JP2013189074A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】クッション材がボトムプレートの端末よりも外側にはみ出していた場合に容易に確認でき、延いては、ボトムプレートと表皮材との接合状態を向上できる車両用シートを提供することを目的とする。
【解決手段】表皮材4の端末4aの下面4bは、ボトムプレート2の端末2aの上面2bに接合されており、ボトムプレート2の端末2aと表皮材4の端末4aとからなる接合部5は、ボトムプレート2の端末2aの最先端と表皮材4の端末4aの最先端とが一致するように形成されている。これにより、従来とは異なり、表皮材の端末が、ボトムプレートの裏面側へと折り込まれずに処理されることになる。また、製造段階で、ボトムプレートの端末と表皮材の端末との境目を視認できるので、この境目からクッション材がはみ出しているか、はみ出していないかを容易に確認できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動二輪車等に配設される車両用シートに関する。
自動二輪車等に配設される車両用シートとして、ボトムプレート上にクッション材が載置されるとともに表皮材で被覆されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の車両用シートの場合、表皮材の端末は、ボトムプレートの裏面側へと折り込まれ、このボトムプレートの裏面に圧着されている。
特開2003−290576号公報
ところが、特許文献1に記載の車両用シートは、表皮材の端末がボトムプレートの裏面側へと折り込まれて圧着されているため、例えばクッション材がボトムプレートの端末よりも外側にはみ出していた場合に確認が困難であった。
また、クッション材がボトムプレートの端末よりも外側にはみ出していると、その分、ボトムプレートと表皮材との接合箇所が少なくなるという問題が生じる場合がある。
本発明の課題は、クッション材がボトムプレートの端末よりも外側にはみ出していた場合に容易に確認でき、延いては、ボトムプレートと表皮材との接合状態を向上できる車両用シートを提供することを目的とする。
また、本発明の他の課題は、ボトムプレートの端末と表皮材の端末との境目における防水性を車両用シートの全周にわたって向上できる車両用シートを提供することを目的とする。
また、本発明の他の課題は、ボトムプレートの端末と表皮材の端末との接合強度を向上させやすくなる車両用シートを提供することを目的とする。
また、本発明の他の課題は、クッション材を車両用シート内に安定的に保持できる車両用シートを提供することを目的とする。
また、本発明の他の課題は、ボトムプレートの端末と表皮材の端末との接合箇所の少なくとも一部の損傷を抑制できる車両用シートを提供することを目的とする。
また、本発明の他の課題は、ボトムプレートの端末と表皮材の端末との接合箇所が乗員の脚部に強く接触することを抑制でき、座り心地を向上できる車両用シートを提供することを目的とする。
また、本発明の他の課題は、ボトムプレートの端末と表皮材の端末との間から車両用シートの内部に水分を導き入れるような部材を無くし、車両用シート内部への水分の浸入を抑制できる車両用シートを提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、ボトムプレート上にクッション材が載置されるとともに表皮材で被覆されてなる車両用シートにおいて、
前記表皮材の端末の下面は、前記ボトムプレートの端末の上面に接合されており、
前記ボトムプレートの端末と前記表皮材の端末とからなる接合部は、前記ボトムプレートの端末の最先端と前記表皮材の端末の最先端とが一致するように形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用シートにおいて、前記表皮材の端末は、前記ボトムプレートの端末の全周にわたって接合されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の車両用シートにおいて、前記ボトムプレートと前記表皮材は同質の材料からなり、前記表皮材の端末の下面は、前記ボトムプレートの端末の上面に対して溶着されて接合されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用シートにおいて、前記接合部の内側には、前記クッション材の位置を規制する位置規制部が形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用シートにおいて、前記接合部の少なくとも一部が車両外観部材によって被覆されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の車両用シートにおいて、前記接合部のうち、乗車時の乗員の脚部に接触する部分は、乗員の脚部から遠ざかる方向に向けられるようにして形成されていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の車両用シートにおいて、前記ボトムプレートの端末の上面と前記表皮材の端末の下面は直に接触するようにして接合されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前記表皮材の端末の下面は、前記ボトムプレートの端末の上面に接合されており、前記接合部は、前記ボトムプレートの端末の最先端と前記表皮材の端末の最先端とが一致するように形成されているので、従来とは異なり、前記表皮材の端末が、前記ボトムプレートの裏面側へと折り込まれずに処理されることになる。また、製造段階で、前記ボトムプレートの端末と前記表皮材の端末との境目を視認できるので、この境目から前記クッション材がはみ出しているか、はみ出していないかを容易に確認することができる。
さらに、前記境目から前記クッション材がはみ出していることを容易に確認できるので、実際に前記クッション材がはみ出していた場合には、これを見逃さずに適切な対処を行うことができる。これによって、例えば前記境目から前記クッション材がはみ出したままの場合よりも、前記ボトムプレートの端末と前記表皮材の端末との接合箇所を増やすことができるので、前記ボトムプレートの端末と前記表皮材の端末との接合状態を向上できる。
請求項2に記載の発明によれば、前記表皮材の端末は、前記ボトムプレートの端末の全周にわたって接合されているので、前記ボトムプレートの端末と前記表皮材の端末との境目における防水性を向上できる。
請求項3に記載の発明によれば、前記ボトムプレートと前記表皮材は同質の材料からなり、前記表皮材の端末の下面は、前記ボトムプレートの端末の上面に対して溶着されて接合されているので、例えば他の材質の材料同士を溶着する場合に比して、前記ボトムプレートの端末と前記表皮材の端末との接合強度を向上させやすくなる。
請求項4に記載の発明によれば、前記接合部の内側には、前記クッション材の位置を規制する位置規制部が形成されているので、前記ボトムプレートと前記表皮材との間に収容された状態の前記クッション材の位置を、前記位置規制部によって規制できる。これによって、前記クッション材の位置がずれにくくなるので、前記車両用シート内に安定的に保持できる。
請求項5に記載の発明によれば、前記接合部の少なくとも一部が車両外観部材によって被覆されているので、前記車両外観部材によって被覆されている部分の経年劣化等による損傷を抑制できる。
請求項6に記載の発明によれば、前記接合部のうち、乗車時の乗員の脚部に接触する部分は、乗員の脚部から遠ざかる方向に向けられるようにして形成されているので、前記接合部が乗員の脚部に強く接触することを抑制でき、座り心地を向上できる。
請求項7に記載の発明によれば、前記ボトムプレートの端末の上面と前記表皮材の端末の下面は直に接触するようにして接合されているので、前記ボトムプレートの端末と前記表皮材の端末との間には、前記車両用シートの内部に水分を導き入れるような部材が無いことになる。これによって、前記車両用シート内部への水分の浸入を抑制できる。
本発明に係る車両用シートであり、(a)は自動二輪車に取り付けられた例を示す図であり、(b)は乗員の脚部との接触部の拡大断面図であり、(c)は接触部とは異なる部位の拡大断面図である。 位置規制部の概略を説明する拡大断面図である。 車両用シートの接合部とカウルとの位置関係を説明する断面図である。 車両用シートの製造工程を説明する図である。 図4に示す製造工程から続く車両用シートの製造工程を説明する図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1において符号1は、車両用シートを示す。この車両用シート1は、自動二輪車Mに用いられるものである。
なお、車両用シートとは、本実施の形態のように自動二輪車Mだけに適用されるものではなく、二輪車、すなわち陸上のオートバイ、スクーターや、雪上のスノーモービル、水上バイク用のシートを含み、また三輪バギー車等や跨座式乗物、或いは建機シートに関する乗物用シートをも含むものとする。
前記車両用シート1は、ボトムプレート2上にクッション材3が載置されるとともに表皮材4で被覆されてなるものである。すなわち、前記車両用シート1は、ボトムプレート2と、クッション材3と、表皮材4と、を備える。
なお、前記表皮材4は、例えばメリヤスや不織布等から形成されるような、いわゆる基布を備えない構成となっている。
前記ボトムプレート2は、ポリプロピレンやポリ塩化ビニル等の樹脂材料を成形してなるものであり、前記自動二輪車Mの車体の形状に対応した形状となるように成形され、該車体に装着されている。
なお、本実施の形態のボトムプレート2は、例えばポリプロピレンを材料としたものであり、前記自動二輪車Mの車体に固定するため、特に硬質とされている。また、前記ボトムプレート2に対しては、前記自動二輪車Mの車体に固定するのに必要な金具等が取り付けられていてもよい。
前記クッション材3は、柔軟フォーム材、例えばウレタンフォーム,ポリプロピレンフォーム,ポリエチレンフォームから形成されており、前記ボトムプレート2上に載置されるとともに、前記表皮材4によって被覆される。
なお、本実施の形態のクッション材3としては、例えばウレタンフォームが採用されている。
前記表皮材4は、車両用シート1の座面を構成し、乗員に接触する部分であり、ポリプロピレンやポリ塩化ビニル等の樹脂材料を成形してなる。
なお、本実施の形態の表皮材4は、例えばポリプロピレンを材料としたものであり、前記クッション材3のクッション性を伝達し、乗員に対して快適な座り心地を付与するために、特に軟質とされている。
そして、前記表皮材4の端末4aの下面4bは、前記ボトムプレート2の端末2aの上面2bに接合されている。
すなわち、前記車両用シート1は、図1(b),(c)に示すように、前記ボトムプレート2の端末2aと前記表皮材4の端末4aとからなる接合部5を備える。
また、前記接合部5は、前記ボトムプレート2の端末2aの最先端と前記表皮材4の端末4aの最先端とが一致するように形成されている。
なお、前記ボトムプレート2の端末2aとは、該ボトムプレート2の全周縁を指しており、前記表皮材4の端末4aとは、該表皮材4の全周縁を指している。また、前記表皮材4の端末4aは、前記ボトムプレート2の端末2aの全周にわたって接合されている。つまり、前記接合部5は、前記車両用シート1の全周にわたって配置されることになる。
これによって、前記車両用シート1の全周にわたって隙間を無くすことができるので、前記ボトムプレート2の端末2aと前記表皮材4の端末4aとの境目における防水性を向上できる。
また、上述のように、本実施の形態においては、前記ボトムプレート2と前記表皮材4は同質の材料からなるものである。そして、前記表皮材4の端末4aの下面4bは、同質の材料からなる前記ボトムプレート2の端末2aの上面2bに対して溶着されて接合されている。
これによって、例えば他の材質の材料同士を溶着する場合に比して、前記ボトムプレート2の端末2aと前記表皮材4の端末4aとの接合強度を向上させやすくなる。
また、上述のように、前記表皮材4は基布を備えないので、図1(b),(c)に示すように、前記ボトムプレート2の端末2aの上面2bと前記表皮材4の端末4aの下面4bは直に接触するようにして接合されている。
これによって、前記ボトムプレート2の端末2aと前記表皮材4の端末4aとの間には、前記車両用シート1の内部に水分を導き入れるような部材が無いことになる。したがって、前記車両用シート1内部への水分の浸入を抑制できる。
なお、基布を備える表皮材を利用する場合には、表皮材を溶着する際に、基布に対して表皮材やボトムプレートの溶融樹脂が浸透して固化し、接着性を向上できるが、本実施の形態の場合は、前記表皮材4と前記ボトムプレート2とが同質の材料からなるので、基布を使用せずに、必要な接着性を確保できるようになっている。したがって、基布を使用しない分、コストの削減を図ることができる。
また、前記接合部5の内側には、図2(a),(b)に示すように、前記クッション材3の位置を規制する位置規制部5a,5bが形成されている。
図2(a)に示す位置規制部5aは、前記車両用シート1の内部において、前記ボトムプレート2の端末2aの上面2bと、前記表皮材4の端末4aの下面4bとの間に形成される隙間を指している。前記車両用シート1の製造時に、前記クッション材3は、前記隙間である位置規制部5a内に弾性変形して入り込んだ状態となる。
図2(b)に示す位置規制部5bは、前記車両用シート1の内部において、前記ボトムプレート2の端末2aの上面2bと、前記表皮材4の端末4aの下面4bとの間に形成されるとともに、前記車両用シート1内部側に突出する凸部を指している。前記車両用シート1の製造時に、前記凸部である位置規制部5bが、前記クッション材3に食い込むことになる。このクッション材3のうち、前記凸部である位置規制部5bが食い込んだ部位は弾性変形してへこんだ状態となる。
このようにして前記位置規制部5a,5bが、前記クッション材3に対して噛み合うような状態となるので、これら位置規制部5a,5bによって、前記ボトムプレート2と前記表皮材4との間に収容された状態の前記クッション材3の位置を規制できる。これによって、前記クッション材3の位置がずれにくくなるので、前記車両用シート1内に安定的に保持できる。
なお、一つの車両用シート1に対して、前記位置規制部5a,5bのいずれか一方が形成されるものとしてもよいが、両方が形成されるものとしてもよい。
一つの車両用シート1に対して両方の位置規制部5a,5bが形成される場合、これら位置規制部5a,5bは、前記接合部5の全周に沿って交互に形成されるものとする。すなわち、前記一方の位置規制部5aが形成されない部位には、前記他方の位置規制部5bが形成されており、前記他方の位置規制部5bが形成されない部位には、前記一方の位置規制部5aが形成されている。
また、このように前記位置規制部5a,5bが交互に形成されることによって、これら位置規制部5a,5bと前記クッション材3との噛み合わせが複雑化するので、前記クッション材3の位置をより規制しやすくなる。
また、図1(a),(b)に示すように、前記接合部5のうち、乗車時の乗員の脚部に接触する部分である接触部5Aは、乗員の脚部から遠ざかる方向に向けられるようにして形成されている。すなわち、前記接触部5Aは、前記接合部5の他の部位と比較して、より内側に屈曲されるようにして形成されている。
このように接触部5Aを形成するには、前記ボトムプレート2の該当箇所の形状を内側に屈曲させるようにする。つまり、前記ボトムプレート2は、前記端末2aに、前記接合部5のうち乗員の脚部に接触する接触部5Aを形成するために、より内側に屈曲して形成された屈曲部2cを備えることになる。前記表皮材4の端末4aは、この屈曲部2cに追従するようにして該屈曲部2cに接合されている。
これによって、前記接合部5が乗員の脚部に強く接触することを抑制でき、座り心地を向上できる。
なお、本実施の形態においては、前記屈曲部2cは、前記クッション材3の外端よりも内側に屈曲して形成されており、これに追従する前記表皮材4の端末4aも、前記クッション材3の外端よりも内側に位置している。
ただし、前記屈曲部2cの屈曲角度は適宜変更可能であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、前記ボトムプレート2の端末2aと前記表皮材4の端末4aとが垂直下方を向く程度や、垂直下方よりも若干外側を向く程度の屈曲角度としてもよいし、反対に、図1(b)に示す状態よりも更に内側を向くような屈曲角度としてもよいものとする。
また、前記ボトムプレート2は、図1(b)に示すように、少なくとも前記接触部5A付近に形成される撓み部2dを備える。前記撓み部2dは、乗員の脚部が前記接触部5Aに接触した時に撓むことによって、乗員の脚部の荷重を緩衝するものであり、座り心地をさらに向上できるようになっている。
本実施の形態の撓み部2dは、前記ボトムプレート2の中央部に対して上がり段状に屈曲して形成されるとともに、外端に前記屈曲部2cを含んで構成されている。
また、前記接合部5の少なくとも一部は、図3に示すように、車両外観部材6によって被覆されている。この車両外観部材6は、前記自動二輪車Mの車体を構成するもの、または車体に装着されるものであり、リアや側面に装着されるカウルや、燃料タンク等が挙げられる。
本実施の形態の車両外観部材6はカウルが採用されており、図3の例では、前記接合部5は、前記カウル6の端末6aによって被覆された状態となっている。また、図示はしないが、前記カウル6の端末6aには外部に露出しない窪みが形成されており、この窪みに前記接合部5を納めることによって、前記接合部5の最先端を確実に被覆することができるので望ましい。
これによって、前記接合部5のうち、前記車両外観部材6によって被覆されている部分の経年劣化等による損傷を抑制できる。
次に、図4および図5を参照して、前記車両用シート1を製造するための製造ラインについて説明する。
まず、前記車両用シート1を製造する製造ラインには、前記ボトムプレート2を、シート状またはプレート状に押出成形する第一押出成形機10と、前記表皮材4をシート状に押出成形する第二押出成形機11と、押出性形成された前記ボトムプレート2および前記表皮材4と、前記クッション材3とから前記車両用シート1を製造する車両用シート製造装置12とが、少なくとも配置されている。
前記第一押出成形機10は、前記ボトムプレート2をシート状またはプレート状に押出成形するために幅広に形成されたダイス10aを備える。
このような第一押出成形機10によれば、前記ボトムプレート2の樹脂材料を、前記第一押出成形機10の本体側で溶融し、前記ダイス10aを通過させることで、前記ボトムプレート2をシート状またはプレート状に成形することができる。なお、本実施の形態において、前記ボトムプレート2はプレート状に形成されている。
前記第二押出成形機11は、前記表皮材4をシート状に押出成形するために幅広に形成されたダイス11aを備える。
このような第二押出成形機11によれば、前記表皮材4の樹脂材料を、前記第二押出成形機11の本体側で溶融し、前記ダイス11aを通過させることで、前記表皮材4をシート状に成形することができる。
また、前記車両用シート製造装置12は、第一押さえ枠13と、第二押さえ枠14と、第一真空凹型15と、第二真空凹型16と、トリム手段17と、を備える。
前記第一押さえ枠13は、前記第一押出成形機10のダイス10aから押出されたプレート状の前記ボトムプレート2の一端部と他端部とをそれぞれ保持するものである。
なお、この第一押さえ枠13は、前記プレート状のボトムプレート2の全周を保持できるように、例えば矩形枠状に形成されていてもよいものとする。
前記第二押さえ枠14は、前記第二押出成形機11のダイス11aから押出されたシート状の前記表皮材4の一端部と他端部とをそれぞれ保持するものである。
なお、この第二押さえ枠14は、前記シート状の表皮材4の全周を保持できるように、例えば矩形枠状に形成されていてもよいものとする。
前記第一真空凹型15は、前記第一押さえ枠13によって保持された前記ボトムプレート2の真空引きを行って所定形状に成形するものである。
すなわち、前記型面には、図示しない真空装置と連結された吸引孔が設けられており、型面と前記ボトムプレート2との間が真空状態に近づくように、前記ボトムプレート2を吸引することができる(図4中の三本の上向き矢印)。
これによって、プレート状の前記ボトムプレート2を、型面の形状に対応する形状に成形することができる。
また、この時、前記第一真空凹型15には、前記ボトムプレート2を前記自動二輪車Mの車体に固定するのに必要な金具等が配設されており、前記ボトムプレート2の成形時に組み付けられるようになっている。
前記第二真空凹型16は、前記第二押さえ枠14によって保持された前記表皮材4の真空引きを行って所定形状に成形するものである。
すなわち、前記型面には、図示しない真空装置と連結された吸引孔が設けられており、型面と前記表皮材4との間が真空状態に近づくように、前記表皮材4を吸引することができる(図4中の三本の下向き矢印)。
これによって、シート状の前記表皮材4を、型面の形状に対応する形状に成形することができる。
なお、本実施の形態の第一真空凹型15および第二真空凹型16として、多孔質のポーラス電鋳真空成形型を使用すると、真空引きを行った時に前記ボトムプレート2および前記表皮材4が全ての方向から型面に吸着され、型面に均一に密着させることができ、好適である。また、電鋳金型であるため、細かいシボ模様や複雑な図形などを、型面に忠実に再現することができ、デザイン性に富んだ成形品を得ることが可能となる。
また、本実施の形態の第一真空凹型15および第二真空凹型16としては、この他にも、例えば通気性のある金属型であるポーセラ型(新東工業株式会社製・ポーセラックスII等)や、キャビティ面を形成する多孔質の金属溶射層と多孔質のバックアップ層とを備える溶射型等を使用してもよく、適宜変更可能である。
なお、前記第一真空凹型15および前記第二真空凹型16として溶射型を使用した場合には、比較的安価であり、成形にかかる時間の短縮も図ることができるので望ましい。
また、前記ボトムプレート2は前記表皮材4に比して成形後の硬度が高いため、前記車両用シート1の製造時に、前記ボトムプレート2を前記表皮材4側に加圧することを考慮して、図4および図5に示すように、前記第一真空凹型15が上方に配置されており、前記第二真空凹型16が下方に配置されている。
また、型面同士は対向するようにして配置されている。
さらに、前記第一真空凹型15と前記第二真空凹型16のうち、少なくとも上方に配置された前記第一真空凹型15は、上下方向に移動可能に構成されている。なお、本実施の形態においては、前記第二真空凹型16が床に設置され、前記第一真空凹型15のみが上下方向に移動可能とされている。
前記トリム手段17は、前記ボトムプレート2の端末2aと前記表皮材4の端末4aとを接合してなる前記接合部5を切断する刃部17aと、この刃部17aを保持するプレート17bと、このプレート17bを保持するとともに上下に移動させるエアシリンダ等の駆動装置(図示せず)と、を備える。
前記刃部17aは、前記ボトムプレート2の端末2aと前記表皮材4の端末4aとを接合してなる前記接合部5の上方に、かつ該接合部5の全周にわたって配置されている。
そして、前記プレート17bの移動に伴って前記刃部17aを前記接合部5側へと移動させることによって、前記接合部5を切断できるようになっている。すなわち、この刃部17aによって前記ボトムプレート2の端末2aと前記表皮材4の端末4aとを同時に切断することができる。
なお、前記刃部17aの角度は、前記接合部5の角度に応じて、予め適宜角度調整されているものとする。これによって、前記車両用シート1のうち、図1(b)に示す部位の接合部5の角度にも対応でき、図1(c)に示す部位の接合部5の角度にも対応することができる。
また、前記トリム手段17は、前記第一真空凹型15と共に一つの装置として構成されており、一方の動作が、他方の動作に対して不具合を生じさせないように適宜連係しているものとする。
また、前記第一真空凹型15は、前記トリム手段17のプレート17bに当接するストッパー部15aを備える。このストッパー部15aは、前記プレート17bの移動範囲を規定するものであり、前記刃部17aが必要以上に前記第二真空凹型16側に移動することを防ぐことができる。
次に、図4および図5を参照して、前記車両用シート1の製造方法について説明する。
まず、前記第一押出成形機10によって前記ボトムプレート2の樹脂材料をプレート状に押出成形する。さらに、また、前記第二押出成形機11によって前記表皮材4の樹脂材料をシート状に押出成形する。
なお、本実施の形態においては、前記ボトムプレート2の樹脂材料を押出成形する工程と、前記表皮材4の樹脂材料を押出成形する工程は、同時に行われる。
続いて、前記第一押さえ枠13によって両端部を保持されたプレート状の前記ボトムプレート2を、前記第一押出成形機10による押出成形時の熱が残り、軟化した状態のまま、前記第一真空凹型15にセットする。
そして、前記端末2aを前記第一押さえ枠13で押さえながら、前記ボトムプレート2を真空引きして成形する(真空成形またはVF(Vacuum Forming)成形と称する)。つまり、前記ボトムプレート2と前記第一真空凹型15の型面との間を真空状態に近づけて、型面の形状に対応する形状に成形する。
続いて、前記第二押さえ枠14によって両端部を保持されたシート状の前記表皮材4を、前記第二押出成形機11による押出成形時の熱が残り、軟化した状態のまま、前記第二真空凹型16にセットする。
そして、前記端末4aを前記第二押さえ枠14で押さえながら、前記表皮材4を真空引きして成形する。つまり、前記表皮材4と前記第二真空凹型16の型面との間を真空状態に近づけて、型面の形状に対応する形状に成形する。
なお、本発明においては、前記プレート状のボトムプレート2を真空成形する工程と、前記シート状の表皮材4を真空成形する工程は、同時に行われる。
続いて、前記ボトムプレート2と前記表皮材4との間に前記クッション材3を配置し、前記第一真空凹型15を下方に移動させて、前記ボトムプレート2と前記表皮材4とによって前記クッション材3を挟み込むようにする。前記クッション材3は、前記ボトムプレート2と前記表皮材4との間に形成される空間に収容される。
続いて、前記第一真空凹型15を下方に移動させて、軟化した状態の前記ボトムプレート2の端末2aを、前記表皮材4の端末4aに当接させるとともに加圧する。これによって、前記ボトムプレート2の端末2aと前記表皮材4の端末4aとを溶着して接合し、前記接合部5を形成することができる。
なお、前記接合部5を形成したら、この接合部5を冷却して、軟化した状態の樹脂材料を固める。
この時、図2(a),(b)に示すように、前記接合部5の内側に、前記クッション材3の位置を規制する位置規制部5a,5bが形成されることになる。すなわち、前記ボトムプレート2の端末2aを、前記表皮材4の端末4aに当接させて加圧した際に、図2(a)に示すように前記接合部5の内側が溝状に形成されるか、図2(b)に示すように前記接合部5の内側が突出するようにして形成されるかによって前記位置規制部の形状が決まることになる。
続いて、前記トリム手段17の刃部17aを、前記プレート17bが前記ストッパー部15aに当接するまで移動させて、前記接合部5を、前記ボトムプレート2の端末2aの最先端と前記表皮材4の端末4aの最先端とが一致するように切断する。
なお、前記トリム手段17によって前記接合部5を切断した後に、前記ボトムプレート2の端末2aの端材2Aと、前記表皮材4の端末4aの端材4Aとが発生する。これら端材2Aおよび端材4Aは、新しいボトムプレート2および表皮材4を形成するための樹脂材料として再利用される。
以上のようにして前記車両用シート1を製造することができる。
なお、本実施の形態においては、図4に示す工程のうち、前記第一押出成形機10および前記第二押出成形機11によって前記ボトムプレート2および前記表皮材4を同時に押出成形した直後に、押出成形時の熱が残った状態で、前記プレート状のボトムプレート2および前記シート状の表皮材4を、前記第一真空凹型15および前記第二真空凹型16によって真空成形している。
しかし、前記ボトムプレート2および前記表皮材4を同時に押出成形した直後に真空成形しない場合もある。押出成形した直後に真空成形しない場合、前記ボトムプレート2や前記表皮材4には押出成形時の熱があまり残っていないか、完全に冷却した状態となっている場合がある。
このように押出成形時の熱が残っていない状態のボトムプレート2および表皮材4を用いる場合には、図示しないヒーター等の加熱手段を用いて、前記ボトムプレート2および前記表皮材4を加熱し、再度軟化させてから真空成形する。
そして、この場合、前記加熱手段は、前記製造ラインのうち、前記第一真空凹型15と前記第二真空凹型16の直前の位置に設置される。つまり、前記ボトムプレート2および前記表皮材4を真空成形する工程の前工程として、前記ボトムプレート2および前記表皮材4を加熱する工程が組み込まれることになる。
また、前記加熱手段を製造ラインに組み込んだ場合には、前記プレート状のボトムプレート2や前記シート状の表皮材4は外部から調達してもよいものとする。この場合、前記第一押出成形機10および前記第二押出成形機11は、前記製造ラインに組み込まれないこととなる。
一方、本実施の形態のように押出成形の直後に真空成形する場合であっても、前記加熱手段を、前記第一真空凹型15と前記第二真空凹型16の直前の位置に設置し、前記ボトムプレート2および前記表皮材4の加熱を行うようにしてもよい。これによって、前記ボトムプレート2および前記表皮材4の冷却を抑制し、軟化状態を保つことができるので好ましい。
本実施の形態によれば、前記表皮材4の端末4aの下面4bは、前記ボトムプレート2の端末2aの上面2bに接合されており、前記接合部5は、前記ボトムプレート2の端末2aの最先端と前記表皮材4の端末4aの最先端とが一致するように形成されているので、従来とは異なり、前記表皮材4の端末4aが、前記ボトムプレート2の裏面側へと折り込まれずに処理されることになる。また、製造段階で、前記ボトムプレート2の端末2aと前記表皮材4の端末4aとの境目を視認できるので、この境目から前記クッション材3がはみ出しているか、はみ出していないかを容易に確認することができる。
さらに、前記境目から前記クッション材3がはみ出していることを容易に確認できるので、実際に前記クッション材3がはみ出していた場合には、これを見逃さずに適切な対処を行うことができる。これによって、例えば前記境目から前記クッション材3がはみ出したままの場合よりも、前記ボトムプレート2の端末2aと前記表皮材4の端末4aとの接合箇所を増やすことができるので、前記ボトムプレート2の端末2aと前記表皮材4の端末4aとの接合状態を向上できる。
M 自動二輪車
1 車両用シート
2 ボトムプレート
2a 端末
2b 上面
3 クッション材
4 表皮材
4a 端末
4b 下面
5 接合部
5a 位置規制部
5b 位置規制部
6 車両外観部材
10 第一押出成形機
11 第二押出成形機
12 車両用シート製造装置
15 第一真空凹型
16 第二真空凹型
17 トリム手段

Claims (7)

  1. ボトムプレート上にクッション材が載置されるとともに表皮材で被覆されてなる車両用シートにおいて、
    前記表皮材の端末の下面は、前記ボトムプレートの端末の上面に接合されており、
    前記ボトムプレートの端末と前記表皮材の端末とからなる接合部は、前記ボトムプレートの端末の最先端と前記表皮材の端末の最先端とが一致するように形成されていることを特徴とする車両用シート。
  2. 前記表皮材の端末は、前記ボトムプレートの端末の全周にわたって接合されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
  3. 前記ボトムプレートと前記表皮材は同質の材料からなり、前記表皮材の端末の下面は、前記ボトムプレートの端末の上面に対して溶着されて接合されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用シート。
  4. 前記接合部の内側には、前記クッション材の位置を規制する位置規制部が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用シート。
  5. 前記接合部の少なくとも一部が車両外観部材によって被覆されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用シート。
  6. 前記接合部のうち、乗車時の乗員の脚部に接触する部分は、乗員の脚部から遠ざかる方向に向けられるようにして形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の車両用シート。
  7. 前記ボトムプレートの端末の上面と前記表皮材の端末の下面は直に接触するようにして接合されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の車両用シート。
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