JP2007293298A - 光学部品の光入出力端 - Google Patents

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Mieko Sankaki
美恵子 山垣
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達也 畑野
Kazuyasu Mizuno
一庸 水野
Kanji Tanaka
完二 田中
Akira Fujisaki
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Abstract

【課題】クラッドモードへの漏れ光による損傷を防止できる光学部品の光入出力端、及びレンズ等によって集光された光が結合される各ファイバ端での光パワー密度の増大による、ファイバ端部の損傷を防止できる光学部品の光入出力端を提供する。
【解決手段】光入出力端100は、ジャケット管110とフランジ120とで構成され、中心部にファイバ素線20が挿通されている。クラッド22内の漏れ光がジャケット管110に効率良く除去されるよう、ジャケット管110を石英ガラス又はクラッド22と同じ材質で形成するとともに、加熱によりジャケット管110をクラッド22に融着または接着固定させることで、ジャケット管110とクラッド22とを一体化させている。また、光ファイバの先端とコアレスファイバとを融着接続した部品により、ファイバ端部でのビーム径を拡大させて、光の入出力端でのパワー密度を下げるようにしている。
【選択図】図1

Description

本発明は、光学部品の光入出力端(光結合部)の構造に関するものであり、特に高出力光伝送用空間結合系光学部品に使用される光入出力端の構造に関するものである。
近年、光通信システムの分野においては、大容量伝送を可能にするWDM伝送システムの普及に対応して、使用する光パワーの高出力化が進んでおり、このような高出力化(数Wクラス)の傾向は今後ともより一層高まっていくものと考えられる。
また加工分野においても、より高出力・高品質のレーザが要求されてきており、これに対応してレーザ内部構成部品及びレーザ出力部品に対し、高出力光(数十〜百Wクラス)への入出力耐性が要求されている。
従来から、ファイバとコリメートレンズ(コリメータ)間に種々の光学素子を配置し、多様な機能を持たせた光部品が知られている。また、加工用レーザにおいても、レーザ発振装置の出力部にレーザガイドを入射側レンズ部を介して接続し、レーザ発振装置から出力されたレーザ光をレンズ部で集光した後にレーザガイドの光ファイバに入射端部から入射させてそのコア内を伝送させ、この光ファイバの出射端部から出射させて出射側レンズ部の集光レンズで集光した後に照射している。
光通信用及び溶接・切断等の機械加工用などに用いられる高出力光伝送用空間結合系光学部品としては、例えば光アイソレータ、WDMフィルタモジュール、PBS(Polarization Beam Splitter)、PBC(Polarization Beam Combiner)、光サーキュレータ、レーザガイド及びレーザ出力ヘッド、光コネクタ等がある。
図6のように、コリメートレンズ902により集光された入射光901の一部がファイバ903の端部904においてMFDミスマッチやレンズの収差等による結合損失によってクラッド906へ漏れてファイバ903を伝搬する。上記のようなハイパワー入力では、このクラッド906への漏れ光のパワーが無視できず、ファイバ903の曲げや異物の付着などによって急激にクラッド906から被覆部907に放射されると、これを溶かして損傷させてしまうなどの問題があった。
そこで特許文献1では、レーザ発振装置からの高出力レーザ光をレーザガイドを介して被加工物に出力したときの反射レーザ光や、光コネクタとレーザ発信装置側とのミスアライメントによる入射レーザ光によってスリーブが損傷するのを回避するために、前記スリーブ先端部にサファイアからなるチップ部を、また前記スリーブ内に遮蔽部材を、さらにファイバ心線の露出部に散乱部材を設けている。
また特許文献2では、被加工物からの反射レーザ光やミスアライメントによる入射レーザ光等が光ファイバのクラッドに入射しても、光ファイバのジャケットが損傷するのを防止するために、スリーブ内の光ファイバ露出部のクラッド表面に石英パイプを所定の無機接着剤で接着固定するようにしている。
また、上述した光部品や加工用レーザにおいて、レンズによって集光された光が結合される各ファイバ端では、光パワー(光エネルギー)密度は最大となり、その部分での塵埃などによる光吸収による損失、光ファイバや誘電体多膜層フィルタ(ARコート)などにおける組織欠陥に基づく光吸収による損失等が熱に変換され、光ファイバの致命的な欠損(ファイバフューズ等の現象)を生じさせ、ファイバ、部品、装置等の破損を生じさせる可能性があった。
そこで、コネクタ接続部またはレンズによってファイバ端へ集光されるビーム径を拡大
し、光パワー密度を低下させる方法が提案されている。特許文献3では、光ファイバのM
FD(モードフィールド径)を拡大するために、コア内のドーパントを熱拡散させるコア
拡大ファイバを生成する処理(以下、TEC処理と呼ぶ)や、光ファイバの端部にGIF
(グレーテッドインデックスファイバ)を融着接続させる処理(以下、GIF融着処理と
呼ぶ)が提案されている。また、特許文献4では、ファイバ端へ集光されるビーム径を拡
大するために、シングルモードファイバの先端にモードフィールド径拡大用のGIFを融
着接続し、このGIFの先端にコアを持たないコアレスファイバを融着接続する処理(以
下、GIF+コアレスファイバ融着処理と呼ぶ)が提案されている。
特開2003−107294号 特開2003−139996号 特開2004−86127号 特開2005−17702号
しかしながら、上記従来の光学部品の光入出力端では以下のような問題があった。
特許文献1では、ファイバ心線の露出部に散乱部材を固定するのに無機接着剤を使用しており、また特許文献2でも、光ファイバ露出部のクラッド表面に石英パイプを固定するのに無機接着剤を使用している。無機接着剤としては、ガラス系接着剤又はセラミック系接着剤が用いられるが、これはレーザ光による接着剤の損傷を避けるためである。
しかし、この無機接着剤はその屈折率が石英ガラスと一致していないため、光ファイバのクラッドを伝搬する光を効率よく放出させることができないといった問題があった。そのため、スリーブやジャケット等を損傷してしまう恐れがあった。
また、光ファイバの出力端においては、ファイバ端面で反射した光がファイバ被覆部を溶かすといった問題もあった。例えば、図7において出射光911がファイバ端面912で反射し、この反射光913がファイバ被覆部907に漏れ出して発熱し、該発熱でファイバ被覆部907を溶かすといった問題があった。
また、特許文献3にあるTEC処理においては、コア拡大ファイバは、ドーパントの熱拡散に時間を要し、さらに単純に保持、加熱するだけではコア拡大ファイバの外径が細くなってしまうという問題点があった。また、コアが先端に向かって漏斗のように徐々に広がっていくため、コア径を制御することが難しく、定め難いという問題点もあった。そのため、光コネクタで結合するときに、結合効率が低くなる可能性が高いという問題点もあった。
また、特許文献4にあるGIF融着処理においては、GIFはコアの中心軸が最も屈折率が高く、外周に向かって徐々に屈折率が下がる構造であり、更にコア径が大きいことから、一般のシングルモードファイバよりドーパント量が多い。その為、ファイバ自体の融点が下がってしまう。従って、MFDを拡大することによりファイバ端部での光パワー密度を下げてもファイバ自体の融点が下がるため、融点に対する効果が得られないという問題点があった。また、GIFは、GIFの長さによりMFDが変化するため、GIFの先端面の研磨等の工程におけるGIFの長さ制御は難しいという問題点もあった。そのため、光コネクタで結合するときに、結合効率が低くなる可能性が高いという問題点もあった。
また、GIF+コアレスファイバ融着処理においては、GIFの長さ制御及び2度の融
着工程が必要であるため、光定数の増加や融着損失の増加という問題点があった。
そこで、本発明はこれらの問題を解決するためになされたものであり、クラッドモードへの漏れ光による損傷を防止できる光学部品の光入出力端を提供することと、光ファイバの先端とコアレスファイバとを融着接続した部品により、ファイバ端部でのビーム径を拡大させて、光の入出力端でのパワー密度を下げて、ファイバ、部品、装置等の破損を防止することを目的とする。
この発明の光学部品の光入出力端の第1の態様は、コアとその外周を覆うクラッドからなる導波路と、内面の途中に遮蔽部を有し、前記遮蔽部に形成された第1の貫通孔に前記導波路を挿通させて一端を前記導波路を覆う被覆部に固定させたフランジと、 中心に形成された第2の貫通孔を有し、前記第2の貫通孔に前記導波路を挿通させて一端を前記フランジの他端に固定させた光透過性を有するジャケット管とを備えることを特徴とする。
この発明の光学部品の光入出力端の他の態様は、前記ジャケット管が加熱処理されて前記クラッドに一体に融着されていることを特徴とする。
この発明の光学部品の光入出力端の他の態様は、前記ジャケット管と前記クラッドとが屈折率が一定となるように、接着されていることを特徴とする。
この発明の光学部品の光入出力端の他の態様は、前記導波路と前記ジャケットとが前記導波路のクラッドと同等の屈折率を有するUV硬化 型接着剤で接着されていることを特徴とする。
この発明の光学部品の光入出力端の他の態様は、
前記導波路と前記ジャケットとがシロキサン結合を有する物質を用い、紫外光、エキシマ レーザ、エキシマランプのいずれかを照射することによって接着されていることを特徴とする。
この発明の光学部品の光入出力端の他の態様は、前記ジャケット管は、前記クラッドの屈折率と略等しいかそれより大きい屈折率を有していることを特徴とする。
この発明の光学部品の光入出力端の他の態様は、前記ジャケット管の屈折率は、前記クラッドから前記ジャケット管への漏れ光の除去率が所定値以上となるよう決定されていることを特徴とする。
この発明の光学部品の光入出力端の他の態様は、前記ジャケット管は、石英ガラスで形成されていることを特徴とする。
この発明の光学部品の光入出力端の他の態様は、前記ジャケット管は、前記クラッドと同じ材質で形成されていることを特徴とする。
この発明の光学部品の光入出力端の他の態様は、前記フランジと前記ジャケット管との接続部及び前記フランジと前記被覆部との接続部は、耐熱性無機接着剤又はエポキシ系接着剤で固定されていることを特徴とする。
この発明の光学部品の光入出力端の他の態様は、前記ジャケット管の径及び長さは、前記クラッドから前記ジャケット管への漏れ光の除去率が所定値以上となるよう決定されていることを特徴とする。
この発明の光学部品の光入出力端の他の態様は、前記フランジは、ステンレス系の金属材料で形成されていることを特徴とする。
この発明の光学部品の光入出力端の他の態様は、前記導波路の端面に、前記コアと屈折率が等しいコアレスファイバをさらに融着接続していることを特徴とする。
この発明の光学部品の光入出力端の他の態様は、前記コアレスファイバの光軸方向の長さ及び径は、前記導波路から入射した光のパワー密度を所定の割合だけ小さくして出射するように決定されていることを特徴とする。
この発明の光学部品の光入出力端の他の態様は、前記コアレスファイバは、前記ジャケット管が加熱処理されて、前記ジャケット管の有する前記第2の貫通孔の側面(端面)とも、一体に融着されていることを特徴とする。
この発明の光学部品の光入出力端の他の態様は、前記コアレスファイバの前記導波路に接続された端面とは反対側の端面が、前記導波路の光軸に対し所定の角度で斜め研磨又は切断された後、反射防止膜が施されていることを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、クラッドにジャケット管を融着させて一体化することにより、クラッドへの漏れ光の除去率を高めて損傷を防止することが可能な光学部品の光入出力端を提供することができる。本発明の光学部品の光入出力端では、ジャケット管とフランジとを備えることで、フランジからジャケット管に放出された漏れ光を、さらにフランジに放出させて外部に効率よく放熱させることが可能となる。
また、ファイバ端面に、ファイバのコアと屈折率が等しいコアレスファイバをさらに融着接続することにより、ファイバ端面でのビーム径を拡大させて、光パワー密度を下げて、ファイバ、部品、装置等の破損を防止することが可能となる。
図面を参照して本発明の好ましい実施の形態における光学部品の光入出力端の構成について詳細に説明する。なお、同一機能を有する各構成部については、図示及び説明簡略化のため、同一符号を付して示す。
図1は、本発明の実施の形態に係る光学部品の光入出力端の構成を示す模式図である。図1(a)は本実施形態の光入出力端100の側面断面図であり、図1(b)は図面左から見た光入出力端100の正面図である。本実施形態では、光学部品である導波路の一例として光ファイバを対象とし、該光ファイバの光入出力端について説明する。
図1において、光ファイバ10は導波路であるファイバ素線20とファイバ被覆部30とで構成されており、その端部に光入出力端100を備えている。光入出力端100は、ジャケット管110とフランジ120とで構成されており、それぞれの中心部にファイバ素線20が挿通されている。
ジャケット管110は、光透過性を有して円柱形状に形成されており、その中心部にファイバ素線20を挿通させるための貫通孔(第2の貫通光)111が設けられている。また、フランジ120は、金属製の円筒形状を有しており、円筒内部の途中に遮蔽部121が設けられている。遮蔽部121の中心には、ファイバ素線20を挿通させるための第1の貫通孔122が設けられている。
フランジ120の内径は、ジャケット管110が挿入できるよう、ジャケット管110の外形と略等しいかわずかに大きくなるように形成されており、ジャケット管110の一端を所定長さだけフランジ120の一端から挿入して接着固定している。フランジ120の他端からは、光ファイバ10の被覆部30を除去して露出させたファイバ素線20を挿入しており、フランジ120の他端と被覆部30とを接着固定することで、光入出力端100を光ファイバ10に装着している。
光入出力端100の構造を、図2を用いて以下でさらに詳細に説明する。図2は、図1(a)に示す光入出力端100の側面断面図を拡大して表示したものである。
本実施形態の光入出力端100では、光ファイバ10のクラッド22内の漏れ光をジャケット管110に効率良く除去できるよう、ジャケット管110を石英ガラス又はクラッド22と同じ材質で形成するとともに、アーク放電やCOレーザ等を用いた加熱によりジャケット管110をクラッド22に融着させることで、ジャケット管110とクラッド22とを一体化させるようにしている。
上記のように、ジャケット管110をクラッド22と同じ材質を用いて形成した場合には、ジャケット管110の屈折率がクラッド22の屈折率と等しくなることから、屈折率の影響をほとんど受けることなく漏れ光をクラッド22からジャケット管110に放出することができる。また、ジャケット管110を石英ガラスで形成した場合には、ジャケット管110の屈折率がクラッド22の屈折率よりも大きくなることから、漏れ光をクラッド22からジャケット管110に効率よく放出させることができる。
本実施形態では、ジャケット管110とクラッド22とを融着して一体化したことから、クラッド22からの漏れ光がジャケット管110とクラッド22との境界で反射されてクラッド22内に戻ってしまう割合を低減することが可能となっている。
本実施形態の光入出力端100によれば、上記のようにジャケット管110の屈折率をクラッド22の屈折率と等しいかより大きくするとともに、ジャケット管110とクラッド22とを加熱処理または接着固定により一体化させるようにしたことにより、クラッド22内の漏れ光がジャケット管110の方に効率良く伝播するようになる。
次に、ジャケット管110とフランジ120との間の接続方法、及びフランジ120とファイバ被覆部30との間の接続方法について説明する。ジャケット管110は、一端が所定長さだけフランジ120の内部に挿入されており、ジャケット管110とフランジ120の内壁との隙間を所定の接着剤130で接着固定させるようにしている。接着剤130として、耐熱性無機接着剤又はエポキシ系接着剤を用いるのがよい。
ジャケット管110とフランジ120の内壁との隙間を耐熱性無機接着剤又はエポキシ系接着剤を用いて接着することにより、ジャケット管110から放出された漏れ光を接着剤が吸収して焼損してしまうのを防止することができる。ジャケット管110から放出された漏れ光は、フランジ120で熱となって外部に放出される。フランジ120は、耐食性の高いステンレス系の金属材料で形成するのがよい。
ジャケット管110の一端をフランジ120の内部に挿入する長さは、ジャケット管110からフランジ120の遮蔽部121等に放出される漏れ光による発熱が、ジャケット管110に悪影響を与えることのないように決定するのがよい。すなわち、ジャケット管110が遮蔽部121での発熱の影響を強く受けることのないように、ジャケット管110の一端と遮蔽部121との間隔を決定するのがよい。
一方、フランジ120とファイバ被覆部30との間は、接続部だけでなく遮蔽部121とファイバ被覆部30との隙間にも耐熱性無機接着剤又はエポキシ系接着剤等の接着剤130を充填して接着するのがよい。これにより、ジャケット110等から第1の貫通孔122を通過してくる漏れ光を被覆部30に到達させることなく効率よく外部に放出することができ、フランジ120の内部が高熱になるのを回避することが可能となる。
つぎに、クラッド22に入射された漏れ光が本実施形態の光入出力端100でどのように処理されるかを、図3を用いて説明する。図3において、外部から入射された入射光140は、コリメートレンズ40で集光されて光ファイバ10のコア21に入射される。このとき、MFDのミスマッチやレンズの収差などによって一部の光がコア21に入射されずにクラッド22に入射されてしまう。クラッド22に入射された光を、以下では漏れ光141とする。
本実施形態では、ジャケット管110とクラッド22とを一体化させることで、漏れ光141がクラッド22からジャケット管110に効率よく放出されるようにしている。ジャケット管110内に放出された漏れ光141は、その一端からフランジ120の遮蔽部121に照射される。ジャケット管110の径及び長さは、漏れ光141がクラッド22からジャケット管110を経由して遮蔽部121に効率よく放出されるように決定することができる。
これにより、遮蔽部121が加熱されて温度が上昇するが、フランジ120はステンレス系金属材料などの熱伝導性の高い材料で形成されているため、フランジ120自身が放熱体として機能し、漏れ光141による発熱は、遮蔽部121からフランジ120の外周部に伝達されて外部に放熱される。これにより、漏れ光141による光入出力端100の温度上昇を防止することができる。
上記説明の通り、ジャケット管110の一端から放出された漏れ光141は、フランジ120の遮蔽部121で遮蔽されるが、一部の漏れ光141が遮蔽部121に設けられた貫通孔122を通過して遮蔽部121の反対側に達する恐れがある。そこで本実施形態の光入出力端100では、遮蔽部121の反対側に達した漏れ光141がファイバ被覆部30に到達することのないよう、遮蔽部121の反対側とファイバ被覆部30との間に接着剤130を充填しており、これによって漏れ光141が遮蔽されるため、ファイバ被覆部30に損傷を与える恐れはなくなる。
本実施形態によれば、ジャケット管110の径及び長さを好適に決定することにより、クラッド22内の漏れ光141の除去率を所定値以上にすることができる。すなわち、クラッド22からの漏れ光141がジャケット管110の外壁に反射されずに、その端部に十分に拡散できるようにジャケット管110の径及び長さを決定することで、クラッド22内の漏れ光141の除去率を高めることができる。
一例として、ファイバ素線20の径がφ0.125mmのシングルモード光ファイバ(SMF)を光ファイバ10として用い、波長1000〜1100nm程度のレーザ光を入射光140としたとき、ジャケット管110として例えばφ1.4mm以上、長さ6mm以上のものを用いるのがよく、これによってクラッドモード除去率を90%以上とすることが可能となる。
フランジ120の径は、1.8mm以上とするのが好ましく、とくにフランジ120の形状を既存のフェルールと同じにすることで、既存のフェルールを光入出力端100で容易に置き換えることが可能となる。また、ジャケット管110の入射側の端面は、反射を防止するために斜め研磨後、反射防止膜を施すのがよい。斜め研磨の端面の角度としては、例えば通常のSMFを用いる場合は8度以上が望ましく、SMFでもコア径が大きい場合やマルチモードファイバ(MMF)では、8度以上とすることでさらに良好な特性が得られる。ただし、コア径の大きいSMFやMMFの場合では、より小さな角度としてもよい。これによって、ジャケット管110の端面での漏れ光141の反射を防止することができる。
上記の通り、クラッド22にジャケット管110を融着させて一体化することにより、クラッド22への漏れ光をジャケット管110に効率よく伝播させることができ、クラッド22からの漏れ光の除去率を高めることが可能となる。ジャケット管110に伝播された漏れ光は、さらにフランジ120に放出されて放熱させることで、ファイバ10の損傷を防止することが可能となる。
本発明の別の実施形態に係る光学部品の光入出力端について、図4を用いて以下に説明する。図4は、光ファイバ10の端部から光が出射される場合に用いられる光入出力端200を示す模式図である。上記では、光ファイバ10に入射光140を入射させる場合について説明したが、以下では光ファイバ10の端部から光が出射される場合について説明する。
光ファイバ10から光が出射される場合には、コア21を伝播してきた出射光240の一部が、端面251で反射されてクラッド22内に漏れるものがある。このような漏れ光241は、クラッド22を伝播してさらにジャケット管210の内部を伝播する。ジャケット管210を伝播する漏れ光241は、ファイバ被覆部30に達しないようフランジ220の遮蔽部221で遮蔽され、最終的にフランジ220または遮蔽部221で熱に変換されて、フランジ220の外表面から外部に放熱される。
図4では、ジャケット管210の出力側の端面を、ファイバ素線20の端面251と一体に斜め研磨した後、反射防止膜を施すようにしている。端面251の斜め研磨の角度としては、例えば、通常のSMFを用いる場合には8度以上が望ましく、SMFでもコア径が大きい場合やマルチモードファイバ(MMF)では、8度以上とすることでさらに良好な特性が得られる。
なお、本実施形態の光入出力端200では、フランジ220の遮蔽部221とジャケット管210の出力側とは反対側の端面との間には隙間が設けられておらず、遮蔽部221とファイバ被覆部30との間にも隙間が設けられていない。これは、光が入射する光入出力端100では、コリメートレンズ40で集光された光の一部がクラッド22に漏れるのに対し、光を出力させる光入出力端200の場合には、端面251で反射されてクラッド22内に漏れる漏れ光を対象とすることから、漏れ光の強さが光入出力端100の場合に比べて小さくなる。そのため、遮蔽部221を挟んでジャケット管210の端面とファイバ被覆部30の端部とを近接させても、ファイバ被覆部30が溶融してしまう恐れはない。
上記の通り、出射光240の一部がファイバ端面251で反射されてクラッド22に漏れ出した場合でも、本実施形態の光入出力端200により、ファイバ被覆部30が反射光241で発熱して溶融するのを防止することが可能となる。
本発明のさらに別の実施形態に係る光学部品の光入出力端について、図5を用いて以下に説明する。本実施形態の光入出力端も、光ファイバ10の端部から光を出射させる場合に用いられるものである。図5は、本実施形態の光入出力端300を示す模式図である。
本実施形態の光入出力端300は、ファイバ素線20とジャケット管310とが一体化されたその先端に、さらにコアレスファイバ350を接続させるようにしたものである。コアレスファイバ350は、コア21と屈折率が等しく、少なくともコア21より大きな径を有するように形成されている。
コアレスファイバ350はファイバ素線20の先端に融着接続されており、本実施形態ではさらにジャケット管310の先端とも融着接続させるようにしている。コアレスファイバ350とファイバ素線20及びジャケット管310との融着接続は、ファイバ素線20とジャケット管310との融着接続と同様に、アーク放電やCOレーザ等を用いて加熱することにより行うことができる。
ファイバ素線20の端部では光パワー密度が高いことから、端部における塵埃やファイバの組織欠陥等による光吸収で発熱が起こり、ファイバを損傷させてしまう恐れがあった。そこで、本実施形態ではファイバ素線20の先端にコアレスファイバ350を接続することで、ファイバ素線20から出射された光をコアレスファイバ350内で拡散させ、コアレスファイバ350の端部からは低い光パワー密度で出射させるようにしている。
また、本実施形態では、コアレスファイバ350の出力側端面351での反射を低減させるために、出力側端面351をファイバ素線20の光軸に対し所定の角度で斜め研磨又は切断している。所定の角度として、例えば8度とすることができる。
コアレスファイバ350の出力側端面351を上記のように斜めに形成した場合でも、出力側端面351での反射光を完全になくすことはできず、図5に示すように出射光の一部が出力側端面351で反射して反射光341が発生する。本実施形態の光入出力端300では、この反射光341がクラッド22に入射した光を、ジャケット管310を経由して外部に放出させるようにしている。
コアレスファイバ350の光軸方向の長さ及び径は、ファイバ素線20から入射した光のパワー密度が出力側端面351で所定の割合だけ小さくなるように決定することができる。さらに、図5に示すように、本実施形態ではコアレスファイバ350とジャケット管310とを直接融着させるようにしていることから、出力側端面351での反射光341をジャケット管310に直接入射させるように長さ及び径を決定することが可能である。
上記の通り、ファイバ素線20の先端に接続されたコアレスファイバ350の出力側端面351で反射した反射光341がクラッド22に入射した場合でも、本実施形態の光入出力端300を用いることにより、反射光341がファイバ被覆部30に達するのを防止することが可能となる。
以上の実施形態では、ジャケット管110を石英ガラス又はクラッド22と同じ材質で形成するとともに、アーク放電やCOレーザ等を用いた加熱によりジャケット管110をクラッド22に融着させることで、ジャケット管110とクラッド22とを一体化させるようにしているが、石英ガラス又はクラッドと同等の屈折率を持つUV接着剤によって、ジャケット管110とクラッド22を固定しても良い。
また、光ファイバ10として、以上の実施形態のような単芯以外に、二芯以上を有するいわゆる多芯ファイバを用いてもよい。なお、ジャケット管110は必ずしも円柱形状である必要はなく、断面形状として多角形・長円・楕円を有する種々の柱形状とすることができる。
その場合、ジャケット管110の第2の貫通孔111は、複数もしくは多数の光ファイバを貫通するのに適した断面形状が選択される。具体的には、たとえば、密に配置された(束ねられた)複数の光ファイバの断面形状に略外接する形状、すなわち円形・多角形形状、長円・楕円形状や、該複数の光ファイバの断面形状に略一致する形状などが可能である。また、多芯ファイバの各芯ごとに貫通するように、複数のファイバ貫通孔をジャケット管110に設けてもよい。
このような多芯ファイバを用いる場合、遮蔽部121の第1の貫通孔122も、多芯ファイバを貫通しつつ漏れ光を遮蔽できるよう、配置された複数の光ファイバの断面形状に略一致するジャケット管110の第2の貫通孔111と同様な形状、もしくはそれに近い形状が選択される。
なお、本実施の形態における記述は、本発明に係る光学部品の光入出力端の一例を示すものであり、これに限定されるものではない。本実施の形態における光学部品の光入出力端の細部構成及び詳細な動作等に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本発明の実施の形態に係る光学部品の光入出力端の構成を示す模式図である。図1(a)は側面断面図であり、図1(b)は正面図である。 図1(a)に示す光入出力端の側面断面図を拡大して表示したものである。 クラッドに入射した漏れ光の処理を説明する模式図である。 本発明の別の実施形態に係る光学部品の光入出力端の構成を示す側面断面図である。 本発明のさらに別の実施形態に係る光学部品の光入出力端の構成を示す側面断面図である。 クラッドモードへの漏れ光を説明する模式図である。 ファイバ端面で反射した光の伝播を説明する模式図である。
符号の説明
10、903 光ファイバ
20 ファイバ素線
21、905 コア
22、906 クラッド
30、907 ファイバ被覆部
40、902 コリメートレンズ
100、200、300 光入出力端
110,210,310 ジャケット管
111 第2の貫通孔
120、220 フランジ
121,221 遮蔽部
122 第1の貫通孔
130 接着剤
140、901 入射光
141,241, 漏れ光
240,911 出射光
251 端面
341 反射光
350 コアレスファイバ
351 出力側端面
904 端部
912 ファイバ端面
913 反射光

Claims (16)

  1. コアとその外周を覆うクラッドからなる導波路と、
    内面の途中に遮蔽部を有し、前記遮蔽部に形成された第1の貫通孔に前記導波路を挿通させて一端を前記導波路を覆う被覆部に固定させたフランジと、
    中心に形成された第2の貫通孔を有し、前記第2の貫通孔に前記導波路を挿通させて一端を前記フランジの他端に固定させた光透過性を有するジャケット管とを備える
    ことを特徴とする光学部品の光入出力端。
  2. 前記ジャケット管が加熱処理されて前記クラッドに一体に融着されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の光学部品の光入出力端。
  3. 前記ジャケット管と前記クラッドとが屈折率が一定となるように、接着されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の光学部品の光入出力端。
  4. 前記導波路と前記ジャケットとが前記導波路のクラッドと同等の屈折率を有するUV硬化 型接着剤で接着されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の光学部品の光入出力端。
  5. 前記導波路と前記ジャケットとがシロキサン結合を有する物質を用い、紫外光、エキシマ レーザ、エキシマランプのいずれかを照射することによって接着されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の光学部品の光入出力端。
  6. 前記ジャケット管は、前記クラッドの屈折率と略等しいかそれより大きい屈折率を有している
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の光学部品の光入出力端。
  7. 前記ジャケット管の屈折率は、前記クラッドから前記ジャケット管への漏れ光の除去率が所定値以上となるよう決定されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項又は請求項6に記載の光学部品の光入出力端。
  8. 前記ジャケット管は、石英ガラスで形成されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の光学部品の光入出力端。
  9. 前記ジャケット管は、前記クラッドと同じ材質で形成されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の光学部品の光入出力端。
  10. 前記フランジと前記ジャケット管との接続部及び前記フランジと前記被覆部との接続部は、耐熱性無機接着剤又はエポキシ系接着剤で固定されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の光学部品の光入出力端。
  11. 前記ジャケット管の径及び長さは、前記クラッドから前記ジャケット管への漏れ光の除去率が所定値以上となるよう決定されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の光学部品の光入出力端。
  12. 前記フランジは、ステンレス系の金属材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の光学部品の光入出力端。
  13. 前記導波路の端面に、前記コアと屈折率が等しいコアレスファイバをさらに融着接続している
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の光学部品の光入出力端。
  14. 前記コアレスファイバの光軸方向の長さ及び径は、前記導波路から入射した光のパワー密度を所定の割合だけ小さくして出射するように決定されている
    ことを特徴とする請求項13に記載の光学部品の光入出力端。
  15. 前記コアレスファイバは、前記ジャケット管が加熱処理されて、前記ジャケット管の有する前記第2の貫通孔の側面(端面)とも、一体に融着されている
    ことを特徴とする請求項13に記載の光学部品の光入出力端。
  16. 前記コアレスファイバの前記導波路に接続された端面とは反対側の端面が、前記導波路の光軸に対し所定の角度で斜め研磨又は切断された後、反射防止膜が施されていることを特徴とする請求項13に記載の光学部品の光入出力端。
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