JP2013185440A - 遠心ファン - Google Patents

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拓矢 寺本
Atsuo Konishi
敦生 小西
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弘祥 豊島
Masashi Hirayama
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Abstract

【課題】静圧が高く、かつ風量特性の優れた遠心ファンを提供する。
【解決手段】遠心ファン100は、回転軸を中心に回転するインペラ10、インペラを回転駆動するモータ30、インペラ及びモータを収容するケースを備え、ケースは、上ケース20、下ケース21、両ケース20、21を固定する締結部23を有し、ケース内にはモータよりも径方向外方に位置する第1の環状空間50が形成され、第1の環状空間は、締結部の内周縁23a、モータ収容部の径方向最外周部との最短距離を直径とすると共に締結部の内周縁と接する仮想円を環状に連続させることで形成される空間、上ケース、下ケースで構成される第2の環状空間51を有し、第2の環状空間にインペラの一部が配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、高い静圧を有する遠心ファンに関する。
従来、静圧を高めることを目的する遠心ファンが知られている。
例えば、米国特許公開第2009/0301485号明細書には、インペラの上部にシュラウドを設けたブロアが記載されている。
また、特表2005−510663号公報には、圧縮室に連通する円環状圧縮室を有したタービンが記載されている。
米国特許公開第2009/0301485号明細書 特表2005−510663号公報
米国特許公開第2009/0301485号明細書では、インペラの上部にシュラウドを設けることにより、吸気口からインペラの下部に流れ込んだ気体が吸気口側に逆流することを抑制している。これにより、風洞部内の通風抵抗が大きくなり、静圧が高められている。
しかしながら、より静圧を高めようとすると、インペラの径を大きくすることで風洞部内の通風抵抗を大きくするか、インペラの上端に設けられたシュラウドの面積を増やし、同様に、通風抵抗を大きくする必要がある。その場合、遠心ファンの大型化を招き、小型化にすることが難しい。特に、人口呼吸器や排痰装置等の医療機器においては、携帯性等の要求から、遠心ファンを小型化することが望まれている。
また、特表2005−510663号公報では、円環状圧縮室(複数の翼の下方空間)に空気が流れ込むことで、下方空間内の通風抵抗が高められている。そのため、複数の翼の下方空間に流れ込んだ空気が、吸気口側に逆流することが抑制され、タービンの静圧を高めている。
しかしながら、インペラの下方空間に流れ込んだ空気は、そこに一時的に滞留する。この滞留した空気は、主として吸気口からの連続した空気の吸入によって循環される。すなわち、インペラの下方空間に流れ込んだ空気には、周方向への旋回成分がさほど作用していない。したがって、周方向外方(排気口側)への空気の循環が促進され難い。そのため、風量特性の向上を図ることが難しい。なお、人口呼吸器や排痰装置等の医療機器においては、起動特性の要求から、高静圧の遠心ファンが望まれている。
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、その主な目的は、小型化しつつ、より静圧や風量を高めた遠心ファンを提供することである。
本発明の例示的な遠心ファンは、回転軸を中心に回転するインペラと、インペラを回転駆動するモータと、インペラ及びモータを収容するケースとを備えている。ケースは、上ケースと、モータの外周を覆うモータ収容部を有する下ケースと、上ケースと下ケースとを固定する締結部とを有し、ケース内には、モータよりも径方向外方に位置する第1の環状空間が形成されている。第1の環状空間は、締結部の内周縁とモータ収容部の径方向最外周部との最短距離を直径とすると共に締結部の内周縁と接する仮想円を環状に連続させることで形成される空間と、上ケースと、下ケースと、で囲まれた空間で構成される第2の環状空間を有し、第2の環状空間に、インペラの一部が配置されている。
本発明によれば、第2の環状空間にインペラの一部を配置することによって、第2の環状空間内の通風抵抗が高まる。そのため、吸気口から吸入された気体が、吸気口側へ逆流することを抑制できる。更に、吸気口から吸入された気体が第2の環状空間を循環する際に、環状空間に配置されたインペラの一部によって、第2の環状空間内の気体に周方向への旋回成分が発生する。そのため、周方向外方(排気口側)への気体の循環が効率よく行われる。これによって、静圧が高く、風量特性の優れた小型の遠心ファンを提供することができる。
本発明の一実施形態における遠心ファンの構成を示した断面図である。 図1において、第1の環状空間の近傍を拡大して示した部分断面図である。 第2の環状空間の空間的形状の一例を示した部分断面図である。 インペラの他の構成を示した部分断面図である。 インペラの他の構成を示した部分断面図である。 本発明の他の実施形態における遠心ファンの構成を示した断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態における説明では、回転軸に平行な方向を「軸方向」とし、回転軸に直交する方向を「径方向」とし、回転軸を中心とする円周に向かう方向を「周方向」としている。また、軸方向に沿う方向を上下方向として、モータに対してインペラ側を上として、各部の形状や位置関係を説明する。また、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。本発明の効果を奏する範囲を逸脱しない範囲で、適宜変更は可能である。さらに、他の実施形態との組み合わせも可能である。
図1は、本発明の一実施形態における遠心ファン100の構成を模式的に示した断面図である。
図1に示すように、本実施形態における遠心ファン100は、回転軸Jを中心に回転するインペラ10と、インペラ10を回転駆動するモータ30と、インペラ10及びモータ30を収容するケース20、21とを備えている。インペラ10の軸方向上方には、遠心ファン100の外部から気体を吸気する吸気口40が形成されている。
インペラ10は、回転軸Jを中心に回転するシャフト31に結合された略円形平板のハブ11と、ハブ1の軸方向上方に設置された複数の第1の羽根12と、ハブ11の軸方向下方に設置された複数の第2の羽根13とを有している。
ハブ11の周縁部は、複数の第1の羽根12の周縁部よりも、径方向外方に突出している。これにより、複数の第1の羽根12の回転によって吸気口40から吸入された気体が、吸気口40側へ逆流することを抑制することができる。
複数の第1の羽根12は、回転軸Jから軸方向下方且つ径方向外方に向かって延びるともに、複数の第1の羽根12を覆うケース20の内壁は、複数の第1の羽根12の軸方向上端部に沿った内壁面を有している。これにより、第1の羽根12の回転によって、吸気口40から吸入された気体は、軸方向下方且つ径方向外方に流れ込む。つまり、複数の第1の羽根12は、吸気口40から吸入された気体をケース20、21内に効率良く流し込む作用を主として有している。また、複数の第1の羽根12は、平面視において、回転軸Jを中心としてインペラ10の回転方向と同じ方向に向かう角度を有すると共に、回転軸Jを中心として放射状に延びている。複数の第1の羽根12の、インペラ10の回転方向と同じ方向に向かう角度は、径方向位置によって、一定ではない。すなわち、回転軸Jから周方向外方に延びるに従って、インペラ10の回転方向と同じ方向に向かう角度が大きくなる。これにより、第1の羽根12の回転によって、軸方向下方且つ径方向外方の旋回成分を主とする気体に対して、周方向外方への旋回成分が付加されやすくなる。すなわち、より効率良く排気口(不図示)に向かって排出することができる。
複数の第2の羽根13は、ケース20,21内に流し込まれた気体を、排出口(不図示)へ向かって排出する作用を主として有している。
モータ30は、回転軸Jを中心としてロータ33を回転可能に支持する軸受32と、軸受32を支持する軸受保持部35と、軸受保持部35に支持されるステータ34とを備えている。回転軸Jを中心に回転するシャフト31に固定されたハブ11は、軸方向下方に延出する略円筒状のロータ保持部11aを備え、ロータマグネット33は、ロータ保持部11aの内周面に固定されている。なお、図1に例示したモータ30は、アウターロータ型のモータであるが、インナーロータ型のモータであってもよい。
遠心ファン100は、ステータ34に駆動電流を供給することによって、ロータマグネット33とステータ34との間で回転トルクを発生させ、これにより、ハブ11に固定されたインペラ10が、回転軸Jを中心に回転する。
ケース20、21は、上ケース20と、モータ30の外周を覆うモータ収容部22を有する下ケース21と、上ケース20と下ケース21とを固定する締結部23とを有している。上ケース20は、吸気口40の周縁部から軸方向下方且つ径方向外方へ向かって広がっている。下ケース21は、締結部23から軸方向下方且つ径方向内方へ湾曲し、モータ収容部22の上端と連続する。但し、下ケース21は、必ずしも締結部23から径方向内方へ湾曲し始めなくても良い。つまり、締結部23から所定の長さだけ軸方向下方へ延びた位置から径方向内方へ湾曲し始めても良い。また、下ケース21は、必ずしも径方向内方へ湾曲してモータ収容部22の上端と連続しなくても良い。つまり、締結部23から所定の長さだけ軸方向下方へ延びた位置から径方向内方に向かって略直角に折れ曲がり、モータ収容部22の上端と連続しても良い。なお、所定の長さとは、締結部23からモータ収容部22の下端までの軸方向長さの範囲内で適宜設定される。また、締結部23から径方向内方へ傾斜し、モータ収容部22の上端と連続しても良い。さらに、締結部23から径方向内方へ傾斜する角度を変化させつつ、モータ収容部22の上端と連続しても良い。少なくとも、下ケース21は、締結部23よりも軸方向下方の空間を形成しつつ、モータ収容部22と連続している。
ケース20、21内には、モータ30よりも径方向外方に位置する第1の環状空間(風洞部)50が形成されている。吸気口40から吸入された気体は、インペラ10の回転によって、インペラ10の周囲に設けられた第1の環状空間50を通過しつつ周方向に旋回し、排気口(不図示)から排出される。
図2は、図1において、第1の環状空間50の近傍を拡大して示した部分断面図である。
図2に示すように、第1の環状空間50は、締結部23の内周縁23aとモータ収容部22の径方向最外周部22aとの最短距離を直径Rとすると共に締結部23の内周縁23aと接する仮想円を環状に連続させることで形成される空間と、上ケース20と、下ケース21と、で囲まれた空間で構成される第2の環状空間51を有している。第2の環状空間51には、インペラ10の一部が配置されている。ここで言う仮想円とは、回転軸Jを含む断面で切断された面内に位置する仮想的な円を指している。
なお、本実施形態で例示した構成では、締結部23の内周縁23aに対して、径方向内方に、モータ収容部22の径方向最外周部22aが位置していない。このような場合、「締結部23の内周縁23aと、モータ収容部22の径方向最外周部22aとの最短距離」は、「締結部23の内周縁23aと、モータ収容部22の径方向最外周部22aの軸方向への延長線22bとの最短距離」とする。
さらに、本実施形態において、上ケース20と下ケース21とを固定する締結部23の内周縁23aは、第2の環状空間51を規定するために便宜的に定めた基準である。インペラ10の軸方向下方に位置し、渦流を形成する環状空間(風洞部)を規定するものであれば、締結部23の内周縁23aの位置を厳密に定める必要はない。
本実施形態において、第2の環状空間51は、モータ30よりも径方向外方に位置する第1の環状空間50のうち、インペラ10の軸方向下方も含むように拡張された環状の風洞部を構成する。従って、第2の環状空間51に流れ込んだ気体には、インペラ10の回転によって発生する周方向への旋回成分が付加される。また、インペラ10の回転によって、吸気口40から吸入された気体は絶え間無く、第2の環状空間51内に送り込まれる。これにより、第2の環状空間51内の気体密度が高くなる。そのため、吸入口40から排気口(不図示)までの通風抵抗が増すため、遠心ファン100の静圧を高めることができる。
さらに、本実施形態では、第2の環状空間51に、インペラ10の一部が配置されている。これにより、第2の環状空間51に流れ込んだ気体は、インペラ10の回転によって、周方向への旋回成分が付加される。その結果、第2の環状空間51内の気体密度は更に高まる。また、インペラ10の一部が第2の環状空間51内に配置されているため、第2の環状空間内の気体の流路を塞ぎ通風抵抗が高まる。結果として、静圧を高めることができる。更には、第2の環状空間51にインペラ10の一部を配置することで、インペラ10の周方向の面の面積を拡大することができる。結果として、遠心ファン100の風量も高めることができる。
すなわち、本実施形態における遠心ファン100は、モータ30よりも径方向外方に位置する第1の環状空間50のうち、インペラ10の軸方向下方も含むように拡張された環状の第2の環状空間51を設け、この第2の環状空間51に、インペラ10の一部を配置することによって、静圧が高く、かつ風量特性の優れた遠心ファンを実現することができる。
また、第1の羽根12の回転によって吸気口40から吸入された気体は、ケース20,21内に流れ込み、第1の環状空間50、さらには第2の環状空間51に導かれる。本実施形態では、ハブ11の周縁部が、第1の羽根12の周縁部よりも、径方向外方に突出している。そのため、第2の環状空間51に導かれた気体は、第1の羽根12側に逆流しにくくなる。その結果、第2の環状空間51内の気体密度が高くなると共に、周方向に気体が押し出されるため、静圧および風量をより高めることができる。
また、複数の第2の羽根13は、第2の環状空間51において、径方向内方側に配置されている。吸気口40から吸入された気体は、第2の環状空間51の径方向外方側の空間に流れ込み、第2の環状空間51の径方向内側の空間で滞留しやすい。そのため、複数の第2の羽根13を、第2の環状空間51において、径方向内方側に配置することにより、滞留した気体を効率良く径方向外方へ排出することができる。
なお、本実施形態における第2の環状空間51は、種々の空間的形状を取り得る。例えば、第2の環状空間51を覆うケース20、21の内壁を、軸方向横断面が曲面を有するようにすれば、吸気口40から吸入された気体を、第2の環状空間51内へスムーズに流れ込ますことができる。なお、この曲面は、必ずしも球面である必要はない。
図3は、第2の環状空間51の空間的形状の一例を示した部分断面図である。第1の環状空間50は、締結部23の内周縁23aとモータ収容部22の径方向最外周部22aとの最短距離を直径Rとすると共に締結部23の内周縁23aと接する仮想円を環状に連続させることで形成される空間と、上ケース20と、下ケース21と、で囲まれた空間で構成される第2の環状空間51よりも軸方向下方に位置する空間51aをさらに有している。上ケース20の内壁に沿って吸入された気体は、下ケース21の内壁に沿って空間51aの径方向外方から径方向内方に導かれ、渦流となって滞留する。この時、吸入された気体が渦流となって滞留する位置は、下ケース21の軸方向長さに依存する。そのため、本実施形態において、吸入された気体が渦流となって滞留する位置は、第1の環状空間50が空間51aを有さない実施形態よりも軸方向下方で渦流が発生する。この場合、複数の第2の羽根13を軸方向下方へ延ばすことが好ましい。例えば、軸方向において、締結部23もしくはモータ収容部22の最外周部と同じ位置まで、もしくは各部位よりも軸方向下方へ延ばすことが好ましい。これにより、複数の第2の羽根13の位置と、渦流が発生する位置が断面視で重なり、渦流となって滞留する気体を効率良く径方向外方へ押し出すことができる。但し、吸入された気体が渦流となって滞留する位置は、下ケース21の軸方向長さだけでなく、下ケース21の内壁の形状にも依存する。そのため、単に複数の第2の羽根13を軸方向下方に延ばすだけでなく、下ケース21の内壁の形状を適宜変更することにより、複数の第2の羽根13と、渦流が発生する位置を、断面視で重なるようにしても良い。
本実施形態において、インペラ10の構成は特に制限されない。例えば、図1に示した構成のインペラ10に対して、図4または図5に示したような構成のインペラ10であってもよい。
図4に示した構成のインペラ10は、ハブ11の周縁部が、第1の羽根12の周縁部よりも、径方向外方に突出しておらず、第1の羽根12及び第2の羽根13の周縁部と面一になっている。これにより、インペラ10の径方向の大きさを縮小できる。
また、図5に示した構成のインペラ10は、第1の羽根12の周縁部と第2の羽根13の周縁部とが、ハブ11の周縁部の径方向外方において、互いに連なっている。これにより、第1の羽根12及び第2の羽根13を一体的に形成することができる。
図6は、本発明の他の実施形態における遠心ファン110の構成を模式的に示した断面図である。本実施形態における遠心ファン110は、所謂、斜流ファンと呼ばれるものである。
本実施形態においては、インペラ10の構成が、図1に示した構成と異なる。なお、モータ30の構成は、図1に示した構成と同じなので、説明は省略する。
本実施形態におけるインペラ10は、回転軸Jを中心に回転するシャフト31に結合され、かつ、シャフト31から周縁部に向かって軸方向下方に傾斜したハブ11と、ハブ11の軸方向上方に設置された複数の第1の羽根12とを有している。複数の第1の羽根12の一部12aは、第2の環状空間51に配置されている。なお、第2の環状空間51は、図2で説明した第2の環状空間51と同じ定義で規定される。
本実施形態における遠心ファン110では、複数の第1の羽根12が、回転軸Jから周縁部に向かって、軸方向下方に傾斜している。そのため、第1の羽根12の回転によって、吸気口40から吸入された気体は、軸方向下方且つ径方向外方に排出される。そのため、吸気口40から吸入された気体を、第2の環状空間51にスムーズに導くことができる。
また、複数の第1の羽根12の軸方向上方端部には、環状のシュラウド14が形成されていてもよい。ここで、シュラウド14は、第2の環状空間51の軸方向上方に位置している。これにより、第1の羽根12の回転によって、吸気口40から第2の環状空間51に導かれた気体は、第1の羽根12側に逆流しにくくなる。その結果、第2の環状空間51内の気体密度が高くなると共に、周方向に気体が押し出されるため、静圧をより高めることができる。
10 インペラ
11 ハブ
11a ロータ保持部
12 第1の羽根
12a 第1の羽根の一部
13 第2の羽根
14 シュラウド
20 上ケース
21 下ケース
22 モータ収容部
22a モータ収容部の径方向最外周部
23 締結部
23a 締結部の内周縁
30 モータ
31 シャフト
32 軸受
33 ロータマグネット
34 ステータ
35 軸受保持部
40 吸気口
50 第1の環状空間
51 第2の環状空間
100、110 遠心ファン

Claims (9)

  1. 回転軸を中心に回転するインペラと、
    前記インペラを回転駆動するモータと、
    前記インペラ及び前記モータを収容するケースと、
    を備え、
    前記ケースは、
    上ケースと、
    前記モータの外周を覆うモータ収容部を有する下ケースと、
    前記上ケースと下ケースとを固定する締結部と、
    を有し、
    前記ケース内には、前記モータよりも径方向外方に位置する第1の環状空間が形成され、
    前記第1の環状空間は、
    前記締結部の内周縁と、前記モータ収容部の径方向最外周部との最短距離を直径とすると共に前記締結部の内周縁と接する仮想円を環状に連続させることで形成される空間と、前記上ケースと、前記下ケースと、で構成される第2の環状空間を有し、
    前記第2の環状空間に、前記インペラの一部が配置されている、遠心ファン。
  2. 前記第1の環状空間は、前記第2の環状空間よりも軸方向下方に位置する空間をさらに有している、請求項1に記載の遠心ファン。
  3. 前記インペラは、
    前記回転軸を中心に回転するシャフトに結合された略円形平板のハブと、
    前記ハブの軸方向上方に設置された複数の第1の羽根と、
    前記ハブの軸方向下方に設置された複数の第2の羽根と
    を有し、
    前記複数の第2の羽根は、前記第2の環状空間に配置されている、請求項1に記載の遠心ファン。
  4. 前記ハブの周縁部は、前記第1の羽根の周縁部よりも、径方向外方に突出している、請求項3に記載の遠心ファン。
  5. 前記複数の第1の羽根は、回転軸から軸方向下方且つ径方向外方へ向かって延びており、
    前記複数の第1の羽根を覆う前記ケースの内壁は、前記複数の第1の羽根の軸方向上端部に沿った内壁面を有している、請求項1に記載の遠心ファン。
  6. 前記第2の環状空間を覆う前記ケースの内壁は、軸方向横断面が曲面を有している、請求項1に記載の遠心ファン。
  7. 前記複数の第2の羽根は、前記第2の環状空間において、径方向内方側に配置されている、請求項1に記載の遠心ファン。
  8. 前記インペラは、
    前記回転軸を中心に回転するシャフトに結合され、かつ、該シャフトから周縁部に向かって軸方向下方に傾斜したハブと、
    前記ハブの軸方向上方に設置された複数の第1の羽根と、
    を有し、
    前記複数の第1の羽根の一部は、前記第2の環状空間に配置されている、請求項1に記載の遠心ファン。
  9. 前記複数の第1の羽根の軸方向上方端部に、環状のシュラウドが形成されており、
    前記シュラウドは、前記第2の環状空間の軸方向上方に位置している、請求項8に記載の遠心ファン。
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