-11 Toyota Motor Corp 燃料電池システム
JP2009259467A (ja) * 2008-04-14 2009-11-05 Honda Motor Co Ltd 燃料電池スタックの冷却装置
JP2009283189A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Honda Motor Co Ltd 燃料電池システム
JP2010267471A (ja) * 2009-05-14 2010-11-25 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池システムの冷却水温制御装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102082324B1 (ko) * 2019-04-17 2020-02-27 (주)엘케이에너지 연료전지시스템의 고온취득 장치 및 그 방법
CN113054222A (zh) * 2019-12-27 2021-06-29 未势能源科技有限公司 冷却系统及其排气的控制方法和装置、存储介质
CN113054222B (zh) * 2019-12-27 2022-11-18 未势能源科技有限公司 冷却系统及其排气的控制方法和装置、存储介质
CN113745567A (zh) * 2021-08-26 2021-12-03 武汉氢能与燃料电池产业技术研究院有限公司 一种基于相变储能的燃料电池电源系统
DE102022200319A1 (de) 2022-01-13 2023-07-13 Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung Verfahren zum Betreiben eines Brennstoffzellensystems, Steuergerät

Also Published As

Publication number Publication date
JP6326196B2 (ja) 2018-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6090246B2 (ja) 燃料電池システム及び燃料電池システムの制御方法
JP4725191B2 (ja) 燃料電池システム
KR101829509B1 (ko) 연료 전지 시스템 및 연료 전지 시스템의 제어 방법
JP5453915B2 (ja) 燃料電池システムの冷却水温制御装置
EP2752930B1 (en) Fuel cell system
JP6326196B2 (ja) 燃料電池システム
JP4830341B2 (ja) 燃料電池システムおよび燃料電池の冷却方法
KR101592651B1 (ko) 연료전지 차량의 열 관리 시스템 및 방법
JP5287179B2 (ja) 燃料電池システムの起動制御装置
JP6079227B2 (ja) 燃料電池システム
JP2002134150A (ja) 燃料電池システム
JP6171572B2 (ja) 燃料電池システム
JP2004152666A (ja) 燃料電池システム
JP5231932B2 (ja) 燃料電池の冷却システム
JP2010123493A (ja) 燃料電池システム
JP6094214B2 (ja) 燃料電池システム
JP6295521B2 (ja) 燃料電池システム
JP2021131961A (ja) 燃料電池システム
JP5835151B2 (ja) 燃料電池システム
JP2020030929A (ja) 燃料電池システム
JP7316736B2 (ja) 燃料電池システム及びその制御方法
CN116885231A (zh) 燃料电池冷却系统及控制方法
JP2021190247A (ja) 燃料電池システム
JP2020170650A (ja) 燃料電池システム
JP2015065120A (ja) 燃料温度調整システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160126

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160830

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20161128

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180416

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6326196

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees