JP2013188254A - メダル計数機 - Google Patents

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厳悟 平田
Ryuichi Nagashima
隆一 長島
Yasuhito Inoue
泰仁 井上
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Abstract

【課題】メダル計数機内に塵埃が入り込むのを防止できる。
【解決手段】遊技用のメダルが投入される投入口と、前記投入口を開閉する扉と、前記投入口のメダル投入位置よりも手前の位置において前記メダルの有無を検出するセンサと、前記センサが前記メダルを検出すると、前記扉を開く制御装置と、前記扉を介して前記投入口を通過した後の前記メダルの枚数を計数する計数装置と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、メダル計数機に関する。
特許文献1において、例えば、遊技用のメダルの投入枚数を計数するメダル計数機が開示されている。
特開2008−61995号公報
例えば、特許文献1に開示されるメダル計数機の投入口に、メダル以外の異物が投入された場合、当該異物を排出できずに、メダル計数機の故障が引き起こされる虞がある。
前述した課題を解決する主たる本発明は、遊技用のメダルが投入される投入口と、前記投入口を開閉する扉と、前記投入口のメダル投入位置よりも手前の位置において前記メダルの有無を検出するセンサと、前記センサが前記メダルを検出すると、前記扉を開く制御装置と、前記扉を介して前記投入口を通過した後の前記メダルの枚数を計数する計数装置と、を備えたことを特徴とするメダル計数機である。
本発明の他の特徴については、添付図面及び本明細書の記載により明らかとなる。
本発明によれば、メダル以外の異物がメダル計数機内に投入されるのを防止できる。
本発明の第1乃至第3実施形態における複数の台間機と遊技機とを示す斜視図である。 本発明の第1乃至第3実施形態における台間機と遊技機とを示す斜視図である。 本発明の第1実施形態における台間機の内部を示す図である。 本発明の第1実施形態における傾斜板を示す平面図である。 本発明の第1実施形態における、扉を開いた状態の台間機の内部を示す図である。 本発明の第1実施形態に用いられるメダルを容器へ振り分ける際の振分装置を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に用いられるメダルを開口へ振り分ける際の振分装置を示す斜視図である。 本発明の第1乃至第3実施形態における制御装置の機能を示すブロック図である。 本発明の第2及び第3実施形態における台間機、管理装置、遊技機を示す図である。 本発明の第1実施形態における台間機の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態における台間機の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態における台間機の動作を示すフローチャートである。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
[第1実施形態]
===台間機===
以下、図1、図2を参照して、本実施形態における台間機について説明する。図1は、本実施形態における複数の台間機と遊技機とを示す斜視図である。図2は、本実施形態における台間機と遊技機とを示す斜視図である。尚、図2は、側面板2bが取り外された状態の台間機200を示している。図2は、扉27が閉じられた状態の台間機200を示している。蝶番231は、見えない状態となっているが、説明の便宜上、点線で示されている。
台間機200(メダル計数機)は、遊技機100で使用されるメダルMD(図3)を貸し出したり、台間機200内に投入されたメダルMDの枚数を計数したりする機能を兼ね備えた装置であることとする。尚、本実施形態において、Z軸は、台間機200が立設する垂直方向に沿う軸であり、上側に向かう方向を+Zとし、下側に向かう方向を−Zとする。Y軸は、台間機200の正面板2aと背面板2cとに直交する方向に沿う軸であり、正面板2aから背面板2cに向かう方向を+Yとし、背面板2cから正面板2aに向かう方向を−Yとする。X軸は、台間機200と遊技機100とが隣接する方向に沿う軸であり、一方に向かう方向を+Xとし、他方に向かう方向を−Xとする。
台間機200と、例えばスロットマシン等の遊技機100は、遊技場(不図示)内に複数台交互に隣接するように設置される。台間機200は、筐体2、カード挿入口21、タッチパネル22、錠23、トレイ25、26、ユニット201、計数ユニット203、ホッパ202を有している。
筐体2は、略矩形柱形状を呈する。筐体2は、内部にユニット201、計数ユニット203、ホッパ202を収容できるように、中空構造となっている。筐体2の正面板2aには、カード挿入口21、タッチパネル22、錠23、トレイ25、26が設けられる。
トレイ26は、開口26a(投入口)から筐体2内へメダルMDが投入されるように、開口26aの手前側(−Y方向)に連続して設けられる。尚、開口26aは、メダルMDの枚数を計数するために、メダルMDを筐体2内に投入するための孔である。開口26aから筐体2内に投入されたメダルMDは、計数ユニット203によって計数される。計数ユニット203については、後述する。
トレイ25は、筐体2内から開口25aを介して排出されたメダルMDを収容するための容器である。開口25aは、台間機200から貸し出されるメダルMDを筐体2の外部へ排出するための孔である。開口25aは、例えば、開口26aよりも上側に設けられる。トレイ25は、開口25aから排出されるメダルMDがトレイ25内に収容されるように、開口25aの手前側に連続して設けられる。
カード挿入口21は、台間機200で計数されたメダルMDの枚数を示す情報が記憶される、例えばICカードを挿入するための孔である。尚、例えば、カード挿入口21に挿入されたICカードには、ユニット201内の書込装置(不図示)によって、メダルMDの枚数を示す情報が書き込まれるものとする。
タッチパネル22には、例えば、台間機200の上側に設けられるビルバリ(不図示)に投入された金銭の額に基づいて、メダルMDを貸し出すための貸出釦のイメージが表示される。
錠23は、正面板2aの開閉を禁止したり許可したりするために正面板2aに設けられる。ここで、正面板2aは、例えば、略矩形形状を呈する平板であり、正面板2aの他方側の縁が、側面板2eにおける正面側(−Y)の縁に、複数の蝶番231によって取り付けられている。つまり、正面板2aは、正面板2aの他方側の縁における複数の蝶番231を軸に、開閉自在に筐体2に取り付けられている。例えば、正面板2aを閉じた状態で、鍵24を用いて錠23を施錠した場合、正面板2aは開けない状態となる。又、例えば、鍵24を用いて錠23を開錠した場合、正面板2aは開閉できる状態となる。
ホッパ202は、内部にメダルMDが貯留される容器である。例えば、ビルバリに金銭が投入された後、タッチパネル22上に表示された貸出釦が押下された場合、ビルバリに投入された金銭に基づく枚数のメダルMDが、ホッパ202から開口25aを介して筐体2外へ排出される。開口25aから排出されたメダルMDは、トレイ25内に収容されることとなる。
===計数ユニット===
以下、図3、図4を参照して、本実施形態における計数ユニットについて説明する。図3は、本実施形態における台間機の内部を示す図である。図4は、本実施形態における傾斜板を示す平面図である。
計数ユニット203(図2)は、開口26aから投入されたメダルMDの真偽を判定したり、当該メダルMDの枚数を計数したりする装置である。
計数ユニット203は、センサ31、扉27、羽根車4、送風装置5、制御装置9、判定装置60、計数装置60c、搬送装置6、振分装置7、容器45(塵埃収容箱)、容器46(メダル回収箱)を有している。尚、メダルMDを、開口26aから計数装置60cまでの搬送するための、傾斜板28、搬送ベルト62の上面、基台61における正面側の縁から計数装置60cまでの一部、搬送ベルト63の下面における正面側の縁から計数装置60cと対向する位置までの一部が、搬送路に相当する。
センサ31は、開口26aよりも手前(−Y)の位置においてメダルMDの有無を検出する、例えば、磁気センサである。センサ31は、傾斜板28の下面(−Z)に取り付けられる。ここで、傾斜板28は、トレイ26内のメダルMDを筐体2内へ搬送するための、例えば略矩形形状を呈する平板である。傾斜板28は、傾斜板28の正面側(−Y)の縁の高さが、傾斜板28の背面側(+Y)の縁の高さよりも高くなるように、開口26aに挿通された状態で、筐体2に取り付けられる。傾斜板28は、傾斜板28の正面側の縁が、トレイ26の内側面26bに当接し、且つ、傾斜板28の背面側の縁が、筐体2の内部に配設されるように、筐体2に取り付けられるものとする。よって、傾斜板28の上面(+Z)の高さは、正面側から背面側に向かうにつれて低くなっている。傾斜板28は、傾斜板28の背面側の一部が略水平となるように折り曲げられた形状を呈する。よって、トレイ26内に収容されたメダルMDは、自重によって傾斜板28上を流下して筐体2の内部へ搬送されることとなる。尚、例えば、傾斜板28は、トレイ26及び筐体2と一体的に形成されるものとしてもよい。傾斜板28には、溝281、孔282(図4)が形成される。溝281は、扉27を閉じた際に、扉27の下側(−Z)の縁が嵌まるように、傾斜板28の上面における扉27の下側の縁と対向する位置に形成される。尚、扉27については、後述する。溝281は、例えば、正面板2aと平行となりX軸に沿うように、傾斜板28の上面に形成される。孔282は、傾斜板28の上面側から下面側に送風するための送風孔である。つまり、孔282は、傾斜板28の上側から下側に送風するための孔である。尚、送風については、後述する。又、孔282は、溝281の近傍に形成される。孔282は、傾斜板28における溝281よりも下流側(+Y)に形成される。つまり、孔282は、開口26aの近傍に設けられることとなる。孔282の径は、メダルMDの下流側への搬送が規制されないように、メダルMDの径よりも十分に小さくなるように設定されているものとする。孔282は、例えば、メダルMDが傾斜板28上を流下する方向と交差する溝281に沿って複数形成される。尚、例えば、孔282の個数は一つであってもよい。孔282の形状は、例えば、略円形状であっても、長孔形状であっても、略矩形形状であってもよい。センサ31は、例えば、傾斜板28上の扉27よりも上流側(−Y)における開口26aの近傍の位置に、メダルMDが有るか否かを検出できるように、溝281よりも上流側における、傾斜板28の下面に設けられる。例えば、センサ31がメダルMDを検出した場合、センサ31は、検出信号を出力するものとする。一方、例えば、センサ31がメダルMDを検出しない場合、センサ31は、検出信号を出力しないものとする。
扉27は、開口26aを開閉するための、例えばシャッターである。扉27は、ソレノイド装置271によって開閉する。尚、扉27については、後述する。
送風装置5は、孔282を介して、空気を傾斜板28の上面側から下面側へ送風する装置である。つまり、送風装置5は、孔282を介して、空気を傾斜板28の上側から下側へ送風する装置である。尚、送風装置5については、後述する。
羽根車4は、傾斜板28上を傾斜板28における下流側の端まで流下してきたメダルMDを、搬送ベルト62上に案内するための装置である。羽根車4は、複数の羽根41、回転軸42を有する。回転軸42は、筐体2の側面板2b及び側面板2eと直交する方向(X軸)に沿うように、搬送ベルト62及び傾斜板28よりも上側に設けられる。羽根41は、メダルMDを、傾斜板28上の下流側の端から、搬送ベルト62上へ案内するための部材であり、回転軸42から放射状にのびるような形状を呈する。尚、羽根41の先端は、例えば、回転軸42を中心に羽根車4が回転して羽根41の先端と傾斜板28の上面とが接触した際に、羽根車4の回転が止まらないように、例えばゴム等の弾性材を用いて形成してもよい。ここで、回転軸42には、羽根車4が回転軸42を中心に+X方向から−X方向に向かって見て反時計回り方向(以下、「A1方向」と称する)に回転するように、モータ(不図示)(以下、「羽根車4のモータ」と称する)から回転駆動力が加えられるものとする。羽根車4のモータの起動及び停止は夫々、制御装置9から送信される起動信号及び停止信号によって制御されるものとする。例えば、羽根車4が回転軸42を中心にA1方向に回転した場合、傾斜板28上の下流側の端まで流下してきたメダルMDの正面側の縁は、羽根41の先端における背面側の面によって、正面側から背面側に向かって押されることとなる。よって、メダルMDは羽根41によって、搬送ベルト62上に載置されるように、正面側から背面側に向かってくりだされることとなる。つまり、傾斜板28上の下流側の端まで流下してきたメダルMDは、羽根車4よって正面側から背面側に向かって案内されて、搬送ベルト62上に搬送されることとなる。
判定装置60は、メダルMDの真偽を判定する装置である。メダルMDの真偽の判定とは、メダルMDが遊技機100用のメダルであるか否かを判定することである。判定装置60は、例えば、基台61上を正面側から背面側へ搬送されるメダルMD夫々の一方の面を撮影するためのCCDカメラ(不図示)を有し、当該CCDカメラによって撮影されたメダルMDの画像に基づいて、メダルMDの真偽を判定する。尚、メダルMDの搬送については、後述する。尚、例えば、判定装置60は、基台61上のメダルMDを検出する磁気センサ(不図示)を有し、当該磁気センサの出力に基づいて、メダルMDの真偽を夫々判定することとしてもよい。判定装置60は、基台61上を正面側から背面側へ搬送される各メダルMDの真偽を示す判定信号を出力するものとする。
計数装置60cは、メダルMDの枚数を計数する装置である。計数装置60cは、例えば、基台61上を正面側から背面側へ搬送されるメダルMDを検出する磁気センサ(不図示)を有し、当該磁気センサの出力に基づいて、メダルMDの枚数を計数するものとする。計数装置60cは、メダルMDの枚数を計数した結果を示す計数信号を出力するものとする。
搬送装置6は、投入口26aに投入されたメダルMDを、計数装置60cへ搬送した後、当該メダルMDを振分装置7へ搬送する装置である。尚、搬送装置6については、後述する。
振分装置7は、判定装置60の判定結果に基づいて、メダルMDを、容器46又は開口21aに振り分ける装置である。尚、振分装置7については、後述する。
容器46は、判定装置60で偽と判定されたメダルMD(以下、「偽メダル」称する)を回収するための箱である。容器46は、例えば、搬送ベルト65と反対側(−Y)で振分装置7と隣接するように、筐体2内の正面側に配設される。容器46は、例えば、正面板2aを開いて、筐体2外へ取り出せるように、配設されているものとする。容器46における振分装置7と対向する背面側の側面には、振分装置7で振り分けられた偽メダルが容器46内に投入される開口46aが設けられている。
開口21aは、判定装置60で真と判定されたメダルMD(以下、「真メダル」と称する)を筐体2の下側に排出するために、底板2dに形成された孔である。開口21aは、筐体2の下側に配設されているメダル回収路(不図示)に通じているものとする。尚、メダル回収路中のメダルMDは、各台間機200に対して投入されたメダルMDを回収するためのメダル回収装置(不図示)へ搬送されるものとする。
容器45は、孔282を介して傾斜板28の上側から下側へ落下する塵埃を収容するための箱である。容器45は、上側に開口が形成されており、孔282を介して落下する塵埃を容器45内へ収容できるように、傾斜板28における孔282の下側に配設される。つまり、容器45は、孔282と対向する傾斜板28の下側の位置に配設されることとなる。容器45は、例えば、正面板2aを開いて、筐体2外へ取り出せるように、配設されているものとする。尚、例えば、容器45は、容器46上に載置されていることとしてもよい。
制御装置9は、扉27、送風装置5、羽根車4、搬送装置6、振分装置7を制御するための装置である。尚、制御装置9については、後述する。
===扉===
以下、図3、図5を参照して、本実施形態における扉について説明する。図5は、本実施形態における、扉を開いた状態の台間機の内部を示す図である。
扉27は、例えば、略矩形形状を呈する平板である。扉27は、開口26aを開閉するように、正面板2aと平行な状態で筐体2の内部に設けられる。扉27の垂直方向(Z軸)の幅、及び、扉27のX軸方向の幅は夫々、扉27を下側(−Z)に移動させたときに開口26aを塞ぐことができるように、開口26aの垂直方向の幅、及び、開口26aのX軸方向の幅よりも長くなるように設定されている。扉27は、扉27を下側に移動させたときに扉27の下側の縁が溝281に嵌るように、筐体2の内部に設けられる。扉27は、ソレノイド装置271から伝達される駆動力によって、垂直方向に沿って上側(+Z)又は下側へ移動できるように、リンク部材(不図示)を介してソレノイド装置271と連結される。ソレノイド装置271は、制御装置9によって制御される。例えば、制御装置9から送信される開信号をソレノイド装置271が受信したとき、ソレノイド装置271内のソレノイド(不図示)が通電されることとする。そのとき、ソレノイド装置271は、扉27を上側へ移動させる駆動力を扉27へ伝達するものとする。又、例えば、制御装置9から送信される閉信号をソレノイド装置271が受信したときに、ソレノイド装置271内のソレノイドに供給される電流は遮断されることとする。そのとき、ソレノイド装置271は、扉27を下側へ移動させる駆動力を扉27へ伝達するものとする。尚、開信号、閉信号については、後述する。
例えば、扉27を上側へ移動させる駆動力が伝達された場合、扉27は、上側に移動する。このとき、トレイ26内のメダルMDが開口26aから筐体2の内部に投入されるように、扉27は開くこととなる。例えば、扉27を下側へ移動させる駆動力が伝達された場合、扉27は、扉27の下側の縁が溝281に嵌るように、下側に移動する。このとき、トレイ26内のメダルMDを開口26aから筐体2の内部に投入できないように、扉27は閉じることとなる。更に、扉27の下側の縁が溝281に嵌っているので、例えば、扉27に対して正面側から背面側(+Y)側に向って加えられる力によって、開口26aが強制的に開かれるのを防止できる。つまり、扉27を閉じた場合、開口26aから筐体2内に例えば異物を挿入する等の悪戯を確実に防止できることとなる。
===送風装置===
以下、図3、図5を参照して、本実施形態における送風装置について説明する。
送風装置5は、孔282を介して、コンプレッサ(不図示)で圧縮された空気を傾斜板28の上面側(+Z)から下面側(−Z)へ送風する装置である。
送風装置5は、ノズル51、チューブ52、53、54、電磁バルブ55、コネクタ56、54bを有する。
ノズル51は、先端から空気を噴射する装置である。ノズル51は、傾斜板28の上面側から孔282に向かって空気を噴射できるように、傾斜板28の上側に設けられる。ノズル51は、例えば、開口26aから筐体2内に入り込む塵埃や煙が、羽根車4、搬送装置6、判定装置60、計数装置60c等に付着するのを防止するために、当該塵埃や煙をノズル51から噴射される空気とともに孔282の下面側に排出できるように、開口26aの近傍に設けられる。ノズル51における傾斜板28からの垂直方向(Z軸)の高さは、傾斜板28上を流下するメダルMDと干渉しないような高さに設定される。尚、例えば、ノズル51は、ノズル51の先端から噴射される空気によって、XZ平面に略沿ったエアカーテンが形成されるように、X軸に沿って傾斜板28に形成された複数の孔282と対向するように、複数設けてもよい。
チューブ52、53、54は、コンプレッサから出力された空気をノズル51、エアカーテン装置(不図示)へ送るための空気用の配管である。尚、コンプレッサとは、例えば、塵埃等の不純物を取り除かれた空気を、送風装置5、エアカーテン装置に供給する装置である。エアカーテン装置とは、例えば、遊技機100(図1)で遊技する遊戯者の煙草の煙を遮断するためのエアカーテンを形成する装置である。エアカーテン装置は、例えば、遊技機100と台間機200との間に、垂直方向に沿って設けられている正面側(−Y)に向かって空気を吹き出すための空気吹出口(不図示)を有し、遊技機100と台間機200との間に設置される。チューブ52、53の一方側の端部は夫々、ノズル51、エアカーテン装置に接続される。チューブ52、53の他方側の端部は、コネクタ56内で合流している。チューブ54の一方側の端部はコンプレッサに接続され、チューブ54の他方側の端部はコネクタ54bに接続される。コネクタ54b、56は、チューブ52、53とチューブ54とを接続するための装置である。コネクタ56は、背面板2cにおける凹部54aが形成されている位置に、コネクタ56の背面側(+Y)の端部が背面側に向かって突出するように、取り付けられる。尚、背面板2cにおける凹部54aが形成されている位置には、コネクタ56の背面側の端部を挿通するための挿通孔が形成されているものとする。コネクタ54bは、コネクタ54bに取り付けられたチューブ54の他端と、コネクタ56内で合流するチューブ52、53の他端とが接続されるように、コネクタ56の背面側の端部に接続される。コンプレッサから出力された空気は、コネクタ56内で分岐されてチューブ52、53夫々に供給されることとなる。
電磁バルブ55は、ノズル51の空気の噴射を制御するための装置である。電磁バルブ55は、チューブ52内の空気の流路を開閉するために、チューブ52の所定位置に設けられる。電磁バルブ55は、制御装置9によって制御される。電磁バルブ55は、制御装置9から送信される噴射開始信号を受信したときに、コンプレッサから出力された空気がノズル51に供給されるように、チューブ52の流路を開くものとする。又、電磁バルブ55は、制御装置9から送信される噴射停止信号を受信したときに、コンプレッサから出力された空気がノズル51に供給されないように、チューブ52の流路を閉じるものとする。
例えば、電磁バルブ55を開いた場合、コンプレッサから出力される空気は、チューブ54、52を介してノズル51の先端から噴射される。一方、例えば、電磁バルブ55を閉じた場合、コンプレッサからノズル51への空気の供給は遮断されて、ノズル51の先端から空気が噴射されないこととなる。
===搬送装置===
以下、図3を参照して、本実施形態における搬送装置について説明する。
搬送装置6は、投入口26aに投入されたメダルMDを、計数装置60cへ搬送した後、当該メダルMDを振分装置7へ搬送する装置である。
搬送装置6は、基台61、ベルト装置62c、63c、64c、65c、ローラ661、モータM1、M2、M3を有している。
基台61には、判定装置60、計数装置60cが設けられる。基台61は、例えば、基台61の上面(+Z)の高さが、傾斜板28における折曲げられた背面側(+Y)側の一部の上面の高さと略同様となるように、傾斜板28よりも背面側に配設される。基台61は、基台61と傾斜板28との間にベルト装置62cを配設できるように、傾斜板28から離れた位置に配設される。基台61の上面は、例えば、略水平となるように形成される。基台61の上面は、例えば、基台61上をメダルMDが滑って搬送されるように、メダルMDとの摩擦係数が比較的小さい材料を用いて形成される。
ベルト装置62cは、メダルMDを基台61上に搬送するための装置である。ベルト装置62cは、搬送ベルト62、ローラ621、622を有する。搬送ベルト62は、例えば、表面にゴム等を被覆して、メダルMDとの摩擦係数が比較的大きくなるように形成された平ベルトである。搬送ベルト62は、ローラ621、622に掛け渡されている。ローラ621、622は、搬送ベルト62を支持すると共に、搬送ベルト62を動かすための回転ローラである。ローラ621、622のうち、何れか一方に、モータM1から回転駆動力が伝達される。ローラ621、622は夫々、X軸に沿った回転軸623、624を中心に、+X方向から−X方向に向かって見て時計回り方向(以下、「A2方向」と称する)に回転する。ローラ621、622のうち、モータM1から回転駆動力が伝達される一方のローラが主プーリとして機能し、他方のローラが従プーリとして機能するので、ローラ621、622の回転速度は、相互に同様な回転速度となる。尚、モータM1の起動及び停止は、例えば、制御装置9によって制御されるものとする。ローラ621、622は、搬送ベルト62の上面の高さが基台61の上面と高さと同様となり、且つ、搬送ベルト62の上面が略水平となるように、筐体2内における基台61と傾斜板28との間に設けられる。ローラ621、622は夫々、傾斜板28、基台61の近傍に設けられる。尚、搬送ベルト62の上面における正面側の縁と、傾斜板28における背面側の縁との間の隙間、及び、搬送ベルト62の上面における背面側の縁と、基台61における正面側の縁との間の隙間から、メダルMDが落下しないように、ローラ621、622の位置は設定されているものとする。ローラ621、622が夫々、回転軸623、624を中心にA2方向に回転した場合、搬送ベルト62の上面は、正面側から背面側に移動することとなる。よって、羽根車4によって搬送ベルト62の上面に案内されたメダルMDは、搬送ベルト62によって基台61上に搬送される。
ローラ661は、搬送ベルト62によって基台61上に搬送されるメダルMDを、1枚ずつ横倒させた状態で整列させるための回転ローラである。ローラ661は、例えば、ローラ622の上側に設けられる。ローラ661は、ローラ661と搬送ベルト62の上面との間の隙間の垂直方向の幅が、メダルMDの一枚分の厚さよりも大きく、且つ、メダルMDの2枚分の厚さよりも小さくなるように設けられる。ローラ661は、モータM1の回転駆動力をうけて、X軸に沿った回転軸663を中心に、A2方向に回転する。例えば、2枚以上重なった状態のメダルMDが、搬送ベルト63によって正面側から背面側に搬送されてきた場合、最下段のメダルMD以外のメダルは、ローラ661によって正面側に蹴り返されて、最下段のメダルMDのみが基台61上に搬送されることとなる。
ベルト装置63cは、基台61上のメダルMDを正面側から背面側に搬送するための装置である。ベルト装置63cは、搬送ベルト63、ローラ631、632、635を有する。搬送ベルト63は、例えば、搬送ベルト62と同様な形状、材質のベルトである。搬送ベルト63は、ローラ631、632、635に掛け渡されている。ローラ631、632、635は、搬送ベルト62を支持すると共に、搬送ベルト63を動かすための回転ローラである。ローラ631、632のうち、何れか一方に、モータM2から回転駆動力が伝達される。ローラ631、632、635は夫々、X軸に沿った回転軸633、634、636を中心に、A1方向に回転する。ローラ631、632のうちモータM2から回転駆動力が伝達される一方のローラが主プーリとして機能し、他方のローラが従プーリとして機能することとなる。尚、ローラ635も従プーリとして機能することとなる。
よって、ローラ631、632、635の回転速度は、相互に同様な回転速度となる。尚、モータM2の起動及び停止は、例えば、制御装置9によって制御されるものとする。ローラ631、632は夫々、基台61における正面側の縁の上側、基台61における背面側の縁の上側に設けられる。ローラ635は、ローラ631、632の略中央に設けられる。ローラ631、632、635は、搬送ベルト63の下面が基台61の上面と対向した状態で略平行となるように、筐体2内に設けられる。ローラ631、632、635は、搬送ベルト63の下面と基台61の上面との間に挟まれたメダルMDが、搬送ベルト63の下面とメダルMDの上面との間の摩擦力によって、基台61上を正面側から背面側に滑って移動するように、設けられる。例えば、ローラ631、632、635が夫々、回転軸633、634、636を中心にA1方向に回転した場合、搬送ベルト62の下面は、正面側から背面側に移動することとなる。よって、基台61上のメダルMDは、搬送ベルト63の下面と基台61との間に挟まれた状態で、基台61上を滑るように正面側から背面側へ搬送される。その後、当該メダルMDは、基台61上における背面側の縁から搬送ベルト64の上面に落下することとなる。
ベルト装置64c、65cは、基台61の背面側の縁から搬送ベルト64の上面に落下したメダルMDを振分装置7へ搬送するための装置である。ベルト装置64c、65cは、基台61の下側における、振分装置7と背面板2cとの間に設けられる。ベルト装置65cは、例えば、振分装置7とベルト装置64cとの間に設けられる。
ベルト装置64cは、搬送ベルト64、ローラ641、642を有する。搬送ベルト64は、例えば、搬送ベルト62と同様な形状、材質のベルトである。搬送ベルト64は、ローラ641、642に掛け渡されている。ローラ641、642は、搬送ベルト64を支持すると共に、搬送ベルト64を動かすための回転ローラである。ローラ641、642のうち、何れか一方に、モータM3から回転駆動力が伝達される。ローラ641、642は夫々、回転軸643、644を中心に、A1方向に回転する。ローラ641、642のうち、モータM3から回転駆動力が伝達される一方のローラが主プーリとして機能し、他方のローラが従プーリとして機能するので、ローラ641、642の回転速度は、相互に同様な回転速度となる。尚、モータM3の起動及び停止は、例えば、制御装置9によって制御されるものとする。ローラ641は、ローラ632よりも背面側であり、且つ、基台61よりも下側に設けられる。ローラ642は、ローラ641よりも正面側であり、且つ、基台61及びローラ641よりも下側に設けられる。尚、基台61には、基台61と搬送ベルト64の上面との間に、メダルMDを搬送するための隙間ができるように、傾斜61dが形成されているものとする。ローラ641、642が夫々、X軸に沿った回転軸643、644を中心にA1方向に回転した場合、搬送ベルト64の上面は、背面側から正面側に移動することとなる。よって、搬送ベルト64の上面に落下したメダルMDは、搬送ベルト64によって正面側に搬送される。
ベルト装置65cは、搬送ベルト65、ローラ651、652を有する。搬送ベルト65は、例えば、搬送ベルト62と同様な形状、材質のベルトである。搬送ベルト65は、ローラ651、652に掛け渡されている。ローラ651、652は、搬送ベルト65を支持すると共に、搬送ベルト65を動かすための回転ローラである。ローラ651、652のうち、何れか一方に、モータM3から回転駆動力が伝達される。ローラ651、652は夫々、X軸に沿った回転軸653、654を中心に、A1方向に回転する。ローラ651、652のうち、モータM3から回転駆動力が伝達される一方のローラが主プーリとして機能し、他方のローラが従プーリとして機能するので、ローラ651、652の回転速度は、相互に同様な回転速度となる。ローラ651、652は、ローラ651、652の高さが、ローラ642と同様な高さとなるように、筐体2内に設けられる。搬送ベルト65の上面における背面側の縁と、搬送ベルト65の上面における正面側の縁との間の隙間から、メダルMDが落下しないように、ローラ651は、ローラ642の近傍に設けられているものとする。尚、ローラ651、652は、基台61と搬送ベルト65の上面との間に、メダルMDを搬送するための隙間ができるように、筐体2内に設けられているものとする。ローラ651、652が夫々、回転軸653、654を中心にA1方向に回転した場合、搬送ベルト65の上面は、背面側から正面側に移動することとなる。よって、搬送ベルト65上のメダルMDは、搬送ベルト65によって振分装置7内へ搬送される。
尚、例えば、搬送ベルト63、64、65が同様な移動速度となり、搬送ベルト62が搬送ベルト63よりも遅い移動速度となるように、モータM1、M2、M3の回転駆動力を調整してよい。
===振分装置===
以下、図6、図7を参照して、本実施形態における振分装置について説明する。図6は、本実施形態に用いられるメダルを容器へ振り分ける際の振分装置を示す斜視図である。図7は、本実施形態に用いられるメダルを開口へ振り分ける際の振分装置を示す斜視図である。
振分装置7は、メダルMDを、容器46又は開口21aに振り分ける装置である。振分装置7は、ベルト装置71c、平板72、案内部材73、ソレノイド装置74、レバー75を有する。
平板72は、搬送ベルト65によって搬送されたメダルMDが載置される、例えば略矩形形状の部材である。平板72は、例えば、平板72上をメダルMDが滑って搬送されるように、メダルMDとの摩擦係数が比較的小さい材料によって形成される。平板72は、略水平とされた状態で、平板72の上面(+Z)の高さが搬送ベルト65(図3)の上面の高さと同様となるように、筐体2内におけるローラ652よりも正面側(−Y)に設けられる。尚、平板72は、平板72における背面側(+Y)の縁と、搬送ベルト65の上面における正面側の縁との間の隙間から、メダルMDが落下しないように、ベルト装置65cの近傍に設けられる。
ベルト装置71cは、平板72上のメダルMDを背面側(+Y)から正面側(−Y)に搬送するための装置である。ベルト装置71cは、搬送ベルト71、ローラ711、712を有する。搬送ベルト71は、例えば、搬送ベルト62と同様な形状、材質のベルトである。搬送ベルト71は、ローラ711、712に掛け渡されている。ローラ711、712は、搬送ベルト71を支持すると共に、搬送ベルト71を動かすための回転ローラである。ローラ711、712のうち、何れか一方に、振分装置7を動作させるモータ(不図示)から回転駆動力が伝達される。ローラ711、712は夫々、X軸に沿った回転軸713、714を中心に、A2方向に回転する。ローラ711、712のうち、振分装置7を動作させるモータから回転駆動力が伝達される一方のローラが主プーリとして機能し、他方のローラが従プーリとして機能するので、ローラ711、712の回転速度は、相互に同様な回転速度となる。ローラ711、712は、平板72よりも上側に設けられる。ローラ711、712は、搬送ベルト71の下面が平板72の上面と対向した状態で略垂直となるように、筐体2内に設けられる。ローラ711、712は、搬送ベルト71の下面と平板72の上面との間に挟まれたメダルMDが、搬送ベルト71の下面とメダルMDの上面との間の摩擦力によって、平板72上を背面側から正面側に滑って移動するように、設けられる。例えば、ローラ711、712が夫々、回転軸713、714を中心にA2方向に回転した場合、搬送ベルト71の下面は、背面側から正面側に移動することとなる。よって、平板72上のメダルMDは、搬送ベルト71の下面と平板72との間に挟まれた状態で、平板72上を滑るように背面側か正面側へ搬送される。
レバー75は、メダルMDの搬送先を切り替えるための部材である。レバー75は、回転軸714と平行な回動軸76を中心に、B1方向(図6)又は、B2方向(図7)に回動できるように、筐体2内に設けられる。レバー75は、例えば、ソレノイド装置74が設けられる位置から、上側且つ正面側に向かって抉られるような、+X側から−X側へ向かって見た際に、略ク字形状を呈する。案内部材73の上側に設けられた開口73aを開閉できるように、レバー75の一方側は、上側から開口73aを覆うように、正面側から背面側に向かって突出するような形状を呈する。レバー75の上面は、レバー75の上面と搬送ベルト71の下面との間にメダルMDを挟んで、メダルMDを背面側から正面側へ搬送できるような平面形状を呈する。レバー75の一方側の端には、回動軸76を中心にレバー75をB2方向に回動した際に、レバー75の一方側の端と搬送ベルト71とが干渉しないように溝751が形成されている。レバー75の一方側とは反対側の他方側の下部には、回動軸76が取り付けられる。
ソレノイド装置74は、レバー75を回動させるための装置である。ソレノイド装置74は、レバー75における正面側かつ上側に向かって抉られている位置に配設される。ソレノイド装置74における可動部材741の先端は、例えば、レバー75の他方側における回動軸76が取り付けられている位置よりも上側の位置に背面側から接続される。可動部材741は、Y軸に沿って正面側に移動したり、背面側に移動したりする、例えば棒状の部材である。可動部材741の移動は、制御装置9によって制御される。例えば、制御装置9から送信される真信号を受信したとき、ソレノイド装置74内のソレノイド(不図示)が通電されることとする。そのとき、ソレノイド装置74は、可動部材741を正面側に移動させることとする。又、例えば、制御装置9から送信される偽信号を受信した場合、ソレノイド装置74内のソレノイドに供給される電流は遮断されることとする。そのとき、ソレノイド装置74は、可動部材741を背面側に移動させることとする。
案内部材73は、メダルMDが開口73aから、ソレノイド装置74を避けて落下するように、メダルMDを案内するための部材である。尚、開口73aから落下したメダルMDは、開口21aへ投入されるものとする。
例えば、可動部材741が正面側から背面側に向かって移動した場合、レバー75は、回動軸76を中心にB1方向に回動して、レバー75の一方側によって開口73aが塞がれることとなる。このとき、平板72上のメダルMDは、レバー75上をC1方向(図6)へ搬送されることとなる。C1方向に搬送されたメダルMDは、開口46a(図3)から容器46内に投入される。一方、例えば、可動部材741が背面側から正面側に向かって移動した場合、レバー75は、回動軸76を中心にB2方向に回動して、開口73aが露出した状態となる。このとき、平板72上のメダルMDは、C2方向(図7)へ落下することとなる。C2方向に落下したメダルMDは、開口21aに投入される。
===制御装置===
以下、図3、図8を参照して、本実施形態における制御装置について説明する。図8は、本実施形態における制御装置の機能を示すブロック図である。
制御装置9は、センサ31、判定装置60、計数装置60c、ソレノイド装置271、送風装置5、搬送装置6、振分装置7、羽根車4のモータの制御回路(不図示)(以下、「台間機200内の装置」と称する)と通信可能に接続される。
制御装置9は、例えば、送受信部91、記憶部93、制御部96を有する。
送受信部91は、台間機200内の装置との間で通信を行う。
記憶部93は、例えば、第1の領域931、第2の領域932を有する。第1の領域931には、例えば、台間機200を制御するためのプログラムが記憶される。第2の領域932には、例えば、台間機200への投入枚数を示す情報が記憶される。
制御部96は、第1の領域931に記憶された台間機200を制御するためのプログラムに基づいて、台間機200を制御する。
例えば、検出信号を受信した場合、制御部96は、送受信部91から開信号、噴射開始信号、起動信号を送信させる。例えば、メダルMDが真であることを示す判定信号を受信した場合、制御部96は、送受信部91から真信号を送信させる。例えば、メダルMDが偽であることを示す判定信号を受信した場合、制御部96は、送受信部91から偽信号を送信させる。
===台間機の動作===
以下、図3、図5、図10を参照して、本実施形態における台間機の動作について説明する。図10は、本実施形態における台間機の動作を示すフローチャートである。
例えば、トレイ26へ投入されたメダルMDを計数した後、当該メダルMDを台間機200外へ排出するまでの、台間機200の動作について説明する。第1の領域931内のプログラムの実行が開始されて、制御装置9が台間機200の制御を開始したところから説明する。
制御装置9は、センサ31がメダルMDを検出したか否かを判断する(ステップS1)。例えば、トレイ26内にメダルMDが投入されずに、制御装置9が検出信号を受信しない場合(ステップS1のNO)、制御装置9は、ステップS1の判断を再度行う。一方、例えば、トレイ26内にメダルMDが投入されて、制御装置9が検出信号を受信した場合(ステップS1のYES)、制御装置9は、開信号、噴射開始信号、起動信号を送信する。つまり、検出信号の受信を契機として、制御装置9は、開信号、噴射開始信号、起動信号を送信(ステップS2)する。
ソレノイド装置271内のソレノイドが通電されて、ソレノイド装置271は、扉27を上側へ移動させる駆動力を扉27へ伝達する。扉27は上側に移動して、開口26aは開いた状態となる。電磁バルブ55は、チューブ52の流路を開く。コンプレッサから出力される空気は、チューブ54、52を介してノズル51の先端から噴射される。羽根車4のモータは起動する。羽根車4が、回転軸42を中心にA1方向に回転する。尚、例えば、ノズル51の先端からの空気の噴射が開始され、羽根車4が所定の回転速度で回転した後に、扉27を上側へ移動させるように、噴射開始信号、起動信号が送信された後、所定時間経過後に、開信号が送信されることとしてもよい。
メダルMDは、傾斜板28上を流下して開口26aから筐体2内へ投入される。メダルMDは、羽根41によって搬送ベルト62上に案内されることとなる。メダルMDは、ベルト装置62c、63cによって、判定装置60、計数装置60cが設けられる基台61上へ搬送される。尚、搬送装置6のモータM1乃至M3は、例えば、予め起動しているものとしてもよいし、検出信号を受信した際に、制御装置9によって起動されるものとしてもよい。
制御装置9は、判定装置60、計数装置60cから夫々、判定信号、計数信号を受信する(ステップS3)。制御装置9は、メダルMDが真メダルであるか否かを判断する(ステップS4)。
例えば、メダルMDが真であることを示す判定信号を制御装置9が受信したとき、制御装置9は、メダルMDは真メダルであると判断(ステップS4のYES)して、真信号を送信(ステップS5)する。その後、制御装置9は、台間機200の制御動作を終了する。ソレノイド装置74のソレノイドは通電されて、ソレノイド装置74は、可動部材741を背面側から正面側に移動させる。可動部材741が背面側から正面側に向かって移動した場合、レバー75は、回動軸76を中心にB2方向(図7)に回動して、開口73aが露出した状態となる。よって、ベルト装置63c乃至65cによって基台61上から振分装置7へ搬送されたメダルMDは、C2方向へ落下して、開口21aに投入される。
一方、ステップS4の判断において、例えば、メダルMDが偽であることを示す判定信号を制御装置9が受信したとき、制御装置9は、メダルMDは偽メダルであると判断(ステップS4のNO)して、偽信号を送信(ステップS6)する。その後、制御装置9は、台間機200の制御動作を終了する。ソレノイド装置74のソレノイドへ供給される電流は遮断されて、ソレノイド装置74は、可動部材741を正面側から背面側に移動させる。可動部材741が正面側から背面側に向かって移動した場合、レバー75は、回動軸76を中心にB1方向(図6)に回動して、レバー75の一方側によって開口73aが塞がれることとなる。よって、ベルト装置63c乃至65cによって基台61上から振分装置7へ搬送されたメダルMDは、C1方向に搬送されたメダルMDは、開口46a(図3)から容器46内に投入される。
尚、例えば、制御装置9による台間機200の制御動作が終了した後、カード挿入口21に挿入されているICカードに対して、台間機200への投入枚数を示す情報が書き込まれることとしてもよい。又、例えば、制御装置9が検出信号を受信した後、制御装置9が予め定められた時間内に検出信号を再度受信しない場合、制御装置9が最後に検出信号を受信してから予め定められた時間経過したときに、制御装置9がモータM1乃至M3を停止するものとしてもよい。尚、予め定められた時間とは、開口26aを介して台間機200内に投入されたメダルMDが開口21aを介して台間機200外へ排出されるまでの時間よりも長く、且つ、開口26aから台間機200内に投入されたメダルMDが容器46内に収容されるまでの時間よりも長い時間であり、実験等に基づいて予め設定されるものとしてもよい。
前述したように、台間機200には、メダルMDを投入するための開口26aが形成される。扉27は、開口26aを開閉する。センサ31は、開口26aよりも手前側(−Y)の位置においてメダルMDの有無を検出する。制御装置9は、検出信号を受信すると、扉27が開くように、ソレノイド装置271を制御する。計数装置60cは、扉27を介して開口26aを通過した後のメダルMDの枚数を計数する。よって、メダルMDがセンサ31によって検出されないとき、扉27は閉じた状態となっているので、開口26aから台間機200内に、例えば塵埃等の異物が入り込むのを防止したり、台間機200内への悪戯を防止したりできる。従って、台間機200内への異物の入り込み、台間機200内への悪戯による台間機200の故障を防止して、メダルMDの枚数を確実に計数することができる。
又、傾斜板28、搬送装置6は、メダルMDを開口26aから計数装置60cまで搬送する。傾斜板28には、孔282が形成されている。送風装置5は、孔282を介して傾斜板28の上側から下側へ送風する。よって、開口26aから台間機200内へ入り込む、例えば塵埃や煙草の煙を、傾斜板28の下側へ排出することができる。従って、塵埃や煙草の煙によって、計数装置60cが故障するのを確実に防止できる。又、送風装置5から噴射される空気によって、メダルMDの表面に付着している塵埃を取り除いて、メダルMDに塵埃が付着していることによって引き起こされる、計数装置60cによる誤計数、判定装置60による誤判定を防止できる。従って、メダルMDの枚数を正確に計数すると共に、メダルMDの真偽を正確に判定する台間機200を提供できる。
又、送風装置5は、検出信号を契機として、送風を開始する。よって、例えば、扉27が開くタイミングにあわせて、送風機5による送風を開始できる。従って、扉27が開いて開口26aから台間機200の内部に入り込む塵埃や煙草の煙を、確実に排出することができる。
又、ノズル51、孔282は、開口26aの近傍に設けられる。よって、例えば、開口26aから台間機200の内部に入り込んでくる塵埃や煙草の煙が、搬送ベルト62、63、計数装置60c、判定装置60に到達する前に、当該塵埃や煙草の煙を排出できる。よって、計数装置60c、判定装置60の周囲に、塵埃や煙草の煙が供給されるのを防止して、メダルMDの枚数の計数精度、メダルMDの真偽の判定精度を向上させることができる。
又、孔282は、傾斜板28におけるメダルMDの搬送方向と交差する方向に沿って複数形成される。よって、例えば、メダルMDに付着している塵埃を、孔282を介して傾斜板28の下側に排出することができる。よって、当該塵埃がメダルMDと共に台間機200の内部に入り込んで、台間機200が故障するのを確実に防止できる。
又、傾斜板28の下側における孔282と対向する位置には、容器45が配設される。例えば、孔282を介して傾斜板28の上側から下側へ落下した塵埃は、容器45に収容されることとなる。従って、傾斜板28の上側から下側へ落下した塵埃が、台間機200内に散らばって、台間機200が故障するのを防止できる。又、塵埃が容器45内に収容されているので、当該塵埃を容易に排出できる。従って、メンテナンス性に優れた台間機200を提供できる。
[第2実施形態]
===台間機===
第2実施形態における台間機200bは、第1実施形態における制御装置9を、制御装置9bに変更したものである。制御装置9bは、制御装置9の機能に対して、判定装置60の判定結果に基づいて扉27、送風装置5、羽根車4を制御する機能、及び、判定装置60の判定結果に基づいて管理装置8に対して第1警告信号を出力する機能を追加したものである。尚、制御装置9b以外の構成は、台間機200と同様であるので、その説明は省略する。
===制御装置===
以下、図3、図8を参照して、本実施形態における制御装置について説明する。
制御装置9bは、例えば、送受信部91b、判定部92b、記憶部93b、計時部95b、制御部96b、計数部97bを有する。
送受信部91bは、台間機200b内の装置、遊技機100、管理装置8(メダル計数機を管理するコンピュータ)との間で通信を行う。尚、管理装置8については、後述する。
計数部97bは、送受信部91が受信する計数信号、判定信号に基づいて、台間機200bに投入されたメダルMDの枚数(以下、「台間機200bへの投入枚数」と称する)のうちの偽メダルの枚数を計数する。
計時部95bは、現在時刻を計時する、例えばタイマである。
記憶部93bは、例えば、第1の領域931b、第2の領域932b、第3の領域933bを有する。第1の領域931bには、例えば、台間機200bを制御するためのプログラムが記憶される。第2の領域932bには、例えば、台間機200bへの投入枚数を示す情報、偽メダルの枚数を示す情報が記憶される。尚、台間機200bへの投入枚数とは、台間機200bで計数されたメダルMDの枚数である。第3の領域933bには、例えば、第1閾値枚数(所定枚数)を示す情報が記憶される。第1閾値枚数は、検出信号に関わらず開口26aを閉じるか否かを判定するために用いられる。第1閾値枚数は、一定時間内(例えば1分間)に計数される偽メダルの枚数と比較される。第1閾値枚数は、例えば、遊技機100の遊技者が故意に台間機200bに偽メダルを投入しているのが疑われる程度の枚数であり、調整可能な枚数としてもよい。
判定部92bは、一定時間内(例えば1分間)に計数される偽メダルの枚数が、第1閾値枚数以上であるか否かを判定する。
制御部96bは、台間機200bを制御するためのプログラムに基づいて、台間機200bを制御する。例えば、一定時間内(例えば1分間)に計数される偽メダルの枚数が、第1閾値枚数以上であると、判定部92bが判定した場合、制御部96bは、送受信部91bから閉信号、噴射停止信号、停止信号、第1警告信号を送信させる。尚、第1警告信号については後述する。
===管理装置===
以下、図9を参照して、本実施形態における管理装置について説明する。図9は、本実施形態における台間機、管理装置、遊技機を示す図である。
管理装置8は、複数の遊技機100及び台間機200bを管理するための装置である。管理装置8は、例えば、遊技機100及び台間機200bを管理するための、事務所等に設置される。管理装置8は、複数の遊技機100及び台間機200bと、通信できるように接続される。
管理装置8は、送受信部81、表示部82、記憶部83、制御部84を有する。
送受信部81は、台間機200bから出力される第1警告信号を受信する。
表示部82は、送受信部81が受信した第1警告信号に基づいて、警告メッセージを表示するための、例えば、液晶ディスプレイである。
記憶部83には、管理装置8を動作させるためのプログラムが記憶されている。
制御部84は、記憶部83に記憶されているプログラムに基づいて、管理装置8を制御する。
例えば、台間機200bから送信された第1警告信号を受信した場合、制御部84は、偽メダルが連続投入されているので、扉27が閉じられたことを示す第1警告メッセージを表示部82上に表示させる。
===台間機の動作===
以下、図3、図9、図11を参照して、本実施形態における台間機の動作について説明する。図11は、本実施形態における台間機の動作を示すフローチャートである。尚、図10のステップと同様なステップについては、同様な符号を付し、その説明は省略する。
制御装置9bは、ステップS6の動作を行った後、一定時間内(例えば1分間)に計数される偽メダルの枚数が、第1閾値枚数以上であるか否かを判断(ステップS7)する。一定時間内に計数される偽メダルの枚数が、第1閾値枚数以上でないと判断した場合(ステップS7のNO)、制御装置9bは、台間機200b内の制御動作を終了する。一方、一定時間内に計数される偽メダルの枚数が、第1閾値枚数以上であると判断した場合(ステップS7のYES)、制御装置9bは、閉信号、噴射停止信号、停止信号、第1警告信号を送信(ステップS8)した後、台間機200bの制御動作を終了する。
ソレノイド装置271内のソレノイドへの電流の供給は遮断されて、ソレノイド装置271は、扉27を下側へ移動させる駆動力を扉27へ伝達する。扉27は、扉27の下側の縁が溝281に嵌るように、下側に移動する。扉27は閉じて、メダルMDを開口26aから筐体2の内部に投入できない状態となる。電磁バルブ55は、チューブ52の流路を閉じる。コンプレッサからノズル51への空気の供給は遮断されて、ノズル51の先端から空気が噴射されないこととなる。羽根車4のモータは停止して、羽根車4の回転は停止する。尚、例えば、開口26aが扉27によって閉じられた後に、ノズル51からの空気の噴射及び羽根車4の回転が停止するように、閉信号が送信された後、所定時間経過の地に、噴射停止信号、停止信号が送信されることとしてもよい。管理装置8は、第1警告メッセージを表示部82上に表示する。
前述したように、判定装置60は、開口26aを通過した後のメダルMDの真偽を判定する。例えば、一定時間内(例えば1分間)に計数される偽メダルの枚数が、第1閾値枚数以上の場合、制御装置9bは、検出信号に関わらず、扉27が閉じるように、ソレノイド装置271を制御する。又、その場合、制御装置9bは、第1警告信号を管理装置8に送信する。よって、偽メダルが計数され続けるのを防止できる。従って、例えば、遊技機100用のメダルMD以外のメダルを計数させて、ICカードに当該メダルの枚数を示す情報を記憶させるような、不正な行為を防止できる。又、台間機200bが設置されている遊技場の管理者は、当該不正な行為を監視することができる。
又、偽メダルを回収するための容器46が、筐体2内に配設される。よって、例えば、遊技機100の遊技者に対して偽メダルが貸し出されるのを防止できる。又、例えば、遊技場内で流通している偽メダルの枚数を把握して、確実に処分することができる。又、例えば、偽メダルが台間機200bで計数されるか否かを、複数回に渡って試されるような、不正な行為を防止できる。
[第3実施形態]
===台間機===
第3実施形態における台間機200cは、第2実施形態における制御装置9bを、制御装置9cに変更したものである。尚、制御装置9c以外の構成は、台間機200bと同様であるので、その説明は省略する。
===制御装置===
以下、図3、図8を参照して、本実施形態における制御装置について説明する。
制御装置9cは、例えば、送受信部91c、判定部92c、記憶部93c、演算部94c、計時部95b、制御部96c、計数部97cを有する。
送受信部91cは、台間機200c内の装置、遊技機100、管理装置8との間で通信を行う。ここで、遊技機100(図2)は、メダルMDを投入するためのメダル投入口101、遊技結果に基づいてメダルMDを返却するためのメダル返却口102を有する。遊技機100は、メダル投入口101に投入されるメダルMDの枚数に応じて第1信号を出力し、メダル返却口102に返却されるメダルMDの枚数に応じて第2信号を出力する。送受信部91cは、第1及び第2信号を、遊技機100から受信する。
計数部97cは、送受信部91cが受信する第1及び第2信号に基づいて、遊技機100に投入されたメダルMDの枚数(第1枚数)(以下、「打込枚数」と称する)、遊技機100から返却(排出)されたメダルMDの枚数(以下、「払出枚数」と称する)を計数する。尚、計数部97cは、遊技機100の遊技者毎の打込枚数及び払出枚数を計数する。ここで、例えば、カード挿入口21(図2)にICカードが挿入されたとき、ユニット201からカード検出信号が出力されるものとする。計数部97cは、例えば、カード検出信号を制御装置9cが受信してからの、打込枚数及び払出枚数の累積を、遊技者毎の打込枚数及び払出枚数として計数するものとする。
記憶部93cは、例えば、第1の領域931c、第2の領域932b、第3の領域933c、第4の領域934cを有する。第1の領域931cには、例えば、台間機200cを制御するためのプログラムが記憶される。第3の領域933cには、例えば、第2閾値枚数を示す情報が記憶される。第4の領域934cには、例えば、計数部97cで計数された打込枚数、払出枚数を示す情報が記憶される。更に、第4の領域934cには、例えば、ビルバリに投入された金銭に基づくメダルMDの枚数である貸出枚数を示す情報が記憶される。尚、ビルバリと、当該ビルバリに投入された金銭に基づく枚数のメダルMDを貸し出す台間機200cの機能が、メダル貸出装置に相当する。第2閾値枚数は、第4枚数と比較される。尚、第4枚数については、後述する。
演算部94cは、計数部97cの計数結果に基づいて、貸出枚数と払出枚数との合計の枚数(第2枚数)から第1枚数を減じて、遊技機100で遊技を行う遊技者の手持ちのメダルMDの枚数(以下、「第3枚数」と称する)を算出する。演算部94cは、更に、台間機200cへの投入枚数から、第3枚数を減じて、台間機200cで計数されたメダルMDの枚数と遊技機100で遊技を行う遊技者の手持ちのメダルMDの枚数との差の枚数(以下、「第4枚数」と称する)を算出する。尚、台間機200cへの投入枚数が、計数値に相当する。ここで、第2閾値枚数は、例えば、遊技機100が設置されている遊戯場内の遊技者が、他の遊技機100で遊技を行うことに起因する枚数よりも多い、例えば50枚程度に設定される。
判定部92cは、第4枚数が、第2閾値枚数以上であるか否かを判定する。
制御部96cは、台間機200cを制御するためのプログラムに基づいて、台間機200cを制御する。例えば、第4枚数が第2閾値枚数以上であると、判定部92cが判定した場合、制御部96cは、送受信部91cから閉信号、噴射停止信号、停止信号、第2警告信号を送信させる。
尚、例えば、台間機200cから送信された第2警告信号を管理装置8が受信した場合、制御部84は、不正にメダルを計数している虞があるので、扉27が閉じられたことを示す第2警告メッセージを表示部82上に表示させる。
===台間機の動作===
以下、図3、図9、図12を参照して、本実施形態における台間機の動作について説明する。図12は、本実施形態における台間機の動作を示すフローチャートである。尚、図10のステップと同様なステップについては、同様な符号を付し、その説明は省略する。
制御装置9cは、第1及び第2信号、計数信号を受信する(ステップS21)。制御装置9cは、第4枚数を算出する(ステップS22)。制御装置9cは、第4枚数が第2閾値枚数以上であるか否かを判断する(ステップS23)。例えば、第4枚数が第2閾値枚数以上でないと、制御装置9cが判断した場合(ステップS23のNO)、制御装置9cは、上記ステップS21、S22の制御動作の後、ステップS23の判断を再度行う。一方、例えば、第4枚数が第2閾値枚数以上であると、制御装置9cが判断した場合(ステップS23のYES)、制御装置9cは、閉信号、噴射停止信号、停止信号、第2警告信号を送信(ステップS24)した後、台間機200cの制御動作を終了する。
閉信号、噴射停止信号、停止信号による、台間機200c内の装置の動作については、ステップS8(図11)での台間機200b内の装置の動作と同様であるので、その説明は省略する。管理装置8は、第2警告メッセージを表示部82上に表示する。
前述したように、制御装置9cは、第2枚数から第1枚数を減じて、遊技機100で遊技を行う遊技者の手持ちのメダルMDの枚数である第3枚数を算出する。制御装置9cは、更に、台間機200cへの投入枚数から、第3枚数を減じて第4枚数を算出する。制御装置9cは、第4枚数が第2閾値枚数以上であるか否かを判断する。第4枚数が第2閾値枚数以上である場合、制御装置9cは、検出信号に関わらず、扉27が閉じるように、ソレノイド装置271を制御する。又、その場合、制御装置9cは、第2警告信号を管理装置8に送信する。つまり、第1枚数よりも第2枚数の方が多い場合であって、更に、計数装置60cで計数されたメダルMDの枚数が、第1枚数と第2枚数との差の枚数である第3枚数よりも多い場合、扉27は閉じることとなる。又、その場合、表示部82上に、第2警告メッセージが表示されることとなる。よって、例えば、遊技機100が設置されている遊技場以外の遊技場から持ち込んだメダルを計数させて、ICカードに当該メダルの枚数を示す情報を記憶させるような、不正な行為を防止できる。又、遊技場の管理者は、当該不正な行為を監視することができる。
尚、第1乃至第3実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
第3実施形態においては、台間機200cへの投入枚数から、第3枚数を減じて第4枚数とする構成について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、第3枚数から、台間機200cへの投入枚数を減じて第4枚数としてもよい。更に、第4枚数が第2閾値枚数以上である場合、台間機200cの計数装置60cが故障している虞があるものとして、扉27を閉じたり、管理装置8に警告信号を送信したりしてもよい。つまり第3枚数が、台間機200cへの投入枚数よりも多いことを検出することによって、台間機200cの故障を把握して、迅速にメンテナンスを行うことができる。従って、メンテナンス性よい台間機200cを提供することができる。
又、第1実施形態においては、センサ31、制御装置9、扉27等を台間機200に設ける場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、複数の遊技機100が設置されている遊技場内の遊技島内に共通に設けられるメダル計数装置に対して、センサ31、制御装置9、扉27等を設けてもよい。
2 筐体
4 羽根車
5 送風装置
6 搬送装置
7 振分装置
8 管理装置
9、9b、9c 制御装置
21a、25a、26a、56a 開口
25、26 トレイ
27 扉
28 傾斜板
31 センサ
45、46 容器
51 ノズル
52、53、54 チューブ
55 電磁バルブ
60 判定装置
60c 計数装置
74、271 ソレノイド装置
100 遊技機
200、200b、200c 台間機
203 計数ユニット
281 溝
282 孔
MD メダル

Claims (11)

  1. 遊技用のメダルが投入される投入口と、
    前記投入口を開閉する扉と、
    前記投入口のメダル投入位置よりも手前の位置において前記メダルの有無を検出するセンサと、
    前記センサが前記メダルを検出すると、前記扉を開く制御装置と、
    前記扉を介して前記投入口を通過した後の前記メダルの枚数を計数する計数装置と、
    を備えたことを特徴とするメダル計数機。
  2. 前記投入口から前記計数装置まで前記メダルを搬送する搬送路と、
    前記搬送路に形成される送風孔と、
    前記送風孔を介して前記搬送路の上側から下側へ送風する送風装置と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のメダル計数機。
  3. 前記送風装置は、前記センサが前記メダルを検出したことを契機として送風を開始する
    ことを特徴とする請求項2に記載のメダル計数機。
  4. 前記送風孔と前記送風装置は、前記投入口の近傍に設けられる
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載のメダル計数機。
  5. 前記送風孔は、前記搬送路の搬送方向と交差する方向に沿って複数形成される
    ことを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載のメダル計数機。
  6. 前記送風孔と対向する前記搬送路の下側の位置に配設される塵埃収容箱
    を備えたことを特徴とする請求項2乃至5の何れかに記載のメダル計数機。
  7. 前記扉を介して前記投入口を通過した後の前記メダルの真偽を判定する判定装置、を備え、
    前記制御装置は、前記判定装置が偽と判定する前記メダルの枚数が所定枚数以上になると、前記センサの検出結果に関わらず前記扉を閉じる
    ことを特徴とする請求項1に記載のメダル計数機。
  8. 前記扉を介して前記投入口を通過した後の前記メダルの真偽を判定する判定装置、を備え、
    前記制御装置は、前記判定装置が偽と判定する前記メダルの枚数が所定枚数以上になると、メダル計数機を管理するコンピュータに対して警告信号を出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載のメダル計数機。
  9. 前記判定装置が偽と判定する前記メダルを回収するメダル回収箱
    を内部に備えたことを特徴とする請求項7又は8に記載のメダル計数機。
  10. 前記制御装置は、遊技機に投入された前記メダルの第1枚数よりも、メダル貸出装置から貸し出された前記メダルの枚数と前記遊技機から排出された前記メダルの枚数との合計の枚数である第2枚数の方が多い場合であって、更に、前記計数装置の計数値が前記第1枚数及び前記第2枚数の差分値よりも大きい場合、前記センサの検出結果に関わらず前記扉を閉じる
    ことを特徴とする請求項1に記載のメダル計数機。
  11. 前記制御装置は、遊技機に投入された前記メダルの第1枚数よりも、メダル貸出装置から貸し出された前記メダルの枚数と前記遊技機から排出された前記メダルの枚数との合計の枚数である第2枚数の方が多い場合であって、更に、前記計数装置の計数値が前記第1枚数及び前記第2枚数の差分値よりも大きい場合、メダル計数機を管理するコンピュータに対して警告信号を出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載のメダル計数機。
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