JP2013190269A - 放射線撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発生した放射線を効率的に平行化できる簡易な構造を有し、被写体の大きさに関係なく、輝度低下を抑制でき、装置を小型化できる放射線撮影装置を提供する。
【解決手段】放射線源1と、間隔を空けて並べて配置された少なくとも3枚の放射線反射基板11からなり、放射線反射基板11に両側を挟まれた複数の放射線通路にそれぞれ入射した放射線が、各放射線通路の両側の放射線反射基板11で反射され平行化されて各放射線通路から出射される放射線反射構造体3と、放射線検出器4と、各放射線通路から出射され、被写体7を透過し放射線検出器4で検出された放射線の強度に基づいて被写体7の画像を構築する画像構築部とを備える放射線撮影装置であって、放射線反射構造体3の一端面を放射線の入口、他端面を放射線の出口としたときに出口の放射線反射基板11のピッチの方が入口のピッチよりも広くなっていることを特徴とする放射線撮影装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、X線を被写体に照射して透過したX線を検出する放射線撮影装置に関し、特に、発散しながら進行するX線を平行化する光学素子を用いた放射線撮影装置に関する。
X線源とX線撮像素子あるいはX線撮影フィルムからなる従来のX線撮影装置では、被写体の大きさとX線源の焦点径により、X線源と被写体の距離を離す必要がある。しかし、必要な解像度を得るためにX線源と被写体の距離を増大させると、装置の大型化と輝度低下を招く。このため、キャピラリ等のX線光学素子を用いて効率的にX線を集めることで、高強度のX線を作りだし、短時間で撮影する技法が知られている。特許文献1には、微細な硝子細管(キャピラリと呼ばれる)を束ねた光学素子を用いた手法が開示されている。この手法によると、X線はキャピラリにより平行化されるため、被写体に到達するまでの距離増大に伴う輝度低下を抑えることができる。また、特許文献2には、X線源を二次元的に配置し、発生したX線の発散を制限するキャピラリと組み合わせて結像させることで、X線画像を得るCTが開示されている。
特許第3057378号 特開2004−89445号公報
特許文献1に記載の技術では、キャピラリを束ねた光学素子が、熱間延伸によって製造され、1cm程度の直径のガラスユニットでは直径数μm〜数十μmを数万本束ねた微細ガラス管の集合体から構成されている。このため、人体を映し出すことが可能な外径数十センチメートル程度の大きなキャピラリ集合体をマイクロメートルオーダーのガラス管から束ねて作製することが難しかった。
また、特許文献2に記載の技術では、数センチメートルオーダーの小型のキャピラリを複数個用いて二次元に配置している。しかし、この構成ではX線の発生源も2次元に配置する必要があるため、高電圧を用いるX線の発生源を2次元化して制御することになり、その制御が複雑になるという問題があった。
このような事情から、簡易な構造で、X線を効率的に平行化でき、輝度低下も抑制でき、より少ない数のX線源と被写体の大きさに制限を受けない撮影光学系の実現が望まれていた。
そこで、本発明は、発生した放射線を効率的に平行化できる簡易な構造を有し、被写体の大きさに関係なく、輝度低下を抑制でき、装置を小型化できる放射線撮影装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、放射線源と、間隔を空けて並べて配置された少なくとも3枚の放射線反射基板からなり、前記放射線反射基板に両側を挟まれた複数の放射線通路にそれぞれ入射した放射線が、各放射線通路の両側の放射線反射基板で反射され平行化されて前記各放射線通路から出射される放射線反射構造体と、放射線検出器と、前記各放射線通路から出射され、被写体を透過し前記放射線検出器で検出された放射線の強度に基づいて前記被写体の画像を構築する画像構築部とを備える放射線撮影装置であって、
前記放射線反射構造体の一端面を放射線の入口、他端面を放射線の出口としたときに前記出口の放射線反射基板のピッチの方が前記入口のピッチよりも広くなっていることを特徴とする放射線撮影装置を提供するものである。
本発明によれば、放射線の出口の放射線反射基板のピッチの方が放射線の入口のピッチよりも広くなっている放射線反射構造体を用いることで、従来の撮影光学系に比べて、発生した放射線を効率的に平行化できる。更に、放射線反射構造体を用いることで、X線源1とX線検出器4の距離を短くしても、被写体の大きさに関係なく、高輝度を実現できる。これにより、装置の小型化を実現でき、高速撮影、低消費電力も実現できる。
本発明を適用したX線撮影装置の一例を示す図である。 本発明に用いる放射線反射構造体の一例を示す図である。 本発明に用いる放射線源の一例を示す図である。 石英基板の放射線反射率を示すグラフである。 本発明に用いる放射線反射構造体の他の一例を示す図である。 実施例2のX線撮影装置を示す図である。 実施例3のX線撮影装置を示す図である。 実施例4のX線撮影装置を示す図である。
以下、本発明に用いる放射線反射構造体(以下、「スリットレンズ」という。)と、スリットレンズによる放射線の平行化原理について説明する。また、本発明に用いる放射線源、放射線検出器及び画像構築部と、本発明の放射線撮影装置で撮影したときのシステム輝度についても説明する。
(1)スリットレンズ
図1に示すように、スリットレンズ3は、放射線反射基板11が間隔を空けて並べて配置された構造を有し、少なくとも3枚の放射線反射基板11で構成される。隣り合う放射線反射基板間の間隔はスペーサ等により形成される。放射線反射基板11に両側を挟まれた複数の通路(以下、「放射線通路」又は「X線通路」という。)にそれぞれ入射した放射線2は、各放射線通路の両側の放射線反射基板11で反射され平行化されて各放射線通路から出射される。スリットレンズ3の一端面を放射線の入口、他端面を放射線の出口としたときに出口の放射線反射基板11のピッチの方が入口のピッチよりも広くなっている。本発明における「平行化」とは、放射線反射基板11の積層方向(y方向)の放射線の成分を小さくして、放射線の出射方向をy方向と垂直な面(xz平面)に揃えることをいう。以下、本発明の放射線撮影装置の一例としてX線撮影装置を示すが、本発明はX線以外の放射線を用いる場合にも適用可能である。
(2)解像力
まず、本発明を適用したX線撮影装置において、X線源1からスリットレンズ3のX線通路に入射しX線通路を透過したX線を試料に照射して、その透過像をX線検出器4に投影したときの半影量(分解能)について図1及び図2(a)を用いて説明する。図1は本発明を適用したX線撮影装置の一例を示す図、図2(a)は図1のスリットレンズ3のX線源1を通るYZ平面である。
図2に示すように、スリットレンズ3の出口に無限小の物体Aがあって、そのボケを像の半影量Δpと定義すると、半影量Δpはスリットレンズ3の出口におけるX線の発散角θout、スリットレンズ3の出口とX線検出器4との対向方向の距離L3を用いて、
Δp=L3×θout (式1)
と表せる。上記式1は各X線通路から出射されるX線について成立する。
X線撮影装置の解像力は半影量Δpが大きいほど低くなる。従って、解像力を上げるためには、L3を一定とすると発散角θoutを小さくすること、即ちスリットレンズ3の各X線通路から出射されるX線の平行度を上げることが重要である。
しかしながら、X線撮影装置の解像力は、半影量Δpだけで決まるわけではなく、半影量ΔpとX線検出器4(例えばフラットパネルディテクタ(FPD)等)の画素サイズΔdのいずれか大きい方で決まる。画素サイズΔdを小さくすると、X線検出器4が高価になるほかデータ転送処理時間がかかる。一方、半影量Δpを小さくするのは、X線源1の光源サイズを小さくするなど後述のように光学系にかかる負荷が大きくなる。このため、画素サイズΔdと半影量Δpのバランスをとることが重要である。この両者の比が2倍を許容範囲とすると、以下の式が成立する。
0.5<Δp/Δd<2 (式2)
(3)平行化原理
次に、スリットレンズ3の各X線通路から出射されるX線を平行化する原理(平行化原理)について図2を用いて説明する。図2(b)は図2(a)のスリットレンズ3の二点鎖線で囲まれた領域の拡大図である。以下、X線反射基板11としてガラス薄板を用いた場合で説明するが、X線反射基板11はガラス薄板でなくても良く、金属等でも良い。
図2(a)に示すように、X線源1から発せられたX線2は発散光であり全方位に放射される。X線源1としては、図3に示すX線源を用いることができる。X線源1の対向方向に距離L1だけ離れてスリットレンズ3が配置されている。スリットレンズ3は、緩やかな曲率を持つガラス薄板が、所定のピッチで間隔を空けて並べて配置されてなり、X線の出口のピッチの方がX線の入口のピッチよりも広くなっている。ピッチとは、隣接するガラス薄板の対応する面間の距離である。ガラス薄板は、1枚の厚さが数μm〜数十μmで、数十枚から数百枚重ねられており、両面でX線を反射することができる。ガラス薄板11aと11bの間のX線通路に入射したX線2は、ガラス薄板11aと11bの両方で反射されながら進んでいき、X線通路から出射される。ガラス薄板11bと11cの間のX線通路でも同様に、入射したX線がガラス薄板11bと11cの両方で反射されながら進んでいき、X線通路から出射される。他の隣り合うガラス薄板間のX線通路でも同様である。各X線通路に入射したX線2の多くは上述のようにして平行化されるが、各X線通路に入射したX線2のうち、平行な方向に進むX線は、ガラス薄板で反射されず、各X線通路からそのまま出射される。
このように、スリットレンズ3のX線通路をX線が進行するにつれて、進行方向が平行な方向ではないX線は、ガラス薄板で複数回反射されて、進行方向が徐々に平行に近づいていき、平行化されて各X線通路から出射される。また、平行な方向に進むX線は、各X線通路からそのまま出射される。よって、簡易な構造で、X線を効率的に平行化して出射させることができる。これにより、X線検出器4に形成される半影量Δpも小さくなる。
ここで、X線通路の両側のガラス薄板から等距離の位置に仮想面5を置き、スリットレンズ3の入口において仮想面5の接平面6を考える。X線源1が複数の仮想面5の入口側の接平面上に位置していると、より多くのX線を各X線通路に入射させることができる点で良い。図3のX線源1の場合、光源サイズsのX線を発生させる部分が、複数の仮想面5の入口側の接平面上に位置しているのが良い。図2(a)に示すように、隣り合うガラス薄板間に作製した複数の仮想面5の入口側の全ての接平面6が共通の直線で交わり、その直線上にX線源1が位置していると、X線源1の光源サイズを小さくすることができる点で好ましい。また、スリットレンズ3の出口においてガラス薄板が平行になっている、即ち複数の仮想面5の出口側の接平面6が略平行であると、各X線通路から出射されるX線の平行度を上げることができる点で良い。
図4に波長0.071nmのX線に対する石英基板のX線反射率を示す。横軸は各X線通路にX線が入射するときの視射角θg、縦軸はX線反射率である。視射角θg=0.5mradでは、X線反射率が99.8%以上であり、50回の反射で90%以上透過することが分かる。また、図4より、視射角θg=1.8mradでX線反射率が急激に減衰しているが、このときの視射角θgを臨界角と呼びθcで表す。X線源1が複数の仮想面5の入口側の接平面上に位置する場合、各接平面6の角度ずれが大きくなると、X線源1を見込む各ガラス薄板の角度ずれが生じ、視射角θgが臨界角θcより大きくなる位置のX線源1から発せられたX線2がガラス薄板で反射しなくなる。このため、X線源1とスリットレンズ3の入口との対向方向の距離をL1、各X線通路にX線が入射するときの視射角θgの臨界角θcを用いて、X線源1とX線通路との前記対向方向に垂直な方向の距離Δsが、
Δs<L1×θc (式3)
となる必要がある。即ち、上記式3を満たすように、スリットレンズ3とX線源1の相対位置、ガラス薄板とX線源1の相対位置を決める必要がある。図3のX線源1の場合、L1は光源サイズsのX線を発生させる部分とスリットレンズ3の入口との対向方向の距離、Δsは前記X線を発生させる部分とX線通路との前記対向方向に垂直な方向の距離を指す。
ここで、図2に示すように、隣り合うガラス薄板間の間隔は一定で、全てのガラス薄板の厚さは出口側の方が入口側よりも厚いスリットレンズ3を考える。このようなスリットレンズ3は、楔形の厚さのガラス薄板を積層することで作製することができる。各X線通路にX線が入射しガラス薄板で反射する最大の視射角θgmaxは、
θgmax=(s+g)/2L1 (式4)
となる。ここで、sはX線源1の光源サイズ(光源の直径)であり、光源の強度分布がガウシアン分布に近似できる場合2σとする。gは隣り合うガラス薄板間の間隔とする。但し、θgmaxは臨界角θcより小さい角度でなければならない。
スリットレンズ3の出口においてガラス薄板が平行になっていると、スリットレンズ3の各X線通路から出射されるX線の発散角θoutは、
θout=2×θgmax (式5)
となる。このとき、半影量Δpは、上記式1、式4及び式5より、
Δp=L3×(s+g)/L1 (式6)
となる。また、上記式2及び式6より、
0.5×Δd<L3×(s+g)/L1<2×Δd (式7)
となる。
ガラス薄板の平行度が下がると、X線の強度を検出するX線検出器4の画素にX線が到達しない、又は極端にX線の強度が低い画素が生じる。このため、全てのガラス薄板の平行度Δoutは、以下の式8aの許容値Δout-a又は式8bの許容値Δout-bのどちらか大きい方の許容値を満たす必要がある。ここで、ΔdはX線検出器4の画素サイズとする。
Δout-a<(s+g)/L1 (式8a)
Δout-b<Δd/L3 (式8b)
続いて、全てのガラス薄板の厚さは一定で、隣り合うガラス薄板間の間隔は出口側の方が入口側よりも広いスリットレンズ3を考える。ここでは、簡単にするために、図5に示すように、ガラス薄板11aと11bが角度θaをなす直管の場合を考える。仮想面5とX線2のなす角を半発散角とすると、半発散角θ0(0.5×θa<θ0<θc)でガラス薄板11aと11bの間のX線通路に入射したX線はガラス薄板11bの点P0で反射した後、ガラス薄板11aの点P1で反射するものとする。1回目の反射後の半発散角θ1は、
θ1=θ0−θa (式9)
となる。従って、n回目の反射後の角度θnは、θ0−n×θa>0の範囲で、
θn=θ0−n×θa (式10)
となる。θn<0.5×θaとなると、X線2がガラス薄板に到達しないので、半発散角は変わらない。また、隣り合うガラス薄板間の出口側の間隔をgout、隣り合うガラス薄板間の入口側の間隔をginとし、ガラス薄板の長さをL2とすると、
θa=(gout−gin)/L2 (式11)
となる。このとき、θa<θoutなので、半影量Δpは、上記式1及び式11より、
(gout−gin)×L3/L2<Δp (式12)
となる。また、上記式2及び式12より、
0.5×Δd<L3×(gout−gin)/L2<2×Δd (式13)
となる。
上述した図2に示す構成のスリットレンズ3と同じ理由から、全てのガラス薄板の厚さは一定で、隣り合うガラス薄板間の間隔は出口側の方が入口側よりも広いスリットレンズ3でも、スリットレンズ3の出口においてガラス薄板が平行になっているのが良い。このため、全てのガラス薄板の平行度Δoutは、以下の式14aの許容値Δout-a又は式14bの許容値Δout-bのどちらか大きい方の許容値を満たす必要がある。ここで、ΔdはX線検出器4の画素サイズとする。
Δout-a<(gout−gin)/L2 (式14a)
Δout-b<Δd/L3 (式14b)
一方、ガラス薄板が曲率を持たない次元、即ちX線源1とスリットレンズ3の入口との対向方向と、X線源1とX線通路との前記対向方向に垂直な方向とのいずれにも垂直な方向(x方向)の半影量Δxは、
Δx=s×L3/(L2+L1) (式15)
となり、スリットレンズ3、X線源1、X線検出器4の相対位置で決まる。
尚、X線源1が複数の仮想面5の入口側の接平面上に位置しており、複数の仮想面の出口側の接平面が共通の直線で交差しているスリットレンズ3も本発明に適用でき、この構成でも平行化を実現できる。複数の仮想面5の入口側の全ての接平面6が共通の直線で交わり、その直線上にX線源1が位置していると、X線源1の光源サイズを小さくすることができる点で好ましい。この場合、入口側で交差する共通の直線は、出口側で交差する共通の直線とは別の直線である。
(4)X線源
X線源1としては、陰極で発生した電子を陽極ターゲットに対して斜めに照射し、X線を電子入射方向からほぼ90度方向にX線を取り出す、反射型のX線源が一般的である。しかしながら、本発明ではスリットレンズ3の集光とボケに微細ビーム径が要求されることから、図3に示す透過型X線源を用いることがより好ましい。図3に示す透過型のX線源1では、電子線源12から放出された電子線13が、電子を収束させるための電子レンズ14で収束されてターゲット15上に集光される。電子線13のサイズは、電子レンズ14のパワーを変えることで容易に変えることができる。これにより、X線源1の光源サイズsを調整することができる。
静止画像の撮影においてはX線の発生電圧、発生時間及び電子電流量を制御するだけで良いが、CT撮影においてはX線発生のタイミングが重要である。このため、CT撮影では、X線の発生電圧、発生時間及び電子電流量だけでなく、発生タイミングを制御し得る構成を有するのが良い。
(5)X線検出器
本発明では一般に知られているX線検出器を用いることができる。静止画像では、X線フィルムやIIと呼ばれるX線イメージインテンシファイア、CRと呼ばれるX線の潜像をレーザで可視化、ディジタル化する方法がある。CT撮影では、FPDと呼ばれるフラットパネルディテクタやX線に感度を持つように構成されたエリアフォトセンサを用いるのが良い。
(6)画像構築部
画像構築部は、各X線通路から出射され、被写体を透過しX線検出器で検出されたX線の強度に基づいて被写体の画像を構築する。X線発生のタイミングに合わせてX線検出器から信号を取り込み、画像として構築し、ノイズ除去などの画像処理を行った後、モニタへの出力制御も行う。
(7)システム輝度
本発明の構成によるおよそのシステム輝度について説明する。スリットレンズ3を用いない場合はX線源1からの出力を一定とした場合、X線の輝度は一般的に、X線源1からX線検出器4までの距離(図2(a):L1+L2+L3)での投影面積(図1:L4×L5)と相関する。L4は投影面積のy方向の長さ、L5は投影面積のx方向の長さである。しかし、本発明のようにスリットレンズ3を用いる場合の投影面積は、スリットレンズ3から出射後のX線がy方向に平行化されているため、スリットレンズ3に入射するときの強度がほぼ保存される。このため、投影面積は(L1×θin×L5)となる。この投影面積が小さいほど明るい像が得られる。従って、本発明のようにスリットレンズ3を用いた構成ではL1×θin<L4となる構成をとり得ることから、明るい撮影システムを構成できる。また、本発明のようにガラス薄板の板厚さtと隣り合うガラス薄板間の間隔gが同じオーダーである場合は、X線量と、開口率T=g/(t+g)による減衰率を掛け合わせたものがおよそのシステム輝度となる。
このように、本発明では、スリットレンズ3を用いることで、前記投影面積を小さくすることができる。このため、X線源1とX線検出器4の距離を短くしても、被写体の大きさに関係なく、高輝度を実現できる。これにより、装置の小型化を実現できる。
[実施例1]
本実施例のX線撮影装置は図1に示すように静止画像を撮影するものである。図1において1はX線源、2はX線、3はスリットレンズ、4はFPD、5は被写体、11は積層されたガラスから構成されるガラス薄板である。本実施例のX線撮影装置では、X線の発生電圧と電流及びX線発生のタイミングを図1に示すX線発生部で制御している。画像構築部では、X線発生のタイミングに合わせてX線検出器から信号を取り込み、画像を構築し、ノイズ除去などの画像処理を行った後、モニタへの出力制御もしている。X線の発生と画像構築はタイミングの同期が必要であり、この同期処理を制御部が行っている。
本実施例に用いるスリットレンズ3は、図2に示すように、隣り合うガラス薄板間の間隔gは10μmで一定、全てのガラス薄板の厚さは出口側が20μm、入口側が10μmのものである。
X線源1から放射されたX線2は、ガラス薄板11aと11bの間のX線通路に入射し、ガラス薄板11aと11bの両方で反射されながら進む。他の隣り合うガラス薄板間のX線通路でも同様である。1個のX線通路に入射するX線の立体角Ω1は間隔gに比例するが、複数のガラス薄板が間隔gを空けて並ぶため、間隔gを小さくしても、全体として取り込めるX線量は、発散角θinと開口率に比例する。ここで、「開口率」とは、スリットレンズ3の入口において間隙が占める割合のことであり、本実施例では開口率は50%(=10μm/(10μm+10μm))となる。X線源1から発散角θin以下で放射されたX線2の50%が、X線通路に入射し、ガラス薄板で反射されながら進み、発散角θoutでX線通路から放射される。放射されたX線によって、スリットレンズ3の出口とFPDの間に置かれた物体の像がFPDに投影される。このとき、上記式1に従って、FPDには物体の像の半影量Δpが形成される、即ち分解能の低下が起こる。
ここで、分解能低下を所定の範囲に抑える方法について説明する。半影量Δpは上記式6のように表せるため、上記式2及び式6より、X線源1の光源サイズsは、
0.5×L1/L3×Δd−g<s<2×L1/L3×Δd−g (式16)
となる。X線源1とスリットレンズ3の入口との対向方向の距離L1=100mm、スリットレンズ3の出口とFPDとの対向方向の距離L3=200mm、FPDの画素サイズΔd=100μmのとき、光源サイズsの許容範囲は15μm<s<90μmとなる。この範囲に入るように、光源サイズsを調整すれば良い。
一方、上記式15より、スリットレンズ3の長さL2=100mm、光源サイズs=90μmのとき、半影量Δxは90μmとなり、FPDの画素サイズΔdとほぼ同じ大きさとなる。
以上より、X線源1とスリットレンズ3の入口との対向方向と、X線源1とX線通路との前記対向方向に垂直な方向とのいずれにも垂直な方向の分解能も、X線源1とスリットレンズ3の入口との対向方向の分解能と同等な分解能が得られる。よって、簡易な構造で、X線を効率的に平行化して出射させることができ、分解能の低下を所定の範囲に抑えることができる。
4、L5は撮影する被写体の大きさにより任意に決定されるが、本実施例ではL4は10mm、L5は50mmである。
本発明のX線撮影装置においては、まず制御部がX線発生部、画像構築部に対して初期化を行い、次にX線発生部からの制御により一定時間X線を発生させ、FPDは発生終了までX線画像情報を蓄積する。X線発生終了のタイミングでFPDから信号を取り込み、画像として構築することで撮影画像が得られる。取り込んだ後は任意でノイズ除去等を行えば良い。
[実施例2]
本実施例のX線撮影装置は、図6に示すように、実施例1の構成の、X線源1、スリットレンズ3及びFPDを一つのユニットとして、軸8を回転中心軸として回転させる機構を有するX線CT撮影装置である。回転の角度を精密に制御するための回転制御部が機構として加えられている。回転制御部によって制御される回転角に応じて、被写体を透過したX線の強度がFPDで検出される。画像構築部は、回転角に応じて得られたX線の強度に基づいて、被写体の3次元の画像を構築する。スリットレンズ3で平行化されたX線の出射方向に対する法線方向を回転軸としている。
本実施例のX線撮影装置においては、まず制御部がX線発生部、画像構築部、回転制御部に対して初期化を行い、次にX線発生部からの制御により一定時間X線を発生させ、FPDは発生終了までX線画像情報を蓄積する。X線発生終了のタイミングでFPDから信号を取り込む。次のステップとして、前述のユニットを一定の角度だけ回転させる。1回の回転角度は必要とされる画像の構築に必要な任意の角度で決められるが、一般的に1回の回転角度は1〜10度程度である。一定角度移動後、再度、X線発生及び取り込みを必要数繰り返す。全ての画像を取り込んだ後、画像を3次元再構築することでCT撮影画像が得られる。
尚、本実施例では、被写体の体軸と前述のユニットの回転軸を合わせているが、CT撮影においては必ずしも両方の軸を一致させる必要はなく、本構成に限定されない。
[実施例3]
本実施例のX線撮影装置は、図7に示すように、実施例2の構成に、並進機構を付与したX線CT撮影装置である。X線源1、スリットレンズ3、FPDを一つのユニットとして、軸8を回転中心軸として回転させる機構と、前述のユニットを被写体の体軸8と同じ方向に移動させる並進移動機構を有する。即ち、回転と並進移動を制御する回転・並進制御部を有する。回転の角度移動と同期して並進移動を行うことで、結果的にらせん状に移動する。回転・並進制御部によって制御される回転角と移動距離とに応じて、被写体を透過したX線の強度がFPDで検出される。画像構築部は、回転角と移動距離とに応じて得られたX線の強度に基づいて、被写体の3次元の画像を構築する。
本実施例のX線撮影装置においては、まず制御部がX線発生部、画像構築部、回転・並進制御部に対して初期化を行い、次にX線発生部からの制御により一定時間X線を発生させ、FPDは発生終了までX線画像情報を蓄積する。X線発生終了のタイミングでFPDから信号を取り込む。次のステップとして、前述のユニットを一定の角度だけ回転させるとともに軸方向に一定距離移動させる。1回の回転角度は必要とされる画像の構築に必要な任意の角度で決められるが、一般的に1回の回転角度は1〜10度程度である。また、1回の並進移動距離はスリットレンズ3の出口側の厚さに依存するが、必要とされる画像の構築に必要な任意の移動量で決められる。一定角度、一定量並進移動後、再度、X線発生及び取り込みを必要数繰り返す。全ての画像を取り込んだ後、画像を3次元再構築することでCT撮影画像が得られる。
[実施例4]
本実施例のX線撮影装置は、図8に示すように、実施例2の構成において、X線源1とスリットレンズ3を一つの照射ユニットとして一体化し、この照射ユニットを回転軸方向に間隔を空けて複数配置したX線CT撮影装置である。複数の照射ユニットと1個のFPDを一体の検出系として、軸8を回転中心軸として回転させる機構を有する。
本実施例のX線撮影装置においては、まず制御部が複数のX線発生部、画像構築部、回転制御部に対して初期化を行い、次にX線発生部からの制御により複数のX線源1に対して同時に一定時間X線を発生させ、FPDは発生終了までX線画像情報を蓄積する。X線発生終了のタイミングでFPDから信号を取り込む。次のステップとして、前述の照射ユニットを一定の角度だけ回転させる。1回の回転角度は必要とされる画像の構築に必要な任意の角度で決められるが、一般的に1回の回転角度は1〜10度程度である。一定角度移動後、再度、X線発生及び取り込みを必要数繰り返す。全ての画像を取り込んだ後、画像を3次元再構築することでCT撮影画像が得られる。
1、10、20、30、40、50:X線源、2:X線、3:X線反射構造体、4:X線検出器、5:仮想面、6:仮想面の入口側の接平面、7:被写体、8:被写体の体軸、11:X線反射基板、12:電子線源、13:電子線、14:電子レンズ、15:ターゲット

Claims (10)

  1. 放射線源と、
    間隔を空けて並べて配置された少なくとも3枚の放射線反射基板からなり、前記放射線反射基板に両側を挟まれた複数の放射線通路にそれぞれ入射した放射線が、各放射線通路の両側の放射線反射基板で反射され平行化されて前記各放射線通路から出射される放射線反射構造体と、
    放射線検出器と、
    前記各放射線通路から出射され、被写体を透過し前記放射線検出器で検出された放射線の強度に基づいて前記被写体の画像を構築する画像構築部とを備える放射線撮影装置であって、
    前記放射線反射構造体の一端面を放射線の入口、他端面を放射線の出口としたときに前記出口の放射線反射基板のピッチの方が前記入口のピッチよりも広くなっていることを特徴とする放射線撮影装置。
  2. 前記放射線通路の両側の放射線反射基板からの距離が等しい位置に仮想面を設けたとき、前記放射線源は複数の前記仮想面の前記入口における接平面上に位置しており、複数の前記仮想面の前記出口における接平面は略平行であることを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影装置。
  3. 前記放射線源と前記入口との対向方向の距離をL1、前記各放射線通路に放射線が入射するときの視射角の臨界角をθcとすると、前記放射線源と前記放射線通路との前記対向方向に垂直な方向の距離Δsが、
    Δs<L1×θc
    であることを特徴とする請求項2に記載の放射線撮影装置。
  4. 隣り合う前記放射線反射基板間の間隔は一定で、前記放射線反射基板の厚さは前記出口側の方が前記入口側よりも厚い場合、前記放射線検出器に形成される前記被写体の半影量Δpが、
    Δp=L3×(s+g)/L1
    であることを特徴とする請求項2又は3に記載の放射線撮影装置。
    ここで、L3は前記出口と前記放射線検出器との対向方向の距離、sは前記放射線源の光源サイズ、gは隣り合う前記放射線反射基板間の間隔、L1は前記放射線源と前記入口との対向方向の距離とする。
  5. 前記放射線検出器の画素のサイズをΔd、前記出口と前記放射線検出器との対向方向の距離をL3、前記放射線源の光源サイズをs、隣り合う前記放射線反射基板間の間隔をg、前記放射線源と前記入口との対向方向の距離をL1とすると、
    0.5×Δd<L3×(s+g)/L1<2×Δd
    であることを特徴とする請求項4に記載の放射線撮影装置。
  6. 隣り合う前記放射線反射基板間の間隔は一定で、前記放射線反射基板の厚さは前記出口側の方が前記入口側よりも厚い場合、前記全ての放射線反射基板の平行度Δoutが、
    (s+g)/L1、Δd/L3
    のうちの大きい方よりも小さいことを特徴とする請求項2又は3に記載の放射線撮影装置。
    ここで、sは前記放射線源の光源サイズ、gは隣り合う前記放射線反射基板間の間隔、L1は前記放射線源と前記入口との対向方向の距離、Δdは前記放射線検出器の画素サイズ、L3は前記出口と前記放射線検出器との対向方向の距離とする。
  7. 前記平行化された放射線の前記出射方向に対する法線方向を回転軸として、前記被写体を中心に、前記放射線源、前記放射線反射構造体及び前記放射線検出器を一体で回転させる回転制御部を備え、
    前記回転制御部によって制御される回転角に応じて、前記被写体を透過した前記放射線の強度が前記放射線検出器で検出されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の放射線撮影装置。
  8. 前記平行化された放射線の前記出射方向に対する法線方向を回転軸として、前記被写体を中心に、前記放射線源、前記放射線反射構造体及び前記放射線検出器を一体で回転させながら前記法線方向に移動させる回転・並進制御部を備え、
    前記回転・並進制御部によって制御される回転角と移動距離とに応じて、前記被写体を透過した前記放射線の強度が前記放射線検出器で検出されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の放射線撮影装置。
  9. 前記放射線源と前記放射線反射構造体からなる照射ユニットが、前記法線方向に間隔を空けて複数配置されていることを特徴とする請求項7に記載の放射線撮影装置。
  10. 前記画像構築部は、前記回転角に応じて得られた前記放射線の強度、又は前記回転角と移動距離とに応じて得られた前記放射線の強度に基づいて、前記被写体の3次元の画像を構築することを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の放射線撮影装置。
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