JP2013190714A - 光ファイバコンバイナ、及び、それを用いたレーザ装置 - Google Patents

光ファイバコンバイナ、及び、それを用いたレーザ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 光の損失を抑制することができる光ファイバコンバイナ、及び、それを用いたレーザ装置を提供する。
【解決手段】 光ファイバコンバイナ1は、複数の入力用光ファイバ20と、それぞれの入力用光ファイバ20から出射する光が入射し、入力用光ファイバ20からの光を発散角が小さくされた状態で出射する複数の発散角低減部材50と、それぞれの発散角低減部材50から出射する光が入射し、光が伝播する部位が発散角低減部材50側から離れるに従い徐々に縮径されるテーパ部34を有するブリッジファイバ30と、ブリッジファイバ30の発散角低減部材50側と反対側から出射する光が入射する出力用光ファイバ40と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光を効率良く伝播することができる光ファイバコンバイナ、及び、それを用いたレーザ装置に関する。
レーザ装置は、非接触加工が可能であることから、加工分野、医療分野等、様々な分野において用いられており、更なる高出力化が求められている。
このようなレーザ装置の高出力化を実現する方法の一つとして、複数の光ファイバから出力するレーザ光を光ファイバコンバイナにより纏めて、1本の光ファイバから出力する方法がある。下記特許文献1には、このようなレーザ装置に用いることができる光ファイバコンバイナが記載されている。
特許文献1に記載の光ファイバコンバイナにおいては、複数の光ファイバが、複数の貫通孔を有するキャピラリのそれぞれの貫通孔に挿通されており、キャピラリの端部がブリッジファイバに接続されている。このブリッジファイバは、キャピラリと接続された側から反対側にかけて外径が徐々に縮径されるテーパ部を有しており、外径が細くされている側の端面が、他の光ファイバに接続されている。このような光ファイバコンバイナによれば、それぞれの光ファイバから出射された光が、ブリッジファイバにより纏められて、パワーの大きな光となる。そしてこのパワーの大きな光がブリッジファイバから他の光ファイバに入射する。従って、他の光ファイバにパワーの大きな光を入射することができ、この他の光ファイバからパワーの大きな出力光を取り出すことができる。
特開2007−233292号公報
ところで、特許文献1に記載の光ファイバコンバイナにおいて、複数の光ファイバからブリッジファイバに入射したそれぞれの光は、入射直後においてブリッジファイバ内で直径が徐々に大きくなりながら伝播する。つまり、それぞれの光ファイバからブリッジファイバに入射するそれぞれの光は、所定の発散角を有して入射し、この発散角に従って発散しながら伝播する。この発散角は、ブリッジファイバに入射した光の光軸に対して、この光が広がる方向の角度である。そして、ブリッジファイバ内を伝播してテーパ部に達する光は、テーパ部においてブリッジファイバの外周面で反射を繰り返して発散角が大きくなる。このように発散角が大きくされた光がブリッジファイバから他の光ファイバに入射すると、一部の光が他の光ファイバの開口数を超える角度で入射して、他の光ファイバから漏えいしてしまう場合がある。従って、より効率良く光を伝播することができる光ファイバコンバイナが求められている。
そこで、本発明は、光を効率良く伝播することができる光ファイバコンバイナ、及び、それを用いたレーザ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の光ファイバコンバイナは、複数の入力用光ファイバと、それぞれの前記入力用光ファイバから出射した光が入射し、前記入力用光ファイバからの光を入射時よりも発散角が小さくされた状態で出射する複数の発散角低減部材と、それぞれの前記発散角低減部材から出射した光が入射し、光が伝播する部位が前記発散角低減部材側から離れるに従い徐々に縮径されるテーパ部を有するブリッジファイバと、前記ブリッジファイバの前記発散角低減部材側と反対側から出射する光が入射する出力用光ファイバと、を備えることを特徴とするものである。
このような光ファイバコンバイナによれば、発散角低減部材からブリッジファイバに入射する光の発散角は、入力用光ファイバから直接ブリッジファイバに入射する場合の発散角と比べて小さくされる。従って、テーパ部において、光が反射を繰り返して伝播することで発散角が大きくなる場合であっても、ブリッジファイバから出射する光の発散角を小さく抑えることができる。従って、出力用光ファイバの開口数を超える角度で出力用光ファイバに入射する光を低減することができ、出力用光ファイバから光が漏えいすることによる光の損失を抑制することができる。このため、このような光ファイバコンバイナによれば光を効率よく伝播することができる。
さらに、前記ブリッジファイバは、コアとクラッドとを有し、それぞれの前記発散角低減部材から入射した光は、前記ブリッジファイバの前記コアを伝播することが好ましい。
ブリッジファイバに入射する光がコアを伝播することにより、ブリッジファイバの表面に外部の物が触れることがあっても、光と物との間にクラッドが介在するため、光はその外部の物まで到達しない。このため、外部の物が発熱したり焼損したりすることを防止することができる。従って、安全性に優れた光ファイバコンバイナとすることができる。
またさらに、前記出力用光ファイバは、コアとクラッドとを有し、前記ブリッジファイバの前記コアと前記出力用光ファイバの前記コアとが融着されると共に、前記ブリッジファイバの前記クラッドと前記出力用光ファイバの前記クラッドとが融着されることが好ましい。
ブリッジファイバのコア及びクラッドと、出力用光ファイバのコア及びクラッドとが融着されることにより、融着面積を広くすることができる。従って、機械的強度に優れた光ファイバコンバイナとすることができる。
また、前記発散角低減部材は、GRINレンズであり、前記GRINレンズの長さは、前記入力用光ファイバから出射する光に対する0.5ピッチ長のn倍以外とされる(但し、nは自然数)ことが好ましい。
GRINレンズの長さが前記入力用光ファイバから出射する光に対する0.5ピッチ長のn倍以外とされることで、GRINレンズから出射する光の発散角を小さく抑えることができる。また、GRINレンズは円柱形状であるため、発散角低減部材にGRINレンズを用いることで、発散角低減部材と光学的に結合する部材と、発散角低減部材とを融着する場合であっても、これらを容易に融着することができる。
この場合、前記GRINレンズの長さは、前記入力用光ファイバから出射する光に対する0.25ピッチ長の奇数倍とされることが好ましい。
GRINレンズをこのような長さにすることで、GRINレンズからコリメート光を出射することができる。従って、出力用光ファイバから光が漏えいすることによる光の損失をより抑制することができる。従って、より効率良く光を伝播することができる。
また、それぞれの前記発散角低減部材から出射する光は、コリメート光であることが好ましい。
発散角低減部材から出射する光がコリメート光であることにより、ブリッジファイバから出射する光の発散角を最も小さく抑えることができる。従って、出力用光ファイバの開口数を超える角度で出力用光ファイバに入射する光を最も低減することができ、出力用光ファイバから光が漏えいすることによる光の損失をより抑制することができる。従って、より効率良く光を伝播することができる。
また、前記発散角低減部材から前記ブリッジファイバに入射する光の発散角をθinとし、ブリッジファイバの前記光が伝播する部位における光の入射面の直径をDinとし、前記ブリッジファイバの前記光が伝播する部位における光の出射面の直径をDoutとし、前記出力用光ファイバが許容する光の入射角の最大角をθmaxとする場合、
Figure 2013190714
を満たすことが好ましい。
発散角低減部材とブリッジファイバと出力ファイバとが、上記式を満たす関係を有することにより、発散角低減部材から出射する光がコリメート光ではない場合であっても、ブリッジファイバから出射して出力用光ファイバに入射する光が、出力用光ファイバから漏えいすることを防止することができる。
或いは、前記ブリッジファイバの前記光が伝播する部位における光の入射面の直径をDinとし、前記ブリッジファイバの前記光が伝播する部位における光の出射面の直径をDoutとし、前記出力用光ファイバが許容する光の入射角の最大角をθmaxとし、前記発散角低減部材から波長λの光が、前記ブリッジファイバに入射する場合、
Figure 2013190714
を満たすことが好ましい。
但し、dσは、前記発散角低減部材から出力する光のビームウェスト直径で、光のパワー密度分布の2次モーメントで定義される値であり、Mは、ガウシアンビームからのズレを示す因子であって、ISO11146−1に準拠する値である。
発散角低減部材とブリッジファイバと出力ファイバとが、上記式を満たす関係を有することにより、出力用光ファイバに入射する光の発散角が、θmaxを超える場合であっても、ブリッジファイバに入射する光の全パワーの内、M=1としたとき少なくとも約86.5%の光の発散角は、θmax以下となる。従って、この場合であっても、入力用光ファイバから直接ブリッジファイバに光が入射する場合と比べて、出力用光ファイバで光が漏えいすることを抑制することができる。
また、それぞれの前記発散角低減部材と前記ブリッジファイバとの間に配され、屈折率分布を有さない複数の中間ロッドを更に備え、それぞれの前記中間ロッドは、一方側がそれぞれの前記発散角低減部材に融着され、他方側が前記ブリッジファイバに融着され、前記発散角低減部材から出射する光は、前記中間ロッドを介して、前記ブリッジファイバに入射することが好ましい。
2つの部材間を光が伝播する場合、反射等による光の損失を低減させるため、それぞれの部材は互いに融着されることが好ましい。従って、上記の光ファイバコンバイナにおいて、光の損失を低減するために、ブリッジファイバと発散角低減部材とが、直接融着されることが考えられる。しかし、ブリッジファイバには複数の発散角低減部材が融着されるため、個々の発散角低減部材の融着面の面積に対して、ブリッジファイバの発散角低減部材との融着面の面積は大きい。このため、ブリッジファイバの融着面近傍における熱容量は、発散角低減部材の融着面近傍における熱容量よりも大きい。従って、融着時において、それぞれの発散角低減部材の融着面近傍の温度は、ブリッジファイバの融着面付近の温度よりも高くなる傾向がある。このため、発散角低減部材の融着面近傍は、融着時に変形する場合があり、融着により発散角低減部材の光の屈折特性が変化する場合がある。また、発散角低減部材がGRINレンズである場合には、GRINレンズに添加されているドーパントの作用により、発散角低減部材の軟化点が低くなる場合があり、この場合、発散角低減部材の特性がより変化し易くなる。
しかし、上記のようにそれぞれの発散角低減部材をそれぞれの中間ロッドに融着することで、発散角低減部材をブリッジファイバに融着する場合と比べて、発散角低減部材の変形を抑制することができる。この理由は、次のとおりである。すなわち、ブリッジファイバには複数の中間ロッドが融着されるため、個々の中間ロッドの発散角低減部材との融着面の面積は、ブリッジファイバの融着面よりも小さくなる。このため、中間ロッドにおける発散角低減部材との融着面近傍の熱容量は、ブリッジファイバの融着面近傍の熱容量と比べて小さくなる。つまり、発散角低減部材の融着面近傍と中間ロッドの融着面近傍とにおける熱容量との差は、発散角低減部材の融着面近傍とブリッジファイバの融着面近傍とにおける熱容量の差よりも小さくなる。従って、ブリッジファイバと発散角低減部材とが直接融着される場合と比べて、発散角低減部材が変形することを抑制することができる。特に、発散角低減部材がGRINレンズであり、GRINレンズの軟化点がドーパントによって低くなっている場合には、中間ロッドが導入される効果が大きい。また、中間ロッドの直径が発散角低減部材との同等である場合には、両者の融着面近傍における熱容量の差が殆どないため、発散角低減部材の変形をさらに抑制することができる。よって、発散角低減部材の光の屈折特性が変化することを抑制することができる。従って、設計値により近い光ファイバコンバイナとすることができる。なお、中間ロッドとブリッジファイバとの融着においては、それぞれの熱容量の違いによって中間ロッドが変形する場合がある。しかし、中間ロッドは屈折率分布を有さないため、変形したとしても光に対する影響が小さい。
また、本発明のレーザ装置は、上記のいずれかの光ファイバコンバイナと、それぞれの前記入力用光ファイバにレーザ光を入射する複数のレーザ部と、を備えることを特徴とするものである。
このようなレーザ装置によれば、光ファイバコンバイナにおいて、効率良く光を伝播することができるので、レーザ部から出射する光を効率よく出射することができる。従って、パワーの大きな出力光を出射することができる。
以上のように、本発明によれば、効率良く光を伝播することができる光ファイバコンバイナ、及び、それを用いたレーザ装置が提供される。
本発明の第1実施形態に係る光ファイバコンバイナを示す図である。 図1の光ファイバコンバイナの中心軸に沿った断面図である。 本発明の第2実施形態に係る光ファイバコンバイナを示す図である。 本発明の第3実施形態に係る光ファイバコンバイナを示す図である。 本発明のレーザ装置を示す図である。 実施例1、比較例1におけるGRINレンズとのオフセット量と接続損失の関係を示す図である。
以下、本発明に係る光ファイバコンバイナ、及び、それを用いたレーザ装置の好適な実施形態について、図面を参照しながらそれぞれ詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る光ファイバコンバイナを示す図である。なお、図1においては、理解の容易のため、光ファイバコンバイナを構成するパーツ毎に間隔をあけて図を記載している。
図1に示すように、本実施形態の光ファイバコンバイナ1は、複数の入力用光ファイバ20と、それぞれ発散角低減部材としての複数のGRINレンズ50と、長手方向の一方側が縮径されているブリッジファイバ30と、出力用光ファイバ40とを主な構成として備える。
本実施形態においては、図1に示すように、複数の入力用光ファイバ20は、1本の入力用光ファイバ20の周りを6本の入力用光ファイバ20が囲んで配置されている。それぞれの入力用光ファイバ20は、互いに同様の構成とされ、コア21と、コア21を囲むクラッド22とを有し、コア21の屈折率が、クラッド22の屈折率よりも高くされている。コア21は、例えば、屈折率を高くするゲルマニウム(Ge)等のドーパントが添加される石英から成り、クラッド22は、例えば、純粋な石英から成る。また、入力用光ファイバ20は、特に限定されないが、例えば、コア21の直径が10μmとされ、クラッド22の外径が125μmとされ、シングルモードファイバとされる。なお、入力用光ファイバ20は、GRINレンズ50と離れた位置において、クラッド22の外周面を被覆する被覆層を有するが、本実施形態の説明では理解の容易のために被覆層が省略されている。
GRINレンズ50は、入力用光ファイバ20の数と同数とされ、それぞれのGRINレンズ50は、互いに同様の構成とされている。GRINレンズ50は、一方の端面56と他方の端面57を有する円柱状の形状をしている。GRINレンズ50の直径は、入力用光ファイバ20のコア21の直径よりも大きくされ、例えば、入力用光ファイバ20のクラッド22の外径と同じ大きさの直径とされる。そして、それぞれのGRINレンズ50の一方の端面56と、それぞれの入力用光ファイバ20の端面27とが、互いに融着されている。こうして、それぞれのGRINレンズ50は、それぞれの入力用光ファイバ20のコア21と光学的に結合されている。
GRINレンズ50は、径方向において屈折率分布を有し、長さ方向において屈折率分布を有さない構成とされている。径方向の屈折率分布は、屈折率が中心軸側から外周面側にかけてなだらかに変化し、中心軸側ほど屈折率が高く、外周面側ほど屈折率が低い構成とされている。GRINレンズ50は、例えば、中心軸側ほど屈折率を高くするゲルマニウム(Ge)等のドーパントが高濃度で添加される石英から成る。従って、GRINレンズ50に入力する光は、GRINレンズ50の内部において屈折する。このGRINレンズ50の長さは、入力用光ファイバ20から出射する光に対する0.5ピッチ長のn倍以外(但し、nは自然数)の長さとされる。従って、GRINレンズ50から出射する光は、入力用光ファイバ20からGRINレンズ50に入射する光と比べて発散角が小さく抑えられる。さらに、GRINレンズ50が、入力用光ファイバ20から出射する光に対する0.25ピッチ長の奇数倍の長さであれば、GRINレンズ50から出射する光をコリメート光にすることができるため好ましい。なお、この場合の発散角とは、GRINレンズ50から出射する光の光軸に対して、この光が広がる方向の角度のことである。
なお、GRINレンズ50は、特に限定されないが、例えば、中心部分と側面部分との屈折率差が0.25%であり、直径は125μmとされる。入力用光ファイバ20から出射する光の波長が、例えば、1.1μmである場合、GRINレンズ50のこの光に対する0.25ピッチ長は1.4mmとされる。
ブリッジファイバ30は、一方側の外径が縮径されておらず、他方側の外径が縮径されているテーパファイバである。具体的には、ブリッジファイバ30は、一方側において、一定の外径を保つ非縮径部33と、非縮径部33と一体に形成され、他方側に向かって外径が徐々に縮径されるテーパ部34とから成る。従って、一方の端面36は縮径されておらず、他方の端面37は最も縮径されている。また、本実施形態においては、ブリッジファイバ30は、特にコア−クラッド構造を有しておらず、ブリッジファイバ30の全体が、光を伝播する部位とされる。ブリッジファイバ30の非縮径部33における直径は、後述のようにそれぞれのGRINレンズ50と光学的に結合できる限りにおいて、特に限定されないが、例えば、450μmとされ、他方の端面37における直径は、例えば、100μmとされる。また、ブリッジファイバ30のテーパ部34の長さは、特に限定されないが、例えば30mmとされる。
なお、ブリッジファイバ30は、GRINレンズ50の中心軸付近と略同等の屈折率とされることが、後述のようにGRINレンズ50からブリッジファイバ30に入射する場合に、光の反射を抑制することができるため好ましい。従って、ブリッジファイバ30は、例えば、屈折率を高くするゲルマニウム(Ge)等のドーパントが添加される石英から成る。
また、ブリッジファイバ30の一方の端面36と、それぞれのGRINレンズ50の他方の端面57とは、互いに融着されており、それぞれのGRINレンズ50とブリッジファイバ30とが光学的に結合している。なお、上述のようにブリッジファイバ30がゲルマニウムが添加された石英から成る場合、ゲルマニウムの作用により純粋な石英よりもブリッジファイバ30の軟化点が低下する。従って、GRINレンズ50とブリッジファイバ30とを融着する際、GRINレンズ50が変形することを抑制することができる。
出力用光ファイバ40は、コア41と、コア41を囲むクラッド42と、クラッド42の外周面を被覆する被覆層43とを有し、コア41の屈折率が、クラッド42の屈折率よりも高くされている。コア41は、ブリッジファイバ30から入射する光の屈折を抑制する観点から、ブリッジファイバ30と同等の屈折率であることが好ましい。従って、コア41は、例えば、屈折率を高くするゲルマニウム(Ge)等のドーパントが添加される石英から成り、クラッド42は、例えば、純粋な石英から成る。本実施形態において、コア41の直径は、ブリッジファイバ30の縮径された他方の端面37の直径以上とされ、出力用光ファイバ40の端面46におけるコア41と、ブリッジファイバ30の他方の端面37とが互いに融着されている。従って、上記のように、ブリッジファイバの他方の端面37の直径が100μmである場合、出力用光ファイバ40のコア41の直径は、例えば、100μmとされる。こうしてブリッジファイバ30と出力用光ファイバ40のコア41とが互いに光学的に結合している。なお、出力用光ファイバ40におけるブリッジファイバ30と融着される端面46の近傍では、被覆層43が剥離されている。
このように入力用光ファイバ20のコア21とGRINレンズ50とが融着され、GRINレンズ50とブリッジファイバ30とが融着され、ブリッジファイバ30と出力用光ファイバ40とが融着されることで、入力用光ファイバ20のコア21と、GRINレンズ50と、ブリッジファイバ30と、出力用光ファイバ40とが互いに光学的に結合する。
次に、光ファイバコンバイナ1の光学的な動作について説明する。
図2は、光ファイバコンバイナ1の中心軸に沿った断面図である。図2に示すように、入力用光ファイバ20のコア21から光が出射し、GRINレンズ50に入射すると、GRINレンズ50に入射の直後において、図2において破線で示すように、光はGRINレンズ50の中心軸付近の開口数に応じて所定の発散角で広がる。しかし、光は、GRINレンズ50の外周面に近づくように伝播するに従い、発散角が小さくなるように屈折する。そして、GRINレンズ50を伝播する光は、入射時よりも発散角が小さくされた状態でGRINレンズ50から出射して、ブリッジファイバ30の入射面である一方の端面36からブリッジファイバ30に入射する。このとき上記のように、GRINレンズ50の長さが、入力用光ファイバ20から出射する光に対する0.5ピッチ長のn倍以外の長さとされるため、GRINレンズ50から出射する光の発散角は、入力用光ファイバ20から出射する光が直接ブリッジファイバ30に入射する場合の発散角に比べて、小さく抑えられる。なお、図2においては、GRINレンズ50の長さが入力用光ファイバ20から出射する光の波長に対し0.25ピッチ長である場合を示している。この場合、GRINレンズ50から出射する光は、コリメート光とされる。
GRINレンズ50から出射する光は、図2に示すように、ブリッジファイバ30において入射後に所定の発散角となり、広がりながら伝播する。なお、理解の容易のため、図2では、ブリッジファイバ30内を伝播する光の内、特定の光の伝播の様子のみを破線で示している。ブリッジファイバ30を伝播する光は、テーパ部34に達し、テーパ部34において、光の少なくとも一部は、ブリッジファイバ30の外周面で反射しながら伝播する。このように反射を繰り返す毎に、テーパ形状とされた外周面により光の発散角が大きくされる。つまり、ブリッジファイバ30の外周面で反射する光は、ブリッジファイバ30の軸方向に対する角度が大きくされる。そして、テーパ部34を伝播する光は、ブリッジファイバ30の出射面である他方の端面37から所定の発散角で出射して、出力用光ファイバ40のコア41に入射し、出力用光ファイバ40を伝播する。
以上説明したように本実施形態の光ファイバコンバイナ1によれば、GRINレンズ50からブリッジファイバ30に入射する光の発散角は、入力用光ファイバ20から直接ブリッジファイバ30に入射する場合の発散角と比べて小さくされる。従って、ブリッジファイバ30のテーパ部34において、光が反射を繰り返すことで発散角が大きくなる場合であっても、ブリッジファイバ30から出射する光の発散角を小さく抑えることができる。従って、入力用光ファイバ20から直接ブリッジファイバ30に光が入射する場合と比べて、出力用光ファイバ40が許容する光の入射角度を超える角度で出力用光ファイバ40に入射する光を低減することができる。このため、出力用光ファイバ40から光が漏えいすることによる光の損失を抑制することができる。つまり、本実施形態の光ファイバコンバイナ1によれば、光を効率よく伝播することができる。
特に、上述のように、GRINレンズ50の長さが、入力用光ファイバ20から出射する光に対する0.25ピッチ長の奇数倍の長さであれば、GRINレンズ50から出射してブリッジファイバ30に入射する光をコリメート光にすることができる。このようにブリッジファイバ30に入射する光がコリメート光であることにより、ブリッジファイバ30から出力用光ファイバ40に入射する光の発散角を最も小さくすることができるため、出力用光ファイバ40での光の損失をより抑制することができる。
ここで、図2に示すように、GRINレンズ50から出射してブリッジファイバ30に入力する光の発散角をθinとし、ブリッジファイバ30から出射する光の発散角をθoutとし、出力用光ファイバ40が最大限に許容する光の入射角をθmaxとする。この場合、ブリッジファイバ30から出射する光の発散角θoutがθmax以下であれば、ブリッジファイバ30から出力用光ファイバ40に入射する光が、出力用光ファイバ40から漏えいすることを防止できる。
ところで、ブリッジファイバ30の入射面である一方の端面36の直径をDinとし、光の出射面である他方の端面37の直径をDoutとする。この場合、発散角θinと発散角θoutとの関係は、下記式1のようになる。
Figure 2013190714
従って、上記のようにθoutがθmax以下であるためには、GRINレンズ50から出射して、ブリッジファイバ30で発散する光の発散角θinは、下記式2を満たせば良いことになる。
Figure 2013190714
つまり、GRINレンズ50から出射する光がコリメート光ではない場合であっても、GRINレンズ50からブリッジファイバ30に入射する光の発散角が式2を満たすように、GRINレンズ50及びブリッジファイバ30及び出力用光ファイバ40が構成されていれば、出力用光ファイバ40から光が漏えいすることを防止できる。
なお、本発明者らは、ブリッジファイバ30に入射する光の内、発散角が大きな成分は、強度が弱いため、この発散角が大きな成分の光が上記式2を満たさずに出力用光ファイバ40において漏えいする場合であっても、出力用光ファイバ40において漏えいする光を抑制することができることを見出した。ブリッジファイバ30に入射する光の内、発散角が大きな成分が出力用光ファイバ40で漏えいすることを許容することにより、GRINレンズ50及びブリッジファイバ30及び出力用光ファイバ40の設計に余裕を持たすことができる。
ここで、入力用光ファイバ20から波長λの光が出射することで、GRINレンズ50からブリッジファイバ30に入射する光の波長がλである場合、GRINレンズ50からブリッジファイバ30に入射した光の発散角θbeamは、下記式3で示される。
Figure 2013190714
但し、dσは、GRINレンズ50から出射する光のビームウェスト直径であり、光のパワー密度分布の2次モーメントで定義される。また、Mは、ガウシアンビームからのズレを示す因子(Beam Propagation Ratio)であってISO11146−1に準拠するものである。
式3のθbeamは、M=1のときはGRINレンズ50からブリッジファイバ30に入射する光の内、ビーム強度がピークの1/eで定義されるビーム径をもつ成分の発散角を示している。1/eは、約13.5%である。従って、ブリッジファイバ30に入射する光の内、入射角がθbeam内に含まれる光のパワーは、ブリッジファイバ30に入射する光の全パワーの(1−1/e)となる。(1−1/e)は、約86.5%である。このθbeam内に含まれる光が、出力用光ファイバ40に入射するときに、その発散角がθmax以下である場合、入力用光ファイバ20から直接ブリッジファイバ30に光が入射する場合と比べて、出力用光ファイバ40で光が漏えいすることを抑制することができる。
この場合、上記の式2において、θinをθbeamに置き換えればよい。このように式2においてθinをθbeamに置き換えて変形すると下記式4を得る。従って、下記式4を満たすようにGRINレンズ50及びブリッジファイバ30及び出力用光ファイバ40が構成されることにより、出力用光ファイバ40で光が漏えいすることを抑制することができる。
Figure 2013190714
また、ブリッジファイバ30に入射する光の内、入射角がθbeamの1.5倍の内側に含まれる光は、ブリッジファイバ30に入射する光の全パワーの内、約98.9%を含むことになる。この入射角がθbeamの1.5倍の内側に含まれる光を出力用光ファイバ40に入射して、出力用光ファイバ40で漏えいすることを防止するためには、式3のθbeamを1.5倍が、θmax以下であればよい。この場合、GRINレンズ50及びブリッジファイバ30は、下記式5を満たすように構成されれば良い。
Figure 2013190714
さらに、ブリッジファイバ30に入射する光の内、入射角がθbeamの2倍の内側に含まれる光は、ブリッジファイバ30に入射する光の全パワーの内、約99.97%を含むことになる。この入射角がθbeamの2倍の内側に含まれる光を出力用光ファイバ40に入射して、出力用光ファイバ40で漏えいすることを防止するためには、式3のθbeamを2倍が、θmax以下であればよい。この場合、GRINレンズ50及びブリッジファイバ30は、下記式6を満たすように構成されれば良い。
Figure 2013190714
式6を満たすように構成されるGRINレンズ50及びブリッジファイバ30及び出力用光ファイバ40によれば、出力用光ファイバ40から漏えいする光は、僅かであるため、この式6を満たすことは、式2を満たすことと略同意となる。
以上のように、ブリッジファイバ30に入射する光の内、発散角が大きな成分が出力用光ファイバ40に入射後に漏えいする場合であっても、入力用光ファイバ20から直接ブリッジファイバ30に光が入射する場合と比べて、出力用光ファイバ40において漏えいする光を抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図3を参照して詳細に説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等の構成要素については、同一の参照符号を付して特に説明する場合を除き重複する説明は省略する。
図3は、本発明の第2実施形態に係る光ファイバコンバイナを示す図である。図3に示すように、本実施形態の光ファイバコンバイナ2は、第1実施形態のブリッジファイバ30の代わりにブリッジファイバ30aが用いられている点において、第1実施形態の光ファイバコンバイナ1と異なる。ブリッジファイバ30aは、コア−クラッド構造を有する点において、第1実施形態のブリッジファイバ30と異なる。具体的には、第1実施形態のブリッジファイバ30と同様の構成であるコア31と、コア31の外周面を隙間なく囲むクラッド32とを有する。クラッド32は、コア31よりも低い屈折率とされ、コア31が、第1実施形態のブリッジファイバ30と同様にして、例えば、ゲルマニウム等の屈折率を挙げる石英から成る場合、例えば、純粋な石英から成る。
それぞれのGRINレンズ50は、一方の端面36においてコア31に融着される。従って、それぞれのGRINレンズ50は、コア31と光学的に結合する。また、ブリッジファイバ30aの他方の端面37におけるコア31は、出力用光ファイバ40のコア41と融着され、ブリッジファイバ30aの他方の端面37におけるクラッド32は、出力用光ファイバ40のクラッド42と融着される。この場合、ブリッジファイバ30aの他方の端面37におけるクラッド32の外径、及び、出力用光ファイバ40のクラッド42の外径は、特に限定されないが、例えば、共に125μmとされる。このように出力用光ファイバ40のコア41及びクラッド42がブリッジファイバ30aに融着されることにより、第1実施形態の光ファイバコンバイナ1と比べると、ブリッジファイバ30aと出力用光ファイバ40との接続強度を高くすることができる。従って、本実施形態の光ファイバコンバイナ2は、衝撃が加わる場合であっても、信頼性を高くすることができる。
このような光ファイバコンバイナ2においては、入力用光ファイバ20から出射する光は、GRINレンズ50を介して、ブリッジファイバ30aのコア31に入射する。つまり、一方の端面36におけるコア31の領域が光の入射面とされる。このときコア31への光の入射は、第1実施形態のブリッジファイバ30への光の入射と同様である。ブリッジファイバ30のコア31に入射した光は、第1実施形態のブリッジファイバ30内を伝播する光と同様にして、コア31内を伝播する。そして、テーパ部34内において、発散角が大きくされた状態で、ブリッジファイバ30aの他方の端面37から出射して、出力用光ファイバ40のコア41に入射する。つまり、他方の端面36におけるコア31の領域が光の出射面とされる。
本実施形態においても、光が入力用光ファイバ20から直接ブリッジファイバ30のコア31に入射する場合の発散角と比べて、GRINレンズ50により発散角が小さく抑えられた状態で、ブリッジファイバ30aのコア31に光が入射するため、出力用光ファイバ40に入射する光の発散角を小さくすることができる。従って、出力用光ファイバ40における光の損失を抑制することができる。また、本実施形態の光ファイバコンバイナ2によれば、ブリッジファイバ30aに入射した光は、コア31とクラッド32との境界で反射するため、光がブリッジファイバ30aの外周面まで到達することを防止することができる。従って、ブリッジファイバ30aの外周面に触れる外部の物に光が吸収されて発熱することを防止することができる。従って、より優れた安全性を有する光ファイバコンバイナとすることができる。
なお、第1実施形態の式1〜式6において、ブリッジファイバ30の入射面である一方の端面36の直径をDinとし、光の出射面である他方の端面37の直径をDoutとし、GRINレンズ50から出射してブリッジファイバ30に入射する光の発散角をθinとし、ブリッジファイバ30から出射する光の発散角をθoutとし、GRINレンズ50からブリッジファイバ30に入射する光の内、ビームウェスト直径から算出される光の発散角をθbeamとした。本実施形態においては、第1実施形態のDinをブリッジファイバ30aの一方の端面36におけるコア31の直径とし、第1実施形態のDoutをブリッジファイバ30aの他方の端面37におけるコア31の直径とし、第1実施形態のθinをGRINレンズ50から出射してブリッジファイバ30aのコア31に入射する光の発散角とし、第1実施形態のθoutをブリッジファイバ30aのコア31から出射する光の発散角とし、第1実施形態のθbeamをGRINレンズ50からブリッジファイバ30aのコア31に入射する光の内、ビームウェスト直径から算出される光の発散角として、式1〜式6に当てはめれば良い。この場合であっても、ブリッジファイバ30aのコア31に入射する光の内、発散角が大きな成分が出力用光ファイバ40に入射後に漏えいする場合であっても、入力用光ファイバ20から直接ブリッジファイバ30aのコア31に光が入射する場合と比べて、出力用光ファイバ40において漏えいする光を抑制することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について図4を参照して詳細に説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等の構成要素については、同一の参照符号を付して特に説明する場合を除き重複する説明は省略する。
図4は、本発明の第3実施形態に係る光ファイバコンバイナを示す図である。図4に示すように、本実施形態の光ファイバコンバイナ3は、第1実施形態のそれぞれのGRINレンズ50とブリッジファイバ30との間に配される複数の中間ロッド60備える点において、第1実施形態の光ファイバコンバイナ1と異なる。
中間ロッド60は、ブリッジファイバ30と略同じ屈折率とされ、GRINレンズ50と略同じ直径を有する円柱形状のガラスロッドとされる。従って、中間ロッド60は屈折率分布を有さない。そして、それぞれの中間ロッド60の一方の端面66は、GRINレンズ50の他方の端面57と融着され、中間ロッド60の他方の端面67は、ブリッジファイバ30の一方の端面36と融着されている。
このような光ファイバコンバイナ3においては、入力用光ファイバ20から出射する光は、GRINレンズ50を介して、中間ロッド60に入射する。そして、中間ロッド60に入射した光は、中間ロッド60からブリッジファイバ30に入射する。以降、第1実施形態と同様にして、ブリッジファイバ30内を光が伝播して、出力用光ファイバ40のコア41に入射する。
本実施形態においても、光が入力用光ファイバ20から直接ブリッジファイバ30に入射する場合の発散角と比べて、入力用光ファイバ20から出射する光は、GRINレンズ50により発散角が小さく抑えられた状態で、中間ロッド60を介して、ブリッジファイバ30に入射する。従って、出力用光ファイバ40に入射する光の発散角を小さくすることができる。よって、出力用光ファイバ40における光の損失を抑制することができる。
なお、第1実施形態の式1〜式6において、GRINレンズ50から出射してブリッジファイバ30に入射する光の発散角をθinとし、GRINレンズ50からブリッジファイバ30に入射する光の内、ビームウェスト直径から算出される光の発散角をθbeamとした。本実施形態においては、第1実施形態のθinをGRINレンズ50から出射して中間ロッド60を介してブリッジファイバ30に入射する光の発散角とし、第1実施形態のθbeamをGRINレンズ50から中間ロッド60を介してブリッジファイバ30に入射する光の内、ビームウェスト直径から算出される光の発散角として、式1〜式6に当てはめれば良い。本実施形態においても、ブリッジファイバ30に入射する光の内、発散角が大きな成分が出力用光ファイバ40に入射後に漏えいする場合であっても、入力用光ファイバ20から直接ブリッジファイバ30に光が入射する場合と比べて、出力用光ファイバ40において漏えいする光を抑制することができる。
また、GRINレンズ50から出射する光がブリッジファイバ30に入射する場合、第1実施形態の光ファイバコンバイナ1のようにGRINレンズ50とブリッジファイバ30とが互いに融着されることが、互いに融着されない場合と比べて、反射等による光の損失を低減することができるため好ましい。しかし、ブリッジファイバ30には複数のGRINレンズ50が融着されるため、個々のGRINレンズ50の融着面である他方の端面57の面積に対して、ブリッジファイバ30の融着面である一方の端面36の面積は大きい。このため、ブリッジファイバ30の融着面近傍における熱容量は、GRINレンズ50の融着面近傍における熱容量よりも大きい。従って、GRINレンズ50とブリッジファイバ30とを融着するとき、それぞれのGRINレンズ50の融着面近傍の温度は、ブリッジファイバ30の融着面近傍の温度よりも高くなる傾向がある。従って、融着により、GRINレンズ50における融着面近傍の形状が変形することで、GRINレンズ50の屈折特性が変化してしまう場合がある。さらに、GRINレンズ50には、屈折率分布をもたせるためにドーパントが添加されている。添加されるドーパントの種類によっては、GRINレンズ50の軟化点は低くなる場合があり、融着によりGRINレンズ50の融着点近傍がより変形し易い。
しかし、本実施形態の光ファイバコンバイナ3のように、それぞれのGRINレンズ50をそれぞれの中間ロッド60に融着することで、GRINレンズ50の変形を抑制することができる。これは、次の理由による。すなわち、複数の中間ロッド60は、それぞれブリッジファイバ30に融着されることから、それぞれの中間ロッド60の直径は、ブリッジファイバ30の非縮径部33の直径よりも小さい。このため、中間ロッド60の一方の端面66近傍の熱容量は、ブリッジファイバ30の一方の端面36近傍の熱容量よりも小さい。特に本実施形態においては、中間ロッド60の直径とGRINレンズ50の直径が同等とされるため、中間ロッド60の一方の端面66近傍の熱容量は、GRINレンズ50の他方の端面57近傍の熱容量と殆ど変らない。このため、GRINレンズ50の温度が必要以上に上昇する前に融着することができる。従って、第1実施形態のようにブリッジファイバ30とGRINレンズ50とが直接融着される場合と比べて、融着によりGRINレンズ50が変形することを抑制することができる。特に、上記のように、GRINレンズ50に軟化点を低下させる作用を有するゲルマニウム等のドーパントが添加されている場合には、中間ロッド60が導入される効果が大きい。従って、本実施形態の光ファイバコンバイナ3は、GRINレンズ50の特性が変化することを抑制することができ、設計値により近い光を出力用光ファイバ40に入射することができる。
なお、中間ロッド60とブリッジファイバ30との融着においては、それぞれの融着面近傍の熱容量の違いによって中間ロッド60が変形する場合がある。しかし、中間ロッド60は屈折率分布を有さないため、変形したとしても光に対する影響は小さい。
次に、上記光ファイバコンバイナを用いたレーザ装置について、図5を用いて説明する。なお、ここでの説明は、第1実施形態の光ファイバコンバイナ1を用いて説明するが、光ファイバコンバイナ1に代えて、第2実施形態の光ファイバコンバイナ2や、第3実施形態の光ファイバコンバイナ3を用いても良い。
図5は、本発明のレーザ装置を示す図である。図5に示すように、レーザ装置100は、レーザ光を出射する複数のレーザ部10と、複数のレーザ部10から出射するレーザ光を伝播する入力用光ファイバ20と、上述の光ファイバコンバイナ1と、出力用光ファイバ40と、光出射用エンドキャップ45と、を主な構成として備える。
それぞれのレーザ部10は、レーザ光を出力する限りにおいて、特に限定されないが、例えば、ファイバレーザ装置や、半導体レーザ装置から成る。これらのレーザ部10の出力部には、入力用光ファイバ20が接続されており、この入力用光ファイバ20の少なくとも一部が、上述の光ファイバコンバイナ1の入力用光ファイバ20とされる。また、光ファイバコンバイナ1の出力用光ファイバ40が延長されて、レーザ装置100の出力用光ファイバとされており、その端部に光出射用エンドキャップ45が融着されている。光出射用エンドキャップ45は、出力用光ファイバ40のコア41よりも直径が大きいガラスロッドから構成されており、出力用光ファイバ40が融着される側の端面と反対側の端面が出射面とされる。
このようなレーザ装置100において、それぞれのレーザ部10からレーザ光が出射されると、入力用光ファイバ20を伝播して、光ファイバコンバイナ1に到達する。光ファイバコンバイナ1においては、上述のように、入力用光ファイバ20からGRINレンズ50にレーザ光が入射して、上述のように発散角が小さくされる。そして、発散角が小さくされたレーザ光は、ブリッジファイバ30に入射し、ブリッジファイバ30のテーパ部34にて纏められて、ブリッジファイバ30から出力用光ファイバ40に入射する。このとき上述のように、光ファイバコンバイナ1では、出力用光ファイバ40において、光の損失が抑制されるため、それぞれのレーザ部10から出射されたレーザ光が、効率良く出力用光ファイバ40に入力する。そして、出力用光ファイバ40を伝播するレーザ光は、光出射用エンドキャップ45に入射し、直径が広がり、光出射用エンドキャップ45の出力面から出射する。
本発明のレーザ装置100によれば、光ファイバコンバイナ1において、光の損失が抑制されるため、それぞれのレーザ部10から出射するレーザ光を効率の良く光出射用エンドキャップ45から出射することができる。なお、レーザ装置100において、上述のように光ファイバコンバイナ1に代え、光ファイバコンバイナ2または、光ファイバコンバイナ3を用いても、それぞれのレーザ部10から出射するレーザ光を効率の良く光出射用エンドキャップ45から出射することができる。
以上、本発明について、実施形態を例に説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。
例えば、第3実施形態の光ファイバコンバイナ3において、ブリッジファイバ30に代えて、第2実施形態のブリッジファイバ30aを用いても良い。
また、第1実施形態、第2実施形態において、入力用光ファイバ20とGRINレンズ50とが融着されずに、コア21とGRINレンズ50とが光学的に結合しても良く、また、GRINレンズ50とブリッジファイバ30とが融着されずに、光学的に結合しても良い。また、それぞれの実施形態において、ブリッジファイバ30と出力用光ファイバ40とが融着されずに、光学的に結合しても良い。
また、上記実施形態においては、発散角低減部材としてGRINレンズ50を例に説明したが、発散角低減部材は、入力用光ファイバ20から出射する光の発散角を小さくする限りにおいて、GRINレンズ50に限らない。例えば、光ファイバが熱せられることで、コアに含まれる屈折率を上昇させるゲルマニウム等のドーパントが、クラッドに拡散されたTECファイバ(Thermally-diffused Expanded Core Fiber)等を用いても良い。この場合、入力用光ファイバ20の端部を熱してTECファイバとすることで、入力用光ファイバ20と発散角低減部材とを一体とすることができる。
また、上述のレーザ装置100では、光ファイバコンバイナ1のそれぞれの入力用光ファイバ20が延長され、それぞれのレーザ部10からのレーザ光が直接入射されていたが、それぞれのレーザ部10から、他の光ファイバを介して、入力用光ファイバ20にレーザ光が入射されても良い。また、上述のレーザ装置100では、光ファイバコンバイナ1の出力用光ファイバ40が延長されて、レーザ光は、出力用光ファイバ40から直接光出射用エンドキャップ45に伝播されたが、他の光ファイバを介して、光出射用エンドキャップに伝播されても良い。
以下、実施例及び比較例を挙げて本発明の内容をより具体的に説明するが、本発明はこれに限定されるものでは無い。
(実施例1)
1本の入力用光ファイバと、1つのGRINレンズと、ブリッジファイバと、出力用光ファイバとを準備した。入力用光ファイバは、コアの直径が10μmで、クラッドの外径が125μmのシングルモードファイバとした。GRINレンズは、直径が125μmで、長さが入力用光ファイバから出力させる光の波長に対する0.25ピッチ長である1.4mmとした。ブリッジファイバは、第1実施形態と同様のブリッジファイバでコア−クラッド構造を有しないものであり、全長を60mm、テーパ部の長さを30mm、光の入射面となる非縮径部側の端面の直径を450μm、光の出射面となるテーパ部の縮径された側の端面の直径を100μmとした。出力用光ファイバは、コアの直径が100μmで、クラッドの外径が125μmのマルチモードファイバとした。
次に、入力用光ファイバの端面にGRINレンズの端面を融着した。更に、GRINレンズの中心軸とブリッジファイバの中心軸とを合わせて、GRINレンズの端面とブリッジファイバの縮径されていない側の端面とを融着した。更に、ブリッジファイバの縮径された側の端面に出力用光ファイバのコアを融着した。なお、ブリッジファイバの縮径された側の端面と、出力用光ファイバのコアとは、同じ直径であるため、融着点において、ブリッジファイバと出力用光ファイバのコアとは、外周が一致していた。
次に、入力用光ファイバにGRINレンズの長さが0.25ピッチ長となる波長の光を入射して、出力用光ファイバから出射する光の強度を観察し、光の接続損失を測定した。
次に、GRINレンズがブリッジファイバに融着される位置を、ブリッジファイバの中心軸から徐々にオフセットさせて、上記と同様にして光の接続損失を測定した。このGRINレンズがブリッジファイバの中心軸からオフセットする距離と、接続損失との関係を図6に示す。
図6に示すように、オフセット量がブリッジファイバの中心軸から150μmずれていても、然程接続損失に影響しないことが分かる。ここでGRINレンズの直径が125μmであることを考慮すると、ブリッジファイバにGRINレンズを3本並べて接続しても、それぞれのGRINレンズから出射する光の接続損失は然程変わらないこととなる。従って、第1実施形態と同様にして、入力用光ファイバに接続されたGRINレンズを中心に1つ配置して、更に入力用光ファイバに接続されたGRINレンズをその周りに6つ配置しても、それぞれのGRINレンズから出射する光の接続損失は然程変わらないこととなる。
そこで、実施例1の入力用光ファイバ7本とGRINレンズ7つをそれぞれ準備して、それぞれの入力用光ファイバの端面にGRINレンズを融着し、1つのGRINレンズの周りに6つのGRINレンズが配置されるようにして、それぞれのGRINレンズを実施例1の出力用光ファイバが融着されたブリッジファイバに融着して、光ファイバコンバイナを作製した。次にそれぞれの入力用光ファイバにレーザ光を入射して、出力用光ファイバから出射する光の強度を観察し、光の接続損失を測定した。その結果、光の損失は3%であった。
(比較例1)
GRINレンズを介さず、入力用光ファイバを直接ブリッジファイバに融着したこと以外は、実施例1と同様にして接続損失を測定した。その結果を図6に示す。
図6に示すように、実施例1と比べると、接続損失が大きい結果となった。
次に、実施例1の入力用光ファイバ7本準備して、1本の入力用光ファイバの周りに6つの入力用光ファイバが配置されるようにして、それぞれの入力用光ファイバを実施例1の出力用光ファイバが融着されたブリッジファイバに融着して、光ファイバコンバイナを作製した。次にそれぞれの入力用光ファイバにレーザ光を入射して、出力用光ファイバから出射する光の強度を観察し、光の接続損失を測定した。その結果、光の損失は36%であり、実施例1で作製した光ファイバコンバイナより光の損失が大きい結果となった。
以上より、本発明の光ファイバコンバイナによれば、接続損失が抑制されることが示された。よって、本発明の光ファイバコンバイナによれば効率良く光が伝播されることが確認された。
本発明によれば、光の損失を抑制することができる光ファイバコンバイナ、及び、それを用いたレーザ装置が提供され、加工用レーザ装置や、医療用レーザ装置等に利用することができる。
1〜3・・・光ファイバコンバイナ
10・・・レーザ部
20・・・入力用光ファイバ
21・・・コア
22・・・クラッド
30,30a・・・ブリッジファイバ
31・・・コア
32・・・クラッド
33・・・非縮径部
34・・・テーパ部
40・・・出力用光ファイバ
41・・・コア
42・・・クラッド
43・・・被覆層
45・・・光出射用エンドキャップ
50・・・GRINレンズ(発散角低減部材)
60・・・中間ロッド
100・・・レーザ装置

Claims (10)

  1. 複数の入力用光ファイバと、
    それぞれの前記入力用光ファイバから出射した光が入射し、前記入力用光ファイバからの光を入射時よりも発散角が小さくされた状態で出射する複数の発散角低減部材と、
    それぞれの前記発散角低減部材から出射する光が入射し、入射した光が伝播する部位が前記発散角低減部材側から離れるに従い徐々に縮径されるテーパ部を有するブリッジファイバと、
    前記ブリッジファイバの前記発散角低減部材側と反対側から出射した光が入射する出力用光ファイバと、
    を備える
    ことを特徴とする光ファイバコンバイナ。
  2. 前記ブリッジファイバは、コアとクラッドとを有し、
    それぞれの前記発散角低減部材から入射した光は、前記ブリッジファイバの前記コアを伝播する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ファイバコンバイナ。
  3. 前記出力用光ファイバは、コアとクラッドとを有し、
    前記ブリッジファイバの前記コアと前記出力用光ファイバの前記コアとが融着されると共に、前記ブリッジファイバの前記クラッドと前記出力用光ファイバの前記クラッドとが融着される
    ことを特徴とする請求項2に記載の光ファイバコンバイナ。
  4. 前記発散角低減部材は、GRINレンズであり、
    前記GRINレンズの長さは、前記入力用光ファイバから出射する光に対する0.5ピッチ長のn倍以外とされる(但し、nは自然数)
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光ファイバコンバイナ。
  5. 前記GRINレンズの長さは、前記入力用光ファイバから出射する光に対する0.25ピッチ長の奇数倍とされる
    ことを特徴とする請求項4に記載の光ファイバコンバイナ。
  6. それぞれの前記発散角低減部材から出射する光は、コリメート光であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光ファイバコンバイナ。
  7. 前記ブリッジファイバに入射する光の発散角をθinとし、前記ブリッジファイバの前記光が伝播する部位における光の入射面の直径をDinとし、前記ブリッジファイバの前記光が伝播する部位における光の出射面の直径をDoutとし、前記出力用光ファイバが許容する光の入射角の最大角をθmaxとする場合、
    Figure 2013190714
    を満たす
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の光ファイバコンバイナ。
  8. 前記ブリッジファイバの前記光が伝播する部位における光の入射面の直径をDinとし、前記ブリッジファイバの前記光が伝播する部位における光の出射面の直径をDoutとし、前記出力用光ファイバが許容する光の入射角の最大角をθmaxとし、前記ブリッジファイバに入射する光の波長をλとする場合、
    Figure 2013190714
    を満たす
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の光ファイバコンバイナ。
    (但し、dσは、前記発散角低減部材から出力する光のビームウェスト直径で、光のパワー密度分布の2次モーメントで定義される値であり、Mは、ガウシアンビームからのズレを示す因子であって、ISO11146−1に準拠する値である。)
  9. それぞれの前記発散角低減部材と前記ブリッジファイバとの間に配され、屈折率分布を有さない複数の中間ロッドを更に備え、
    それぞれの前記中間ロッドは、一方側がそれぞれの前記発散角低減部材に融着され、他方側が前記ブリッジファイバに融着され、
    前記発散角低減部材から出射する光は、前記中間ロッドを介して、前記ブリッジファイバに入射する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の光ファイバコンバイナ。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の光ファイバコンバイナと、
    それぞれの前記入力用光ファイバにそれぞれレーザ光を入射する複数のレーザ部と、
    を備えることを特徴とするレーザ装置。
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