JP2015129482A - シロッコ型遠心送風機 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却効率を高め、騒音を抑制したシロッコ型遠心送風機を提供する。【解決手段】 ベース部12を一方の面11Aに有するケーシング11と、前記ベース部12にシャフトを垂直方向にして取り付けられたモータ部13と、前記モータ部13の駆動によって前記シャフトの周りに回転するロータハウジング14と、前記ロータハウジング14の周りに前記シャフトと同軸に配置される多翼ファン15と、前記ロータハウジング14と前記多翼ファン15とを連結するスポーク16と、を備え、前記ケーシング11が前記モータ部13の前記シャフトの各端部側のそれぞれの面11A、11Bに空気取込み口17A、17Bを有し、前記スポーク16が、前記ベース部12に近接して設けられ、ケーシング11内部に空気を取込む翼形状をなしている。【選択図】図1

Description

本発明はシロッコ型遠心送風機に関する。
モータ部の軸方向から空気を取り入れ、該空気を前記モータ部の周方向に吐き出す送風機として、たとえば、下記特許文献1に記載したものが知られている。
特許文献1に記載のシロッコ型遠心送風機10’は、図3に示すように、モータ部13’が取り付けられるベース部12’と反対側の面11B’に、モータ部13’の周りに回転して取付けられるロータハウジング14’と多翼ファン15’との連結を図るスポーク16’が取り付けられ、該スポーク16’を傾斜を有する支持板として構成することによって、空気の軸方向の吸い込みを能動的に行うようにしたものである。なお、図3は、本発明の実施形態1の構成を示す図1(a)と対応づけて描いており、上記説明以外の構成については、実施形態1の説明を参照されたい。
しかし、特許文献1の構造では、軸方向両面から送風機内部に空気を取り込む方式に適用した場合、流体騒音の原因となる不都合を有する。
また、軸方向両面から送風機内部に空気を取り込むようにした場合、ベース部が形成されている面とその反対側の面では、空気の取り込む開口面積が異なることから送風機内部への空気の吸い込み量が異なるという不都合を有する。
この場合、特許文献1の構成では、空気の取り込み用の開口面積が大きい側に傾斜を有する支持板が取り付けられているため、さらに空気の吸い込み量に差が出る不都合を有する。
これにより、送風機内部での旋回流に不均衡が生じることによって流体騒音の原因となる。また流体不均衡が生じたまま、吐出口から空気が吹き出されるため、空気の直進性が失われ、斜めに空気が噴出され、対象物の冷却効率を低下させてしまうことになる。
特開平6−129396号公報
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、冷却効率を高め、騒音を抑制したシロッコ型遠心送風機を提供することにある。
本発明は、以下の構成によって把握される。
(1)本発明のシロッコ型遠心送風機は、ベース部を一方の面に有するケーシングと、前記ベース部にシャフトを垂直方向にして取り付けられたモータ部と、前記モータ部の駆動によって前記シャフトの周りに回転するロータハウジングと、前記ロータハウジングの周りに前記シャフトと同軸に配置される多翼ファンと、前記ロータハウジングと前記多翼ファンとを連結するスポークと、を備え、前記ケーシングが前記モータ部の前記シャフトの各端部側のそれぞれの面に空気取込み口を有し、前記スポークが、前記ベース部に近接して設けられ、ケーシング内部に空気を取込む翼形状をなしていることを特徴とする。
(2)本発明のシロッコ型遠心送風機は、(1)の構成において、前記スポークが、傾斜を有する平板によって形成される翼形状となっていることを特徴とする。
このように構成したシロッコ型遠心送風機によれば、冷却効率を高め、騒音を抑制することができる。
(a)は本発明のシロッコ型遠心送風機の実施形態1を示す断面図、(b)は(a)の構成における空気の取り込み具合を示した図である。 本発明のシロッコ型遠心送風機の効果を従来と比較して示したグラフである。 従来のシロッコ型遠心送風機の一例を示す断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
(実施形態1)
図1は、本発明のシロッコ型遠心送風機の実施形態1を示す断面図である。
図1(a)において、シロッコ型遠心送風機10は、ケーシング11を有し、このケーシング11は、平面視で、たとえば渦巻き型をなしている。ケーシングの一方の面(図中下方の面)11Aのほぼ中央にはベース部12が備えられている。
ベース部12にはモータ部13が取り付けられ、該モータ部13はケーシング11内のほぼ中央に配置されるようになっている。モータ部13は、シャフト(図示せず)を備え、ベース部12に該シャフトが垂直方向になるように取り付けられている。
なお、モータ部13は、ベース部12に固定されたステータと、該ステータの外周に配置されたロータヨークと、該ロータヨークの内周面に固定されたマグネットと、前記ロータヨークの中心軸に固定され前記ステータに対して回転可能に支持された前記シャフトを固定するロータと、を備えて構成されている。なお、前記ステータには、インシュレータが嵌合され、該インシュレータには巻線が巻回されている。
また、モータ部13の周りにはロータハウジング14が配置され、このロータハウジング14はモータ部13の駆動によってシャフトを中心とした回転がなされるようになっている。
さらに、ロータハウジング14の周りには多翼ファン(シロッコファン)15が配置されている。この多翼ファン15は、モータ部13のシャフトと同軸に配置される円筒状からなり、たとえば、軸方向に延在し周方向に並設される複数の翼部と、これらの翼部を一端側で連結する円環状部と、他端側で連結しスポーク16に繋がる円環状部で構成されている。このような多翼ファン15は、その中心軸の周りの回転によって、翼部の内周側に空気を取り入れ翼間を通して径方向に空気を排出させるようになっている。
多翼ファン15は、ロータハウジング14とスポーク16によって連結されている。これにより、多翼ファン15は、ロータハウジング14の回転にともなって回転できるようになっている。
ここで、スポーク16は、ベース部12に近接して設けられている。すなわち、ロータハウジング14と多翼ファン15は、いずれも、モータ部13のシャフトの軸方向へ伸長する円筒形をなし、スポーク16は、これらロータハウジング14と多翼ファン15の伸長方向のいずれの個所にも形成することができるが、その一方の端部であるベース部12に近接する位置に設けられている。
そして、ケーシング11の前記ベース部12が形成された面(モータ部13のシャフトの一端部側の面)11Aと対向する面には該ケーシング11内に空気を取込むための第1空気取込み口17Bが形成されている。第1空気取込み口17Bは、たとえば、多翼ファン15の内径とほぼ等しい径を有して形成され、この第1空気取込み口17Bから取り込んだ空気は多翼ファン15内に導くようになっている。
また、ケーシング11の前記ベース部12が形成された面(モータ部13のシャフトの他端部側の面)11Aには、該ケーシング11内部に空気を取込むための第2空気取込み口17Aが形成されている。第2空気取込み口17Aは、第1空気取込み口17Bとほぼ等しい径を有して形成されているが、ベース部12および該ベース部12とケーシング11を連接する連結部(図示せず)の形成領域を回避して形成されている。このため、第2空気取込み口17Aの開口面積は、第1空気取込み口17Bの開口面積よりも大幅に小さくなってしまうのが通常となる。
このことは、第1空気取込み口17B、第2空気取込み口17Aから取り込む空気の量は、それぞれの開口面積によって決定され、第2空気取込み口17Aから取り込む空気の量が第1空気取込み口17Bから取込む空気の量よりも少なくなってしまうことを意味する。
このため、ベース部12と近接して配置されるスポーク16は、ケーシング11内部に空気を取込むことができる翼形状となっている。
これにより、翼形状をなすスポーク16は、多翼ファン15が回転している場合において、第2空気取込み口17Aから取込まれる空気の量を本来の量よりも増大させることができ、たとえ、第2空気取込み口17Aの開口面積が第1空気取込み口17Bの開口面積よりも小さくなっていても、結果として、図1(b)に示すように、第2空気取込み口17Aから取込まれる空気Q2の量を第1空気取込み口17Bから取込まれる空気Q1の量とほぼ等しくすることができるようになる。
なお、ケーシング11の前記面11A、11Bを除く側壁面11Cには、その一部において空気排出口(図示せず)が形成され、図1(b)に示すように、第1空気取込み口17B、第2空気取込み口17Aから取込んだ空気を多翼ファン15を介して前記空気排出口から排出させるようになっている。
尚、スポーク16の翼形状はベース部12に対して傾斜を有する平板によって形成されていてもよい。
図2は、実施形態1に示したシロッコ型遠心送風機(発明品)のP−Q特性(風量−静圧特性)と効率を従来品と比較して示したグラフである。ここで、従来品は図3に示したシロッコ型遠心送風機である。グラフは、その横軸において風量を、左縦軸において静圧(Pa)、右縦軸において効率(%)を示している。また、発明品の特性は実線で、従来品の特性は点線で示している。図2から明らかになるように、P−Q特性ではほとんど差はないが、効率では大きく改善されていることが判る。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10 シロッコ型遠心送風機
11 ケーシング
11A 面(ケーシンングの一方の面)
11B 面(ケーシンングの他方の面)
12 ベース部
13 モータ部
14 ロータハウジング
15 多翼ファン(シロッコファン)
16 スポーク
17A 第2空気取込み口
17B 第1空気取込み口

Claims (2)

  1. シロッコ型遠心送風機であって、
    ベース部を一方の面に有するケーシングと、
    前記ベース部にシャフトを垂直方向にして取り付けられたモータ部と、
    前記モータ部の駆動によって前記シャフトの周りに回転するロータハウジングと、
    前記ロータハウジングの周りに前記シャフトと同軸に配置される多翼ファンと、
    前記ロータハウジングと前記多翼ファンとを連結するスポークと、
    を備え、
    前記ケーシングが前記モータ部の前記シャフトの各端部側のそれぞれの面に空気取込み口を有し、
    前記スポークが、前記ベース部に近接して設けられ、ケーシング内部に空気を取込む翼形状をなしていることを特徴とするシロッコ型遠心送風機。
  2. 前記スポークが、傾斜を有する平板によって形成される翼形状となっていることを特徴とする請求項1に記載のシロッコ型遠心送風機。

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